JPH0747100Y2 - ミシンの水平釜 - Google Patents
ミシンの水平釜Info
- Publication number
- JPH0747100Y2 JPH0747100Y2 JP8339491U JP8339491U JPH0747100Y2 JP H0747100 Y2 JPH0747100 Y2 JP H0747100Y2 JP 8339491 U JP8339491 U JP 8339491U JP 8339491 U JP8339491 U JP 8339491U JP H0747100 Y2 JPH0747100 Y2 JP H0747100Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- horizontal
- sewing machine
- foreign matter
- outer hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims description 31
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 20
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 14
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はミシンの水平釜に関
し、詳しくは中釜と外釜との間に入りこんだ異物を、釜
外に流出するよう構成されたミシンの水平釜に関するも
のである。
し、詳しくは中釜と外釜との間に入りこんだ異物を、釜
外に流出するよう構成されたミシンの水平釜に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すAはミシンの水平釜であり、
この水平釜Aはミシンの縫い針Nの下方に布地W、針板
1を介して設けられている。
この水平釜Aはミシンの縫い針Nの下方に布地W、針板
1を介して設けられている。
【0003】水平釜Aは下糸(不図示)を格納する中釜
2と、縫い針Nの昇降駆動により、布地Wの下方に供給
された上糸(不図示)を捕捉する剣先Kを備え、捕捉し
た上糸を中釜2をくぐり渡すよう回転する外釜3とによ
り構成されている。
2と、縫い針Nの昇降駆動により、布地Wの下方に供給
された上糸(不図示)を捕捉する剣先Kを備え、捕捉し
た上糸を中釜2をくぐり渡すよう回転する外釜3とによ
り構成されている。
【0004】そしてこの水平釜Aの外釜3は縫製時にお
いては毎分8000回転もの高速回転をなすので、回転
しない中釜2と外釜3との摺接面には常に潤滑油を給油
し続ける必要がある。
いては毎分8000回転もの高速回転をなすので、回転
しない中釜2と外釜3との摺接面には常に潤滑油を給油
し続ける必要がある。
【0005】図4は水平釜Aの給油経路を示す説明図で
ある。図において4は水平釜Aの外釜3を回転させる回
転軸であり、この回転軸4内部には図に示すように上方
に向かうに従い内径を大きくする垂直経路5を有してい
て、この垂直経路5の下端は油タンクに至っている。
ある。図において4は水平釜Aの外釜3を回転させる回
転軸であり、この回転軸4内部には図に示すように上方
に向かうに従い内径を大きくする垂直経路5を有してい
て、この垂直経路5の下端は油タンクに至っている。
【0006】「そして垂直経路5の上端は、図に示すよ
うに二又に別れていてその先端はそれぞれ中釜2と外釜
3との摺接面Sに至っている。
うに二又に別れていてその先端はそれぞれ中釜2と外釜
3との摺接面Sに至っている。
【0007】以上のように形成された、水平釜Aは外釜
3(回転軸4)を回転させることにより、遠心力を利用
し潤滑油を垂直経路5内を上昇させ、中釜2と外釜3と
の間に潤滑油を供給することが出来る。
3(回転軸4)を回転させることにより、遠心力を利用
し潤滑油を垂直経路5内を上昇させ、中釜2と外釜3と
の間に潤滑油を供給することが出来る。
【0008】一方図5は外釜3を示す正面図である。
(中釜2は省略する) 図において6、6は外釜3に形
成される給油経路の先端穴、すなわちで給油穴であり、
この給油穴6、6は中釜2と外釜3との摺接面S部に形
成されていて、給油経路を通る潤滑油を両釜間に適正に
給油することが出来るようになっている。
(中釜2は省略する) 図において6、6は外釜3に形
成される給油経路の先端穴、すなわちで給油穴であり、
この給油穴6、6は中釜2と外釜3との摺接面S部に形
成されていて、給油経路を通る潤滑油を両釜間に適正に
給油することが出来るようになっている。
【0009】ところで、中釜2と外釜3とに二分して構
成される水平釜Aは、両釜間に不要な異物(特に布埃)
が入ってしまい易く、その異物は縫製時(回転時)にお
いて摺接面に形成される給油穴6に侵入し、給油穴6を
塞いでしまうという不都合が生じる。
成される水平釜Aは、両釜間に不要な異物(特に布埃)
が入ってしまい易く、その異物は縫製時(回転時)にお
いて摺接面に形成される給油穴6に侵入し、給油穴6を
塞いでしまうという不都合が生じる。
【0010】こうした不都合が生じて水平釜Aに潤滑油
が供給されなくなると、高速回転をなす水平釜Aは容易
に焼きつきを起こしてしまい、水平釜Aの交換を余儀な
くされ、縫製コストを高いものとするとともに縫製作業
能率を低いものとする。
が供給されなくなると、高速回転をなす水平釜Aは容易
に焼きつきを起こしてしまい、水平釜Aの交換を余儀な
くされ、縫製コストを高いものとするとともに縫製作業
能率を低いものとする。
【0011】このため、今日では供給穴6内に異物の侵
入を防止するよう縫製時(回転時)に異物を所定箇所に
寄せ集める溜め溝が提案されている。
入を防止するよう縫製時(回転時)に異物を所定箇所に
寄せ集める溜め溝が提案されている。
【0012】図5において7、7は供給穴6、6の近傍
に設けられた溜め溝であり、この溜め溝7は、給油穴6
から外釜回転方向(矢符に示す)で、釜の外方向に向け
て形成されていて、異物8が給油穴6内に侵入しないよ
うに異物8を溝内に寄せ溜めてしまい、給油穴6の塞が
りを防止することが出来る。
に設けられた溜め溝であり、この溜め溝7は、給油穴6
から外釜回転方向(矢符に示す)で、釜の外方向に向け
て形成されていて、異物8が給油穴6内に侵入しないよ
うに異物8を溝内に寄せ溜めてしまい、給油穴6の塞が
りを防止することが出来る。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術では次のような問題がある。図5に示す溜め溝8
においては、水平釜A内に入り込んだ異物を一時的に捕
捉して、供給穴6の塞がりを防止することは可能であっ
ても、長期に渡るミシンの使用においては、異物8の溜
め込みに限界を生じてしまい、やがては給油穴6に異物
8を侵入させてしまう結果となる。
の技術では次のような問題がある。図5に示す溜め溝8
においては、水平釜A内に入り込んだ異物を一時的に捕
捉して、供給穴6の塞がりを防止することは可能であっ
ても、長期に渡るミシンの使用においては、異物8の溜
め込みに限界を生じてしまい、やがては給油穴6に異物
8を侵入させてしまう結果となる。
【0014】また、以上の不都合を防ぐため、溜め溝7
の異物の溜り量を定期的に点検するという方法も考えら
れるが、こうした水平釜A内の細部の点検を縫製作業者
に委ねるのは縫製作業に支障をきたすこととなるため実
施することは出来なかった。
の異物の溜り量を定期的に点検するという方法も考えら
れるが、こうした水平釜A内の細部の点検を縫製作業者
に委ねるのは縫製作業に支障をきたすこととなるため実
施することは出来なかった。
【0015】
【課題を解決するための手段】この考案に係るミシンの
水平釜は上記従来の課題を解決するためになされたもの
で、中釜と外釜との摺接面に給油をなすよう外釜の摺接
面に形成される給油穴より、外釜回転方向と同方向で、
釜の外方向に向けて伸びる異物の溜め溝を形成するとと
もに、この溜め溝から外釜の外側まで至る異物流出経路
を形成することにより、上記従来の課題を解決しようと
するものである。
水平釜は上記従来の課題を解決するためになされたもの
で、中釜と外釜との摺接面に給油をなすよう外釜の摺接
面に形成される給油穴より、外釜回転方向と同方向で、
釜の外方向に向けて伸びる異物の溜め溝を形成するとと
もに、この溜め溝から外釜の外側まで至る異物流出経路
を形成することにより、上記従来の課題を解決しようと
するものである。
【0016】
【作用】この考案に係るミシンの水平釜は、外釜の給油
穴より外釜回転方向と同方向で、釜の外側に向けて伸び
る異物の溜め溝内に、中釜と外釜との間に入り込んだ異
物を導き、給油穴から給油される潤滑油とともにこの異
物を遠心力によって異物流出経路から水平釜外へ流出す
るようにする。
穴より外釜回転方向と同方向で、釜の外側に向けて伸び
る異物の溜め溝内に、中釜と外釜との間に入り込んだ異
物を導き、給油穴から給油される潤滑油とともにこの異
物を遠心力によって異物流出経路から水平釜外へ流出す
るようにする。
【0017】
【実施例】図面にもとづいてこの考案の実施例を説明す
る。なお従来例と同一箇所には同一符号を付して重複説
明は省略する。
る。なお従来例と同一箇所には同一符号を付して重複説
明は省略する。
【0018】図1および図2はこの考案に係るミシンの
水平釜の一実施例を示す図である。図1において6、6
は外釜3の周接面S上に開口する給油穴であり、7、7
は給油穴6、6より外釜3の回転方向(矢符に示す)と
同方向で、釜の外方向に向けて伸びる溜め溝である。
水平釜の一実施例を示す図である。図1において6、6
は外釜3の周接面S上に開口する給油穴であり、7、7
は給油穴6、6より外釜3の回転方向(矢符に示す)と
同方向で、釜の外方向に向けて伸びる溜め溝である。
【0019】そして9、9は、溜め溝7、7にそれぞれ
形成される異物流出経路であり、図に示すようにその先
端は外釜3の外側まで至っている。
形成される異物流出経路であり、図に示すようにその先
端は外釜3の外側まで至っている。
【0020】以上説明した溜め溝7および異物流出経路
9を備えたミシンの水平釜の作用を図2により説明す
る。
9を備えたミシンの水平釜の作用を図2により説明す
る。
【0021】水平釜の外釜3は上述のように回転駆動を
なし、この回転駆動により供給経路の先端である供給穴
6から潤滑油を水平釜内の周接面S上に給油する。
なし、この回転駆動により供給経路の先端である供給穴
6から潤滑油を水平釜内の周接面S上に給油する。
【0022】そしてこの給油された潤滑油は、外釜3の
回転により図中の矢符に示すように外釜3の回転方向と
は逆方向に流れ出す。
回転により図中の矢符に示すように外釜3の回転方向と
は逆方向に流れ出す。
【0023】また供給穴6方向に向かう油は、外釜3の
回転に伴う遠心力により、異物流経路9を経て、水平釜
の外側に流出される。
回転に伴う遠心力により、異物流経路9を経て、水平釜
の外側に流出される。
【0024】ここで、水平釜内に入り込んだ異物8は、
外釜3の回転によって流れる潤滑油とともに異物流出経
路9を経て水平釜外に流出される。
外釜3の回転によって流れる潤滑油とともに異物流出経
路9を経て水平釜外に流出される。
【0025】また、水平釜内に供給される潤滑油は、流
出された潤滑油に応じてその供給量を増すので水平釜の
駆動になんら問題を生じることはなく、そして流出した
潤滑油は周知のようにオイルパンに至り、フィルターで
ろ過された後、再び供給される循環装置に至るので排除
されてしまうようなことはない。
出された潤滑油に応じてその供給量を増すので水平釜の
駆動になんら問題を生じることはなく、そして流出した
潤滑油は周知のようにオイルパンに至り、フィルターで
ろ過された後、再び供給される循環装置に至るので排除
されてしまうようなことはない。
【0026】
【考案の効果】この考案に係るミシンの水平釜は、以上
説明したように外釜に形成される給油穴より、外釜回転
方向と同方向で、釜の外方向に向けて伸びる異物の溜め
溝を形成するとともに、この溜め溝から外釜の外側まで
至る異物流出経路を形成したので、水平釜内に入り込む
異物を、外釜の遠心力により、潤滑油とともに異物流出
経路から水平釜より流出することが出来、水平釜の安定
した駆動を確保し縫製コスト、作業能率を向上させるこ
とが可能となる。
説明したように外釜に形成される給油穴より、外釜回転
方向と同方向で、釜の外方向に向けて伸びる異物の溜め
溝を形成するとともに、この溜め溝から外釜の外側まで
至る異物流出経路を形成したので、水平釜内に入り込む
異物を、外釜の遠心力により、潤滑油とともに異物流出
経路から水平釜より流出することが出来、水平釜の安定
した駆動を確保し縫製コスト、作業能率を向上させるこ
とが可能となる。
【図1】この考案に係るミシンの水平釜の一実施例を示
す正面図である。
す正面図である。
【図2】図1に示したミシンの水平釜の外釜に形成され
た溜め溝および異物流出経路による、潤滑油と異物の移
動状態を示す説明図である。
た溜め溝および異物流出経路による、潤滑油と異物の移
動状態を示す説明図である。
【図3】従来の水平釜のミシンにおける設置状態を示す
側面図である。
側面図である。
【図4】図3に示したミシンの水平釜内に形成される供
給経路を示す説明図である。
給経路を示す説明図である。
【図5】図3に示したミシンの水平釜の外釜に形成され
た溜め溝およびこの溜め溝に集められた異物を示す説明
図である。
た溜め溝およびこの溜め溝に集められた異物を示す説明
図である。
2 中釜 3 外釜 6 給油穴 9 異物流出経路
Claims (1)
- 【請求項1】 下糸を格納する中釜と、この中釜を載置
しミシン縫い針より供給される上糸を捕捉して、下糸と
上糸とを交差させるよう、回転可能に設けられる外釜
と、からなるミシンの水平釜において、 内釜と外釜との摺接面に給油をなすよう外釜の摺接面に
形成される給油穴より、外釜回転方向と同方向で、釜の
外方向に向けて伸びる異物の溜め溝を形成するととも
に、この溜め溝から外釜の外側まで至る異物流出経路を
形成したことを特徴とするミシンの水平釜。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8339491U JPH0747100Y2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | ミシンの水平釜 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8339491U JPH0747100Y2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | ミシンの水平釜 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0535077U JPH0535077U (ja) | 1993-05-14 |
| JPH0747100Y2 true JPH0747100Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=13801219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8339491U Expired - Fee Related JPH0747100Y2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | ミシンの水平釜 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747100Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101931761B1 (ko) * | 2016-11-01 | 2018-12-21 | 주식회사 마이크로코어 | 보빈케이스베이스가 구비된 매듭형 밑실공급장치 |
-
1991
- 1991-10-15 JP JP8339491U patent/JPH0747100Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0535077U (ja) | 1993-05-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0747100Y2 (ja) | ミシンの水平釜 | |
| KR100455007B1 (ko) | 윤활 장치와 다이얼을 가지는 환편기. | |
| CN109338531A (zh) | 一种低能耗高速棉纺锭子 | |
| CN1869310B (zh) | 缝纫机 | |
| JP4100555B2 (ja) | オーバーロックミシンにおける上ルーパ機構の排油装置 | |
| JP4081706B2 (ja) | 吸塵装置付きミシン | |
| JP5131406B1 (ja) | 回転釜の潤滑装置 | |
| JP3832883B2 (ja) | ミシンの給油装置 | |
| JPH07144081A (ja) | ミシン | |
| US4079685A (en) | Lubricating oil seal on sewing machines | |
| JPS5919718B2 (ja) | ミシンにおける針棒ガイドのシ−ル装置 | |
| JPH0646467Y2 (ja) | ミシンの釜 | |
| JP4307608B2 (ja) | ミシン | |
| JP2545249Y2 (ja) | ミシンの給油装置 | |
| JP4198812B2 (ja) | 水平釜の給油装置 | |
| JPH0966184A (ja) | 上ルーパ機構部への給油装置 | |
| JP3990740B2 (ja) | ミシンの油量制限部材 | |
| JP4189081B2 (ja) | ミシンの垂直全回転釜。 | |
| JPS5916065Y2 (ja) | オ−バ−ロックミシンの針棒の軸受構造 | |
| JPS5921744Y2 (ja) | 垂直全回転かまの内かま | |
| JPH0448799Y2 (ja) | ||
| JPS6038470Y2 (ja) | ミシンの全回転釜の内釜 | |
| JPS622196Y2 (ja) | ||
| JPS592794A (ja) | 自動給油携帯型袋閉じミシン | |
| JP3051354B2 (ja) | 全回転かま |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |