JPH0966184A - 上ルーパ機構部への給油装置 - Google Patents

上ルーパ機構部への給油装置

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JPH0966184A
JPH0966184A JP24842495A JP24842495A JPH0966184A JP H0966184 A JPH0966184 A JP H0966184A JP 24842495 A JP24842495 A JP 24842495A JP 24842495 A JP24842495 A JP 24842495A JP H0966184 A JPH0966184 A JP H0966184A
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JP
Japan
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looper
oil
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looper guide
hole
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JP24842495A
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English (en)
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Toshihiko Kojima
俊彦 小島
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Yamato Sewing Machine Mfg Co Ltd
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Yamato Sewing Machine Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ルーパ棒の下降運動時にその外周面から掻き
取られる油を、その掻き取り部位に溜めることなく、即
座に回収させて油の飛散にともなう糸や生地などの汚損
を未然に防止することができるようにする。 【解決手段】 ミシンフレーム2に固定された上ルーパ
案内部材1側に、該上ルーパ案内部材1に形成の円形孔
4内に回転自在に嵌合保持されている円柱状ルーパ案内
体5の外周面の上半部の一部に沿って湾曲し、その上端
20aが円形孔4の上部開口4Aに臨む円弧状の油溝2
0が形成されているとともに、この円弧状油溝20の下
端から上ルーパ案内部材1の下面にまで延びる油逃がし
孔21が形成され、かつ、この油逃がし孔21内に上ル
ーパ案内部材1の下方にまで延出される塵埃除去用フィ
ルタ22が嵌入保持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はオーバーロックミ
シンにおける上ルーパ機構部への給油装置、詳しくは、
高速運転性能を高めるために上ルーパ棒の外周面に供給
される潤滑油のうち余剰の油が該上ルーパ棒の上下摺動
運動に伴って周囲に飛散されて糸や生地などが汚損され
ることを防止するように構成されている上ルーパ機構部
への給油装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来一般に用いられているオー
バーロックミシンにおける上ルーパ機構部の要部の分解
斜視図、図5はその組付斜視図、図6はその正面図であ
る。これら各図において、1はミシンフレーム2の前面
に止ネジ3を介して固定された上ルーパ案内部材であ
り、この上ルーパ案内部材1の先端部には、布送り方向
に沿った円形孔4がその上下に上ルーパ案内部材1の上
面および下面に臨む小判形の開口4A,4Bを有する状
態に形成されている。5は上記円形孔4に回転自在に嵌
合保持されている円柱状のルーパ案内体で、このルーパ
案内体5にはその径方向に貫通させてルーパ棒挿通用の
孔5Aが形成されているとともに、この孔5Aと同径の
孔6Aを有する給油用フェルト6を挿入する長孔5Bが
上記孔5Aに直交して形成されている。
【0003】7は上記ルーパ案内体5の径方向の貫通孔
5Aに挿通されたルーパ棒であり、このルーパ棒7の上
端には上ルーパ8が止ネジ9を介して固定されていると
ともに、該ルーパ棒7の下端部は、図示を省略したミシ
ン主軸に連動して往復回転する上ルーパ軸10にその基
端が固定されて上下に往復揺動運動する上ルーパクラン
ク11の自由端部に筒状のピン12を介して相対回転可
能に連結されており、この筒状ピン12の中空部内には
油芯13が装填されている。14はミシンフレーム2の
内部下方に水平に配置された給油筒で、その内端が閉塞
され上側面に切欠部14aを有するとともに、内部には
油芯15が充填され、この油芯15の外端をミシンフレ
ーム2を貫通して上記ルーパ棒7の基端部に摺接するよ
うに突出させて該突出外端から滲み出す潤滑油を上記筒
状ピン12内に装填した油芯13にも供給させるように
構成されている。
【0004】次に、上記構成の動作について説明する。
ミシン主軸の回転に連動する上ルーパ軸10の図6の矢
印bで示す往復回転に伴って上ルーパクランク11が図
6の矢印cのように往復揺動運動し、この往復揺動運動
によりルーパ棒7が上記ルーパ案内体5の径方向貫通孔
5A内を図6の矢印aで示す上下方向に摺動運動すると
ともに、上記ルーパ案内体5が円形孔4内で回転し、こ
れによって、上ルーパ8が図6の矢印dで示す放物線状
の軌跡を描くように運動し、図示しない針および下ルー
パと協働してオーバーロック縫い目を形成する。
【0005】このようなオーバーロック縫製動作時にお
いて、上記ルーパ棒7の基端部が上記給油筒14内の油
芯15の突出端部に摺接することにともない該油芯15
に含浸されている潤滑油の一部が跳ね上げられるととも
に、上記油芯15の突出端部に接触する油芯13に含浸
保持されている潤滑油は徐々に滲み出されてピン12に
付着され、このピン12の往復回転運動に伴って飛散さ
れて噴霧状となり、上下に摺動運動する上記ルーパ棒7
の下部の外周面に供給し付着されたのち、該ルーパ棒7
の上下摺動運動にともない次第に上方へ持ち上げられて
フェルト6に含浸され、このフェルト6を通じてルーパ
棒7と上記ルーパ案内体5の径方向貫通孔5Aとの摺動
部に給油されるとともに、ルーパ案内体5の外周面を経
て該外周面と上ルーパ案内部材1の円形孔4との相対回
転部に給油され、ミシンの高速運転性能が保持される。
【0006】ところで、上記ルーパ棒7の外周面に付着
されて上方に持ち上げられた潤滑油のうち余剰油が上記
ルーパ棒7の上下摺動運動に伴って周囲に飛散される
と、ルーパ糸や生地などが汚損されるという課題があ
り、この課題を解消する手段として、従来、実開平7−
283号公報に開示されているような余剰油逃がし装置
が提案されている。上記公報に開示されている従来の余
剰油逃がし装置は、その要部のみを図示して説明する
と、図7に示すように、上ルーパ案内部材1の上面で上
部開口4Aの近傍位置に、緩い傾斜面16を備えた凹部
17を設け、この凹部17の底部から上ルーパ案内部材
1を貫通して該上ルーパ案内部材1の下面に通じる油逃
がし孔18を形成しており、ルーパ棒7の上下摺動運動
にともなって周囲に飛散されて落下してくる余剰油を凹
部17に回収し、逃がし孔18を経てミシンフレーム2
の下方内部に戻すようにしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示されている従来の余剰油逃がし装置では、余剰
油の飛散によるルーパ糸や生地などの汚損防止という課
題を十分に解消することができない。その理由は次の通
りである。即ち、上記ルーパー棒7は下降運動時におい
てその外周面がルーパ案内体5の貫通孔5Aの上縁に擦
られ、この擦りによってルーパー棒7の外周面に付着し
ている潤滑油が掻き取られる。一回当たりの掻き取り量
は極く僅かで、ルーパー棒7の上下運動によって周囲に
飛散されるまでには至らないが、長時間に亘る縫製動作
によりそのような現象が繰り返されると、掻き取られた
潤滑油の量が次第増えて円形孔4の上部開口4Aで上記
ルーパ案内体5の外周面付近(図7のA部)に溜まり、
その溜まった余剰油がルーパ棒7の上下運動にともなっ
て周囲、特に上方に飛散されることになる。上記公報に
開示されている従来の余剰油逃がし装置は、上記図7の
A部に溜まった余剰油が上方へ飛散されることを阻止す
るものでなく、飛散されて落下してくる余剰油を凹部1
7に回収して逃がすだけのものであるから、例えば油の
粘性が低下するなどして飛散範囲が拡大した場合、糸や
生地などの汚損防止という課題を果たせず、汚損防止を
確実なものとするためには同公報にも示されているよう
な遮蔽板の設置が必須不可欠になるという問題があっ
た。
【0008】そこで、この発明のうち請求項1に記載の
発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、ルー
パ棒の下降運動時に掻き取られる潤滑油を溜めることな
く、直ちに所定の方向に回収させて余剰油の飛散にとも
なう糸や生地などの汚損を未然に確実に防止することが
できる上ルーパ機構部への給油装置を提供することを目
的としている。また、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の発明における余剰油の回収機能を一層向上す
ることができる上ルーパ機構部への給油装置を提供する
ことを目的としている。さらに、請求項3に記載の発明
は、請求項1または請求項2の発明の目的に加えて、余
剰油内に含まれている塵埃が回収部に入り込むことを防
止できる上ルーパ機構部への給油装置を提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のうちで請求項1に記載の発明に係る上ル
ーパ機構部への給油装置は、オーバーロックミシンにお
けるミシンフレームに固定の上ルーパ案内部材に形成さ
れた円形孔に円柱状のルーパ案内体が回転自在に嵌合保
持されているとともに、このルーパ案内体の径方向に貫
通させて形成した孔にその上端に上ルーパを固定したル
ーパ棒が摺動自在に挿通され、このルーパ棒の下端がミ
シン主軸に連動して往復揺動運動する上ルーパクランク
の自由端部に相対回転可能に連結され、かつ、上記ルー
パ棒の外周面に潤滑油が供給されるように構成してなる
上ルーパ機構部への給油装置において、上記上ルーパ案
内部材側に、上記円柱状ルーパ案内体の外周面の上半部
の一部に沿って湾曲し、その上端が上記円形孔の上部開
口に臨む円弧状の油溝が形成されているとともに、この
円弧状油溝の下端から上記上ルーパ案内部材の下面にま
で延びる油逃がし孔が形成されていることを特徴とする
ものであり、上記ルーパ棒の外周面に供給され付着され
て該ルーパ棒の上昇運動によって上方へ持ち上げられた
潤滑油はルーパ棒の下降運動時にその外周面がルーパ案
内体の貫通孔の上縁に擦られることによって掻き取られ
た後、その掻き取られた潤滑油は主として重力、それ以
外にも上記円柱状ルーパ案内体の回転運動に伴って円弧
状油溝内に誘起される負圧およびルーパ案内体の回転遠
心力の作用により、上ルーパ案内部材側に形成された円
弧状油溝内に即座に、かつ円滑確実に引き込まれた上、
油逃がし孔を経てミシンフレームの下方内部に回収され
ることになる。そのために、上記の掻き取り油が上ルー
パ案内部材側の円形孔の上部開口で上記ルーパ案内体の
外周面付近に次第に多く溜められ、その溜められた余剰
油がルーパ棒の上昇運動時に上方へ飛散されることを未
然に防止することが可能である。
【0010】また、請求項2に記載の発明に係る上ルー
パ機構部への給油装置は、請求項1に記載の発明の構成
のうち、上記油逃がし孔が、円柱状ルーパ案内体の接線
方向に向けて延びるように形成されたものであり、上記
掻き取り潤滑油に対してルーパ案内体の回転遠心力が一
層強く働くことになり、円弧状油溝および油逃がし孔を
流下させての油回収機能をより確実、迅速なものとする
ことが可能である。
【0011】さらに、請求項3に記載の発明に係る上ル
ーパ機構部への給油装置は、請求項1または請求項2に
記載の発明の構成の他に、上記油逃がし孔に該油逃がし
孔の下端部よりルーパ案内部材の下方にまで延出される
塵埃除去用フィルタを嵌入保持させたという構成を付加
したものであり、上記円弧状油溝および油逃がし孔内を
流下して回収される潤滑油に対するフィルタリング作用
によって、該油内に含有されている生地の切屑などの塵
埃がフィルタで除去されて、塵埃が油回収部に混入され
ることを防止可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面にもとづいて説明する。図1はこの発明に係るオーバ
ーロックミシンの上ルーパ機構部への給油装置の要部の
正面図、図2は図1の要部の拡大縦断正面図、図3は図
2のB−B線に沿った半断面図である。なお、このオー
バーロックミシンの上ルーパ機構部の全体構成は、図4
〜図6に示すものと同一であるため、それらの図示は重
複を避けるため省略する。また、図4〜図6で説明した
ものと同一の構成部材には同一の符号を付して、それら
の詳しい説明を省略し、この発明の要点であって、従来
のものと相違する点についてのみ詳しく説明する。
【0013】図1〜図3において、20は上ルーパ案内
部材1側で、その厚み方向の中央部において幅w:深さ
hが略2:1の寸法割合で形成された円弧状の油溝であ
って、この油溝20は、円柱状ルーパ案内体5の外周面
の上半部の一部に沿って湾曲し、その上端20aが上記
上ルーパ案内部材1に形成されている円形孔4の上部開
口4Aに臨むように形成されている。21は上記円弧状
油溝20の下端部から上記円柱状ルーパ案内体5の接線
方向に向けて上ルーパ案内部材1の下面にまで延びるよ
うに穿孔形成された油逃がし孔である。22は上記油逃
がし孔21内に嵌入保持されたフェルト状の塵埃除去用
フィルタで、このフィルタ22は上記上ルーパ案内部材
1の下方にまで延出される長さを持っている。なお、上
記油逃がし孔21の上端部と上記円形孔4の下部開口4
Bとの間には、上記円柱状ルーパ案内体5の外周面に摺
接して該外周面に付着されている余剰油を掻き取るよう
に機能するスクレーパ部23が形成されている。
【0014】次に、上記構成の上ルーパ機構部への給油
装置の動作について説明する。オーバーロック縫製動作
時に潤滑油が上下に摺動運動する上記ルーパ棒7の下部
の外周面に供給し付着されたのち、該ルーパ棒7の上下
摺動運動にともない次第に上方へ持ち上げられてフェル
ト6に含浸され、この含浸された潤滑油がフェルト6を
通じて上記ルーパ棒7と上記ルーパ案内体5の径方向貫
通孔5Aとの摺動部に給油されるとともに、ルーパ案内
体5の外周面を経て該外周面と上ルーパ案内部材1の円
形孔4との相対回転部に給油されてミシンの高速運転性
能が保持されることは従来と同様である。
【0015】そして、上記のようなオーバーロック縫製
動作時において、上記ルーパ棒7の上下摺動運動によっ
て上方へ持ち上げられた潤滑油のうち円柱状ルーパ案内
体5の外周面の上半部にまで持ち上げられ、かつ、ルー
パ棒7の下降運動時にルーパ案内体5の貫通孔5Aの上
縁に擦られることによってルーパ棒7の外周面から掻き
取られた潤滑油には重力が働いているだけでなく、上記
円柱状ルーパ案内体5の回転運動に伴って上ルーパ案内
部材1側に形成の円弧状油溝20内に誘起される負圧お
よびルーパ案内体5の回転遠心力が作用することにな
り、したがって、ルーパ案内体5の貫通孔5Aの上縁に
擦られて掻き取られた油は円弧状油溝20内に即座に流
下した後、油逃がし孔21を経てミシンフレーム2の下
方内部に回収される。このように、上記の掻き取られた
油が上ルーパ案内部材1側の円形孔4の上部開口4Aで
上記ルーパ案内体5の外周面付近(図2のA部)に溜め
られることなく、円弧状油溝20および油逃がし孔21
を経てミシンフレーム2の下方内部に円滑、迅速に回収
されるために、溜められた余剰油の飛散にともなうルー
パ糸や生地などの汚損が未然に確実に防止される。
【0016】特に、上記油逃がし孔21が円柱状ルーパ
案内体5の接線方向に向けて延びているので、上記掻き
取り油に対してルーパ案内体5の回転遠心力が一層強く
働くことになって、油の回収機能が確実円滑に発揮され
る。また、上記油逃がし孔21には、該油逃がし孔21
の下端部よりルーパ案内部材1の下方にまで延出される
塵埃除去用フィルタ22が嵌入保持されているので、上
記円弧状油溝20および油逃がし孔21内を流下して回
収される油に対してフィルタリング作用が行われ、該油
内に含有されている生地の切屑などの塵埃がフィルタ2
2によって除去されることになり、塵埃の油回収部への
混入を防止することが可能である。
【0017】なお、上記実施の形態では、円弧状油溝2
0およびそれに続く油逃がし孔21を、円柱状ルーパ案
内体5の一側部にのみ形成したもので説明したが、この
ような円弧状油溝20および油逃がし孔21を円柱状ル
ーパ案内体5の両側部に形成してもよい。また、油逃が
し孔21は円柱状ルーパ案内体5の接線方向に向けて延
びていることが最も好ましいが、それ以外の方向に延び
ていてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、ルーパ棒の上下摺動運動によって上方へ持ち上
げられた潤滑油のうち円柱状ルーパ案内体の外周面の上
半部にまで持ち上げられて掻き取られた油を、重力およ
び円柱状ルーパ案内体の回転運動に伴って円弧状油溝内
に誘起される負圧およびルーパ案内体の回転遠心力の作
用により上ルーパ案内部材側の円形孔の上部開口で上記
ルーパ案内体の外周面付近に溜めるようなことなく、即
座に円弧状油溝内に流下させて回収することができる。
したがって、上記部位に掻き取り油が溜められ、その溜
められた余剰油がルーパ棒の運動に伴って上方へ飛散さ
れて糸や生地などを汚損することを未然に確実に防止す
ることができるという効果を奏する。
【0019】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明において、ルーパ案内体の回転遠心
力を一層強く働かせることが可能で、油の回収機能をよ
り確実に発揮させることができる。
【0020】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
請求項1または請求項2の発明の効果に加えて、円弧状
油溝および油逃がし孔内を流下して回収される油に対す
るフィルタリング作用によって、該油内に含有されてい
る生地の切屑などの塵埃をフィルタで除去して塵埃が油
回収部に混入されるといった不良事態を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る上ルーパ機構部への給油装置の
要部の正面図である。
【図2】図1の要部の拡大縦断正面図である。
【図3】図2のB−B線に沿った半断面図である。
【図4】一般的に用いられているオーバーロックミシン
における上ルーパ機構部の要部の分解斜視図である。
【図5】図4の組付斜視図である。
【図6】図5の正面図である。
【図7】従来のオーバーロックミシンにおける余剰油逃
がし装置を示す要部の拡大縦断正面図である。
【符号の説明】 1 上ルーパ案内部材 2 ミシンフレーム 4 円形孔 4A,4B 上下の開口 5 ルーパ案内体 5A 貫通孔 7 ルーパ棒 8 上ルーパ 11 上ルーパクランク 20 円弧状油溝 21 油逃がし孔 22 塵埃除去用フィルタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーバーロックミシンにおけるミシンフ
    レームに固定の上ルーパ案内部材に形成された円形孔に
    円柱状のルーパ案内体が回転自在に嵌合保持されている
    とともに、このルーパ案内体の径方向に貫通させて形成
    した孔にその上端に上ルーパを固定したルーパ棒が摺動
    自在に挿通され、このルーパ棒の下端がミシン主軸に連
    動して往復揺動運動する上ルーパクランクの自由端部に
    相対回転可能に連結され、かつ、上記ルーパ棒の外周面
    に潤滑油が供給されるように構成してなる上ルーパ機構
    部への給油装置において、 上記上ルーパ案内部材側に、上記円柱状ルーパ案内体の
    外周面の上半部の一部に沿って湾曲し、その上端が上記
    円形孔の上部開口に臨む円弧状の油溝が形成されている
    とともに、この円弧状油溝の下端から上記上ルーパ案内
    部材の下面にまで延びる油逃がし孔が形成されているこ
    とを特徴とする上ルーパ機構部への給油装置。
  2. 【請求項2】 上記油逃がし孔が、円柱状ルーパ案内体
    の接線方向に向けて延びるように形成されている請求項
    1に記載の上ルーパ機構部への給油装置。
  3. 【請求項3】 上記油逃がし孔には、該油逃がし孔の下
    端部より上記上ルーパ案内部材の下方にまで延出される
    塵埃除去用フィルタが嵌入保持されている請求項1また
    は2に記載の上ルーパ機構部への給油装置。
JP24842495A 1995-08-31 1995-08-31 上ルーパ機構部への給油装置 Pending JPH0966184A (ja)

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Cited By (3)

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