JPH0747281Y2 - 定量体積充▲填▼装置 - Google Patents

定量体積充▲填▼装置

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JPH0747281Y2
JPH0747281Y2 JP13743289U JP13743289U JPH0747281Y2 JP H0747281 Y2 JPH0747281 Y2 JP H0747281Y2 JP 13743289 U JP13743289 U JP 13743289U JP 13743289 U JP13743289 U JP 13743289U JP H0747281 Y2 JPH0747281 Y2 JP H0747281Y2
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武夫 奥村
信夫 上村
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば園芸用に使用する配合土のように、比
重、細分度、粒度等が測定場所によって相違する粉粒体
を一定体積分だけ充填する定量体積充填装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の配合土には、例えば腐葉、牛糞及び土等を混合
した腐葉土がある。このような腐葉土は、乾燥度、細分
度及び混合比率等によって比重のばらつきが大きいの
で、重量で取り引きをすると、同じ重量であっても嵩が
大きく異なることがあり、取り引きの実状に合わず、一
般に体積で取り引きがされている。そして、このような
配合土を充填する定量体積充填装置には、第12図に示す
ようにホッパー1とホッパー1の底部に設けたスクリュ
ー2とを具備するものがある。ホッパー1は、上部に物
品投入口3が形成されており、底部に排出管4が設けら
れている。スクリュー2は、先端部が排出管4に挿通し
た状態でホッパー1の底部に略水平に沿って回転自在に
軸支されている。なお、図には示していないが、スクリ
ュー2はモータの回転軸に連結されており、このモータ
によって回転駆動されて、ホッパー1内の物品6を排出
管4から押し出すことができる。ホッパー1に貯溜され
ている例えば腐葉土6を排出管4の出口に配置した袋7
に一定体積分だけ充填するときは、スクリュー2が回転
駆動されて腐葉土6を切り出す単位時間当りの体積を測
定して、目標充填体積分の腐葉土6を切り出す為にかか
る時間を算出する。そして、この算出した時間だけスク
リュー2を回転駆動させる。また、スクリュー2の1回
転当りの切り出し体積を測定して目標体積分の腐葉土6
を切り出す為の所要回転数を算出しておき、この回転数
だけスクリュー2を回転駆動させてもよい。
また、第13図に示す定量体積充填装置もある。この充填
装置は、ホッパー8と、ゲート9と、ゲート駆動部10
と、重量計11とからなっている。ホッパー8は、下端部
に下方に開口する物品排出口が設けられており、この物
品排出口にゲート9が設けられている。ゲート9は、ゲ
ート駆動部10によって駆動されて物品排出口を開状態と
閉状態にすることができる。重量計11は、リミットスケ
ールであり、ゲート駆動部10と電気的に接続している。
ホッパー8に投入されている例えば腐葉土12を袋13に一
定体積分だけ充填するときは、予めホッパー8内の腐葉
土12の比重を測定し、目標充填体積分の腐葉土12の重量
を算出する。そして、この算出した重量に袋13の重量を
加算した値を重量計11に設定する。しかる後に、重量計
11に計量を開始させる。始めは袋13が空であり、計量値
が設定値未満であるので、重量計11はゲート駆動部10に
ゲート9を開状態にする信号を発する。これによって物
品排出口が開放されると、ホッパー8内の腐葉土12は自
重によって物品排出口から排出されて袋13内に充填され
る。そして、袋13と腐葉土12の合計重量が設定重量に達
した時に、重量計11はゲート駆動部10にゲート9を閉状
態にする信号を発して充填が終了する。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の技術で述べたもののうち前者は、特に腐葉土6の
場合、腐葉や牛糞の細分度の違いによってスクリュー2
の1回転当りの供給体積に誤差が発生する。即ち、腐葉
等が十分細分された腐葉土6は、腐葉等が十分細分され
ていない腐葉土6よりもスクリュー2の羽根の間に殆ど
隙間のない状態に押し込まれて供給されるので、スクリ
ュー2の1回転当りの供給体積が比較的大きくなる。従
って、スクリュー2の回転数又は回転時間を設定して充
填された体積は腐葉等の細分の程度によってばらつきが
生じるという問題がある。
また、後者においては、腐葉土12の場所によって腐葉、
牛糞、土等の混合比、細分度等が相違しているために、
予め測定した比重を基にして目標体積分に対応する重量
分を充填しても、その充填体積は一定とならないという
問題がある。
本考案の目的とするところは、特に腐葉土のように、比
重、細分度、粒度等が測定場所によって相違する粉粒体
を従来の充填装置よりも精度良く一定体積分だけ充填す
ることができる定量体積充填装置を提供しようとするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、第1の考案は、物品を基端
部に受入れて先端部から送出する搬送コンベアと、その
搬送コンベアの基端部上面を底としてその底から立上る
ように側壁を設けその側壁の搬送コンベア進行方向側の
下縁に物品出口を設けられた溜めホッパーと、上記物品
出口に上記搬送コンベアの上面と一定の間隔を隔てて設
けてあり外周面に多数の突起を有し回転駆動される出口
ローラと、その出口ローラの後段に順次上記搬送コンベ
ア上方を横切るように設けられそれぞれが回転駆動され
るスクリュー及び外周面に多数の突起を有するならしロ
ーラからなる搬送中の物品の高さ規制装置と、上記出口
から上記先端部に至る上記搬送コンベア上に搬送中の物
品の幅を一定に規制するように両側に設けられており上
記スクリュー位置に対応して余剰物品排出部を形成され
た幅規制壁と、搬送コンベア上にある物品の予め設定さ
れた進行方向に一定な寸法分を送出するように上記搬送
コンベアを進行させて停止させることを繰返しかつその
進行に同期して上記出口ローラ、スクリュー、ならしロ
ーラを回転させるように構成した制御部とを、具備する
ものである。
第2の考案は、第1の考案に記載の定量体積充填装置に
おいて、上記制御部が、上記搬送コンベアを停止させる
信号を発した時に上記搬送コンベアの先端部を物品が送
出されないように閉塞して上記搬送コンベアを駆動させ
る信号を発した時に上記搬送コンベアの先端部を開放す
るシャッターを設けたことを特徴とするものである。
第3の考案は、第1または第2の考案に記載の定量体積
充填装置において、上記表面ならしローラを通過した後
の物品の層厚が上記スクリューを通過する前の物品の層
厚よりも薄くすることができるように上記スクリュー及
び上記表面ならしローラの取付け高さの変更を自在にす
る高さ調整装置を設けたことを特徴とするものである。
第4の考案は、第1、第2または第3の考案に記載の定
量体積充填装置において、上記スクリューのねじれ方向
が中央部を境にして左右夫々反対方向に形成されている
ことを特徴とするものである。
第5の考案は、第1、第2または第3の考案に記載の定
量体積充填装置において、上記出口ローラの上記搬送コ
ンベア側のローラの稜線が上記搬送コンベアの上面に対
して所定の角度をなすように設けられており、上記スク
リューのねじれを一方向に形成して上記出口ローラを通
過してきた物品の表面層を層の厚い方から薄い方へ押し
寄せるようにしたことを特徴とするものである。
〔作用〕
第1の考案は、溜めホッパー内の物品が回転する出口ロ
ーラの多数の突起の掻き出し力と搬送コンベアの搬送力
によって出口ローラの下側を通って物品出口から排出さ
れて、搬送コンベアによって後段の高さ規制装置に搬送
される。回転するスクリューは、搬送されてくる物品の
上層部を搬送コンベアの端に押し寄せて、余剰物品を幅
規制壁の余剰物品排出部から排出する。これによって、
主に進行方向に対して直角方向の物品表面のうねりを略
均一にならすことができる。そして、回転するならしロ
ーラは、ローラの表面とこの表面に設けられている多数
の突起によりスクリューの下側を通過してくる物品の上
層部を進行方向と反対方向に掻き寄せることにより、主
に進行方向に対して平行な物品表面のうねりを略均一に
ならすことができる。そして、幅規制壁は、搬送コンベ
ア上の物品を所定の幅に規制することができる。このよ
うにして、高さ規制装置の下側を通過してきた物品は、
表面がならされて略一定した層厚で、しかも一定の幅で
搬送コンベアの先端部から送出される。制御部は、この
ようにして送出される物品の予め設定された進行方向に
一定な寸法分を先端部から送出するように搬送コンベア
に進行と停止を繰り返しさせて一定体積の物品を充填さ
せることができる。なお、搬送コンベアの進行に同期し
て出口ローラ、スクリュー及びならしローラを回転させ
るので、物品の層厚を搬送コンベアの進行又は停止に係
らずに常に一定に形成することができる。
第2の考案では、制御部が、搬送コンベアを停止させる
信号を発した時に、搬送コンベアの先端部を閉塞する信
号をシャッターに発し、搬送コンベアを駆動させる信号
を発した時に、先端部を開放する信号をシャッターに発
する。これによって、搬送コンベアが停止した時にその
先端部から物品がこぼれ落ちないようにすることができ
る。
第3の考案では、ならしローラを通過した後の物品の層
厚がスクリューを通過する前の物品の層厚よりも薄くな
るようにスクリュー及びならしローラの取付け位置を高
さ調整装置によって低く設定することができるので、物
品の表面のうねりを略完全にならすことができる。
第4の考案では、ねじれが中央部を境に左右夫々反対方
向に形成されているスクリューを使用することにより、
出口ローラを通過してくる搬送コンベア上の中央部の物
品の上層物品を搬送コンベアの両縁に押し寄せて表面を
平にならすことができる。
第5の考案では、出口ローラの搬送コンベア側のローラ
の稜線が搬送コンベアの上面に対して所定の角度をなす
ものであるから、出口ローラを通過した物品の表面を上
記所定の角度をなす傾斜面に形成することができる。そ
して、スクリューのねじれ方向を一方向にすることによ
り、出口ローラを通過してきた物品の上層部を層の厚い
方から薄い方へ押し寄せて、表面を平にならすことがで
きる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図乃至第11図を参照して説明す
る。第1図及び第2図は定量体積充填装置の概略構造図
を示す。充填装置は、設置台14の外面に外枠15が固定さ
れて取付けられている。この外枠15の底部には、搬送コ
ンベア16が取付けられている。そして、外枠15の基端部
に溜めホッパー17を設けてあり、この溜めホッパー17の
進行方向側の側壁24の下縁に出口ローラ18を設けてあ
る。出口ローラ18の後段には物品の高さ規制装置19を設
けてある。また、出口ローラ18から搬送コンベア16の先
端部に至る搬送コンベア16上の両側に物品の幅規制壁20
を設けてある。そして、搬送コンベア16の先端部にシャ
ッター21を設けてある。
搬送コンベア16は、第1図に示すように、先端部が設置
台14の外側に突出しており、基端部が設置台14の上面に
配置されて略水平に取付けられている。コンベアベルト
22は、物品を基端部に受入れて先端部から送出する方向
にモータ23によって回転駆動されている。
溜めホッパー17は、搬送コンベア16の基端部上面を底と
してその底から立上るように側壁24が設けられており、
その側壁24の搬送コンベア進行方向側の下縁に矩形の物
品出口25が設けられている。なお、この溜めホッパー17
は、外枠15の基端部の上面に取り付けた上板26に設置さ
れている。また、図に示す27、27は、レベルスイッチで
あり、例えばバケットコンベア等の搬送装置(図示せ
ず)を駆動及び停止させて溜めホッパー17内に所定量の
物品を貯留させるためのものである。
出口ローラ18は、外周面に多数の突起28を有する円柱状
のローラであり、溜めホッパー17の物品出口25にコンベ
アベルト22の上面と一定の間隔H1を隔ててローラ軸を略
水平にして設けられている。そして、ローラ軸の両端部
は、軸受け(図示せず)によって支持されており、軸受
けは外枠15に取付けられている支持板29に設けられてい
る。なお、図に示す30はこの出口ローラ18を第1図の矢
印の方向(反時計方向)に回転させる為のモータであ
り、このモータ30の回転軸と出口ローラ18はスプロケッ
ト31、31、チェーン32を介して連結している。そして、
図に示す33はブラシローラであり、両端部が軸受け(図
示せず)によって支持されており、この軸受けは支持板
29に取付けられている。このブラシローラ33は、出口ロ
ーラ18とスプロケット34、34、チェーン35を介して連結
しており、出口ローラ18の回転に伴って回転して、出口
ローラ18の表面に付着した物品を払い落すものである。
高さ規制装置19は、出口ローラ18の後段に搬送コンベア
16の上面と間隔H2を隔てて水平に横切るように設けられ
たスクリュー36と、搬送コンベア16の上面と間隔H3を隔
ててスクリュウー36の後段にそれと平行に設けられたな
らしローラ37と、このならしローラ37の上方に平行して
設けられたブラシローラ38とを具備している。ただし、
H3<H2<H1であり、H1=(1.02〜1.20)H3である。そし
て、スクリュー36、ならしローラ37及びブラシローラ38
は、第5図乃至第7図に示すように両端部が軸受け39、
39・・・・によって支持されており、これらの軸受け39
は支持板40に取付けられている。スクリュー36は、第5
図に示すように螺線状の羽根41が軸に設けられており、
羽根41のねじれ方向が中央部を境にして左右夫々反対方
向に形成されている。ならしローラ37は、外周面に多数
の突起42を有する円柱状のローラである。ブラシローラ
38は、出口ローラ18の上方に設けたものと同等のもので
あり、ならしローラ37の表面に付着した物品を払い落す
為に設けられている。なお、第2図に示す43は、スクリ
ュー36を回転駆動させる為のモータであり、モータ43の
回転軸とスクリュー36は、スプロケット44、44、チェー
ン45を介して連結している。そして、46は、ならしロー
ラ37を回転駆動させる為のモータであり、モータ46の回
転軸とならしローラ37は、スプロケットト47、47、チェ
ーン48を介して連結している。ならしローラ37とブラシ
ローラ38もスプロケット、チェーンを介して連結してい
る。
なお、この高さ規制装置19の取付け高さは、第6図及び
第7図に示す高さ調整装置49によって変更することがで
きる。高さ調整装置49は、高さ規制装置19が取付けられ
ている支持板40と、鉛直方向に互いに平行な状態で外枠
15に設けた2本のガイド50と、高さ調整ボルト53とを具
備している。支持板40の両側縁は、2本のガイド50にボ
ルト51とナット52により締付けられて取付けられてお
り、ボルト51が挿通するガイド50に穿設した穴は長穴で
ある。高さ調整ボルト53は、上端部に把持部54、下端部
に抜け止め部55が夫々設けられている。そして、中央部
が外枠15に溶接されたナット56に螺合しており、下端部
が支持板40の上縁に溶接した係止板57の穴に挿通してい
る。このように構成されているので、把持部54を手で回
すことにより支持板40と共に規制装置19を上下に移動さ
せることができ、所望の高さ位置で支持板40をガイド50
にボルト51、ナット52で締付けてガイド50に固定するこ
とができる。なお、詳細な説明を省略するが、第1図に
示すように出口ローラ18、ブラシローラ33も上述した高
さ調整装置49と同等の装置によって高さ調整することが
できるように支持されている。
幅規制壁20は、溜めホッパー17の物品出口25から搬送コ
ンベア16の先端部に至るコンベアベルト22上にその両縁
に沿って配置されており、外枠15に取付けられている。
そして、スクリュー36を設けた位置に余剰物品排出部58
を設けてある。この余剰物品排出部58は、第7図、第8
図に示すようにスクリュー36とならしローラ37の位置に
対応して幅規制壁20に設けた切欠き59と、樋60と、シュ
ート61とからなっている。樋60は、切欠き59を通ってオ
ーバーフローする余剰物品をシュート61に排出するもの
であり、シュート61に排出された余剰物品は溜めホッパ
ー17に搬送される。なお、この樋60は高さ調整装置49の
支持板40と連結ボルト62を介して結合しており、支持板
40の上下方向の移動に伴って移動し、高さが調整され
る。
シャッター21は、矩形の平板であり、第1図及び第2図
に示すように幅が左と右の幅規制壁20の間隔に相当する
長さに形成されている。そして、上縁の両端部から左右
に突出する軸部が外枠15の側壁に回動自在に支持されて
おり、エアーシリンダ63によって駆動されて、搬送コン
ベア16の先端部を開状態と閉状態にする。なお、シャッ
ター21の手前にパドルスイッチ64を設けてあり、これに
よって搬送コンベア16の先端部に物品が供給されている
か否かを検出することができる。
搬送コンベア16の先端部の下方に設けられているのは、
充填ホッパー65であり、上部開口縁が外枠15の下面に取
付けられており、下部にエアーシリンダー66によって動
作する排出ゲート67が設けられている。
第3図は電気回路のブロック線図であり、光学検出器68
は搬送コンベア16のプーリの回転数に比例するパルスを
制御部69に発する(例えばプーリが1回転する毎に40パ
ルスを発する。)。制御部69は、パドルスイッチ64が搬
送コンベア16の先端部に供給されている物品を検出して
例えばオンの状態のときにその光学検出器68からのパル
ス信号をパルスカウンタ70に送る。従って、パドルスイ
ッチ64がオフの状態のときにはパルス信号をパルスカウ
ンタ70に送らない。パルスカウンタ70は、制御物品69か
ら送られてくるパルス信号をカウントし、予め設定され
たカウント数となったときにカウントを0にリセットす
ると共に信号を制御部69に発する。制御部69は、パルス
カウンタ70からのその信号に基いて搬送コンベア用モー
タ23、出口ローラ用モータ30、スクリュー用モータ43、
ならしローラ用モータ46、シャッター駆動用電磁弁71及
び排出ゲート駆動用電磁弁72を駆動させる。
第9図は搬送コンベア16のプーリの回転数に比例するパ
ルス信号を制御部69に発する為のパルスジェネレータで
ある。このパルスジェネレータは、外周に例えば40のス
リット73を有する円板の形をしたスリット板74と、スリ
ット73に対向する位置に設けられた光学検出器68とから
なる。このスリット板74は搬送コンベア16のプーリの回
転軸に連結されており、プーリと同期して回転する。
以上のように構成した定量体積充填装置の各部の動作に
ついて説明する。まず、物品75を溜めホッパー17に投入
して貯留しておき、充填用袋76を排出ゲート67の下方に
取り付けておく。そして、搬送コンベア用モータ23、出
口ローラ用モータ30、スクリュー用モータ43、ならしロ
ーラ用モータ46を駆動させる。この時、シャッター21は
開状態であり、排出ゲート67は閉状態である。そして、
パドルスイッチ64はオフ状態であるので、パルスカウン
タ70はカウントしない。
第10図は搬送コンベア16の進行方向から見た断面図であ
り、第10図(a)に示すように溜めホッパー17内の物品
75は、回転している出口ローラ18の多数の突起28による
掻き出し力と搬送コンベア16の搬送力によって出口ロー
ラ18の下側を通って物品出口25から排出される。この排
出された物品75は、第10図(b)に示すように搬送コン
ベア16の中央部の層厚がH1よりも少し厚く、両端部の層
厚が幅規制壁20による摩擦抵抗の為に中央部よりも薄い
H1となっている。そして、搬送コンベア16がこの物品75
を後段の高さ規制装置19に搬送すると、第10図(c)に
示すように回転するスクリュー36が物品75の上層部を搬
送コンベア16の両端に押し寄せて、上層部の余剰物品76
を余剰物品排出部58に排出する。このスクリュー36は、
主に進行方向に対して直角方向の物品75の表面のうねり
を略均一にならして層厚をH2にする。次に、ならしロー
ラ37は、このローラの表面とこの表面に設けられている
多数の突起42により物品75の上層部を進行方向と反対方
向に掻き寄せることにより、主に進行方向に対して平行
な物品75の表面のうねりを略均一にならして、層厚をH3
にする。そして、幅規制壁20は、搬送コンベア16上の物
品75を一定の幅に規制している。このようにして、高さ
規制装置19の下側を通過してきた物品75は、表面がなら
されて略一定した層厚H3であり、しかも一定の幅で搬送
コンベア16の先端部から送出されて、排出ホッパーに投
入される。
なお、物品75が搬送コンベア16のパドルスイッチ64の下
方を通ったとき、パドルスイッチ64が物品75に押されて
第4図のタイムチャートに示すようにオフからオンに切
り変わり、パルスカウンタ70がカウントを始める。そし
て、パルスカウンタ70のカウント数が予め設定したカウ
ント数になった時、制御部69が搬送コンベア用モータ2
3、出口ローラ用モータ30、スクリュー用モータ43、な
らしローラ用モータ46に停止させる信号を発すると共に
シャッター駆動用電磁弁71に信号を発してエアーシリン
ダ63を駆動させて、シャッター21を閉状態にさせる。そ
して、第4図に示すようにt1秒後に排出ゲート駆動用電
磁弁72に信号を発してエアーシリンダ66を駆動させて、
排出ゲート67を開状態にさせる。これによって、一定体
積の物品75を袋に充填することができる。
更に、制御部69は、排出ゲート67をt3秒間開状態を保持
させた後、再び閉状態とする信号を排出ゲート駆動用電
磁弁72に発すると共に第4図に示すように搬送コンベア
用モータ23を停止させた時点からt4秒後に搬送コンベア
用モータ23及びその他の駆動用モータ30、43、46を駆動
させ、かつ、シャッター21を開状態にする信号をシャッ
ター駆動用電磁弁71に発し、パルスカウンタ70に0から
カウントを開始させる。このようにして、次の充填サイ
クルが始まる。
具体的に例えば20リットルの物品75を充填する場合のパ
ルスカウンタ70の設定パルス数を算出する。例えば幅規
制壁20の間隔Bが45cm、層厚H3が7cm、40のスリット73
を有するスリット板74が1回転したときのコンベアベル
ト22の進む距離Lが40cmであるとすると、スリット板74
が1回転したときに搬送される物品75の体積Vは、 体積V=B×H3×L=45cm×7cm×40cm=12600cm3=12.
6リットルとなる。
ここで、目標体積20リットルに対して余裕率1%をみる
と、 設定パルス数=40(パルス)×20÷12.6×1.01≒64(パ
ルス)となる。
ただし、この実施例の出口ローラ18を水平に取り付け
て、スクリュー36のねじれを中央部を境にして左右夫々
反対方向としたが、第11図に示すように出口ローラ18を
右下がりに傾斜させた状態で取り付けて、ねじれを一方
向に形成したスクリュー77とすることができる。このよ
うにすると、出口ローラ18が物品75の表面を強制的に右
下がりの傾斜面にならして溜めホッパー17の物品出口25
から排出させることができるので、スクリュー77が第11
図(c)に示すように層厚の厚い部分の上層部を薄い側
の表面に押し寄せて、そのくぼみを効果的に埋めること
ができる。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
搬送コンベア上に所定の幅と層厚にならした粉粒体の例
えば腐葉土を予め設定した進行方向に一定な寸法分だけ
搬送コンベアの先端部から送出して充填することができ
るので、腐葉や牛糞等の細分度、粒度にばらつきがあっ
てもそれに影響されず、従来よりも精度良く一定体積の
腐葉土を充填することができるという効果がある。
そして、本考案は第13図の充填装置のように物品の比重
に基いて目標充填体積に対応する充填重量を定めるもの
でないので、比重の変動があっても常に一定体積の物品
を充填することができるという効果がある。
そして、搬送コンベアが停止した時にシャッターが搬送
コンベアの先端部を閉塞して物品がこぼれ落ないように
することによって、充填精度を向上させることができる
という効果がある。
また、高さ調整装置によって高さ規制装置を比較的低い
位置に設定することにより、スクリューが押し寄せる物
品の上層部の層厚を増加させることができる。これによ
って、高さ規制装置が物品表面のうねりを略完全になら
すことができるという効果がある。
さらに、搬送コンベア上の物品の層厚が中央部で厚くな
っている場合又は一方の縁部で厚くなっている場合に応
じて、スクリューのねじれを中央部を境にして左右夫々
反対方向としたり一方向とすることにより、上記いずれ
の場合にも物品表面のうねりを平にならすことができ、
これによって高精度の定量体積充填することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る定量体積充填装置の側面図、第2
図は同定量体積充填装置の平面図、第3図は同定量体積
充填装置の電気回路のブロック線図、第4図は同定量体
積充填装置の各部の動作状態を示すタイムチャート、第
5図は同定量体積充填装置を第7図のA−A方向から見
た図、第6図は同定量体積充填装置を第7図のB−B方
向から見た図、第7図は高さ調整装置の側面図、第8図
は高さ規制装置を第6図のC−C方向から見た図、第9
図はパルスジェネレータの側面図、第10図(a)、
(b)、(c)は出口ローラを水平に取付けて搬送コン
ベア上で物品をならす状態を示す図、第11図(a)、
(b)、(c)は出口ローラを傾斜させて取付けて搬送
コンベア上で物品をならす状態を示す図、第12図は従来
の定量体積充填装置の原理図、第13図は他の従来の定量
体積充填装置の原理図である。 16……搬送コンベア、17……溜めホッパー、18……出口
ローラ、19……高さ規制装置、20……幅規制装置、21…
…シャッター、24……側壁、25……物品出口、28……出
口ローラの突起、36、77……スクリュー、37……ならし
ローラ、42……ならしローラの突起、49……高さ調整装
置、58……余剰物品排出部、69……制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−77450(JP,A) 特開 昭62−168804(JP,A) 特開 昭62−287801(JP,A) 特開 昭52−37384(JP,A) 実開 平2−16701(JP,U) 実公 昭38−20830(JP,Y2)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品を基端部に受入れて先端部から送出す
    る搬送コンベアと、その搬送コンベアの基端部上面を底
    としてその底から立上るように側壁を設けその側壁の搬
    送コンベア進行方向側の下縁に物品出口を設けられた溜
    めホッパーと、上記物品出口に上記搬送コンベアの上面
    と一定の間隔を隔てて設けてあり外周面に多数の突起を
    有し回転駆動される出口ローラと、その出口ローラの後
    段に順次上記搬送コンベア上方を横切るように設けられ
    それぞれが回転駆動されるスクリュー及び外周面に多数
    の突起を有するならしローラからなる搬送中の物品の高
    さ規制装置と、上記出口から上記先端部に至る上記搬送
    コンベア上に搬送中の物品の幅を一定に規制するように
    両側に設けられており上記スクリュー位置に対応して余
    剰物品排出部を形成された幅規制壁と、搬送コンベア上
    にある物品の予め設定された進行方向に一定な寸法分を
    送出するように上記搬送コンベアを進行させて停止させ
    ることを繰返しかつその進行に同期して上記出口ロー
    ラ、スクリュー、ならしローラを回転させるように構成
    した制御部とを、具備することを特徴とする定量体積充
    填装置。
  2. 【請求項2】請求項(1)に記載の定量体積充填装置に
    おいて、上記制御部が、上記搬送コンベアを停止させる
    信号を発した時に上記搬送コンベアの先端部を物品が送
    出されないように閉塞して上記搬送コンベアを駆動させ
    る信号を発した時に上記搬送コンベアの先端部を開放す
    るシャッターを設けたことを特徴とする定量体積充填装
    置。
  3. 【請求項3】請求項(1)又は(2)に記載の定量体積
    充填装置において、上記表面ならしローラを通過した後
    の物品の層厚が上記スクリューを通過する前の物品の層
    厚よりも薄くすることができるように上記スクリュー及
    び上記表面ならしローラの取付け高さの変更を自在にす
    る高さ調整装置を設けたことを特徴とする定量体積充填
    装置。
  4. 【請求項4】請求項(1)、(2)又は(3)に記載の
    定量体積充填装置において、上記スクリューのねじれ方
    向が中央部を境にして左右夫々反対方向に形成されてい
    ることを特徴とする定量体積充填装置。
  5. 【請求項5】請求項(1)、(2)又は(3)に記載の
    定量体積充填装置において、上記出口ローラの上記搬送
    コンベア側のローラの稜線が上記搬送コンベアの上面に
    対して所定の角度をなすように設けられており、上記ス
    クリューのねじれを一方向に形成して上記出口ローラを
    通過してきた物品の表面層を層の厚い方から薄い方へ押
    し寄せるようにしたことを特徴とする定量体積充填装
    置。
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JP3680284B2 (ja) * 1998-07-24 2005-08-10 トヨタ自動車株式会社 不定形混合材定量排出装置
JP4214449B2 (ja) * 2002-05-09 2009-01-28 太陽殖産株式会社 定量充填装置
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