JPH0747431A - プレス成形金型装置およびこの金型装置を用いたプレス成形方法 - Google Patents
プレス成形金型装置およびこの金型装置を用いたプレス成形方法Info
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- JPH0747431A JPH0747431A JP5194776A JP19477693A JPH0747431A JP H0747431 A JPH0747431 A JP H0747431A JP 5194776 A JP5194776 A JP 5194776A JP 19477693 A JP19477693 A JP 19477693A JP H0747431 A JPH0747431 A JP H0747431A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インバーマスクの温間プレス成形におけるマ
スク球面周辺部のスプリングバックを低減する。また、
成形完了後のマスク変形耐力を向上させる。 【構成】 温間プレス金型のパンチ1の周辺部に空気吹
出口8を設け、ここより温風または常温の空気を送給し
て、マスク素材板6および成形マスク7の温度を制御で
きるように構成し、マスク球面張り出し時に金型とマス
ク素材板6が接触する以前にマスク素材板6の温度を十
分に上昇させる。また、マスク成形時の下死点から成形
マスク7を上昇取り出す工程において、空気吹出口8か
ら常温の空気を吹き出して強制冷却したのち取り出すよ
うにした。 【効果】 インバーマスク特有の球面部周辺のスプリン
グバックによる凹変形を抑制できるとともに、成形マス
クの金型よりの取り出し時に生じるしわ変形を防止でき
る。
スク球面周辺部のスプリングバックを低減する。また、
成形完了後のマスク変形耐力を向上させる。 【構成】 温間プレス金型のパンチ1の周辺部に空気吹
出口8を設け、ここより温風または常温の空気を送給し
て、マスク素材板6および成形マスク7の温度を制御で
きるように構成し、マスク球面張り出し時に金型とマス
ク素材板6が接触する以前にマスク素材板6の温度を十
分に上昇させる。また、マスク成形時の下死点から成形
マスク7を上昇取り出す工程において、空気吹出口8か
ら常温の空気を吹き出して強制冷却したのち取り出すよ
うにした。 【効果】 インバーマスク特有の球面部周辺のスプリン
グバックによる凹変形を抑制できるとともに、成形マス
クの金型よりの取り出し時に生じるしわ変形を防止でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、温間プレス成形金型
等の成形金型装置、およびこの金型を用いたプレス成形
方法に関する。
等の成形金型装置、およびこの金型を用いたプレス成形
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー陰極線管のシャドウマスク
の熱膨張による色ずれ防止の一手段として、シャドウマ
スクを熱膨張係数の小さいインバー(36%Ni−F
e)で構成することが行なわれている。このようなイン
バーは従来用いられていた低炭素鋼板に比べて耐力が大
きく、しかもヤング率が低いため、冷間で成形するとス
プリングバックが大きくなり、シャドウマスクを所定の
球面状にすることが困難であった。
の熱膨張による色ずれ防止の一手段として、シャドウマ
スクを熱膨張係数の小さいインバー(36%Ni−F
e)で構成することが行なわれている。このようなイン
バーは従来用いられていた低炭素鋼板に比べて耐力が大
きく、しかもヤング率が低いため、冷間で成形するとス
プリングバックが大きくなり、シャドウマスクを所定の
球面状にすることが困難であった。
【0003】一方インバーは機械的特性に温度依存性が
あるので、金型の温度を100℃〜250℃に加熱して
インバーの温度を上昇させることによって加工時の耐力
を低下させて成形性を良くし、スプリングバックを減ら
す温間成形方法が行なわれている。
あるので、金型の温度を100℃〜250℃に加熱して
インバーの温度を上昇させることによって加工時の耐力
を低下させて成形性を良くし、スプリングバックを減ら
す温間成形方法が行なわれている。
【0004】図4は、従来の温間プレス成形金型の構成
を示す縦断面図である。図において、1はパンチ,2は
パッド,3はしわ押え,4はダイであり、それぞれ内部
に発熱体5が配設されており図示していない電源などの
加熱手段によって金型を100℃〜250℃に加熱でき
るように構成されている。
を示す縦断面図である。図において、1はパンチ,2は
パッド,3はしわ押え,4はダイであり、それぞれ内部
に発熱体5が配設されており図示していない電源などの
加熱手段によって金型を100℃〜250℃に加熱でき
るように構成されている。
【0005】つぎに、従来の温間プレス成形金型を用い
たシャドウマスクの成形方法について説明する。図5〜
図11は、プレス成形工程を説明するための図で、ま
ず、シャドウマスク素材板6は図4の状態の金型内のダ
イ4上に載置されたのち、図5に示すようにしわ押え3
が降下してシャドウマスク素材板6の周辺部をダイ4の
間でクランプする。つぎに図6にしめすように、パンチ
1が降下してシャドウマスク素材板6の中心部から球面
状部の張り出し成形が開始され、つぎに図7に示すよう
パンチ1がシャドウマスク素材板6をパッド2に圧着し
て球面状部の張り出し成形が完了する。つぎに図8に示
すように、しわ押え3が上部へ逃げてシャドウマスク素
材板6の周辺部のクランプが開放され、つぎに図9に示
すように、パンチ1とパッド2が同時に下死点まで降下
してパンチ1とダイ4の間でマスクスカート6aが成形
される。つぎに図10に示すようにパンチ1が上昇し、
ついでしわ押え3が上昇し、最後に図11に示すように
パッド2が上昇して成形マスク7がダイ4から押し出さ
れて、シャドウマスクの成形工程が終了する。
たシャドウマスクの成形方法について説明する。図5〜
図11は、プレス成形工程を説明するための図で、ま
ず、シャドウマスク素材板6は図4の状態の金型内のダ
イ4上に載置されたのち、図5に示すようにしわ押え3
が降下してシャドウマスク素材板6の周辺部をダイ4の
間でクランプする。つぎに図6にしめすように、パンチ
1が降下してシャドウマスク素材板6の中心部から球面
状部の張り出し成形が開始され、つぎに図7に示すよう
パンチ1がシャドウマスク素材板6をパッド2に圧着し
て球面状部の張り出し成形が完了する。つぎに図8に示
すように、しわ押え3が上部へ逃げてシャドウマスク素
材板6の周辺部のクランプが開放され、つぎに図9に示
すように、パンチ1とパッド2が同時に下死点まで降下
してパンチ1とダイ4の間でマスクスカート6aが成形
される。つぎに図10に示すようにパンチ1が上昇し、
ついでしわ押え3が上昇し、最後に図11に示すように
パッド2が上昇して成形マスク7がダイ4から押し出さ
れて、シャドウマスクの成形工程が終了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の温間プレス金
型、およびこの金型を用いたプレス成形方法では、球面
状部の張り出し工程が開始する前の図5の状態ではパン
チ1およびパッド2はシャドウマスク素材板6に接触し
ておらず、また、球面状部の張り出し工程が開始された
図6の状態でもシャドウマスク素材板6の周辺部は、パ
ンチ1およびパッド2に接触しないので、熱伝導効率が
悪く、例えばパンチ1およびパッド2の温度が100°
のときでも接触していない部分のマスク素材6の温度は
約70°であり、十分に加熱された状態で成形されてい
ない。このため、成形マスク7の周辺部はスプリングバ
ックが大きくなり、図12に示すように凹変形部7aが
発生し、カラー陰極線管の動作時に、振動他で色純度の
劣化をまねくという問題点があった。
型、およびこの金型を用いたプレス成形方法では、球面
状部の張り出し工程が開始する前の図5の状態ではパン
チ1およびパッド2はシャドウマスク素材板6に接触し
ておらず、また、球面状部の張り出し工程が開始された
図6の状態でもシャドウマスク素材板6の周辺部は、パ
ンチ1およびパッド2に接触しないので、熱伝導効率が
悪く、例えばパンチ1およびパッド2の温度が100°
のときでも接触していない部分のマスク素材6の温度は
約70°であり、十分に加熱された状態で成形されてい
ない。このため、成形マスク7の周辺部はスプリングバ
ックが大きくなり、図12に示すように凹変形部7aが
発生し、カラー陰極線管の動作時に、振動他で色純度の
劣化をまねくという問題点があった。
【0007】また、マスクスカート6aを形成したのち
パンチ1を下死点から上昇させる図10に示す工程で
は、パンチ1の引上げ時に、パンチ1側壁とマスクスカ
ート6aの間に作用する摩擦力によって図13に示すよ
うに成形マスク7の片側だけが引上げられると、温度が
高くなって機械的特性の耐力が低下している成形マスク
7の球面状部にシワ7bが発生するという問題点があっ
た。
パンチ1を下死点から上昇させる図10に示す工程で
は、パンチ1の引上げ時に、パンチ1側壁とマスクスカ
ート6aの間に作用する摩擦力によって図13に示すよ
うに成形マスク7の片側だけが引上げられると、温度が
高くなって機械的特性の耐力が低下している成形マスク
7の球面状部にシワ7bが発生するという問題点があっ
た。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、球面状部張り出し工程の初期か
ら、シャドウマスク素材を周辺部まで十分に加熱するこ
とのできる温間プレス成形金型装置を得ることを目的と
する。また、この金型装置を用いた温間プレス成形方法
を得ることを目的としている。
ためになされたもので、球面状部張り出し工程の初期か
ら、シャドウマスク素材を周辺部まで十分に加熱するこ
とのできる温間プレス成形金型装置を得ることを目的と
する。また、この金型装置を用いた温間プレス成形方法
を得ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプレス成
形金型装置は、パンチおよびパッド内に発熱体を配設す
るとともに、パンチに複数の気体吹出口を形成し、パッ
ドに排気口を設け、空気吹出口に高温,常温,低温また
は高圧の気体を選択的に供給する送気装置を設けたもの
である。
形金型装置は、パンチおよびパッド内に発熱体を配設す
るとともに、パンチに複数の気体吹出口を形成し、パッ
ドに排気口を設け、空気吹出口に高温,常温,低温また
は高圧の気体を選択的に供給する送気装置を設けたもの
である。
【0010】また、パンチおよびパッドに加えてダイお
よびしわ押え内に発熱体を配設するとともに、パンチに
複数の気体吹出口を形成し、パッドに排気口を設け、空
気吹出口に高温,常温,低温または高圧の気体を選択的
に供給する送気装置を設けたものである。
よびしわ押え内に発熱体を配設するとともに、パンチに
複数の気体吹出口を形成し、パッドに排気口を設け、空
気吹出口に高温,常温,低温または高圧の気体を選択的
に供給する送気装置を設けたものである。
【0011】この発明に係るプレス成形金型方法は、パ
ンチ,パッド,ダイおよびしわ押えを内蔵している発熱
体を発熱させて所望の温度に昇温させるとともに、金型
内に載置された被成形部材を気体吹出口から高温気体を
金型内に吹出させて所望の温度に加熱したのちプレス成
形を施すようにしたものである。
ンチ,パッド,ダイおよびしわ押えを内蔵している発熱
体を発熱させて所望の温度に昇温させるとともに、金型
内に載置された被成形部材を気体吹出口から高温気体を
金型内に吹出させて所望の温度に加熱したのちプレス成
形を施すようにしたものである。
【0012】また、被成形部材を成形加工したのちパン
チを引き上げる前に、送気装置から常温または低温の空
気を送気して気体吹出口から金型内に吹き出させ、被成
形部材の温度を低下させたのちパンチを引き上げるよう
にしたものである。
チを引き上げる前に、送気装置から常温または低温の空
気を送気して気体吹出口から金型内に吹き出させ、被成
形部材の温度を低下させたのちパンチを引き上げるよう
にしたものである。
【0013】また、被成形部材を成形加工したのちパン
チを引き上げる際、送気装置から高圧気体を送気して、
気体吹出口から金型内に高圧空気を吹き出させ、被成形
部材が金型から離脱するのを阻止しながらパンチを引き
上げるようにしたものである。
チを引き上げる際、送気装置から高圧気体を送気して、
気体吹出口から金型内に高圧空気を吹き出させ、被成形
部材が金型から離脱するのを阻止しながらパンチを引き
上げるようにしたものである。
【0014】
【作用】この発明に係るプレス成形金型装置によれば、
送気装置から高温,常温,低温または高圧の気体を送気
してパンチに形成した気体吹出口から金型内に吹き出さ
せるようにしたので、送気装置から送給する空気の温度
または送気圧を調整することによって、被成形部材の温
度を調節すること、または被成形部材がパンチについて
上昇してくるのを防止することができる。
送気装置から高温,常温,低温または高圧の気体を送気
してパンチに形成した気体吹出口から金型内に吹き出さ
せるようにしたので、送気装置から送給する空気の温度
または送気圧を調整することによって、被成形部材の温
度を調節すること、または被成形部材がパンチについて
上昇してくるのを防止することができる。
【0015】この発明に係るプレス成形方法によれば、
プレス成形加工を開始する前に被成形部材の温度を所望
の温度に均一に調温することができる。
プレス成形加工を開始する前に被成形部材の温度を所望
の温度に均一に調温することができる。
【0016】また、しぼり加工を施したのちパンチを引
き上げる際に、被成形部材の温度を所望の温度に低下さ
せることができる。
き上げる際に、被成形部材の温度を所望の温度に低下さ
せることができる。
【0017】また、プレス成形後に気体吹出口から高圧
気体を吹き出させることによって被成形部材がパンチに
付着して金型内から離脱してくるのを防止することがで
きる。
気体を吹き出させることによって被成形部材がパンチに
付着して金型内から離脱してくるのを防止することがで
きる。
【0018】
実施例1.以下、この発明に係る温間プレス成形金型装
置の一実施例を図について説明する。図1はこの実施例
の縦断面図で、図4と同一部分にはそれぞれ同一符号を
付して説明を省略する。図において8はパンチ1の周縁
部に適当な間隔で設けられた空気吹出口、9はその供給
口、10は送気装置で、150℃〜250℃の高温空
気,常温の空気または、高圧空気を選択的に供給する。
11は配管で、送気装置10と供給口9との間を連結す
る。12はパッド2に形成された排気口で、空気吹出口
8から吹き出された空気は、シャドウマスク素材板6に
形成されている図示していない電子ビーム通過孔および
排気口を通って金型外に排気される。なお、温風と常温
の空気は各々別の供給,吹出し系統に構成してもよい。
置の一実施例を図について説明する。図1はこの実施例
の縦断面図で、図4と同一部分にはそれぞれ同一符号を
付して説明を省略する。図において8はパンチ1の周縁
部に適当な間隔で設けられた空気吹出口、9はその供給
口、10は送気装置で、150℃〜250℃の高温空
気,常温の空気または、高圧空気を選択的に供給する。
11は配管で、送気装置10と供給口9との間を連結す
る。12はパッド2に形成された排気口で、空気吹出口
8から吹き出された空気は、シャドウマスク素材板6に
形成されている図示していない電子ビーム通過孔および
排気口を通って金型外に排気される。なお、温風と常温
の空気は各々別の供給,吹出し系統に構成してもよい。
【0019】実施例2.つぎに、上記温間プレス成形装
置を用いた温間プレス成形方法の一実施例を説明する。
図2は、この実施例によるシャドウマスク素材板6に球
面状部張り出し成形し成形を施す工程開始前の状態を示
す図で、図6に対応しており、このときシャドウマスク
素材板6とパンチ1の中央部分は接触しているがシャド
ウマスク素材板6の周縁部とパンチ1およびパッド2は
この状態において、送気装置10から150℃〜250
℃の高温空気を送気して温風吹出口8から吹き出させる
と、図中に矢印で示すように高温空気が流れてシャドウ
マスク素材板6が均一に加熱される。このようにしてシ
ャドウマスク素材板6の温度が100℃〜200℃に上
昇すると、パンチ1を下降させマスク球面状部の張り出
し成形を施し、以下図8〜図11に示した従来例と同様
の加工工程を経て成形マスク7プレス成形加工が完了す
る。
置を用いた温間プレス成形方法の一実施例を説明する。
図2は、この実施例によるシャドウマスク素材板6に球
面状部張り出し成形し成形を施す工程開始前の状態を示
す図で、図6に対応しており、このときシャドウマスク
素材板6とパンチ1の中央部分は接触しているがシャド
ウマスク素材板6の周縁部とパンチ1およびパッド2は
この状態において、送気装置10から150℃〜250
℃の高温空気を送気して温風吹出口8から吹き出させる
と、図中に矢印で示すように高温空気が流れてシャドウ
マスク素材板6が均一に加熱される。このようにしてシ
ャドウマスク素材板6の温度が100℃〜200℃に上
昇すると、パンチ1を下降させマスク球面状部の張り出
し成形を施し、以下図8〜図11に示した従来例と同様
の加工工程を経て成形マスク7プレス成形加工が完了す
る。
【0020】この実施例によれば、インバーのようなス
プリングバックの大きい材料でも精度のよいプレス成形
を施すことができ、図12に示した凹変形部7aの発生
が少なくなる。
プリングバックの大きい材料でも精度のよいプレス成形
を施すことができ、図12に示した凹変形部7aの発生
が少なくなる。
【0021】実施例3.つぎに、温間プレス成形方法の
他の実施例を説明する。図3は、マスクスカート成形工
程につづいてパンチを下死点から上昇させた図10に対
応する状態を示す図である。この実施例は図9の状態か
らパンチ1を上昇させる前に送気装置10から常温また
は低温空気を供給し、空気吹出口8から吹き出させるこ
とによって、成形マスクの温度を50℃〜70℃に冷却
し、そののちパンチ1を上昇させて成形マスク7から引
き抜く。このようにすると、成形マスクの変形抗力が大
きくなり、図13に示すように成形マスク7の片側が引
き上げられても、しわ7bの発生が少なくなる。
他の実施例を説明する。図3は、マスクスカート成形工
程につづいてパンチを下死点から上昇させた図10に対
応する状態を示す図である。この実施例は図9の状態か
らパンチ1を上昇させる前に送気装置10から常温また
は低温空気を供給し、空気吹出口8から吹き出させるこ
とによって、成形マスクの温度を50℃〜70℃に冷却
し、そののちパンチ1を上昇させて成形マスク7から引
き抜く。このようにすると、成形マスクの変形抗力が大
きくなり、図13に示すように成形マスク7の片側が引
き上げられても、しわ7bの発生が少なくなる。
【0022】実施例4.なお、実施例3において、常温
空気を送気する際、高圧空気を供給すると、成形マスク
7が空気流によってパッド2の面に押しつけられるの
で、図13に示すようなパンチ1を上昇させるときに成
形マスクの片方を引き上げるのを防止でき、この引き上
げにともなうしわ7bの発生を防止することができる。
空気を送気する際、高圧空気を供給すると、成形マスク
7が空気流によってパッド2の面に押しつけられるの
で、図13に示すようなパンチ1を上昇させるときに成
形マスクの片方を引き上げるのを防止でき、この引き上
げにともなうしわ7bの発生を防止することができる。
【0023】
【発明の効果】この発明に係る温間プレス成形金型装置
は、パンチの周縁部に複数の空気吹出口を設け、この空
気吹出口から所望の温度,圧力の空気を送気するように
構成し被成形部材の温度が所望の温度になるように制御
するとができる。
は、パンチの周縁部に複数の空気吹出口を設け、この空
気吹出口から所望の温度,圧力の空気を送気するように
構成し被成形部材の温度が所望の温度になるように制御
するとができる。
【0024】この発明による温間プレス成形方法によれ
ば、プレス成形前に高温気体を送給して被成形部材の温
度を所望の温度にかつ均一に加熱することができるので
加工精度が向上する。
ば、プレス成形前に高温気体を送給して被成形部材の温
度を所望の温度にかつ均一に加熱することができるので
加工精度が向上する。
【0025】また、プレス成形後に被成形部材からパン
チを引き抜く前に、空気吹出口より常温または低温の空
気を吹き出させて、成形品を所望の温度まで冷却したの
ちパンチを引き抜くようにしたので、被成形部材の変形
耐力が向上し、取り出時の変形を少なくすることができ
る。
チを引き抜く前に、空気吹出口より常温または低温の空
気を吹き出させて、成形品を所望の温度まで冷却したの
ちパンチを引き抜くようにしたので、被成形部材の変形
耐力が向上し、取り出時の変形を少なくすることができ
る。
【0026】また、成形後にパンチを引き抜く際に、空
気吹出口より高圧の空気を吹き出して被成形部材をパッ
ド側に押しつけるようにしたので、パンチの上昇時に被
成形部材がパンチに引き上げられることによって生じる
変形の発生を少なくすることができる。
気吹出口より高圧の空気を吹き出して被成形部材をパッ
ド側に押しつけるようにしたので、パンチの上昇時に被
成形部材がパンチに引き上げられることによって生じる
変形の発生を少なくすることができる。
【図1】この発明に係る温間プレス成形金型装置の実施
例1の縦断面図である。
例1の縦断面図である。
【図2】この発明に係る温間プレス成形方法の実施例2
の要部の工程における金型の状態を示す縦断面図であ
る。
の要部の工程における金型の状態を示す縦断面図であ
る。
【図3】この発明に係る温間プレス成形方法の実施例3
および実施例4の要部の工程における金型の状態を示す
縦断面図である。
および実施例4の要部の工程における金型の状態を示す
縦断面図である。
【図4】従来の温間プレス成形金型の縦断面図である。
【図5】従来例のプレス成形動作の第1の工程における
金型の状態を示す縦断面図である。
金型の状態を示す縦断面図である。
【図6】従来例のプレス成形動作の第2の工程における
金型の状態を示す縦断面図である。
金型の状態を示す縦断面図である。
【図7】従来例のプレス成形動作の第3の工程における
金型の状態を示す縦断面図である。
金型の状態を示す縦断面図である。
【図8】従来例のプレス成形動作の第4の工程における
金型の状態を示す縦断面図である。
金型の状態を示す縦断面図である。
【図9】従来例のプレス成形動作の第5の工程における
金型の状態を示す縦断面図である。
金型の状態を示す縦断面図である。
【図10】従来例のプレス成形動作の第6の工程におけ
る金型の状態を示す縦断面図である。
る金型の状態を示す縦断面図である。
【図11】従来例のプレス成形動作の第7の工程におけ
る金型の状態を示す縦断面図である。
る金型の状態を示す縦断面図である。
【図12】従来例において成形マスクの球面状部に発生
する凹変形部を示す断面図である。
する凹変形部を示す断面図である。
【図13】従来例において、温間プレス成形後にパンチ
を引き上げる際に成形マスクの球面状部にしわが発生す
るメガニズムを説明するための図である。
を引き上げる際に成形マスクの球面状部にしわが発生す
るメガニズムを説明するための図である。
1 パンチ 2 パッド 3 しわ押え 4 ダイ 5 発熱体 6 マスク素材板 6a マスクスカート 7 成形マスク 8 空気吹出口 9 供給口 10 送気装置 11 配管 12 排気口
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】この実施例によれば、インバーのようなス
プリングバックの大きい材料でも精度のよいプレス成形
を施すことができ、図12に示した周縁部凹変形部7a
の発生が少なくなる。
プリングバックの大きい材料でも精度のよいプレス成形
を施すことができ、図12に示した周縁部凹変形部7a
の発生が少なくなる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】従来例において成形マスクの球面状部に発生
する凹変形部を示す平面図および断面図である。
する凹変形部を示す平面図および断面図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
Claims (5)
- 【請求項1】 排気口が形成されたパッドと、このパッ
ドに対向して進退可能に配置され、被成形部材を上記パ
ッドとの間で押圧して成形する複数の空気吹出口を有す
るパンチと、上記パッドおよびパンチ内にそれぞれ配置
された発熱体と、これらの発熱体を発熱させる手段と、
上記空気吹出口へ高温,常温,低温または高圧の気体を
選択的に供給する送気装置とを備えたプレス成形金型装
置。 - 【請求項2】 排気口が形成されたパッドと、このパッ
ドの周囲に進退可能に配置されたダイと、このダイに対
向して進退可能に配置され、上記パッドとダイの面に載
置された被成形部材の周縁部を上記ダイとの間で押圧保
持するしわ押えと、上記パッドに対向して進退可能に配
置され、上記被成形部材を上記パッドとの間で押圧して
成形する複数の空気吹出口を有するパンチと、上記パッ
ド,ダイ,しわ押え,およびパンチ内にそれぞれ配置さ
れた発熱体と、これらの発熱体を発熱させる手段と、上
記空気吹出口へ高温,常温,低温または高圧の気体を選
択的に供給する送気装置とを備えたプレス成形金型装
置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のプレス成
形金型装置を用いて被成形部材に温間プレス成形を施す
場合に、まず送気装置から高温気体を送気して金型内に
装着された被成形部材を所定の温度に上昇させたのちプ
レス成形加工を施すようにしたことを特徴とするプレス
成形方法。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2記載のプレス成
形金型装置を用いて被成形部材に温間プレス成形を施す
場合に、被成形部材の成形加工後、パンチを引き上げる
前に送気装置から常温または低温の気体を送気して被成
形部材の温度を降下させ、しかるのちパンチを引き上げ
るようにしたことを特徴とするプレス成形方法。 - 【請求項5】 請求項1または請求項2記載のプレス成
形金型装置を用いて被成形部材にプレス成形を施す場合
に、被成形部材の成形加工後、パンチを引き上げる際、
送気装置から高圧の気体を送気しながらパンチを引き上
げるようにしたことを特徴とするプレス成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5194776A JPH0747431A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | プレス成形金型装置およびこの金型装置を用いたプレス成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5194776A JPH0747431A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | プレス成形金型装置およびこの金型装置を用いたプレス成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0747431A true JPH0747431A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16330067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5194776A Pending JPH0747431A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | プレス成形金型装置およびこの金型装置を用いたプレス成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747431A (ja) |
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