JPH0747450Y2 - 結合金具及び該結合金具を用いた柱と横材との結合構造 - Google Patents
結合金具及び該結合金具を用いた柱と横材との結合構造Info
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- JPH0747450Y2 JPH0747450Y2 JP2981491U JP2981491U JPH0747450Y2 JP H0747450 Y2 JPH0747450 Y2 JP H0747450Y2 JP 2981491 U JP2981491 U JP 2981491U JP 2981491 U JP2981491 U JP 2981491U JP H0747450 Y2 JPH0747450 Y2 JP H0747450Y2
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- locking
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、結合金具及び該結合金
具を用いた柱と横材との結合構造に関するものである。
具を用いた柱と横材との結合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、柱と横材との結合に際しては、図
5或いは図6に示すような結合金具が汎用されている。
例えば、図5に示す結合金具の場合は、結合用軸棒aの
後半分が緊締部bとなされ、該緊締部bは、その表面に
螺設された雄螺子cと丸座金dと雄螺子cに螺合可能な
雌螺子eとからなり、又、前半分には割り溝fが穿設さ
れた係止片取付部gが設けられ、係止片hがその重心を
外した位置を支点として、支軸iの周りに回動可能に軸
着されており、同図(ロ)の破線で示すように、係止片
取付部gの割り溝f内に係止片hの短尺部分を収容して
全体を係止片取付部gの軸方向に合わせた状態(係止片
hの軸芯と係止片取付部gの軸芯とを一致させた状態)
で真っ直ぐにすることが可能であると共に、同図(ハ)
に示すように、チャンネル鋼からなる柱jと、この中に
嵌入した横桟からなる横材kとの結合部において、重ね
合わせ部に設けられた挿通孔sに、係止片hを挿入し更
に横材kの空洞部に位置させると、係止片hは自重でそ
の長尺部を下側にしてほぼ直立状態となる。次いで、僅
かにこの結合金具を引き戻してその係止片hを重ね合わ
せ部の内側壁に当接した状態とし、雄螺子cと雌螺子e
とで緊締するのである。
5或いは図6に示すような結合金具が汎用されている。
例えば、図5に示す結合金具の場合は、結合用軸棒aの
後半分が緊締部bとなされ、該緊締部bは、その表面に
螺設された雄螺子cと丸座金dと雄螺子cに螺合可能な
雌螺子eとからなり、又、前半分には割り溝fが穿設さ
れた係止片取付部gが設けられ、係止片hがその重心を
外した位置を支点として、支軸iの周りに回動可能に軸
着されており、同図(ロ)の破線で示すように、係止片
取付部gの割り溝f内に係止片hの短尺部分を収容して
全体を係止片取付部gの軸方向に合わせた状態(係止片
hの軸芯と係止片取付部gの軸芯とを一致させた状態)
で真っ直ぐにすることが可能であると共に、同図(ハ)
に示すように、チャンネル鋼からなる柱jと、この中に
嵌入した横桟からなる横材kとの結合部において、重ね
合わせ部に設けられた挿通孔sに、係止片hを挿入し更
に横材kの空洞部に位置させると、係止片hは自重でそ
の長尺部を下側にしてほぼ直立状態となる。次いで、僅
かにこの結合金具を引き戻してその係止片hを重ね合わ
せ部の内側壁に当接した状態とし、雄螺子cと雌螺子e
とで緊締するのである。
【0003】又、図6に示す結合金具の場合は、結合用
軸棒pに設けられる係止片取付部と係止片との構造が、
図5に示す従来の結合金具と異なっている。即ち、係止
片取付部mに取り付けられる係止片nは、係止片取付部
mを挟んで二枚の係止板o、o’と、この係止板o、
o’の前部及び後部の上縁間に架設された連結板q、
q’とからなっており、係止片nを支軸iの周りに回動
させたとき、この連結板q、q’が係止片取付部mの上
縁又は下縁に当たる為に、同図(ロ)に示すように係止
片nの軸方向を係止片取付部mの軸方向に合わせた状態
で、係止片取付部mと係止片nとを真っ直ぐにすること
が出来ず、傾斜した状態となる。この為、重ね合わせ部
に設けられる挿通孔rの孔径Dは大きくとっておく必要
がある。
軸棒pに設けられる係止片取付部と係止片との構造が、
図5に示す従来の結合金具と異なっている。即ち、係止
片取付部mに取り付けられる係止片nは、係止片取付部
mを挟んで二枚の係止板o、o’と、この係止板o、
o’の前部及び後部の上縁間に架設された連結板q、
q’とからなっており、係止片nを支軸iの周りに回動
させたとき、この連結板q、q’が係止片取付部mの上
縁又は下縁に当たる為に、同図(ロ)に示すように係止
片nの軸方向を係止片取付部mの軸方向に合わせた状態
で、係止片取付部mと係止片nとを真っ直ぐにすること
が出来ず、傾斜した状態となる。この為、重ね合わせ部
に設けられる挿通孔rの孔径Dは大きくとっておく必要
がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、図5に示す
結合金具の場合は、係止片hが一枚であり、その厚みは
割り溝fの幅に制約されるから、結合金具の耐引抜強度
は比較的小さなものとなり、満足な結合強度が得られな
いという問題があった。又、図6に示す結合金具の場合
は、係止片nが二枚の係止板o、o’からなり、しかも
その厚さを厚くすることができるので、結合金具の耐引
抜強度は比較的大きなものとすることが出来るが、重ね
合わせ部に設けられる挿通孔rの孔径Dは大きくとらざ
るを得ず、従って重ね合わせ部自体の強度が低下すると
いう問題があった。
結合金具の場合は、係止片hが一枚であり、その厚みは
割り溝fの幅に制約されるから、結合金具の耐引抜強度
は比較的小さなものとなり、満足な結合強度が得られな
いという問題があった。又、図6に示す結合金具の場合
は、係止片nが二枚の係止板o、o’からなり、しかも
その厚さを厚くすることができるので、結合金具の耐引
抜強度は比較的大きなものとすることが出来るが、重ね
合わせ部に設けられる挿通孔rの孔径Dは大きくとらざ
るを得ず、従って重ね合わせ部自体の強度が低下すると
いう問題があった。
【0005】本考案はこのような従来技術の欠点を解消
し、結合金具及び該結合金具を用いた柱と横材との結合
構造に於いて、結合金具の耐引抜強度及び重ね合わせ部
自体の強度の何れにも悪影響を与えないものを提供する
ことを目的としてなされたものである。
し、結合金具及び該結合金具を用いた柱と横材との結合
構造に於いて、結合金具の耐引抜強度及び重ね合わせ部
自体の強度の何れにも悪影響を与えないものを提供する
ことを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決する為の手段】請求項1記載の考案は、結
合用軸棒の後半部に緊締部が設けられると共に、前半部
が係止片取付部となされ、該緊締部はその表面に螺設さ
れた雄螺子とこれに螺合可能な雌螺子とからなり、係止
片取付部には、該係止片取付部を挟むようにして並設さ
れた二枚の係止板とこの各係止板の前部及び後部の上縁
間もしくは下縁間に架設された連結板とからなる係止片
が、該係止片の重心からやや外れた位置を支点として回
動自在に取着されており、係止片取付部には、係止片を
回動した際にその連結板が挿入可能な挿入溝が設けられ
ていることを特徴とする結合金具をその要旨とするもの
であり、請求項2記載の考案は、柱と横材とが重ね合わ
せられてなる結合構造であって、重ね合わせ部には、結
合金具の挿通孔が貫設され、該挿通孔に挿通された結合
金具により重ね合わせ部が結合されており、該結合金具
は、結合用軸棒の後半部に緊締部が設けられると共に、
前半部が係止片取付部となされ、該緊締部はその表面に
螺設された雄螺子とこれに螺合可能な雌螺子とからな
り、係止片取付部には、該係止片取付部を挟むようにし
て並設された二枚の係止板とこの各係止板の前部及び後
部の上縁間もしくは下縁間に架設された連結板とからな
る係止片が、該係止片の重心からやや外れた位置を支点
として回動自在に取着されており、係止片取付部には、
係止片を回動した際にその連結板が挿入可能な挿入溝が
設けられており、挿通孔に挿通された結合金具の係止片
が、自重により回動して重ね合わせ部の内側壁に係止さ
れた状態で、重ね合わせ部が緊締部により緊締されてな
ることを特徴とする柱と横材との結合構造をその要旨と
するものである。
合用軸棒の後半部に緊締部が設けられると共に、前半部
が係止片取付部となされ、該緊締部はその表面に螺設さ
れた雄螺子とこれに螺合可能な雌螺子とからなり、係止
片取付部には、該係止片取付部を挟むようにして並設さ
れた二枚の係止板とこの各係止板の前部及び後部の上縁
間もしくは下縁間に架設された連結板とからなる係止片
が、該係止片の重心からやや外れた位置を支点として回
動自在に取着されており、係止片取付部には、係止片を
回動した際にその連結板が挿入可能な挿入溝が設けられ
ていることを特徴とする結合金具をその要旨とするもの
であり、請求項2記載の考案は、柱と横材とが重ね合わ
せられてなる結合構造であって、重ね合わせ部には、結
合金具の挿通孔が貫設され、該挿通孔に挿通された結合
金具により重ね合わせ部が結合されており、該結合金具
は、結合用軸棒の後半部に緊締部が設けられると共に、
前半部が係止片取付部となされ、該緊締部はその表面に
螺設された雄螺子とこれに螺合可能な雌螺子とからな
り、係止片取付部には、該係止片取付部を挟むようにし
て並設された二枚の係止板とこの各係止板の前部及び後
部の上縁間もしくは下縁間に架設された連結板とからな
る係止片が、該係止片の重心からやや外れた位置を支点
として回動自在に取着されており、係止片取付部には、
係止片を回動した際にその連結板が挿入可能な挿入溝が
設けられており、挿通孔に挿通された結合金具の係止片
が、自重により回動して重ね合わせ部の内側壁に係止さ
れた状態で、重ね合わせ部が緊締部により緊締されてな
ることを特徴とする柱と横材との結合構造をその要旨と
するものである。
【0007】請求項2記載の考案に於いて、柱と横材と
の重ね合わせ部としては、柱と横材とが直接前後に重ね
合わされた構造のものの他、横材同士が継手で連結さ
れ、その継手と柱とが重ね合わされた構造のもの、図
5、及び図6に示すように内部に空洞部を有する柱材の
該空洞部に横材を嵌入した構造のもの等も含む。
の重ね合わせ部としては、柱と横材とが直接前後に重ね
合わされた構造のものの他、横材同士が継手で連結さ
れ、その継手と柱とが重ね合わされた構造のもの、図
5、及び図6に示すように内部に空洞部を有する柱材の
該空洞部に横材を嵌入した構造のもの等も含む。
【0008】
【作用】請求項1記載の考案は、結合用軸棒の後半部に
緊締部が設けられると共に、前半部が係止片取付部とな
され、該緊締部はその表面に螺設された雄螺子とこれに
螺合可能な雌螺子とからなり、係止片取付部には、該係
止片取付部を挟むようにして並設された二枚の係止板と
この各係止板の前部及び後部の上縁間もしくは下縁間に
架設された連結板とからなる係止片が、該係止片の重心
からやや外れた位置を支点として回動自在に取着されて
おり、係止片取付部には、係止片を回動した際にその連
結板が挿入可能な挿入溝が設けられているから、係止片
取付部の挿入溝内に係止片の連結板を収容し、その軸方
向を、係止片取付部の軸方向に合わせた状態で全体を真
っ直ぐにすることが可能であり、施工に際して重ね合わ
せ部に設ける結合金具取り付けの為の挿通孔の孔径は、
比較的小径のものでよい。
緊締部が設けられると共に、前半部が係止片取付部とな
され、該緊締部はその表面に螺設された雄螺子とこれに
螺合可能な雌螺子とからなり、係止片取付部には、該係
止片取付部を挟むようにして並設された二枚の係止板と
この各係止板の前部及び後部の上縁間もしくは下縁間に
架設された連結板とからなる係止片が、該係止片の重心
からやや外れた位置を支点として回動自在に取着されて
おり、係止片取付部には、係止片を回動した際にその連
結板が挿入可能な挿入溝が設けられているから、係止片
取付部の挿入溝内に係止片の連結板を収容し、その軸方
向を、係止片取付部の軸方向に合わせた状態で全体を真
っ直ぐにすることが可能であり、施工に際して重ね合わ
せ部に設ける結合金具取り付けの為の挿通孔の孔径は、
比較的小径のものでよい。
【0009】請求項2記載の考案は、柱と横材とが重ね
合わせられてなる結合構造であって、重ね合わせ部に
は、結合金具の挿通孔が貫設され、該挿通孔に挿通され
た結合金具により重ね合わせ部が結合されており、該結
合金具は、結合用軸棒の後半部に緊締部が設けられると
共に、前半部が係止片取付部となされ、該緊締部はその
表面に螺設された雄螺子とこれに螺合可能な雌螺子とか
らなり、係止片取付部には、該係止片取付部を挟むよう
にして並設された二枚の係止板とこの各係止板の前部及
び後部の上縁間もしくは下縁間に架設された連結板とか
らなる係止片が、該係止片の重心からやや外れた位置を
支点として回動自在に取着されており、係止片取付部に
は、係止片を回動した際にその連結板が挿入可能な挿入
溝が設けられており、挿通孔に挿通された結合金具の係
止片が、自重により回動して重ね合わせ部の内側壁に係
止された状態で、重ね合わせ部が緊締部により緊締され
てなる柱と横材とが重ね合わせられてなる結合構造であ
るから、重ね合わせ部に設ける結合金具取り付けの為の
貫通孔の孔径は、比較的小さいもので済ませることがで
きる。
合わせられてなる結合構造であって、重ね合わせ部に
は、結合金具の挿通孔が貫設され、該挿通孔に挿通され
た結合金具により重ね合わせ部が結合されており、該結
合金具は、結合用軸棒の後半部に緊締部が設けられると
共に、前半部が係止片取付部となされ、該緊締部はその
表面に螺設された雄螺子とこれに螺合可能な雌螺子とか
らなり、係止片取付部には、該係止片取付部を挟むよう
にして並設された二枚の係止板とこの各係止板の前部及
び後部の上縁間もしくは下縁間に架設された連結板とか
らなる係止片が、該係止片の重心からやや外れた位置を
支点として回動自在に取着されており、係止片取付部に
は、係止片を回動した際にその連結板が挿入可能な挿入
溝が設けられており、挿通孔に挿通された結合金具の係
止片が、自重により回動して重ね合わせ部の内側壁に係
止された状態で、重ね合わせ部が緊締部により緊締され
てなる柱と横材とが重ね合わせられてなる結合構造であ
るから、重ね合わせ部に設ける結合金具取り付けの為の
貫通孔の孔径は、比較的小さいもので済ませることがで
きる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1は、請求項1記載の考案の一実
施例を示す正面図であって、部材の一部を分解して示す
図であり、図2は、同上に於いて部材の一部を除去する
と共に、他の一部を回動して示す図であって、同図
(イ)はその正面図、同図(ロ)はその平面図であり、
図3は、請求項1記載の結合金具を用いて、柱と横材と
を結合した請求項2記載の考案の一実施例を示す図であ
って、同図(イ)は一部切欠正面図であり、同図(ロ)
は図(イ)のロ−ロ線にて切断し、矢印方向にみた一部
切欠側断面図であり、図4は、図3(ロ)の要部拡大断
面図である。
ら詳細に説明する。図1は、請求項1記載の考案の一実
施例を示す正面図であって、部材の一部を分解して示す
図であり、図2は、同上に於いて部材の一部を除去する
と共に、他の一部を回動して示す図であって、同図
(イ)はその正面図、同図(ロ)はその平面図であり、
図3は、請求項1記載の結合金具を用いて、柱と横材と
を結合した請求項2記載の考案の一実施例を示す図であ
って、同図(イ)は一部切欠正面図であり、同図(ロ)
は図(イ)のロ−ロ線にて切断し、矢印方向にみた一部
切欠側断面図であり、図4は、図3(ロ)の要部拡大断
面図である。
【0011】図1及び図2に於いて、1は結合金具の本
体である結合用軸棒であり、その後半部はその表面に雄
螺子が設けられた緊締部2となされ、3はこれに用いる
丸座金、4は同じく雌螺子である。5は結合用軸棒1の
前半部(同図では緊締部2の右側)に設けられた係止片
取付部であって、6、6’はこの係止片取付部5を挟む
ようにして並設された二枚の係止板、7、7’はこの係
止板6、6’の前部及び後部の上縁間に架設された連結
板であり、前部の連結板7’の方が、後部の連結板7よ
りも幅広になされている。このようにすると、前部によ
り多くの荷重がかけられ、回動が円滑になると共に、後
部の連結板7を挿入する為の、後述する挿入溝は比較的
幅狭にすることができ、結合金具全体の強度維持上好ま
しい。
体である結合用軸棒であり、その後半部はその表面に雄
螺子が設けられた緊締部2となされ、3はこれに用いる
丸座金、4は同じく雌螺子である。5は結合用軸棒1の
前半部(同図では緊締部2の右側)に設けられた係止片
取付部であって、6、6’はこの係止片取付部5を挟む
ようにして並設された二枚の係止板、7、7’はこの係
止板6、6’の前部及び後部の上縁間に架設された連結
板であり、前部の連結板7’の方が、後部の連結板7よ
りも幅広になされている。このようにすると、前部によ
り多くの荷重がかけられ、回動が円滑になると共に、後
部の連結板7を挿入する為の、後述する挿入溝は比較的
幅狭にすることができ、結合金具全体の強度維持上好ま
しい。
【0012】しかして、これら係止板6、6’と連結板
7、7’とで係止片8が形成されている。9は支軸であ
って、係止片8はこの支軸9に対して、その重心よりも
やや後部を支点として回動自在に軸着されている。又、
係止片取付部5の後部上面には、係止片8の後部連結板
7が挿入可能な挿入溝10が設けられている。
7、7’とで係止片8が形成されている。9は支軸であ
って、係止片8はこの支軸9に対して、その重心よりも
やや後部を支点として回動自在に軸着されている。又、
係止片取付部5の後部上面には、係止片8の後部連結板
7が挿入可能な挿入溝10が設けられている。
【0013】次に、叙上の請求項1記載の考案結合金具
の使用態様、即ち請求項2記載の考案の一実施例につい
て、更に図3及び図4を加えて説明する。本実施例では
車道、河川等に沿った歩道等に使用される防護柵を例に
とって説明する。図3に於いて11は太い丸管からなる
防護柵の柱であり、この柱11は一定間隔をおいて多数
本立設されているが、図面では一本のみを示す。又、こ
の柱11は、本実施例では丸管で形成された柱の例を示
しているが、その他角管、H型鋼、楕円管その他中実体
であってもよい。12、12は細い丸管からなる横材で
あって、歩行者を保護する為のものである。この横材1
2は、本実施例では丸管からなる例を示しているが、柱
11と同様にその他角管、H型鋼、楕円管その他中実体
であってもよい。この横材12は、図3(イ)に示すよ
うに柱11間に架設されるが、横材12の柱11に対す
る固定は、取付金具(継手)13を介してなされ、取付
金具13と横材12とは、相隣接する横材12、12の
各端部を所定間隔を隔てて固定されている。即ち、この
取付金具13は半筒状の一対の金具14、15と、該金
具15と一体になされている支承部16とから構成さ
れ、結合金具17を取り付ける為の挿通孔18が、柱1
1及び取付金具13の金具15、支承部16に貫設され
ている。尚、19は円弧状周面を有する座金である。
の使用態様、即ち請求項2記載の考案の一実施例につい
て、更に図3及び図4を加えて説明する。本実施例では
車道、河川等に沿った歩道等に使用される防護柵を例に
とって説明する。図3に於いて11は太い丸管からなる
防護柵の柱であり、この柱11は一定間隔をおいて多数
本立設されているが、図面では一本のみを示す。又、こ
の柱11は、本実施例では丸管で形成された柱の例を示
しているが、その他角管、H型鋼、楕円管その他中実体
であってもよい。12、12は細い丸管からなる横材で
あって、歩行者を保護する為のものである。この横材1
2は、本実施例では丸管からなる例を示しているが、柱
11と同様にその他角管、H型鋼、楕円管その他中実体
であってもよい。この横材12は、図3(イ)に示すよ
うに柱11間に架設されるが、横材12の柱11に対す
る固定は、取付金具(継手)13を介してなされ、取付
金具13と横材12とは、相隣接する横材12、12の
各端部を所定間隔を隔てて固定されている。即ち、この
取付金具13は半筒状の一対の金具14、15と、該金
具15と一体になされている支承部16とから構成さ
れ、結合金具17を取り付ける為の挿通孔18が、柱1
1及び取付金具13の金具15、支承部16に貫設され
ている。尚、19は円弧状周面を有する座金である。
【0014】叙上の柱11に横材12を取付金具13を
介して結合するには、先ず、柱11と取付金具13の各
挿通孔18の位置合わせを行い、次いで金具15、支承
部16を、結合金具17を用いて結合する。このとき、
結合金具17の係止片8を回動してその後部連結板7を
挿入孔10内に挿入し(図1に示す様な状態)、係止片
取付部5と係止片8とを真っ直ぐにして、挿通孔18よ
り挿入する。係止片8が挿通孔18を完全に通過する
と、係止片8は自重により回動してほぼ垂直状態となる
(図2及び図3に示す状態)。このように、係止片8が
折れ曲がった状態になると、もはや結合金具17を抜く
ことが不可能となる。次に、緊締部2の雄螺子に、座金
19、丸座金3を挿入しこれらの座金を介して雌螺子4
を螺合し、緊締して柱11、金具15及び支承部16
を、結合金具17で結合する。
介して結合するには、先ず、柱11と取付金具13の各
挿通孔18の位置合わせを行い、次いで金具15、支承
部16を、結合金具17を用いて結合する。このとき、
結合金具17の係止片8を回動してその後部連結板7を
挿入孔10内に挿入し(図1に示す様な状態)、係止片
取付部5と係止片8とを真っ直ぐにして、挿通孔18よ
り挿入する。係止片8が挿通孔18を完全に通過する
と、係止片8は自重により回動してほぼ垂直状態となる
(図2及び図3に示す状態)。このように、係止片8が
折れ曲がった状態になると、もはや結合金具17を抜く
ことが不可能となる。次に、緊締部2の雄螺子に、座金
19、丸座金3を挿入しこれらの座金を介して雌螺子4
を螺合し、緊締して柱11、金具15及び支承部16
を、結合金具17で結合する。
【0015】次に、金具15に横材12、12の各端部
をあてがい、予め穿設された取り付け孔との位置合わせ
を行った後金具14を被冠し、図3(イ)に示すよう
に、取り付けボルト20を用いて取付金具13の組立と
この取付金具13に対する横材12、12の装着とを同
時に行う。尚、取り付けボルト20の頭部は上側に位置
するようになし、しかもその頭部は、取付金具13内に
内蔵される為、美観的にも好ましく、又歩行者に対して
も安全である。
をあてがい、予め穿設された取り付け孔との位置合わせ
を行った後金具14を被冠し、図3(イ)に示すよう
に、取り付けボルト20を用いて取付金具13の組立と
この取付金具13に対する横材12、12の装着とを同
時に行う。尚、取り付けボルト20の頭部は上側に位置
するようになし、しかもその頭部は、取付金具13内に
内蔵される為、美観的にも好ましく、又歩行者に対して
も安全である。
【0016】次に示す図7には、図1及び図2に示した
請求項1記載の考案結合金具の引張荷重曲線(耐引抜強
度のことを指す)の測定値を、図5及び図6に示した従
来品のそれと対比しながらグラフで示す。同図におい
て、従来品Aとは図5に示すものであり、従来品Bとは
図6に示すものである。図7により、請求項1記載の本
考案結合金具が強度的にも非常に信頼できるものである
ことが理解できる。
請求項1記載の考案結合金具の引張荷重曲線(耐引抜強
度のことを指す)の測定値を、図5及び図6に示した従
来品のそれと対比しながらグラフで示す。同図におい
て、従来品Aとは図5に示すものであり、従来品Bとは
図6に示すものである。図7により、請求項1記載の本
考案結合金具が強度的にも非常に信頼できるものである
ことが理解できる。
【0017】
【考案の効果】請求項1記載の考案は、結合用軸棒の後
半部に緊締部が設けられると共に、前半部が係止片取付
部となされ、該緊締部はその表面に螺設された雄螺子と
これに螺合可能な雌螺子とからなり、係止片取付部に
は、該係止片取付部を挟むようにして並設された二枚の
係止板とこの各係止板の前部及び後部の上縁間もしくは
下縁間に架設された連結板とからなる係止片が、該係止
片の重心からやや外れた位置を支点として回動自在に取
着されており、係止片取付部には、係止片を回動した際
にその連結板が挿入可能な挿入溝が設けられているか
ら、係止片取付部の挿入溝内に係止片の連結板を収容
し、その軸方向を、係止片取付部の軸方向に合わせた状
態で全体を真っ直ぐにすることが可能であり、施工に際
して重ね合わせ部に設ける結合金具取り付けの為の挿通
孔の孔径は、比較的小径のものでよい。
半部に緊締部が設けられると共に、前半部が係止片取付
部となされ、該緊締部はその表面に螺設された雄螺子と
これに螺合可能な雌螺子とからなり、係止片取付部に
は、該係止片取付部を挟むようにして並設された二枚の
係止板とこの各係止板の前部及び後部の上縁間もしくは
下縁間に架設された連結板とからなる係止片が、該係止
片の重心からやや外れた位置を支点として回動自在に取
着されており、係止片取付部には、係止片を回動した際
にその連結板が挿入可能な挿入溝が設けられているか
ら、係止片取付部の挿入溝内に係止片の連結板を収容
し、その軸方向を、係止片取付部の軸方向に合わせた状
態で全体を真っ直ぐにすることが可能であり、施工に際
して重ね合わせ部に設ける結合金具取り付けの為の挿通
孔の孔径は、比較的小径のものでよい。
【0018】従って、柱と横材との結合部分は、充分な
機械的強度を得ることができ、設計、施工に際しての強
度の許容範囲が広がり、ひいてはこの特殊結合金具を用
いての建築構造物への採用範囲が広くなる。
機械的強度を得ることができ、設計、施工に際しての強
度の許容範囲が広がり、ひいてはこの特殊結合金具を用
いての建築構造物への採用範囲が広くなる。
【0019】請求項2記載の考案は、柱と横材とが重ね
合わせられてなる結合構造であって、重ね合わせ部に
は、結合金具の挿通孔が貫設され、該挿通孔に挿通され
た結合金具により重ね合わせ部が結合されており、該結
合金具は、結合用軸棒の後半部に緊締部が設けられると
共に、前半部が係止片取付部となされ、該緊締部はその
表面に螺設された雄螺子とこれに螺合可能な雌螺子とか
らなり、係止片取付部には、該係止片取付部を挟むよう
にして並設された二枚の係止板とこの各係止板の前部及
び後部の上縁間もしくは下縁間に架設された連結板とか
らなる係止片が、該係止片の重心からやや外れた位置を
支点として回動自在に取着されており、係止片取付部に
は、係止片を回動した際にその連結板が挿入可能な挿入
溝が設けられており、挿通孔に挿通された結合金具の係
止片が、自重により回動して重ね合わせ部の内側壁に係
止された状態で、重ね合わせ部が緊締部により緊締され
てなる柱と横材とが重ね合わせられてなる結合構造であ
るから、重ね合わせ部に設ける結合金具取り付けの為の
挿通孔の孔径は、比較的小さいもので済ませることがで
きる。従って、請求項1記載の考案と同じ効果を奏す
る。
合わせられてなる結合構造であって、重ね合わせ部に
は、結合金具の挿通孔が貫設され、該挿通孔に挿通され
た結合金具により重ね合わせ部が結合されており、該結
合金具は、結合用軸棒の後半部に緊締部が設けられると
共に、前半部が係止片取付部となされ、該緊締部はその
表面に螺設された雄螺子とこれに螺合可能な雌螺子とか
らなり、係止片取付部には、該係止片取付部を挟むよう
にして並設された二枚の係止板とこの各係止板の前部及
び後部の上縁間もしくは下縁間に架設された連結板とか
らなる係止片が、該係止片の重心からやや外れた位置を
支点として回動自在に取着されており、係止片取付部に
は、係止片を回動した際にその連結板が挿入可能な挿入
溝が設けられており、挿通孔に挿通された結合金具の係
止片が、自重により回動して重ね合わせ部の内側壁に係
止された状態で、重ね合わせ部が緊締部により緊締され
てなる柱と横材とが重ね合わせられてなる結合構造であ
るから、重ね合わせ部に設ける結合金具取り付けの為の
挿通孔の孔径は、比較的小さいもので済ませることがで
きる。従って、請求項1記載の考案と同じ効果を奏す
る。
【図1】請求項1記載の考案の一実施例を示す正面図で
あって、部材の一部を分解して示す図である。
あって、部材の一部を分解して示す図である。
【図2】同上に於いて部材の一部を除去すると共に、他
の一部を回動して示す図であって、同図(イ)はその正
面図、同図(ロ)はその平面図である。
の一部を回動して示す図であって、同図(イ)はその正
面図、同図(ロ)はその平面図である。
【図3】請求項1記載の結合金具を用いて、柱と横材と
を結合した場合の請求項2記載の考案の一実施例を示す
図であって、同図(イ)は一部切欠正面図であり、同図
(ロ)は図(イ)のロ−ロ線にて切断し、矢印方向にみ
た一部切欠側断面図である。
を結合した場合の請求項2記載の考案の一実施例を示す
図であって、同図(イ)は一部切欠正面図であり、同図
(ロ)は図(イ)のロ−ロ線にて切断し、矢印方向にみ
た一部切欠側断面図である。
【図4】図3(ロ)の要部拡大断面図である。
【図5】従来の結合金具の一例と、それを用いた場合の
柱と横材との結合構造の一例を示す図であって、同図
(イ)はその平面図、同図(ロ)はその正面図、同図
(ハ)はその実施態様である柱と横材との結合構造の一
例を示す要部断面図である。
柱と横材との結合構造の一例を示す図であって、同図
(イ)はその平面図、同図(ロ)はその正面図、同図
(ハ)はその実施態様である柱と横材との結合構造の一
例を示す要部断面図である。
【図6】従来の結合金具の他の一例と、それを用いた場
合の柱と横材との結合構造の一例を示す図であって、同
図(イ)はその平面図、同図(ロ)はその正面図、同図
(ハ)はその実施態様である柱と横材との結合構造の一
例を示す要部断面図である。
合の柱と横材との結合構造の一例を示す図であって、同
図(イ)はその平面図、同図(ロ)はその正面図、同図
(ハ)はその実施態様である柱と横材との結合構造の一
例を示す要部断面図である。
【図7】図1及び図2に示した請求項1記載の考案品の
引張荷重曲線の測定値を、図5及び図6に示した従来品
のそれと対比して示すグラフである。
引張荷重曲線の測定値を、図5及び図6に示した従来品
のそれと対比して示すグラフである。
2 緊締部 5 係止片取付部 6、6’係止板 7、7’連結板 8 係止片 9 支軸 10 挿入溝 11 柱 12 横材 13 取付金具 17 結合金具 18 挿通孔 20 取り付けボルト
Claims (2)
- 【請求項1】 結合用軸棒の後半部に緊締部が設けられ
ると共に、前半部が係止片取付部となされ、該緊締部は
その表面に螺設された雄螺子とこれに螺合可能な雌螺子
とからなり、係止片取付部には、該係止片取付部を挟む
ようにして並設された二枚の係止板とこの各係止板の前
部及び後部の上縁間もしくは下縁間に架設された連結板
とからなる係止片が、該係止片の重心からやや外れた位
置を支点として回動自在に取着されており、係止片取付
部には、係止片を回動した際にその連結板が挿入可能な
挿入溝が設けられていることを特徴とする結合金具。 - 【請求項2】 柱と横材とが重ね合わせられてなる結合
構造であって、重ね合わせ部には、結合金具の挿通孔が
貫設され、該挿通孔に挿通された結合金具により重ね合
わせ部が結合されており、該結合金具は、結合用軸棒の
後半部に緊締部が設けられると共に、前半部が係止片取
付部となされ、該緊締部はその表面に螺設された雄螺子
とこれに螺合可能な雌螺子とからなり、係止片取付部に
は、該係止片取付部を挟むようにして並設された二枚の
係止板とこの各係止板の前部及び後部の上縁間もしくは
下縁間に架設された連結板とからなる係止片が、該係止
片の重心からやや外れた位置を支点として回動自在に取
着されており、係止片取付部には、係止片を回動した際
にその連結板が挿入可能な挿入溝が設けられており、挿
通孔に挿通された結合金具の係止片が、自重により回動
して重ね合わせ部の内側壁に係止された状態で、重ね合
わせ部が緊締部により緊締されてなることを特徴とする
柱と横材との結合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2981491U JPH0747450Y2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 結合金具及び該結合金具を用いた柱と横材との結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2981491U JPH0747450Y2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 結合金具及び該結合金具を用いた柱と横材との結合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04126918U JPH04126918U (ja) | 1992-11-19 |
| JPH0747450Y2 true JPH0747450Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=31913616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2981491U Expired - Lifetime JPH0747450Y2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 結合金具及び該結合金具を用いた柱と横材との結合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747450Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115637386B (zh) * | 2022-11-02 | 2023-07-28 | 宁波星科金属材料有限公司 | 一种高速公路护栏用高强度耐候钢及高速公路护栏的制备方法 |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP2981491U patent/JPH0747450Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04126918U (ja) | 1992-11-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |