JPH0747587A - Tダイ - Google Patents
TダイInfo
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- JPH0747587A JPH0747587A JP5213478A JP21347893A JPH0747587A JP H0747587 A JPH0747587 A JP H0747587A JP 5213478 A JP5213478 A JP 5213478A JP 21347893 A JP21347893 A JP 21347893A JP H0747587 A JPH0747587 A JP H0747587A
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- Japan
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- die
- inner deckle
- resin
- manifold
- heat pipe
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/78—Thermal treatment of the extrusion moulding material or of preformed parts or layers, e.g. by heating or cooling
- B29C48/86—Thermal treatment of the extrusion moulding material or of preformed parts or layers, e.g. by heating or cooling at the nozzle zone
- B29C48/865—Heating
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/30—Extrusion nozzles or dies
- B29C48/305—Extrusion nozzles or dies having a wide opening, e.g. for forming sheets
- B29C48/31—Extrusion nozzles or dies having a wide opening, e.g. for forming sheets being adjustable, i.e. having adjustable exit sections
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
- B29C48/07—Flat, e.g. panels
- B29C48/08—Flat, e.g. panels flexible, e.g. films
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2007/00—Flat articles, e.g. films or sheets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ポリプロピレンやエチレン酢酸ビニル等を使
用した場合であっても完全に耳高や偏肉のないフィルム
やシートを成形することができ、しかもフィルムへの漏
出樹脂の付着が防止されかつフィルムの幅替え作業が容
易なTダイを提供する。 【構成】 T型押し出しダイ1であって、マニホールド
部2、ランド部3、リップ部4、及び溶融樹脂の流れの
幅を規制するためのインナーデッケルと、フィルムの幅
を制御するためのインナーデッケル棒とを具備するTダ
イにおいて、マニホールド部2の両側にTダイ1の長手
方向に平行にヒートパイプが配置されており、さらに2
ヒートパイプの外側面の少なくとも一部がマニホールド
部2内にマニホールド部2の全長に亙って露出している
ことを特徴とする。
用した場合であっても完全に耳高や偏肉のないフィルム
やシートを成形することができ、しかもフィルムへの漏
出樹脂の付着が防止されかつフィルムの幅替え作業が容
易なTダイを提供する。 【構成】 T型押し出しダイ1であって、マニホールド
部2、ランド部3、リップ部4、及び溶融樹脂の流れの
幅を規制するためのインナーデッケルと、フィルムの幅
を制御するためのインナーデッケル棒とを具備するTダ
イにおいて、マニホールド部2の両側にTダイ1の長手
方向に平行にヒートパイプが配置されており、さらに2
ヒートパイプの外側面の少なくとも一部がマニホールド
部2内にマニホールド部2の全長に亙って露出している
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、エチレン酢酸ビニル等の合成樹脂からなるフ
ィルムやシートを成形するためのT型押し出しダイ(T
ダイ)に関し、より詳しくは、ポリプロピレンやエチレ
ン酢酸ビニルのような従来はフィルムに耳高(フィルム
両端に生じるエッジビーズ)や偏肉(厚みの不均一化)
が生じてしまっていた合成樹脂を用いてフィルムやシー
トを成形するのに特に適したTダイに関する。
ロピレン、エチレン酢酸ビニル等の合成樹脂からなるフ
ィルムやシートを成形するためのT型押し出しダイ(T
ダイ)に関し、より詳しくは、ポリプロピレンやエチレ
ン酢酸ビニルのような従来はフィルムに耳高(フィルム
両端に生じるエッジビーズ)や偏肉(厚みの不均一化)
が生じてしまっていた合成樹脂を用いてフィルムやシー
トを成形するのに特に適したTダイに関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンやポリプロピレンのフィル
ムを成形する方法にはインフレーション法とTダイ法が
ある。このうちTダイ法はポリエチレン等のフィルムを
押し出し成形し、これを熱いうちに金属箔、セロハン
紙、クラフト紙等に重ねてロール加圧することによって
ラミネートして肥料袋、防湿袋等をつくるのに利用され
ており、さらに薬包材や食品包材等の包装材、各種樹脂
シート等の製造にも広範に使用されている。
ムを成形する方法にはインフレーション法とTダイ法が
ある。このうちTダイ法はポリエチレン等のフィルムを
押し出し成形し、これを熱いうちに金属箔、セロハン
紙、クラフト紙等に重ねてロール加圧することによって
ラミネートして肥料袋、防湿袋等をつくるのに利用され
ており、さらに薬包材や食品包材等の包装材、各種樹脂
シート等の製造にも広範に使用されている。
【0003】かかるTダイを改良して好適なフィルムを
効率よく製造する試みが種々提案されている。例えば、
本願発明の発明者による実用新案登録第1726281
号、実用新案登録第1603083号、実用新案登録第
1777587号、特許第1568629号、特許第1
631933号等である。これらの提案にかかる従来の
Tダイによれば、一般に透明性に優れたフィルムが得ら
れ、ポリエチレン等の特定の樹脂を用いれば厚みが均一
でかつ耳高も発生せず、ほぼ満足した製品が得られた。
効率よく製造する試みが種々提案されている。例えば、
本願発明の発明者による実用新案登録第1726281
号、実用新案登録第1603083号、実用新案登録第
1777587号、特許第1568629号、特許第1
631933号等である。これらの提案にかかる従来の
Tダイによれば、一般に透明性に優れたフィルムが得ら
れ、ポリエチレン等の特定の樹脂を用いれば厚みが均一
でかつ耳高も発生せず、ほぼ満足した製品が得られた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Tダイ
法に使用する合成樹脂は非常に多様化してきており、高
・中・低密度ポリエチレン(PE)以外にも、ポリプロ
ピレン(PP)、エチレン酢酸ビニル(EVA)、アイ
オノマー、LLDP、EVOH、EAA等様々な種類の
樹脂が使用されるようになってきた。また、オートクレ
ーブ法、チューブラー法等の樹脂の製造法によっても得
られる樹脂の特性は異なるので、この点でもTダイ法に
使用する合成樹脂の特性は多岐に亙っている。
法に使用する合成樹脂は非常に多様化してきており、高
・中・低密度ポリエチレン(PE)以外にも、ポリプロ
ピレン(PP)、エチレン酢酸ビニル(EVA)、アイ
オノマー、LLDP、EVOH、EAA等様々な種類の
樹脂が使用されるようになってきた。また、オートクレ
ーブ法、チューブラー法等の樹脂の製造法によっても得
られる樹脂の特性は異なるので、この点でもTダイ法に
使用する合成樹脂の特性は多岐に亙っている。
【0005】そのため、従来のTダイにおいては、使用
する樹脂の種類によっては依然としてフィルムの両端に
耳高が発生したり、厚みが不均一になり易いといった問
題があり、特にポリプロピレン及びエチレン酢酸ビニル
を用いた場合にかかる問題が顕著であった。
する樹脂の種類によっては依然としてフィルムの両端に
耳高が発生したり、厚みが不均一になり易いといった問
題があり、特にポリプロピレン及びエチレン酢酸ビニル
を用いた場合にかかる問題が顕著であった。
【0006】図5〜7に特許第1631933号に記載
の従来のTダイの一例を示す。図5は上記従来のTダイ
の正面図、図6は図5のTダイのサイドプレート近傍の
拡大正面断面図、図7は図5のTダイのY−Y断面の断
面図である。
の従来のTダイの一例を示す。図5は上記従来のTダイ
の正面図、図6は図5のTダイのサイドプレート近傍の
拡大正面断面図、図7は図5のTダイのY−Y断面の断
面図である。
【0007】図5〜7において、Tダイ1′はマニホー
ルド部2′、ランド部3′、リップ部4′、インナーデ
ッケル5′及びインナーデッケル棒6′を具備する。そ
して、インナーデッケル5′はサポートロッド12′に
より支持されており、マニホールド部2′上端からラン
ド部3′下端に亙って位置している。また、インナーデ
ッケル棒6′はランド部3′の最下端に位置し、インナ
ーデッケル5′と所定の空隙をもって配置されている。
このインナーデッケル5′は埋込みインナーデッケル部
(上部インナーデッケル部)5a′と旗付きインナーデ
ッケル部(下部インナーデッケル部)5b′とに分割さ
れている。
ルド部2′、ランド部3′、リップ部4′、インナーデ
ッケル5′及びインナーデッケル棒6′を具備する。そ
して、インナーデッケル5′はサポートロッド12′に
より支持されており、マニホールド部2′上端からラン
ド部3′下端に亙って位置している。また、インナーデ
ッケル棒6′はランド部3′の最下端に位置し、インナ
ーデッケル5′と所定の空隙をもって配置されている。
このインナーデッケル5′は埋込みインナーデッケル部
(上部インナーデッケル部)5a′と旗付きインナーデ
ッケル部(下部インナーデッケル部)5b′とに分割さ
れている。
【0008】図5において、矢線は樹脂の流れを示し、
押出機A′から押し出された溶融樹脂はマニホールド部
2′を経てランド部3′へ流入し、インナーデッケル
5′により樹脂流れの幅が規制され、最終的にインナー
デッケル棒6′により厳密に樹脂の幅が決められ、さら
にリップ部4′によって樹脂の厚みが制御されてフィル
ムが得られる。
押出機A′から押し出された溶融樹脂はマニホールド部
2′を経てランド部3′へ流入し、インナーデッケル
5′により樹脂流れの幅が規制され、最終的にインナー
デッケル棒6′により厳密に樹脂の幅が決められ、さら
にリップ部4′によって樹脂の厚みが制御されてフィル
ムが得られる。
【0009】このような従来のTダイにおいては、通
常、Tダイの外部に180mm程度の間隔で配置された
外部ヒーター(図示せず)によってTダイの温度を溶融
樹脂の温度(Tダイ入口温度)より5〜10℃程度高温
に維持するものの、外部ヒーターからの距離や樹脂の発
熱によって樹脂温度は必ずしも均一ではなかった。ま
た、従来のTダイにおける樹脂の流れは、図5において
矢線で示すように、Tダイ中央部ほど早くなる傾向にあ
った。そのため、従来のTダイにあっては、使用する樹
脂の種類によっては上記の樹脂温度の不均一さと樹脂流
れの不均一さとが相まって耳高や偏肉が発生し、特にポ
リプロピレン及びエチレン酢酸ビニルを用いた場合には
耳高や偏肉が確実に発生した。
常、Tダイの外部に180mm程度の間隔で配置された
外部ヒーター(図示せず)によってTダイの温度を溶融
樹脂の温度(Tダイ入口温度)より5〜10℃程度高温
に維持するものの、外部ヒーターからの距離や樹脂の発
熱によって樹脂温度は必ずしも均一ではなかった。ま
た、従来のTダイにおける樹脂の流れは、図5において
矢線で示すように、Tダイ中央部ほど早くなる傾向にあ
った。そのため、従来のTダイにあっては、使用する樹
脂の種類によっては上記の樹脂温度の不均一さと樹脂流
れの不均一さとが相まって耳高や偏肉が発生し、特にポ
リプロピレン及びエチレン酢酸ビニルを用いた場合には
耳高や偏肉が確実に発生した。
【0010】さらに、従来のTダイにおいては、インナ
ーデッケル5′とサイドプレート16′との間の部分
(図6における斜線部分)に滞留した樹脂がインナーデ
ッケル棒6′とリップ部4′との間から漏れてフィルム
に付着するという問題もあった。この樹脂漏れの発生頻
度は幅の狭いフィルムを製造する場合に特に高く、3〜
5分間に1回以上の高頻度で発生する場合があり、製品
品質および歩留りの低下をもたらしていた。また、漏れ
た樹脂が酸化レジンとなってリップ部4′周辺に付着す
るため、インナーデッケル棒6′の動きが阻害され、さ
らにフィルムの幅替えの際に酸化レジンを除去する必要
があった。
ーデッケル5′とサイドプレート16′との間の部分
(図6における斜線部分)に滞留した樹脂がインナーデ
ッケル棒6′とリップ部4′との間から漏れてフィルム
に付着するという問題もあった。この樹脂漏れの発生頻
度は幅の狭いフィルムを製造する場合に特に高く、3〜
5分間に1回以上の高頻度で発生する場合があり、製品
品質および歩留りの低下をもたらしていた。また、漏れ
た樹脂が酸化レジンとなってリップ部4′周辺に付着す
るため、インナーデッケル棒6′の動きが阻害され、さ
らにフィルムの幅替えの際に酸化レジンを除去する必要
があった。
【0011】本発明は、かかる従来技術の有する課題に
鑑みてなされたものであり、従来は耳高や偏肉が発生し
たポリプロピレンやエチレン酢酸ビニル等の合成樹脂を
使用した場合であっても完全に耳高や偏肉のないフィル
ムやシートを成形することができ、しかもフィルムへの
漏出樹脂の付着が防止されかつフィルムの幅替え作業が
容易なTダイを提供することを目的とする。
鑑みてなされたものであり、従来は耳高や偏肉が発生し
たポリプロピレンやエチレン酢酸ビニル等の合成樹脂を
使用した場合であっても完全に耳高や偏肉のないフィル
ムやシートを成形することができ、しかもフィルムへの
漏出樹脂の付着が防止されかつフィルムの幅替え作業が
容易なTダイを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記目的を達
成すべく鋭意研究した結果、マニホールド部の両側にヒ
ートパイプを配置し、しかもそのヒートパイプの外側面
をマニホールド部の全長に亙ってマニホールド部内に露
出させることによって上記課題が解決されることを見出
し、本発明に到達した。
成すべく鋭意研究した結果、マニホールド部の両側にヒ
ートパイプを配置し、しかもそのヒートパイプの外側面
をマニホールド部の全長に亙ってマニホールド部内に露
出させることによって上記課題が解決されることを見出
し、本発明に到達した。
【0013】すなわち本発明は、合成樹脂製のフィルム
を押し出し成形するためのT型押し出しダイであって、
(1) Tダイに導入された溶融状態の合成樹脂を該Tダイ
の長手方向に分配するためのマニホールド部と、(2) 該
マニホールド部から樹脂押出口に溶融樹脂を通過させる
ための細溝状のランド部(land)と、(3) 樹脂押出口の幅
を調節することによって得られるフィルムの厚みを制御
するためのリップ部と、(4) 前記マニホールド部及び前
記ランド部の両端部内に配置されており、Tダイの長手
方向に平行に移動可能であって、溶融樹脂の流れの幅を
規制するためのインナーデッケルと、(5) 前記ランド部
の樹脂押出口近傍の両端部内に配置されており、前記イ
ンナーデッケルに連関しかつ平行に移動可能であって、
得られるフィルムの幅を制御するためのインナーデッケ
ル棒とを具備するTダイにおいて、前記マニホールド部
の両側にTダイの長手方向に平行にヒートパイプが配置
されており、さらに該ヒートパイプの外側面の少なくと
も一部がマニホールド部内に該マニホールド部の全長に
亙って露出していることを特徴とするTダイである。
を押し出し成形するためのT型押し出しダイであって、
(1) Tダイに導入された溶融状態の合成樹脂を該Tダイ
の長手方向に分配するためのマニホールド部と、(2) 該
マニホールド部から樹脂押出口に溶融樹脂を通過させる
ための細溝状のランド部(land)と、(3) 樹脂押出口の幅
を調節することによって得られるフィルムの厚みを制御
するためのリップ部と、(4) 前記マニホールド部及び前
記ランド部の両端部内に配置されており、Tダイの長手
方向に平行に移動可能であって、溶融樹脂の流れの幅を
規制するためのインナーデッケルと、(5) 前記ランド部
の樹脂押出口近傍の両端部内に配置されており、前記イ
ンナーデッケルに連関しかつ平行に移動可能であって、
得られるフィルムの幅を制御するためのインナーデッケ
ル棒とを具備するTダイにおいて、前記マニホールド部
の両側にTダイの長手方向に平行にヒートパイプが配置
されており、さらに該ヒートパイプの外側面の少なくと
も一部がマニホールド部内に該マニホールド部の全長に
亙って露出していることを特徴とするTダイである。
【0014】
【実施例】以下、本発明のTダイを図面を参照してより
具体的に説明する。
具体的に説明する。
【0015】図1は本発明のTダイの一実施例を示す正
面図、図2は図1のTダイのサイドプレート近傍の拡大
正面断面図、図3は図1のTダイのX−X断面の断面
図、図4は本発明のTダイの他の実施例を示す断面図で
ある。
面図、図2は図1のTダイのサイドプレート近傍の拡大
正面断面図、図3は図1のTダイのX−X断面の断面
図、図4は本発明のTダイの他の実施例を示す断面図で
ある。
【0016】先ず、本発明のTダイにかかる主な構成部
分の機能に関して、図1〜4を参照しながら以下に説明
する。
分の機能に関して、図1〜4を参照しながら以下に説明
する。
【0017】(1) マニホールド部2 マニホールド部2は円形、楕円形、涙形等の断面を有し
ている通路であり、Tダイ1の中央部にその長手方向に
延びている。押出機Aから高圧下で押し出された溶融樹
脂はマニホールド部2を通ってTダイ1の長手方向に拡
がり、そしてランド部3に導かれる。
ている通路であり、Tダイ1の中央部にその長手方向に
延びている。押出機Aから高圧下で押し出された溶融樹
脂はマニホールド部2を通ってTダイ1の長手方向に拡
がり、そしてランド部3に導かれる。
【0018】(2) ランド部3 ランド部3は細溝状の通路であり、溶融樹脂は細溝状の
ランド部3を通ってマニホールド部2からリップ部4に
導かれる。
ランド部3を通ってマニホールド部2からリップ部4に
導かれる。
【0019】(3) リップ部4 リップ部4はその間に細溝状の排出オリフィス(樹脂押
出口)8を構成しており、そこから高圧下の溶融樹脂が
押し出されてフィルムが形成される。リップ部4の間
隔、すなわち樹脂押出口8の幅を調節することによって
得られるフィルムの厚みを制御することができる。図3
〜4に記載のTダイ1は、その下方の一方の側面に切り
欠き9を設け、その切り欠き9より先の部分10をネジ
等のリップ調節手段11によって動かすことによって樹
脂押出口8の幅を調節する、いわゆるリップベンディン
グ方式のTダイである。しかし、本発明にかかるリップ
部4の調節方法は特に制限されず、図7に示すような、
Tダイの両側に配置したリップ部材10′をリップ調節
手段(図示せず)によって動かして樹脂押出口8′の幅
を調節する従来のタイプでもよい。
出口)8を構成しており、そこから高圧下の溶融樹脂が
押し出されてフィルムが形成される。リップ部4の間
隔、すなわち樹脂押出口8の幅を調節することによって
得られるフィルムの厚みを制御することができる。図3
〜4に記載のTダイ1は、その下方の一方の側面に切り
欠き9を設け、その切り欠き9より先の部分10をネジ
等のリップ調節手段11によって動かすことによって樹
脂押出口8の幅を調節する、いわゆるリップベンディン
グ方式のTダイである。しかし、本発明にかかるリップ
部4の調節方法は特に制限されず、図7に示すような、
Tダイの両側に配置したリップ部材10′をリップ調節
手段(図示せず)によって動かして樹脂押出口8′の幅
を調節する従来のタイプでもよい。
【0020】(4) インナーデッケル5[埋込みインナー
デッケル部(上部インナーデッケル部)5aと旗付きイ
ンナーデッケル部(下部インナーデッケル部)5bとを
併せて「インナーデッケル5」と称する] インナーデッケル5は、マニホールド部2及びランド部
3の両端部内に配置されており、インナーデッケル5と
マニホールド部2及びランド部3の内面との間の空隙が
好ましくは0.05〜0.2mm程度となるように設計
される。両インナーデッケル5はそれぞれに接続された
サポートロッド12によってTダイ1の長手方向に対し
て平行に移動可能であり、両インナーデッケル5の間の
距離を調節することによってマニホールド部2及びラン
ド部3を流れる溶融樹脂の幅が調節される。
デッケル部(上部インナーデッケル部)5aと旗付きイ
ンナーデッケル部(下部インナーデッケル部)5bとを
併せて「インナーデッケル5」と称する] インナーデッケル5は、マニホールド部2及びランド部
3の両端部内に配置されており、インナーデッケル5と
マニホールド部2及びランド部3の内面との間の空隙が
好ましくは0.05〜0.2mm程度となるように設計
される。両インナーデッケル5はそれぞれに接続された
サポートロッド12によってTダイ1の長手方向に対し
て平行に移動可能であり、両インナーデッケル5の間の
距離を調節することによってマニホールド部2及びラン
ド部3を流れる溶融樹脂の幅が調節される。
【0021】インナーデッケル5は、特許第15686
29号に記載のように、埋込みインナーデッケル部5a
と旗付きインナーデッケル部5bとの上下に分割され、
さらにそれぞれにサポートロッド12a,12bが接続
されていることが望ましい。このように構成することに
より、埋込みインナーデッケル部5aと旗付きインナー
デッケル部5bの個々の調整が可能となり、樹脂幅をよ
り円滑化に規制することが可能となる。
29号に記載のように、埋込みインナーデッケル部5a
と旗付きインナーデッケル部5bとの上下に分割され、
さらにそれぞれにサポートロッド12a,12bが接続
されていることが望ましい。このように構成することに
より、埋込みインナーデッケル部5aと旗付きインナー
デッケル部5bの個々の調整が可能となり、樹脂幅をよ
り円滑化に規制することが可能となる。
【0022】(5) インナーデッケル棒6 インナーデッケル棒6は、ランド部3の両端部内におい
て樹脂押出口8とインナーデッケル5の下端との間に、
インナーデッケル5の下端から所定の空隙、好ましくは
0.1〜0.5mm程度の空隙をもって配置される。イ
ンナーデッケル棒6はそれぞれインナーデッケル5に連
関しかつ平行に移動可能であり、両インナーデッケル棒
6の間の距離を調節することによってランド部3を流れ
る溶融樹脂の幅が最終的に調節され、得られるフィルム
の幅が制御される。
て樹脂押出口8とインナーデッケル5の下端との間に、
インナーデッケル5の下端から所定の空隙、好ましくは
0.1〜0.5mm程度の空隙をもって配置される。イ
ンナーデッケル棒6はそれぞれインナーデッケル5に連
関しかつ平行に移動可能であり、両インナーデッケル棒
6の間の距離を調節することによってランド部3を流れ
る溶融樹脂の幅が最終的に調節され、得られるフィルム
の幅が制御される。
【0023】次いで、本発明のTダイの特徴部分に関し
て図面を参照しながら説明する。
て図面を参照しながら説明する。
【0024】本発明のTダイ1においては、図1〜4に
示すように、マニホールド部2の両側にTダイ1の長手
方向に平行にヒートパイプ7が配置されており、しかも
ヒートパイプ7の外側面の少なくとも一部がマニホール
ド部2内にマニホールド部2の全長に亙って露出してい
る。
示すように、マニホールド部2の両側にTダイ1の長手
方向に平行にヒートパイプ7が配置されており、しかも
ヒートパイプ7の外側面の少なくとも一部がマニホール
ド部2内にマニホールド部2の全長に亙って露出してい
る。
【0025】本発明において使用するヒートパイプ7
は、適当な熱媒体を内部に包含する熱伝導性パイプであ
り、部分的に加熱された場合であっても迅速にその全長
に亙って熱が拡散し、常に全体の温度が均一に維持され
るものである。図1〜4に示すヒートパイプ7は、それ
専用の加熱手段は有しない密閉タイプのものであり、外
部ヒーター(図示せず)によって加熱されたTダイ1の
温度と、接触する溶融樹脂の温度とによって加熱され、
それらの温度の平均的な温度にヒートパイプ7全体の温
度が均一に維持される。なお、本発明にかかるヒートパ
イプは上記のものに特に限定されず、ヒートパイプ専用
の適当な加熱手段を有するタイプ等でもよい。
は、適当な熱媒体を内部に包含する熱伝導性パイプであ
り、部分的に加熱された場合であっても迅速にその全長
に亙って熱が拡散し、常に全体の温度が均一に維持され
るものである。図1〜4に示すヒートパイプ7は、それ
専用の加熱手段は有しない密閉タイプのものであり、外
部ヒーター(図示せず)によって加熱されたTダイ1の
温度と、接触する溶融樹脂の温度とによって加熱され、
それらの温度の平均的な温度にヒートパイプ7全体の温
度が均一に維持される。なお、本発明にかかるヒートパ
イプは上記のものに特に限定されず、ヒートパイプ専用
の適当な加熱手段を有するタイプ等でもよい。
【0026】ヒートパイプに使用される熱媒体として
は、熱安定性及び熱伝導性が高く、腐食性が低く、引火
性・発火性がない等の諸特性を具備するものが好まし
く、ナフタリン、ナフタリン誘導体(アルキルナフタリ
ン等)、フェニルエーテル、ポリフェニル、アリルアル
カン等の熱媒体の中から、溶融樹脂の温度(通常は18
0〜340℃)に応じて適宜選択される。
は、熱安定性及び熱伝導性が高く、腐食性が低く、引火
性・発火性がない等の諸特性を具備するものが好まし
く、ナフタリン、ナフタリン誘導体(アルキルナフタリ
ン等)、フェニルエーテル、ポリフェニル、アリルアル
カン等の熱媒体の中から、溶融樹脂の温度(通常は18
0〜340℃)に応じて適宜選択される。
【0027】また、ヒートパイプの素材は、熱媒体によ
って腐食されず、耐圧性があり、かつ熱伝導性の高い材
料が好ましく、例えばステンレス鋼や黄銅が挙げられ
る。さらに、接触する溶融樹脂の酸化並びに付着を防止
すると共に表面の摺動性を高めるため、ヒートパイプの
表面は硬質クロム等でメッキされていることが好まし
い。
って腐食されず、耐圧性があり、かつ熱伝導性の高い材
料が好ましく、例えばステンレス鋼や黄銅が挙げられ
る。さらに、接触する溶融樹脂の酸化並びに付着を防止
すると共に表面の摺動性を高めるため、ヒートパイプの
表面は硬質クロム等でメッキされていることが好まし
い。
【0028】このようにマニホールド部2の内側面の一
部をヒートパイプ7の外側面が構成するようにすれば、
マニホールド部2からランド部3に流入する溶融樹脂が
均一な温度を有するヒートパイプ7に直接接触するた
め、発熱等によって不均一になった樹脂温度がヒートパ
イプ7近傍で完全に均一化される。また、樹脂温度が均
一になれば樹脂流れの不均一さも是正される。そのた
め、本発明のTダイ1によれば、耳高や偏肉の発生が防
止され、ポリプロピレンやエチレン酢酸ビニルを用いた
場合でも耳高や偏肉のないフィルムが得られる。
部をヒートパイプ7の外側面が構成するようにすれば、
マニホールド部2からランド部3に流入する溶融樹脂が
均一な温度を有するヒートパイプ7に直接接触するた
め、発熱等によって不均一になった樹脂温度がヒートパ
イプ7近傍で完全に均一化される。また、樹脂温度が均
一になれば樹脂流れの不均一さも是正される。そのた
め、本発明のTダイ1によれば、耳高や偏肉の発生が防
止され、ポリプロピレンやエチレン酢酸ビニルを用いた
場合でも耳高や偏肉のないフィルムが得られる。
【0029】また、本発明のTダイ1においては、図3
〜4に示すように、ヒートパイプ7の外側面の少なくと
も一部がマニホールド部2内に突出していることが好ま
しい。ヒートパイプ7の外側面を、好ましくは3〜4m
m程度マニホールド部2内に突出させることによって、
両ヒートパイプ7の間に形成されたノズルの作用によっ
てマニホールド部2からランド部3に流入する溶融樹脂
の圧力が均一にコントロールされる。そのため、このよ
うに構成された本発明のTダイ1によれば、樹脂流れが
より均一化されるため、耳高や偏肉の発生がより確実に
防止される傾向にある。
〜4に示すように、ヒートパイプ7の外側面の少なくと
も一部がマニホールド部2内に突出していることが好ま
しい。ヒートパイプ7の外側面を、好ましくは3〜4m
m程度マニホールド部2内に突出させることによって、
両ヒートパイプ7の間に形成されたノズルの作用によっ
てマニホールド部2からランド部3に流入する溶融樹脂
の圧力が均一にコントロールされる。そのため、このよ
うに構成された本発明のTダイ1によれば、樹脂流れが
より均一化されるため、耳高や偏肉の発生がより確実に
防止される傾向にある。
【0030】このようにヒートパイプ7がマニホールド
部2内に突出している場合、インナーデッケル5にヒー
トパイプ7の外側面に対応した溝を形成する必要があ
る。この溝は、インナーデッケル5によるヒートパイプ
7の損傷を防止するために、インナーデッケル5とヒー
トパイプ7との間の空隙が0.2〜0.5mm程度とな
るように設計することが好ましい。
部2内に突出している場合、インナーデッケル5にヒー
トパイプ7の外側面に対応した溝を形成する必要があ
る。この溝は、インナーデッケル5によるヒートパイプ
7の損傷を防止するために、インナーデッケル5とヒー
トパイプ7との間の空隙が0.2〜0.5mm程度とな
るように設計することが好ましい。
【0031】さらに、本発明のTダイ1においては、図
4に示すように、ランド部3の両側にもTダイ1の長手
方向に平行にヒートパイプ13が配置され、ヒートパイ
プ13の外側面の少なくとも一部がランド部3内にラン
ド部3の全長に亙って露出していることが好ましい。こ
のように構成すれば、ランド部3を流下する溶融樹脂が
ヒートパイプ13近傍で再び完全に均一化されるため、
ランド部3における樹脂発熱等の影響を受けることな
く、耳高や偏肉の発生がより確実に防止される傾向にあ
る。
4に示すように、ランド部3の両側にもTダイ1の長手
方向に平行にヒートパイプ13が配置され、ヒートパイ
プ13の外側面の少なくとも一部がランド部3内にラン
ド部3の全長に亙って露出していることが好ましい。こ
のように構成すれば、ランド部3を流下する溶融樹脂が
ヒートパイプ13近傍で再び完全に均一化されるため、
ランド部3における樹脂発熱等の影響を受けることな
く、耳高や偏肉の発生がより確実に防止される傾向にあ
る。
【0032】また、従来のTダイのランド部の幅は通常
4〜5mmであるのに対して、本発明のTダイ1のラン
ド部3の幅は2.7〜3.2mmが好ましい。このよう
にランド部3を狭くすれば、ランド部3の間に形成され
たノズルの作用によって溶融樹脂の圧力がより均一にコ
ントロールされ、また溶融樹脂がより均一にヒートパイ
プ7に接触するため、樹脂流れ及び樹脂温度がより均一
化される傾向にある。そのため、本発明のTダイ1にお
いてランド部3の幅を狭くすることは、耳高や偏肉の発
生をより確実に防止する上で特に有効である。なお、ラ
ンド部3の幅が狭過ぎると、インナーデッケル5やイン
ナーデッケル棒6の強度が不足することとなり、好まし
くない。
4〜5mmであるのに対して、本発明のTダイ1のラン
ド部3の幅は2.7〜3.2mmが好ましい。このよう
にランド部3を狭くすれば、ランド部3の間に形成され
たノズルの作用によって溶融樹脂の圧力がより均一にコ
ントロールされ、また溶融樹脂がより均一にヒートパイ
プ7に接触するため、樹脂流れ及び樹脂温度がより均一
化される傾向にある。そのため、本発明のTダイ1にお
いてランド部3の幅を狭くすることは、耳高や偏肉の発
生をより確実に防止する上で特に有効である。なお、ラ
ンド部3の幅が狭過ぎると、インナーデッケル5やイン
ナーデッケル棒6の強度が不足することとなり、好まし
くない。
【0033】本発明のTダイ1においては、さらに、イ
ンナーデッケル5、特に埋込みインナーデッケル部5a
の形状を従来にない以下のような特殊な形状とすること
が好ましい。すなわち、従来のインナーデッケル5′、
特に埋込みインナーデッケル部5a′は、図5〜6に示
すように、Tダイの長手方向に対して垂直な樹脂流れ制
御面14′を有するものであった。これに対して、本発
明のTダイ1においては、図1〜4に示すように、埋込
みインナーデッケル部5aの樹脂流れ制御面14がその
全面に亙って鉛直下方に対して外側に傾斜していること
が好ましい。このようにTダイの長手方向に対して垂直
な樹脂流れ制御面をなくせば、マニホールド部2からラ
ンド部3に流入する溶融樹脂の流れがスムーズになり、
また樹脂圧もより均一化されるので、耳高や偏肉の発生
がより確実に防止される傾向にある。
ンナーデッケル5、特に埋込みインナーデッケル部5a
の形状を従来にない以下のような特殊な形状とすること
が好ましい。すなわち、従来のインナーデッケル5′、
特に埋込みインナーデッケル部5a′は、図5〜6に示
すように、Tダイの長手方向に対して垂直な樹脂流れ制
御面14′を有するものであった。これに対して、本発
明のTダイ1においては、図1〜4に示すように、埋込
みインナーデッケル部5aの樹脂流れ制御面14がその
全面に亙って鉛直下方に対して外側に傾斜していること
が好ましい。このようにTダイの長手方向に対して垂直
な樹脂流れ制御面をなくせば、マニホールド部2からラ
ンド部3に流入する溶融樹脂の流れがスムーズになり、
また樹脂圧もより均一化されるので、耳高や偏肉の発生
がより確実に防止される傾向にある。
【0034】また、本発明のTダイ1にかかるインナー
デッケル5には、溶融樹脂の一部を図2において矢線で
示すようにインナーデッケル5の背後、すなわちインナ
ーデッケル5とサイドプレート16との間の部分に回り
込ませるための切り欠き15が形成されていることが好
ましい(図2〜4参照)。この切り欠き15があれば、
図2における斜線部分の樹脂圧力が高くなり、その圧力
によってインナーデッケル棒6がリップ部4上端面に押
しつけられるため、インナーデッケル棒6とリップ部4
との間からの樹脂漏れが完全に防止される。そのため、
フィルムへの漏出樹脂の付着が無くなり、製品品質並び
に歩留りが向上する。また、リップ部4周辺への酸化レ
ジンの付着がないため、インナーデッケル棒6の動きが
常にスムーズであり、さらにフィルムの幅替え作業も容
易となる。
デッケル5には、溶融樹脂の一部を図2において矢線で
示すようにインナーデッケル5の背後、すなわちインナ
ーデッケル5とサイドプレート16との間の部分に回り
込ませるための切り欠き15が形成されていることが好
ましい(図2〜4参照)。この切り欠き15があれば、
図2における斜線部分の樹脂圧力が高くなり、その圧力
によってインナーデッケル棒6がリップ部4上端面に押
しつけられるため、インナーデッケル棒6とリップ部4
との間からの樹脂漏れが完全に防止される。そのため、
フィルムへの漏出樹脂の付着が無くなり、製品品質並び
に歩留りが向上する。また、リップ部4周辺への酸化レ
ジンの付着がないため、インナーデッケル棒6の動きが
常にスムーズであり、さらにフィルムの幅替え作業も容
易となる。
【0035】上記切り欠きの大きさ(切り欠き部分の厚
み)は、図2における斜線部分に充分な圧力が加えるた
めに1.5〜5.0mm程度が好ましく、特に好ましく
は3mm程度である。
み)は、図2における斜線部分に充分な圧力が加えるた
めに1.5〜5.0mm程度が好ましく、特に好ましく
は3mm程度である。
【0036】なお、本発明のTダイにおいては、インナ
ーデッケル5の間隔を広げる際にインナーデッケル5と
サイドプレート16との間に入っている樹脂を抜くため
のパージングプラグ17をサイドプレート16に設ける
ことが好ましい(図2参照)。
ーデッケル5の間隔を広げる際にインナーデッケル5と
サイドプレート16との間に入っている樹脂を抜くため
のパージングプラグ17をサイドプレート16に設ける
ことが好ましい(図2参照)。
【0037】本発明のTダイにおいては、樹脂の種類を
変える際にTダイ1内を効率よく加熱または冷却するた
めに、Tダイ1上部を包囲する保温カバー(図示せ
ず)、冷却手段(図示せず)等を設けてもよい。
変える際にTダイ1内を効率よく加熱または冷却するた
めに、Tダイ1上部を包囲する保温カバー(図示せ
ず)、冷却手段(図示せず)等を設けてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のTダイに
おいては樹脂温度並びに樹脂流れが均一化されるため、
本発明のTダイを使用することによって使用する樹脂の
種類に拘らず耳高や偏肉の発生が完全に防止される。従
って、本発明のTダイによれば、従来は耳高や偏肉が発
生して歩留りが非常に低かったポリプロピレンやエチレ
ン酢酸ビニル等の合成樹脂を使用して完全に耳高及び偏
肉のないフィルムやシートを成形することが可能とな
る。
おいては樹脂温度並びに樹脂流れが均一化されるため、
本発明のTダイを使用することによって使用する樹脂の
種類に拘らず耳高や偏肉の発生が完全に防止される。従
って、本発明のTダイによれば、従来は耳高や偏肉が発
生して歩留りが非常に低かったポリプロピレンやエチレ
ン酢酸ビニル等の合成樹脂を使用して完全に耳高及び偏
肉のないフィルムやシートを成形することが可能とな
る。
【0039】また、本発明のTダイにあっては、インナ
ーデッケル棒とリップ部との間からの樹脂漏れを完全に
無くしてフィルムへの漏出樹脂の付着を完全に防止する
ことも可能となり、製品品質並びに歩留りが著しく向上
する。さらに、リップ部周辺への酸化レジンの付着がな
くなるため、インナーデッケル棒の動きが常にスムーズ
となり、フィルムの幅替え作業も容易となる。
ーデッケル棒とリップ部との間からの樹脂漏れを完全に
無くしてフィルムへの漏出樹脂の付着を完全に防止する
ことも可能となり、製品品質並びに歩留りが著しく向上
する。さらに、リップ部周辺への酸化レジンの付着がな
くなるため、インナーデッケル棒の動きが常にスムーズ
となり、フィルムの幅替え作業も容易となる。
【図1】 本発明のTダイの一実施例を示す正面図であ
り、
り、
【図2】 図1のTダイのサイドプレート近傍の拡大正
面断面図であり、
面断面図であり、
【図3】 図1のTダイのX−X断面の断面図であり、
【図4】 本発明のTダイの他の実施例を示す断面図で
あり、
あり、
【図5】 従来のTダイの一例を示す正面図であり、
【図6】 図5のTダイのサイドプレート近傍の拡大正
面断面図であり、
面断面図であり、
【図7】 図5のTダイのY−Y断面の断面図である。
1:Tダイ、2:マニホールド部、3:ランド部、4:
リップ部、5:インナーデッケル、5a:埋込みインナ
ーデッケル部(上部インナーデッケル部)、5b:旗付
きインナーデッケル部(下部インナーデッケル部)、
6:インナーデッケル棒、7:ヒートパイプ、8:樹脂
押出口、9:Tダイ側面の切り欠き、10:Tダイ先端
の可動部分、11:リップ調節手段、12,12a,1
2b:サポートロッド、13:ヒートパイプ、14:イ
ンナーデッケルの樹脂流れ制御面、15:インナーデッ
ケルの切り欠き、16:サイドプレート、17:パージ
ングプラグ、A:押出機。
リップ部、5:インナーデッケル、5a:埋込みインナ
ーデッケル部(上部インナーデッケル部)、5b:旗付
きインナーデッケル部(下部インナーデッケル部)、
6:インナーデッケル棒、7:ヒートパイプ、8:樹脂
押出口、9:Tダイ側面の切り欠き、10:Tダイ先端
の可動部分、11:リップ調節手段、12,12a,1
2b:サポートロッド、13:ヒートパイプ、14:イ
ンナーデッケルの樹脂流れ制御面、15:インナーデッ
ケルの切り欠き、16:サイドプレート、17:パージ
ングプラグ、A:押出機。
Claims (6)
- 【請求項1】 合成樹脂製のフィルムを押し出し成形す
るためのT型押し出しダイであって、(1) Tダイに導入
された溶融状態の合成樹脂を該Tダイの長手方向に分配
するためのマニホールド部と、(2) 該マニホールド部か
ら樹脂押出口に溶融樹脂を通過させるための細溝状のラ
ンド部と、(3) 樹脂押出口の幅を調節することによって
得られるフィルムの厚みを制御するためのリップ部と、
(4) 前記マニホールド部及び前記ランド部の両端部内に
配置されており、Tダイの長手方向に平行に移動可能で
あって、溶融樹脂の流れの幅を規制するためのインナー
デッケルと、(5) 前記ランド部の樹脂押出口近傍の両端
部内に配置されており、前記インナーデッケルに連関し
かつ平行に移動可能であって、得られるフィルムの幅を
制御するためのインナーデッケル棒とを具備するTダイ
において、 前記マニホールド部の両側にTダイの長手方向に平行に
ヒートパイプが配置されており、さらに該ヒートパイプ
の外側面の少なくとも一部がマニホールド部内に該マニ
ホールド部の全長に亙って露出していることを特徴とす
るTダイ。 - 【請求項2】 前記ヒートパイプの外側面の少なくとも
一部がマニホールド部内に突出しており、さらに前記イ
ンナーデッケルに該ヒートパイプの外側面に対応した溝
が形成されている、請求項1に記載のTダイ。 - 【請求項3】 前記ランド部の両側にもTダイの長手方
向に平行にヒートパイプが配置されており、さらに該ヒ
ートパイプの外側面の少なくとも一部がランド部内に該
ランド部の全長に亙って露出している、請求項1または
2に記載のTダイ。 - 【請求項4】 前記インナーデッケルが埋込みインナー
デッケル部と旗付きインナーデッケル部との上下に分割
されており、該埋込みインナーデッケル部の樹脂流れ制
御面が全面に亙って鉛直下方に対して外側に傾斜してい
る、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載のTダ
イ。 - 【請求項5】 前記インナーデッケルに、溶融樹脂の一
部を該インナーデッケルの背後に回り込ませるための切
り欠きが形成されている、請求項1〜4のうちのいずれ
か1項に記載のTダイ。 - 【請求項6】 前記細溝状のランド部の幅が2.7〜
3.2mmである、請求項1〜5のうちのいずれか1項
に記載のTダイ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5213478A JPH0747587A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | Tダイ |
| US08/152,039 US5395231A (en) | 1993-08-06 | 1993-11-12 | T-shaped film extrusion die |
| EP93118512A EP0637498A1 (en) | 1993-08-06 | 1993-11-16 | T-Shaped film extrusion die |
| KR1019940001191A KR950005501A (ko) | 1993-08-06 | 1994-01-24 | T다이 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5213478A JPH0747587A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | Tダイ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0747587A true JPH0747587A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16639871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5213478A Pending JPH0747587A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | Tダイ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5395231A (ja) |
| EP (1) | EP0637498A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0747587A (ja) |
| KR (1) | KR950005501A (ja) |
Cited By (5)
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|---|---|---|---|---|
| KR19990042858A (ko) * | 1997-11-28 | 1999-06-15 | 구광시 | 필름 제조장치 |
| JP2010083060A (ja) * | 2008-10-01 | 2010-04-15 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 低密度ポリエチレンの溶融押出成形方法 |
| JP2013039703A (ja) * | 2011-08-12 | 2013-02-28 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 熱可塑性樹脂フィルムの製造方法および当該製造方法に用いる押出成形用tダイ |
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| CN112356415A (zh) * | 2020-09-03 | 2021-02-12 | 苏州浅米科技有限公司 | 一种5g柔性线路板用超薄pfa薄膜制备方法 |
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| JP2002096370A (ja) * | 2000-09-26 | 2002-04-02 | Toray Ind Inc | 口金、シートならびにその製造装置および製造方法 |
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- 1993-11-16 EP EP93118512A patent/EP0637498A1/en not_active Withdrawn
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