JPH0747966A - 車両用油圧システム - Google Patents

車両用油圧システム

Info

Publication number
JPH0747966A
JPH0747966A JP5196458A JP19645893A JPH0747966A JP H0747966 A JPH0747966 A JP H0747966A JP 5196458 A JP5196458 A JP 5196458A JP 19645893 A JP19645893 A JP 19645893A JP H0747966 A JPH0747966 A JP H0747966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
variable
valve
throttle
variable throttle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5196458A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Suzuki
鈴木  茂
Hideoki Katsuta
秀興 勝田
Nobuaki Hoshino
伸明 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP5196458A priority Critical patent/JPH0747966A/ja
Publication of JPH0747966A publication Critical patent/JPH0747966A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧システムの動力損失を低減し、油圧ポン
プの容量を低減することができる車両用油圧システムを
提供すること。 【構成】 油圧ポンプ2からの作動油を第1及び第2の
作動油路L1 ,L2 に分流する分流弁8を構成するスプ
ール22に可変絞り孔22aを設け、その内部に可変絞
り弁25を進退可能に挿入し、該弁25をスプール26
により支持する。又、このスプール26の前後に第1感
圧室R1 と第2感圧室R2 を設け、第2感圧室R2 と油
タンクをドレン通路Ld により連通する。このドレン通
路Ld に開閉弁29を設け、ステアリング機構13が作
動された場合に、第4感圧室R4 の圧力が上昇して、ス
プール31がドレン通路Ld を開放する位置に切り換え
られ、第2感圧室R2 の圧力が低下して、前記可変絞り
機構Kn の絞り度の大きい第1可変絞りKn1から絞り度
の小さい第2可変絞りKn2に切り換えられ、第2作動油
路L2 からステアリング機構13に必要な一定流量の圧
油が供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用エンジンの動力に
より駆動される油圧ポンプと、該油圧ポンプの主油路に
分流弁を介して接続された第1の作動油路に油圧モータ
を設け、第2の作動油路にパワーステアリング機構を設
けた車両用油圧システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用油圧システムとして、実
開昭62ー97302号公報に開示されたものがある。
この車両用油圧システムでは車両用エンジンによって駆
動される可変容量油圧ポンプの吐出ポートに対し、空調
用圧縮機を駆動するための定容量型油圧モータが主油路
により直列に接続されている。又、主油路上には絞りが
直列に介在されており、この絞り前後の油圧差を感知し
て前記可変容量油圧ポンプの容量可変機構を制御する感
圧式容量制御弁を有している。そして、エンジンの回転
数が変動しても、定容量型油圧モータへの供給油量をほ
ぼ一定にして空調用圧縮機の回転数を安定化するように
なっている。
【0003】又、前記主油路には分流弁が設けられ、該
分流弁の分岐油路上にはパワーステアリング機構のパワ
ーシリンダへの圧油の供給を切換制御する制御弁が接続
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記車両用油圧システ
ムではパワーステアリング機構の作動、停止状態に無関
係にパワーステアリング機構の最大必要流量に応じて分
流弁から分岐油路に常時給油される。このためステアリ
ング機構の停止状態では動力損失が大きく、特に油圧モ
ータにより駆動される圧縮機、オルタネータ等の補助機
器が全て稼働状態にある場合には、油圧ポンプの吐出圧
が高く、このため動力損失が一層大きくなるという問題
があった。
【0005】又、油圧ポンプの最大容量は油圧モータの
必要流量に対しパワーステアリング機構の作動に必要な
流量を加えた流量によって設定されるので、ポンプ容量
を減少することができないという問題もあった。
【0006】本発明は上記従来の技術に存する問題点を
解消して油圧システムの動力損失を低減するとともに、
油圧システムに必要な油流量を減少して、油圧ポンプの
容量を低減することができる車両用油圧システムを提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、車両用エンジンによって駆動される油圧ポンプと、
該油圧ポンプに対し第1の作動油路を介して接続された
油圧モータと、前記第1の作動油路に設けられ、かつ該
作動油路と並列関係にある第2の作動油路上に介在した
パワーステアリング機構と、前記両作動油路の分岐点に
介在され、前記パワーステアリング機構の作動時に優先
して必要な作動油を該ステアリング機構に供給する分流
弁とにより構成された車両用油圧システムにおいて、前
記第2の作動油路に対し絞り度の大きい第1可変絞りと
絞り度の小さい第2可変絞りの間で切り換えできる可変
絞り機構を設け、該可変絞り機構には前記パワーステア
リング機構の動作時には第1可変絞りから第2可変絞り
に切り換え、不作動時には第2可変絞りから第1可変絞
りに切り換えるための可変絞り度切換手段を設けてい
る。
【0008】又、請求項2記載の発明では、請求項1に
おいて、前記可変絞り機構を分流弁を構成するスプール
に形成した可変絞り孔に進退可能に挿入された可変絞り
弁と、該可変絞り弁を支持する切換スプールとにより構
成している。又、該切換スプールの一端面側には第1の
作動油路の圧力を感知する第1感圧室を形成し、他端面
側にはバネを収容する第2感圧室を形成している。さら
に、前記第1及び第2の感圧室を切換スプールに形成し
た絞りを有する連通路により連通し、前記第2感圧室を
ドレン通路により油タンクと連通し、該ドレン通路上に
は前記パワーステアリング機構が動作されて第2の作動
油路の圧力が設定値以上になった場合に、ドレン通路を
開放する開閉弁を設けている。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、車両用エンジンによ
って油圧ポンプが駆動されると、該ポンプの吸入ポート
から吸入された油は分流弁及び第1作動油路を介して油
圧モータに供給され、該モータから排出された作動油は
油圧ポンプに吸入される。又、油圧モータの回転により
例えば圧縮機、オルタネータ等の補助機器が駆動され
る。
【0010】前記パワーステアリング機構の停止状態で
は分流弁から該ステアリング機構に至る第2の作動油路
上に設けた可変絞り機構は、絞り度が大きい第1可変絞
り状態に保持されている。このため油圧ポンプから分流
弁を経て第2作動油路に流れる油流量は、通路面積の小
さい第1可変絞りに規制されて小流量となる。従って、
油圧モータに大きな負荷が作用して油圧ポンプの吐出圧
力が最大状態でも停止状態のパワーステアリング機構に
供給される圧油による動力損失が低減される。
【0011】又、前記パワーステアリング機構が作動状
態に切り換えられると、可変絞り度切換手段が動作され
て、絞り度の大きい第1可変絞りから絞り度の小さい第
2可変絞りに切り換えられて、その通路面積が増大する
ので、第2作動油路を通してパワーステアリング機構に
必要な流量の圧油が供給される。
【0012】前記分流弁はステアリング機構の停止状態
にあっては、第2作動油路に対し第1可変絞りにより規
制される一定の小流量の圧油を優先して供給し、作動状
態にあっては、第2可変絞りにより規制される一定の大
流量の圧油を優先して供給する。
【0013】請求項2記載の発明では、パワーステアリ
ング機構が作動されると、第2作動油路の圧力が上昇す
るので、開閉弁がドレン通路を開放する位置に切り換え
られ、第2感圧室の圧力が低下する。このため切換スプ
ールが第1感圧室の圧力により押動されて、可変絞り弁
が分流弁を構成するスプールの可変絞り孔から離脱さ
れ、第1可変絞りから第2可変絞りに切り換えられ、大
流量の圧油がパワーステアリング機構に供給される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の車両用油圧システムを具体化
した第1実施例を図1〜図5に基づいて説明する。
【0015】図3に示すように車両用エンジン1には例
えばアキシャルピストン型の斜板式可変容量油圧ポンプ
2が作動連結されている。この可変容量油圧ポンプ1は
油タンクTから油を吸入して、斜板3の傾斜角に応じた
流量を主油路Lに吐出する。油圧ポンプ2には容量制御
シリンダ4が組み込まれており、そのシリンダロッド4
aは斜板3に連結されている。又、該斜板3はバネ5に
より常には最小傾斜位置へ向かって付勢されている。
【0016】前記主油路Lには第1の固定絞りK1 が設
けられ、油圧ポンプ2と該固定絞りK1 との間の主油路
Lからは制御油路LC が分岐され、その油路LC には2
室3ポートの容量制御弁6が配置されている。この容量
制御弁としては圧油供給用及びドレンポートの開度を調
整して通過流量を調整することができるトレーサ弁が用
いられている。この制御弁6は制御油路LC から分岐点
Aにおいて分岐される第1のパイロット油路P1 内の圧
力及び前記第1の固定絞りK1 の下流側の主油路Lの分
岐点Bから分岐される第2のパイロット油路P2 内の圧
力に従って制御シリンダ4に対する圧油の供給量及び排
出量を調整する。そして、後述するように油圧ポンプ2
の吐出流量をエンジン1の回転数が設定回転数以上では
一定となるように制御する。
【0017】主油路Lには分流弁8を介して一対の作動
油路L1 ,L2 が並列接続されている。第1の作動油路
1 上には定容量型油圧モータ9が介在されており、該
油圧モータ9によって圧縮機10、オルタネータ11及
びエンジン冷却用のファン12等が駆動されるようにな
っている。
【0018】第2の作動油路L2 上にはパワーステアリ
ング機構13を構成する3室4ポートの制御弁14が介
在されている。この制御弁14は中立ポート14a、操
舵ポート14b,14cを備え、該制御弁にはパワーシ
リンダ15が接続され、そのシリンダロッド15aには
操舵輪16が連結されている。そして、ハンドル17の
操作により制御弁14のポートが図3に示す中立ポート
14aから図4に示す操舵ポート14b又は14cに切
り換えられてパワーシリンダ15に圧油が供給され操舵
輪16の舵角操作が行われる。
【0019】前記ハンドル17の操作が停止されると、
制御弁14は図3に示すように第2作動油路L2 とパワ
ーシリンダ15とを遮断する。この状態では作動油路L
2 を流れる圧油は制御弁14内に設けた前記第1の固定
絞りK1 よりも絞り度が大きい第2の固定絞りK2 を通
過し、油タンクへ還流する。
【0020】第1の作動油路L1 及び第2の作動油路L
2 は油圧モータ9及び制御弁14の下流側で合流し、帰
還油路LB となって、油タンクTに接続されている。な
お、図3の18はオイルクーラーである。
【0021】次に、この発明の要部である可変絞り機構
n を組み込んだ分流弁8及び可変絞り機構Kn の絞り
度を切り換える絞り度切換手段20について、図1,2
を中心に説明する。
【0022】第1弁ケーシング21には主油路Lと連通
するポート21a、第1,2の作動油路L1 ,L2 と連
通するポート21b,21cが形成されている。このケ
ーシング21内にはステアリング機構13に優先して圧
油を供給するための分流弁8を構成する円筒状のスプー
ル22が往復動可能に収容され、その内部には可変絞り
機構Kn を構成する可変絞り孔22aが形成され、右端
寄りには前記ポート21cと対応して透孔22bが形成
されている。さらに、ケーシング21の右側に形成した
バネ収容室23にはバネ24が収容され、スプール22
を図1において左方向、つまりポート21bの通路面積
を減少する方向に付勢している。
【0023】前記弁ケーシング21の内部には前記スプ
ール22の可変絞り孔22aの開度を調整する可変絞り
弁25を一体形成した切換スプール26が往復動可能に
収容されている。又、前記切換スプール26の右端面と
前記スプール22との間には第1感圧室R1 が区画形成
されている。スプール26の左端面側に形成した第2感
圧室R2 にはバネ27が収容され、該バネ27によりス
プール26を常には前記可変絞り孔22aを小さくする
方向に付勢している。又、前記スプール26には前記両
感圧室R1,R2を連通する絞りを有する連通孔26a
が形成されている。なお、符号28はスプール26の右
端位置規制用のストッパである。
【0024】上記のように構成された可変絞り機構Kn
においては、図1に示すように可変絞り弁25が可変絞
り孔22a内に進入した状態では、通路面積が小さい、
つまり絞り度の大きい第1可変絞りKn1を形成する。反
対に、図2に示すように可変絞り弁25が可変絞り孔2
2aから離脱した状態では通路面積が大きい、つまり絞
り度の小さい第2可変絞りKn2を形成する。
【0025】又、前記第2感圧室R2 はドレン通路Ld
により油タンクTと連通されている。このドレン通路L
d には絞り度切換手段20の主要部を構成する開閉弁2
9が介在されている。この開閉弁29は第2弁ケーシン
グ30と、該ケーシング30内に収容され、ドレン通路
d を開閉するスプール31と、該スプール31を常に
は閉鎖方向に付勢するバネ32とを備えている。さら
に、前記バネ32を収容する第3感圧室R3 は油タンク
Tに連通されている。又、開閉弁29はスプール31の
右端面側に第2作動油路L2 の圧力を第3パイロット油
路P3 を通して感知する第4感圧室R4 を備えている。
そして、前記第2の作動油路L2 の圧力が設定値以上に
なった場合に、前記スプール31をバネ32の付勢力に
抗してドレン通路Ld を開放する方向に押動する。
【0026】前記第2弁ケーシング30の右側には分流
弁8から制御弁14に至る第2作動油路L2 上に位置す
るように減圧弁33が介在されている。この減圧弁33
は前記ケーシング20の右側内部に収容され、かつ第2
の作動油路L2 を開閉するスプール34と、該スプール
34を常には通路L2 の開放方向へ付勢する大気圧室R
5 に収容されたバネ35とを備えている。そして、前記
第4感圧室R4 の圧力が設定値以上になった場合に、前
記バネ35の付勢力に抗してスプール34を第2作動油
路L2 を閉鎖する方向に押動する。このため、パワース
テアリング機構13の圧力が異常に上昇した場合に、第
2の作動油路L2 が閉鎖されてパワーステアリング機構
13が保護される。
【0027】前述した第1固定絞りK1 、第2可変絞り
n2、第1可変絞りKn1、第2固定絞りK2 の通路断面
積はこの順に大中小小に設定されており、絞り度合いは
1、Kn2、Kn1、K2 の順に小中大大となっている。
【0028】次に、前記のように構成した車両用油圧シ
ステムについて、その作用を説明する。図1,3はエン
ジン1が停止されて油圧ポンプ2の運転が停止され、パ
ワーステアリング機構13の制御弁14が中立ポート1
4aに保持された状態を示す。この状態では主油路L及
び第1の作動油路L1 が大気圧(≒0)に等しく、容量
制御弁6のパイロット油路P1 ,P2 及び制御油路LC
の油圧も同等となっている。そのため図3において容量
制御弁6のバネ7により制御油路LC が開路され、制御
シリンダ4の制御室4bは第1の作動油路L1 と連通さ
れている。従って、図3において油圧ポンプ2の斜板3
が復帰バネ5によりシリンダロッド4aを没入する方向
に移動され、斜板3が傾斜角最小位置に付勢保持されて
ポンプ2が最小容量の停止状態にある。
【0029】この状態においてエンジン1により油圧ポ
ンプ2が起動されると、斜板3の最小傾斜角に応じて油
タンクTから吸入した油を吐出ポートから主油路Lに圧
送する。圧送された最小容量の油は分流弁8に流れる
が、制御弁14の第2固定絞りK2 と、油圧モータ9に
は負荷が作用しているので、主油路L及び両作動油路L
1 ,L2 内の圧力は徐々に高まる。そして、この主油路
Lの圧力が設定値を越えると、制御シリンダ4のシリン
ダロッド4aがバネ5の付勢力に抗して斜板3の傾斜角
を増大するので、ポンプ2の吐出流量が増大する。
【0030】さらに、図5に示すようにエンジン1の回
転数Nが設定回転数NS に至るまでは、油圧ポンプ2の
吐出流量Qは直線D3 で示すように比例して増大する。
そして、設定回転数NS を越えると、第1の固定絞りK
1 の前後の両パイロット油路P1 ,P2 の圧力差が増大
するので、容量制御弁6により制御シリンダ4の制御室
4bへの圧油の供給量が調整され、この結果、斜板3の
傾斜角が調整されて、油圧ポンプ2の吐出流量Qがほぼ
一定の必要流量Q3 に保持される。
【0031】この状態では図1に示すように可変絞り機
構Kn は絞り度の大きい第1可変絞りKn1となっている
ので、第2の作動油路L2 から制御弁14に供給される
流量Qが小量となる。すなわち、図1においてスプール
22は第1感圧室R1 の圧力と、バネ24の付勢力に収
容室24の圧力を加えた押圧力とのバランスする位置に
往復動作されて、ポート21bの開度を調整し、第1可
変絞りKn1に応じたほぼ一定の小流量Q1 (図5の直線
1 参照)が第2の作動油路L1 に優先して供給され
る。なお、この第2作動油路L2 の小流量の油は制御弁
14に設けた第2固定絞りK2 を通して油タンクに還流
される。
【0032】又、スプール26には連通路26aが形成
され、かつ開閉弁29のスプール31がドレン通路Ld
を閉路しているので、第2感圧室R2 には連通路26a
を通して第1感圧室R1 とほぼ同等の圧力が作用する。
このためバネ27により可変絞り弁25はストッパ28
に当接して、絞り弁25を絞り孔22a内に挿入した状
態に保持する。なお、分流弁8から第1の作動油路L1
には油圧ポンプ2の吐出流量Q3 から前記第2の作動油
路L2 に流れる小流量Q1 を減算した流量(Q 3
1 )が供給され、この圧油により油圧モータ9が回転
されて圧縮機10、オルタネータ11等の補助機器が駆
動される。
【0033】この油圧システムの定常運転状態で、図3
においてパワーステアリング機構13が操作されて、制
御弁14が中立ポート14aから図4に示す操舵ポート
14b又は14cに切換られた場合には、パワーシリン
ダ15内の圧力が上昇する。このため、図1において第
2作動油路L2 内の圧油が第3パイロット油路P3 を通
して第4感圧室R4 に作用する。従って、図2に示すよ
うに開閉弁29のスプール31がドレン通路Ld の閉鎖
ポートから開放ポートに切り換えられる。すると、第2
感圧室R2 内の圧力が低下するので、スプール26が第
1感圧室R1 の圧力によりバネ27の付勢力に抗して図
2に示すように左方へ移動される。このため、スプール
22内の絞り孔22aから可変絞り弁25が退避され
て、第2可変絞りKn2に切り換えられる。従って、第2
作動油路L2 にはパワーステアリング機構13の動作に
必要な流量Q2 (図5の直線D2 参照)が供給され、操
舵操作が行われる。図2において、分流弁8のスプール
22は第1感圧室R1 の圧力とバネ24の付勢力に収容
室24の圧力を加えた押圧力とのバランスする位置に往
復動されて、第2作動油路L2 に対しパワーステアリン
グ機構13に必要な一定の流量Q2 を優先して供給す
る。
【0034】なお、ステアリング機構13の操舵操作は
一時的に行われるが、この動作中には分流弁8から第1
の作動油路L1 には油圧ポンプ2の最大流量Q3 から前
記第2の作動油路L2 に流れる流量Q2 を減算した流量
(Q3 −Q2 )が供給される。このため一時的に油圧モ
ータ9に供給される流量が減少するが、パワステアリン
グ機構に流量Q2 が供給される時間は短いため、これに
よって圧縮機10等の補助機器の能力低下は殆どない。
従って、油圧ポンプ2の容量は、ステアリング機構14
の停止時に必要な小流量Q1 と油圧モータ9に必要な流
量を加えた流量に設定することができ、油圧ポンプ2の
容量を低減することができる。
【0035】又、前記実施例ではステアリング機構13
の停止状態で第2作動油路L2 の流量を作動状態で必要
な流量Q2 よりも大幅に少ない小流量Q1 に低減するこ
とができるので、油圧システムの作動に必要な動力を低
減することができる。
【0036】次に、この発明の第2実施例を図6に基づ
いて説明する。この第2実施例では前述した感圧式の開
閉弁29に代えて、電磁開閉弁36を使用している。こ
の電磁開閉弁36はドレン通路Ld の開放ポート36a
及び閉鎖ポート36bと、電磁ソレノイド37及びバネ
38とを備えている。又、ソレノイド37はコントロー
ラ39に接続され、該コントローラ39は前記ハンドル
17の回動角を検知する角度検出器40に接続されてい
る。その他の構成は前記第1実施例と同様である。
【0037】従って、ステアリング機構13の制御弁1
4が中立ポート14aから操舵ポート14b(14c)
に切り換えられると、角度検出器40の出力信号により
コントローラ39から電磁開閉弁36に開放信号が送ら
れる。このため、可変絞り機構Kn が第1可変絞りKn1
から第2可変絞りKn2に切り換えられ、第2作動油路L
2 にステアリング動作に必要な流量Q2 の圧油が供給さ
れる。この第2実施例の効果も前述した第1実施例と同
様である。
【0038】次に、この発明の第3実施例を図7に基づ
いて説明する。この実施例では分流弁8側の可変絞り機
構Kn を省略するとともに、第2作動油路L2 に可変絞
り機構Kn を設けている。又、この可変絞り機構Kn
コントローラ39からの動作信号により作動される電磁
アクチュエータ41により動作するように構成してい
る。この実施例では分流弁8及び可変絞り機構Kn とし
て既存のものをそれぞれ使用することができる。
【0039】本発明は前記実施例のみに限定されるもの
ではなく、次のように具体化することも可能である。 (1)図7に示す実施例において、可変絞り機構Kn
前記第1実施例の感圧式のものを使用するとともに、感
圧式の開閉弁29により可変絞り機構Kn の切り換え動
作を行うようにすること。
【0040】(2)前記実施例では最小容量起動型ピス
トンポンプ2を使用したが、これに代えて大容量起動型
ピストンポンプを使用したり、定容量油圧ポンプを使用
したりすること。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の発明
は、分流弁からパワーステアリング機構に至る作動油路
上に可変絞り機構を設け、この可変絞り機構をステアリ
ングの動作時に絞り度を小さくし、停止時に絞り度を大
きくする可変絞り度切換手段を設けたので、油圧システ
ムにに必要な動力損失を低減し、油圧ポンプの容量を低
減することができるという優れた効果を奏する。
【0042】又、請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明の効果に加えて、感圧式の可変絞り機構及び絞り
度切換用の感圧式開閉弁を使用したので、構成を簡素化
することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の車両用油圧システムに使
用される分流弁、可変絞り機構、開閉弁及び減圧弁の断
面図である。
【図2】ステアリング機構作動状態の可変絞り機構及び
開閉弁の断面図である。
【図3】車両用油圧システムのステアリング機構停止状
態の回路図である。
【図4】車両用油圧システムのステアリング機構作動状
態の回路図である。
【図5】エンジン回転数とポンプの吐出流量との関係を
示すグラフである。
【図6】この発明の第2実施例の車両用油圧システムに
使用される分流弁、可変絞り機構、及び電磁開閉弁の断
面図である。
【図7】この発明の第3実施例の車両用油圧システムに
使用される分流弁、可変絞り機構、及び減圧弁の断面図
である。
【符号の説明】
1…車両用エンジン、2…可変容量油圧ポンプ、4…制
御シリンダ、6…容量制御弁、8…分流弁、9…油圧モ
ータ、10…圧縮機、13…ステアリング機構、14…
制御弁、15…パワーシリンダ、22…分流弁を構成す
るスプール、22a…可変絞り孔、25…可変絞り弁、
26…切換スプール、27…バネ、29…可変絞り度切
換手段を構成する開閉弁、31…スプール、32…バ
ネ、36…可変絞り度切換手段を構成する電磁開閉弁、
39…コントローラ、40…角度検出器、41…可変絞
り度切換手段を構成する電磁アクチュエータ、L…主油
路、L1 ,L2 …第1,第2の作動油路、Kn …可変絞
り機構、Kn1,Kn1…第1,2の可変絞り。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用エンジンによって駆動される油圧
    ポンプと、 該油圧ポンプに対し第1の作動油路を介して接続された
    油圧モータと、 前記第1の作動油路に設けられ、かつ該作動油路と並列
    関係にある第2の作動油路上に介在したパワーステアリ
    ング機構と、 前記両作動油路の分岐点に介在され、前記パワーステア
    リング機構の作動時に優先して必要な作動油を該ステア
    リング機構に供給する分流弁とにより構成された車両用
    油圧システムにおいて、 前記第2の作動油路に対し絞り度の大きい第1可変絞り
    と絞り度の小さい第2可変絞りの間で切り換えできる可
    変絞り機構を設け、該可変絞り機構には前記パワーステ
    アリング機構の動作時には第1可変絞りから第2可変絞
    りに切り換え、不作動時には第2可変絞りから第1可変
    絞りに切り換えるための可変絞り度切換手段を設けた車
    両用油圧システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記可変絞り機構は
    分流弁を構成するスプールに形成した可変絞り孔に進退
    可能に挿入された可変絞り弁と、該可変絞り弁を支持す
    る切換スプールとにより構成され、該切換スプールの一
    端面側には第1の作動油路の圧力を感知する第1感圧室
    が形成され、他端面側にはバネを収容する第2感圧室が
    形成され、前記第1及び第2の感圧室は切換スプールに
    形成した絞りを有する連通路により連通され、さらに前
    記第2感圧室はドレン通路により油タンクと連通され、
    該ドレン通路上には前記パワーステアリング機構が動作
    されて第2の作動油路の圧力が設定値以上になった場合
    に、ドレン通路を開放する開閉弁が設けられている車両
    用油圧システム。
JP5196458A 1993-08-06 1993-08-06 車両用油圧システム Pending JPH0747966A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5196458A JPH0747966A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 車両用油圧システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5196458A JPH0747966A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 車両用油圧システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0747966A true JPH0747966A (ja) 1995-02-21

Family

ID=16358147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5196458A Pending JPH0747966A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 車両用油圧システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0747966A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017136887A (ja) * 2016-02-01 2017-08-10 株式会社Kcm 作業機械

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017136887A (ja) * 2016-02-01 2017-08-10 株式会社Kcm 作業機械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4247986B2 (ja) 車両のステアリング制御装置
JP3535255B2 (ja) 油圧駆動制御装置
WO1998022717A1 (en) Hydraulic drive apparatus
US5361584A (en) Hydrostatic drive system
JPH04173433A (ja) 車両用油圧システム
US5474145A (en) Hydraulic power steering apparatus
US6718763B2 (en) Hydraulic drive unit
JPH0747966A (ja) 車両用油圧システム
JP4109402B2 (ja) 車両の油圧式パワーステアリング装置
JPH0243672B2 (ja)
JPH10205501A (ja) 油圧駆動装置
JP3355866B2 (ja) 動力舵取装置
JP2699595B2 (ja) 産業車両の油圧装置
JP3365964B2 (ja) 建設機械の油圧回路
JP3237457B2 (ja) 動力舵取装置における流量制御装置
JPH092301A (ja) 油圧システム
JP2000257712A (ja) 走行駆動装置
JP3218788B2 (ja) パワーステアリング装置
JP3938894B2 (ja) 油圧機器のバルブ構造
JPH0613414Y2 (ja) 容量可変ポンプのレギユレ−タ制御回路
JPH11166622A (ja) 油圧サーボ機構のパイロット圧力制御装置
JP3116564B2 (ja) 圧油供給装置
JP2577283Y2 (ja) 閉回路装置用非常停止装置
JP3084570B2 (ja) 負荷圧検出型の液圧回路
JP4693952B2 (ja) 油圧モータを用いた油圧駆動装置と油圧モータ