JPH0748201Y2 - 笛吹きケットル - Google Patents

笛吹きケットル

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JPH0748201Y2
JPH0748201Y2 JP6586790U JP6586790U JPH0748201Y2 JP H0748201 Y2 JPH0748201 Y2 JP H0748201Y2 JP 6586790 U JP6586790 U JP 6586790U JP 6586790 U JP6586790 U JP 6586790U JP H0748201 Y2 JPH0748201 Y2 JP H0748201Y2
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JP
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opening
wall
lid
cylindrical wall
kettle
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JP6586790U
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JPH0425626U (ja
Inventor
静夫 清水
敏郎 若生
Original Assignee
ホクセイ日軽株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ケットル本体の上部に開口部を形成し、その
開口部に嵌脱自在となる蓋体を備えた笛吹きケットルに
関するものである。
〔従来の技術〕
笛吹きケットルには、ケットル本体の注口に笛付きの口
蓋を開閉可能に取付け、ケットル本体の上部に開口部を
形成し、その開口部に蓋体を嵌脱自在に嵌合したものが
ある。
例えば実公昭60−37054号公報では、第5図にも示すよ
うに、ケットル本体の頂壁10に円筒形の開口壁11を形成
し、開口壁11で形成される開口12に嵌合する蓋体13を開
口12より大径の蓋壁16とその下面側の円筒壁14とで構成
し、円筒壁14を弾靱性のある薄い金属材料で形成し、円
筒壁14の外周面の下端近くに、周方向に間隔をとって複
数個の凸部15を設け、開口壁内径D1と円筒壁外径D2及び
凸部突出高さtの関係を、D2+2t>D1>D2に構成した笛
吹きケットルが記載されており、蓋体13の嵌合及び開放
操作時には、円筒壁14が内周方向へ弾性変形することに
より、容易に嵌脱ができると共に、嵌合状態にあって
は、円筒壁14下部の凸部15が開口壁11の内周面に弾性的
に当接し、笛が鳴る程度の蒸気圧では外れず、突沸現象
発生時の異常に高い圧力時にのみ外れる適度の嵌合保持
力が得られるという効果を有するものであった。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記の笛吹きケットルでは、蓋体の円筒壁を形成する弾
靱性のある薄い金属材料として、ステンレス鋼板が一般
的に用いられている。しかしステンレス鋼板で蓋体を形
成した場合、長期間の使用に対しても変形せず丈夫であ
る反面、わずかな弾性変形にも大きな力を必要とする。
一方、円筒壁に形成する凸部の箇所及び個数が多いと加
工そのものが面倒になると共にその寸法を高精度に保つ
ことも難しくなる。そのため上記従来技術ではわずかな
寸法誤差のため期待した効果が得られなかったり、加工
コストが増大する恐れがあった。
そこで本考案は前記事情に基づいてなされたものであ
り、蓋体の嵌脱操作が非力な者でも容易に行なえ、不用
意に蓋体の外れることがなく、製造の容易な笛吹きケッ
トルを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するための本考案による笛吹きケットル
は、ケットル本体の上部に設けた開口部に円筒形の開口
壁を形成し、開口部に嵌脱する蓋体には開口部に上方か
ら被せる蓋壁の上面側に摘みを取付けると共に、蓋壁の
下面側に弾靱性のある金属材料からなり且つ開口壁内径
D1より僅かに小さな外径D2の円筒壁を突設し、円筒壁の
外周面の一箇所に小突部を形成し、円筒壁の下部に下方
ほど外径の小さくなるテーパー部を設け、開口壁内径D1
と円筒壁外径D2及び小突部突出高さtが(D2+t)>D1
>D2となるように構成したことを特徴とする。
又、上記構成に加え、ケットル本体の上部の注口と開口
部との間に持手の基部を固着し、持手の基部に開口部へ
突出する突起を設けたものである。
〔作用〕
本考案の請求項1記載の笛吹きケットルは、ケットル本
体の開口部に蓋体を嵌合する際、円筒壁の小突部形成箇
所をまず先に開口部に嵌め、小突部側と開口壁との接触
箇所を回動中心として、小突部と対向するテーパー部側
を嵌込むもので、そのテーパー部側を嵌合する過程にお
いて、テーパー部の外径を下方ほど小さくしてあるた
め、最初はテーパー部が殆ど変形せずに嵌め込まれ、従
って、最初は殆ど力がいらず、深く嵌合するにつれテー
パー部の上方の円筒壁がごく僅かだけ弾性変形しつつ開
口壁内面に当接し、そのため嵌合に要する力が僅かに大
きくなって嵌合し終える。
又、蓋体をケットル本体から取外す場合には、嵌合操作
時とは逆に、小突部側を開口壁内面に当接させたまま、
その当接箇所を回動中心として、小突部に対向するテー
パー部側を上方へ引上げて外し、それから小突部側を外
すようにするものであるが、そのテーパー部側引上げに
際し、テーパー部の外径を下方ほど狭くしてあるので、
円筒壁がごく僅かだけ弾性変形し、従って、あまり大き
くない力で外せるようになっている。
又、蓋体の嵌合状態にあっては、小突部とその反対側に
設けたテーパー部より上方の円筒壁とが開口壁内面に弾
性的に当接して、嵌合状態を保っている。
又、請求項2記載の笛吹きケットルは、持手基部に延設
した突起によって注口近傍の蓋体周縁部を上方から押さ
え、湯沸かし時に内圧が上昇してもその部分から蓋体が
外れることのないようにしてある。
〔実施例〕
以下、本考案による笛吹きケットルについて図面を参照
しつつ具体的に説明する。
本案ケットルは、底面が平坦でほぼ半球状を成すケット
ル本体1と、その上部に設けた円形の開口部2に嵌脱す
る蓋体3とからなる。
ケットル本体1は、上方へ向けて半球状に突曲する本体
壁21の上部に注口22を突設すると共に、蓋体3を嵌脱す
る開口部2を設けたもので、通常アルミニウム合金で形
成してある。注口22の先端部には笛の内蔵された口蓋23
を開閉可能に取付け、注口22と開口部2の間に持手24の
基部をビス止めし、持手24の把持部25を本体壁21から離
れた上方でその突曲面に沿って延設し、開口部2の上方
をほぼ二分している。開口部2には本体壁21から器内側
へ向けて一体成形した内径D1の円筒形の開口壁4を有
し、口縁26がやや広くなっている。
開口部2を塞ぐ蓋体3は、円形の蓋壁5の下面側に蓋壁
5より一回り小さな円筒壁6を突設し、蓋壁5の上面側
の偏心した箇所に摘み9を取付けたもので、蓋壁5と円
筒壁6をステンレス鋼板のような弾靱性のある金属材料
で一体成形してある。蓋壁5は開口部2の口縁26に上方
から丁度嵌まる大きさに形成され、その周縁からややす
ぼまって円筒壁6に連続している。円筒壁6はその外径
D2を開口壁4の内径D1より僅かに小さくし、外周面の一
箇所に、通常は摘み9取付箇所近傍に、二個の点状小突
部7を周方向に近接して設け、その突出高さtがD2+t
>D1の関係を満たすように設定してあり、又円筒壁6の
下部に下方ほど外径の狭くなるテーパー部8を形成して
ある。尚、二個の小突部7,7は筋状に連続する一連のも
のでも良く、又、テーパー部8は第3図や第4図に示す
ように、下方ほど外径が小さくなるように彎曲したもの
あるいは屈曲したものであっても良い。また蓋壁5の偏
心した位置に取付けた摘み9は、上部に外周方向へ突出
するかぎ状の屈曲部27を設けて扱い易くすると共に、持
手把持部25の先端方向に屈曲部27が連なってさらに伸び
る状態でのみ蓋体3をケットル本体1に装着し得るよう
になっており、屈曲部27が他の状態、例えば側方へ突出
する状態では持手把持部25が邪魔になって蓋体3で開口
部2を完全に塞ぐことができないようになっている。
本案ケットルは上記の如く構成されるものであり、ケッ
トル本体1の開口部2に蓋体3を嵌合するには、摘み9
を持って、持手24が邪魔にならないケットル本体1の後
部上方から、まず蓋体3の小突部7側を開口部2の後側
に嵌め、小突部7側を開口壁4の内面に接触させ、それ
から小突部7側と開口壁4との接点を回動中心として、
蓋体3の反対側、即ち小突部7に対向するテーパー部8
側を持手24近傍の開口部2内に押込む。すると、そのテ
ーパー部8が下方ほど外径を狭くしてあるので、使用者
は大きな圧入抵抗を受けることなく、小突部に対向する
テーパー部8側の円筒壁6の上部をD2+t=D1となるよ
う僅かに弾性変形させる比較的軽微な力で滑らかに押込
める。また嵌合状態にあっては小突部7と小突部7に対
向するテーパー部8上方の円筒壁6とが開口壁4内面に
弾性的に当接しているので、この状態で湯を沸かした場
合に口蓋23の笛が鳴る程度の蒸気圧では外れない適度な
嵌合保持力が得られる。また、蓋体3を外すには嵌合操
作時とは逆に、蓋体3の小突部7に対向するテーパー部
8側をまず外し、それから小突部7側を外す。この場合
にも、小突部7側と開口壁4との接点を回動中心として
小突部7に対向するテーパー部8側を引き起こせば、そ
のテーパー部8が下方ほど外径を小さくしてあるので、
徐々に開口壁4への当接力が減少し、大きな力を加えず
とも楽に蓋体3を外すことができる。
又、第5図に示すのは本案ケットルの第2実施例で、前
述の構成に加え、持手24の基部に開口部2へ突出する突
起28を設けてある。この突起28は蓋体3嵌合状態におい
て、注口22近傍の蓋壁5周縁部に上方から接し、その部
分から蓋体3が外れるのを阻止している。そのため蓋体
3の嵌合強度が多少弱くても、注口22の笛を鳴らす程度
の蒸気圧で蓋体が外れることはなく、従ってより嵌脱の
容易な蓋体3を使用できる。
蓋体3を嵌合するには、前述の実施例とは逆に、摘み9
を持ってその反対側の蓋壁5周縁部を突起28の下に後方
から嵌め込み、それから小突部7側を円筒壁6の弾性を
利用しつつ開口部2に押込む。蓋体3を外す場合にも、
まず摘み9を持って小突部7側を引き上げるようにして
外し、それから蓋体3全体を後方へずらして外す。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案による笛吹きケットルは、ケッ
トル本体の上部に設けた開口部に円筒形の開口壁を形成
し、開口部に嵌脱する蓋体には開口部に上方から被せる
蓋壁の上面に持手を取付けると共に、蓋壁の下面側に弾
靱性のある金属材料からなり且つ開口壁の内径D1より僅
かに小さな外径D22の円筒壁を突設し、円筒壁の外周面
の一箇所に小突部を形成し、円筒壁下部に下方ほど外径
の小さくなるテーパー部を設け、開口壁の内径D1と円筒
壁の外径D2及び小突部の突出高さtが(D2+t)>D1>
D2となるように構成したものであるから、下記の効果を
有する。
蓋体の嵌合ならびに開放操作時には、蓋体の小突部側を
ケットル本体の開口部に嵌込んだ状態で、小突部側と開
口壁との接点を回動中心として蓋体の小突部に対向する
テーパー部側を嵌込み又は引外すようにすれば、その際
弾性変形に伴う最も大きな抵抗を生ずべき箇所に下方ほ
ど外径の小さくなるテーパー部を設けてあるので、操作
時の抵抗が著しく減少し、蓋体の嵌合ならびに開放操作
が非力な者でも極めて容易に行なえる。
また、ケットル本体の開口部に蓋体を嵌合した状態にあ
っては、小突部とその小突部に対向するテーパー部の上
方の円筒壁とが開口壁内面に弾性的に当接するので、使
用中に不意に外れることのない適度の嵌合保持力が得ら
れる。
さらに、本案ケットルの場合、蓋体円筒壁の外周面の一
箇所にのみ小突部を形成するものであるから、所定の突
出高さの小突部を高精度でしかも容易に形成でき、従っ
て上述の嵌合ならびに開放操作の容易さと適度な嵌合保
持力を容易且つ確実に実現し得る。
加えて請求項2記載の笛吹きケットルでは、注口近傍の
持手基部に設けた突起により蓋体を上方から押さえるよ
うになっているので、より容易に嵌脱し得る蓋体を用い
ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による笛吹きケットルの一部切欠正面
図、第2図は蓋体の底面図、第3図と第4図は夫々蓋体
の要部縦断面図、第5図は本案ケットルの他の実施例を
示す一部切欠正面図、第6図は従来笛吹きケットルの要
部縦断面図である。 1…ケットル本体、2…開口部、3…蓋体、4…開口
壁、5…蓋壁、6…円筒壁、7…小突部、8…テーパー
部、9…摘み、22…注口、24…持手、28…突起、D1…開
口壁内径、D2…円筒壁外径、t…小突部突出高さ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケットル本体(1)の上部に設けた開口部
    (2)に内径(D1)の円筒形開口壁(4)を形成し、開
    口部(2)に嵌脱する蓋体(3)には開口部(2)に上
    方から被せる蓋壁(5)の上面側に摘み(9)を取付け
    ると共に、蓋壁(5)の下面側に弾靱性のある金属材料
    からなり且つ開口壁内径(D1)より僅かに小さな外径
    (D2)の円筒壁(6)を突設し、円筒壁(6)の外周面
    の一箇所に突出高さ(t)の小突部(7)を形成し、円
    筒壁(6)の下部に下方ほど外径の小さくなるテーパー
    部(8)を設け、開口壁内径(D1)と円筒壁外径(D2)
    及び小突部突出高さ(t)が(D2+t)>D1>D2となる
    ように構成したことを特徴とする笛吹きケットル
  2. 【請求項2】ケットル本体(1)の上部の注口(22)と
    開口部(2)との間に持手(24)の基部を固着し、持手
    (24)の基部に開口部(2)へ突出する突起(28)を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の笛吹きケットル
JP6586790U 1990-06-21 1990-06-21 笛吹きケットル Expired - Lifetime JPH0748201Y2 (ja)

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