JPH0748430A - 注入補修工法 - Google Patents

注入補修工法

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JPH0748430A
JPH0748430A JP5193503A JP19350393A JPH0748430A JP H0748430 A JPH0748430 A JP H0748430A JP 5193503 A JP5193503 A JP 5193503A JP 19350393 A JP19350393 A JP 19350393A JP H0748430 A JPH0748430 A JP H0748430A
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injection
agent
amine
repair method
injecting
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JP5193503A
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Masaaki Aoki
正昭 青木
Masayuki Kamiyama
雅行 神山
Tomohiro Osada
智博 長田
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 で表わされるジアルジミン51重量部と、イソシアネー
ト基を有するポリウレタンプレポリマー700重量部と
を主成分として含有する注入剤を使用する注入補修工
法。 【効果】 この注入補修工法は、注入時の作業性が優
れ、かつ硬化物は発泡が無く、常に均一な物性が得られ
るため、漏水防止効果が長期間にわたって保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート、モルタ
ル等の亀裂、又は浮き部の注入補修工法に関し、特に注
入剤として加水分解によりアミンが生成する潜在性硬化
剤とイソシアネート基を有するポリウレタンプレポリマ
ーとを含有する一液湿気硬化性ウレタン注入剤を使用す
る注入補修工法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート、モルタル等に生ずる亀
裂、又は浮き部分の欠陥は雨水の浸入経路になるばかり
でなく、剥落したりするなどの重大事故を招く恐れがあ
り、その防止のために、かかる亀裂や浮き部分の空洞に
注入剤を注入して補修する対策が採られている。ところ
が、この目的に使用されている補修剤の多くは二液型合
成樹脂であるため、注入時に二液の各成分を計量し、撹
拌混合する必要がある。従って計量、撹拌混合操作のミ
スが原因で硬化物物性の低下や硬化不良が発生したり、
注入現場の温度変化に伴うポットライフのバラツキによ
る注入性の悪化等の問題が生ずることがある。一方、一
液型の補修剤として湿気硬化型ポリウレタンプレポリマ
ーを利用する方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法はポ
リウレタンプレポリマーと水との反応を利用して発泡硬
化させるものであるため、発泡したポリウレタンはしば
らくすると収縮をし始め、次第にコンクリート、モルタ
ル等との接着が低下し、亀裂が入って、再び漏水するこ
とになる。上記のような問題点を克服すること、即ち注
入時の作業性が優れ、注入剤が亀裂や浮き部分の細部に
まで行き渡り、漏水防止効果が長期間にわたって保持さ
れる注入補修工法が強く望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の問
題点について鋭意研究した結果、本発明に到達した。本
発明は、加水分解によりアミンが生成する潜在性硬化剤
とイソシアネート基を有するポリウレタンプレポリマー
とを含有する一液湿気硬化性ウレタン注入剤を使用する
事により、注入時の作業性が優れ、注入剤が亀裂や浮き
部分の細部にまで行き渡り、かつ硬化物は発泡が無く、
常に均一な物性が得られるため、漏水防止効果が長期間
に渡って保持される事を特徴とする注入補修工法であ
る。即ち本発明は、 1.コンクリート、モルタル等の亀裂、又は浮き部を補
修するに際し、注入剤を注入して補修する工法におい
て、注入剤として加水分解によりアミンが生成する潜在
性硬化剤とイソシアネート基を有するポリウレタンプレ
ポリマーとを含有する一液湿気硬化性ウレタン注入剤を
使用することを特徴とする注入補修工法。 2.加水分解によりアミンが生成する潜在性硬化剤が、
下記一般式(1) Y─( −N=CH−X)n −−−(1) (式中、Xは炭素数6〜15のアリール基を、Yは炭素
数2〜15で2価もしくは3価の炭化水素基、又は分子
量が70〜6000で2価もしくは3価のポリオキシア
ルキレン基を、nは2又は3を示す。)で表わされるポ
リアルジミンである1.記載の注入補修工法。である。
【0005】本発明において、一液湿気硬化性ウレタン
注入剤とは加水分解によりアミンが生成する潜在性硬化
剤とイソシアネート基を有するポリウレタンプレポリマ
ーとを含有するものである。加水分解によりアミンが生
成する潜在性硬化剤としてはエナミン(英国特許157
5666)、ポリアルジミン或いはポリケチミン(英国
特許1064841、独国特許3133769、特開平
2−283710、特開平4−279620)、β−ラ
クタム(特開平2−168)等が知られている。
【0006】下記一般式(1) Y─( −N=CH−X)n −−−(1) (式中、Xは炭素数6〜15のアリール基を、Yは炭素
数2〜15で2価もしくは3価の炭化水素基、又は分子
量が70〜6000で2価もしくは3価のポリオキシア
ルキレン基を、nは2又は3を示す。)で表わされるポ
リアルジミンの製造に使用されるポリアミンとしては、
1)エチレンジアミン、1,3−シ゛アミノプロパン、
テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ヘ
プタメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、デカ
メチレンジアミン、等の脂肪族ジアミン、4,4’−ジ
アミノジシクロヘキシルメタン、イソホロンジアミン、
ビスアミノメチルシクロヘキサン、2,5−又は2,6
−ジアミノメチルビシクロ[2,2,1]ヘプタン、ジ
アミノシクロヘキサン、3(4),8(9)−ビス(ア
ミノメチル)−トリシクロ[5.2.1.0 2.6]デカ
ン等の脂環族ジアミン、ジアミノジフェニルメタン、ジ
アミノジフェニルエーテル、キシリレンジアミン、フェ
ニレンジアミン、3,5−ジエチルトルエン−2,4−
ジアミン、3,5−ジエチルトルエン−2,6−ジアミ
ン等の芳香族ジアミン、水、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール等にプロピレンオキサイド及び/又は
エチレンオキサイドを付加重合して得たポリオキシアル
キレングリコール類のヒドロキシル基をアミノ基に変換
して得られるポリオキシアルキレンジアミン等のジアミ
ン、2)1,3,5−トリス(アミノメチル)ベンゼ
ン、1,3,5−トリス(アミノメチル)シクロヘキサ
ン等のトリアミン、グリセリン、トリメチロールプロパ
ン等にプロピレンオキサイド及び/又はエチレンオキサ
イドを付加重合して得たポリオキシアルキレントリオー
ル類のヒドロキシル基をアミノ基に変換して得られるポ
リオキシアルキレントリアミン等のトリアミン等があ
る。
【0007】上記ポリアミンと反応させるアルデヒドと
しては、例えば、ベンズアルデヒド、o−トルアルデヒ
ド、m−トルアルデヒド、p−トルアルデヒド、4−エ
チルベンズアルデヒド、4−プロピルベンズアルデヒ
ド、4−ブチルベンズアルデヒド、2,4−ジメチルベ
ンズアルデヒド、2,4,5−トリメチルベンズアルデ
ヒド、p−アニスアルデヒド、p−エトキシベンズアル
デヒド等がある。
【0008】一般式(1)で表わされるポリアルジミン
は、ポリアミンとアルデヒドとをトルエンまたはキシレ
ン等の溶剤を用いて、酸触媒下にて、共沸による脱水反
応を行い、水滴分離器内へ、水分の留出が停止するまで
反応を続行して得られる。ポリアミンとアルデヒドとの
使用割合はアミン1当量に対してアルデヒド1〜2当量
が適当である。
【0009】イソシアネート基を有するポリウレタンプ
レポリマーとは公知のポリイソシアネートと公知のポリ
オール、公知のポリアミン等一分子中に二個以上の活性
水素を持つ公知の化合物とを、公知の方法で遊離イソシ
アネート基が残存するように反応せしめたものである。
即ちポリイソシアネートと活性水素を持つ化合物とを1
00℃にて数時間反応させて製造する。ポリウレタンプ
レポリマーのイソシアネート基含有量は0.3〜20.
0重量%が好ましく特に好ましい範囲は0.5〜15.
0重量%である。
【0010】公知のポリイソシアネートとは 1)トリ
レンジイソシアネート(異性体の各種混合物を含む)、
ジフェニルメタンジイソシアネート(異性体の各種混合
物を含む)、3,3’−ジメチル−4,4’−ビフェニ
レンジイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシア
ネート、キシリレンジイソシアネート、テトラメチルキ
シリレンジイソシアネート、ナフチレンジイソシアネー
ト、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソシアネ
ート、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジ
イソシアネート、水素化キシリレンジイソシアネート、
1,4−シクロヘキシルジイソシアネート、1−メチル
−2,4−ジイソシアナト−シクロヘキサン、2,4,
4−トリメチル−1,6−ジイソシアナト−ヘキサン等
のジイソシアネート、 2)4,4’,4”−トリフェ
ニルメタントリイソシアネート、トリス(4−フェニル
イソシアナト)チオフォスフェート等のトリイソシアネ
ート、3)前記イソシアネート類のウレタン化変性品、
イソシアヌレート化変性品、カルボジイミド化変性品、
ビウレット化変性品等や粗製トリレンジイソシアネー
ト、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート等の多官
能性イソシアネートである。
【0011】一分子中に二個以上の活性水素を持つ公知
の化合物とは、ヒドロキシル基を二個以上、又はアミノ
基を一個以上、又はメルカプト基を二個以上、又はヒド
ロキシル基とアミノ基を有する化合物、又はヒドロキシ
ル基とメルカプト基を有する化合物であって、例えば、
水、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリ
セリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトー
ル、ソルビトール、しょ糖等の多価アルコール又はアニ
リン、トリレンジアミン、p,p’−ジアミノ−ジフェ
ニルメタン、等の芳香族アミン、エチレンジアミン、エ
タノールアミン、ジエタノールアミン、等の脂肪族アミ
ン又はアルカノールアミンおよびこれら前記の一分子中
に二個以上の活性水素を持つ化合物あるいはこれら化合
物の混合物にプロピレンオキサイドまたはプロピレンオ
キサイドとエチレンオキサイドを付加重合して得たポリ
エーテルポリオール類、前記ポリエーテルポリオール類
のヒドロキシル基をアミノ基に変換して得られるポリエ
ーテルポリアミン類、ポリテトラメチレンエーテルポリ
オール類、ポリカーボネートポリオール類、ポリカプロ
ラクトンポリオール類、ポリエチレンアジペートのよう
なポリエステルポリオール類、ポリブタジエンポリオー
ル類、ヒマシ油のような高級脂肪酸のエステル類、ポリ
エーテルポリオール又はポリエステルポリオールにビニ
ルモノマーをグラフトして得たポリマーポリオール類、
一分子中に一個以上の活性水素を持つ公知のエチレン性
不飽和単量体を共重合して得られる化合物、メルカプト
基を有するエーテル類である。
【0012】本発明で用いる一液湿気硬化性ウレタン注
入剤は上記潜在性硬化剤と上記イソシアネート基を有す
るポリウレタンプレポリマーとからなり、潜在性硬化剤
が加水分解して生ずるポリアミンのアミノ基の数とイソ
シアネート基を有するポリウレタンプレポリマーに含ま
れるイソシアネート基の数との比が、0.5から2.
0、好ましくは0.7から1.5となる割合に混合して
得られる。
【0013】本発明で用いられる一液湿気硬化性ウレタ
ン注入剤は、粘度、樹脂物性、耐性、硬化速度を調節す
るために充填剤、チクソ性付与剤、可塑剤、溶剤、接着
付与剤、着色剤、安定剤、妨黴剤、有機酸等を混合して
使用できる。これらを配合する方法は特に制限はなく、
単に混合したり、その他の公知の方法で、例えば充填
剤、可塑剤、チクソ性付与剤、その他の助剤等、必要な
添加物をプラネタリーミキサー、ディゾルバー等の混合
機を用いて撹拌混合した後、イソシアネート基を有する
ポリウレタンプレポリマー及び潜在性硬化剤を加えて充
分混合することもできる。各種添加剤の水分含有率が高
いときは、予め脱水を施すか、又はゼオライト等の脱水
剤を添加する必要がある。得られた一液湿気硬化性ウレ
タン注入剤は窒素気流中にて密閉缶に詰めて貯蔵する。
【0014】本発明に係る注入工法は上記一液湿気硬化
性ウレタン注入剤を用いることを特徴とし、その工法操
作については常法に従って実施することができる。例え
ば、コンクリートやモルタル等の亀裂や浮き部分に注入
剤の注入開口部を設け、これに注入剤をグリスガンで注
入する。また、他の方法として、注入剤を加圧下に自動
注入する方法を採用するのが望ましい。
【0015】
【作用】本発明において、コンクリート、モルタル等の
亀裂、又は浮き部を補修するに際し、加水分解によりア
ミンが生成する潜在性硬化剤とイソシアネート基を有す
るポリウレタンプレポリマーとを含有する一液湿気硬化
性ウレタン注入剤を用いて注入補修する事により、注入
時の作業性が優れ、注入剤が亀裂や浮き部分の細部にま
で行き渡り、かつ硬化物は発泡が無く、常に均一な物性
が得られるため、漏水防止効果が長期間にわたって保持
される注入補修工法が得られる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の実施例を述べる。実施例
中、部は重量部を表わす。
【0017】潜在性硬化剤の合成例 合成例1 撹拌機、温度計、滴下ロート、及び水分分離器を装着し
た反応容器に、テトラメチレンジアミン88部(2.0
当量)、蟻酸0.1部及びトルエン500部を装入し窒
素気流下で室温にて混合した。約10分後、滴下ロート
よりp−トルアルデヒド300部(2.5当量)を約3
0分間で滴下した。更に昇温し、約90℃で還流が開始
し、水分分離器内に水の分離留出が認められた。続い
て、還流しながら水分留出が停止するまで約6時間反応
を続けた。留去した水は36部であった。次に、外温を
150℃に設定した。続いて、真空ポンプで1mmHg
まで減圧し、トルエン及び未反応p−トルアルデヒドを
留去した。留去後得られた反応物(A−1)は290部
であった。また得られた反応物の赤外吸収スペクトルを
測定した結果、1640cm-1に−N=CH−の特性吸
収スペクトルを認めた。ジアルジミンA−1はアミン価
381mgKOH/gであり、室温にて黄色液体であっ
た。 合成例2 合成例1に於いて、アミンとして2,5−異性体約60
%と2,6−異性体約40%の混合物であるジアミノメ
チルビシクロ[2,2,1]ヘプタンを、アルデヒドと
してベンズアルデヒドを使用した以外は合成例1と同様
に処理してジアルジミンA−2(アミン価337mgK
OH/g)を得た。 合成例3 合成例1に於いて、アミンとしてポリオキシプロピレン
トリアミン(Texaco Chemical Company 製、商品名JE
FFAMINE T−403、分子量440)を、アル
デヒドとしてp−イソプロピルベンズアルデヒドを使用
した以外は合成例1と同様に処理してトリアルジミンA
−3(アミン価304mgKOH/g)を得た。 合成例4 合成例1に於いて、アミンとして芳香族ポリアミンMD
A−150(三井東圧化学社製、ポリメチレンポリアニ
リン)を、アルデヒドとしてトリメチルアセトアルデヒ
ドを使用した以外は合成例1と同様に処理してポリアル
ジミンA−4(アミン価299mgKOH/g)を得
た。 合成例5 特開平2−168に従って1,4−ビス{3,3−ジメ
チル−2−オキソ−1−[3−(2−(2−エトキシエ
トキシ)エトキシカルボニルアミノメチル)ベンジル]
アゼチジン−4−イル}ピペラジンを合成し、β−ラク
タムA−5(アミン価133mgKOH/g)を得た。
【0018】イソシアネート基を有するポリウレタンプ
レポリマーの合成例 合成例6 ジイソシアネートとして2,4−トリレンジイソシアネ
ート522部を使用し、ポリオキシプロピレントリオー
ル(分子量5000)5000部と100℃で10時間
反応させ、プレポリマーAを得た。末端NCO基は2.
3重量%、粘度は10,000cps/25℃であっ
た。 合成例7 ジイソシアネートとしてイソホロンジイソシアネート6
72部を使用し、ポリオキシプロピレントリオール(分
子量5000)5000部と100℃で10時間反応さ
せ、プレポリマーBを得た。末端NCO基は2.2重量
%、粘度は8,500cps/25℃であった。
【0019】硬化性はJIS−A5758(1986)
の6.10項によりタックフリーになるまでの時間を測
定した。注入層の接着性を調べるため、次の試験を行っ
た。即ち、JIS−A5758(1986)の6.13
項によりモルタル板を被着体として試験体を作成し、2
5℃、50%RH中に14日間放置して注入剤を硬化さ
せた。作成した試験体は引張り試験機により接着強度と
伸びとを測定した。
【0020】実施例1〜5 表−1に示す割合でジオクチルアジペート(DOA)、
予め乾燥させた炭酸カルシウム及びプレポリマーを2リ
ットルのフラスコに装入し、常温にて30分撹拌した。
続いて、潜在性硬化剤、接着付与剤(日本ユニカー社
製、グリシドキシプロピルトリメトキシシランA−18
7)を装入し、常温にて30分撹拌した。最後に、沈降
防止剤(日本アエロジル社製、疎水性シリカ#R−97
2)を装入し、常温、減圧下で20分撹拌し、本発明の
一液湿気硬化性ウレタン注入剤を得た。このいずれの一
液湿気硬化性ウレタン注入剤も、表−1に示す通りタッ
クフリータイムが短く、硬化性が優れていた。また、接
着性に於いては接着強度、伸び共に優れていた。湿気硬
化後の硬化物には発泡は観察されず、漏水防止機能を充
分に果たせるものであった。
【0021】比較例 1 実施例1に於いて、潜在性硬化剤を使用しなかった以外
は実施例1と全く同様に処理した。結果は表−1に示す
通りタックフリータイムが非常に長く、硬化性が著しく
悪かった。また、湿気硬化後の硬化物には発泡が観察さ
れ、このため接着性に於いては接着強度、伸び共に著し
く低下し、漏水防止機能に支障をきたすものであった。
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】本発明の注入補修工法は、注入時の作業
性が優れ、かつ硬化物は発泡が無く、常に均一な物性が
得られるため、漏水防止効果が長期間にわたって保持さ
れる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート、モルタル等の亀裂、又は浮
    き部を補修するに際し、注入剤を注入して補修する工法
    において、注入剤として加水分解によりアミンが生成す
    る潜在性硬化剤とイソシアネート基を有するポリウレタ
    ンプレポリマーとを含有する一液湿気硬化性ウレタン注
    入剤を使用することを特徴とする注入補修工法。
  2. 【請求項2】加水分解によりアミンが生成する潜在性硬
    化剤が、下記一般式(1) Y─( −N=CH−X)n −−−(1) (式中、Xは炭素数6〜15のアリール基を、Yは炭素
    数2〜15で2価もしくは3価の炭化水素基、又は分子
    量が70〜6000で2価もしくは3価のポリオキシア
    ルキレン基を、nは2又は3を示す。)で表わされるポ
    リアルジミンである請求項1記載の注入補修工法。
JP5193503A 1993-08-04 1993-08-04 注入補修工法 Pending JPH0748430A (ja)

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