JPH074844A - コンクリート用骨材の乾燥方法及びその装置 - Google Patents
コンクリート用骨材の乾燥方法及びその装置Info
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- JPH074844A JPH074844A JP29365993A JP29365993A JPH074844A JP H074844 A JPH074844 A JP H074844A JP 29365993 A JP29365993 A JP 29365993A JP 29365993 A JP29365993 A JP 29365993A JP H074844 A JPH074844 A JP H074844A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 短時間で効率的にかつ性状が均質で信頼度の
高いコンクリート用骨材を得ることのできるコンクリー
ト用骨材の乾燥方法及びその装置の提供。 【構成】 内部に攪拌羽根4を有する回転容器2内にコ
ンクリート用骨材26を投入し、回転容器2を所定速度
で所定時間回転させつつ回転容器内外に熱風を送風し、
加えて骨材26の表面温度に基づいて熱風の温度を加減
する。
高いコンクリート用骨材を得ることのできるコンクリー
ト用骨材の乾燥方法及びその装置の提供。 【構成】 内部に攪拌羽根4を有する回転容器2内にコ
ンクリート用骨材26を投入し、回転容器2を所定速度
で所定時間回転させつつ回転容器内外に熱風を送風し、
加えて骨材26の表面温度に基づいて熱風の温度を加減
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート用骨材の
乾燥方法及びその装置に係り、更に詳しくは、コンクリ
ートの物理的,化学的安定性あるいは未硬化のコンクリ
ートと骨材との適切な配合設計その他の条件を決定する
ため、事前に行う試験に用いるコンクリート用骨材(細
骨材,粗骨材その他)の乾燥方法及びその装置に関す
る。
乾燥方法及びその装置に係り、更に詳しくは、コンクリ
ートの物理的,化学的安定性あるいは未硬化のコンクリ
ートと骨材との適切な配合設計その他の条件を決定する
ため、事前に行う試験に用いるコンクリート用骨材(細
骨材,粗骨材その他)の乾燥方法及びその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンクリートに供される砂粒,砕石等の
骨材は、そのコンクリートの使用目的によって若干の相
違はあるが、一般にはコンクリート全体の体積の50%
以上,多いものでは70%前後を占める重要な構成材料
である。したがって、骨材の大きさや種類の選定、なら
びに未硬化のコンクリートに対する配合比の設計は、コ
ンクリートの最終的な強度,耐久性及び安定性等を左右
する重要な要素である。このため、骨材の選定及び配合
比を最も的確なものとするべく、予め骨材の試験を行う
ようにしている。
骨材は、そのコンクリートの使用目的によって若干の相
違はあるが、一般にはコンクリート全体の体積の50%
以上,多いものでは70%前後を占める重要な構成材料
である。したがって、骨材の大きさや種類の選定、なら
びに未硬化のコンクリートに対する配合比の設計は、コ
ンクリートの最終的な強度,耐久性及び安定性等を左右
する重要な要素である。このため、骨材の選定及び配合
比を最も的確なものとするべく、予め骨材の試験を行う
ようにしている。
【0003】前記試験にあたっては、先ず試料となる骨
材から、泥分,塩分,有機物その他塵埃等を除去するた
め、骨材に水洗処理を施す必要がある。そして、水洗処
理を施したままでは、試験規格(JIS A 111)
に規定された表面水率0〜2%を満足できないため、骨
材表面に付着している余剰水分に対して乾燥処理を施し
ている。
材から、泥分,塩分,有機物その他塵埃等を除去するた
め、骨材に水洗処理を施す必要がある。そして、水洗処
理を施したままでは、試験規格(JIS A 111)
に規定された表面水率0〜2%を満足できないため、骨
材表面に付着している余剰水分に対して乾燥処理を施し
ている。
【0004】前記乾燥処理は、以下の通りである。すな
わち、水洗した骨材を、風雨に晒されないように屋内の
床上に5〜10cm程度の厚さに敷き広げた後、工業扇風
機等を使用して前記敷き広げた骨材の表面に強制的に空
気を吹き付け、乾燥を促進させる。そして、一定時間後
に骨材の表面が乾燥すると、作業者等がスコップ等を用
いて転地返しを行い、再び工業扇風機等によって強制的
に空気を吹き付ける。この作業を数回繰り返して行い、
骨材全体が乾燥した後、骨材表面の乾燥度合いすなわち
骨材表面水率が0〜1%(但し、試験に使用する骨材に
よっては若干異なる場合がある)となっているか否かを
確認するため、前記骨材をミキサに投入し、攪拌処理を
施して全体的に均質化させてから水分量を計測するよう
にしている。
わち、水洗した骨材を、風雨に晒されないように屋内の
床上に5〜10cm程度の厚さに敷き広げた後、工業扇風
機等を使用して前記敷き広げた骨材の表面に強制的に空
気を吹き付け、乾燥を促進させる。そして、一定時間後
に骨材の表面が乾燥すると、作業者等がスコップ等を用
いて転地返しを行い、再び工業扇風機等によって強制的
に空気を吹き付ける。この作業を数回繰り返して行い、
骨材全体が乾燥した後、骨材表面の乾燥度合いすなわち
骨材表面水率が0〜1%(但し、試験に使用する骨材に
よっては若干異なる場合がある)となっているか否かを
確認するため、前記骨材をミキサに投入し、攪拌処理を
施して全体的に均質化させてから水分量を計測するよう
にしている。
【0005】計測の結果、骨材表面が0〜1%内に達し
ていない場合は、再度乾燥処理を繰り返して行う。一
方、過度に乾燥し過ぎて表面水率が0%以下となった場
合には、骨材に散水し、最初から乾燥処理をやり直すよ
うにしている。
ていない場合は、再度乾燥処理を繰り返して行う。一
方、過度に乾燥し過ぎて表面水率が0%以下となった場
合には、骨材に散水し、最初から乾燥処理をやり直すよ
うにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記骨材の
乾燥処理方法に関して、以下のような不都合が指摘され
ている。すなわち、水洗処理後の骨材の敷き広げ,転地
返し及びミキサへの投入は、主として作業者による人為
的作業に依存しているため、労力の負担が大きく、ま
た、骨材を屋内に敷き広げるに際し、一回の試験で使用
する骨材の量に対応する床面積は、一般に20m2以上と
なる場合が殆どであり、この広さを有する場所の確保は
非常に困難である。さらに、作業の最終段階で行う攪拌
処理に際し、特別に攪拌装置を使用することは、コスト
高を助長する上、作業の手間を増幅させる。また、乾燥
処理を過度に繰り返して行うと、各々の骨材の衝突によ
る磨耗等により物理的な破壊変形が生じ、試験の試料と
して使用できなくなる可能性もある。
乾燥処理方法に関して、以下のような不都合が指摘され
ている。すなわち、水洗処理後の骨材の敷き広げ,転地
返し及びミキサへの投入は、主として作業者による人為
的作業に依存しているため、労力の負担が大きく、ま
た、骨材を屋内に敷き広げるに際し、一回の試験で使用
する骨材の量に対応する床面積は、一般に20m2以上と
なる場合が殆どであり、この広さを有する場所の確保は
非常に困難である。さらに、作業の最終段階で行う攪拌
処理に際し、特別に攪拌装置を使用することは、コスト
高を助長する上、作業の手間を増幅させる。また、乾燥
処理を過度に繰り返して行うと、各々の骨材の衝突によ
る磨耗等により物理的な破壊変形が生じ、試験の試料と
して使用できなくなる可能性もある。
【0007】また、近年特に需要が高まっている超高強
度コンクリートや超流動化コンクリート等は、通常のコ
ンクリートとは異なり、水とセメントとの混合比である
水セメント比の精度が、強度及び流動性等に直接鋭敏に
影響するため、これら超高強度及び超流動化コンクリー
ト等に供する骨材の含水率の分散(含水率の散らばり具
合)を小さく仕上げる必要がある。具体的には、前記超
高強度コンクリートの調合において、許容できる骨材の
含水率の分散は、最大でも前記水セメント比を0.1%
以上変化させない範囲でなければならない。したがっ
て、水セメント比が例えば20%の場合は、含水率の分
散を0.05%以内としなければならず、このような値
を実現するには、従来の乾燥装置及び方法ではほとんど
不可能である。
度コンクリートや超流動化コンクリート等は、通常のコ
ンクリートとは異なり、水とセメントとの混合比である
水セメント比の精度が、強度及び流動性等に直接鋭敏に
影響するため、これら超高強度及び超流動化コンクリー
ト等に供する骨材の含水率の分散(含水率の散らばり具
合)を小さく仕上げる必要がある。具体的には、前記超
高強度コンクリートの調合において、許容できる骨材の
含水率の分散は、最大でも前記水セメント比を0.1%
以上変化させない範囲でなければならない。したがっ
て、水セメント比が例えば20%の場合は、含水率の分
散を0.05%以内としなければならず、このような値
を実現するには、従来の乾燥装置及び方法ではほとんど
不可能である。
【0008】上記の問題の他、一般に従来の骨材の乾燥
方法によれば、水洗処理後の骨材を良好な乾燥状態(表
面水率0〜1%以内)とするには多くの時間を必要と
し、その上、例えば夏場のように湿度の高い時期にあっ
てはさらに多くの時間を要する等、気候状態の影響も受
けやすく、定期的な処理計画が損なわれるといった欠点
もあり、新たな骨材の乾燥方法の提供が要請されてい
た。
方法によれば、水洗処理後の骨材を良好な乾燥状態(表
面水率0〜1%以内)とするには多くの時間を必要と
し、その上、例えば夏場のように湿度の高い時期にあっ
てはさらに多くの時間を要する等、気候状態の影響も受
けやすく、定期的な処理計画が損なわれるといった欠点
もあり、新たな骨材の乾燥方法の提供が要請されてい
た。
【0009】本発明は、上記の問題を解決し得るもので
あって、その目的は、短時間で効率的にかつ性状が均質
で信頼度の高いコンクリート用骨材を得ることのできる
コンクリート用骨材の乾燥方法及びその装置を提供する
ことにある。
あって、その目的は、短時間で効率的にかつ性状が均質
で信頼度の高いコンクリート用骨材を得ることのできる
コンクリート用骨材の乾燥方法及びその装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のコンクリート用
骨材の乾燥方法及びその装置のうち、請求項1に記載の
コンクリート用骨材の乾燥方法は、内部に攪拌羽根を有
する回転容器内にコンクリート用骨材を投入し、前記回
転容器を所定速度で所定時間回転させつつ前記回転容器
内外に熱風を送風し、加えて前記骨材の表面温度に基づ
いて前記熱風の温度を加減することを特徴とする。
骨材の乾燥方法及びその装置のうち、請求項1に記載の
コンクリート用骨材の乾燥方法は、内部に攪拌羽根を有
する回転容器内にコンクリート用骨材を投入し、前記回
転容器を所定速度で所定時間回転させつつ前記回転容器
内外に熱風を送風し、加えて前記骨材の表面温度に基づ
いて前記熱風の温度を加減することを特徴とする。
【0011】請求項2に記載のものは、請求項1に記載
のものにおいて、回転容器を所定速度で所定時間回転さ
せつつ前記回転容器内外へ熱風を送風して前記回転容器
を加温した後、前記回転容器内に骨材を投入し、さらに
前記回転容器を所定速度で所定時間回転させつつ前記回
転容器内外に熱風を送風し、加えて前記骨材の表面温度
に基づいて前記熱風の温度を加減することを特徴とす
る。
のものにおいて、回転容器を所定速度で所定時間回転さ
せつつ前記回転容器内外へ熱風を送風して前記回転容器
を加温した後、前記回転容器内に骨材を投入し、さらに
前記回転容器を所定速度で所定時間回転させつつ前記回
転容器内外に熱風を送風し、加えて前記骨材の表面温度
に基づいて前記熱風の温度を加減することを特徴とす
る。
【0012】請求項3に記載のものは、請求項1又は請
求項2に記載のものにおいて、骨材の表面温度に基づき
前記熱風の温度を加減して前記骨材の表面水率が所定値
に低減した後、この熱風の送風を停止するとともに前記
回転容器の回転を停止し、次いでこの骨材を外気温度近
くまで冷却した後、再び前記回転容器を所定速度で所定
時間回転させることを特徴とする。
求項2に記載のものにおいて、骨材の表面温度に基づき
前記熱風の温度を加減して前記骨材の表面水率が所定値
に低減した後、この熱風の送風を停止するとともに前記
回転容器の回転を停止し、次いでこの骨材を外気温度近
くまで冷却した後、再び前記回転容器を所定速度で所定
時間回転させることを特徴とする。
【0013】請求項4に記載のものは、コンクリートに
供する骨材を乾燥させるコンクリート用骨材の乾燥装置
であって、内部に攪拌羽根を有する回転容器と、前記回
転容器を所定速度で所定時間回転させる駆動源と、前記
回転容器内外に熱風を送風する熱風装置と、前記回転容
器内に投入された骨材の表面温度を検出する温度検出器
と、前記温度検出器の検出出力に基づいて前記熱風装置
の加熱温度を自動的に制御するコントロール装置と、か
ら構成したことを特徴とする。
供する骨材を乾燥させるコンクリート用骨材の乾燥装置
であって、内部に攪拌羽根を有する回転容器と、前記回
転容器を所定速度で所定時間回転させる駆動源と、前記
回転容器内外に熱風を送風する熱風装置と、前記回転容
器内に投入された骨材の表面温度を検出する温度検出器
と、前記温度検出器の検出出力に基づいて前記熱風装置
の加熱温度を自動的に制御するコントロール装置と、か
ら構成したことを特徴とする。
【0014】請求項5に記載のものは、請求項4に記載
のものにおいて、前記攪拌羽根の位置は、前記回転容器
の内周面近くで回転容器の長手方向に沿いかつ軸線に対
してねじれの位置とし、さらに前記攪拌羽根と前記回転
容器内周面との間にスリットを設けたことを特徴とす
る。請求項6に記載のものは、請求項4に記載のものに
おいて、一端側を閉塞端面とし且つ他端側を開口端面と
した前記回転容器の内部に、前記開口端面に近い側の端
部が前記閉塞端面に近い側の端部より前記回転容器の回
転方向先側に位置した攪拌羽根を設けるとともに、前記
回転容器の前記閉塞端面側の内部に、前記閉塞端面に近
い側の端部が前記閉塞端面から遠い側の端部より前記回
転方向先側に位置した戻し羽根を設けたことを特徴とす
る。
のものにおいて、前記攪拌羽根の位置は、前記回転容器
の内周面近くで回転容器の長手方向に沿いかつ軸線に対
してねじれの位置とし、さらに前記攪拌羽根と前記回転
容器内周面との間にスリットを設けたことを特徴とす
る。請求項6に記載のものは、請求項4に記載のものに
おいて、一端側を閉塞端面とし且つ他端側を開口端面と
した前記回転容器の内部に、前記開口端面に近い側の端
部が前記閉塞端面に近い側の端部より前記回転容器の回
転方向先側に位置した攪拌羽根を設けるとともに、前記
回転容器の前記閉塞端面側の内部に、前記閉塞端面に近
い側の端部が前記閉塞端面から遠い側の端部より前記回
転方向先側に位置した戻し羽根を設けたことを特徴とす
る。
【0015】請求項7に記載のものは、請求項6に記載
のものにおいて、前記戻し羽根は、前記回転容器の回転
時に、この回転容器内部に投入した骨材の積み重なる高
さ以上の大きさに形成したことを特徴とする。請求項8
に記載のものは、請求項4ないし請求項7のいずれかに
記載のものにおいて、一端側を閉塞端面とし且つ他端側
を開口端面とした前記回転容器の内部の前記開口端面側
に、前記開口端面に近い側の端部が前記開口端面から遠
い側の端部より前記回転容器の回転方向先側に位置した
こぼれ防止羽根を設けたことを特徴とする。
のものにおいて、前記戻し羽根は、前記回転容器の回転
時に、この回転容器内部に投入した骨材の積み重なる高
さ以上の大きさに形成したことを特徴とする。請求項8
に記載のものは、請求項4ないし請求項7のいずれかに
記載のものにおいて、一端側を閉塞端面とし且つ他端側
を開口端面とした前記回転容器の内部の前記開口端面側
に、前記開口端面に近い側の端部が前記開口端面から遠
い側の端部より前記回転容器の回転方向先側に位置した
こぼれ防止羽根を設けたことを特徴とする。
【0016】請求項9に記載のものは、請求項4ないし
請求項8のいずれかに記載のものにおいて、前記回転容
器の内部に、この回転容器の内面に沿って一端側近くか
ら他端側近くまで延びる複数の粒状化防止突条を設けた
ことを特徴とする。請求項10に記載のものは、請求項
4ないし請求項9のいずれかに記載のものにおいて、前
記回転容器は、この回転容器の軸線と直交する支持線を
中心として上下方向に旋回可能に配設したことを特徴と
する。
請求項8のいずれかに記載のものにおいて、前記回転容
器の内部に、この回転容器の内面に沿って一端側近くか
ら他端側近くまで延びる複数の粒状化防止突条を設けた
ことを特徴とする。請求項10に記載のものは、請求項
4ないし請求項9のいずれかに記載のものにおいて、前
記回転容器は、この回転容器の軸線と直交する支持線を
中心として上下方向に旋回可能に配設したことを特徴と
する。
【0017】請求項11に記載のものは、請求項4ない
し請求項10のいずれかに記載のものにおいて、前記コ
ントロール装置に、赤外線を照射して前記回転容器に投
入された骨材表面の水分を検出する赤外線水分計を接続
し、この赤外線水分計の検出出力に基づいて前記回転容
器の回転及び前記熱風装置の稼働を停止させることを特
徴とする。
し請求項10のいずれかに記載のものにおいて、前記コ
ントロール装置に、赤外線を照射して前記回転容器に投
入された骨材表面の水分を検出する赤外線水分計を接続
し、この赤外線水分計の検出出力に基づいて前記回転容
器の回転及び前記熱風装置の稼働を停止させることを特
徴とする。
【0018】請求項12に記載のものは、請求項4ない
し請求項11のいずれかに記載のものにおいて、前記熱
風装置を、前記回転容器外周に熱風を送風する灯油バー
ナーと、前記回転容器内部に熱風を送風する電熱ヒータ
ーと、から構成したことを特徴とする。
し請求項11のいずれかに記載のものにおいて、前記熱
風装置を、前記回転容器外周に熱風を送風する灯油バー
ナーと、前記回転容器内部に熱風を送風する電熱ヒータ
ーと、から構成したことを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明のコンクリート用骨材の乾燥方法及びそ
の装置のうち、請求項1に記載のものによれば、回転容
器内に骨材を投入した後、この回転容器を所定速度で所
定時間回転させつつ回転容器内外へ熱風を送風する。こ
の際、回転容器内の骨材の表面温度が高ければ熱風の温
度を減らし、表面温度が低ければ熱風の温度を加える。
このように、骨材の乾燥を機械的に行う方法であるの
で、人為的作業を必要最小限に抑制するとともに、均質
な骨材を短時間で効率的に得ることが可能である。さら
に、常に的確な温度の熱風を送風することで、乾燥の効
率化を促進するとともに、骨材の熱的変形を防止する。
の装置のうち、請求項1に記載のものによれば、回転容
器内に骨材を投入した後、この回転容器を所定速度で所
定時間回転させつつ回転容器内外へ熱風を送風する。こ
の際、回転容器内の骨材の表面温度が高ければ熱風の温
度を減らし、表面温度が低ければ熱風の温度を加える。
このように、骨材の乾燥を機械的に行う方法であるの
で、人為的作業を必要最小限に抑制するとともに、均質
な骨材を短時間で効率的に得ることが可能である。さら
に、常に的確な温度の熱風を送風することで、乾燥の効
率化を促進するとともに、骨材の熱的変形を防止する。
【0020】請求項2に記載のものによれば、回転容器
を所定速度で所定時間回転させつつ、回転容器内外へ熱
風を送風して前記回転容器を加温した後、骨材をこの回
転容器内に投入し、さらにこの回転容器を所定速度で所
定時間回転させつつ回転容器内外へ熱風を送風する。こ
の際、回転容器内の骨材の表面温度が高ければ熱風の温
度を減らし、表面温度が低ければ熱風の温度を加える。
これによって、回転容器が加温されるまでの間に起こり
得る、各々の骨材あるいは骨材と攪拌羽根との衝突等に
よる骨材の物理的変形を防止させるとともに、回転容器
への骨材の付着が防止され、これによって信頼度の高い
骨材を得ることが可能となる。
を所定速度で所定時間回転させつつ、回転容器内外へ熱
風を送風して前記回転容器を加温した後、骨材をこの回
転容器内に投入し、さらにこの回転容器を所定速度で所
定時間回転させつつ回転容器内外へ熱風を送風する。こ
の際、回転容器内の骨材の表面温度が高ければ熱風の温
度を減らし、表面温度が低ければ熱風の温度を加える。
これによって、回転容器が加温されるまでの間に起こり
得る、各々の骨材あるいは骨材と攪拌羽根との衝突等に
よる骨材の物理的変形を防止させるとともに、回転容器
への骨材の付着が防止され、これによって信頼度の高い
骨材を得ることが可能となる。
【0021】ここで、熱風の供給による熱が骨材に残っ
た状態で攪拌を続けると、この加温された骨材と外気と
の接触によって、必要以上に骨材が乾燥してしまう恐れ
がある。請求項3に記載のものは、この点に着目してな
されたもので、骨材の表面温度に基づき前記熱風の温度
を加減して前記骨材の表面水率が所定値に低減した後、
この熱風の送風を停止するとともに前記回転容器の回転
を停止し、次いでこの骨材を外気温度近くまで冷却した
後、再び前記回転容器を所定速度で所定時間回転させ
る。これによって、骨材は、加温後に停止した回転容器
内で一旦冷却されるから、骨材の余剰な乾燥が防止さ
れ、さらに、骨材を冷却した後再び攪拌することによっ
て、一層均質な表面水率を有する骨材を得ることが可能
となる。
た状態で攪拌を続けると、この加温された骨材と外気と
の接触によって、必要以上に骨材が乾燥してしまう恐れ
がある。請求項3に記載のものは、この点に着目してな
されたもので、骨材の表面温度に基づき前記熱風の温度
を加減して前記骨材の表面水率が所定値に低減した後、
この熱風の送風を停止するとともに前記回転容器の回転
を停止し、次いでこの骨材を外気温度近くまで冷却した
後、再び前記回転容器を所定速度で所定時間回転させ
る。これによって、骨材は、加温後に停止した回転容器
内で一旦冷却されるから、骨材の余剰な乾燥が防止さ
れ、さらに、骨材を冷却した後再び攪拌することによっ
て、一層均質な表面水率を有する骨材を得ることが可能
となる。
【0022】請求項4に記載のものによれば、駆動源の
起動によって内部に攪拌羽根を有する回転容器が所定速
度で所定時間回転し、熱風装置がこの回転容器内外に熱
風を送風する。そして、温度検出器が前記回転容器内の
骨材の温度を検出し、この温度検出器の検出出力に基づ
いて、コントロール装置が前記熱風装置の加熱温度を最
適な値に制御する。このように、回転容器の回転による
攪拌と、熱風装置からの熱風の送風との機械的作業によ
って、骨材を効率よくかつ確実に乾燥させることが可能
である。
起動によって内部に攪拌羽根を有する回転容器が所定速
度で所定時間回転し、熱風装置がこの回転容器内外に熱
風を送風する。そして、温度検出器が前記回転容器内の
骨材の温度を検出し、この温度検出器の検出出力に基づ
いて、コントロール装置が前記熱風装置の加熱温度を最
適な値に制御する。このように、回転容器の回転による
攪拌と、熱風装置からの熱風の送風との機械的作業によ
って、骨材を効率よくかつ確実に乾燥させることが可能
である。
【0023】請求項5に記載のものによれば、前記回転
容器内部の攪拌羽根に位置を、回転容器内周面近くで回
転容器の長手方向に沿ってかつ軸線に対してねじれの位
置としたことで、乾燥処理終了後の骨材の外部への排出
が容易になるとともに、攪拌羽根と回転容器内周面との
間にスリットを設けたことで、攪拌羽根及び回転容器内
に骨材が付着することがない。
容器内部の攪拌羽根に位置を、回転容器内周面近くで回
転容器の長手方向に沿ってかつ軸線に対してねじれの位
置としたことで、乾燥処理終了後の骨材の外部への排出
が容易になるとともに、攪拌羽根と回転容器内周面との
間にスリットを設けたことで、攪拌羽根及び回転容器内
に骨材が付着することがない。
【0024】請求項6に記載のものによれば、回転容器
の内部に、開口端面に近い側の端部が閉塞端面に近い側
の端部より前記回転容器の回転方向先側に位置した攪拌
羽根を設けるとともに、回転容器の閉塞端面側の内部
に、閉塞端面に近い側の端部が前記閉塞端面から遠い側
の端部より回転容器の回転方向先側に位置した戻し羽根
を設けたことで、回転容器内に投入された後に閉塞端面
側に集まった骨材は、回転容器の回転に伴い、戻し羽根
の前記回転方向先側の面に当接し、回転容器の開口端面
側へと戻されることになる。したがって、骨材が均質に
攪拌されるとともに、攪拌の効率が向上する。
の内部に、開口端面に近い側の端部が閉塞端面に近い側
の端部より前記回転容器の回転方向先側に位置した攪拌
羽根を設けるとともに、回転容器の閉塞端面側の内部
に、閉塞端面に近い側の端部が前記閉塞端面から遠い側
の端部より回転容器の回転方向先側に位置した戻し羽根
を設けたことで、回転容器内に投入された後に閉塞端面
側に集まった骨材は、回転容器の回転に伴い、戻し羽根
の前記回転方向先側の面に当接し、回転容器の開口端面
側へと戻されることになる。したがって、骨材が均質に
攪拌されるとともに、攪拌の効率が向上する。
【0025】ここで、特に前記回転容器を超低速度(例
えば0.3rpm 前後)で回転させる際には、回転容器の
閉塞端面側に集まった骨材に前記戻し羽根が埋没した状
態となり、この戻し羽根と骨材とが一体となって回転し
てしまう。つまり、骨材に戻し羽根が埋没したまま回転
容器が回転すると、当然のことながら、骨材の良好な攪
拌は行われない。請求項7に記載のものは、この点に着
目してなされたもので、前記戻し羽根は、前記回転容器
の回転時に、この回転容器内部に投入した骨材の積み重
なる高さ以上の大きさに形成しているので、戻し羽根と
骨材とが一体となって回転することがない。なお、戻し
羽根の大きさは、一回に投入する骨材の量に対応して形
成するとよい。
えば0.3rpm 前後)で回転させる際には、回転容器の
閉塞端面側に集まった骨材に前記戻し羽根が埋没した状
態となり、この戻し羽根と骨材とが一体となって回転し
てしまう。つまり、骨材に戻し羽根が埋没したまま回転
容器が回転すると、当然のことながら、骨材の良好な攪
拌は行われない。請求項7に記載のものは、この点に着
目してなされたもので、前記戻し羽根は、前記回転容器
の回転時に、この回転容器内部に投入した骨材の積み重
なる高さ以上の大きさに形成しているので、戻し羽根と
骨材とが一体となって回転することがない。なお、戻し
羽根の大きさは、一回に投入する骨材の量に対応して形
成するとよい。
【0026】請求項8に記載のものによれば、回転容器
の内部に、前記開口端面に近い側の端部が、前記開口端
面から遠い側の端部より前記回転容器の回転方向先側に
位置したこぼれ防止羽根を設けたことで、回転容器の回
転に伴いこの回転容器の開口端面に集まり、回転容器の
外側にこぼれつつある骨材が、こぼれ防止羽根の前記回
転方向先側の面に当接し、回転容器の閉塞端面側へと戻
されることになる。したがって、骨材のこぼれ落ちが防
止され、骨材が均質に攪拌されるとともに、攪拌の効率
が向上する。
の内部に、前記開口端面に近い側の端部が、前記開口端
面から遠い側の端部より前記回転容器の回転方向先側に
位置したこぼれ防止羽根を設けたことで、回転容器の回
転に伴いこの回転容器の開口端面に集まり、回転容器の
外側にこぼれつつある骨材が、こぼれ防止羽根の前記回
転方向先側の面に当接し、回転容器の閉塞端面側へと戻
されることになる。したがって、骨材のこぼれ落ちが防
止され、骨材が均質に攪拌されるとともに、攪拌の効率
が向上する。
【0027】ここでまた、例えば回転容器を約5rpm 以
上で回転させる際には、骨材に含有されている微粒子
(例えば泥分等)が、骨材の乾燥が進むに連れて、骨材
の固形粒子に付着して増大していく所謂粒状化現象が発
生する恐れがある。この粒状化現象を防止すべく案出さ
れたものが、請求項9に記載のものであって、前記回転
容器の内部に、この回転容器の内面に沿って一端側近く
から他端側近くまで延びる複数の粒状化防止突条を設け
ている。この粒状化防止突条を備えた回転容器を約0.
1rpm 〜約5rpm 未満の範囲で回転させて攪拌を行う
と、回転容器の回転に伴い、骨材が前記粒状化防止突条
に当接し、粒状化現象は略確実に防止される。特に、回
転容器を超低速度(約1rpm 以下)で回転させると、骨
材の粒状化現象は完全に防止される。
上で回転させる際には、骨材に含有されている微粒子
(例えば泥分等)が、骨材の乾燥が進むに連れて、骨材
の固形粒子に付着して増大していく所謂粒状化現象が発
生する恐れがある。この粒状化現象を防止すべく案出さ
れたものが、請求項9に記載のものであって、前記回転
容器の内部に、この回転容器の内面に沿って一端側近く
から他端側近くまで延びる複数の粒状化防止突条を設け
ている。この粒状化防止突条を備えた回転容器を約0.
1rpm 〜約5rpm 未満の範囲で回転させて攪拌を行う
と、回転容器の回転に伴い、骨材が前記粒状化防止突条
に当接し、粒状化現象は略確実に防止される。特に、回
転容器を超低速度(約1rpm 以下)で回転させると、骨
材の粒状化現象は完全に防止される。
【0028】請求項10に記載のものによれば、回転容
器を上下方向に旋回可能としたことで、回転容器内への
骨材の投入及び回転容器内にある乾燥処理終了後の骨材
の外部への排出が容易になる。請求項11に記載のもの
によれば、赤外線水分計が回転容器内の骨材表面の水分
を検出し、この赤外線水分計の検出出力に基づいて、コ
ントロール装置が前記回転容器の回転及び熱風装置の稼
働を停止させる。これによって、所望の骨材を的確に得
ることが可能になるとともに、回転容器及び熱風装置が
過剰運転することがない。
器を上下方向に旋回可能としたことで、回転容器内への
骨材の投入及び回転容器内にある乾燥処理終了後の骨材
の外部への排出が容易になる。請求項11に記載のもの
によれば、赤外線水分計が回転容器内の骨材表面の水分
を検出し、この赤外線水分計の検出出力に基づいて、コ
ントロール装置が前記回転容器の回転及び熱風装置の稼
働を停止させる。これによって、所望の骨材を的確に得
ることが可能になるとともに、回転容器及び熱風装置が
過剰運転することがない。
【0029】請求項12に記載のものによれば、回転容
器外周に灯油バーナーで熱風を送風することで、大きい
加熱温度を安価に得ることが可能となる。また、回転容
器内部に電熱ヒーターで熱風を送風することで、骨材の
乾燥を促進させ、この乾燥の際に生じる湿気を好適に排
除することが可能になるとともに、送風によって骨材を
汚染することがない。
器外周に灯油バーナーで熱風を送風することで、大きい
加熱温度を安価に得ることが可能となる。また、回転容
器内部に電熱ヒーターで熱風を送風することで、骨材の
乾燥を促進させ、この乾燥の際に生じる湿気を好適に排
除することが可能になるとともに、送風によって骨材を
汚染することがない。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。 (第一実施例)図1ないし図4は、本発明に係るコンク
リート用骨材の乾燥装置の第一実施例を示しており、こ
れらの図において符号1で示すものは実験施設等に配設
した乾燥装置である。
に説明する。 (第一実施例)図1ないし図4は、本発明に係るコンク
リート用骨材の乾燥装置の第一実施例を示しており、こ
れらの図において符号1で示すものは実験施設等に配設
した乾燥装置である。
【0031】乾燥装置1の構成は、以下の通りである。
すなわち、図において符号2で示す回転容器は、円柱体
の内部に空洞部2aを形成し、一端側の端面に空洞部2
aと連通する開口部2bを形成したものであり、空洞部
2aには、その内周面に固着した攪拌羽根支持具3によ
って複数の攪拌羽根4を具備している。攪拌羽根4は、
板状体であって、回転容器2の他端側から一端側に向け
て若干傾斜させており、回転容器2の軸心を中心として
対称にかつ内周面との間に空隙(スリット)5を設けて
取り付けられている。
すなわち、図において符号2で示す回転容器は、円柱体
の内部に空洞部2aを形成し、一端側の端面に空洞部2
aと連通する開口部2bを形成したものであり、空洞部
2aには、その内周面に固着した攪拌羽根支持具3によ
って複数の攪拌羽根4を具備している。攪拌羽根4は、
板状体であって、回転容器2の他端側から一端側に向け
て若干傾斜させており、回転容器2の軸心を中心として
対称にかつ内周面との間に空隙(スリット)5を設けて
取り付けられている。
【0032】前記回転容器2の周囲は、後述する熱風の
飛散を防止する熱風飛散防止用カバー6と、回転容器2
の下方であってかつ熱風飛散防止用カバー6を支持する
支持板7とによって囲まれている。そして、この支持板
7の上面であってかつ回転容器2の他端側すなわち開口
部2bを形成していない側には、減速機付電動機8を配
設している。この減速機付電動機(駆動源)8は、前記
回転容器2の他端側端面に突設したフランジ付回転軸9
に、駆動ベルト10を介して回転力を供給し、これによ
って回転容器2を回転させるものである。フランジ付回
転軸9は、支持板7に立ち上げて配設した立設板11を
貫通し、この立設板11に貫通孔に設けた図示しないボ
ールベアリングによって滑らかに回転するとともに、回
転容器2の他端側が所定位置に支持されている。また、
回転容器2の一端側近傍の支持板7には、ガイドローラ
12を配設しており、これによって回転容器2の一端側
を所定位置に支持するとともに、回転容器2全体の回転
を可能にしている。
飛散を防止する熱風飛散防止用カバー6と、回転容器2
の下方であってかつ熱風飛散防止用カバー6を支持する
支持板7とによって囲まれている。そして、この支持板
7の上面であってかつ回転容器2の他端側すなわち開口
部2bを形成していない側には、減速機付電動機8を配
設している。この減速機付電動機(駆動源)8は、前記
回転容器2の他端側端面に突設したフランジ付回転軸9
に、駆動ベルト10を介して回転力を供給し、これによ
って回転容器2を回転させるものである。フランジ付回
転軸9は、支持板7に立ち上げて配設した立設板11を
貫通し、この立設板11に貫通孔に設けた図示しないボ
ールベアリングによって滑らかに回転するとともに、回
転容器2の他端側が所定位置に支持されている。また、
回転容器2の一端側近傍の支持板7には、ガイドローラ
12を配設しており、これによって回転容器2の一端側
を所定位置に支持するとともに、回転容器2全体の回転
を可能にしている。
【0033】これら支持板7及びその上に配設した各機
器は、基台13に所定距離離して立ち上げて配設した支
柱14に支持されかつ上下方向に旋回可能となってい
る。さらに詳しくは、支柱14の上端に固設したブラケ
ット14aに、前記熱風飛散防止用カバー6の両側壁に
固設した支軸15が係合することによって前記支持板7
及び各機器が支持された構成となっている。
器は、基台13に所定距離離して立ち上げて配設した支
柱14に支持されかつ上下方向に旋回可能となってい
る。さらに詳しくは、支柱14の上端に固設したブラケ
ット14aに、前記熱風飛散防止用カバー6の両側壁に
固設した支軸15が係合することによって前記支持板7
及び各機器が支持された構成となっている。
【0034】この支柱14及び支軸15は、前記回転容
器2の重心から他端側にずらせた位置にあり、この重心
のずれと前記減速機付電動機8の自重とによって、支持
板7が基台13上面と一定角度をなし、回転容器2の開
口部2bが斜め上方を向いて開口した位置を上の限界位
置(図1参照)としている。また、支持板7の他端側上
方には電動ホイスト16を設け、この電動ホイスト16
と支持板7の他端側端縁に設けたプーリ17とにワイヤ
18を掛けわたし、電動ホイスト16がワイヤ18を引
張して回転容器2の開口部2bが斜め下方を向いて開口
した位置を下の限界位置(図2参照)としている。
器2の重心から他端側にずらせた位置にあり、この重心
のずれと前記減速機付電動機8の自重とによって、支持
板7が基台13上面と一定角度をなし、回転容器2の開
口部2bが斜め上方を向いて開口した位置を上の限界位
置(図1参照)としている。また、支持板7の他端側上
方には電動ホイスト16を設け、この電動ホイスト16
と支持板7の他端側端縁に設けたプーリ17とにワイヤ
18を掛けわたし、電動ホイスト16がワイヤ18を引
張して回転容器2の開口部2bが斜め下方を向いて開口
した位置を下の限界位置(図2参照)としている。
【0035】一方、符号19に示すものは、前記回転容
器2が上の限界位置にあるとき、開口部2bから空洞部
2aに乾燥前の骨材を投入する投入用シュートであっ
て、20に示すものは、回転容器2が下の限界位置にあ
るとき、空洞部2aから排出した乾燥後の骨材を誘導す
る排出用シュートである。また、回転容器2の他端側で
あって、熱風飛散防止用カバー6の外側には、この回転
容器2に外部から熱風を送風する灯油バーナー21を配
設しており、開口部2b側には、この開口部2bから空
洞部2aへ向けて熱風を送風する電熱ヒーター22を配
設するとともに、空洞部2aに投入された骨材表面の温
度を検出する赤外線温度検出器23及び骨材表面の水分
を検出する赤外線水分計24を配設している。
器2が上の限界位置にあるとき、開口部2bから空洞部
2aに乾燥前の骨材を投入する投入用シュートであっ
て、20に示すものは、回転容器2が下の限界位置にあ
るとき、空洞部2aから排出した乾燥後の骨材を誘導す
る排出用シュートである。また、回転容器2の他端側で
あって、熱風飛散防止用カバー6の外側には、この回転
容器2に外部から熱風を送風する灯油バーナー21を配
設しており、開口部2b側には、この開口部2bから空
洞部2aへ向けて熱風を送風する電熱ヒーター22を配
設するとともに、空洞部2aに投入された骨材表面の温
度を検出する赤外線温度検出器23及び骨材表面の水分
を検出する赤外線水分計24を配設している。
【0036】これら灯油バーナー21,電熱ヒーター2
2,赤外線温度検出器23,赤外線水分計24及び前記
減速機付電動機8は、図4にその構成概念図を示すよう
にコントロール装置25に接続されており、このコント
ロール装置25によってそれぞれ機械的に制御されるよ
うになっている。すなわち、赤外線温度検出器23が、
骨材表面の温度を検出してコントロール装置25に出力
したとき、コントロール装置25は、この検出出力に基
づいて灯油バーナー21及び電熱ヒーター22の加熱温
度の加減を制御する。一方、赤外線水分計24が骨材表
面の水分を検出してコントロール装置25に出力したと
き、コントロール装置25は、この検出出力が規定の表
面水率に達しているか否かを判断し、達していれば電熱
ヒーター22,赤外線温度検出器23,赤外線水分計2
4及び前記減速機付電動機8に出力してそれぞれの駆動
を停止させる。この際、灯油バーナー21は、機器の保
全のため停止後に冷却する必要があり、コントロール装
置25に接続した遅延タイマ27によって一定時間後に
自動停止するようになっている。また、コントロール装
置25には、灯油バーナー21及び電熱ヒーター22に
よる過剰加熱時に発音する異常温度警報装置28も接続
されている。
2,赤外線温度検出器23,赤外線水分計24及び前記
減速機付電動機8は、図4にその構成概念図を示すよう
にコントロール装置25に接続されており、このコント
ロール装置25によってそれぞれ機械的に制御されるよ
うになっている。すなわち、赤外線温度検出器23が、
骨材表面の温度を検出してコントロール装置25に出力
したとき、コントロール装置25は、この検出出力に基
づいて灯油バーナー21及び電熱ヒーター22の加熱温
度の加減を制御する。一方、赤外線水分計24が骨材表
面の水分を検出してコントロール装置25に出力したと
き、コントロール装置25は、この検出出力が規定の表
面水率に達しているか否かを判断し、達していれば電熱
ヒーター22,赤外線温度検出器23,赤外線水分計2
4及び前記減速機付電動機8に出力してそれぞれの駆動
を停止させる。この際、灯油バーナー21は、機器の保
全のため停止後に冷却する必要があり、コントロール装
置25に接続した遅延タイマ27によって一定時間後に
自動停止するようになっている。また、コントロール装
置25には、灯油バーナー21及び電熱ヒーター22に
よる過剰加熱時に発音する異常温度警報装置28も接続
されている。
【0037】次に、上記の構成からなる乾燥装置1を用
いて骨材を乾燥する方法について説明する。先ず、試験
の試料となる骨材に水洗処理を施し、泥分,塩分,有機
物その他塵埃等を除去する操作を行う。この間、コント
ロール装置25によって減速機付電動機8を駆動させ、
回転容器2を所定速度で回転させつつ灯油バーナー21
及び電熱ヒーター22から熱風を送風し、回転容器2を
加温しておく。
いて骨材を乾燥する方法について説明する。先ず、試験
の試料となる骨材に水洗処理を施し、泥分,塩分,有機
物その他塵埃等を除去する操作を行う。この間、コント
ロール装置25によって減速機付電動機8を駆動させ、
回転容器2を所定速度で回転させつつ灯油バーナー21
及び電熱ヒーター22から熱風を送風し、回転容器2を
加温しておく。
【0038】回転容器2が適当な温度まで加温された
後、投入用シュート19から水洗処理を施した骨材を投
入する。図において符号26で示すものが骨材である。
この場合、骨材は人手によって直接投入してもよいし、
ベルトコンベヤ等の公知の技術を適用して自動的に投入
してもよい。このとき、回転容器2は、図1に示す上の
限界位置にあって所定速度で回転しており、投入された
骨材26は他端側へ集中しつつ攪拌羽根4によって攪拌
される。なお、回転容器2の回転速度は、0.1〜3r
pmの範囲にあるのが好ましく、その最適値は、乾燥す
べき骨材の強度等を考慮して決定すればよい。
後、投入用シュート19から水洗処理を施した骨材を投
入する。図において符号26で示すものが骨材である。
この場合、骨材は人手によって直接投入してもよいし、
ベルトコンベヤ等の公知の技術を適用して自動的に投入
してもよい。このとき、回転容器2は、図1に示す上の
限界位置にあって所定速度で回転しており、投入された
骨材26は他端側へ集中しつつ攪拌羽根4によって攪拌
される。なお、回転容器2の回転速度は、0.1〜3r
pmの範囲にあるのが好ましく、その最適値は、乾燥す
べき骨材の強度等を考慮して決定すればよい。
【0039】前記攪拌を行いつつ、コントロール装置2
5によって赤外線温度検出器23及び赤外線水分計24
から骨材26表面に赤外線を照射し、骨材26の表面温
度及び含水率を検出する。この表面温度は、50℃〜1
50℃の範囲にあるのが適当である。赤外線温度検出器
23は、検出した表面温度をコントロール装置25に出
力し、コントロール装置25は、予め設定したプログラ
ムにしたがって灯油バーナー21及び電熱ヒーター22
の加熱温度の加減を制御し、常に最適な熱風を送風す
る。また、赤外線水分計24は、検出した含水率をコン
トロール装置25に出力し、コントロール装置25は、
骨材26の表面水率が試験規格の範囲内となったとき、
予め設定したプログラムにしたがって灯油バーナー2
1,電熱ヒーター22,赤外線温度検出器23,赤外線
水分計24を停止させる。
5によって赤外線温度検出器23及び赤外線水分計24
から骨材26表面に赤外線を照射し、骨材26の表面温
度及び含水率を検出する。この表面温度は、50℃〜1
50℃の範囲にあるのが適当である。赤外線温度検出器
23は、検出した表面温度をコントロール装置25に出
力し、コントロール装置25は、予め設定したプログラ
ムにしたがって灯油バーナー21及び電熱ヒーター22
の加熱温度の加減を制御し、常に最適な熱風を送風す
る。また、赤外線水分計24は、検出した含水率をコン
トロール装置25に出力し、コントロール装置25は、
骨材26の表面水率が試験規格の範囲内となったとき、
予め設定したプログラムにしたがって灯油バーナー2
1,電熱ヒーター22,赤外線温度検出器23,赤外線
水分計24を停止させる。
【0040】この場合、灯油バーナー21は、通常の灯
油を燃焼させて加熱温度を得るため、大きい加熱温度に
よって回転容器2を十分に加温することができる。ま
た、電熱ヒーター22は、骨材26の乾燥によって生じ
る湿気を排除しつつ、空洞部2aに向けて送風する熱風
に不純物を含んでいないので、空洞部2a内の骨材26
を汚染することがない。
油を燃焼させて加熱温度を得るため、大きい加熱温度に
よって回転容器2を十分に加温することができる。ま
た、電熱ヒーター22は、骨材26の乾燥によって生じ
る湿気を排除しつつ、空洞部2aに向けて送風する熱風
に不純物を含んでいないので、空洞部2a内の骨材26
を汚染することがない。
【0041】この後、回転容器2を前記と逆方向に回転
させつつ電動ホイスト16を起動させ、ワイヤ18の引
張によって回転容器2を図2に示す下の限界位置まで旋
回させる。このとき、攪拌羽根4によって、空洞部2a
の骨材26は徐々に開口部2b側へ移動し、排出用シュ
ート20へと排出される。そして、空洞部2aの骨材2
6が全て排出したら、電動ホイスト16によってワイヤ
18の引張を解除し、回転容器2を上の限界位置まで旋
回させた後、再び上記と同様の操作を繰り返して行う。
させつつ電動ホイスト16を起動させ、ワイヤ18の引
張によって回転容器2を図2に示す下の限界位置まで旋
回させる。このとき、攪拌羽根4によって、空洞部2a
の骨材26は徐々に開口部2b側へ移動し、排出用シュ
ート20へと排出される。そして、空洞部2aの骨材2
6が全て排出したら、電動ホイスト16によってワイヤ
18の引張を解除し、回転容器2を上の限界位置まで旋
回させた後、再び上記と同様の操作を繰り返して行う。
【0042】このように、減速機付電動機8によって回
転容器2を回転させつつ空洞部2aへ骨材26を投入
し、攪拌羽根4による攪拌によって骨材26の攪拌を行
うとともに、赤外線温度検出器23によって骨材の表面
温度を検出して灯油バーナー21及び電熱ヒーター22
の加熱温度をコントロール装置25で的確に制御するこ
とで、人為的作業を必要最低限に抑制し、均質で信頼度
の高い骨材を短時間で得ることができ、さらに過剰送風
による骨材26の熱的変形を防止できる。
転容器2を回転させつつ空洞部2aへ骨材26を投入
し、攪拌羽根4による攪拌によって骨材26の攪拌を行
うとともに、赤外線温度検出器23によって骨材の表面
温度を検出して灯油バーナー21及び電熱ヒーター22
の加熱温度をコントロール装置25で的確に制御するこ
とで、人為的作業を必要最低限に抑制し、均質で信頼度
の高い骨材を短時間で得ることができ、さらに過剰送風
による骨材26の熱的変形を防止できる。
【0043】また、空洞部2aと攪拌羽根4との間に、
空隙5を設けたことで、骨材26が空洞部2a及び攪拌
羽根4に付着するのを防ぐことができ、さらに、回転容
器2を上下方向に旋回可能としたことで、骨材26の投
入及び排出を容易に行うことができる。加えて、赤外線
水分計24による骨材26の表面水率の検出によって熱
風の送風を停止させることで、骨材26の過剰乾燥を防
ぐことができる。
空隙5を設けたことで、骨材26が空洞部2a及び攪拌
羽根4に付着するのを防ぐことができ、さらに、回転容
器2を上下方向に旋回可能としたことで、骨材26の投
入及び排出を容易に行うことができる。加えて、赤外線
水分計24による骨材26の表面水率の検出によって熱
風の送風を停止させることで、骨材26の過剰乾燥を防
ぐことができる。
【0044】(第二実施例)一方、図5ないし図9に
は、本発明に係る第二実施例を示している。この例は、
特に圧縮強度が1000〜3000kg/cm2 以上に達す
る超高強度コンクリート,ならびにコンクリートに特殊
な流動化剤を添加することにより、打設後バイブレータ
等による締固めを必要としない超流動化コンクリートに
供する骨材の乾燥に適用して極めて好適な乾燥装置であ
る。なお、このような乾燥装置は、以下に述べる回転容
器31の内部の構成以外は、上述した乾燥装置1と同一
であるため、この例においては回転容器31のみを詳細
に説明し、他の構成要素についてはその説明を省略す
る。
は、本発明に係る第二実施例を示している。この例は、
特に圧縮強度が1000〜3000kg/cm2 以上に達す
る超高強度コンクリート,ならびにコンクリートに特殊
な流動化剤を添加することにより、打設後バイブレータ
等による締固めを必要としない超流動化コンクリートに
供する骨材の乾燥に適用して極めて好適な乾燥装置であ
る。なお、このような乾燥装置は、以下に述べる回転容
器31の内部の構成以外は、上述した乾燥装置1と同一
であるため、この例においては回転容器31のみを詳細
に説明し、他の構成要素についてはその説明を省略す
る。
【0045】図5は、回転容器31の軸心に沿う断面
図,図6は回転容器31のY−Y線で切ったときの端面
図,図7は回転容器31を部分的に展開した説明図であ
る。これらの図を参照すると、回転容器31は、円柱体
の内部に空洞部31aを形成し、一端側を閉塞端面31
bとしかつ他端側を空洞部31aと連通する開口部31
cとしたものであり、実質的に前記回転容器2と同一構
成である。この回転容器31の内部には、板状体であっ
て、前記閉塞端面31bから開口部31cに向けて下方
に傾斜させた攪拌羽根32が、回転容器31の周方向に
等間隔で複数(この例では9個)固着されており、攪拌
羽根32は、その長手方向略中央で分断されている。な
お、前記攪拌羽根32に傾斜方向は、換言すれば攪拌羽
根32の開口部31c側の端部が、閉塞端面31b側の
端部より回転容器31の回転方向(図7の矢印Z方向)
先側に位置するように傾斜したものである。
図,図6は回転容器31のY−Y線で切ったときの端面
図,図7は回転容器31を部分的に展開した説明図であ
る。これらの図を参照すると、回転容器31は、円柱体
の内部に空洞部31aを形成し、一端側を閉塞端面31
bとしかつ他端側を空洞部31aと連通する開口部31
cとしたものであり、実質的に前記回転容器2と同一構
成である。この回転容器31の内部には、板状体であっ
て、前記閉塞端面31bから開口部31cに向けて下方
に傾斜させた攪拌羽根32が、回転容器31の周方向に
等間隔で複数(この例では9個)固着されており、攪拌
羽根32は、その長手方向略中央で分断されている。な
お、前記攪拌羽根32に傾斜方向は、換言すれば攪拌羽
根32の開口部31c側の端部が、閉塞端面31b側の
端部より回転容器31の回転方向(図7の矢印Z方向)
先側に位置するように傾斜したものである。
【0046】前記九個の攪拌羽根32のうち、二個の攪
拌羽根32を挟んで位置する合計3個の攪拌羽根32
は、分断されて前記閉塞端面31b側に位置する羽根
が、開口部31c側に位置する羽根の傾斜方向と反対方
向にかつこの羽根の傾斜より急な角度で傾斜した戻し羽
根33となっている。戻し羽根32は、図5に示すよう
に、攪拌羽根32の幅より大きい幅に形成され、具体的
には、後述する骨材の攪拌時に、この骨材の積み重なる
高さ以上に形成されている。一方、回転容器31の開口
部31c側近くには、前記攪拌羽根32の傾斜方向と同
一方向にかつこの羽根の傾斜より急な角度で傾斜したこ
ぼれ防止羽根34が、各攪拌羽根32の間で回転容器3
1の周方向に等間隔で固着されている。なお、これら各
羽根32,33,34は、取付部材36によって、回転
容器31内面との間に隙間を設けず固着されている。
拌羽根32を挟んで位置する合計3個の攪拌羽根32
は、分断されて前記閉塞端面31b側に位置する羽根
が、開口部31c側に位置する羽根の傾斜方向と反対方
向にかつこの羽根の傾斜より急な角度で傾斜した戻し羽
根33となっている。戻し羽根32は、図5に示すよう
に、攪拌羽根32の幅より大きい幅に形成され、具体的
には、後述する骨材の攪拌時に、この骨材の積み重なる
高さ以上に形成されている。一方、回転容器31の開口
部31c側近くには、前記攪拌羽根32の傾斜方向と同
一方向にかつこの羽根の傾斜より急な角度で傾斜したこ
ぼれ防止羽根34が、各攪拌羽根32の間で回転容器3
1の周方向に等間隔で固着されている。なお、これら各
羽根32,33,34は、取付部材36によって、回転
容器31内面との間に隙間を設けず固着されている。
【0047】さらに、各攪拌羽根32の間には、これら
攪拌羽根32と平行に粒状化防止鋼棒(粒状化防止突
条)35が、各攪拌羽根32の間に一本〜三本の割合
(図6参照)で適宜固着されている。この粒状化防止鋼
棒35は、図7に示すように、回転容器31の閉塞端面
31b近くから開口部31c近くまで延びるものと、戻
し羽根33の固着位置にあたるため他の粒状化防止鋼棒
35より短く形成したものがある。粒状化防止鋼棒35
は、鋼製の棒状体であるが、鋼棒以外のものでも突条を
なすものであればよい。
攪拌羽根32と平行に粒状化防止鋼棒(粒状化防止突
条)35が、各攪拌羽根32の間に一本〜三本の割合
(図6参照)で適宜固着されている。この粒状化防止鋼
棒35は、図7に示すように、回転容器31の閉塞端面
31b近くから開口部31c近くまで延びるものと、戻
し羽根33の固着位置にあたるため他の粒状化防止鋼棒
35より短く形成したものがある。粒状化防止鋼棒35
は、鋼製の棒状体であるが、鋼棒以外のものでも突条を
なすものであればよい。
【0048】次に、上記のような回転容器31を備えた
乾燥装置を用いて、特に前記超高強度コンクリートある
いは超流動化コンクリートに供される骨材を乾燥する方
法について説明する。この場合は、水洗処理を施した骨
材を回転容器31に投入し、減速機付電動機8によって
回転容器31を回転させて攪拌を行いつつ、コントロー
ル装置25によって適宜加温する工程までは上記した第
一実施例と同様に行うが、特に、回転容器31の回転
は、約0.3rpm 〜約5rpm の範囲内で行うようにす
る。つまり、乾燥すべき骨材が、泥分を多く含んでいる
かもしくは物理的変化を生じやすいものであるときは、
0.3rpm 前後で回転させ、またこれらに該当しないも
のであるときは、5rpm 前後で回転させるようにする。
乾燥装置を用いて、特に前記超高強度コンクリートある
いは超流動化コンクリートに供される骨材を乾燥する方
法について説明する。この場合は、水洗処理を施した骨
材を回転容器31に投入し、減速機付電動機8によって
回転容器31を回転させて攪拌を行いつつ、コントロー
ル装置25によって適宜加温する工程までは上記した第
一実施例と同様に行うが、特に、回転容器31の回転
は、約0.3rpm 〜約5rpm の範囲内で行うようにす
る。つまり、乾燥すべき骨材が、泥分を多く含んでいる
かもしくは物理的変化を生じやすいものであるときは、
0.3rpm 前後で回転させ、またこれらに該当しないも
のであるときは、5rpm 前後で回転させるようにする。
【0049】ここで、回転容器31を0.3rpm 前後の
超低速で回転させると、回転容器31に投入した骨材に
攪拌羽根32及び戻し羽根33が埋没し、このまま一体
となって回転する可能性があり、この状態では回転容器
31内で骨材は殆ど移動しないから、良好な攪拌が行わ
れないのは明白である。しかしながら、戻し羽根33
は、上記したように骨材の積み重なる高さ以上の幅に形
成しているので、回転容器31の回転速度が超低速であ
っても良好な攪拌がなされる。
超低速で回転させると、回転容器31に投入した骨材に
攪拌羽根32及び戻し羽根33が埋没し、このまま一体
となって回転する可能性があり、この状態では回転容器
31内で骨材は殆ど移動しないから、良好な攪拌が行わ
れないのは明白である。しかしながら、戻し羽根33
は、上記したように骨材の積み重なる高さ以上の幅に形
成しているので、回転容器31の回転速度が超低速であ
っても良好な攪拌がなされる。
【0050】また、回転容器31の回転に連れて、内部
の骨材は閉塞端面31b側へと移動するが、この骨材
は、戻し羽根33の前記回転方向先側の面に当接し、回
転容器31の開口部31c側へと戻される一方、回転容
器31の開口部31c側に移動して外側にこぼれつつあ
る骨材は、こぼれ防止羽根34の前記回転方向先側の面
に当接し、回転容器31の閉塞端面31b側へと戻され
る。これによって、骨材は、回転容器31内に常に均等
に散らばった状態で攪拌されるので、局所的に乾燥が進
んだり、逆に乾燥が遅れることがなく、骨材の含水率の
分散を極めて小さくすることができる。さらに、この攪
拌時には、回転容器31を約0.3rpm で回転させ、骨
材が粒状化防止鋼棒35と当接しつつ行われるので、骨
材に含有されている微粒分が骨材に付着することがな
く、粒状化現象も防止される。
の骨材は閉塞端面31b側へと移動するが、この骨材
は、戻し羽根33の前記回転方向先側の面に当接し、回
転容器31の開口部31c側へと戻される一方、回転容
器31の開口部31c側に移動して外側にこぼれつつあ
る骨材は、こぼれ防止羽根34の前記回転方向先側の面
に当接し、回転容器31の閉塞端面31b側へと戻され
る。これによって、骨材は、回転容器31内に常に均等
に散らばった状態で攪拌されるので、局所的に乾燥が進
んだり、逆に乾燥が遅れることがなく、骨材の含水率の
分散を極めて小さくすることができる。さらに、この攪
拌時には、回転容器31を約0.3rpm で回転させ、骨
材が粒状化防止鋼棒35と当接しつつ行われるので、骨
材に含有されている微粒分が骨材に付着することがな
く、粒状化現象も防止される。
【0051】このように攪拌を続け、骨材の表面水率が
約1%〜2%に達したら、コントロール装置25によっ
て灯油バーナー21及び電熱ヒーター22を停止すると
ともに、減速機付電動機8を停止させて一旦回転容器3
1の回転を停止させる。この後、回転容器31の外側か
ら外気を送風して、回転容器31内に滞留している骨材
を間接的に外気温度近くまで冷却させる。この外気の送
風は、灯油バーナー21及び電熱ヒーター22に通常内
蔵されている機器冷却装置によって行うとよいが、送風
装置を新たに設けて行ってもよい。外気の送風によって
大体外気温度まで骨材を冷却した後は、コントロール装
置25によって再び減速機付電動機8を駆動させ、回転
容器31を回転させる。このときの回転容器31は、約
5rpm 〜約20rpm の範囲内で、約2分〜約3分程度回
転させる。
約1%〜2%に達したら、コントロール装置25によっ
て灯油バーナー21及び電熱ヒーター22を停止すると
ともに、減速機付電動機8を停止させて一旦回転容器3
1の回転を停止させる。この後、回転容器31の外側か
ら外気を送風して、回転容器31内に滞留している骨材
を間接的に外気温度近くまで冷却させる。この外気の送
風は、灯油バーナー21及び電熱ヒーター22に通常内
蔵されている機器冷却装置によって行うとよいが、送風
装置を新たに設けて行ってもよい。外気の送風によって
大体外気温度まで骨材を冷却した後は、コントロール装
置25によって再び減速機付電動機8を駆動させ、回転
容器31を回転させる。このときの回転容器31は、約
5rpm 〜約20rpm の範囲内で、約2分〜約3分程度回
転させる。
【0052】このような骨材の乾燥方法を纏めたものが
図8である。この図は、乾燥時間に対する乾燥装置の作
動状態(図において上側のタイムチャート)と、乾燥時
間に対する骨材の乾燥温度及び含水率の変化(図におい
て下側のグラフ)を示すものである。すなわち、回転容
器31外側へ熱風を供給しつつ(チャートAがON)、
回転容器31を約0.3rpm 前後で回転させると(チャ
ートCがON1)、骨材の温度(グラフA)が上昇する
に連れて含水率(グラフB)が低下してくのがわかる。
回転容器31を回転させてから約60分経過した後は、
熱風の供給を停止し(チャートAがOFF)、回転容器
31を約15rpm で回転させる(チャートCがON
2)。この際の回転時間は、上述したように約2分〜約
3分程度であって、これによって仕上げの攪拌、すなわ
ち骨材の含水率を均質化させるための攪拌がなされる。
図8である。この図は、乾燥時間に対する乾燥装置の作
動状態(図において上側のタイムチャート)と、乾燥時
間に対する骨材の乾燥温度及び含水率の変化(図におい
て下側のグラフ)を示すものである。すなわち、回転容
器31外側へ熱風を供給しつつ(チャートAがON)、
回転容器31を約0.3rpm 前後で回転させると(チャ
ートCがON1)、骨材の温度(グラフA)が上昇する
に連れて含水率(グラフB)が低下してくのがわかる。
回転容器31を回転させてから約60分経過した後は、
熱風の供給を停止し(チャートAがOFF)、回転容器
31を約15rpm で回転させる(チャートCがON
2)。この際の回転時間は、上述したように約2分〜約
3分程度であって、これによって仕上げの攪拌、すなわ
ち骨材の含水率を均質化させるための攪拌がなされる。
【0053】一方、図9は、攪拌を終了した後の骨材に
おいて、回転容器31の閉塞端面31b側にある骨材と
開口部31c側にある骨材との含水率の差と、攪拌時間
及び総攪拌数との関係を示しており、上記骨材の含水率
を均質化させるための攪拌時間を約2分〜約3分とした
ことを裏付けるものである。すなわち、グラフaは、第
一実施例で説明した装置と方法によって、50°C〜6
0°Cの骨材を18rpm で回転した回転容器2で乾燥を
行った場合,グラフbは、第二実施例で説明した装置を
用い、冷却工程を加えない方法によって、50°C〜6
0°Cの骨材を18rpm で回転した回転容器31で乾燥
を行った場合,グラフcは、第二実施例で説明した装置
と方法によって、外気温度(約20°C)の骨材を18
rpm で回転した回転容器31で乾燥を行った場合,グラ
フdは、超高強度コンクリートに供する骨材に要求され
る含水率の差の目標値を示している。この図から明らか
なように、グラフcは、攪拌時間が約1分〜約4分まで
の間にグラフdを越えており、したがって前記目標値を
確実に達成できていることがわかる。一方、グラフa及
びグラフbは、目標値には達しておらず、特に超高強度
コンクリート等の特殊なコンクリートに供する骨材は、
第二実施例で説明した装置と方法によって乾燥させるの
が極めて好適である。このことから、骨材の含水率を均
質化させるための最後の攪拌は、約2分〜約3分が最適
であると結論できる。
おいて、回転容器31の閉塞端面31b側にある骨材と
開口部31c側にある骨材との含水率の差と、攪拌時間
及び総攪拌数との関係を示しており、上記骨材の含水率
を均質化させるための攪拌時間を約2分〜約3分とした
ことを裏付けるものである。すなわち、グラフaは、第
一実施例で説明した装置と方法によって、50°C〜6
0°Cの骨材を18rpm で回転した回転容器2で乾燥を
行った場合,グラフbは、第二実施例で説明した装置を
用い、冷却工程を加えない方法によって、50°C〜6
0°Cの骨材を18rpm で回転した回転容器31で乾燥
を行った場合,グラフcは、第二実施例で説明した装置
と方法によって、外気温度(約20°C)の骨材を18
rpm で回転した回転容器31で乾燥を行った場合,グラ
フdは、超高強度コンクリートに供する骨材に要求され
る含水率の差の目標値を示している。この図から明らか
なように、グラフcは、攪拌時間が約1分〜約4分まで
の間にグラフdを越えており、したがって前記目標値を
確実に達成できていることがわかる。一方、グラフa及
びグラフbは、目標値には達しておらず、特に超高強度
コンクリート等の特殊なコンクリートに供する骨材は、
第二実施例で説明した装置と方法によって乾燥させるの
が極めて好適である。このことから、骨材の含水率を均
質化させるための最後の攪拌は、約2分〜約3分が最適
であると結論できる。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のコンクリート用骨材の乾燥方法及びその装置によれ
ば、以下の効果を得ることができる。請求項1に記載の
ものによれば、回転容器内に骨材を投入した後、この回
転容器を所定速度で所定時間回転させつつ回転容器内外
へ熱風を送風し、加えて回転容器内の骨材の表面温度に
応じて熱風の温度を加減することで、骨材の乾燥を機械
的に行うことができ、したがって人為的作業を必要最小
限に抑制し、均質な骨材を短時間で効率的に得ることが
できる。また、常に的確な温度の熱風を送風すること
で、乾燥の効率化を促進し、骨材の熱的変形を防止する
ことができる。
のコンクリート用骨材の乾燥方法及びその装置によれ
ば、以下の効果を得ることができる。請求項1に記載の
ものによれば、回転容器内に骨材を投入した後、この回
転容器を所定速度で所定時間回転させつつ回転容器内外
へ熱風を送風し、加えて回転容器内の骨材の表面温度に
応じて熱風の温度を加減することで、骨材の乾燥を機械
的に行うことができ、したがって人為的作業を必要最小
限に抑制し、均質な骨材を短時間で効率的に得ることが
できる。また、常に的確な温度の熱風を送風すること
で、乾燥の効率化を促進し、骨材の熱的変形を防止する
ことができる。
【0055】請求項2に記載のものによれば、回転容器
を所定速度で所定時間回転させつつ回転容器内外へ熱風
を送風して前記回転容器を加温した後、骨材をこの回転
容器内に投入することで、回転容器が加温されるまでの
間に起こり得る、各々の骨材あるいは骨材と攪拌羽根と
の衝突等による骨材の物理的変形を防止するとともに回
転容器へ骨材が付着するのを防止し、したがって信頼度
の高い骨材を得ることができる。
を所定速度で所定時間回転させつつ回転容器内外へ熱風
を送風して前記回転容器を加温した後、骨材をこの回転
容器内に投入することで、回転容器が加温されるまでの
間に起こり得る、各々の骨材あるいは骨材と攪拌羽根と
の衝突等による骨材の物理的変形を防止するとともに回
転容器へ骨材が付着するのを防止し、したがって信頼度
の高い骨材を得ることができる。
【0056】請求項3に記載のものによれば、乾燥の際
に加温された骨材は、停止した回転容器内で一旦冷却さ
れるから、骨材の余剰な乾燥が防止でき、さらに、骨材
を冷却した後再び攪拌することによって、骨材の表面水
率を一層均質にすることができる。請求項4に記載のも
のによれば、回転容器の回転による攪拌と、熱風装置か
らの熱風の送風との機械的作業によって骨材を乾燥させ
ることができ、したがって人為的作業を抑制し、均質な
骨材を短時間で効率的に得ることができる。
に加温された骨材は、停止した回転容器内で一旦冷却さ
れるから、骨材の余剰な乾燥が防止でき、さらに、骨材
を冷却した後再び攪拌することによって、骨材の表面水
率を一層均質にすることができる。請求項4に記載のも
のによれば、回転容器の回転による攪拌と、熱風装置か
らの熱風の送風との機械的作業によって骨材を乾燥させ
ることができ、したがって人為的作業を抑制し、均質な
骨材を短時間で効率的に得ることができる。
【0057】請求項5に記載のものによれば、回転容器
内部の攪拌羽根を、回転容器の延在方向に沿って傾斜さ
せて設けたことで、骨材の排出を容易にすることができ
るとともに、攪拌羽根と回転容器内周面との間にスリッ
トを設けたことで、攪拌羽根及び回転容器内に骨材が付
着するのを防止することができる。請求項6に記載のも
のによれば、回転容器内に投入された後に閉塞端面側に
集まった骨材は、回転容器の回転に伴い、戻し羽根の前
記回転方向先側の面に当接し、回転容器の開口端面側へ
と戻されることになり、したがって、骨材を均質に攪拌
することができるとともに、攪拌の効率を向上させるこ
とができる。
内部の攪拌羽根を、回転容器の延在方向に沿って傾斜さ
せて設けたことで、骨材の排出を容易にすることができ
るとともに、攪拌羽根と回転容器内周面との間にスリッ
トを設けたことで、攪拌羽根及び回転容器内に骨材が付
着するのを防止することができる。請求項6に記載のも
のによれば、回転容器内に投入された後に閉塞端面側に
集まった骨材は、回転容器の回転に伴い、戻し羽根の前
記回転方向先側の面に当接し、回転容器の開口端面側へ
と戻されることになり、したがって、骨材を均質に攪拌
することができるとともに、攪拌の効率を向上させるこ
とができる。
【0058】請求項7に記載のものによれば、戻し羽根
を、前記回転容器の回転時に、この回転容器内部に投入
した骨材の積み重なる高さ以上の大きさに形成したこと
で、戻し羽根と骨材とが一体となって回転することがな
く、回転容器を低速度で回転させた場合にも、良好な攪
拌を行うことができる。請求項8に記載のものによれ
ば、回転容器の回転に伴いこの回転容器の開口端面に集
まり、回転容器の外側にこぼれつつある骨材が、こぼれ
防止羽根の前記回転方向先側の面に当接し、回転容器の
閉塞端面側へと戻されることになり、したがって、骨材
のこぼれ落ちが防止でき、骨材を均質に攪拌することが
できるとともに、攪拌の効率を向上させることができ
る。
を、前記回転容器の回転時に、この回転容器内部に投入
した骨材の積み重なる高さ以上の大きさに形成したこと
で、戻し羽根と骨材とが一体となって回転することがな
く、回転容器を低速度で回転させた場合にも、良好な攪
拌を行うことができる。請求項8に記載のものによれ
ば、回転容器の回転に伴いこの回転容器の開口端面に集
まり、回転容器の外側にこぼれつつある骨材が、こぼれ
防止羽根の前記回転方向先側の面に当接し、回転容器の
閉塞端面側へと戻されることになり、したがって、骨材
のこぼれ落ちが防止でき、骨材を均質に攪拌することが
できるとともに、攪拌の効率を向上させることができ
る。
【0059】請求項9に記載のものによれば、前記回転
容器の内部に、この回転容器の内面に沿って一端側近く
から他端側近くまで延びる複数の粒状化防止突条を設け
たことで、この粒状化防止突条を備えた回転容器を約
0.1rpm 〜約5rpm 未満の範囲で回転させて攪拌を行
うと、回転容器の回転に伴い、骨材が前記粒状化防止突
条に当接し、粒状化現象を略確実に防止できる。特に、
回転容器を超低速度(約1rpm 以下)で回転させると、
粒状化現象を完全に防止することができる。
容器の内部に、この回転容器の内面に沿って一端側近く
から他端側近くまで延びる複数の粒状化防止突条を設け
たことで、この粒状化防止突条を備えた回転容器を約
0.1rpm 〜約5rpm 未満の範囲で回転させて攪拌を行
うと、回転容器の回転に伴い、骨材が前記粒状化防止突
条に当接し、粒状化現象を略確実に防止できる。特に、
回転容器を超低速度(約1rpm 以下)で回転させると、
粒状化現象を完全に防止することができる。
【0060】請求項10に記載のものによれば、回転容
器を上下方向に旋回可能としたことで、回転容器内への
骨材の投入及び回転容器内にある骨材の外部への取り出
しを容易に行うことができる。請求項11に記載のもの
によれば、赤外線水分計が回転容器内の骨材表面の水分
を検出し、この赤外線水分計の検出出力に基づいて、コ
ントロール装置が前記回転容器の回転及び熱風装置の稼
働を停止させるので、所望の骨材を的確に得ることがで
きるとともに、回転容器及び熱風装置の余剰な運転を防
止することができる。
器を上下方向に旋回可能としたことで、回転容器内への
骨材の投入及び回転容器内にある骨材の外部への取り出
しを容易に行うことができる。請求項11に記載のもの
によれば、赤外線水分計が回転容器内の骨材表面の水分
を検出し、この赤外線水分計の検出出力に基づいて、コ
ントロール装置が前記回転容器の回転及び熱風装置の稼
働を停止させるので、所望の骨材を的確に得ることがで
きるとともに、回転容器及び熱風装置の余剰な運転を防
止することができる。
【0061】請求項12に記載のものによれば、回転容
器外周に灯油バーナーで熱風を送風することで、大きい
加熱温度を安価に得ることができ、したがって、乾燥効
率を向上させることができるとともに、作業コストを引
き上げることがない。また、回転容器内部に電熱ヒータ
ーで熱風を送風することで、骨材の乾燥を促進させ、乾
燥の際に生じる湿気を好適に排除することができるとと
もに、送風によって骨材表面を汚染することがない。
器外周に灯油バーナーで熱風を送風することで、大きい
加熱温度を安価に得ることができ、したがって、乾燥効
率を向上させることができるとともに、作業コストを引
き上げることがない。また、回転容器内部に電熱ヒータ
ーで熱風を送風することで、骨材の乾燥を促進させ、乾
燥の際に生じる湿気を好適に排除することができるとと
もに、送風によって骨材表面を汚染することがない。
【0062】これらの効果から、骨材の試験に係る作業
コストの削減を実現できるとともに、試験期間を短縮す
ることができ、さらに多様な種類のコンクリートに対応
して骨材を的確に乾燥させることができる。
コストの削減を実現できるとともに、試験期間を短縮す
ることができ、さらに多様な種類のコンクリートに対応
して骨材を的確に乾燥させることができる。
【図1】第一実施例で説明した乾燥装置による骨材の攪
拌時の状態を示す構成断面図である。
拌時の状態を示す構成断面図である。
【図2】同骨材の排出時の状態示す構成断面図である。
【図3】図2におけるX−X線断面図である。
【図4】第一実施例で説明した乾燥装置の制御状態の構
成を示す概念図である。
成を示す概念図である。
【図5】第二実施例で説明した乾燥装置の回転容器の構
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
【図6】図5においてY−Y線で切ったときの回転容器
の端面図である。
の端面図である。
【図7】図5に示した回転容器を部分的に展開した説明
図である。
図である。
【図8】第二実施例で説明した乾燥時間に対する乾燥装
置の作動状態を示すタイムチャート、及び乾燥時間に対
する骨材の乾燥温度及び含水率の変化を示すグラフであ
る。
置の作動状態を示すタイムチャート、及び乾燥時間に対
する骨材の乾燥温度及び含水率の変化を示すグラフであ
る。
【図9】第二実施例で説明した回転容器の閉塞端面側に
ある骨材と開口部側にある骨材との含水率の差と、攪拌
時間及び総攪拌数との関係を示すグラフである。
ある骨材と開口部側にある骨材との含水率の差と、攪拌
時間及び総攪拌数との関係を示すグラフである。
1 乾燥装置 2,31 回転容器 4,32 攪拌羽根 5 空隙(スリット) 8 減速機付電動機(駆動源) 21 灯油バーナー(熱風装置) 22 電熱ヒーター(熱風装置) 23 赤外線温度検出器(温度検出器) 24 赤外線水分計 25 コントロール装置 26 骨材 31b 閉塞端面 31c 開口部 33 戻し羽根 34 こぼれ防止羽根 35 粒状化防止鋼棒(粒状化防止突条)
Claims (12)
- 【請求項1】 内部に攪拌羽根を有する回転容器内にコ
ンクリート用骨材を投入し、前記回転容器を所定速度で
所定時間回転させつつ前記回転容器内外に熱風を送風
し、加えて前記骨材の表面温度に基づいて前記熱風の温
度を加減することを特徴とするコンクリート用骨材の乾
燥方法。 - 【請求項2】 回転容器を所定速度で所定時間回転させ
つつ前記回転容器内外へ熱風を送風して前記回転容器を
加温した後、前記回転容器内に骨材を投入し、さらに前
記回転容器を所定速度で所定時間回転させつつ前記回転
容器内外に熱風を送風し、加えて前記骨材の表面温度に
基づいて前記熱風の温度を加減することを特徴とする請
求項1に記載のコンクリート用骨材の乾燥方法。 - 【請求項3】 骨材の表面温度に基づき前記熱風の温度
を加減して前記骨材の表面水率が所定値に低減した後、
この熱風の送風を停止するとともに前記回転容器の回転
を停止し、次いでこの骨材を外気温度近くまで冷却した
後、再び前記回転容器を所定速度で所定時間回転させる
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンク
リート用骨材の乾燥方法。 - 【請求項4】 コンクリートに供する骨材を乾燥させる
コンクリート用骨材の乾燥装置であって、内部に攪拌羽
根を有する回転容器と、前記回転容器を所定速度で所定
時間回転させる駆動源と、前記回転容器内外に熱風を送
風する熱風装置と、前記回転容器内に投入された骨材の
表面温度を検出する温度検出器と、前記温度検出器の検
出出力に基づいて前記熱風装置の加熱温度を自動的に制
御するコントロール装置と、から構成したことを特徴と
するコンクリート用骨材の乾燥装置。 - 【請求項5】 前記攪拌羽根の位置は、前記回転容器の
内周面近くで回転容器の長手方向に沿いかつ軸線に対し
てねじれの位置とし、さらに前記攪拌羽根と前記回転容
器内周面との間にスリットを設けたことを特徴とする請
求項4に記載のコンクリート用骨材の乾燥装置。 - 【請求項6】 一端側を閉塞端面とし且つ他端側を開口
端面とした前記回転容器の内部に、前記開口端面に近い
側の端部が前記閉塞端面に近い側の端部より前記回転容
器の回転方向先側に位置した攪拌羽根を設けるととも
に、前記回転容器の前記閉塞端面側の内部に、前記閉塞
端面に近い側の端部が前記閉塞端面から遠い側の端部よ
り前記回転方向先側に位置した戻し羽根を設けたことを
特徴とする請求項4に記載のコンクリート用骨材の乾燥
装置。 - 【請求項7】 前記戻し羽根は、前記回転容器の回転時
に、この回転容器内部に投入した骨材の積み重なる高さ
以上の大きさに形成したことを特徴とする請求項6に記
載のコンクリート用骨材の乾燥装置。 - 【請求項8】 一端側を閉塞端面とし且つ他端側を開口
端面とした前記回転容器の前記開口端面側の内部に、前
記開口端面に近い側の端部が前記開口端面から遠い側の
端部より前記回転容器の回転方向先側に位置したこぼれ
防止羽根を設けたことを特徴とする請求項4ないし請求
項7のいずれかに記載のコンクリート用骨材の乾燥装
置。 - 【請求項9】 前記回転容器の内部に、この回転容器の
内面に沿って一端側近くから他端側近くまで延びる複数
の粒状化防止突条を設けたことを特徴とする請求項4な
いし請求項8のいずれかに記載のコンクリート用骨材の
乾燥装置。 - 【請求項10】 前記回転容器は、この回転容器の軸線
と直交する支持線を中心として上下方向に旋回可能に配
設したことを特徴とする請求項4ないし請求項9のいず
れかに記載のコンクリート用骨材の乾燥装置。 - 【請求項11】 前記コントロール装置に、赤外線を照
射して前記回転容器に投入された骨材表面の水分を検出
する赤外線水分計を接続し、この赤外線水分計の検出出
力に基づいて前記回転容器の回転及び前記熱風装置の稼
働を停止させることを特徴とする請求項4ないし請求項
10のいずれかに記載のコンクリート用骨材の乾燥装
置。 - 【請求項12】 前記熱風装置を、前記回転容器外周に
熱風を送風する灯油バーナーと、前記回転容器内部に熱
風を送風する電熱ヒーターと、から構成したことを特徴
とする請求項4ないし請求項11のいずれかに記載のコ
ンクリート用骨材の乾燥装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29365993A JPH074844A (ja) | 1993-04-23 | 1993-11-24 | コンクリート用骨材の乾燥方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9785493 | 1993-04-23 | ||
| JP5-97854 | 1993-04-23 | ||
| JP29365993A JPH074844A (ja) | 1993-04-23 | 1993-11-24 | コンクリート用骨材の乾燥方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH074844A true JPH074844A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=26438989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29365993A Pending JPH074844A (ja) | 1993-04-23 | 1993-11-24 | コンクリート用骨材の乾燥方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074844A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106092817A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-11-09 | 广东惠利普路桥信息工程有限公司 | 一种桥梁施工用混凝土含水量监测装置 |
| JP2018194266A (ja) * | 2017-05-19 | 2018-12-06 | 株式会社渡会電気土木 | 乾燥機 |
| CN116754754A (zh) * | 2023-08-08 | 2023-09-15 | 河北路诚检测技术有限公司 | 一种用于公路桥梁原材料检测的检测设备 |
| CN117429820A (zh) * | 2023-11-09 | 2024-01-23 | 新疆盛疆联众绿色建材科技有限公司 | 一种混凝土骨料输送系统 |
-
1993
- 1993-11-24 JP JP29365993A patent/JPH074844A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106092817A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-11-09 | 广东惠利普路桥信息工程有限公司 | 一种桥梁施工用混凝土含水量监测装置 |
| JP2018194266A (ja) * | 2017-05-19 | 2018-12-06 | 株式会社渡会電気土木 | 乾燥機 |
| CN116754754A (zh) * | 2023-08-08 | 2023-09-15 | 河北路诚检测技术有限公司 | 一种用于公路桥梁原材料检测的检测设备 |
| CN116754754B (zh) * | 2023-08-08 | 2023-11-10 | 河北路诚检测技术有限公司 | 一种用于公路桥梁原材料检测的检测设备 |
| CN117429820A (zh) * | 2023-11-09 | 2024-01-23 | 新疆盛疆联众绿色建材科技有限公司 | 一种混凝土骨料输送系统 |
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