JPH0748511Y2 - 梱包用固定具及び梱包装置 - Google Patents

梱包用固定具及び梱包装置

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JPH0748511Y2
JPH0748511Y2 JP1993033803U JP3380393U JPH0748511Y2 JP H0748511 Y2 JPH0748511 Y2 JP H0748511Y2 JP 1993033803 U JP1993033803 U JP 1993033803U JP 3380393 U JP3380393 U JP 3380393U JP H0748511 Y2 JPH0748511 Y2 JP H0748511Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、箱体内に収納された
尺で重量のある被梱包部材を固定するための梱包用固定
及び梱包装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の梱包用固定具としては、例えば図
11(b)に示すように、発泡スチロール製外形長方形
立方体104に、四角形状の凹溝106を形成し、図1
1(a)に示すように、梱包箱102に入れられた被梱
包部材としての長尺物103に凹溝106が嵌合するよ
うに梱包箱102内に圧入するもの101が知られてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来の梱包用固定具101にあっては、材質が発泡スチ
ロールより成っているため、焼却による廃棄処分をする
と有害なガスが発生し、酸性雨等の環境問題を引き起こ
してしまう。そこで、紙製の固定具に代えることが考え
られるが、運搬時の揺れによって被梱包部材に作用する
慣性力は相当大きく、固定具は、この慣性力に耐え得る
だけの強度を備えていることが必要である。
【0004】本考案は上記課題を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、特に長尺で重量の
ある被梱包部材の梱包に使用した場合につぶれたり変形
したりせずに強固に固定し得る梱包用固定具及び梱包装
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案にあっては、箱体内に収納された長尺で重量の
ある被梱包部材を固定する梱包用固定具において、固定
具を筒状の紙製中空体によって構成すると共に、該中空
筒状の固定具の両端を箱体の左右側壁に圧接可能とし、
前記固定具の胴部に、前記被梱包部材に上から嵌合する
凹溝を設け、さらに、前記凹溝の被梱包部材の当接部を
補強する補強部材を設けたことを特徴とする。また、本
考案の梱包装置は、長尺で重量のある被梱包部材を収容
する箱体と、該箱体内に収容された被梱包部材の長手方
向に複数配設される被梱包部材の左右のがたつきを規制
する梱包用固定具と、被梱包部材の一端と箱体の一端の
間に介装され、被梱包部材の長手方向のがたつきを規制
する支持体と、を備え、前記梱包用固定具は筒状の紙製
中空体によって構成すると共に、該中空筒状の固定具の
両端を箱体の左右側壁に圧接し、前記固定具の胴部に、
前記被梱包部材に上から嵌合する凹溝を設け、さらに、
前記凹溝の長尺物重量物の当接部を補強する補強部材を
設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本考案にあっては、筒状に成形した紙製中空体
の軸方向両端を箱体の左右側壁に圧接して、長尺で重量
のある被梱包部材の左右のガタツキを規制する。紙であ
っても軸方向の圧縮強度は強く、被梱包部材の左右のガ
タツキを確実に規制することができる。また、紙製中空
体の胴部に設けた凹溝部分は弱くなっているが、補強部
材によって補強しており、紙製中空体が潰れるおそれは
ない。一方、梱包作業は、箱体内に被梱包部材を収納
し、その後、上から固定具の胴部に設けられた凹溝を被
梱包部材に嵌め込みながら、その両端を箱体の左右側壁
に圧接させるように差し込めばよく、さらに開梱作業
は、逆に固定具を上から抜けばよいだけなので、梱包,
開梱作業を極めて容易にできる。
【0007】
【実施例】以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明
する。
【0008】図1乃至図3は本考案の第1の実施例に係
り、図2及び図3において、1は、箱体2内に収納され
た被梱包部材3を固定する梱包用固定具で、概略、固定
具4と、支持体5とを有して成っている。
【0009】図1(a)は固定具4の斜視図、(b)は
(a)のA−A線断面図、(c)は(a)のB−B線断
面図、(d)は(a)のC−C線断面図、(e)は固定
具4の正面図、(f)は固定具4の平面図、(g)は固
定具4の底面図、(h)は固定具4の右側面図である。
なお、固定具4の背面図は正面図と同じで有り、固定具
4の左側面図は右側面図と同じである。
【0010】固定具4は、紙製中空体によって構成さ
れ、固定具4の胴部4cには、被梱包部材3が嵌合する
凹溝6が設けられている。なおここでは被梱包部材3,
3に合わせて凹溝6が二つ設けられている。
【0011】そして、固定具4の長さは、固定具4を箱
体2内に装着した際に、固定具4の両端面4a,4bが
箱体2内に圧接する長さに設定されている。
【0012】なお、凹溝6の位置する胴部4a内周に紙
製の補強部材7を貼着するのが好ましい。
【0013】それから、本実施例にあっては、被梱包部
材3として、直線案内装置を紙等で包んだものなどのよ
うに、長尺で重量のあるものを例としている。
【0014】そして、そのような長尺のものを梱包する
場合の梱包用固定具1の使用例を図2及び図3をもとに
説明する。被梱包部材としての長尺物3の長手方向両端
3a,3bには、固定具4の凹溝6を嵌合させ、長尺物
3の長手方向所定間隔おきに長尺物3の周3cに固定具
4の凹溝6を嵌合させる。その時、何れの固定具4もそ
の両端面4a,4bにて箱体2内に圧接する。そして、
長手方向一端3bに装着された固定具4と箱体2内の一
側面2bとの間に紙製で略W字状の支持体5を圧入す
る。そして、この支持体5によって、長尺物3の長手方
向の固定がなされる。
【0015】上記構成の本実施例にあっては、筒状に成
形した紙製中空体の固定具4の軸方向両端を箱体2の左
右側壁に圧接して、長尺で重量のある被梱包部材3の左
右のガタツキを規制する。紙であっても軸方向の圧縮強
度は強く、重量のある被梱包部材3の左右のガタツキを
確実に規制することができる。また、紙製中空体の胴部
4cに設けた凹溝6部分は弱くなっているが、補強部材
7によって補強されており、胴部4cが潰れるおそれは
ない。
【0016】以下に本考案の他の実施例について説明す
る。第1の実施例と同一の構成部分には同一の番号付し
て説明する。なお、以下の実施例も第1の実施例同様、
固定具4の背面図は正面図と同じで有り、固定具4の左
側面図は右側面図と同じである。
【0017】図4は本考案の第2の実施例を示し、第1
の実施例とは固定具4の凹溝6の構成が異なっている。
【0018】即ち、本実施例における凹溝6は補強部材
としての蓋部8を有している。そして、蓋部8のある凹
溝6の作り方は、まず、固定具4の胴部4cの周上に二
本の切れ込みを入れ、それらの切れ込みの間を半径方向
外方から半径方向内方に向けて押し込んで内側に凹ませ
て作られる。
【0019】本実施例における固定具4は蓋部8を有し
ているので、長尺物3の長手方向両端3a,3bに装着
する際に特に有効である。
【0020】図5は本考案の第3の実施例を示し、第1
の実施例とは、凹溝6の数を一つにした点が異なってお
り、箱体2内に長尺物3を一つ梱包固定するとき等に用
いられる。
【0021】図6及び図7は本考案の第1の実施例の変
形例を示し、第1の実施例とは各部分の長さの比が異な
っているが、構成は第1の実施例と同一である。
【0022】図8は本考案の第3の実施例の変形例を示
し、第3の実施例とは各部分の長さの比が異なっている
が、構成は第3の実施例と同一である。
【0023】図9は本考案の第4の実施例を示し、第1
の実施例とは、凹溝6の縁6aを円弧状としている点が
異なっている。
【0024】図10は本考案の第5の実施例を示し、第
1の実施例とは、固定具4の断面形状を四角形とした点
が異なっている。
【0025】なお、先の実施例においては、固定具4の
形状として断面円形、断面四角形のものを例に挙げた
が、これらに限定されるものではなく、断面三角など他
の形状のものであってもよい。
【0026】また、凹溝6の形状は縁が直線,円弧状の
ものを例に挙げたが、これらに限定されるものではな
く、被梱包部材の形状等によって三角状等他の形として
もよい。
【0027】また、先の実施例では凹溝6の数は、一つ
か二つであったが、被梱包部材の数等に合わせて、三つ
以上としてもよい。
【0028】
【考案の効果】以上説明したように、本考案にあって
は、筒状に成形した紙製中空体の軸方向両端を箱体の左
右側壁に圧接して、長尺で重量のある被梱包部材の左右
のガタツキを規制するようにしたので、紙であっても軸
方向の圧縮強度は強く、被梱包部材の左右のガタツキを
確実に規制することができる。また、長尺紙製中空体の
胴部に設けた凹溝部分は弱くなっているが、補強部材に
よって補強しており、紙製中空体が潰れるおそれはな
い。さらに、梱包作業は、箱体内に被梱包部材を収納
し、その後、上から固定具の胴部に設けられた凹溝を被
梱包部材に嵌め込みながら、その両端を箱体の左右側壁
に圧接させるように差し込めばよく、さらに開梱作業
は、逆に固定具を上から抜けばよいだけなので、梱包,
開梱作業を極めて容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係る梱包用固定具の固
定具を示し、(a)は同固定具の斜視図、(b)は
(a)のA−A線断面図、(c)は(a)のB−B線断
面図、(d)は(a)のC−C線断面図、(e)は同固
定具の正面図、(f)は同固定具の平面図、(g)は同
固定具の底面図、(h)は同固定具の右側面図である。
【図2】同梱包用固定具の使用状態を示す図である。
【図3】同梱包用固定具が使用される前の箱体内の状態
を示す図である。
【図4】本考案の第2の実施例に係る梱包用固定具の固
定具を示し、(a)は同固定具の斜視図、(b)は
(a)のA−A線断面図、(c)は(a)のB−B線断
面図、(d)は(a)のC−C線断面図、(e)は同固
定具の正面図、(f)は同固定具の平面図、(g)は同
固定具の底面図、(h)は同固定具の右側面図である。
【図5】本考案の第3の実施例に係る梱包用固定具の固
定具を示し、(a)は同固定具の斜視図、(b)は
(a)のA−A線断面図、(c)は(a)のB−B線断
面図、(d)は(a)のC−C線断面図、(e)は同固
定具の正面図、(f)は同固定具の平面図、(g)は同
固定具の底面図、(h)は同固定具の右側面図である。
【図6】本考案の第1の実施例の変形例に係る梱包用固
定具の固定具を示し、(a)は同固定具の斜視図、
(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は(a)のB
−B線断面図、(d)は(a)のC−C線断面図、
(e)は同固定具の正面図、(f)は同固定具の平面
図、(g)は同固定具の底面図、(h)は同固定具の右
側面図である。
【図7】本考案の第1の実施例の他の変形例に係る梱包
用固定具の固定具を示し、(a)は同固定具の斜視図、
(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は(a)のB
−B線断面図、(d)は(a)のC−C線断面図、
(e)は同固定具の正面図、(f)は同固定具の平面
図、(g)は同固定具の底面図、(h)は同固定具の右
側面図である。
【図8】本考案の第3の実施例の変形例に係る梱包用固
定具の固定具を示し、(a)は同固定具の斜視図、
(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は(a)のB
−B線断面図、(d)は(a)のC−C線断面図、
(e)は同固定具の正面図、(f)は同固定具の平面
図、(g)は同固定具の底面図、(h)は同固定具の右
側面図である。
【図9】本考案の第4の実施例に係る梱包用固定具の固
定具を示し、(a)は同固定具の斜視図、(b)は
(a)のA−A線断面図、(c)は(a)のB−B線断
面図、(d)は(a)のC−C線断面図、(e)は同固
定具の正面図、(f)は同固定具の平面図、(g)は同
固定具の底面図、(h)は同固定具の右側面図である。
【図10】本考案の第5の実施例に係る梱包用固定具の
固定具を示し、(a)は同固定具の斜視図、(b)は
(a)のA−A線断面図、(c)は(a)のB−B線断
面図、(d)は(a)のC−C線断面図、(e)は同固
定具の正面図、(f)は同固定具の平面図、(g)は同
固定具の底面図、(h)は同固定具の右側面図である。
【図11】従来の梱包用固定具に係り、(a)は同梱包
用固定具の使用状態を示す図、(b)は同梱包用固定具
の固定具の斜視図である。
【符号の説明】
1 梱包用固定具 3 長尺物(被梱包部材) 4 固定具 4c 胴部 6 凹溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体内に収納された長尺で重量のある
    梱包部材を固定する梱包用固定具において、 固定具を筒状の紙製中空体によって構成すると共に、該
    中空筒状の固定具の両端を箱体の左右側壁に圧接可能と
    し、 前記固定具の胴部に、前記被梱包部材に上から嵌合する
    凹溝を設け、さらに、前記凹溝の被梱包部材の当接部を補強する補強
    部材を設けた ことを特徴とする梱包用固定具。
  2. 【請求項2】 被梱包部材を収容する箱体と、 該箱体内に収容された長尺で重量のある被梱包部材の長
    手方向に複数配設される被梱包部材の左右のがたつきを
    規制する梱包用固定具と、 被梱包部材の一端と箱体の一端の間に介装され、被梱包
    部材の長手方向のがたつきを規制する支持体と、を備
    え、 前記梱包用固定具は筒状の紙製中空体によって構成する
    と共に、該中空筒状の固定具の両端を箱体の左右側壁に
    圧接し、 前記固定具の胴部に、前記被梱包部材に上から嵌合する
    凹溝を設け、 さらに、前記凹溝の被梱包部材の当接部を補強する補強
    部材を設けたことを特徴とする梱包装置。
JP1993033803U 1993-05-28 1993-05-28 梱包用固定具及び梱包装置 Expired - Lifetime JPH0748511Y2 (ja)

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JPH0687219U JPH0687219U (ja) 1994-12-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5122991U (ja) * 1974-08-06 1976-02-19
JPS5238547U (ja) * 1975-09-10 1977-03-18
JPS52155166U (ja) * 1976-05-19 1977-11-25
JPS5620377U (ja) * 1979-07-24 1981-02-23
JPS617471Y2 (ja) * 1980-06-06 1986-03-07

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JPH0687219U (ja) 1994-12-22

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