JPH0748591B2 - 多層プリント配線板 - Google Patents

多層プリント配線板

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JPH0748591B2
JPH0748591B2 JP1009516A JP951689A JPH0748591B2 JP H0748591 B2 JPH0748591 B2 JP H0748591B2 JP 1009516 A JP1009516 A JP 1009516A JP 951689 A JP951689 A JP 951689A JP H0748591 B2 JPH0748591 B2 JP H0748591B2
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JP
Japan
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printed wiring
wiring board
multilayer printed
fiber
fibers
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JP1009516A
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Inventor
通男 二口
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は基板としての熱膨張係数が低く、従ってセラミ
ックチップ等の表面実装に適し、またスルーホール信頼
性の高い多層プリント配線板に関するるものである。
〔従来の技術〕 従来、内層および外層に金属による配線パターンを有
し、その間を繊維強化プラスチックで絶縁を行う多層プ
リント配線板において、一方向ガラス繊維にエポキシ樹
脂を含浸させて半硬化させた一方向プリプレグを直交方
向に積層して絶縁層を形成するものがある。この種の多
層プリント配線板においては、一方向繊維は横方向の規
制がないため、硬化の際樹脂の軟化流動によって繊維が
乱れ、これにより製品のねじれ、曲がり、強度低下が生
じる。
このような欠点を解決するための改良された多層プリン
ト配線板は、内層および外層の金属パターン間を、ガラ
ス繊維織物にエポキシ樹脂やポリイミド樹脂を含浸させ
硬化させた繊維強化プラスチックで絶縁した構成を持っ
ている。
第3図は従来の多層プリント配線板の一例としての四層
プリント配線板の垂直断面図である。第3図において、
(1a),(1b)は金属製の外層パターン、(2a),(2
b)は内層パターンを示す。(3)は外層パターン(1
a),(1b)、内層パターン(2a),(2b)間に設けら
れた絶縁層で、ガラス繊維等のタテ糸(4)およびヨコ
糸(5)を織った織物からなる強化繊維が樹脂層(6)
に埋設された繊維強化プラスチックからなる。(7)は
スルーホール金属メッキ部を示し、外層パターン(1
a),(1b)および内層パターン(2b)と接続してい
る。
このような従来の多層プリント配線板は繊維は織物とな
っているため、硬化時の繊維の乱れは生じないが、次の
ような欠点を有していた。すなわち、絶縁層(3)であ
る繊維強化プラスチック層において、従来のガラス繊維
織物にエポキシ樹脂やポリイミド樹脂を含浸させ硬化さ
せたものでは、X、Y方向やZ方向(厚み方向)の熱膨
張係数を小さくするのに限度があり、セラミックチップ
の表面実装や、さらに多層化が進んだ時のスルーホール
信頼性に問題があった。と言うのは、セラミックチップ
は、例えばアルミナチップキャリアでは5.5〜6.5×10-6
-1の熱膨張係数であり、従来のガラスエポキシ基板の
約16×10-6-1や、ガラスポリイミド基板の約14×10-6
-1のようなX、Y方向における熱膨張係数を持ったも
のと表面実装を行うと、ハンダ接合部に熱応力により致
命的なクラックが入る恐れがある。
また、今後プリント配線板の多層化が進んで行く傾向に
あり、従って板厚も厚くなる傾向にあるため、Z方向の
熱膨張係数が大きいと、スルーホールの金属メッキ層に
クラックの生じる恐れがあり、やはり基材としてZ方向
の熱膨張係数の小さい、すなわちスルーホール信頼性の
高いプリント配線板の出現が望まれている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、硬化時の繊維の乱れによる製品のねじれ、曲が
り、強度低下などが生じないとともに、繊維体積含有率
が大きくなるため、X、Y方向とともにZ方向の熱膨張
係数が小さく、セラミックチップ等の表面実装が可能
で、かつスルーホールの信頼性の高い多層プリント配線
板を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る多層プリント配線板は、内層および外層に
金属による配線パターンを有し、その間を繊維強化プラ
スチックで絶縁を行う多層プリント配線板において、異
なる方向に配置されかつ屈曲することなくそれぞれ上下
の面で交差するように配置された繊維を、接着または細
い補助糸により織り上げもしくは編み上げて繊維の移動
を規制したノンクリンプ布帛を用いた繊維強化プラスチ
ックを、絶縁層として用いるものである。
ノンクリンプ布帛は、タテ方向およびヨコ方向の繊維が
屈曲することなく真直に配列した織物、編物、または接
着布の総称である。ノンクリンプ布帛はその構造上、タ
テ方向およびヨコ方向の繊維を接着させて形成されるも
のと、細い補助糸により織り上げもしくは編み上げられ
るものがある。これらは例えば特公昭57−52221号、特
公昭58−104255号、Taftらの文献(38th、SPI、2−C
(1983))等により公知である。
〔作用〕
本発明の多層プリント配線板においては、絶縁層として
ノンクリンプ布帛を用いることにより、硬化の際の繊維
の乱れは発生せず、このため製品のねじれ、曲がり等は
発生せず、強度も高くなる。また繊維体積含有量(Vf)
が上昇し、X、Y、Z方向の熱膨張係数が小さくなる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図について説明する。
第1図は実施例の多層プリント配線板としての四層プリ
ント配線板の垂直断面図、第2図はノンクリンプ布帛の
平面図であり、図において、第3図と同一符号は同一ま
たは相当部分を示す。ノンクリンプ布帛(11)は、ガラ
ス繊維等からなるタテ糸(4)およびヨコ糸(5)がい
ずれも真直に配列されており、通常の平織クロスのよう
に互いに乗りかかることがなく、それぞれ上下の面で直
交するように配列されている。そしてこれらのタテ糸
(4)およびヨコ糸(5)の乱れを防ぐためタテ補助糸
(12)およびヨコ補助糸(13)が互いにタテ糸(4)お
よびヨコ糸(5)と織られている。ここでタテ補助糸
(12)およびヨコ補助糸(13)は上下屈曲しているが、
これらは非常に細く、かつしなやかな糸を用いれば、タ
テ糸(4)およびヨコ糸(5)の密度を下げることな
く、布帛(11)を形成することができる。
外層パターン(1a),(1b)、外層パターン(2a),
(2b)間に設けられた絶縁層(3)は上記ノンクリンプ
布帛(11)からなる強化繊維が樹脂層(6)に埋設され
た構造となっている。他の構成は第3図と同様である。
上記のように構成された多層プリント配線板において
は、ノンクリンプ布帛(11)は、タテ糸(4)およびヨ
コ糸(5)の交錯による屈曲(クリンプ)がなく、真直
に配列しているため、繊維強化プラスチック(FRP)と
した時に表面が平滑な成形品が得られ、また繊維が均一
に分散することにより繊維体積含有率(Vf)を上げるこ
とができる。そして強度的にも一方向プリプレグの0゜
/90゜交差積層品の繊維の乱れがない場合とほぼ同程度
の特性が得られるとともに、通常の交差積層品に生じや
すい繊維の乱れは生じないため、製品のねじれ、曲が
り、強度低下なども生じない。
本発明の多層プリント配線板のノンクリンプ布帛を用い
た繊維強化プラスチックによる熱膨張係数の減少効果
は、主として前記のVf上昇の効果による。と言うのは、
強化繊維は一般にそれ自身の熱膨張係数は小さく、例え
ばガラス繊維は約5.0×10-6-1であるのに比べて、樹
脂例えばエポキシ樹脂は約50〜125×10-6-1と言うよ
うな大きな値であり、このことからVfを上昇させれば熱
膨張係数を小さくすることができるのが判る。
さらに本発明の多層プリント配線板はプレス硬化時の寸
法収縮が小さいという利点も持つ。これもタテ糸(4)
およびヨコ糸(5)の繊維が真直に配列していることに
よる効果で、クロスのように糸の屈曲部での伸縮が生じ
ないことによる。これにより多層パターン間のズレが生
じにくく、信頼性が向上する。
これに対して従来の織物を用いた絶縁層では、Vfを向上
させるのに限度があり、通常Vf=50%以上にすることは
困難であった。と言うのは従来の織物はタテ糸(4)お
よびヨコ糸(5)が互いに上下に乗りかかるため、第3
図に示すように繊維の無い空間が多く生じ、そこに樹脂
が充てんされるためである。
第1図と第3図を比較すると、従来の多層プリント配線
板を示す第3図には明確な樹脂層(6)が存在するが、
本発明の実施例である第1図には、明確な樹脂層(6)
はほとんど存在せず、樹脂はそれぞれガラス繊維のタテ
糸(4)とヨコ糸(5)の繊維間に混在して、繊維強化
プラスチック層を形成している。このように樹脂層
(6)を形成しない分だけ、繊維が密に充てんされる。
次に実施例および比較例として、第1図の構成で多層プ
リント基板を作成し、常温でのそれぞれの熱膨張係数を
測定した結果を表1に示す。
表1において、ガラス繊維織物は旭シュエーベル社製、
No.7628、エポキシ樹脂はFR−4グレード品、ポリイミ
ド樹脂は三井石油化学工業社製ケルイミド601(商
標)、ノンクリンプガラス繊維布帛はComposite Reinfo
rcements Business社製のCofab(商標)バイアキシャル
タイプをそれぞれ用いた。
表1から、実施例1、2は明らかにX、Y、Z方向にお
ける熱膨張係数が従来のガラス繊維織物を用いた比較例
1、2より低い値を示していることがわかる。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、絶縁層としてノンクリン
プ布帛を用いた繊維強化プラスチックを用いたので、
X、YおよびZ方向の熱膨張係数が小さく、セラミック
チップ等の表面実装に適し、スルーホール信頼性の高い
多層プリント配線板を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による多層プリント配線板の
垂直断面図、第2図は本発明に使用するノンクリンプ布
帛の一例を示す平面図、第3図は従来の多層プリント配
線板の垂直断面図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、(1
a),(1b)は外層パターン、(2a),(2b)は内層パ
ターン、(3)は絶縁層、(4)はタテ糸、(5)はヨ
コ糸、(6)は樹脂層、(7)はスルーホール金属メッ
キ部、(11)はノンクリンプ布帛、(12)はタテ補助
糸、(13)はヨコ補助糸である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内層および外層に金属による配線パターン
    を有し、その間を繊維強化プラスチックで絶縁を行う多
    層プリント配線板において、異なる方向に配置されかつ
    屈曲することなくそれぞれ上下の面で交差するように配
    置された繊維を、接着または細い補助糸により織り上げ
    もしくは編み上げて繊維の移動を規制したノンクリンプ
    布帛を用いた繊維強化プラスチックを、絶縁層として用
    いることを特徴とする多層プリント配線板。
JP1009516A 1989-01-18 1989-01-18 多層プリント配線板 Expired - Lifetime JPH0748591B2 (ja)

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JPH02189997A JPH02189997A (ja) 1990-07-25
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JP2006315391A (ja) * 2005-04-12 2006-11-24 Hitachi Chem Co Ltd 積層板およびこれを用いたプリント配線板
JP5110840B2 (ja) * 2006-09-28 2012-12-26 京セラ株式会社 コアレス基板およびそれを用いた半導体素子の実装構造体

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