JPH0748620Y2 - 多条巻取機 - Google Patents
多条巻取機Info
- Publication number
- JPH0748620Y2 JPH0748620Y2 JP1990058449U JP5844990U JPH0748620Y2 JP H0748620 Y2 JPH0748620 Y2 JP H0748620Y2 JP 1990058449 U JP1990058449 U JP 1990058449U JP 5844990 U JP5844990 U JP 5844990U JP H0748620 Y2 JPH0748620 Y2 JP H0748620Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- discs
- friction plate
- take
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Winding Filamentary Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、金属帯を幅切り(スリット)して得られる複
数の金属条をそれぞれ別個に巻取る多条巻取機の改良に
関するものである。
数の金属条をそれぞれ別個に巻取る多条巻取機の改良に
関するものである。
〔従来の技術〕 一般に、多条巻取機は、巻取軸と、この巻取軸上に回転
自在に取付けられ幅切りされた複数の金属条をそれぞれ
渦巻き状に巻取る複数の巻取円板と、隣合う巻取円板の
間に配置され隣合う巻取円板を相互に摩擦的に係合する
摩擦板とを備え、これらの複数の巻取円板と複数の摩擦
板とは、相互に締めけられて一緒に回転するように駆動
され、金属帯を幅切りして得られる複数の金属条は、こ
れらの巻取円板にそれぞれ巻取られる。
自在に取付けられ幅切りされた複数の金属条をそれぞれ
渦巻き状に巻取る複数の巻取円板と、隣合う巻取円板の
間に配置され隣合う巻取円板を相互に摩擦的に係合する
摩擦板とを備え、これらの複数の巻取円板と複数の摩擦
板とは、相互に締めけられて一緒に回転するように駆動
され、金属帯を幅切りして得られる複数の金属条は、こ
れらの巻取円板にそれぞれ巻取られる。
金属帯は、圧延工程で幅方向に必ずしも均一な厚みを有
するものではなく、従ってこのように幅方向に厚みが異
なる金属帯を幅切りして得られる複数の金属条は異なる
厚みを有し、このような厚みの異なる金属条を同一巻取
軸上の巻取円板に巻取ると、巻取り張力に差が生ずる。
するものではなく、従ってこのように幅方向に厚みが異
なる金属帯を幅切りして得られる複数の金属条は異なる
厚みを有し、このような厚みの異なる金属条を同一巻取
軸上の巻取円板に巻取ると、巻取り張力に差が生ずる。
しかし、巻取円板が巻取軸上に回転自在に取付けられ、
隣合う巻取円板の間に摩擦板を配置し、隣合う巻取円板
をこの摩擦板を介して摩擦的に係合すると、金属条の巻
取張力に差が生じても隣合う巻取円板が相互にスリップ
しながら回転するので複数の金属条を均一な巻取トルク
で巻取ることができる。
隣合う巻取円板の間に摩擦板を配置し、隣合う巻取円板
をこの摩擦板を介して摩擦的に係合すると、金属条の巻
取張力に差が生じても隣合う巻取円板が相互にスリップ
しながら回転するので複数の金属条を均一な巻取トルク
で巻取ることができる。
従来技術では、この巻取円板及び摩擦板は、必要なトル
クを得る目的と長い寿命を得る目的とから炭素鋼や高速
度鋼の如き鋼材あるいはこれらの鋼材にメッキ処理等の
表面処理や焼き入れ等の熱処理を施したものが使用され
ている。
クを得る目的と長い寿命を得る目的とから炭素鋼や高速
度鋼の如き鋼材あるいはこれらの鋼材にメッキ処理等の
表面処理や焼き入れ等の熱処理を施したものが使用され
ている。
しかし、この従来技術の多条巻取機は、巻取円板と摩擦
板とが共に鋼材から作られているため、摩擦面に局部的
または全面的に焼付が生じ、傷が発生する。このような
傷が発生すると、巻取円板を円滑に回転することができ
なくなったりスティックスリップ現象が発生し、このた
め、巻取トルクが不均一となる欠点があった。
板とが共に鋼材から作られているため、摩擦面に局部的
または全面的に焼付が生じ、傷が発生する。このような
傷が発生すると、巻取円板を円滑に回転することができ
なくなったりスティックスリップ現象が発生し、このた
め、巻取トルクが不均一となる欠点があった。
本考案の目的は、上記の欠点を回避し、摩擦面に傷が発
生することがなく、巻取トルクのばらつきをなくし、す
べての金属条を均一に巻取ることができる多条巻取機を
提供することにある。
生することがなく、巻取トルクのばらつきをなくし、す
べての金属条を均一に巻取ることができる多条巻取機を
提供することにある。
本考案は、上記の課題を解決するために、巻取軸とこの
巻取軸上に回転自在に取付けられ幅切りされた複数の金
属条をそれぞれ渦巻き状に巻取る複数の巻取円板と隣合
う巻取円板の間に配置され隣合う巻取円板を相互に摩擦
的に係合する摩擦板と、これらの複数の巻取円板と複数
の摩擦板とを相互に締付ける締付け手段とを備えた多条
巻取機において、摩擦板はオイルレスメタルから成って
いることを特徴とする多条巻取機を提供するものであ
る。
巻取軸上に回転自在に取付けられ幅切りされた複数の金
属条をそれぞれ渦巻き状に巻取る複数の巻取円板と隣合
う巻取円板の間に配置され隣合う巻取円板を相互に摩擦
的に係合する摩擦板と、これらの複数の巻取円板と複数
の摩擦板とを相互に締付ける締付け手段とを備えた多条
巻取機において、摩擦板はオイルレスメタルから成って
いることを特徴とする多条巻取機を提供するものであ
る。
このように、摩擦板がオイルレスメタルから成っている
と、巻取円板と摩擦板とが摩擦的に係合する際に摩擦板
であるオイルレスメタルによって潤滑されるので、巻取
円板と摩擦板との間の摩擦面で焼付を起すことがなく、
従って傷の発生もないから巻取トルクが不均一となるこ
とがない。
と、巻取円板と摩擦板とが摩擦的に係合する際に摩擦板
であるオイルレスメタルによって潤滑されるので、巻取
円板と摩擦板との間の摩擦面で焼付を起すことがなく、
従って傷の発生もないから巻取トルクが不均一となるこ
とがない。
本考案の実施例を詳細に説明すると、第1図は本考案に
係る多条巻取機10を示し、この多条巻取機10は、圧下軸
14が貫通している巻取軸16と、この巻取軸16上に相互に
独立して回転するようにそれぞれの軸受18を介して取付
けられ幅切り(スリット)された複数の金属条12をそれ
ぞれ渦巻き状に巻取る複数の巻取円板20と、隣合う巻取
円板20の間に配置され隣合う複数の巻取円板20に摩擦的
に係合する摩擦板22とを備えている。巻取円板20と摩擦
板22とは、巻取軸16の端部に取付けられた圧下軸14の端
部に螺合されたナット24によって止められた受け板26に
よって相互に締付けられている。このように、圧下軸14
とナット24と受け板26とは、複数の巻取円板20と複数の
摩擦板22とを相互に締付ける締付け手段を構成し、これ
らの巻取円板20と摩擦板22とをこの締付け作用によって
一緒に回転するようにしている。
係る多条巻取機10を示し、この多条巻取機10は、圧下軸
14が貫通している巻取軸16と、この巻取軸16上に相互に
独立して回転するようにそれぞれの軸受18を介して取付
けられ幅切り(スリット)された複数の金属条12をそれ
ぞれ渦巻き状に巻取る複数の巻取円板20と、隣合う巻取
円板20の間に配置され隣合う複数の巻取円板20に摩擦的
に係合する摩擦板22とを備えている。巻取円板20と摩擦
板22とは、巻取軸16の端部に取付けられた圧下軸14の端
部に螺合されたナット24によって止められた受け板26に
よって相互に締付けられている。このように、圧下軸14
とナット24と受け板26とは、複数の巻取円板20と複数の
摩擦板22とを相互に締付ける締付け手段を構成し、これ
らの巻取円板20と摩擦板22とをこの締付け作用によって
一緒に回転するようにしている。
軸受18は、第3図(A)(B)に示すように、無給油型
の平軸受から成り、例えばオイレス工業株式会社製の商
品名オレイス#300またはオイレスドライメット等を使
用することができる。このような無給油型軸受を使用す
ると、巻取軸16と巻取円板20との間に異物が侵入するこ
とがなく、また焼付が生ずることがなく安定した回転を
得ることができるので好ましい。また、このような無給
油型軸受は、玉軸受の如き厚さ方向の寸法の制約を受け
ることがなく、任意の厚さの巻取円板に使用することが
でき、且つ玉軸受への給油で巻取円板20が摩擦板22と摩
擦的に係合する摩擦面20Aに油付着が生じ、金属条の巻
取トルクが幅方向に不均一となることがなく、均一に巻
き硬さの条コイルを得ることができるので好ましい。
の平軸受から成り、例えばオイレス工業株式会社製の商
品名オレイス#300またはオイレスドライメット等を使
用することができる。このような無給油型軸受を使用す
ると、巻取軸16と巻取円板20との間に異物が侵入するこ
とがなく、また焼付が生ずることがなく安定した回転を
得ることができるので好ましい。また、このような無給
油型軸受は、玉軸受の如き厚さ方向の寸法の制約を受け
ることがなく、任意の厚さの巻取円板に使用することが
でき、且つ玉軸受への給油で巻取円板20が摩擦板22と摩
擦的に係合する摩擦面20Aに油付着が生じ、金属条の巻
取トルクが幅方向に不均一となることがなく、均一に巻
き硬さの条コイルを得ることができるので好ましい。
摩擦板22は、第4図(A)(B)に示すように、固形潤
滑材28が埋め込まれたオイルレスメタルから成ってい
る。このオイルレスメタルとしては、例えば、オイレス
工業株式会社製の商品名オイレス#500SPが用いられ
る。
滑材28が埋め込まれたオイルレスメタルから成ってい
る。このオイルレスメタルとしては、例えば、オイレス
工業株式会社製の商品名オイレス#500SPが用いられ
る。
このように、摩擦板22がオイルレスメタルから成ってい
ると、巻取円板20と摩擦板22とが摩擦的に係合する際に
摩擦板22であるオイルレスメタルによって潤滑されるの
で、焼付によるスティックスリップを起すことがなく、
従ってすべての金属条12を均一な巻取トルクで巻取るこ
とができる。尚、巻取円板20及び摩擦板22が従来のよう
に鋼材から作られていると、巻取円板と摩擦板とに高精
度の加工寸法が要求される上に局部接触をなくすための
長時間のなじみ運転が必要であるが、摩擦板22をオイル
レスメタルで作ると、圧下圧力1.5kg/cm2で2〜3時間
の短いなじみ運転で済む。
ると、巻取円板20と摩擦板22とが摩擦的に係合する際に
摩擦板22であるオイルレスメタルによって潤滑されるの
で、焼付によるスティックスリップを起すことがなく、
従ってすべての金属条12を均一な巻取トルクで巻取るこ
とができる。尚、巻取円板20及び摩擦板22が従来のよう
に鋼材から作られていると、巻取円板と摩擦板とに高精
度の加工寸法が要求される上に局部接触をなくすための
長時間のなじみ運転が必要であるが、摩擦板22をオイル
レスメタルで作ると、圧下圧力1.5kg/cm2で2〜3時間
の短いなじみ運転で済む。
本考案の多条巻取機で厚みが0.4mmで幅が25mmの8条の
黄銅条を巻取った結果、8条のすべての黄銅条を良好な
状態で巻取ることができたが、巻取円板及び摩擦板の両
方共鋼材を用いた従来の多条巻取機で同じ黄銅条を巻取
った結果両端の黄銅条で巻き緩みが発生し、また両端か
ら3つめの黄銅条の巻取は硬すぎたことが確認された。
黄銅条を巻取った結果、8条のすべての黄銅条を良好な
状態で巻取ることができたが、巻取円板及び摩擦板の両
方共鋼材を用いた従来の多条巻取機で同じ黄銅条を巻取
った結果両端の黄銅条で巻き緩みが発生し、また両端か
ら3つめの黄銅条の巻取は硬すぎたことが確認された。
本考案によれば、上記のように、摩擦板がオイルレスメ
タルから成っているので、このオイルレスメタルによっ
て巻取円板が摩擦板に摩擦的に係合する摩擦面が潤滑さ
れるため焼付を起すことがなく、従って金属条の巻取ト
ルクが不均一となることがなく、安定して巻取ることが
できる。
タルから成っているので、このオイルレスメタルによっ
て巻取円板が摩擦板に摩擦的に係合する摩擦面が潤滑さ
れるため焼付を起すことがなく、従って金属条の巻取ト
ルクが不均一となることがなく、安定して巻取ることが
できる。
第1図は本考案に係る多条巻取機の断面図、第2図は本
考案に係る多条巻取機の要部の分解斜視図、第3図
(A)(B)は本考案に用いられる巻取円板の側面図及
び断面図、第4図は本考案に用いられる摩擦板の側面図
及び断面図である。 10……多条巻取機、12……金属条、16……巻取軸、18…
…軸受、20……巻取円板、20A……摩擦面、22……摩擦
板、28……固形潤滑材。
考案に係る多条巻取機の要部の分解斜視図、第3図
(A)(B)は本考案に用いられる巻取円板の側面図及
び断面図、第4図は本考案に用いられる摩擦板の側面図
及び断面図である。 10……多条巻取機、12……金属条、16……巻取軸、18…
…軸受、20……巻取円板、20A……摩擦面、22……摩擦
板、28……固形潤滑材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−47764(JP,A) 実公 昭26−3949(JP,Y1) 実公 昭51−39011(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】巻取軸と、前記巻取軸上に相互に独立して
回転自在に取付けられ幅切りされた複数の金属条をそれ
ぞれ渦巻き状に巻取る複数の巻取円板と、隣合う巻取円
板の間に配置され隣合う巻取円板にそれぞれ摩擦的に係
合する複数の摩擦板と、前記複数の巻取円板と複数の摩
擦板とを相互に締付ける締付け手段とを備えた多条巻取
機において、前記複数の摩擦板はオイルレスメタルから
成っていることを特徴とする多条巻取機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990058449U JPH0748620Y2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 多条巻取機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990058449U JPH0748620Y2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 多条巻取機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0419551U JPH0419551U (ja) | 1992-02-19 |
| JPH0748620Y2 true JPH0748620Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=31584069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990058449U Expired - Fee Related JPH0748620Y2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 多条巻取機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0748620Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106006191A (zh) * | 2016-06-30 | 2016-10-12 | 繁昌县若木营造装饰工程有限公司 | 一种多根施工线材同时收卷的高效收卷装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5139011U (ja) * | 1974-09-17 | 1976-03-23 | ||
| JPS5847764A (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-19 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 巻取機のトラバ−サ |
-
1990
- 1990-06-04 JP JP1990058449U patent/JPH0748620Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0419551U (ja) | 1992-02-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |