JPH0748643A - アルミニウム合金鋳物材 - Google Patents
アルミニウム合金鋳物材Info
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- JPH0748643A JPH0748643A JP19496493A JP19496493A JPH0748643A JP H0748643 A JPH0748643 A JP H0748643A JP 19496493 A JP19496493 A JP 19496493A JP 19496493 A JP19496493 A JP 19496493A JP H0748643 A JPH0748643 A JP H0748643A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 低温域でもろうの濡れ性の良いアルミニウム
合金鋳物材の提供を目的とする。 【構成】 本発明の第1のアルミニウム合金鋳物材は、
Si;4.0〜13.0wt%およびZn;0.5〜2.
0wt%を含有し、さらにMg;0.2〜0.6wt%、C
u;1.0〜4.0wt%、Mn;0.01〜0.4wt
%、Cr;0.01〜0.4wt%の1種または2種以上
を含有し、残部がAlよりなることを特徴とするもので
ある。また、本発明の第2のアルミニウム合金鋳物材
は、前記組成に、Be;0.0005〜0.01wt%、
Sr;0.0005〜0.05wt%、Na;0.000
5〜0.05wt%、Ti;0.01〜0.3wt%の1種
または2種以上を添加したものである。さらに、前記の
いずれの組成のアルミニウム合金鋳物材においても、水
素ガス濃度は0.2cc/100g以下に抑制されてい
ることが好ましい。
合金鋳物材の提供を目的とする。 【構成】 本発明の第1のアルミニウム合金鋳物材は、
Si;4.0〜13.0wt%およびZn;0.5〜2.
0wt%を含有し、さらにMg;0.2〜0.6wt%、C
u;1.0〜4.0wt%、Mn;0.01〜0.4wt
%、Cr;0.01〜0.4wt%の1種または2種以上
を含有し、残部がAlよりなることを特徴とするもので
ある。また、本発明の第2のアルミニウム合金鋳物材
は、前記組成に、Be;0.0005〜0.01wt%、
Sr;0.0005〜0.05wt%、Na;0.000
5〜0.05wt%、Ti;0.01〜0.3wt%の1種
または2種以上を添加したものである。さらに、前記の
いずれの組成のアルミニウム合金鋳物材においても、水
素ガス濃度は0.2cc/100g以下に抑制されてい
ることが好ましい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、Siを含有し、ろう付
部品材料として好適に用いられるアルミニウム合金鋳物
材に関するものである。
部品材料として好適に用いられるアルミニウム合金鋳物
材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】Al−Si系、Al−Si−Mg系、A
l−Si−Cu系等のSiを含有するアルミニウム合金
鋳物材は、鋳造性が優れていることから種々の分野で広
く用いられている。このようなアルミニウム合金鋳物材
は融点が低いため、これをろう付する場合、アルミニウ
ム合金鋳物材としても溶融温度の低いAl−Zn系等の
ろう材が使用されている。
l−Si−Cu系等のSiを含有するアルミニウム合金
鋳物材は、鋳造性が優れていることから種々の分野で広
く用いられている。このようなアルミニウム合金鋳物材
は融点が低いため、これをろう付する場合、アルミニウ
ム合金鋳物材としても溶融温度の低いAl−Zn系等の
ろう材が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のSiを
含有するアルミニウム合金鋳物材に対してZn−Al系
ろう材を使用した場合、低温での濡れ性が悪く、良好な
ろう付を達成するためにはろう付温度を高くしなければ
ならず、母材溶融の危険があった。
含有するアルミニウム合金鋳物材に対してZn−Al系
ろう材を使用した場合、低温での濡れ性が悪く、良好な
ろう付を達成するためにはろう付温度を高くしなければ
ならず、母材溶融の危険があった。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを目的として、低温域でもろうの濡れ性が良く、良好
なろう付を行うことのできるSi含有のアルミニウム合
金鋳物材を提供しようとするものである。
とを目的として、低温域でもろうの濡れ性が良く、良好
なろう付を行うことのできるSi含有のアルミニウム合
金鋳物材を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のアルミニ
ウム合金鋳物材は、前記目的を達成するために、Si;
4.0〜13.0wt%およびZn;0.5〜2.0wt%
を含有し、さらにMg;0.2〜0.6wt%、Cu;
1.0〜4.0wt%、Mn;0.01〜0.4wt%、C
r;0.01〜0.4wt%の1種または2種以上(以
下、「Mg群」と称する。)を含有し添加し、残部がA
lよりなることを特徴とするものである。また、本発明
の第2のアルミニウム合金鋳物材は、Si;4.0〜1
3.0wt%およびZn;0.5〜2.0wt%を含有し、
さらに前記Mg群の元素の1種または2種以上を含有
し、さらにBe;0.0005〜0.01wt%、Sr;
0.0005〜0.05wt%、Na;0.0005〜
0.05wt%、Ti;0.01〜0.3wt%の1種また
は2種以上(以下、「Be群」と称する。)を含有し、
残部がAlよりなることを特徴とするものである。
ウム合金鋳物材は、前記目的を達成するために、Si;
4.0〜13.0wt%およびZn;0.5〜2.0wt%
を含有し、さらにMg;0.2〜0.6wt%、Cu;
1.0〜4.0wt%、Mn;0.01〜0.4wt%、C
r;0.01〜0.4wt%の1種または2種以上(以
下、「Mg群」と称する。)を含有し添加し、残部がA
lよりなることを特徴とするものである。また、本発明
の第2のアルミニウム合金鋳物材は、Si;4.0〜1
3.0wt%およびZn;0.5〜2.0wt%を含有し、
さらに前記Mg群の元素の1種または2種以上を含有
し、さらにBe;0.0005〜0.01wt%、Sr;
0.0005〜0.05wt%、Na;0.0005〜
0.05wt%、Ti;0.01〜0.3wt%の1種また
は2種以上(以下、「Be群」と称する。)を含有し、
残部がAlよりなることを特徴とするものである。
【0006】さらに、前記のいずれの組成のアルミニウ
ム合金鋳物材においても、水素ガス濃度は0.2cc/
100g以下に抑制されていることが好ましい。
ム合金鋳物材においても、水素ガス濃度は0.2cc/
100g以下に抑制されていることが好ましい。
【0007】本発明の各アルミニウム合金鋳物材組成に
おいて、Siは良好な鋳造性を得るために必須の基本成
分である。しかし、Si含有量が4.0wt%未満または
13.0wt%では鋳造性が低下するため、Si含有量は
4.0〜13.0wt%の範囲とする必要があり、特に
8.0〜12.0wt%が好ましい。また、ZnはZn−
Al系等の低温ろう材を使用した場合のろう付性を向上
させるために必須の基本成分である。しかし、Zn含有
量が0.5wt%未満ではろう付性の向上が認められず、
2.0wt%を超えると耐食性が悪くなるため、Zn含有
量は0.5〜2.0wt%の範囲とする必要があり、特に
1.0〜2.0wt%が好ましい。
おいて、Siは良好な鋳造性を得るために必須の基本成
分である。しかし、Si含有量が4.0wt%未満または
13.0wt%では鋳造性が低下するため、Si含有量は
4.0〜13.0wt%の範囲とする必要があり、特に
8.0〜12.0wt%が好ましい。また、ZnはZn−
Al系等の低温ろう材を使用した場合のろう付性を向上
させるために必須の基本成分である。しかし、Zn含有
量が0.5wt%未満ではろう付性の向上が認められず、
2.0wt%を超えると耐食性が悪くなるため、Zn含有
量は0.5〜2.0wt%の範囲とする必要があり、特に
1.0〜2.0wt%が好ましい。
【0008】前記Mg群の元素、すなわちMg、Cu、
Mn、Crはアルミニウム合金鋳物材の強度を向上させ
るために必要である。強度向上効果はこれらの元素のう
ち1種を配合すれば得られるが、2種以上を併用しても
良い。特に、Mgおよび/またはCuを主として用い、
補助的にMnおよび/またはCrを用いることが好まし
い。これらの元素は、Mg含有量が0.2wt%未満、C
u含有量が1.0wt%未満、Mn含有量が0.01wt%
未満、Cr含有量が0.01wt%未満では強度の向上が
認められない。また、Mg含有量が0.6wt%、Cu含
有量が4.0wt%、Mn含有量が0.4wt%、Cr含有
量が0.4wt%を超えて配合した場合も、所要の機械的
強度が得られない。したがって、Mg含有量は0.2〜
0.6wt%の範囲、Cu含有量は1.0〜4.0wt%の
範囲、Mn含有量は0.01〜0.4wt%の範囲、Cr
含有量は0.01〜0.4wt%の範囲とする必要があ
り、それぞれ特に、0.3〜0.5wt%、2.0〜3.
0wt%、0.15〜0.3wt%、0.15〜0.3wt%
が好ましい。
Mn、Crはアルミニウム合金鋳物材の強度を向上させ
るために必要である。強度向上効果はこれらの元素のう
ち1種を配合すれば得られるが、2種以上を併用しても
良い。特に、Mgおよび/またはCuを主として用い、
補助的にMnおよび/またはCrを用いることが好まし
い。これらの元素は、Mg含有量が0.2wt%未満、C
u含有量が1.0wt%未満、Mn含有量が0.01wt%
未満、Cr含有量が0.01wt%未満では強度の向上が
認められない。また、Mg含有量が0.6wt%、Cu含
有量が4.0wt%、Mn含有量が0.4wt%、Cr含有
量が0.4wt%を超えて配合した場合も、所要の機械的
強度が得られない。したがって、Mg含有量は0.2〜
0.6wt%の範囲、Cu含有量は1.0〜4.0wt%の
範囲、Mn含有量は0.01〜0.4wt%の範囲、Cr
含有量は0.01〜0.4wt%の範囲とする必要があ
り、それぞれ特に、0.3〜0.5wt%、2.0〜3.
0wt%、0.15〜0.3wt%、0.15〜0.3wt%
が好ましい。
【0009】前記Be群の元素、すなわちBe、Sr、
NaおよびTiは、Al−Si共晶組織におけるSi相
の結晶の微細化あるいは合金組織全体の微細化を行い、
アルミニウム合金鋳物材の強度および靱性の向上効果が
ある。このような効果はこれらの元素のうち1種を配合
すれば得られるが、2種以上を併用しても良い。また、
Be含有量が0.0005wt%未満、Sr含有量が0.
0005wt%未満、Na含有量が0.0005wt%未
満、Ti含有量が0.01wt%未満では前記効果が乏し
く、またBe含有量が0.01wt%、Sr含有量が.0
5wt%、Na含有量が0.05wt%、Ti含有量が0.
3wt%を超えて配合しても前記効果が飽和して多量に添
加する意味がない。したがって、Be、Sr、Naおよ
びTi含有量は0.0005〜0.01wt%、0.00
05〜0.05wt%、0.0005〜0.05wt%およ
び0.01〜0.3wt%の範囲とする必要があり、それ
ぞれ特に0.001〜0.0015wt%、0.001〜
0.0015wt%、0.0050.02wt%、0.02
〜0.10wt%が好ましい。また、BeはMgの酸化を
抑制する効果もあり、前述のように強度向上を目的とし
てMgを含有させる場合は、Beを選択的に添加するこ
とが好ましい。
NaおよびTiは、Al−Si共晶組織におけるSi相
の結晶の微細化あるいは合金組織全体の微細化を行い、
アルミニウム合金鋳物材の強度および靱性の向上効果が
ある。このような効果はこれらの元素のうち1種を配合
すれば得られるが、2種以上を併用しても良い。また、
Be含有量が0.0005wt%未満、Sr含有量が0.
0005wt%未満、Na含有量が0.0005wt%未
満、Ti含有量が0.01wt%未満では前記効果が乏し
く、またBe含有量が0.01wt%、Sr含有量が.0
5wt%、Na含有量が0.05wt%、Ti含有量が0.
3wt%を超えて配合しても前記効果が飽和して多量に添
加する意味がない。したがって、Be、Sr、Naおよ
びTi含有量は0.0005〜0.01wt%、0.00
05〜0.05wt%、0.0005〜0.05wt%およ
び0.01〜0.3wt%の範囲とする必要があり、それ
ぞれ特に0.001〜0.0015wt%、0.001〜
0.0015wt%、0.0050.02wt%、0.02
〜0.10wt%が好ましい。また、BeはMgの酸化を
抑制する効果もあり、前述のように強度向上を目的とし
てMgを含有させる場合は、Beを選択的に添加するこ
とが好ましい。
【0010】前述されたような組成のアルミニウム合金
鋳物材において、水素ガスが含まれると合金組織中にピ
ンホールを形成し、強度および靱性を低下させたりろう
付時にはフクレを起こさせるおそれがある。したがっ
て、水素ガスは可及的に排除することが好ましく、合金
100g当たり0.2cc以下に抑制することが好まし
く、特に0.1cc以下が好ましい。
鋳物材において、水素ガスが含まれると合金組織中にピ
ンホールを形成し、強度および靱性を低下させたりろう
付時にはフクレを起こさせるおそれがある。したがっ
て、水素ガスは可及的に排除することが好ましく、合金
100g当たり0.2cc以下に抑制することが好まし
く、特に0.1cc以下が好ましい。
【0011】以上のような本発明のアルミニウム合金鋳
物材は、常法により鋳造すれば良く、水素ガス濃度の制
御も、例えばアルゴン等の不活性ガスを溶湯中に吹込ん
で攪拌し、水素ガスを排出させることにより行えば良
い。
物材は、常法により鋳造すれば良く、水素ガス濃度の制
御も、例えばアルゴン等の不活性ガスを溶湯中に吹込ん
で攪拌し、水素ガスを排出させることにより行えば良
い。
【0012】
【発明の効果】本発明にかかるアルミニウム合金鋳物材
は、4.0〜13.0wt%のSiを含有することにより
鋳造性に優れるとともに、0.5〜2.0wt%のZnを
含有することにより、Zn−Al系等の溶融温度の低い
ろう材に対して低温域における濡れ性が良くなる。その
結果、低いろう付温度であっても良好なろう付が可能と
なり、母材が不必要な高温に曝されることもなくなる。
そのうえ、Mg;0.2〜0.6wt%、Cu;1.0〜
4.0wt%、Mn;0.01〜0.4wt%、Cr;0.
01〜0.4wt%の1種または2種以上の含有により鋳
物材の強度が向上する。
は、4.0〜13.0wt%のSiを含有することにより
鋳造性に優れるとともに、0.5〜2.0wt%のZnを
含有することにより、Zn−Al系等の溶融温度の低い
ろう材に対して低温域における濡れ性が良くなる。その
結果、低いろう付温度であっても良好なろう付が可能と
なり、母材が不必要な高温に曝されることもなくなる。
そのうえ、Mg;0.2〜0.6wt%、Cu;1.0〜
4.0wt%、Mn;0.01〜0.4wt%、Cr;0.
01〜0.4wt%の1種または2種以上の含有により鋳
物材の強度が向上する。
【0013】さらに、前記組成に、Be;0.0005
〜0.01wt%、Sr;0.0005〜0.05wt%、
Na;0.0005〜0.05wt%、Ti;0.01〜
0.3wt%の1種または2種以上を添加することによ
り、Al−Si共晶組織におけるSi相の結晶あるいは
合金組織全体が微細化され、アルミニウム合金鋳物材の
強度および靱性が向上する。
〜0.01wt%、Sr;0.0005〜0.05wt%、
Na;0.0005〜0.05wt%、Ti;0.01〜
0.3wt%の1種または2種以上を添加することによ
り、Al−Si共晶組織におけるSi相の結晶あるいは
合金組織全体が微細化され、アルミニウム合金鋳物材の
強度および靱性が向上する。
【0014】また、前述されたような各組成のアルミニ
ウム合金鋳物材において、水素ガス濃度を0.2cc/
100gに抑制することにより、強度および靱性の低下
を防ぐとともに、ろう付時のフクレを防止することがで
きる。
ウム合金鋳物材において、水素ガス濃度を0.2cc/
100gに抑制することにより、強度および靱性の低下
を防ぐとともに、ろう付時のフクレを防止することがで
きる。
【0015】
【実施例】次に、本発明のアルミニウム合金鋳物材の具
体的実施例について説明する。
体的実施例について説明する。
【0016】常法に従い、後掲の表1に示す各化学組成
のアルミニウム合金鋳物材により、図1に示されている
ような外径40mm、肉厚2mmの管材(1)(2)を
鋳造した。なお、No.1〜10、12〜14について
は水素ガス濃度を抑制するために、鋳造工程において溶
湯中にArガスを吹込んで攪拌し、脱ガス処理を行っ
た。
のアルミニウム合金鋳物材により、図1に示されている
ような外径40mm、肉厚2mmの管材(1)(2)を
鋳造した。なお、No.1〜10、12〜14について
は水素ガス濃度を抑制するために、鋳造工程において溶
湯中にArガスを吹込んで攪拌し、脱ガス処理を行っ
た。
【0017】次に、図1に示すように、一方の管材
(2)の上端部を拡径するとともに、拡径部分に他方の
管材(1)の下端部を嵌め合わせて重ね継手を組立て、
拡径部分の上端にZn−25%Al合金からなるリング
状のろう材(3)を置き、フラックス懸濁液を塗布し乾
燥させた。そして、この継手をN2 ガス雰囲気中で53
0℃×5分間加熱してろう付した。その後、室温まで冷
却したのち、ろう付部の状態を観察してろう付性を評価
した。これらの評価結果について、表1に併せて示す。
(2)の上端部を拡径するとともに、拡径部分に他方の
管材(1)の下端部を嵌め合わせて重ね継手を組立て、
拡径部分の上端にZn−25%Al合金からなるリング
状のろう材(3)を置き、フラックス懸濁液を塗布し乾
燥させた。そして、この継手をN2 ガス雰囲気中で53
0℃×5分間加熱してろう付した。その後、室温まで冷
却したのち、ろう付部の状態を観察してろう付性を評価
した。これらの評価結果について、表1に併せて示す。
【0018】
【表1】 表1の結果から明らかなように、本発明のアルミニウム
合金鋳物材No.1〜11はいずれも530℃という低
温でもろうの濡れが良く、良好にろう付できた。ただ
し、アルミニウム合金鋳物材中の水素濃度を制御しなか
ったNo.11は、ろうの濡れは良好であったがろう付
時の加熱により若干のフクレが生じた。これに対して、
Znを全く含有しない比較例No.12、13およびZ
n含有量の少ないNo.14は、この温度ではろうの濡
れが悪くろう付性が悪かった。
合金鋳物材No.1〜11はいずれも530℃という低
温でもろうの濡れが良く、良好にろう付できた。ただ
し、アルミニウム合金鋳物材中の水素濃度を制御しなか
ったNo.11は、ろうの濡れは良好であったがろう付
時の加熱により若干のフクレが生じた。これに対して、
Znを全く含有しない比較例No.12、13およびZ
n含有量の少ないNo.14は、この温度ではろうの濡
れが悪くろう付性が悪かった。
【図1】本発明のアルミニウム合金鋳物材からなる重ね
継手のろう付を示す縦断面図である。
継手のろう付を示す縦断面図である。
1、2…管材 3…ろう材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 昭一 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニウ ム株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 Si;4.0〜13.0wt%およびZ
n;0.5〜2.0wt%を含有し、さらにMg;0.2
〜0.6wt%、Cu;1.0〜4.0wt%、Mn;0.
01〜0.4wt%、Cr;0.01〜0.4wt%の1種
または2種以上を含有し、残部がAlよりなることを特
徴とするアルミニウム合金鋳物材。 - 【請求項2】 Si;4.0〜13.0wt%およびZ
n;0.5〜2.0wt%を含有し、さらにMg;0.2
〜0.6wt%、Cu;1.0〜4.0wt%、Mn;0.
01〜0.4wt%、Cr;0.01〜0.4wt%の1種
または2種以上を含有し、さらにBe;0.0005〜
0.01wt%、Sr;0.0005〜0.05wt%、N
a;0.0005〜0.05wt%、Ti;0.01〜
0.3wt%の1種または2種以上を含有し、残部がAl
よりなることを特徴とするアルミニウム合金鋳物材。 - 【請求項3】 前記合金組成において、水素ガス濃度が
0.2cc/100g以下に抑制されていることを特徴
とする請求項1または2に記載のアルミニウム合金鋳物
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19496493A JPH0748643A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | アルミニウム合金鋳物材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19496493A JPH0748643A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | アルミニウム合金鋳物材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0748643A true JPH0748643A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16333267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19496493A Pending JPH0748643A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | アルミニウム合金鋳物材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0748643A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1778887A4 (en) * | 2004-07-28 | 2010-06-02 | Alcoa Inc | AL-SI-MG-ZN-CU ALLOY FOR CASTORS FOR AIR AND SPACE AND MOTOR VEHICLES |
| CN105483453A (zh) * | 2015-12-17 | 2016-04-13 | 太仓市美斯门窗有限公司 | 一种高导热性铝合金 |
| JP2016102246A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | アイシン軽金属株式会社 | 延性に優れたダイカスト鋳造用アルミニウム合金及びそれを用いた鋳造製品 |
| JP2017119890A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 日立金属株式会社 | 過共晶Al−Si系アルミニウム合金、及びそれからなる鋳造部材、並びに前記アルミニウム合金の製造方法 |
| JP7749260B1 (ja) * | 2024-10-11 | 2025-10-06 | 株式会社コイワイ | アルミニウム合金、アルミニウム合金凝固部材及びその製造方法 |
-
1993
- 1993-08-05 JP JP19496493A patent/JPH0748643A/ja active Pending
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