JPH0748776A - 刺しゅう機の表糸切断締付け装置 - Google Patents
刺しゅう機の表糸切断締付け装置Info
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- JPH0748776A JPH0748776A JP6015897A JP1589794A JPH0748776A JP H0748776 A JPH0748776 A JP H0748776A JP 6015897 A JP6015897 A JP 6015897A JP 1589794 A JP1589794 A JP 1589794A JP H0748776 A JPH0748776 A JP H0748776A
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- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 47
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 22
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05C—EMBROIDERING; TUFTING
- D05C11/00—Devices for guiding, feeding, handling, or treating the threads in embroidering machines; Machine needles; Operating or control mechanisms therefor
- D05C11/20—Arrangements for cutting the needle or lower threads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 刺しゅう機の表糸切断締付けを容易に行い、
且つ製作費の低減とスペースの節約を実現する装置を提
供する。 【構成】 列状に配列された複数個の針(3)を有する
刺しゅう機の表糸切断締付け装置は、各刺しゅう点毎に
1個の能動的に操作される切断締付け部材(1)が設け
られており、この切断締付け部材(1)を共通の支持バ
ー(2)上に配列し、共通の駆動棒(7)によって操作
し得る。
且つ製作費の低減とスペースの節約を実現する装置を提
供する。 【構成】 列状に配列された複数個の針(3)を有する
刺しゅう機の表糸切断締付け装置は、各刺しゅう点毎に
1個の能動的に操作される切断締付け部材(1)が設け
られており、この切断締付け部材(1)を共通の支持バ
ー(2)上に配列し、共通の駆動棒(7)によって操作
し得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は刺しゅう機の表糸切断締
付け装置に関する。
付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術並びに発明の解決すべき課題】従来より使
用されているこの種の装置並びに発明の解決すべき課題
について説明する。数百の刺しゅう点を持つ大型刺しゅ
う機では、刺しゅう糸を手で切断し締付けるのは骨が折
れ、また大きな停止時間を招き時間的ロスも多い。しか
も補助シヤリング工程を省くために、表側の刺しゅう糸
はきれいに、なるべく刺しゅう布の近くで切断しなけれ
ばならない。この様な目的のための切断締付け装置は、
色又は柄替えのためにプログラミングを採用する刺しゅ
うにおいてすこぶる大きな利点をもたらすけれども、縫
製機械や多頭刺しゅう機のために開発された切断締付け
装置を転用することはできない。その理由は27,01
mm(=1フランスインチ)の標準針間隔にとって大き
すぎ、数百の刺しゅう点で使用するにはあまりに複雑で
あり高価である。スイス特許577587号(パフ「P
faff」)は多頭刺しゅう機のこのような上糸切断締
付け装置を開示する。大型刺しゅう機の27,01mm
間隔の500ないし1000この刺しゅう点で、この様
な装置は、費用と場所の面で経済的にほとんど実現不能
である。スイス特許536893号(メタルメカニカ
[Metalmeccanica]は大型刺しゅう機の
表糸切断装置を記載している。キャリッジにカッタが固
定されている。キャリッジは布平面に平行して機械の全
長にわたって移動し、その際表糸を遂次切断するという
作用を有する。その場合きれいな切断が出来るのは、表
糸をピンと張ったときだけである。切断工程の度に同じ
カッタで数百本の糸を切断しなければならないので、上
記表糸切断装置のカッタは急速に鈍摩するという問題点
があった。またこの装置による切断過程では切断の瞬間
に糸に横力が働き、その為刺しゅう製品にひきつりが生
じる恐れがある。更にまたこの装置では糸の締付けは不
可能である。この様に締付けなしの切断装置は、大多数
の糸が針から脱出するので刺しゅう機に使用できない。
スイス特許647283号(ハインツレ[Heinzl
e]は針ごとに設けた布押えの上に嵌め込むことができ
る簡単な切断締付け装置を示す。刺しゅう機械の比較的
緩慢な横運動で糸が確実に切断されることは期待できな
い。刺しゅう作業中に布押えが布に絶えず衝撃的にぶつ
かるので、時間の経過と共に切断締付け部材がゆるみ又
は壊れることが予想される。ドイツ特許出願公開350
2886号(ライヒ[Reich])は軸上に配設され
た切断部材を開示する。この軸を回転することによって
切断部材が布に押しつけられ、布の上で移動させられ
る。この切断運動で単一の刃先によって糸が切断される
が、糸の締付け作用は行われない。
用されているこの種の装置並びに発明の解決すべき課題
について説明する。数百の刺しゅう点を持つ大型刺しゅ
う機では、刺しゅう糸を手で切断し締付けるのは骨が折
れ、また大きな停止時間を招き時間的ロスも多い。しか
も補助シヤリング工程を省くために、表側の刺しゅう糸
はきれいに、なるべく刺しゅう布の近くで切断しなけれ
ばならない。この様な目的のための切断締付け装置は、
色又は柄替えのためにプログラミングを採用する刺しゅ
うにおいてすこぶる大きな利点をもたらすけれども、縫
製機械や多頭刺しゅう機のために開発された切断締付け
装置を転用することはできない。その理由は27,01
mm(=1フランスインチ)の標準針間隔にとって大き
すぎ、数百の刺しゅう点で使用するにはあまりに複雑で
あり高価である。スイス特許577587号(パフ「P
faff」)は多頭刺しゅう機のこのような上糸切断締
付け装置を開示する。大型刺しゅう機の27,01mm
間隔の500ないし1000この刺しゅう点で、この様
な装置は、費用と場所の面で経済的にほとんど実現不能
である。スイス特許536893号(メタルメカニカ
[Metalmeccanica]は大型刺しゅう機の
表糸切断装置を記載している。キャリッジにカッタが固
定されている。キャリッジは布平面に平行して機械の全
長にわたって移動し、その際表糸を遂次切断するという
作用を有する。その場合きれいな切断が出来るのは、表
糸をピンと張ったときだけである。切断工程の度に同じ
カッタで数百本の糸を切断しなければならないので、上
記表糸切断装置のカッタは急速に鈍摩するという問題点
があった。またこの装置による切断過程では切断の瞬間
に糸に横力が働き、その為刺しゅう製品にひきつりが生
じる恐れがある。更にまたこの装置では糸の締付けは不
可能である。この様に締付けなしの切断装置は、大多数
の糸が針から脱出するので刺しゅう機に使用できない。
スイス特許647283号(ハインツレ[Heinzl
e]は針ごとに設けた布押えの上に嵌め込むことができ
る簡単な切断締付け装置を示す。刺しゅう機械の比較的
緩慢な横運動で糸が確実に切断されることは期待できな
い。刺しゅう作業中に布押えが布に絶えず衝撃的にぶつ
かるので、時間の経過と共に切断締付け部材がゆるみ又
は壊れることが予想される。ドイツ特許出願公開350
2886号(ライヒ[Reich])は軸上に配設され
た切断部材を開示する。この軸を回転することによって
切断部材が布に押しつけられ、布の上で移動させられ
る。この切断運動で単一の刃先によって糸が切断される
が、糸の締付け作用は行われない。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決することを目的とするものであり、費用と場所の面で
実現可能であり、締付け、切断及び刺しゅう再開の全問
題領域を解決し、2個の相互に作用し、能動的に操作さ
れる切刃の配設により全ての糸の確実な切断を可能にす
る大型刺しゅう機用切断締付け装置を提供する。すなわ
ち、多数の能動的に操作される切断部材を共通の支持バ
ーに、針作動位置の間隔で固定し、単数個又は複数個の
列に多数配列された針を有する刺しゅう機の表糸切断締
め付け装置において、多数の能動的に操作される締付け
部材(1)を共通の支持バー(2)に針作動位置の間隔
(4)で固定し、上記の能動的に操作される切断締付け
部材(1)とその支持バー(2)を休止位置から刺しゅ
う布の近傍及び針(3)の穿刺点の近傍の作動位置へ、
再び休止位置へ復帰移動することが出来るものであり、
又すべての切断締付け部材(1)の切断器具と締付け器
具が機械的に連結された共通の駆動部(駆動棒7)によ
って操作されることを特徴とする表糸切断締付け装置で
ある。
決することを目的とするものであり、費用と場所の面で
実現可能であり、締付け、切断及び刺しゅう再開の全問
題領域を解決し、2個の相互に作用し、能動的に操作さ
れる切刃の配設により全ての糸の確実な切断を可能にす
る大型刺しゅう機用切断締付け装置を提供する。すなわ
ち、多数の能動的に操作される切断部材を共通の支持バ
ーに、針作動位置の間隔で固定し、単数個又は複数個の
列に多数配列された針を有する刺しゅう機の表糸切断締
め付け装置において、多数の能動的に操作される締付け
部材(1)を共通の支持バー(2)に針作動位置の間隔
(4)で固定し、上記の能動的に操作される切断締付け
部材(1)とその支持バー(2)を休止位置から刺しゅ
う布の近傍及び針(3)の穿刺点の近傍の作動位置へ、
再び休止位置へ復帰移動することが出来るものであり、
又すべての切断締付け部材(1)の切断器具と締付け器
具が機械的に連結された共通の駆動部(駆動棒7)によ
って操作されることを特徴とする表糸切断締付け装置で
ある。
【0004】
【作用】以下本発明の作用について、本発明の重要な特
徴と共に説明する。多数の切断締付け部材を設けて、各
刺しゅう点毎に1個の切断締付け部材を配属し、更に本
発明の改良として切断締付け部材を個別に駆動できるよ
うにしたので、切断締付け部材の個別制御ができる。す
なわち、能動的に操作される切断締め付け装置を布平面
から離れた休止位置から刺しゅう布の近傍の作動位置へ
支持バーによって運ぶことができ、逆に再び休止位置へ
復帰移動することができる。それによって休止位置で切
断締付け部材は布から引き離され、布と衝突することが
なく、一方切断位置で切断締付け部材が上布に接し、こ
のため極めて短い糸端が布に残るだけであるという利点
が成り立つのである。しかして、本発明の特徴は、切断
される各糸を切断操作の前に先ず締付け、その上で切断
することである。それによって糸は必ず締付けられた状
態で切断され、このため確実に保持される利点がある。
それに伴っていとが糸が締付け状態で休止位置におかれ
る利点がある。こうして糸が脱出することが回避され
る。又本発明による切断締付け装置は布平面から隔てて
設けられており、即ち、布平面から引き離されるから、
布に沿って摩擦することがなく、布に損傷を生じないと
いう利点を伴う。
徴と共に説明する。多数の切断締付け部材を設けて、各
刺しゅう点毎に1個の切断締付け部材を配属し、更に本
発明の改良として切断締付け部材を個別に駆動できるよ
うにしたので、切断締付け部材の個別制御ができる。す
なわち、能動的に操作される切断締め付け装置を布平面
から離れた休止位置から刺しゅう布の近傍の作動位置へ
支持バーによって運ぶことができ、逆に再び休止位置へ
復帰移動することができる。それによって休止位置で切
断締付け部材は布から引き離され、布と衝突することが
なく、一方切断位置で切断締付け部材が上布に接し、こ
のため極めて短い糸端が布に残るだけであるという利点
が成り立つのである。しかして、本発明の特徴は、切断
される各糸を切断操作の前に先ず締付け、その上で切断
することである。それによって糸は必ず締付けられた状
態で切断され、このため確実に保持される利点がある。
それに伴っていとが糸が締付け状態で休止位置におかれ
る利点がある。こうして糸が脱出することが回避され
る。又本発明による切断締付け装置は布平面から隔てて
設けられており、即ち、布平面から引き離されるから、
布に沿って摩擦することがなく、布に損傷を生じないと
いう利点を伴う。
【0005】又本発明においては、切断締付け部材が可
動及び固定カッタを操作するようになっている。それに
伴って鋏式の切断作用が得られる利点がある。こうして
正確な切断が行われ、糸に引張がかかって布が不都合に
ひきつれる恐れがない。切断過程で切断締付け装置が布
平面の前に短い間隔(例えば1mm)位置にあるので糸
端を短く切断するという利点が生まれ、従って切断した
糸端を後で別の工程で処理する必要はない。全ての締付
け部材が1本のバーに固定されているから単一の、又は
連続するロッドで全ての締付け部材を操作することがで
きる。それに伴って小さな設備費とそれに応じて製造費
及び保守費の低減を計ることができる。支持バーは布平
面に垂直な平面で旋回運動として構成された平行四辺形
運動を行う。この平行四辺形運動により、休止位置から
布に向かって移送されると同時に刺しゅう針の穿刺点へ
の側方向へ接近運動が行われる。
動及び固定カッタを操作するようになっている。それに
伴って鋏式の切断作用が得られる利点がある。こうして
正確な切断が行われ、糸に引張がかかって布が不都合に
ひきつれる恐れがない。切断過程で切断締付け装置が布
平面の前に短い間隔(例えば1mm)位置にあるので糸
端を短く切断するという利点が生まれ、従って切断した
糸端を後で別の工程で処理する必要はない。全ての締付
け部材が1本のバーに固定されているから単一の、又は
連続するロッドで全ての締付け部材を操作することがで
きる。それに伴って小さな設備費とそれに応じて製造費
及び保守費の低減を計ることができる。支持バーは布平
面に垂直な平面で旋回運動として構成された平行四辺形
運動を行う。この平行四辺形運動により、休止位置から
布に向かって移送されると同時に刺しゅう針の穿刺点へ
の側方向へ接近運動が行われる。
【0006】
【実施例】以下添付図面を参照して、本発明の実施例を
説明する。図1、図2、図3、図4は大型刺しゅう機で
数百本の刺しゅう針3にわたって架設した支持レバー2
の一部を示す。これらの刺しゅう針3は1フランスイン
チ(27,01mm)の針作動位置の間隔4で直線状に
配列されている。支持バー2に切断締付け部材1が固定
され、各刺しゅう針3又は各刺しゅう点毎に1個の切断
締付け部材1が割り当てられる。刺しゅう操作時に刺し
ゅう器具(刺しゅう針3、きり)が自由円滑に動作しな
ければならない。従って支持バー2は図2の位置(図2
に実線でで示す)にある。切断締付け部材1は実質的に
固定カッタ15からなる。固定カッタ15は保持ピン4
0により支持バー2の垂直側辺部に固定されている(図
8)。管リベットと適当にスロット状に形成された空欠
部からなる平行案内17によって、可動カッタ16は固
定カッタ15に沿って矢印21、22の方向に縦移動自
在に案内される。クランプばね18が固定カッタ15に
固定され、可動カッタ16に対してクランプギャップを
形成する。クランプギャップは一方ではばね端部35に
より、他方ではクランプばね18の可動カッタ16に当
接する面によって画定される。クランプばね18は、可
動カッタ16を固定カッタ15に押しつけることによ
り、固定カッタ15と可動カッタ16の間に余分な隙間
が生じることを防止し、カッタ15、16の摩耗に関係
なく鋏式の切断効果を常に維持するという役割を果たし
ている。図8によれば、切断する糸33は刺しゅう針3
の針穴34に挿通され、糸端42の状態で締付け点(ば
ね端部35)に締め付けられて保持される。図8は、矢
印方向21に持ち上げられた状態、即ち全切断締付け部
材1が図4(左)の休止位置から切断位置図4(右)に
移動し、その際可動カッタ16が持ち上げられて可動カ
ッタ16の横切欠き部19が切断される糸33の上に移
動され、糸を切欠き部19で受ける時の可動カッタ16
の位置の状態を示す。そこで始めて可動カッタ16が矢
印22の方向に下へ移動し(図8)、その際糸33をば
ね端部35に締付け、続いて同じ運動で切断する。この
場合重要なのは、可動カッタ16の降下時に切断される
糸が、先ずばね端部35の区域に到達し、そこに保持さ
れることである。可動カッタのばね端部35に対面した
側は、きれいに研摩され即ち丸みを帯びているので、こ
の区域で切断操作が行われない。このため一方の側(図
8−右)で糸33はばね端部35に締め付けられ、一方
反対側(図8−左)では可動カッタの刃先37が、固定
カッタ15の刃先36と共働して切断操作を行う。可動
カッタ16の矢印方向21、22の移動は摺動片12の
作用によって行われる。摺動片12は可動カッタ16の
折曲片32の上に張出してこれを溝31で挟持する。摺
動片12は図8の矢印21、22の方向へ駆動される。
切断締付け部材をたやすく交換できるようにするため
に、例えば摺動片12を溝31の区域で2つ割りに構成
することによって溝31が開放され、上側部分が取り外
され、こうして切断締付け部材1全体が保持ピン40か
ら矢印21の方向に上方へ引きだされるようにすること
ができる。摺動片12はそれぞれ1本のピン11に固着
されている。摺動片12は、垂直方向(図6)に差し向
けられた固定ガイドバー25の空欠部に移動自在に支承
される。摺動片12を移動自在に支承したこの垂直空欠
部は、図6の断面図の関係上識別できない。ガイドバー
25は概ねU字状部材からなり、図6の図平面に垂直な
空洞部に移動自在な駆動棒7を収容する。
説明する。図1、図2、図3、図4は大型刺しゅう機で
数百本の刺しゅう針3にわたって架設した支持レバー2
の一部を示す。これらの刺しゅう針3は1フランスイン
チ(27,01mm)の針作動位置の間隔4で直線状に
配列されている。支持バー2に切断締付け部材1が固定
され、各刺しゅう針3又は各刺しゅう点毎に1個の切断
締付け部材1が割り当てられる。刺しゅう操作時に刺し
ゅう器具(刺しゅう針3、きり)が自由円滑に動作しな
ければならない。従って支持バー2は図2の位置(図2
に実線でで示す)にある。切断締付け部材1は実質的に
固定カッタ15からなる。固定カッタ15は保持ピン4
0により支持バー2の垂直側辺部に固定されている(図
8)。管リベットと適当にスロット状に形成された空欠
部からなる平行案内17によって、可動カッタ16は固
定カッタ15に沿って矢印21、22の方向に縦移動自
在に案内される。クランプばね18が固定カッタ15に
固定され、可動カッタ16に対してクランプギャップを
形成する。クランプギャップは一方ではばね端部35に
より、他方ではクランプばね18の可動カッタ16に当
接する面によって画定される。クランプばね18は、可
動カッタ16を固定カッタ15に押しつけることによ
り、固定カッタ15と可動カッタ16の間に余分な隙間
が生じることを防止し、カッタ15、16の摩耗に関係
なく鋏式の切断効果を常に維持するという役割を果たし
ている。図8によれば、切断する糸33は刺しゅう針3
の針穴34に挿通され、糸端42の状態で締付け点(ば
ね端部35)に締め付けられて保持される。図8は、矢
印方向21に持ち上げられた状態、即ち全切断締付け部
材1が図4(左)の休止位置から切断位置図4(右)に
移動し、その際可動カッタ16が持ち上げられて可動カ
ッタ16の横切欠き部19が切断される糸33の上に移
動され、糸を切欠き部19で受ける時の可動カッタ16
の位置の状態を示す。そこで始めて可動カッタ16が矢
印22の方向に下へ移動し(図8)、その際糸33をば
ね端部35に締付け、続いて同じ運動で切断する。この
場合重要なのは、可動カッタ16の降下時に切断される
糸が、先ずばね端部35の区域に到達し、そこに保持さ
れることである。可動カッタのばね端部35に対面した
側は、きれいに研摩され即ち丸みを帯びているので、こ
の区域で切断操作が行われない。このため一方の側(図
8−右)で糸33はばね端部35に締め付けられ、一方
反対側(図8−左)では可動カッタの刃先37が、固定
カッタ15の刃先36と共働して切断操作を行う。可動
カッタ16の矢印方向21、22の移動は摺動片12の
作用によって行われる。摺動片12は可動カッタ16の
折曲片32の上に張出してこれを溝31で挟持する。摺
動片12は図8の矢印21、22の方向へ駆動される。
切断締付け部材をたやすく交換できるようにするため
に、例えば摺動片12を溝31の区域で2つ割りに構成
することによって溝31が開放され、上側部分が取り外
され、こうして切断締付け部材1全体が保持ピン40か
ら矢印21の方向に上方へ引きだされるようにすること
ができる。摺動片12はそれぞれ1本のピン11に固着
されている。摺動片12は、垂直方向(図6)に差し向
けられた固定ガイドバー25の空欠部に移動自在に支承
される。摺動片12を移動自在に支承したこの垂直空欠
部は、図6の断面図の関係上識別できない。ガイドバー
25は概ねU字状部材からなり、図6の図平面に垂直な
空洞部に移動自在な駆動棒7を収容する。
【0007】図1及び図5によれば、間隔をおいて配列
された1列の回転中心9が駆動棒7に配設されている。
回転中心9はピンとして構成され、曲がりレバー8をそ
れぞれ旋回自在に支承する。曲がりレバー8は2本の旋
回アームからなり、各旋回アームはスロット29、43
を有する。一方のスロット29は、図6において、矢印
方向23及びこれと逆の方向に移動可能なロッキングピ
ン10の移動自在な係合のために使用される。ロッキン
グピン10はカバー27の穴28に嵌合する。このカバ
ー27はガイドバー25の一部であり、これに固着され
ている。刺しゅう点切換装置の切換レバー14と連結し
たスライダ13が穴28に係合する(図6)。支持バー
2は図3に略図で示した前述の平行四辺形運動を遂行す
る。このために旋回レバー6が旋回中心でガイドバー2
5と連結され、旋回レバー6の自由端が支持バー2と連
結されている。こうして支持バー2は旋回レバー6の旋
回運動に基づき平行四辺形状の移動を行い、図3で布に
近い矢印方向38の「前側」位置及び布から遊離し、刺
しゅう針から引き離された矢印方向39の「後側」位置
へ移動可能となる。このようにして保持ピン40を介し
て切断締付け部材1を支持バー2に固着することによ
り、切断締付け部材は前述の平行四辺形状の移動を行う
のである。
された1列の回転中心9が駆動棒7に配設されている。
回転中心9はピンとして構成され、曲がりレバー8をそ
れぞれ旋回自在に支承する。曲がりレバー8は2本の旋
回アームからなり、各旋回アームはスロット29、43
を有する。一方のスロット29は、図6において、矢印
方向23及びこれと逆の方向に移動可能なロッキングピ
ン10の移動自在な係合のために使用される。ロッキン
グピン10はカバー27の穴28に嵌合する。このカバ
ー27はガイドバー25の一部であり、これに固着され
ている。刺しゅう点切換装置の切換レバー14と連結し
たスライダ13が穴28に係合する(図6)。支持バー
2は図3に略図で示した前述の平行四辺形運動を遂行す
る。このために旋回レバー6が旋回中心でガイドバー2
5と連結され、旋回レバー6の自由端が支持バー2と連
結されている。こうして支持バー2は旋回レバー6の旋
回運動に基づき平行四辺形状の移動を行い、図3で布に
近い矢印方向38の「前側」位置及び布から遊離し、刺
しゅう針から引き離された矢印方向39の「後側」位置
へ移動可能となる。このようにして保持ピン40を介し
て切断締付け部材1を支持バー2に固着することによ
り、切断締付け部材は前述の平行四辺形状の移動を行う
のである。
【0008】支持バー2はガイドバー25に固定された
固定ホルダー26に沿って局部的に案内される。従って
支持バー2は矢印方向23、24にも矢印方向38、3
9に対しても移動可能である。その結果支持バー2及び
全ての切断締付け部材1の重なりあった平行四辺形状の
変位運動をもたらす。ガイドバー25(図5)の下面に
互いに隔てて固定されたホルダー26は、支持バーを補
助的に案内するために使用される。それによって布平面
20の方向及びその逆の方向への切断締付け部材の隙間
のない案内が得られる。図6に布平面20から遊離した
切断締付け部材の位置を示す。なお刺しゅう針3は針支
え41に交換可能に保持され、この針支え41は案内に
保持されており、布平面20に対して垂直に移動し得る
ように構成されている。糸の切断が必要になると、支持
バー2が「前側」位置へ変位運動させられ、針の最後の
穿刺点が可動カッタ16の横切欠き部19にあるよう
に、布平面に密接して位置決めされる。
固定ホルダー26に沿って局部的に案内される。従って
支持バー2は矢印方向23、24にも矢印方向38、3
9に対しても移動可能である。その結果支持バー2及び
全ての切断締付け部材1の重なりあった平行四辺形状の
変位運動をもたらす。ガイドバー25(図5)の下面に
互いに隔てて固定されたホルダー26は、支持バーを補
助的に案内するために使用される。それによって布平面
20の方向及びその逆の方向への切断締付け部材の隙間
のない案内が得られる。図6に布平面20から遊離した
切断締付け部材の位置を示す。なお刺しゅう針3は針支
え41に交換可能に保持され、この針支え41は案内に
保持されており、布平面20に対して垂直に移動し得る
ように構成されている。糸の切断が必要になると、支持
バー2が「前側」位置へ変位運動させられ、針の最後の
穿刺点が可動カッタ16の横切欠き部19にあるよう
に、布平面に密接して位置決めされる。
【0009】図5、6、7、8に締付け及び切断過程を
示す。可動カッタ16が上へ押しやられて針の軸線(穿
刺点)が横切欠き部19にくる。カッタのこの開放は、
支持バー2と切断締付け部材1が前側作動位置におかれ
る前に行われる。全てのカッタの開放即ち可動カッタ1
6の上昇運動は駆動棒7により起動される。駆動棒7の
右方向水平移動の際に、曲がりレバー8が一定の位置
で、駆動棒7の運動に加わることがロッキングピン10
によって阻止される。一方のレバーアームがロッキング
ピン10により制止されるから、曲がりレバー8は回転
中心9の周りに回転し、別の第2のアームでピン11を
上へ押しやる。ピン11は摺動片12に固着されてい
る。可動カッタ16は摺動片の溝31によって上へ移動
させられる。最後の穿刺の後に表糸が緊張し、可動カッ
タ16が駆動棒7の水平運動により下へ引かれる。この
運動によって表糸がクランプばね18の下に引張られ、
続いて可動カッタ16と固定カッタ15の切刃との共働
により切断される。平行案内17が可動カッタ16を固
定カッタ15上を正確に平行に移動させられるので、切
刃間で美麗な糸切り口を得るものである。切断された糸
は次の刺しゅう開始までクランプばね18と可動カッタ
16の間に締付けられる。支持バー2と切断締付け部材
1は再び「後側」休止位置へ移動させられる。更に刺し
ゅう作業再開のとき、支持バー2は全ての切断締付け部
材1と共に「前側」作動位置へ移動せしめられる。切断
締付け部材は布の上に直接載置する。最初のタックステ
ッチの後に可動カッタ16は上へ行き、こうしてクラン
プばね18の下に保持された糸端を開放する。切断締付
け部材1は再び「後側」休止位置へ移動する。糸切りの
ときも刺しゅう開始のときも、切断締付け部材1が布に
直接載置しているので残りの糸端が極めて短いから、事
後の工程(糸端のシャリング)は行わない。
示す。可動カッタ16が上へ押しやられて針の軸線(穿
刺点)が横切欠き部19にくる。カッタのこの開放は、
支持バー2と切断締付け部材1が前側作動位置におかれ
る前に行われる。全てのカッタの開放即ち可動カッタ1
6の上昇運動は駆動棒7により起動される。駆動棒7の
右方向水平移動の際に、曲がりレバー8が一定の位置
で、駆動棒7の運動に加わることがロッキングピン10
によって阻止される。一方のレバーアームがロッキング
ピン10により制止されるから、曲がりレバー8は回転
中心9の周りに回転し、別の第2のアームでピン11を
上へ押しやる。ピン11は摺動片12に固着されてい
る。可動カッタ16は摺動片の溝31によって上へ移動
させられる。最後の穿刺の後に表糸が緊張し、可動カッ
タ16が駆動棒7の水平運動により下へ引かれる。この
運動によって表糸がクランプばね18の下に引張られ、
続いて可動カッタ16と固定カッタ15の切刃との共働
により切断される。平行案内17が可動カッタ16を固
定カッタ15上を正確に平行に移動させられるので、切
刃間で美麗な糸切り口を得るものである。切断された糸
は次の刺しゅう開始までクランプばね18と可動カッタ
16の間に締付けられる。支持バー2と切断締付け部材
1は再び「後側」休止位置へ移動させられる。更に刺し
ゅう作業再開のとき、支持バー2は全ての切断締付け部
材1と共に「前側」作動位置へ移動せしめられる。切断
締付け部材は布の上に直接載置する。最初のタックステ
ッチの後に可動カッタ16は上へ行き、こうしてクラン
プばね18の下に保持された糸端を開放する。切断締付
け部材1は再び「後側」休止位置へ移動する。糸切りの
ときも刺しゅう開始のときも、切断締付け部材1が布に
直接載置しているので残りの糸端が極めて短いから、事
後の工程(糸端のシャリング)は行わない。
【0010】いわゆる刺しゅう点切換装置により個々の
刺しゅう点が駆動部に連結され又は駆動部から遮断され
て、作動刺しゅう点と不作動刺しゅう点の特定の組合せ
が確定される。不作動刺しゅう点では糸切りが作動して
はならない。ロッキングピン10をひっこめることによ
りこれが達成される。こうして駆動棒7の左方向又は右
方向運動の時に曲がりレバー8の一方のレバーアームが
もはや拘束されない。従って曲がりレバー8も又中心点
9の周りに回転せず、可動カッタ16はピン11によっ
て駆動されない。即ち締付け及び切断過程がこの刺しゅ
う点では行われないのである。ロッキングピン10のセ
ット又は後退は現存する刺しゅう点切換装置で又は切換
レバー14により継手13を介して行うことができる。
そのために個別の作動部材(磁石等)を設けることもで
きる。かくして刺しゅう点切換装置の切換レバー14の
操作によりロッキングピン10をセットし又はセットし
ない選択方法が、以上の説明で判明する。ロッキングピ
ンのセットとは図5、図6で図示のように、ロッキング
ピン10が穴28の中で矢印方向30の向かって左側へ
移動させられて、曲がりレバー8のスロット29に係合
することにより、曲がりレバー8と並進駆動される支持
バー2とを連結することである。前述のように曲がりレ
バー8はこの場合回転中心9の周りに旋回し得るよう
に、ガイドバー25の空欠部44に支承されている。ロ
ッキングピン10が曲がりレバー8のアームのスロット
29に係合することによって曲がりレバー8の一方のア
ームがそのスロット29により固定ガイドバー25に固
定される。こうして支持バー2が矢印方向38、39に
移動させられるときに、曲がりレバー8の旋回の中心と
なる固定旋回点が形成される。前述のようにピン11は
摺動片12に固着されており、このピンは曲がりレバー
8の対抗する旋回可能なレバー端部のスロット43に係
合する。図5に曲がりレバー8の2つの異なる旋回位置
が図示されており、駆動棒7が矢印方向38に移動する
と曲がりレバー8が固定ロッキングピン10の周りに旋
回し、同時にピン11が上へ(矢印方向21)移動させ
られ、このため摺動片12が持ち上げられ、一方摺動片
12は移動可能なカッタ16を上へ移動させることがわ
かる。
刺しゅう点が駆動部に連結され又は駆動部から遮断され
て、作動刺しゅう点と不作動刺しゅう点の特定の組合せ
が確定される。不作動刺しゅう点では糸切りが作動して
はならない。ロッキングピン10をひっこめることによ
りこれが達成される。こうして駆動棒7の左方向又は右
方向運動の時に曲がりレバー8の一方のレバーアームが
もはや拘束されない。従って曲がりレバー8も又中心点
9の周りに回転せず、可動カッタ16はピン11によっ
て駆動されない。即ち締付け及び切断過程がこの刺しゅ
う点では行われないのである。ロッキングピン10のセ
ット又は後退は現存する刺しゅう点切換装置で又は切換
レバー14により継手13を介して行うことができる。
そのために個別の作動部材(磁石等)を設けることもで
きる。かくして刺しゅう点切換装置の切換レバー14の
操作によりロッキングピン10をセットし又はセットし
ない選択方法が、以上の説明で判明する。ロッキングピ
ンのセットとは図5、図6で図示のように、ロッキング
ピン10が穴28の中で矢印方向30の向かって左側へ
移動させられて、曲がりレバー8のスロット29に係合
することにより、曲がりレバー8と並進駆動される支持
バー2とを連結することである。前述のように曲がりレ
バー8はこの場合回転中心9の周りに旋回し得るよう
に、ガイドバー25の空欠部44に支承されている。ロ
ッキングピン10が曲がりレバー8のアームのスロット
29に係合することによって曲がりレバー8の一方のア
ームがそのスロット29により固定ガイドバー25に固
定される。こうして支持バー2が矢印方向38、39に
移動させられるときに、曲がりレバー8の旋回の中心と
なる固定旋回点が形成される。前述のようにピン11は
摺動片12に固着されており、このピンは曲がりレバー
8の対抗する旋回可能なレバー端部のスロット43に係
合する。図5に曲がりレバー8の2つの異なる旋回位置
が図示されており、駆動棒7が矢印方向38に移動する
と曲がりレバー8が固定ロッキングピン10の周りに旋
回し、同時にピン11が上へ(矢印方向21)移動させ
られ、このため摺動片12が持ち上げられ、一方摺動片
12は移動可能なカッタ16を上へ移動させることがわ
かる。
【0011】このようにして本発明に基づく構成配列に
おいては、3つの機能が区別される。即ち、 1.作動及び不作動刺しゅう点の選択機構。 この選択機構は切換レバー14とロッキングピン10を
操作するスライダ13とを介して行われる。 2.カッタの開放運動。この運動で摺動片12が前述の
矢印方向21に移動させられ、可動カッタ16が図7及
び図8の位置に置かれる。 3.共通の支持バー2に配列された全ての切断締付け部
材の平行四辺形状の移動と、布平面20の方向及びその
逆方向の矢印方向23、24又は38、39の旋回運動
の重ねあわせ。 駆動棒7は電磁、空気又は液圧駆動装置により移動方向
38、39に並進駆動される。この並進駆動は図面に詳
しく示さないが、当業者の良く知るところである。前述
の説明では全ての切断締付け部材が共通の駆動棒7によ
って一斉に操作されることを述べた。然し乍ら、上記の
駆動棒7の代わりに各個別切断締付け部材の個別駆動装
置を設けることは本発明の範囲内にあり、同じく発明の
本質をなすものとして請求の対象となる。その場合駆動
棒7は、操作部が摺動片12に直接取り付けられてお
り、これを矢印方向21、22に移動する適当な作動部
材で代替される。前述の説明では切断締付け部材1が布
平面20への平行四辺形状送り及び引き離し運動を遂行
することが要点であった。それは休止位置で切断締付け
部材1が布平面から引き離されているという利点をもた
らす。別の構成では、より簡単な構造で、切断締付け部
材の布平面への送り込み引き離し運動の代わりに、切断
締付け部材が常に布平面20の近傍にあって引き離し運
動が行われないようにした。その場合この構成は機械的
に構造が一層簡単であり、同じく発明課題を解決するも
のである。さらに本発明の別の実施例によれば、U字形
に成形したガイドバー25の空欠部で駆動棒7を縦移動
方向に案内することが可能となる。又更に別の実施例で
は、駆動棒7を支持バー2に沿って縦移動可能に案内す
るようにした。その場合はガイドバー25での案内がな
い。図9は別の実施例を図示するものである。駆動棒7
の水平縦運動が駆動棒7の歯部を介して可動カッタ16
へ伝達され、その際5個の支承された歯車45が摺動片
12の歯と噛み合い、これにより駆動棒の運動が垂直締
付け及び切断運動に変換されることが示されている。
おいては、3つの機能が区別される。即ち、 1.作動及び不作動刺しゅう点の選択機構。 この選択機構は切換レバー14とロッキングピン10を
操作するスライダ13とを介して行われる。 2.カッタの開放運動。この運動で摺動片12が前述の
矢印方向21に移動させられ、可動カッタ16が図7及
び図8の位置に置かれる。 3.共通の支持バー2に配列された全ての切断締付け部
材の平行四辺形状の移動と、布平面20の方向及びその
逆方向の矢印方向23、24又は38、39の旋回運動
の重ねあわせ。 駆動棒7は電磁、空気又は液圧駆動装置により移動方向
38、39に並進駆動される。この並進駆動は図面に詳
しく示さないが、当業者の良く知るところである。前述
の説明では全ての切断締付け部材が共通の駆動棒7によ
って一斉に操作されることを述べた。然し乍ら、上記の
駆動棒7の代わりに各個別切断締付け部材の個別駆動装
置を設けることは本発明の範囲内にあり、同じく発明の
本質をなすものとして請求の対象となる。その場合駆動
棒7は、操作部が摺動片12に直接取り付けられてお
り、これを矢印方向21、22に移動する適当な作動部
材で代替される。前述の説明では切断締付け部材1が布
平面20への平行四辺形状送り及び引き離し運動を遂行
することが要点であった。それは休止位置で切断締付け
部材1が布平面から引き離されているという利点をもた
らす。別の構成では、より簡単な構造で、切断締付け部
材の布平面への送り込み引き離し運動の代わりに、切断
締付け部材が常に布平面20の近傍にあって引き離し運
動が行われないようにした。その場合この構成は機械的
に構造が一層簡単であり、同じく発明課題を解決するも
のである。さらに本発明の別の実施例によれば、U字形
に成形したガイドバー25の空欠部で駆動棒7を縦移動
方向に案内することが可能となる。又更に別の実施例で
は、駆動棒7を支持バー2に沿って縦移動可能に案内す
るようにした。その場合はガイドバー25での案内がな
い。図9は別の実施例を図示するものである。駆動棒7
の水平縦運動が駆動棒7の歯部を介して可動カッタ16
へ伝達され、その際5個の支承された歯車45が摺動片
12の歯と噛み合い、これにより駆動棒の運動が垂直締
付け及び切断運動に変換されることが示されている。
【0012】
【発明の効果】本発明は、能動的に操作される切断締付
け装置を布平面からはなれた休止位置から刺しゅう布の
近傍の作動位置へ支持バーによって運ぶことができ、逆
に再び休止位置へ復帰移動するこができることである。
それによって休止位置で切断締付け部材が布から引き離
され、布と衝突することがなく、一方切断位置で切断締
付け部材が上布に接し、このため極めて短い糸端が布に
残るだけであるという利点がある。全ての締付け部材が
1本のバーに固定されているから単一の、できれば連続
するロッドで全ての締付け部材を操作することができ
る。従って小さな設備費とそれに応じて製造費及び保守
費の低減を計ることができる。支持バーは布平面に垂直
な平面で旋回運動として構成された平行四辺形運動を行
う。この平行四辺形運動により、休止位置から布に向か
って移送されると同時に刺しゅう針の穿刺点方向へ接近
運動が行われるという効果を呈するものである。
け装置を布平面からはなれた休止位置から刺しゅう布の
近傍の作動位置へ支持バーによって運ぶことができ、逆
に再び休止位置へ復帰移動するこができることである。
それによって休止位置で切断締付け部材が布から引き離
され、布と衝突することがなく、一方切断位置で切断締
付け部材が上布に接し、このため極めて短い糸端が布に
残るだけであるという利点がある。全ての締付け部材が
1本のバーに固定されているから単一の、できれば連続
するロッドで全ての締付け部材を操作することができ
る。従って小さな設備費とそれに応じて製造費及び保守
費の低減を計ることができる。支持バーは布平面に垂直
な平面で旋回運動として構成された平行四辺形運動を行
う。この平行四辺形運動により、休止位置から布に向か
って移送されると同時に刺しゅう針の穿刺点方向へ接近
運動が行われるという効果を呈するものである。
【図1】本発明に係る表糸切断締付け部材を採用した刺
しゅう機の部分平面図。
しゅう機の部分平面図。
【図2】図1の背面図。
【図3】支持バーの運動の経過を示す略線平面図。
【図4】表糸切断締付け部材の運動経過を示す略線平面
図。
図。
【図5】支持バーの前側、後側の2つの位置を示す略線
部分図。
部分図。
【図6】図5をb−bの方向に見た断面図。
【図7】表糸切断締付け部材の正面図。
【図8】図7の側面図。
【図9】可動カッタと歯車伝動装置の略線平面図。
1 切断締付け部材 2 支持バー 3 刺しゅう針 4 針作動位置の間隔 5 支持バーの旋回中心 6 支持バーの旋回レバー 7 駆動棒 8 曲がりレバー 9 曲がりレバーの回転中心 10 ロッキングピン 11 可動カッタのピン 12 可動カッタのための摺動片 13 刺しゅう点切換用スライダ 14 刺しゅう点切換装置の切換レバー 15 固定カッタ 16 可動カッタ 17 平行案内 18 クランプばね 19 横切欠き部 20 布平面 21 矢印 22 矢印 23 矢印 24 矢印 25 ガイドバー 26 支持バー2のホルダー 27 カバー 28 穴 29 スロット 30 矢印 31 溝 32 折曲片 33 糸 34 針穴 35 糸端 36 切刃(固定) 37 切刃(可動) 38 矢印 39 矢印 40 保持ピン 41 針支え 42 糸端 43 スロット 44 空欠部 45 歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘンツ ユルク スイス共和国 アムリスヴィル/テーゲー ツェーハー−8580 フライエシトラーセ 15アー
Claims (22)
- 【請求項1】 多数の能動的に操作される切断部材を共
通の支持バーに、針作動位置の間隔で固定し、単数個又
は複数個の列に多数配列された針を有する刺しゅう機の
表糸切断締付け装置において、多数の能動的に操作され
る締付け部材(1)を共通の支持バー(2)に針作動位
置の間隔(4)で固定したことを特徴とする切断締付け
装置。 - 【請求項2】 上記の能動的に操作される切断締付け部
材(1)とその支持バー(2)を休止位置から刺しゅう
布の近傍及び針(3)の穿刺点の近傍の作動位置へ、又
作動位置より逆に休止位置へ復帰移動することが出来る
ことを特徴とする請求項1に記載の切断締付け装置。 - 【請求項3】 すべての切断締付け部材(1)の切断器
具と締付け器具が機械的に連結された共通の駆動部(駆
動棒7)によって操作されることを特徴とする請求項2
に記載の切断締付け装置。 - 【請求項4】 切断及び締付け器具が切断締付け部材
(1)ごとに配設された作動部材(磁石、空気シリン
ダ)により操作されることを特徴とする請求項1又は2
に記載の切断締付け装置。 - 【請求項5】 選択機構によって特定の切断締付け部材
(1)だけが切断締付け器具の共通の駆動部(7)と連
結されることを特徴とする上記請求項1ないし4のいず
れ1つに記載の切断締付け装置。 - 【請求項6】 選択機構によって特定の作動部材だけが
操作されることを特徴とする請求項4に記載の切断締付
け装置。 - 【請求項7】 切断締付け部材(1)が個別に、部材全
体としてたやすく交換できるように支持バー(2)に固
定されていることを特徴とする請求項1ないし6のいず
れか1つに記載の切断締付け装置。 - 【請求項8】 支持バー(2)が2個以上の旋回点
(5)で旋回し得るように固定され、支持バー(2)に
固定した切断締付け部材(1)が支持バー(2)の平行
四辺形状の移動で刺しゅう布に沿って、同時に針穿刺点
の近傍に導かれ、そこから再び逆に休止位置へ導かれる
ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記
載の切断締付け装置。 - 【請求項9】 支持バー(2)が機械の全長にわたって
別々の標準モジュール部分に分割され、これらの標準モ
ジュール部分を個別に組立て、支承し、移動することが
出来ることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1
つに記載の切断締付け装置。 - 【請求項10】 切断締付け部材(1)が常に刺しゅう
布に密接し、且つ支持バー(2)が切断締付け部材
(1)を布平面(20)に平行に針穿刺区域に、またこ
の区域から外へ移動させるよに構成されていることを特
徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載の切断
締付け装置。 - 【請求項11】 切断締付け部材の共通の駆動部が駆動
棒(7)からなり、駆動棒(7)が固定ガイドバー(2
5)の空欠部の中で支持バー(2)と平行に縦移動自在
に案内されることを特徴とする請求項1、2又は3に記
載の切断締付け装置。 - 【請求項12】 駆動棒(7)が支持バー(2)に沿っ
て案内されることを特徴とする請求項1ないし10のい
ずれか1つに記載の切断締付け装置 - 【請求項13】 駆動棒(7)がそれぞれ独自の駆動部
を持つ部分に分割されていることを特徴とする請求項1
ないし12のいずれか1つに記載の切断締付け装置。 - 【請求項14】 駆動棒(7)の水平上下運動が駆動棒
(7)の歯、5個の支承された歯車(45)及び可動カ
ッタ(12)の歯によって垂直締付け切断運動に変換さ
れることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1
つに記載の切断締付け装置。 - 【請求項15】 駆動棒(7)の水平運動の可動カッタ
(16)の垂直運動への変換が、駆動棒(7)に沿って
回転可能な双腕曲がりレバー(8)によって行われ、曲
がりレバー(8)の一方のアームがロッキングピン(1
0)によって保持され、曲がりレバー(8)が駆動棒
(7)の移動により回転運動を行い、可動カッタ(1
6)に固定したピン(11)を介して、可動カッタ(1
6)の垂直移動を行わせることを特徴とする請求項1な
いし14のいずれか1つに記載の切断締付け装置。 - 【請求項16】 曲がりレバー(8)の一方のアームが
もはや保持されず、このため曲がりレバー(8)の回転
運動が行われず、切断締付け部材(1)に沿って可動カ
ッタ(16)の垂直運動も行われないように、曲がりレ
バー(8)の一方のアームを保持するロッキングピン
(10)をその軸方向に移動させることが出来ることを
特徴とする請求項1ないし15のいずれが1つに記載の
切断締付け装置。 - 【請求項17】 ロッキングピン(10)の軸方向調整
運動が電磁石若しくは空気又は液圧シリンダによって得
られることを特徴とする請求項1ないし16のいずれか
1つに記載の切断締付け装置。 - 【請求項18】 ロッキングピン(10)の軸方向調整
運動が刺しゅう点切換装置から取りだされることを特徴
とする請求項1ないし17のいずれか1つに記載の切断
締付け装置。 - 【請求項19】 切断締付け装置が一方では支持バー
(2)に固定された固定カッタ(15)、他方では共通
の駆動棒(7)により駆動されて2つのカッタ(15、
16)の縦軸で垂直切断及び締付け運動を遂行する可動
カッタ(16)からなることを特徴とする請求項1ない
し18のいずれか1つに記載の切断締付け装置 - 【請求項20】 可動カッタ(16)が固定カッタ(1
5)に沿って案内されることを特徴とする請求項1ない
し19のいずれか1つに記載の切断締付け装置。 - 【請求項21】 固定カッタ(15)に固定されたクラ
ンプばね(18)が可動カッタ(16)を押圧し、切断
操作の際に刺しゅう糸(33)がカッタ運動により締付
け区域であるばね端部35に引き込まれることを特徴と
する請求項1ないし20のいずれか1つに記載の切断締
付け装置 - 【請求項22】 ステッチから出る上糸(33)が切断
締付け部材(1)の区域に来るように、切断締付け部材
(1)を横から針穿刺区域に運ぶことが出来るように、
可動カッタ(16)が横切欠き部(19)を有すること
を特徴とする請求項1ないし21のいずれか1つに記載
の切断締付け装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4300846A DE4300846A1 (de) | 1993-01-15 | 1993-01-15 | Schneide- und Klemmeinrichtung für Vordergarn für Stickmaschinen |
| DE4300846.1 | 1993-01-15 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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