JPH0748887A - 建屋の壁構造 - Google Patents
建屋の壁構造Info
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- JPH0748887A JPH0748887A JP21506493A JP21506493A JPH0748887A JP H0748887 A JPH0748887 A JP H0748887A JP 21506493 A JP21506493 A JP 21506493A JP 21506493 A JP21506493 A JP 21506493A JP H0748887 A JPH0748887 A JP H0748887A
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 気密性、断熱性が高く、また壁の厚さに対応
して形成できる断熱層を備えた建屋の壁構造を提供す
る。 【構成】 建屋を構成する躯体2には、液密の断熱層形
成空間9が画成してある。断熱層形成空間9は、躯体2
の内側面に展着した伸縮性を有するシート5と、シート
5の上に互いに隙間を存して配列し、躯体2に固着した
複数枚の野地板6、6、・・・と、躯体2の外側面に固
着した複数枚のボード8、8、・・・とから形成してあ
る。野地板6、6の隙間に臨むシート5に形成した充填
孔を介して断熱層形成空間9内に発泡性断熱剤を充填、
発泡させることにより、断熱層11が形成してある。
して形成できる断熱層を備えた建屋の壁構造を提供す
る。 【構成】 建屋を構成する躯体2には、液密の断熱層形
成空間9が画成してある。断熱層形成空間9は、躯体2
の内側面に展着した伸縮性を有するシート5と、シート
5の上に互いに隙間を存して配列し、躯体2に固着した
複数枚の野地板6、6、・・・と、躯体2の外側面に固
着した複数枚のボード8、8、・・・とから形成してあ
る。野地板6、6の隙間に臨むシート5に形成した充填
孔を介して断熱層形成空間9内に発泡性断熱剤を充填、
発泡させることにより、断熱層11が形成してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば住宅等の建屋を
構成する壁の内部に断熱層を形成した建屋の壁構造に関
する。
構成する壁の内部に断熱層を形成した建屋の壁構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅環境の質が求められるように
なり、また1992年に省エネルギー等の関係で断熱基
準が改定されたこともあって、より高断熱高気密構造の
住宅が望まれるようになった。このため、躯体内の内
外壁空間に厚さ100〜200mm位のマット状のグラ
スウール等の断熱材を充填した構造、躯体の壁面に厚
さ50mmのポリスチレンフォーム板を側に隙間なく配
設した構造、躯体をポリスチレンフォームの中に一体
に形成したパネルを用いた構造、躯体の片面に下地材
を固定し、その裏面に10〜50mmのウレタンフォー
ム層を現場吹き付けによって形成した構造等が提供され
ている。
なり、また1992年に省エネルギー等の関係で断熱基
準が改定されたこともあって、より高断熱高気密構造の
住宅が望まれるようになった。このため、躯体内の内
外壁空間に厚さ100〜200mm位のマット状のグラ
スウール等の断熱材を充填した構造、躯体の壁面に厚
さ50mmのポリスチレンフォーム板を側に隙間なく配
設した構造、躯体をポリスチレンフォームの中に一体
に形成したパネルを用いた構造、躯体の片面に下地材
を固定し、その裏面に10〜50mmのウレタンフォー
ム層を現場吹き付けによって形成した構造等が提供され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の壁構造或は工法には下記のような欠点がある。先ず、
前記の壁構造では、マット状のグラスウールを躯体と
内外壁間に形成される空間に平均に、隙間なく充填する
ことが不可能なことである。しかも、グラスウールは長
期的には結露水を吸収してヌレ雑巾化し、躯体等を腐食
する欠点がある。また、施工時はグラスウールが肌に接
触するとチクチクするという取扱い上の問題もあり、施
工能率が極めて悪く、気密性に欠ける等の弱点もある。
の壁構造或は工法には下記のような欠点がある。先ず、
前記の壁構造では、マット状のグラスウールを躯体と
内外壁間に形成される空間に平均に、隙間なく充填する
ことが不可能なことである。しかも、グラスウールは長
期的には結露水を吸収してヌレ雑巾化し、躯体等を腐食
する欠点がある。また、施工時はグラスウールが肌に接
触するとチクチクするという取扱い上の問題もあり、施
工能率が極めて悪く、気密性に欠ける等の弱点もある。
【0004】次に、前記の壁構造では、躯体の厚みが
増すばかりでなく、気密性を高めるためにプラスチック
シートを両面に介在させる必要があり、工数が膨大とな
る欠点がある。また、窓、土台、軒等との納まり部の気
密性、断熱性は全く低いものである。
増すばかりでなく、気密性を高めるためにプラスチック
シートを両面に介在させる必要があり、工数が膨大とな
る欠点がある。また、窓、土台、軒等との納まり部の気
密性、断熱性は全く低いものである。
【0005】更に、の壁構造では、パネル自体の断熱
性、気密性は極めて高いが、パネル間の接合部に極めて
隙間が多く、壁全体としての断熱性、気密性は大幅に劣
る欠点がある。これは、建物は通常5〜10mmの歪み
が生ずることによる。このため、躯体とポリウレタンフ
ォームとを一体化するにはパネルに組込む主柱、間柱等
は水分を除去して乾燥材とし、歪みを大幅に抑制する必
要があるが、乾燥工程に時間とコストが掛る欠点があ
る。
性、気密性は極めて高いが、パネル間の接合部に極めて
隙間が多く、壁全体としての断熱性、気密性は大幅に劣
る欠点がある。これは、建物は通常5〜10mmの歪み
が生ずることによる。このため、躯体とポリウレタンフ
ォームとを一体化するにはパネルに組込む主柱、間柱等
は水分を除去して乾燥材とし、歪みを大幅に抑制する必
要があるが、乾燥工程に時間とコストが掛る欠点があ
る。
【0006】また、の壁構造は、均一の厚さの断熱層
が形成できず、しかも作業雰囲気はミストで充満してい
て安全衛生上極めて悪く、材料を無駄に使用することに
なる。勿論、内装下地材を吹き付け後に装着する必要が
ある。
が形成できず、しかも作業雰囲気はミストで充満してい
て安全衛生上極めて悪く、材料を無駄に使用することに
なる。勿論、内装下地材を吹き付け後に装着する必要が
ある。
【0007】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
なされたもので、気密性、断熱性に優れており、また、
壁の厚さに対応して形成できる断熱層を備えた建屋の壁
構造を提供することを目的とする。
なされたもので、気密性、断熱性に優れており、また、
壁の厚さに対応して形成できる断熱層を備えた建屋の壁
構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために構成された本発明の手段は、建屋を構成すべく複
数本の柱材を組合せてなる躯体の一側に展着した伸縮性
を有するシートと、該シートの外面側に互いに隙間を存
して配列され、前記躯体に固着された複数枚の野地板
と、前記シートと対向して前記躯体の他側に固着した面
状壁材とから前記躯体内に液密の断熱層形成空間を画成
し、該断熱層形成空間内に発泡性断熱剤を充填、発泡さ
せて断熱層を形成したことにある。
ために構成された本発明の手段は、建屋を構成すべく複
数本の柱材を組合せてなる躯体の一側に展着した伸縮性
を有するシートと、該シートの外面側に互いに隙間を存
して配列され、前記躯体に固着された複数枚の野地板
と、前記シートと対向して前記躯体の他側に固着した面
状壁材とから前記躯体内に液密の断熱層形成空間を画成
し、該断熱層形成空間内に発泡性断熱剤を充填、発泡さ
せて断熱層を形成したことにある。
【0009】また、第2の発明の手段は、建屋を構成す
べく複数本の柱材を組合せてなる躯体の一側に着設した
一側面状壁材と、該一側面状壁材と対向して前記躯体の
他側に着設した他側面状壁材とから前記躯体内に断熱層
形成空間を画成し、前記他側面状壁材には前記断熱層形
成空間に臨む複数の開口部を隔設すると共に、該開口部
を密閉する伸縮性の透明シートを前記他側面状壁材と躯
体との間に着設し、前記複数の開口部の全部又は一部に
臨む前記透明シートに形成した注入孔を介して発泡性断
熱剤を充填、発泡させることにより、前記断熱層形成空
間内に断熱層を形成したことにある。
べく複数本の柱材を組合せてなる躯体の一側に着設した
一側面状壁材と、該一側面状壁材と対向して前記躯体の
他側に着設した他側面状壁材とから前記躯体内に断熱層
形成空間を画成し、前記他側面状壁材には前記断熱層形
成空間に臨む複数の開口部を隔設すると共に、該開口部
を密閉する伸縮性の透明シートを前記他側面状壁材と躯
体との間に着設し、前記複数の開口部の全部又は一部に
臨む前記透明シートに形成した注入孔を介して発泡性断
熱剤を充填、発泡させることにより、前記断熱層形成空
間内に断熱層を形成したことにある。
【0010】
【作用】第1の発明にあっては、野地板間の隙間からシ
ートを膨張させて発泡性断熱剤の発泡圧を逃がすことに
より、断熱層形成空間内には断熱層が密に形成されてお
り、優れた気密性、断熱性を発揮する。
ートを膨張させて発泡性断熱剤の発泡圧を逃がすことに
より、断熱層形成空間内には断熱層が密に形成されてお
り、優れた気密性、断熱性を発揮する。
【0011】また、第2の発明にあっては、面状壁材の
開口部から断熱層形成空間内を目視しつつ発泡性断熱剤
が充填、発泡されており、かつ、開口部から透明シート
が膨張することにより、断熱層形成空間内には断熱層が
密に形成されており、優れた気密性、断熱性を発揮す
る。
開口部から断熱層形成空間内を目視しつつ発泡性断熱剤
が充填、発泡されており、かつ、開口部から透明シート
が膨張することにより、断熱層形成空間内には断熱層が
密に形成されており、優れた気密性、断熱性を発揮す
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例に係る建屋の壁構造を
図面に基づき詳述する。図1乃至図3は第1の実施例を
示す。図において、1は家屋等の建屋の土台、2は該建
屋を構成する躯体を示し、該躯体2は主柱3、間柱4及
び図示しない桁を木造軸組工法によって構成してある。
図面に基づき詳述する。図1乃至図3は第1の実施例を
示す。図において、1は家屋等の建屋の土台、2は該建
屋を構成する躯体を示し、該躯体2は主柱3、間柱4及
び図示しない桁を木造軸組工法によって構成してある。
【0013】5は前記主柱3及び間柱4の内側面に取着
することにより前記躯体2の内側面に展着したシートを
示す。該シート5には伸縮性、液密性、防湿性を有し、
かつ、後述する発泡性断熱剤の流動性を良くして均一な
発泡が可能な材料、例えばポリエチレンシート、ポリウ
レタンシート、ポリエステルシート、塩化ビニールシー
ト、不織布シート、複合繊維樹脂シート、フッソ樹脂シ
ート、ガラス繊維シート、紙シート、アルミシートの1
種もしくはこれらの1種以上を積層したものを用いると
よい。
することにより前記躯体2の内側面に展着したシートを
示す。該シート5には伸縮性、液密性、防湿性を有し、
かつ、後述する発泡性断熱剤の流動性を良くして均一な
発泡が可能な材料、例えばポリエチレンシート、ポリウ
レタンシート、ポリエステルシート、塩化ビニールシー
ト、不織布シート、複合繊維樹脂シート、フッソ樹脂シ
ート、ガラス繊維シート、紙シート、アルミシートの1
種もしくはこれらの1種以上を積層したものを用いると
よい。
【0014】6、6、・・・は前記シート5の外面側に
位置して躯体2に固設した複数枚の野地板を示し、該野
地板6、6、・・・は躯体2の高さ方向に所定間隔離間
して配設することにより、隣接する野地板6、6間には
所定幅tの隙間7、7、・・・を形成してある。
位置して躯体2に固設した複数枚の野地板を示し、該野
地板6、6、・・・は躯体2の高さ方向に所定間隔離間
して配設することにより、隣接する野地板6、6間には
所定幅tの隙間7、7、・・・を形成してある。
【0015】他方、8は主柱3及び間柱4の他側面に固
着することにより、躯体2の外側に張設した面状壁材と
してのボードを示す。該ボード8には発泡性断熱剤の発
泡圧に対する強度性を有し、しかも壁材として備えるべ
き施工容易性、断熱性、防湿性、調湿性、防音性を有す
る材料、例えばシージングインシュレーションボード、
木毛セメント板、木片セメント板、インシュレーション
ボード、コルク板、石膏ボード、ケイ酸カルシュウム
板、パーライト板を用いるとよい。
着することにより、躯体2の外側に張設した面状壁材と
してのボードを示す。該ボード8には発泡性断熱剤の発
泡圧に対する強度性を有し、しかも壁材として備えるべ
き施工容易性、断熱性、防湿性、調湿性、防音性を有す
る材料、例えばシージングインシュレーションボード、
木毛セメント板、木片セメント板、インシュレーション
ボード、コルク板、石膏ボード、ケイ酸カルシュウム
板、パーライト板を用いるとよい。
【0016】かくして、本実施例の躯体2には外側面が
野地板6、6で覆われた内側のシート5と外側のボード
8とによって液密の断熱層形成空間9が画成してあり、
隙間7、7、・・・に位置してシート5には該断熱層形
成空間9に連通する充填孔10、10、・・・が形成し
てある。
野地板6、6で覆われた内側のシート5と外側のボード
8とによって液密の断熱層形成空間9が画成してあり、
隙間7、7、・・・に位置してシート5には該断熱層形
成空間9に連通する充填孔10、10、・・・が形成し
てある。
【0017】11は前記断熱層形成空間9に形成した断
熱層を示す。該断熱層11は充填孔10、10、・・・
からノズルAを介して断熱層形成空間9に発泡性断熱剤
を充填し、発泡させたものからなり、各隙間7からシー
ト5を野地板6の板厚程度外側に膨張させた状態で断熱
層形成空間9内に均一に、かつ密な状態に形成されてい
る。
熱層を示す。該断熱層11は充填孔10、10、・・・
からノズルAを介して断熱層形成空間9に発泡性断熱剤
を充填し、発泡させたものからなり、各隙間7からシー
ト5を野地板6の板厚程度外側に膨張させた状態で断熱
層形成空間9内に均一に、かつ密な状態に形成されてい
る。
【0018】ここで、断熱層11を形成する発泡性断熱
剤12には、現場発泡型のポリウレタンフォーム、ポリ
イソシアネレートフォーム、フェノールフォーム、ポリ
ウレアフォーム尿素フォームとこれらの変形型、もしく
は一部難燃剤(水酸化アルミニウム、ポリリン酸アンモ
ニウム等)を添加したフォーム等を用いる。
剤12には、現場発泡型のポリウレタンフォーム、ポリ
イソシアネレートフォーム、フェノールフォーム、ポリ
ウレアフォーム尿素フォームとこれらの変形型、もしく
は一部難燃剤(水酸化アルミニウム、ポリリン酸アンモ
ニウム等)を添加したフォーム等を用いる。
【0019】本実施例の壁構造は上述の構成からなる
が、次に、その施工方法について説明する。まず、土台
1の上に躯体2を立設する。躯体2は公知の本造軸組工
法により組立てるものであるから、その詳細は省略す
る。
が、次に、その施工方法について説明する。まず、土台
1の上に躯体2を立設する。躯体2は公知の本造軸組工
法により組立てるものであるから、その詳細は省略す
る。
【0020】次に、主柱3と主柱3又は間柱4との間に
渡ってその一側面に釘、接着剤等の固着手段を介してシ
ート5を展着する。更に、このシート5の上に複数枚の
野地板6、6、・・・を高さ方向に所定幅tの間隔を存
して躯体2に釘で固着し、野地板6、6、・・・間に隙
間7、7、・・・を形成する。野地板6、6、・・・を
固着したら、適宜の複数の隙間7、7、・・・に位置し
てシート5に充填用ノズルAを挿入するための充填孔1
0、10、・・・を穿設する。
渡ってその一側面に釘、接着剤等の固着手段を介してシ
ート5を展着する。更に、このシート5の上に複数枚の
野地板6、6、・・・を高さ方向に所定幅tの間隔を存
して躯体2に釘で固着し、野地板6、6、・・・間に隙
間7、7、・・・を形成する。野地板6、6、・・・を
固着したら、適宜の複数の隙間7、7、・・・に位置し
てシート5に充填用ノズルAを挿入するための充填孔1
0、10、・・・を穿設する。
【0021】他方、主柱3と主柱3又は間柱4との間に
渡って、その他側面に複数枚のボード8、8、・・・を
隙間なく配列して釘着する。これにより、上、下は桁と
土台1、左右は主柱3と主柱3又は間柱4とによって囲
繞され、両側面はシート5とボード8によって囲繞され
た液密の断熱層形成空間9を形成する。
渡って、その他側面に複数枚のボード8、8、・・・を
隙間なく配列して釘着する。これにより、上、下は桁と
土台1、左右は主柱3と主柱3又は間柱4とによって囲
繞され、両側面はシート5とボード8によって囲繞され
た液密の断熱層形成空間9を形成する。
【0022】次に、前述した充填孔10、10、・・・
の内、まず下側の充填孔10から充填用ノズルAを介し
て発泡性断熱剤を充填し、一次発泡させて形成空間9に
ある程度の断熱層部を形成した後、再度発泡性断熱剤を
充填して発泡させて隙間のないように断熱層部を形成す
る。このようにして下方から上方に断熱層部を順次形成
し、形成空間9内に断熱層11を隙間なく形成する。
の内、まず下側の充填孔10から充填用ノズルAを介し
て発泡性断熱剤を充填し、一次発泡させて形成空間9に
ある程度の断熱層部を形成した後、再度発泡性断熱剤を
充填して発泡させて隙間のないように断熱層部を形成す
る。このようにして下方から上方に断熱層部を順次形成
し、形成空間9内に断熱層11を隙間なく形成する。
【0023】上述した断熱層11の形成過程において、
発泡性断熱剤の二次発泡圧は、シート5が各隙間7から
外側に膨張することにより吸収する結果、野地板6、
6、・・・の膨出による変形を防止できる。なお、各充
填孔10は発泡性断熱剤の充填後、直ちに図示しない粘
着性の密閉シールをシート5に貼着することにより、充
填孔10から発泡性断熱剤が噴き出すのを防止する。
発泡性断熱剤の二次発泡圧は、シート5が各隙間7から
外側に膨張することにより吸収する結果、野地板6、
6、・・・の膨出による変形を防止できる。なお、各充
填孔10は発泡性断熱剤の充填後、直ちに図示しない粘
着性の密閉シールをシート5に貼着することにより、充
填孔10から発泡性断熱剤が噴き出すのを防止する。
【0024】このようにして、断熱層11を形成した
ら、野地板6、6、・・・の外面側に公知の内壁材13
を着設する。他方、ボード8の外面側には断熱層11の
形成前或は形成後の適宜の時期に、例えば胴縁14を介
して外壁材15を着設する。
ら、野地板6、6、・・・の外面側に公知の内壁材13
を着設する。他方、ボード8の外面側には断熱層11の
形成前或は形成後の適宜の時期に、例えば胴縁14を介
して外壁材15を着設する。
【0025】なお、上記の構成とは逆に、野地板6、
6、・・・の外面側に胴縁14を介して外壁材15を着
設し、ボード8の外面側に内壁材13を着設する構成に
してもよい。
6、・・・の外面側に胴縁14を介して外壁材15を着
設し、ボード8の外面側に内壁材13を着設する構成に
してもよい。
【0026】次に、図4及び図5は第2の実施例を示
す。なお、前述した第1実施例の構成要素と同一の構成
要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
す。なお、前述した第1実施例の構成要素と同一の構成
要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0027】図において、21は躯体2の屋内側側面に
土台1から桁にかけて着設した液密性を有するシート
で、該シート21には第1実施例で示したシート5を用
いるとよい。22は前記シート21の外面側に位置して
躯体2に固着した面状壁材としての内側ボードで、該内
側ボード22も第1実施例で示したボード8を用いると
よい。
土台1から桁にかけて着設した液密性を有するシート
で、該シート21には第1実施例で示したシート5を用
いるとよい。22は前記シート21の外面側に位置して
躯体2に固着した面状壁材としての内側ボードで、該内
側ボード22も第1実施例で示したボード8を用いると
よい。
【0028】他方、23、23、・・・は躯体2の屋外
側側面に土台1から桁にかけて互いに隙間なく着設した
面状壁材としての複数枚の外側ボードを示し、該各外側
ボード23は前記内側ボード22と同じものを用いても
よいし、パネル合板を用いてもよい。かくして、躯体2
の屋内側と屋外側に対面して着設したボード22、23
によって躯体2には断熱層形成空間24、24、・・・
が画成してある。
側側面に土台1から桁にかけて互いに隙間なく着設した
面状壁材としての複数枚の外側ボードを示し、該各外側
ボード23は前記内側ボード22と同じものを用いても
よいし、パネル合板を用いてもよい。かくして、躯体2
の屋内側と屋外側に対面して着設したボード22、23
によって躯体2には断熱層形成空間24、24、・・・
が画成してある。
【0029】25、25、・・・は前記各断熱層形成空
間24に臨んで各外側ボード23に形成した縦長矩形状
の複数の開口部で、該各開口部25は縦方向に離間して
配設してある。
間24に臨んで各外側ボード23に形成した縦長矩形状
の複数の開口部で、該各開口部25は縦方向に離間して
配設してある。
【0030】26、26、・・・は各外側ボード23の
内面に前記縦列の開口部25、25、・・・を密閉した
状態で貼着された透明シートを示し、該透明シート26
は第1実施例で用いたシート5と同様に液密性、防湿性
を備えたものを用いるとよい。そして、前記透明シート
26には開口部25の全部又は一部に位置して充填孔2
7、27、・・・が形成してある。
内面に前記縦列の開口部25、25、・・・を密閉した
状態で貼着された透明シートを示し、該透明シート26
は第1実施例で用いたシート5と同様に液密性、防湿性
を備えたものを用いるとよい。そして、前記透明シート
26には開口部25の全部又は一部に位置して充填孔2
7、27、・・・が形成してある。
【0031】28、28、・・・は断熱層形成空間2
4、24、・・・に形成した断熱層を示す。該各断熱層
28は第1実施例の断熱層11と同様に各断熱層形成空
間24に発泡性断熱剤12を充填、発泡させて形成され
るが、各開口部25に位置する透明シート26を外側に
膨張させた状態になっている。
4、24、・・・に形成した断熱層を示す。該各断熱層
28は第1実施例の断熱層11と同様に各断熱層形成空
間24に発泡性断熱剤12を充填、発泡させて形成され
るが、各開口部25に位置する透明シート26を外側に
膨張させた状態になっている。
【0032】29、29、・・・は隣接する外側ボード
23、23の接合部位を覆うように取着された胴縁、3
0は該胴縁29の外面に断熱層28の形成後に着設した
外壁材である。
23、23の接合部位を覆うように取着された胴縁、3
0は該胴縁29の外面に断熱層28の形成後に着設した
外壁材である。
【0033】本実施例の壁構造は上述の構成からなる
が、ここで断熱層28の形成方法につて説明する。ま
ず、下方に位置する充填孔27から断熱層形成空間24
内に発泡性断熱剤12を充填し、発泡させる。この際、
充填孔27が位置する開口部25或は近傍に位置する開
口部25から断熱層形成空間24内を覗いて発泡状態、
断熱層の形成状態を視認しながら充填作業を行う。以
下、下方から上方の充填孔27へと充填作業を移動しな
がら、上述と同様にして発泡状態、断熱層の形成状態の
視認を行う。
が、ここで断熱層28の形成方法につて説明する。ま
ず、下方に位置する充填孔27から断熱層形成空間24
内に発泡性断熱剤12を充填し、発泡させる。この際、
充填孔27が位置する開口部25或は近傍に位置する開
口部25から断熱層形成空間24内を覗いて発泡状態、
断熱層の形成状態を視認しながら充填作業を行う。以
下、下方から上方の充填孔27へと充填作業を移動しな
がら、上述と同様にして発泡状態、断熱層の形成状態の
視認を行う。
【0034】また、発泡性断熱剤12の二次発泡圧は、
開口部25を密閉する透明シート26が開口部25内か
ら外側に向けて膨張することにより吸収する。
開口部25を密閉する透明シート26が開口部25内か
ら外側に向けて膨張することにより吸収する。
【0035】かくして、本実施例によれば躯体2の屋外
側側面に着設する外側ボード23に開口部25を形成
し、該開口部25を密閉する透明シート26に充填孔2
7を形成して発泡性断熱剤12を充填、発泡させる構成
にしたから、充填孔27から誤って発泡性断熱剤12が
吹き出しても屋内を汚す事態を避けることができる。
側側面に着設する外側ボード23に開口部25を形成
し、該開口部25を密閉する透明シート26に充填孔2
7を形成して発泡性断熱剤12を充填、発泡させる構成
にしたから、充填孔27から誤って発泡性断熱剤12が
吹き出しても屋内を汚す事態を避けることができる。
【0036】また、透明シート26は帯状に形成し、予
め工場内で各外側ボード23の内面に着設することによ
り、現場での着設工事を不要にでき、壁形成作業全体の
能率向上を図ることができる。
め工場内で各外側ボード23の内面に着設することによ
り、現場での着設工事を不要にでき、壁形成作業全体の
能率向上を図ることができる。
【0037】更に、各開口部25は透明シート26で密
閉したから、断熱層形成空間24内を視認することが可
能であり、発泡状態、断熱層の形成状態を見ながら発泡
性断熱剤12の注入量、注入場所を適切に判断できる。
閉したから、断熱層形成空間24内を視認することが可
能であり、発泡状態、断熱層の形成状態を見ながら発泡
性断熱剤12の注入量、注入場所を適切に判断できる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述した如く、第1及び第2の発明
によれば、躯体に形成した断熱層形成空間に発泡性断熱
剤を充填し、発泡させることによって断熱層を形成する
構成にしたから、下記(1)乃至(3)の諸効果を奏す
る。
によれば、躯体に形成した断熱層形成空間に発泡性断熱
剤を充填し、発泡させることによって断熱層を形成する
構成にしたから、下記(1)乃至(3)の諸効果を奏す
る。
【0039】(1)断熱層は断熱層形成空間内に隙間な
く密に形成されるから、従来のグラスウール充填構造、
ポリスチレンフォーム板敷設構造、パネルユニット構造
と比較して優れた気密性、断熱性を得ることができる。
く密に形成されるから、従来のグラスウール充填構造、
ポリスチレンフォーム板敷設構造、パネルユニット構造
と比較して優れた気密性、断熱性を得ることができる。
【0040】(2)断熱層は建屋によって異なる壁の厚
さに応じた断熱層形成空間にも形成できるから、逆に壁
の厚さを自由に設計することができる。
さに応じた断熱層形成空間にも形成できるから、逆に壁
の厚さを自由に設計することができる。
【0041】(3)断熱層は断熱層形成空間内に発泡性
断熱剤を充填し、発泡させるだけで形成できるから、断
熱層形成作業も容易であるし、断熱剤が外部に飛散する
こともないから極めて安全であるし、衛生的である。
断熱剤を充填し、発泡させるだけで形成できるから、断
熱層形成作業も容易であるし、断熱剤が外部に飛散する
こともないから極めて安全であるし、衛生的である。
【0042】(4)また、第1の発明によれば、野地板
間に隙間を設けることによって二次発泡圧を逃がすよう
に構成したから、壁面が膨出する現象を解消することが
でき、壁面を平坦に形成できる。
間に隙間を設けることによって二次発泡圧を逃がすよう
に構成したから、壁面が膨出する現象を解消することが
でき、壁面を平坦に形成できる。
【0043】他方、第2の発明によれば、断熱層形成空
間を画成する面状壁材に透明シートで密閉した開口部を
設ける構成にしたから、開口部を介して断熱層形成空間
内の発泡状態を目視しながら発泡性断熱剤の注入量、注
入場所を調節することができる結果、均一で高気密の断
熱層を形成することができる。
間を画成する面状壁材に透明シートで密閉した開口部を
設ける構成にしたから、開口部を介して断熱層形成空間
内の発泡状態を目視しながら発泡性断熱剤の注入量、注
入場所を調節することができる結果、均一で高気密の断
熱層を形成することができる。
【図1】図1乃至図3は本発明の第1の実施例に係り、
図1は断熱層形成空間を画成した壁構造の部分斜視図で
ある。
図1は断熱層形成空間を画成した壁構造の部分斜視図で
ある。
【図2】断熱層の形成方法を示す説明図である。
【図3】断熱層を形成した壁構造の部分斜視図である。
【図4】第2の実施例に係る壁構造の部分斜視図であ
る。
る。
【図5】壁構造を構成する面状壁材の正面図である。
2 躯体 5 シート 6 野地板 7 隙間 8 ボード 9、24 断熱層形成空間 10、27 充填孔 11、28 断熱層 12 発泡性断熱剤 22 内側ボード 23 外側ボード 25 開口部 26 透明シート
Claims (2)
- 【請求項1】 建屋を構成すべく複数本の柱材を組合せ
てなる躯体の一側に展着した伸縮性を有するシートと、
該シートの外面側に互いに隙間を存して配列され、前記
躯体に固着された複数枚の野地板と、前記シートと対向
して前記躯体の他側に固着した面状壁材とから前記躯体
に液密の断熱層形成空間を画成し、該断熱層形成空間内
に発泡性断熱剤を充填、発泡させた断熱層を形成してあ
ることを特徴とする建屋の壁構造。 - 【請求項2】 建屋を構成すべく複数本の柱材を組合せ
てなる躯体の一側に着設した一側面状壁材と、該一側面
状壁材と対向して前記躯体の他側に着設した他側面状壁
材とから前記躯体に断熱層形成空間を画成し、前記他側
面状壁材には前記断熱層形成空間に臨む複数の開口部を
隔設すると共に、該開口部を密閉する伸縮性の透明シー
トを前記他側面状壁材と躯体との間に着設し、前記複数
の開口部の全部又は一部に臨む前記透明シートに形成し
た注入孔を介して発泡性断熱剤を充填、発泡させること
により、前記断熱層形成空間内に断熱層を形成してある
ことを特徴とする建屋の壁構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21506493A JP2759245B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 建屋の壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21506493A JP2759245B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 建屋の壁構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0748887A true JPH0748887A (ja) | 1995-02-21 |
| JP2759245B2 JP2759245B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=16666160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21506493A Expired - Lifetime JP2759245B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 建屋の壁構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2759245B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11131615A (ja) * | 1997-10-28 | 1999-05-18 | Achilles Corp | 建築物の断熱壁構造 |
| JPH11210136A (ja) * | 1998-01-20 | 1999-08-03 | Oyo Kikaku:Kk | 筒状打ち込み型枠 |
| JP2001182183A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-03 | Bridgestone Corp | 断熱層の形成方法 |
| JP2015165087A (ja) * | 2014-02-08 | 2015-09-17 | 吉野石膏株式会社 | 木造外壁の耐力壁構造及びその施工方法 |
| JP2018523770A (ja) * | 2015-06-10 | 2018-08-23 | ヴァレンズエラ、リカルド ジョヴィーノ ブラボー | 現場において壁の内部を充填可能する長手方向軸に突出した構造を具備する構造壁 |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP21506493A patent/JP2759245B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11131615A (ja) * | 1997-10-28 | 1999-05-18 | Achilles Corp | 建築物の断熱壁構造 |
| JPH11210136A (ja) * | 1998-01-20 | 1999-08-03 | Oyo Kikaku:Kk | 筒状打ち込み型枠 |
| JP2001182183A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-03 | Bridgestone Corp | 断熱層の形成方法 |
| JP2015165087A (ja) * | 2014-02-08 | 2015-09-17 | 吉野石膏株式会社 | 木造外壁の耐力壁構造及びその施工方法 |
| JP2018523770A (ja) * | 2015-06-10 | 2018-08-23 | ヴァレンズエラ、リカルド ジョヴィーノ ブラボー | 現場において壁の内部を充填可能する長手方向軸に突出した構造を具備する構造壁 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2759245B2 (ja) | 1998-05-28 |
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