JPH074896Y2 - 樹脂成形品 - Google Patents

樹脂成形品

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JPH074896Y2
JPH074896Y2 JP6330190U JP6330190U JPH074896Y2 JP H074896 Y2 JPH074896 Y2 JP H074896Y2 JP 6330190 U JP6330190 U JP 6330190U JP 6330190 U JP6330190 U JP 6330190U JP H074896 Y2 JPH074896 Y2 JP H074896Y2
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JP
Japan
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hole
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stator
resin molded
peripheral edge
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JP6330190U
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JPH0422210U (ja
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忠 安彦
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エヌオーケー株式会社
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ステータまたはカムシャフトを例とする樹脂
成形品の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来から、第7図および第8図に示すように、樹脂材製
のステータ本体(1)を有し、前記ステータ本体(1)
と外環(2)との間に羽根(3)部分を設けたステータ
が知られている。ステータ本体(1)は筒部(4)の軸
方向一端近傍に内径方向へ向けて環状のプレート部
(5)を形成し、前記プレート部(5)の外側端面
(6)に複数(図では7本)の溝(7)を放射状に形成
している。このステータは自動変速機の内部に回転自在
に装着され、羽根(3)の回転に伴うポンプ作用によっ
て変速機内部の油に流れを生じさせる。油の大部分は羽
根(3)を通過して矢示A方向に循環するが、若干量の
油が矢示B方向に流れてワンウェイクラッチとシャフト
(ともに図示せず)との噛合部を潤滑する。プレート部
(5)に設けた溝(7)はこのB方向の流れをガイドす
るためのものである。このステータは筒部(4)の内周
にワンウェイクラッチ(図示せず)を取り付けられ、前
記クラッチを介して軸支される。したがって前記クラッ
チを適宜潤滑する必要があり、このため、プレート部
(5)にその厚さ方向に貫通する孔(8)が形成されて
いる。孔(8)は開口形状を真円として溝(7)の底面
に開口し、前記B方向の流れの一部をC方向に分岐させ
ている。前記ステータ本体(1)は金型をつかって射出
成形され、金型のキャビティ内に予め突起を形成して該
突起によりプレート部(5)に孔(8)を形成する。デ
ィスクゲート構造を例にとるとステータ本体(1)は第
9図に示すように初めスプル部(9)付きの成形品とし
て成形され、成型後に内径の独楽状部(10)を切除して
環状体に仕上げられる。成形時、樹脂材料は同図に矢示
するようにスプルからキャビティに入り、該キャビティ
内を外径方向へ向けて放射状に流動する。
〔考案が解決しようとする課題〕
ステータ本体(1)は一般にフェノール樹脂によって成
形され、高温雰囲気に晒された場合、大きな熱収縮を生
じる問題がある。このため本願考案者らは先に筒部
(4)の内周にワンウェイクラッチのアウターレース
(11)をインサートしてステータ本体(1)の熱収縮を
抑えることを検討したが、このようにすると、プレート
部(5)に大きな応力が生じて該応力が特に孔(8)部
分に集中するため、孔(8)の周縁にクラックが発生す
る問題がある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は以上の点に鑑み、前記ステータ本体に例示され
る樹脂成形品にクラックが発生するのを防止することを
目的とするもので、この目的を達成するため、第1請求
項に示すように、プレート部を有し、前記プレート部に
その厚さ方向に貫通する孔を形成し、前記孔の近傍にウ
エルド部および応力集中部が設定される樹脂成形品にお
いて、前記孔の前記ウエルド部に近い部分に円弧状の周
縁部を設け、前記円弧状周縁部の両脇に、前記円弧状周
縁部より小さな曲率に設定され前記応力集中部を生じさ
せる円弧状の側部周縁部を設けることとした。また本考
案は第2請求項に示すように、前記孔に代えてプレート
部に切欠を形成した樹脂成形品にも適用することができ
る。
〔作用〕
上記従来技術において、孔(8)の周縁にクラックが発
生し易かったのは、ウェルド部と応力集中部とが同じ位
置に重なって機械的強度が脆弱な部分(ウェルド部)に
応力が集中していたからである。第10図に示すようにウ
ェルド部(12)はキャビティ内における樹脂材料の流れ
において樹脂材料が突起によって二手に分かれ、突起の
下流側で合流する該合流部に設定され、一旦、分断され
た樹脂材料が完全に分断前の状態に戻らないことから機
械的強度が小さくなる。このウェルド部(12)は前記し
た樹脂材料の流れ(第9図)からプレート部(5)にお
いて孔(8)の外径側に設定される。ステータ本体
(1)にワンウェイクラッチのアウターレース(11)を
インサートしてステータ本体(1)の内径方向への熱収
縮を強制的に抑え込むと、第10図のように孔(8)の外
径部に内部応力が集中し、この応力集中部(13)と前記
ウェルド部(12)とが互いに重なることから該部にクラ
ックが発生していた。
これに対して、本考案は孔(8)の形状に工夫を凝らし
てウェルド部(12)と応力集中部(13)とを互いに異な
る位置に配置するようにしたものである。
孔(8)の形状と該孔(8)の周縁に発生する応力とに
は孔(8)の半径が大きいほど最大応力が小さいという
相関関係があり、孔(8)の周縁に局部的に曲率(半
径)の小さな部分を設けると該部分の縁辺に応力集中部
(13)を移動させることが可能である。本考案はこの知
見に基づいて、孔(8)のウェルド部(12)に近い部分
に円弧状周縁部を設けるとともにこの円弧状周縁部の両
脇に該円弧状周縁部より曲率の小さな円弧状周縁部を設
け、後者周縁部に応力を集中させようにした。これによ
りウェルド部(12)と応力集中部(13)とを互いにずら
して両者の重なりによるクラックの発生を防止する。孔
(8)に代えプレート部(5)に切欠を形成する場合も
同様である。本考案は前記ステータ本体(1)のように
ワンウェイクラッチのアウターレース(11)のインサー
トにより孔(8)に応力が集中する成形品をはじめ樹脂
材の経時変化により孔に応力が集中する成形品などに広
く適用することが可能である。
〔実施例〕
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明すると、
第1図は前記従来技術に係る第10図に対応して樹脂製の
ステータ本体(1)の要部を示し、孔(8)の、ウェル
ド部(12)に近い部分に円弧状の周縁部(14)が設けら
れ、この円弧状周縁部(14)の両脇に該円弧状周縁部
(14)より小さな曲率に設定されてその縁辺に応力集中
部(13)を生じさせる円弧状の側部周縁部(15)が設け
られ、ウェルド部(12)と応力集中部(13)とが互いに
ずらされている。周縁部(14)の半径(R)と側部周縁
部(15)の半径(r)とはその比率を特に限定されるも
のではないが、本件考案者らが行なった耐久試験からす
るとR/r≧2が好ましい。
第3図ないし第5図は、本考案の構造をプレート部
(5)の内径縁に所要数の切欠(16)を形成したステー
タに適用した例を示している。切欠(16)は孔(8)に
代わって油の一部をワンウェイクラッチに流すものであ
って、プレート部(5)における溝(7)以外の厚肉部
に設置されてこれ自体クラックを発生しにくいようにな
っているが、本考案の構造を加えることによりクラック
の発生防止に一層大きな効果がある。因に、この切欠
(16)を備えるステータ本体(1)は第6図に示すよう
に、孔(8)を備えたステータ本体(1)と同様の方法
によって形成され、製品形状は異なるものの孔(8)付
きのステータと同様に考えられるものである。
〔考案の効果〕
本考案の樹脂成形品は以上説明したように、孔または切
欠の周縁に発生するウェルド部と応力集中部とを互いに
異なる位置に設定するようにしたもので、孔または切欠
の周縁にクラックが発生するのを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るステータにおける孔の開
口形状と樹脂材料の流れを示す説明図、第2図は第1図
の部分拡大図、第3図は本考案の他の実施例に係るステ
ータの正面図、第4図は同ステータの部分断面図、第5
図は同ステータの部分拡大図、第6図は同ステータの成
形過程を示す断面図、第7図は従来例に係るステータの
正面図、第8図は同ステータの断面図、第9図は同ステ
ータの成形過程(ディスクゲートの場合)を示す断面
図、第10図は同ステータにおける孔の開口形状と樹脂材
料の流れを示す説明図である。 (1)…ステータ本体、(2)…外環、(3)…羽根 (4)…筒部、(5)…プレート部、(6)…外側端面 (7)…溝、(8)…孔、(9)…スプル部 (10)…独楽状部 (11)…ワンウェイクラッチのアウターレース (12)…ウェルド部、(13)…応力集中部 (14)…円弧状周縁部、(15)…側部周縁部 (16)…切欠

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレート部(5)を有し、前記プレート部
    (5)にその厚さ方向に貫通する孔(8)を形成し、前
    記孔(8)の近傍にウェルド部(12)および応力集中部
    (13)が設定される樹脂成形品において、前記孔(8)
    の前記ウェルド部(12)に近い部分に円弧状の周縁部
    (14)を設け、前記円弧状周縁部(14)の両脇に、前記
    円弧状周縁部(14)より小さな曲率に設定され前記応力
    集中部(13)を生じさせる円弧状の側部周縁部(15)を
    設けたことを特徴とする樹脂成形品。
  2. 【請求項2】前記孔(8)に代えて、前記プレート部
    (5)に切欠(16)を形成したことを特徴とする第1項
    記載の樹脂成形品。
JP6330190U 1990-06-15 1990-06-15 樹脂成形品 Expired - Lifetime JPH074896Y2 (ja)

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JP6330190U JPH074896Y2 (ja) 1990-06-15 1990-06-15 樹脂成形品

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JP6330190U JPH074896Y2 (ja) 1990-06-15 1990-06-15 樹脂成形品

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JPH0422210U JPH0422210U (ja) 1992-02-25
JPH074896Y2 true JPH074896Y2 (ja) 1995-02-08

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JP7176498B2 (ja) * 2019-10-25 2022-11-22 株式会社デンソー 樹脂成形体

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