JPH1078103A - ステータ - Google Patents
ステータInfo
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- JPH1078103A JPH1078103A JP25089096A JP25089096A JPH1078103A JP H1078103 A JPH1078103 A JP H1078103A JP 25089096 A JP25089096 A JP 25089096A JP 25089096 A JP25089096 A JP 25089096A JP H1078103 A JPH1078103 A JP H1078103A
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Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 筒状部1の一端またはその近傍に内周方向へ
向けて環状のプレート部2を一体成形し、筒状部1の内
周側に環状の金具3をインサート成形により一体的に保
持し、プレート部2の反金具側端面2aに溝部4を放射
状に設け、プレート部2に軸方向に貫通する孔部5を設
けた樹脂製のステータについて、樹脂が収縮してもプレ
ート部2にクラックが発生することがなく、もって耐久
性に優れたステータを提供する。 【解決手段】 孔部5を溝部4の円周方向両側位置に設
け、孔部5の外周寄り部分5aを金具3により裏側から
閉塞するとともに孔部5の内周寄り部分5bを金具3の
内周側に配置して軸方向に開放した。
向けて環状のプレート部2を一体成形し、筒状部1の内
周側に環状の金具3をインサート成形により一体的に保
持し、プレート部2の反金具側端面2aに溝部4を放射
状に設け、プレート部2に軸方向に貫通する孔部5を設
けた樹脂製のステータについて、樹脂が収縮してもプレ
ート部2にクラックが発生することがなく、もって耐久
性に優れたステータを提供する。 【解決手段】 孔部5を溝部4の円周方向両側位置に設
け、孔部5の外周寄り部分5aを金具3により裏側から
閉塞するとともに孔部5の内周寄り部分5bを金具3の
内周側に配置して軸方向に開放した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用オートマ
ティックトランスミッションのトルクコンバータ等に用
いられるステータに関する。
ティックトランスミッションのトルクコンバータ等に用
いられるステータに関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂製のステータには一般に、要求され
る寸法精度を確保するとともにステータのロック時にお
けるワンウェイクラッチからの径方向負荷を支持する剛
性を確保する必要から、環状の金具が補強材としてイン
サート成形により一体的に保持されている。
る寸法精度を確保するとともにステータのロック時にお
けるワンウェイクラッチからの径方向負荷を支持する剛
性を確保する必要から、環状の金具が補強材としてイン
サート成形により一体的に保持されている。
【0003】図6および図7はこの種の、環状の金具を
インサート成形により一体的に保持した樹脂製のステー
タの従来例を示しており、以下のように構成されてい
る。
インサート成形により一体的に保持した樹脂製のステー
タの従来例を示しており、以下のように構成されてい
る。
【0004】すなわち、筒状部21の軸方向一端(図7
において左端)またはその近傍に内周方向へ向けて環状
のプレート部22が一体成形され、筒状部21の内周側
に環状の金具23であるワンウェイクラッチのアウター
レースがインサート成形により一体的に保持され、プレ
ート部22の反金具側端面22aに潤滑油導入用の溝部
24が所要数放射状に設けられ(図6において四等
配)、また各溝部24に一つずつ、同じく潤滑油導入用
の孔部25がプレート部22を軸方向に貫通するように
設けられている。
において左端)またはその近傍に内周方向へ向けて環状
のプレート部22が一体成形され、筒状部21の内周側
に環状の金具23であるワンウェイクラッチのアウター
レースがインサート成形により一体的に保持され、プレ
ート部22の反金具側端面22aに潤滑油導入用の溝部
24が所要数放射状に設けられ(図6において四等
配)、また各溝部24に一つずつ、同じく潤滑油導入用
の孔部25がプレート部22を軸方向に貫通するように
設けられている。
【0005】しかしながらこのステータにおいては、各
孔部25の外周側に、樹脂の強度が比較的弱い部分が形
成されているために、以下の問題が生じている。
孔部25の外周側に、樹脂の強度が比較的弱い部分が形
成されているために、以下の問題が生じている。
【0006】すなわち、成形時または雰囲気温度の高温
時に発生する樹脂の収縮現象によってプレート部22に
大きな残留応力が発生することがあり、これに対して上
記したように各孔部25の外周側に樹脂の強度が比較的
弱い部分が形成されているために、この部分に応力が集
中し、よってこれを原因として、図7に示したように孔
部25の外周側にクラック26が発生することがある。
時に発生する樹脂の収縮現象によってプレート部22に
大きな残留応力が発生することがあり、これに対して上
記したように各孔部25の外周側に樹脂の強度が比較的
弱い部分が形成されているために、この部分に応力が集
中し、よってこれを原因として、図7に示したように孔
部25の外周側にクラック26が発生することがある。
【0007】孔部25はその開口形状を円形に形成され
るとともに金具23の内周側に配置されて、円形の全部
において軸方向に開放されている。またこの孔部25の
外周側に樹脂の強度が比較的弱い部分が形成されるの
は、以下の理由からである。
るとともに金具23の内周側に配置されて、円形の全部
において軸方向に開放されている。またこの孔部25の
外周側に樹脂の強度が比較的弱い部分が形成されるの
は、以下の理由からである。
【0008】すなわち、当該ステータの成形過程におい
て、孔部25を形成するために金型のキャビティにピン
が立てられ、このピンの内周側にディスクゲートが配置
される。したがってこのディスクゲートから成形材料が
注入されると成形材料が放射状に広がるように流れる
が、途中にピンが立てられているために、成形材料の流
れがピンにより一旦二手に分けられ、その後、ピンの外
周側で合流する。しかしながら樹脂には一旦分断される
と、その後に合流しても機械的強度が元の強さに戻らな
い性質があり、よってこの合流部に機械的強度が弱いウ
ェルド部が形成され、しかもこのウェルド部がプレート
部のうち比較的薄肉の溝部に形成されるために、ここに
上記した樹脂の機械的強度が比較的弱い部分が形成され
る。
て、孔部25を形成するために金型のキャビティにピン
が立てられ、このピンの内周側にディスクゲートが配置
される。したがってこのディスクゲートから成形材料が
注入されると成形材料が放射状に広がるように流れる
が、途中にピンが立てられているために、成形材料の流
れがピンにより一旦二手に分けられ、その後、ピンの外
周側で合流する。しかしながら樹脂には一旦分断される
と、その後に合流しても機械的強度が元の強さに戻らな
い性質があり、よってこの合流部に機械的強度が弱いウ
ェルド部が形成され、しかもこのウェルド部がプレート
部のうち比較的薄肉の溝部に形成されるために、ここに
上記した樹脂の機械的強度が比較的弱い部分が形成され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、樹脂が収縮してもプレート部にクラックが発生する
ことがなく、もって耐久性に優れた樹脂製のステータを
提供することを目的とする。
み、樹脂が収縮してもプレート部にクラックが発生する
ことがなく、もって耐久性に優れた樹脂製のステータを
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のステータは、筒状部の軸方向一端またはそ
の近傍に内周方向へ向けて環状のプレート部を一体成形
し、前記筒状部の内周側に環状の金具をインサート成形
により一体的に保持し、前記プレート部の反金具側端面
に所要数の溝部を放射状に設け、前記プレート部に軸方
向に貫通する所要数の孔部を設けた樹脂製のステータに
おいて、前記孔部を前記溝部の円周方向両側位置に設
け、前記孔部の外周寄り部分を前記金具により裏側から
閉塞するとともに、前記孔部の内周寄り部分を前記金具
の内周側に配置して軸方向に開放することにした。
め、本発明のステータは、筒状部の軸方向一端またはそ
の近傍に内周方向へ向けて環状のプレート部を一体成形
し、前記筒状部の内周側に環状の金具をインサート成形
により一体的に保持し、前記プレート部の反金具側端面
に所要数の溝部を放射状に設け、前記プレート部に軸方
向に貫通する所要数の孔部を設けた樹脂製のステータに
おいて、前記孔部を前記溝部の円周方向両側位置に設
け、前記孔部の外周寄り部分を前記金具により裏側から
閉塞するとともに、前記孔部の内周寄り部分を前記金具
の内周側に配置して軸方向に開放することにした。
【0011】上記構成を備えた本発明のステータのよう
に、孔部が溝部の円周方向両側位置に設けられている
と、この孔部がプレート部のうち比較的「厚肉」の溝部
以外の部分(後記する実施形態における厚肉部)に設け
られ、これに伴ってこの孔部の外周側に形成されるウェ
ルド部も、同じくプレート部のうち比較的「厚肉」の溝
部以外の部分に設けられることになる。したがって従来
のようにウェルド部がプレート部のうち比較的薄肉の溝
部に設けられる場合と比較して、樹脂の機械的強度を高
めることが可能となる。
に、孔部が溝部の円周方向両側位置に設けられている
と、この孔部がプレート部のうち比較的「厚肉」の溝部
以外の部分(後記する実施形態における厚肉部)に設け
られ、これに伴ってこの孔部の外周側に形成されるウェ
ルド部も、同じくプレート部のうち比較的「厚肉」の溝
部以外の部分に設けられることになる。したがって従来
のようにウェルド部がプレート部のうち比較的薄肉の溝
部に設けられる場合と比較して、樹脂の機械的強度を高
めることが可能となる。
【0012】また孔部の外周側に形成されるウェルド部
は、上記したように成形材料の流れが孔部形成用のピン
の外周側で合流することから、孔部の外周側において孔
部の円周方向中心線近傍に放射状の線として形成される
のが一般である。したがって孔部の円周方向長さを大き
く設定すればするほどウェルド部を溝部から離れた位置
に形成することが可能であるが、孔部の円周方向長さを
大きく設定すると、どうしても孔部の開口面積が大きく
なり過ぎて、潤滑油の供給に関して供給過多の弊害を生
じる虞がある。この供給過多の弊害は具体的には、ステ
ータのロックアップ時に油圧が逃げてしまい、よってス
テータの性能に良くない影響が及ぼされることである。
は、上記したように成形材料の流れが孔部形成用のピン
の外周側で合流することから、孔部の外周側において孔
部の円周方向中心線近傍に放射状の線として形成される
のが一般である。したがって孔部の円周方向長さを大き
く設定すればするほどウェルド部を溝部から離れた位置
に形成することが可能であるが、孔部の円周方向長さを
大きく設定すると、どうしても孔部の開口面積が大きく
なり過ぎて、潤滑油の供給に関して供給過多の弊害を生
じる虞がある。この供給過多の弊害は具体的には、ステ
ータのロックアップ時に油圧が逃げてしまい、よってス
テータの性能に良くない影響が及ぼされることである。
【0013】そこで本発明では、孔部の外周寄り部分を
金具により裏側から閉塞するとともに孔部の内周寄り部
分を金具の内周側に配置して軸方向に開放することに
し、これにより孔部の円周方向長さを大きく設定しても
孔部の開口面積を実質的に減らすことができるようにし
た。したがって本発明によれば、孔部の円周方向長さを
大きく設定することによりウェルド部を溝部から離れた
位置に形成することが可能であり、しかもそれにも拘ら
ず孔部の開口面積を実質的に減らすことができるため
に、上記した潤滑油供給過多の弊害が生じるのを防止す
ることが可能となる。
金具により裏側から閉塞するとともに孔部の内周寄り部
分を金具の内周側に配置して軸方向に開放することに
し、これにより孔部の円周方向長さを大きく設定しても
孔部の開口面積を実質的に減らすことができるようにし
た。したがって本発明によれば、孔部の円周方向長さを
大きく設定することによりウェルド部を溝部から離れた
位置に形成することが可能であり、しかもそれにも拘ら
ず孔部の開口面積を実質的に減らすことができるため
に、上記した潤滑油供給過多の弊害が生じるのを防止す
ることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。
したがって説明する。
【0015】図1ないし図3に示すように、当該実施形
態に係るステータは、フェノール樹脂を成形材料とし
て、筒状部(内周筒部とも称する)1の軸方向一端(図
2において右端)またはその近傍に内周方向へ向けて環
状のプレート部2を一体成形し、筒状部1の内周側に環
状の金具3であるワンウェイクラッチのアウターレース
をインサート成形により一体的に保持し、プレート部2
の反金具側端面2aに潤滑油導入用の溝部4を所要数放
射状に設けたものであって(図1において三等配)、更
に以下の構成を備えている点に特徴を有している。尚、
各図において、符号3aは金具3の内周面、3bは金具
3の外周面を示している。
態に係るステータは、フェノール樹脂を成形材料とし
て、筒状部(内周筒部とも称する)1の軸方向一端(図
2において右端)またはその近傍に内周方向へ向けて環
状のプレート部2を一体成形し、筒状部1の内周側に環
状の金具3であるワンウェイクラッチのアウターレース
をインサート成形により一体的に保持し、プレート部2
の反金具側端面2aに潤滑油導入用の溝部4を所要数放
射状に設けたものであって(図1において三等配)、更
に以下の構成を備えている点に特徴を有している。尚、
各図において、符号3aは金具3の内周面、3bは金具
3の外周面を示している。
【0016】すなわち、各溝部4の円周方向両側位置
に、プレート部2を軸方向に貫通する一対の孔部5が溝
部4を挾んで対称的に設けられており、各孔部5がその
開口形状を略L字形に形成され、各孔部5の外周寄り部
分5aが金具3の端面によって裏側(プレート部2の金
具側端面側)から閉塞されるとともに、各孔部5の内周
寄り部分5bが金具3の内周側に配置されて軸方向に開
放せしめられている。
に、プレート部2を軸方向に貫通する一対の孔部5が溝
部4を挾んで対称的に設けられており、各孔部5がその
開口形状を略L字形に形成され、各孔部5の外周寄り部
分5aが金具3の端面によって裏側(プレート部2の金
具側端面側)から閉塞されるとともに、各孔部5の内周
寄り部分5bが金具3の内周側に配置されて軸方向に開
放せしめられている。
【0017】各孔部5のL字形状は、溝部4と平行な縦
線部5cと、この縦線部5cの外周側端部を起点として
溝部4から離れる方向に延長された横線部5dとの組み
合わせからなっている。溝部4の幅は、孔部5の内周側
で比較的広く(w1 )、孔部5の外周側で比較的狭くな
っており(w2 )、内周側の幅広部4aの縁辺4bと孔
部5の縦線部5cの外側縁辺5eとが同一直線上に配置
され、外周側の幅狭部4cの縁辺4dと孔部5の縦線部
5cの内側縁辺5fとが同一直線上に配置されている。
またこの結果として、孔部5の縦線部5cの内周側は比
較的薄肉の溝部4であり、これに対して孔部5の外周側
および横線部5dの内周側にはそれぞれ溝部4以外の厚
肉部6が位置している。また図示したように、各孔部5
の横線部5dの外側縁辺5gが金具3の外周面3bの直
ぐ近くに配置されている。
線部5cと、この縦線部5cの外周側端部を起点として
溝部4から離れる方向に延長された横線部5dとの組み
合わせからなっている。溝部4の幅は、孔部5の内周側
で比較的広く(w1 )、孔部5の外周側で比較的狭くな
っており(w2 )、内周側の幅広部4aの縁辺4bと孔
部5の縦線部5cの外側縁辺5eとが同一直線上に配置
され、外周側の幅狭部4cの縁辺4dと孔部5の縦線部
5cの内側縁辺5fとが同一直線上に配置されている。
またこの結果として、孔部5の縦線部5cの内周側は比
較的薄肉の溝部4であり、これに対して孔部5の外周側
および横線部5dの内周側にはそれぞれ溝部4以外の厚
肉部6が位置している。また図示したように、各孔部5
の横線部5dの外側縁辺5gが金具3の外周面3bの直
ぐ近くに配置されている。
【0018】また筒状部1の外周側にはブレード部7が
一体成形されており、更にこのブレード部7の外周側に
外周筒部8が一体成形されている。
一体成形されており、更にこのブレード部7の外周側に
外周筒部8が一体成形されている。
【0019】上記構成を備えたステータにおいては、孔
部5が溝部4の円周方向両側位置に設けられているため
に、図3に示したように、孔部5の外周側において孔部
5の円周方向中心線9近傍に放射状の線として形成され
るウェルド部10が、薄肉の溝部4ではなく、孔部5の
外周側の厚肉部6に形成される。したがってこのウェル
ド部10と薄肉の溝部4とが互いに異なる位置に配置さ
れるために、従来のようにウェルド部と薄肉の溝部とが
重なる場合と比較して、樹脂の機械的強度を高めること
ができる。
部5が溝部4の円周方向両側位置に設けられているため
に、図3に示したように、孔部5の外周側において孔部
5の円周方向中心線9近傍に放射状の線として形成され
るウェルド部10が、薄肉の溝部4ではなく、孔部5の
外周側の厚肉部6に形成される。したがってこのウェル
ド部10と薄肉の溝部4とが互いに異なる位置に配置さ
れるために、従来のようにウェルド部と薄肉の溝部とが
重なる場合と比較して、樹脂の機械的強度を高めること
ができる。
【0020】またウェルド部10が薄肉の溝部4の直ぐ
隣でなく、溝部4から或る程度離れた位置に形成される
ために、これによっても樹脂の機械的強度を高めること
ができる。ウェルド部10が溝部4の直ぐ隣でなく溝部
4から或る程度離れた位置に形成されるのは、孔部5が
略L字形に形成されていて、その円周方向中心線9が溝
部4から或る程度離れた位置に配置されているからであ
る。
隣でなく、溝部4から或る程度離れた位置に形成される
ために、これによっても樹脂の機械的強度を高めること
ができる。ウェルド部10が溝部4の直ぐ隣でなく溝部
4から或る程度離れた位置に形成されるのは、孔部5が
略L字形に形成されていて、その円周方向中心線9が溝
部4から或る程度離れた位置に配置されているからであ
る。
【0021】また孔部5の横線部5dの外側縁辺5gが
金具3の外周面3bの直ぐ近くに配置されているため
に、ウェルド部10がこの金具3の外周面3bの直ぐ近
くに形成され、ここはもともと従来から、金具3による
補強によって機械的強度が高いところである。
金具3の外周面3bの直ぐ近くに配置されているため
に、ウェルド部10がこの金具3の外周面3bの直ぐ近
くに形成され、ここはもともと従来から、金具3による
補強によって機械的強度が高いところである。
【0022】また一本の溝部4の両側に一対の孔部5が
設けられているために、溝部4の数に比べて孔部5の数
が多く、よってプレート部2に発生する応力を分散する
ことができる。
設けられているために、溝部4の数に比べて孔部5の数
が多く、よってプレート部2に発生する応力を分散する
ことができる。
【0023】したがってこれらのことからプレート部2
にクラックが発生するのを有効に防止することができ、
耐久性に優れた樹脂製のステータを提供することができ
る。
にクラックが発生するのを有効に防止することができ、
耐久性に優れた樹脂製のステータを提供することができ
る。
【0024】また孔部5が略L字形に形成されている
と、その開口面積が大き過ぎて上記したように潤滑油供
給過多の弊害を生じることが懸念されるが、このステー
タによれば、孔部5の外周寄り部分5aが金具3により
裏側から閉塞されるとともに孔部5の内周寄り部分5b
が金具3の内周側に配置されて軸方向に開放せしめられ
ているために、潤滑油の通路としての孔部5の開口面積
は限定されていて其程広くない。したがって上記した潤
滑油供給過多の弊害が生じるのを未然に防止することが
できる。
と、その開口面積が大き過ぎて上記したように潤滑油供
給過多の弊害を生じることが懸念されるが、このステー
タによれば、孔部5の外周寄り部分5aが金具3により
裏側から閉塞されるとともに孔部5の内周寄り部分5b
が金具3の内周側に配置されて軸方向に開放せしめられ
ているために、潤滑油の通路としての孔部5の開口面積
は限定されていて其程広くない。したがって上記した潤
滑油供給過多の弊害が生じるのを未然に防止することが
できる。
【0025】またこの効果は、潤滑油の通路としての孔
部5の開口面積が限定されれば孔部5の開口形状がL字
形でなくても、奏することが可能である。図4および図
5はそれぞれ孔部5の開口形状を異ならせた他の例を示
しており、それぞれ横線部5dの内周側に開口面積拡大
部5hが形成されているが、潤滑油の通路としての開口
面積の大きさ、すなわち内周寄り部分5bの開口面積は
図3のものと同じに設定されている。
部5の開口面積が限定されれば孔部5の開口形状がL字
形でなくても、奏することが可能である。図4および図
5はそれぞれ孔部5の開口形状を異ならせた他の例を示
しており、それぞれ横線部5dの内周側に開口面積拡大
部5hが形成されているが、潤滑油の通路としての開口
面積の大きさ、すなわち内周寄り部分5bの開口面積は
図3のものと同じに設定されている。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0027】すなわち、上記構成を備えた本発明のステ
ータにおいては、孔部が溝部の円周方向両側位置に設け
られているために、この孔部がプレート部のうち比較的
「厚肉」の溝部以外の部分に設けられ、これに伴ってこ
の孔部の外周側に形成されるウェルド部も、同じくプレ
ート部のうち比較的「厚肉」の溝部以外の部分に設けら
れる。したがって従来のようにウェルド部がプレート部
のうち比較的薄肉の溝部に設けられる場合と比較して、
樹脂の機械的強度を高めることができる。また一本の溝
部の両側に孔部が設けられているために、孔部の数が多
く、よってプレート部に発生する応力を分散することが
できる。したがってこれらのことからプレート部にクラ
ックが発生するのを有効に防止することができ、耐久性
に優れた樹脂製のステータを提供することができる。
ータにおいては、孔部が溝部の円周方向両側位置に設け
られているために、この孔部がプレート部のうち比較的
「厚肉」の溝部以外の部分に設けられ、これに伴ってこ
の孔部の外周側に形成されるウェルド部も、同じくプレ
ート部のうち比較的「厚肉」の溝部以外の部分に設けら
れる。したがって従来のようにウェルド部がプレート部
のうち比較的薄肉の溝部に設けられる場合と比較して、
樹脂の機械的強度を高めることができる。また一本の溝
部の両側に孔部が設けられているために、孔部の数が多
く、よってプレート部に発生する応力を分散することが
できる。したがってこれらのことからプレート部にクラ
ックが発生するのを有効に防止することができ、耐久性
に優れた樹脂製のステータを提供することができる。
【0028】またこれに加えて、孔部の外周寄り部分が
金具により裏側から閉塞されるとともに孔部の内周寄り
部分が金具の内周側に配置されて軸方向に開放せしめら
れているために、潤滑油の通路としての孔部の開口面積
が限定されていて其程広くない。したがって潤滑油供給
過多の弊害が生じるのを未然に防止し、具体的にはステ
ータのロックアップ時に油圧が逃げるのを防止すること
ができる。
金具により裏側から閉塞されるとともに孔部の内周寄り
部分が金具の内周側に配置されて軸方向に開放せしめら
れているために、潤滑油の通路としての孔部の開口面積
が限定されていて其程広くない。したがって潤滑油供給
過多の弊害が生じるのを未然に防止し、具体的にはステ
ータのロックアップ時に油圧が逃げるのを防止すること
ができる。
【図1】本発明の実施形態に係るステータの正面図
【図2】図1におけるA−B−C−O−A線拡大断面図
【図3】図1の要部拡大図
【図4】孔部の開口形状の他の例を示すステータの要部
正面図
正面図
【図5】孔部の開口形状の他の例を示すステータの要部
正面図
正面図
【図6】従来例に係るステータの正面図
【図7】図6におけるD−O−D線断面図
1 筒状部 2 プレート部 2a 反金具側端面 3 金具 3a 内周面 3b 外周面 4 溝部 4a 幅広部 4b,4d,5e,5f,5g 縁辺 4c 幅狭部 5 孔部 5a 外周寄り部分 5b 内周寄り部分 5c 縦線部 5d 横線部 5h 開口面積拡大部 6 厚肉部 7 ブレード部 8 外周筒部 9 円周方向中心線 10 ウェルド部
Claims (1)
- 【請求項1】 筒状部(1)の軸方向一端またはその近
傍に内周方向へ向けて環状のプレート部(2)を一体成
形し、前記筒状部(1)の内周側に環状の金具(3)を
インサート成形により一体的に保持し、前記プレート部
(2)の反金具側端面(2a)に所要数の溝部(4)を
放射状に設け、前記プレート部(2)に軸方向に貫通す
る所要数の孔部(5)を設けた樹脂製のステータにおい
て、 前記孔部(5)を前記溝部(4)の円周方向両側位置に
設け、 前記孔部(5)の外周寄り部分(5a)を前記金具
(3)により裏側から閉塞するとともに、前記孔部
(5)の内周寄り部分(5b)を前記金具(3)の内周
側に配置して軸方向に開放したことを特徴とするステー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25089096A JPH1078103A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | ステータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25089096A JPH1078103A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | ステータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1078103A true JPH1078103A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=17214552
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25089096A Withdrawn JPH1078103A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | ステータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1078103A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002340050A (ja) * | 2001-05-14 | 2002-11-27 | Nsk Warner Kk | ラチェット型ワンウェイクラッチ及びラチェット型ワンウェイクラッチを用いたステータ |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP25089096A patent/JPH1078103A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002340050A (ja) * | 2001-05-14 | 2002-11-27 | Nsk Warner Kk | ラチェット型ワンウェイクラッチ及びラチェット型ワンウェイクラッチを用いたステータ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |