JPH0748971Y2 - エンジンの排気サイレンサー - Google Patents
エンジンの排気サイレンサーInfo
- Publication number
- JPH0748971Y2 JPH0748971Y2 JP1989083225U JP8322589U JPH0748971Y2 JP H0748971 Y2 JPH0748971 Y2 JP H0748971Y2 JP 1989083225 U JP1989083225 U JP 1989083225U JP 8322589 U JP8322589 U JP 8322589U JP H0748971 Y2 JPH0748971 Y2 JP H0748971Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- exhaust
- pipes
- silencer body
- silencer
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はエンジンの排気サイレンサーに関し、特にサイ
レンサー本体内の水抜き対策に関するものである。
レンサー本体内の水抜き対策に関するものである。
(従来の技術) 従来、エンジンの排気サイレンサーとして、例えば実公
昭47−2991号公報に開示されるように、サイレンサー本
体に、インレットパイプとアウトレットパイプとを接続
し、排気をインレットパイプからサイレンサー本体内に
導入し、該サイレンサー本体内で排気を膨張させて排気
音を消すようにしたものが知られている。このもので
は、上記アウトレットパイプに水抜きパイプを貫通させ
て設け、該水抜きパイプの一端をアウトレットパイプの
略中心線上し位置させ、他端をサイレンサー本体の底部
に位置させて、水抜きパイプが排気流を受けて発揮する
吸出し効果によってサイレンサー本体の底部に溜まった
排気凝縮水をアウトレットパイプに吸上げ、排気と共に
サイレンサー本体外に排出するようにし、このことによ
りサイレンサー本体の内部腐蝕れる止するようにしてい
る。
昭47−2991号公報に開示されるように、サイレンサー本
体に、インレットパイプとアウトレットパイプとを接続
し、排気をインレットパイプからサイレンサー本体内に
導入し、該サイレンサー本体内で排気を膨張させて排気
音を消すようにしたものが知られている。このもので
は、上記アウトレットパイプに水抜きパイプを貫通させ
て設け、該水抜きパイプの一端をアウトレットパイプの
略中心線上し位置させ、他端をサイレンサー本体の底部
に位置させて、水抜きパイプが排気流を受けて発揮する
吸出し効果によってサイレンサー本体の底部に溜まった
排気凝縮水をアウトレットパイプに吸上げ、排気と共に
サイレンサー本体外に排出するようにし、このことによ
りサイレンサー本体の内部腐蝕れる止するようにしてい
る。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記従来のものでは、例えば教習車や通勤主
体の車両に搭載されたエンジンのように主として低速域
を使用するエンジンでは、排気の流速が低いので、水抜
きパイプによる吸出し効果が十分に得られず、排水能力
が不足となる。
体の車両に搭載されたエンジンのように主として低速域
を使用するエンジンでは、排気の流速が低いので、水抜
きパイプによる吸出し効果が十分に得られず、排水能力
が不足となる。
そこで、エンジン低回転時における排水能力を向上させ
るべく、アウトレットパイプにおける水抜きパイプの端
部が位置する部分の通路面積を絞って絞り部を設け、こ
の絞り部で排気の流速を高めて水抜きパイプの吸出し効
果を高めることが考えられる。しかし、その場合、絞り
部を設けることによってアウトレットパイプの通路抵抗
が大きくなるので、エンジン高回転時には排気圧力が増
大してしまう。
るべく、アウトレットパイプにおける水抜きパイプの端
部が位置する部分の通路面積を絞って絞り部を設け、こ
の絞り部で排気の流速を高めて水抜きパイプの吸出し効
果を高めることが考えられる。しかし、その場合、絞り
部を設けることによってアウトレットパイプの通路抵抗
が大きくなるので、エンジン高回転時には排気圧力が増
大してしまう。
一方、エンジンの排気サイレンサーとしては、排気サイ
レンサーから発する騒音を出来るだけ低減したいという
要請もある。
レンサーから発する騒音を出来るだけ低減したいという
要請もある。
本考案はこのような点に着目してなされたものであり、
その目的とするところは、アウトレットパイプまわりの
排気流を運転状態に応じて変えて、排気圧力の低減およ
び騒音の低減を図りながら、エンジン全回転域で良好な
排水能力を得ることにある。
その目的とするところは、アウトレットパイプまわりの
排気流を運転状態に応じて変えて、排気圧力の低減およ
び騒音の低減を図りながら、エンジン全回転域で良好な
排水能力を得ることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案では、アウトレットパ
イプに絞り部を設けるとともに、エンジン高回転時に相
当する運転状態では、パイプの熱変形を利用して、排気
を上記絞り部をバイパスして流すようにしている。
イプに絞り部を設けるとともに、エンジン高回転時に相
当する運転状態では、パイプの熱変形を利用して、排気
を上記絞り部をバイパスして流すようにしている。
具体的に、本考案の講じた解決手段は、サイレンサー本
体に設けられ且つ該サイレンサー本体から排気を排出す
るアウトレットパイプを、少なくとも二本のパイプを重
ね合わせて設け、該重合部における各パイプに通気孔を
形成し、上記重合部よりも排気上流のパイプに絞り部を
設け、該絞り部にサイレンサー本体内の排気凝縮水を吸
いあげる水抜きパイプを接続するとともに、上記アウト
レットパイプの重合部を、パイプの熱変形により、低温
時にはパイプ同士で上記通気孔を閉塞し、高温時には各
パイプの上記通気孔同士が連通するように構成したもの
である。
体に設けられ且つ該サイレンサー本体から排気を排出す
るアウトレットパイプを、少なくとも二本のパイプを重
ね合わせて設け、該重合部における各パイプに通気孔を
形成し、上記重合部よりも排気上流のパイプに絞り部を
設け、該絞り部にサイレンサー本体内の排気凝縮水を吸
いあげる水抜きパイプを接続するとともに、上記アウト
レットパイプの重合部を、パイプの熱変形により、低温
時にはパイプ同士で上記通気孔を閉塞し、高温時には各
パイプの上記通気孔同士が連通するように構成したもの
である。
(作用) 上記の構成により、本考案では、エンジン低回転時、ア
ウトレットパイプを構成するパイプが低温であるので、
パイプ同士で通気孔を閉塞する。そのため、排気は絞り
部を通って流れ、この絞り部で排気の流速が高まって水
抜きパイプの吸出し効果が高まり、排水能力が向上す
る。すなわち、例えば教習車や通勤主体の車両に搭載さ
れたエンジンのように主として低速域を使用するエンジ
ンであっても十分な排水能力が得られる。しかも、この
ように多孔が閉塞されているので、冷間時などに異音が
発生することがなく、排気サイレンサーから発する騒音
が低減される。
ウトレットパイプを構成するパイプが低温であるので、
パイプ同士で通気孔を閉塞する。そのため、排気は絞り
部を通って流れ、この絞り部で排気の流速が高まって水
抜きパイプの吸出し効果が高まり、排水能力が向上す
る。すなわち、例えば教習車や通勤主体の車両に搭載さ
れたエンジンのように主として低速域を使用するエンジ
ンであっても十分な排水能力が得られる。しかも、この
ように多孔が閉塞されているので、冷間時などに異音が
発生することがなく、排気サイレンサーから発する騒音
が低減される。
一方、エンジン高回転時、アウトレットパイプを構成す
るパイプが高温であるので、各パイプの通気孔同士が連
通する。そのため、排気は絞り部を通るのみならず、通
気孔を介して絞り部をバイパスして流れる。よって、絞
り部により水抜きパイプの吸出し効果が高まって排水能
力が向上するとともに、絞り部をバイパスする流れによ
りアウトレットパイプの通路抵抗が小さくなり、排気圧
力が低く維持される。
るパイプが高温であるので、各パイプの通気孔同士が連
通する。そのため、排気は絞り部を通るのみならず、通
気孔を介して絞り部をバイパスして流れる。よって、絞
り部により水抜きパイプの吸出し効果が高まって排水能
力が向上するとともに、絞り部をバイパスする流れによ
りアウトレットパイプの通路抵抗が小さくなり、排気圧
力が低く維持される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は本考案の実施例に係る自動車用エ
ンジンの排気サイレンサーである。この排気サイレンサ
ーは自動車に搭載され、エンジンの排気パイプ(図示省
略)に接続されていて、排気パイプから供給される排気
の消音を行うものである。これらの図において、1はサ
イレンサー本体であって、該サイレンサー本体1は薄箱
状に形成されている。このサイレンサー本体1は、その
薄手方向(第2図の上下方向)が自動車の上下方向に一
致し、長手方向(第1図の左右方向)が自動車の前後方
向に一致するように自動車に搭載されている。上記サイ
レンサー本体内には前から順に第1〜第3の仕切壁2〜
4が互いに平行に設けられていて、これら三つの仕切壁
2〜4によってサイレンサー本体内の空間が前から順に
第1〜第4の四つの室5〜8に仕切られている。
ンジンの排気サイレンサーである。この排気サイレンサ
ーは自動車に搭載され、エンジンの排気パイプ(図示省
略)に接続されていて、排気パイプから供給される排気
の消音を行うものである。これらの図において、1はサ
イレンサー本体であって、該サイレンサー本体1は薄箱
状に形成されている。このサイレンサー本体1は、その
薄手方向(第2図の上下方向)が自動車の上下方向に一
致し、長手方向(第1図の左右方向)が自動車の前後方
向に一致するように自動車に搭載されている。上記サイ
レンサー本体内には前から順に第1〜第3の仕切壁2〜
4が互いに平行に設けられていて、これら三つの仕切壁
2〜4によってサイレンサー本体内の空間が前から順に
第1〜第4の四つの室5〜8に仕切られている。
上記サイレンサー本体1には、インレットパイプ20と、
連通パイプ30と、アウトレットパイプ40とが配設されて
いる。上記インレットパイプ20はサイレンサー本体1の
右側において前後に延びるように設けられている。該イ
ンレットパイプ20は、サイレンサー本体1の前壁1a、第
1室5および第1仕切壁2を貫いて設けられており、そ
の一端が上記排気パイプに接続され、他端が第2室6に
開口している。また、上記第2仕切壁3において、上記
インレットパイプ20に対峙する部位よりも左にずれた部
位には第1連通口9が形成されている。さらに、上記第
3仕切壁4において、上記第1連通口9に対峙する部位
よりも右にずれた部位には第2連通口10が形成されてい
る。
連通パイプ30と、アウトレットパイプ40とが配設されて
いる。上記インレットパイプ20はサイレンサー本体1の
右側において前後に延びるように設けられている。該イ
ンレットパイプ20は、サイレンサー本体1の前壁1a、第
1室5および第1仕切壁2を貫いて設けられており、そ
の一端が上記排気パイプに接続され、他端が第2室6に
開口している。また、上記第2仕切壁3において、上記
インレットパイプ20に対峙する部位よりも左にずれた部
位には第1連通口9が形成されている。さらに、上記第
3仕切壁4において、上記第1連通口9に対峙する部位
よりも右にずれた部位には第2連通口10が形成されてい
る。
また、上記連通パイプ30はサイレンサー本体1の左側に
おいて前後に延びるように設けられている。該連通パイ
プ30は、第1仕切壁2、第2室6、第2仕切壁3、第3
室7および第3仕切壁4を貫いて設けられており、その
一端が第4室8に開口し、他端が第1室5に開口してい
る。
おいて前後に延びるように設けられている。該連通パイ
プ30は、第1仕切壁2、第2室6、第2仕切壁3、第3
室7および第3仕切壁4を貫いて設けられており、その
一端が第4室8に開口し、他端が第1室5に開口してい
る。
さらに、上記アウトレットパイプ40はサイレンサー本体
1の上記連通パイプ30よりも右側において前後に延びる
ように設けられている。該アウトレットパイプ40は、第
1仕切壁2、第2室6、第2仕切壁3、第3室7、第3
仕切壁4、第4室8およびサイレンサー本体1の後壁1b
を貫いて設けられており、その一端が第1室5に開口
し、他端がサイレンサー本体1の後方に開口している。
1の上記連通パイプ30よりも右側において前後に延びる
ように設けられている。該アウトレットパイプ40は、第
1仕切壁2、第2室6、第2仕切壁3、第3室7、第3
仕切壁4、第4室8およびサイレンサー本体1の後壁1b
を貫いて設けられており、その一端が第1室5に開口
し、他端がサイレンサー本体1の後方に開口している。
よって、インレットパイプ20からサイレンサー本体1の
第2室6に導かれた排気は、この第2室6から第1連通
口9を介して第3室7に入り、この第3室7から第2連
通口10を介して第4室8に入る。更に、排気は第4室8
から連通パイプ30を介して第1室5に入り、この第1室
5からアウトレットパイプ40を介してサイレンサー本体
1の後方に出る。
第2室6に導かれた排気は、この第2室6から第1連通
口9を介して第3室7に入り、この第3室7から第2連
通口10を介して第4室8に入る。更に、排気は第4室8
から連通パイプ30を介して第1室5に入り、この第1室
5からアウトレットパイプ40を介してサイレンサー本体
1の後方に出る。
上記アウトレットパイプ40は、前側に位置するインナー
パイプ41と、後側に位置するアウターパイプ42とからな
り、アウターパイプ42の前端にインナーパイプ41の後端
を差し込んで密嵌合状態で一体化されている。このアウ
ターパイプ42とインナーパイプ41とが重ね合わさる重合
部41a,42aは上記第3室7に位置している。
パイプ41と、後側に位置するアウターパイプ42とからな
り、アウターパイプ42の前端にインナーパイプ41の後端
を差し込んで密嵌合状態で一体化されている。このアウ
ターパイプ42とインナーパイプ41とが重ね合わさる重合
部41a,42aは上記第3室7に位置している。
また、第3図に示すように、上記重合部41a,42aにおけ
るアウターパイプ42およびインナーパイプ41には、多数
の通気孔43,44がそれぞれ形成されている。そして、上
記アウトレットパイプの重合部41a,42aは、インナーパ
イプ41およびアウターパイプ42の熱変形により、低温時
にはパイプ同士で通気孔43,44を閉塞し、高温時には各
パイプの通気孔43,44同士が連通するように構成されて
いる。すなわち、インナーパイプ41は第2仕切壁3を貫
通する部分において第2仕切壁3に溶接されている。ま
た、アウターパイプ42はサイレンサー本体1の後壁1bを
貫通する部分において後壁1bに溶接されている。よっ
て、インナーパイプ41は、温度上昇に伴ない第2仕切壁
3との溶接部51を基準にして後方に向って熱変形し、一
方、アウターパイプ42は、温度上昇に伴ないサイレンサ
ー本体1の後壁1bとの溶接部52を基準にして前方に向か
って熱変形する。そして、インナーパイプ41とアウター
パイプ42とは、通気孔43,44が低温時には、第1図〜第
3図に示すように前後方向にずれて位置しパイプ同士4
1,42で通気孔43,44を閉塞するように、且つ高温時には
第4図〜第6図に示すようにパイプ41,42の熱変形によ
り、この位置ずれがなくなって各パイプ41,42の通気孔4
3,44同士が連通するように嵌合されている。
るアウターパイプ42およびインナーパイプ41には、多数
の通気孔43,44がそれぞれ形成されている。そして、上
記アウトレットパイプの重合部41a,42aは、インナーパ
イプ41およびアウターパイプ42の熱変形により、低温時
にはパイプ同士で通気孔43,44を閉塞し、高温時には各
パイプの通気孔43,44同士が連通するように構成されて
いる。すなわち、インナーパイプ41は第2仕切壁3を貫
通する部分において第2仕切壁3に溶接されている。ま
た、アウターパイプ42はサイレンサー本体1の後壁1bを
貫通する部分において後壁1bに溶接されている。よっ
て、インナーパイプ41は、温度上昇に伴ない第2仕切壁
3との溶接部51を基準にして後方に向って熱変形し、一
方、アウターパイプ42は、温度上昇に伴ないサイレンサ
ー本体1の後壁1bとの溶接部52を基準にして前方に向か
って熱変形する。そして、インナーパイプ41とアウター
パイプ42とは、通気孔43,44が低温時には、第1図〜第
3図に示すように前後方向にずれて位置しパイプ同士4
1,42で通気孔43,44を閉塞するように、且つ高温時には
第4図〜第6図に示すようにパイプ41,42の熱変形によ
り、この位置ずれがなくなって各パイプ41,42の通気孔4
3,44同士が連通するように嵌合されている。
さらに、上記重合部41a,42aよりも排気上流のインナー
パイプ41に絞り部46が設けられている。すなわち、第2
室6におけるインナーパイプ41には、通路面積を絞った
絞り部46が設けられている。そして、この絞り部46に、
サイレンサー本体内の排気凝縮水を吸いあげる水抜きパ
イプ47が接続されている。該水抜きパイプ47は、一端が
絞り部46に接続され、他端がサイレンサー本体内の底部
の位置しており、水抜きパイプ47が絞り部46において排
気流を受けて発揮する吸出し効果により、サイレンサー
本体1の底部に溜まった排気凝縮水をインナーパイプ41
に吸上げ、排気と共にサイレンサー本体外に排出するよ
うにしている。
パイプ41に絞り部46が設けられている。すなわち、第2
室6におけるインナーパイプ41には、通路面積を絞った
絞り部46が設けられている。そして、この絞り部46に、
サイレンサー本体内の排気凝縮水を吸いあげる水抜きパ
イプ47が接続されている。該水抜きパイプ47は、一端が
絞り部46に接続され、他端がサイレンサー本体内の底部
の位置しており、水抜きパイプ47が絞り部46において排
気流を受けて発揮する吸出し効果により、サイレンサー
本体1の底部に溜まった排気凝縮水をインナーパイプ41
に吸上げ、排気と共にサイレンサー本体外に排出するよ
うにしている。
次いで、上記実施例の作用を説明するに、第1図〜第3
図に示すように、エンジン低回転時、排気流が少なくて
アウトレットパイプ40が低温であるので、パイプ同士4
1,42で通気孔43,44を閉塞する。そのため、排気は絞り
部46を通って流れ、この絞り部46で排気の流速が高まっ
て水抜きパイプ47の吸出し効果が高まり、排気凝縮水の
排水能力が向上してサイレンサー本体1の内部腐蝕が防
止される。すなわち、例えば教習車や通勤主体の車両に
搭載されたエンジンのように主として低速域を使用する
エンジンであっても十分な排水能力が得られる。しか
も、このように通気孔43,44が閉塞されているので、冷
間時などに異音が発生することがなく、排気サイレンサ
ーから発する騒音が低減される。
図に示すように、エンジン低回転時、排気流が少なくて
アウトレットパイプ40が低温であるので、パイプ同士4
1,42で通気孔43,44を閉塞する。そのため、排気は絞り
部46を通って流れ、この絞り部46で排気の流速が高まっ
て水抜きパイプ47の吸出し効果が高まり、排気凝縮水の
排水能力が向上してサイレンサー本体1の内部腐蝕が防
止される。すなわち、例えば教習車や通勤主体の車両に
搭載されたエンジンのように主として低速域を使用する
エンジンであっても十分な排水能力が得られる。しか
も、このように通気孔43,44が閉塞されているので、冷
間時などに異音が発生することがなく、排気サイレンサ
ーから発する騒音が低減される。
一方、第4図〜第6図に示すように、エンジン高回転
時、アウトレットパイプ40が高温であるので、各パイプ
41,42の通気孔同士43,44が連通する。そのため、排気は
絞り部46を通るのみならず、第3室7から通気孔同士4
3,44を介して、つまり絞り部46をバイパスしてアウトレ
ットパイプ内に流れる。よって、絞り部46により水抜き
パイプ47の吸出し効果が高まり、排気凝縮水の排水能力
が向上してサイレンサー本体1の内部腐蝕が防止される
とともに、絞り部46をバイパスする流れによりアウトレ
ットパイプ40の通路抵抗が小さくなり、排気圧力が低く
維持される。
時、アウトレットパイプ40が高温であるので、各パイプ
41,42の通気孔同士43,44が連通する。そのため、排気は
絞り部46を通るのみならず、第3室7から通気孔同士4
3,44を介して、つまり絞り部46をバイパスしてアウトレ
ットパイプ内に流れる。よって、絞り部46により水抜き
パイプ47の吸出し効果が高まり、排気凝縮水の排水能力
が向上してサイレンサー本体1の内部腐蝕が防止される
とともに、絞り部46をバイパスする流れによりアウトレ
ットパイプ40の通路抵抗が小さくなり、排気圧力が低く
維持される。
尚、上記実施例ではアウトレットパイプ40をインナーパ
イプ41とアウターパイプ42との二本のパイプによって構
成したが、三本以上のパイプによって構成してもよい。
イプ41とアウターパイプ42との二本のパイプによって構
成したが、三本以上のパイプによって構成してもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案のエンジンの排気サイレン
サーによれば、アウトレットパイプを、少なくとも二本
のパイプを重ね合わせて設け、該重合部における各パイ
プに多孔を形成し、上記重合部よりも排気上流のパイプ
に絞り部を設け、該絞り部にサイレンサー本体内の排気
凝縮水を吸いあげる水抜きパイプを接続するとともに、
上記アウトレットパイプの重合部を、パイプの熱変形に
より、低温時にはパイプ同士で多孔を閉塞し、高温時に
は各パイプの多孔同士が連通するように構成したので、
エンジン低回転時における異音発生の防止およびエンジ
ン高回転時における排気圧力の低減を図りながら、エン
ジン全回転域において水抜きパイプの吸出し効果が高ま
って排気凝縮水の排水能力を向上することができる。
サーによれば、アウトレットパイプを、少なくとも二本
のパイプを重ね合わせて設け、該重合部における各パイ
プに多孔を形成し、上記重合部よりも排気上流のパイプ
に絞り部を設け、該絞り部にサイレンサー本体内の排気
凝縮水を吸いあげる水抜きパイプを接続するとともに、
上記アウトレットパイプの重合部を、パイプの熱変形に
より、低温時にはパイプ同士で多孔を閉塞し、高温時に
は各パイプの多孔同士が連通するように構成したので、
エンジン低回転時における異音発生の防止およびエンジ
ン高回転時における排気圧力の低減を図りながら、エン
ジン全回転域において水抜きパイプの吸出し効果が高ま
って排気凝縮水の排水能力を向上することができる。
図面は本考案の実施例を例示し、第1図〜第3図はエン
ジン低回転時における排気サイレンサーを示し、第1図
は排気サイレンサーの横断面図、第2図は第1図におけ
るII−II線断面図、第3図は第2図における要部拡大断
面図である。第4図〜第6図はエンジン高回転時におけ
る排気サイレンサーを示し、第4図は第1図相当図、第
5図は第2図相当図、第6図は第3図相当図である。 1…サイレンサー本体 40…アウトレットパイプ 41a…重合部 42a…重合部 43…通気孔 44…通気孔 46…絞り部 47…水抜きパイプ
ジン低回転時における排気サイレンサーを示し、第1図
は排気サイレンサーの横断面図、第2図は第1図におけ
るII−II線断面図、第3図は第2図における要部拡大断
面図である。第4図〜第6図はエンジン高回転時におけ
る排気サイレンサーを示し、第4図は第1図相当図、第
5図は第2図相当図、第6図は第3図相当図である。 1…サイレンサー本体 40…アウトレットパイプ 41a…重合部 42a…重合部 43…通気孔 44…通気孔 46…絞り部 47…水抜きパイプ
Claims (1)
- 【請求項1】サイレンサー本体に設けられ且つ該サイレ
ンサー本体から排気を排出するアウトレットパイプを、
少なくとも二本のパイプを重ね合わせて設け、該重合部
における各パイプに通気孔を形成し、上記重合部よりも
排気上流のパイプに絞り部を設け、該絞り部にサイレン
サー本体内の排気凝縮水を吸いあげる水抜きパイプを接
続するとともに、上記アウトレットパイプの重合部を、
パイプの熱変形により、低温時にはパイプ同士で上記通
気孔を閉塞し、高温時には各パイプの上記通気孔同士が
連通するように構成したことを特徴とするエンジンの排
気サイレンサー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989083225U JPH0748971Y2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | エンジンの排気サイレンサー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989083225U JPH0748971Y2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | エンジンの排気サイレンサー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0323613U JPH0323613U (ja) | 1991-03-12 |
| JPH0748971Y2 true JPH0748971Y2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=31630713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989083225U Expired - Lifetime JPH0748971Y2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | エンジンの排気サイレンサー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0748971Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4687306B2 (ja) * | 2005-07-28 | 2011-05-25 | トヨタ自動車株式会社 | 排気装置及び内燃機関 |
| JP4660311B2 (ja) * | 2005-07-29 | 2011-03-30 | 三洋電機株式会社 | エンジン排気処理装置及びエンジン駆動式ヒートポンプ装置 |
-
1989
- 1989-07-14 JP JP1989083225U patent/JPH0748971Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0323613U (ja) | 1991-03-12 |
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