JPH0749134Y2 - 自動変速機の油圧クラッチ装置 - Google Patents
自動変速機の油圧クラッチ装置Info
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- JPH0749134Y2 JPH0749134Y2 JP1987175000U JP17500087U JPH0749134Y2 JP H0749134 Y2 JPH0749134 Y2 JP H0749134Y2 JP 1987175000 U JP1987175000 U JP 1987175000U JP 17500087 U JP17500087 U JP 17500087U JP H0749134 Y2 JPH0749134 Y2 JP H0749134Y2
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 12
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 58
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 12
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 9
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- 239000002783 friction material Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D21/00—Systems comprising a plurality of actuated clutches
- F16D21/02—Systems comprising a plurality of actuated clutches for interconnecting three or more shafts or other transmission members in different ways
- F16D21/06—Systems comprising a plurality of actuated clutches for interconnecting three or more shafts or other transmission members in different ways at least two driving shafts or two driven shafts being concentric
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D25/00—Fluid-actuated clutches
- F16D25/10—Clutch systems with a plurality of fluid-actuated clutches
-
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- F16D25/00—Fluid-actuated clutches
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- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/3023—Constructional features of the final output mechanisms the final output mechanisms comprising elements moved by fluid pressure
- F16H63/3026—Constructional features of the final output mechanisms the final output mechanisms comprising elements moved by fluid pressure comprising friction clutches or brakes
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は,2個以上の油圧クラッチ装置を内蔵する自動変
速機の油圧クラッチ装置に関する。
速機の油圧クラッチ装置に関する。
〈従来の技術〉 一般に,2個以上の油圧クラッチ装置を内蔵する自動変速
機においては,一の油圧クラッチ装置の摩擦係合部を断
続制御するための一の油圧シリンダに通じる一の油路か
ら他の油圧クラッチ装置の摩擦係合部を断続するための
他の油圧シリンダに通じる他の油路へ作動油が漏れるこ
とがある。このため,例えば,他の油圧クラッチ装置が
断絶状態にある場合に,油圧差により一の油路から他の
油路へ漏洩し他の油圧シリンダ内へ流入した作動油に,
自動変速機内部部品の回転によって,遠心油圧が発生す
ることがある。この遠心油圧は,他の油圧シリンダのピ
ストンに作用し,他の油圧クラッチ装置の摩擦係合部を
接続状態にする。これにより,他の油圧クラッチ装置の
摩擦係合部において,摩擦材焼損や出力軸ロックによる
各部の損傷のような不具合が発生する。
機においては,一の油圧クラッチ装置の摩擦係合部を断
続制御するための一の油圧シリンダに通じる一の油路か
ら他の油圧クラッチ装置の摩擦係合部を断続するための
他の油圧シリンダに通じる他の油路へ作動油が漏れるこ
とがある。このため,例えば,他の油圧クラッチ装置が
断絶状態にある場合に,油圧差により一の油路から他の
油路へ漏洩し他の油圧シリンダ内へ流入した作動油に,
自動変速機内部部品の回転によって,遠心油圧が発生す
ることがある。この遠心油圧は,他の油圧シリンダのピ
ストンに作用し,他の油圧クラッチ装置の摩擦係合部を
接続状態にする。これにより,他の油圧クラッチ装置の
摩擦係合部において,摩擦材焼損や出力軸ロックによる
各部の損傷のような不具合が発生する。
上述したような油漏れと遠心油圧によってクラッチが係
合するのを防止するため,例えば,特開昭62-4932号に
よって液圧クラッチ装置が提案されている。この液圧ク
ラッチ装置は,クラッチシャフトに固定したピストンハ
ウジングの長手方向の両端に形成した1対の液圧室と,
液圧室に進退自在に嵌め込まれた1対のクラッチピスト
ンと,液圧室にクラッチ油を供給し,それぞれのクラッ
チピストンを油圧により駆動する油圧系統と,ピストン
ハウジングに1対の液圧室間を貫通するように形成され
た貫通孔と,貫通孔の途中からピストンハウジングの外
部に開口する排圧ポートと貫通孔内に摺動自在に嵌挿さ
れ一方の液圧室内に突出する端部に貫通孔の開口より大
径のフランジ部を有し他方の液圧室内に突出する端部に
貫通孔の開口より大径のプレート材を有するとともに貫
通孔の長手方向に沿って間隙部を設けたスプールと,フ
ランジ部とクラッチピストンの側端との間に介在するバ
ネ部材とを備えている。
合するのを防止するため,例えば,特開昭62-4932号に
よって液圧クラッチ装置が提案されている。この液圧ク
ラッチ装置は,クラッチシャフトに固定したピストンハ
ウジングの長手方向の両端に形成した1対の液圧室と,
液圧室に進退自在に嵌め込まれた1対のクラッチピスト
ンと,液圧室にクラッチ油を供給し,それぞれのクラッ
チピストンを油圧により駆動する油圧系統と,ピストン
ハウジングに1対の液圧室間を貫通するように形成され
た貫通孔と,貫通孔の途中からピストンハウジングの外
部に開口する排圧ポートと貫通孔内に摺動自在に嵌挿さ
れ一方の液圧室内に突出する端部に貫通孔の開口より大
径のフランジ部を有し他方の液圧室内に突出する端部に
貫通孔の開口より大径のプレート材を有するとともに貫
通孔の長手方向に沿って間隙部を設けたスプールと,フ
ランジ部とクラッチピストンの側端との間に介在するバ
ネ部材とを備えている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 特開昭62-4932号に係る液圧クラッチ装置は,軸方向に
隣り合う1対のクラッチにおいて遠心油圧によって,解
放状態にあるクラッチが係合するのを防止するものであ
り,構成上,部品点数の増加によるコストアップ,同心
状に配置された1対のクラッチ装置への適用困難性,お
よび1対のクラッチ装置を同時に解放状態または係合状
態とすることができないことなどの不具合を解消できな
い。
隣り合う1対のクラッチにおいて遠心油圧によって,解
放状態にあるクラッチが係合するのを防止するものであ
り,構成上,部品点数の増加によるコストアップ,同心
状に配置された1対のクラッチ装置への適用困難性,お
よび1対のクラッチ装置を同時に解放状態または係合状
態とすることができないことなどの不具合を解消できな
い。
したがって,本考案の目的は,これらの不具合を解消
し,解放状態にある油圧クラッチ装置がクラッチ油路よ
りの油漏れと遠心油圧とによって係合しない自動変速機
の油圧クラッチ装置を提供することである。
し,解放状態にある油圧クラッチ装置がクラッチ油路よ
りの油漏れと遠心油圧とによって係合しない自動変速機
の油圧クラッチ装置を提供することである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案の自動変速機の油圧クラッチ装置は、中央にボス
部を有する1のクラッチドラム内に少なくとも2種類の
クラッチを有し,各クラッチがそれぞれ一の油圧ピスト
ン・シリンダにより断続制御され,各油圧ピストン・シ
リンダには,ケースに固定されクラッチドラムのボス部
に同軸状に挿入されたスリーブ部材のボス部外周面に形
成され,外周面に嵌着されたシールリングで距てられ
た,それぞれ一の環状溝と,クラッチドラムに形成され
環状溝に連通するそれぞれ一の油路とを経て,オイルポ
ンプから作動油が供給される自動変速機の油圧クラッチ
装置において,環状溝の間であって,スリーブ部材のボ
ス部外周面にドレン用環状溝を設けるとともに,スリー
ブ部材のボス部に対して回転可能なクラッチドラムのボ
ス部に一端がドレン用環状溝に連絡するドレン油路を設
け,ドレン油路の他端がドレン油路の一端よりもクラッ
チドラムのボス部から径方向外方に離れた部位でクラッ
チドラムの外部に開口して配され,クラッチドラムの回
転による遠心力によって漏出油がドレン油路を経てクラ
ッチドラムの外部へ強制的に排出されることを特徴とす
る。
部を有する1のクラッチドラム内に少なくとも2種類の
クラッチを有し,各クラッチがそれぞれ一の油圧ピスト
ン・シリンダにより断続制御され,各油圧ピストン・シ
リンダには,ケースに固定されクラッチドラムのボス部
に同軸状に挿入されたスリーブ部材のボス部外周面に形
成され,外周面に嵌着されたシールリングで距てられ
た,それぞれ一の環状溝と,クラッチドラムに形成され
環状溝に連通するそれぞれ一の油路とを経て,オイルポ
ンプから作動油が供給される自動変速機の油圧クラッチ
装置において,環状溝の間であって,スリーブ部材のボ
ス部外周面にドレン用環状溝を設けるとともに,スリー
ブ部材のボス部に対して回転可能なクラッチドラムのボ
ス部に一端がドレン用環状溝に連絡するドレン油路を設
け,ドレン油路の他端がドレン油路の一端よりもクラッ
チドラムのボス部から径方向外方に離れた部位でクラッ
チドラムの外部に開口して配され,クラッチドラムの回
転による遠心力によって漏出油がドレン油路を経てクラ
ッチドラムの外部へ強制的に排出されることを特徴とす
る。
〈作用〉 各油圧ピストン・シリンダに接続する一の環状溝から漏
れた作動油は,ドレン用環状溝およびドレン油路を経て
遠心力によりクラッチドラムの外部へ排出され,他の油
圧ピストン・シリンダ内へ侵入することがない。これに
よりクラッチ油路よりの油漏れと遠心油圧とによって生
じるクラッチ係合事故が防止される。
れた作動油は,ドレン用環状溝およびドレン油路を経て
遠心力によりクラッチドラムの外部へ排出され,他の油
圧ピストン・シリンダ内へ侵入することがない。これに
よりクラッチ油路よりの油漏れと遠心油圧とによって生
じるクラッチ係合事故が防止される。
〈実施例〉 以下,図面を参照して本考案の好適な実施例について説
明する。
明する。
第1図に示されているように,自動変速機は,3列のプラ
ネタリギア1,2および3と,3種の摩擦クラッチC1,C2およ
びC3と,3種のブレーキB1,B2およびB3とを内蔵してい
る。表1に示されているように,これらの摩擦クラッチ
C1,C2およびC3とブレーキB1,B2およびB3との係合および
開放の組合せによって,前進6段後進1段の変速段の組
合せが得られる。
ネタリギア1,2および3と,3種の摩擦クラッチC1,C2およ
びC3と,3種のブレーキB1,B2およびB3とを内蔵してい
る。表1に示されているように,これらの摩擦クラッチ
C1,C2およびC3とブレーキB1,B2およびB3との係合および
開放の組合せによって,前進6段後進1段の変速段の組
合せが得られる。
また,第1図に示されているように,自動変速機は,オ
イルポンプギア7,トルクコンバータ8,油圧制御のバルブ
ボデー9,オイルポンプボデー10,ステータシャフト11,オ
イルポンプカバー12,クラッチドラム4,中間軸23,出力軸
24,フロントカバー25,入力軸27,ロックアップダンパ28,
ポンプインペラ29,タービンランナ30,ステータ31および
センタサポート32を有する。図1の装置外周部に設けら
れているケースは、上記油圧クラッチ装置の各部材を収
容する。
イルポンプギア7,トルクコンバータ8,油圧制御のバルブ
ボデー9,オイルポンプボデー10,ステータシャフト11,オ
イルポンプカバー12,クラッチドラム4,中間軸23,出力軸
24,フロントカバー25,入力軸27,ロックアップダンパ28,
ポンプインペラ29,タービンランナ30,ステータ31および
センタサポート32を有する。図1の装置外周部に設けら
れているケースは、上記油圧クラッチ装置の各部材を収
容する。
第2図に示されているように,クラッチドラム4は,そ
の中央に円筒状のボス部4aを有し,ボス部4aよりも外方
にボス部4aと同心状に配置された内筒部4bを有し,内筒
部4bよりも外方にボス部4aと同心状に配置された外筒部
4cを有する。クラッチドラム4のボス部4aはスリーブ部
材のボス部12aに挿入され、クラッチドラム4はスリー
ブ部材のボス部12aに対して回転可能であり、クラッチ
ドラム4を介して油圧クラッチ装置の入力軸27から出力
軸24にトルクが伝達される。
の中央に円筒状のボス部4aを有し,ボス部4aよりも外方
にボス部4aと同心状に配置された内筒部4bを有し,内筒
部4bよりも外方にボス部4aと同心状に配置された外筒部
4cを有する。クラッチドラム4のボス部4aはスリーブ部
材のボス部12aに挿入され、クラッチドラム4はスリー
ブ部材のボス部12aに対して回転可能であり、クラッチ
ドラム4を介して油圧クラッチ装置の入力軸27から出力
軸24にトルクが伝達される。
内筒部4bの内部に上述の摩擦クラッチC1が配置されてい
る。摩擦クラッチC1は,その多板クラッチ部1aがクラッ
チピストン1bによって係合または解放状態に制御される
ように,構成されている。クラッチピストン1bは,ほぼ
円環体形状を成し,ボス部4aと内筒部4bとの間に形成さ
れた円環状の油圧シリンダ室1c内の油圧によって駆動さ
れる。スリーブ部材は、油圧クラッチ装置のケースに固
定されステータシャフト11を覆い、スリーブ部材のボス
部12aがクラッチドラム4のボス部4aに同軸状に挿入さ
れている。油圧シリンダ室1cは、ボス部4aの周壁を貫通
して形成されたクラッチC1用油路15を経て,スリーブ部
材のボス部12aの外周面に形成された環状溝13に接続さ
れている。環状溝13は,ステータシャフト11の外周に形
成された溝(図示せず)に連絡している。
る。摩擦クラッチC1は,その多板クラッチ部1aがクラッ
チピストン1bによって係合または解放状態に制御される
ように,構成されている。クラッチピストン1bは,ほぼ
円環体形状を成し,ボス部4aと内筒部4bとの間に形成さ
れた円環状の油圧シリンダ室1c内の油圧によって駆動さ
れる。スリーブ部材は、油圧クラッチ装置のケースに固
定されステータシャフト11を覆い、スリーブ部材のボス
部12aがクラッチドラム4のボス部4aに同軸状に挿入さ
れている。油圧シリンダ室1cは、ボス部4aの周壁を貫通
して形成されたクラッチC1用油路15を経て,スリーブ部
材のボス部12aの外周面に形成された環状溝13に接続さ
れている。環状溝13は,ステータシャフト11の外周に形
成された溝(図示せず)に連絡している。
他方,外筒部4cと内筒部4bとの間に上述の摩擦クラッチ
C3が配置されている。摩擦クラッチC3は,その多板クラ
ッチ部2aがクラッチピストン2bによって係合または解放
状態に制御されるように,構成されている。クラッチピ
ストン2bは,クラッチピストン1bと同様にほぼ円環体形
状を成し,内筒部4bと外筒部4cとの間に形成された円環
状の油圧シリンダ室2c内の油圧によって駆動される。油
圧シリンダ室2cは,クラッチドラム4の直径リブ部4dと
ボス部4aの周壁とを貫通して形成されたクラッチC3用油
路16を経て,スリーブ部材のボス部12aの外周面に形成
された環状溝14に接続されている。環状溝14も,環状溝
13と同様にステータシャフト11の外周に形成された溝
(図示せず)に連絡している。
C3が配置されている。摩擦クラッチC3は,その多板クラ
ッチ部2aがクラッチピストン2bによって係合または解放
状態に制御されるように,構成されている。クラッチピ
ストン2bは,クラッチピストン1bと同様にほぼ円環体形
状を成し,内筒部4bと外筒部4cとの間に形成された円環
状の油圧シリンダ室2c内の油圧によって駆動される。油
圧シリンダ室2cは,クラッチドラム4の直径リブ部4dと
ボス部4aの周壁とを貫通して形成されたクラッチC3用油
路16を経て,スリーブ部材のボス部12aの外周面に形成
された環状溝14に接続されている。環状溝14も,環状溝
13と同様にステータシャフト11の外周に形成された溝
(図示せず)に連絡している。
上記環状溝13と環状溝14との間には,シールリング18お
よび19が若干の距離をもってスリーブ部材のボス部12a
の外周面に嵌着されている。シールリング18とシールリ
ング19との間にドレン用環状溝17がスリーブ部材のボス
部12aの外周面に設けられている。他方,ドレン用環状
溝17に対応して,クラッチドラム4のボス部4aにドレン
油路22が設けられている。ドレン油路22の一端は,ドレ
ン用環状溝17に連絡し,ドレン油路22の他端は,クラッ
チドラム4の直径リブ部4dの表面において開口してい
る。
よび19が若干の距離をもってスリーブ部材のボス部12a
の外周面に嵌着されている。シールリング18とシールリ
ング19との間にドレン用環状溝17がスリーブ部材のボス
部12aの外周面に設けられている。他方,ドレン用環状
溝17に対応して,クラッチドラム4のボス部4aにドレン
油路22が設けられている。ドレン油路22の一端は,ドレ
ン用環状溝17に連絡し,ドレン油路22の他端は,クラッ
チドラム4の直径リブ部4dの表面において開口してい
る。
エンジン(図示せず)のトルクの一部がトルクコンバー
タ8を介してオイルポンプギア7を回転させることによ
り発生した加圧油は,バルブボデー9に送られ,各クラ
ッチC1,C2およびC3,および各ブレーキB1,B2およびB3の
操作に必要な圧力を有するように調圧され,オイルポン
プボデー10の各油路に戻される。摩擦クラッチC1および
C3を操作するための作動油は,ステータシャフト11の外
周に形成された上記溝を通り,環状溝13および14を経て
クラッチC1用油路15およびクラッチC3用油路16に供給さ
れる。
タ8を介してオイルポンプギア7を回転させることによ
り発生した加圧油は,バルブボデー9に送られ,各クラ
ッチC1,C2およびC3,および各ブレーキB1,B2およびB3の
操作に必要な圧力を有するように調圧され,オイルポン
プボデー10の各油路に戻される。摩擦クラッチC1および
C3を操作するための作動油は,ステータシャフト11の外
周に形成された上記溝を通り,環状溝13および14を経て
クラッチC1用油路15およびクラッチC3用油路16に供給さ
れる。
以下,本考案の油圧クラッチ装置の作用について説明す
る。
る。
上記摩擦クラッチC1およびC3のいずれか一方が係合状態
にあり,クラッチドラム4が回転している場合に,摩擦
クラッチC1の油圧系統を構成する環状溝13および摩擦ク
ラッチC3の油圧系統を構成する環状溝14のいずれか一方
から漏れた作動油のうち,シールリング18または19で漏
れを防止できない一部の作動油がドレン用環状溝17に侵
入し,クラッチドラム4の回転による遠心力によってド
レン油路22の一端から他端外へ排出される。したがっ
て,係合状態にある摩擦クラッチC1またはC3のいずれか
一方の油圧系統から作動油が漏れても,他方の油圧系統
へ侵入することがなく,解放状態にある他方の摩擦クラ
ッチが遠心油圧により不慮の係合状態となることがな
い。
にあり,クラッチドラム4が回転している場合に,摩擦
クラッチC1の油圧系統を構成する環状溝13および摩擦ク
ラッチC3の油圧系統を構成する環状溝14のいずれか一方
から漏れた作動油のうち,シールリング18または19で漏
れを防止できない一部の作動油がドレン用環状溝17に侵
入し,クラッチドラム4の回転による遠心力によってド
レン油路22の一端から他端外へ排出される。したがっ
て,係合状態にある摩擦クラッチC1またはC3のいずれか
一方の油圧系統から作動油が漏れても,他方の油圧系統
へ侵入することがなく,解放状態にある他方の摩擦クラ
ッチが遠心油圧により不慮の係合状態となることがな
い。
本考案の油路の構造は,油路が回転部材から固定部材へ
連絡する部位に適用することができ,作動油の漏れによ
る遠心油圧が大きな問題となる少なくとも2種類の油圧
クラッチのための複数の油路間に設けた場合に,特に有
効である。
連絡する部位に適用することができ,作動油の漏れによ
る遠心油圧が大きな問題となる少なくとも2種類の油圧
クラッチのための複数の油路間に設けた場合に,特に有
効である。
〈考案の効果〉 本考案によれば,一の油圧系統から漏れた油を遠心力に
より強制的に排出してしまうため,他の油圧系統に油が
侵入せず,漏れ油による油圧の発生を防止することがで
きる。
より強制的に排出してしまうため,他の油圧系統に油が
侵入せず,漏れ油による油圧の発生を防止することがで
きる。
構成が簡単であり,油温(すなわち,粘度)による影響
もなく,作動が確実である。
もなく,作動が確実である。
加工作業としては,オイルポンプカバーにドレン用環状
溝を設け,クラッチドラムにドレン油路を設けるのみで
あり,低コストで大きな効果が得られる。
溝を設け,クラッチドラムにドレン油路を設けるのみで
あり,低コストで大きな効果が得られる。
第1図は,本考案の一実施例にかかる油圧クラッチ装置
を内蔵した自動変速機の縦断面図である。第2図は,第
1図に示された油圧クラッチ装置のクラッチドラムの縦
断面図である。第3図は,第2図のクラッチドラムの左
側面図である。 C1およびC3……摩擦クラッチ,1bおよび2b……クラッチ
ピストン,1cおよび2c……油圧シリンダ室,4……クラッ
チドラム,4a……クラッチドラムのボス部,12……オイル
ポンプカバー,12a……スリーブ部材のボス部,13および1
4……環状溝,15……クラッチC1用油路,16……クラッチC
3用油路,17……ドレン用環状溝,18および19……シール
リング,22……ドレン油路
を内蔵した自動変速機の縦断面図である。第2図は,第
1図に示された油圧クラッチ装置のクラッチドラムの縦
断面図である。第3図は,第2図のクラッチドラムの左
側面図である。 C1およびC3……摩擦クラッチ,1bおよび2b……クラッチ
ピストン,1cおよび2c……油圧シリンダ室,4……クラッ
チドラム,4a……クラッチドラムのボス部,12……オイル
ポンプカバー,12a……スリーブ部材のボス部,13および1
4……環状溝,15……クラッチC1用油路,16……クラッチC
3用油路,17……ドレン用環状溝,18および19……シール
リング,22……ドレン油路
Claims (1)
- 【請求項1】中央にボス部を有する1のクラッチドラム
内に少なくとも2種類のクラッチを有し, 各クラッチがそれぞれ一の油圧ピストン・シリンダによ
り断続制御され, 各油圧ピストン・シリンダには,ケースに固定されクラ
ッチドラムのボス部に同軸状に挿入されたスリーブ部材
のボス部外周面に形成され,該外周面に嵌着されたシー
ルリングで距てられた,それぞれ一の環状溝と,クラッ
チドラムに形成され前記環状溝に連通するそれぞれ一の
油路と,を経て,オイルポンプから作動油が供給され
る,自動変速機の油圧クラッチ装置において, 前記環状溝の間であって,前記スリーブ部材のボス部外
周面にドレン用環状溝を設けるとともに,前記スリーブ
部材のボス部に対して回転可能な前記クラッチドラムの
ボス部に一端が該ドレン用環状溝に連絡するドレン油路
を設け,該ドレン油路の他端が該ドレン油路の一端より
も該クラッチドラムのボス部から径方向外方に離れた部
位で前記クラッチドラムの外部に開口して配され,該ク
ラッチドラムの回転による遠心力によって漏出油が該ド
レン油路を経て該クラッチドラムの外部へ強制的に排出
されることを特徴とする自動変速機の油圧クラッチ装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987175000U JPH0749134Y2 (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 自動変速機の油圧クラッチ装置 |
| US07/272,331 US4924982A (en) | 1987-11-18 | 1988-11-17 | Oil pressure clutch mechanism for an automatic transmission |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987175000U JPH0749134Y2 (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 自動変速機の油圧クラッチ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0180853U JPH0180853U (ja) | 1989-05-30 |
| JPH0749134Y2 true JPH0749134Y2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=15988463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987175000U Expired - Lifetime JPH0749134Y2 (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 自動変速機の油圧クラッチ装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4924982A (ja) |
| JP (1) | JPH0749134Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02120572A (ja) * | 1988-10-28 | 1990-05-08 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機における油圧装置 |
| CN101260911B (zh) * | 2007-03-08 | 2010-05-26 | 比亚迪股份有限公司 | 离合器壳体及离合器 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US4711138A (en) * | 1985-10-16 | 1987-12-08 | Aisin-Warner Kabushiki Kaisha | Automatic transmission mechanism |
| JPH0794855B2 (ja) * | 1985-12-16 | 1995-10-11 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 自動変速機におけるクラツチ装置 |
| JPH0781637B2 (ja) * | 1986-03-24 | 1995-09-06 | 日産自動車株式会社 | 自動変速機の歯車変速機構 |
| JPS62167993U (ja) * | 1986-04-14 | 1987-10-24 | ||
| US4741422A (en) * | 1987-03-09 | 1988-05-03 | General Motors Corporation | Clutch assembly with a pressure balance chamber |
-
1987
- 1987-11-18 JP JP1987175000U patent/JPH0749134Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-11-17 US US07/272,331 patent/US4924982A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0180853U (ja) | 1989-05-30 |
| US4924982A (en) | 1990-05-15 |
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