JPH074923Y2 - 小型印字装置 - Google Patents

小型印字装置

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JPH074923Y2
JPH074923Y2 JP13043887U JP13043887U JPH074923Y2 JP H074923 Y2 JPH074923 Y2 JP H074923Y2 JP 13043887 U JP13043887 U JP 13043887U JP 13043887 U JP13043887 U JP 13043887U JP H074923 Y2 JPH074923 Y2 JP H074923Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、例えばキー入力により作成された文書情報
を、装置本体を移動させることで副走査を得、記録紙上
に印字する小型印字装置に関する。
[従来技術とその問題点] 最近、装置本体を記録紙上で手動により走査移動させる
ことでプリントを行なう印字装置が考えられている。
しかしながら、この種の手動走査型印字装置は、移動中
は常に連続した印字が行なわれるため、例えば印字用紙
の端部に合わせて移動操作を停止すると、印字キャラク
タが欠ける等の問題があり、用紙サイズに応じた印字長
の設定は極めて困難であった。
[考案の目的] 本考案は上記のような問題点に鑑みなされたもので、印
字記録紙に対し印字キャラクタの欠けや食出しが生じる
ことなく、用紙サイズに応じた印字処理を行なうことが
可能となる小型印字装置を提供することを目的とする。
[考案の要点] すなわち本考案に係わる小型印字装置は、印字記録紙の
サイズを設定するサイズ設定手段を備え、装置本体の移
動による印字に際し上記サイズ設定手段により設定され
た記録紙サイズに従ってその印字動作を停止させるよう
構成したものである。
[考案の実施例] 以下図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
第1図は本考案を実施した印字装置の外観構成を示すも
ので、この装置本体10は、ユーザの手で充分に持てる程
度の大きさで構成される。まず、装置本体10の左側面に
は、モード切換えスイッチ11が設けられる。このモード
切換えスイッチ11は、電源のオン・オフ、及びワープロ
モード(文書作成モード)WP、プリントモード(印字モ
ード)PRの切換を行なうもので、ワープロモードWP又は
プリントモードPRを指定した際に電源がオンされる。一
方、装置本体10の前面には、キー入力部12及び表示部13
が設けられる。キー入力部12には、文字・記号入力キー
14、機能キー15、カーソルキー16、かな/漢字変換キー
17、次候補キー18、漢字選択キー19a〜19f、プリントキ
ー20が配置される。ここで、上記表示部13は、例えば上
下2行の全16文字表示とする。また、装置本体10の下面
には、例えば1ライン48ドットのライン型のサーマルヘ
ッドが、そのライン方向を装置本体10の幅方向に向けて
備えた印字ヘッド部HAが設けられる。
上記文字・記号入力キー14は、作成文書のかな入力、あ
るいは機能キー15との兼合いで英数字・記号等を入力す
るのに使用されるもので、機能キー15には、例えば、文
書入力の開始・終了あるいはカーソルkによる文書上の
移動指定範囲を区切る実行キー15aを始めとして、挿
入、削除、シフトキー、印字記録紙の用紙サイズを設定
する用紙設定キー15b等、上記文字・記号入力キー14に
よる文書作成・印字に必要な様々な機能を指定するキー
が配置される。そして、この文字・記号入力キー14及び
機能キー15による入力文字及び記号は、順次、上記表示
部13にて表示される。カーソルキー16は、表示部13上に
上記入力文書や記号と共に表示されるカーソルkを左右
方向へ移動させるもので、このカーソルの移動により入
力位置の指定、機能範囲の指定等を行なう。かな/漢字
変換キー17は、上記文字・記号入力キー14によりかな入
力した作成文書を、定形句,熟語,単漢字毎にかな→漢
字変換するのに使用されるもので、この際、変換先の漢
字は被変換かな文書と共に表示部13上に所定数表示さ
れ、次候補キー18を操作することでその他多数の同音異
議語が代わる代わる表示される。このかな/漢字変換に
より変換したい漢字が表示部13上に表示された場合に
は、対応する漢字選択キー19a〜19fにより所望の漢字を
選択指定する。
つまり、モード切換スイッチ11によりワープロモードWP
を指定し、上記文字・記号のキー入力操作、及びかな/
漢字変換操作、漢字選択操作を繰返すことで、所望の文
書が作成される。そして、キー入力作成された文書をプ
リントする場合には、モード切換スイッチ11によりプリ
ントモードPRを指定した後、ヘッド部HAを記録紙A面に
接触させ、プリントキー20を押しながら装置本体10を矢
印Xで示す方向に移動させる。これにより、作成文書の
プリントが行なわれる。この場合、予め記録紙Aの用紙
サイズ(A4縦、A4横等)を、上記用紙設定キー15bを操
作して設定しておけば、被印字文書データは、上記設定
された用紙サイズに対応する印字長さに区切られて印字
出力されることになる。ここで、プリントモードPRにお
いて上記用紙設定キー15bを操作すると、表示部13は用
紙サイズ表示状態となり、上記次候補キー18を操作する
ことで順次異なるサイズ設定が行なえる。
第2図は上記印字装置内に構成されるプリント部21を示
すもので、同図において、22はインク・リボン・カセッ
トであり、このカセット22はプリント部21を中心とする
装置本体10の内部に、精度よく着脱可能な形状に構成さ
れる。インク・リボン・カセット22には、2本のリボン
スプール23a,23bが設けられ、それぞれが熱転写インク
・リボン24の繰出しスプール,巻取りスプールとなる。
熱転写インク・リボン24は、そのリボン・カセット22の
下端部においてヘッド設置用切り欠き25から一部範囲露
出してセットされる。上記プリント部21の印字ヘッド部
HAには、リボン装填用切り欠き26が形成され、この切り
欠き26の中央部には、そのヘッド面を装置本体10の下面
からやや突出させてサーマルヘッド27が配置される。こ
のサーマルヘッド27は、ヘッド取付け部材28に立設され
るスライドステー28a,28bにより微少上下動可能にして
設けられ、このステー28a,28bに一体的に巻回されるば
ねの作用により常時下方向への印字圧力が保持される。
さらに、このサーマルヘッド27の配置された装置本体10
の下面側には、上記リボン装填用切り欠き26の両側に大
小2つの開口29,30が形成され、そのそれぞれにゴムロ
ーラ31,32が配置される。このゴムローラ31,32は、プリ
ント操作の際に装置本体10を矢印Xで示す方向に移動さ
せると、前記記録紙Aに接して回転するもので、一方の
ゴムローラ31には、その側部に同軸的に歯車33が固着さ
れる。この歯車33は、ゴムローラ31より小径に形成さ
れ、歯車34,35a,35bを介して巻取り歯車36に連結され
る。この巻取り歯車36には、同軸上にリボン巻取り軸37
が立設され、この巻取り軸37の基部には、上記巻取り歯
車36に圧接するストッパアーム38が取付けられる。この
ストッパアーム38は、巻取り歯車36との圧接力により、
歯車36の回転する方向に回動するもので、このアーム38
の先端には、巻取り歯車36に嵌合するストッパギア39が
設けられる。また、巻取り軸36の巻取り回転方向に対応
するアーム38の回動方向には、アームストッパ40が設け
られる。ここで、巻取り歯車36がリボン巻取り方向(正
転)に回転した場合には、ストッパアーム38はアームス
トッパ40まで回動して止まり、また、逆方向に回転した
場合には、上記アーム38はその先端のストッパギア39が
歯車35bに嵌合するまで回動して止まる。つまり、上記
歯車35b,36、ストッパアーム38、ストッパギア39、アー
ムストッパ40により、逆転阻止機構が構成されることに
なる。
一方、上記歯車35aには、エンコーダディスク41が連結
される。ここで、ゴムローラ31の回転は上記リボン巻取
り軸37及びエンコーダディスク41に伝わる構成となる。
このエンコーダディスク41には、複数のスリット41a,41
b,…が一定間隔を保って放射状に形成され、このエンコ
ーダディスク41のスリット形成部を間に介して相対向す
る2箇所位置に、それぞれ隣接してLED42a,42b及びフォ
トセンサ43a,43bが配置される。この場合、LED42a,42b
からの投射光は、エンコーダディスク41のスリット41a,
41b,…を通ってフォトセンサ43a,43bに入射するもの
で、装置本体10のX方向への移動によりエンコーダディ
スク41が正転すると、フォトセンサ43a→43bの順で、ま
た逆転すると43b→43aの順で、各対応するLED42a,42bか
らの投射光が入射する。つまり、エンコーダディスク4
1、LED42a,42b、フォトセンサ43a,43b等によりエンコー
ダ44が構成される。そして、このプリント部21に対して
は、リボン巻取り軸37を支持軸としてインク・リボン・
カセット22が装着される。この場合、リボン・カセット
22の下端部の一部範囲で露出する熱転写インク・リボン
24は、装置本体10のリボン装填用切り欠き26に配置され
たサーマルヘッド27のヘッド面に当接してセットされ
る。ここで、装置本体10の裏蓋10aは、ヒンジ10bによっ
て開閉可能に構成されており、インク・リボン・カセッ
ト22の交換操作、内部の点検等が容易に実施できるよう
になっている。一方、プリント部21と装置本体10の前面
パネルとの間には、回路基板45が配置され、前記第1図
におけるキー及びスイッチ群、また上記プリント部21の
エンコーダ44やサーマルヘッド27が接続される。
第3図は上記回路基板45上に形成される電子回路の構成
を示すもので、同図において51は制御部であり、この制
御部51には、モード切換スイッチ11からのモード切換信
号を始めとして、キー入力部12からの各種キー入力操作
信号、及びエンコーダ44からの装置本体10の移動量に応
じたパルス信号、つまり、移動量検出信号が入力され
る。そして、制御部51は、上記モード切換スイッチ11及
びキー入力部12からの各種キー操作信号に応じて変換デ
ータ(キー入力データ)記憶部52、表示用RAM53、かな
/漢字変換部54、候補漢字記憶部55、文章データ記憶部
56、サーマルヘッド駆動回路57を制御する。変換データ
記憶部52は、キー入力部12から文字・記号入力キー14及
び機能キー15の操作により入力される「かな」及び「記
号」等の文字記号データを順次記憶するもので、この変
換データ記憶部52に入力されるキー入力文字記号データ
は、表示用キャラクタジェネレータ58及び表示用RAM53
を介して表示部13にて表示される。かな/漢字変換部54
は、キー入力部12のかな/漢字変換キー17の操作に応じ
制御部51から変換信号が出力されると、上記変換データ
記憶部52に記憶されたキー入力文字記号データの中の
「かな」文字に対応する漢字検索を行なうもので、この
際、漢字は定形句→熟語→単漢字の順に検索され、検索
された漢字は候補漢字記憶部55に記憶され、該候補漢字
記憶部55から続出され表示部13で表示される。ここで、
上記かな/漢字変換部54にて検索された漢字が同音異義
語あるいは同音異字語が複数存在する場合であって、表
示部13による表示限度個数分(例えば下1行分8文字)
以上ある場合には、キー入力部12の次候補キー18の操作
により制御部51から次候補信号が入力されることでその
他の未表示分の候補漢字が続出され順次入替わり表示さ
れる。この候補漢字記憶部55に、キー入力部12の漢字選
択キー19a〜19fの操作による制御部51からの選択信号が
入力されると、その選択漢字データが文章データ記憶部
56に出力される。一方、上記変換データ記憶部52で記憶
されたキー入力データのうち、漢字変換を必要としない
文字記憶データも、上記文章データ記憶部56に転送され
記憶される。すなわち、文章データ記憶部56は、キー入
力部12の操作により作成された文書情報を、かな/漢字
変換された漢字、無変換のかな、カタカナ、記号及び外
字よりなる文書キャラクタデータとして記憶する。
そして、上記文章データ記憶部56に記憶された文書デー
タの個々のキャラクタの文字及び記号データは、表示用
キャラクタジェネレータ58及び表示用RAM53を介して表
示部13に出力され表示されると共に、前記用紙設定キー
15bによりキー入力設定される用紙サイズに応じた一行
印字長さ毎に印字停止用の区切りコード「区」が挿入さ
れてワークエリア56aに転送された後、印字用キャラク
タジェネレータ59を介して実際のキャラクタとして呼出
されサーマルヘッド駆動回路57に出力される。サーマル
ヘッド駆動回路57には、制御部51からプリントモード信
号及びプリントキー信号が出力された際にエンコーダ44
からのエンコーダパルスが入力され、このエンコーダパ
ルスに同期して印字用キャラクタジェネレータ59を介し
入力されるキャラクタデータを1ライン毎にサーマルヘ
ッド27に転送する。この場合、サーマルヘッド27による
印字品質は、例えば24×24ドット(全角)であるので、
上記1ラインとは1キャラクタの1/24ラインを意味す
る。
ここで、上記エンコーダ44において、エンコーダディス
ク41の正転によりそのエンコーダパルスが第2図におけ
るフォトセンサ43a→43bの順で受光されると、フォトセ
ンサ43aで受光したエンコーダパルスが出力され、ま
た、エンコーダディスク41の逆転によりエンコーダパル
スがフォトセンサ43b→43aの順で受光されると、エンコ
ーダパルスは出力さなくなる。つまり、エンコーダディ
スク41が逆転すると、プリントモードPRの設定時におい
ても、サーマルヘッド27は駆動されないことになる。
また、上記ワークエリア56aと印字用キャラクタジェネ
レータ59との間には、区切りコード判断部60が接続され
る。この区切りコード判断部60は、ワークエリア56a内
に転送された文書データの印字に際し、予め設定された
用紙サイズに対応して挿入された区切りコード「区」の
読出しを判断するもので、この区切りコード判断信号
は、制御部51に出力されると共に、フリップフロップFF
のリセット端子Rに供給され、サーマルヘッド駆動回路
57に対するエンコーダパルスのゲート(アンドゲートAN
D)を閉じさせ印字動作を停止させる。さらに、制御部5
1には、前記作成文書データに対する区切りコード設定
用のレジスタ61が接続され、このレジスタ61には、比較
機能を備えた演算部62が接続される。上記区切りコード
設定用レジスタ61のレジスタLENには、前記用紙設定キ
ー15bの操作により設定される一行印字長さが、レジス
タADRSには、文章データ記憶部56の文書データメモリア
ドレスが、レジスタADRSEには、文章データ記憶部56の
空メモリ先頭アドレスが、レジスタPADRSには、ワーク
エリア56aのデータ転送メモリアドレスが、そして、レ
ジスタAには、上記ADRSが指示するアドレスにメモリさ
れる文字データが、レジスタBには、レジスタAに記憶
される文字データの印字方向長さが、レジスタKには、
固定の桁ピッチデータが記憶される。演算部62は、文章
データ記憶部56からワークエリア56aに対する1文字転
送毎に、上記設定印字長LENを上記文字印字長B及び桁
ピッチKで減算し、LENに対するB又はKの比較データ
を制御部51に出力する。また、演算部62は、常に文章デ
ータ記憶部56における転送データの読出し先頭アドレス
ADRSと空メモリの先頭アドレスとを比較し、その比較デ
ータを制御部51に出力する。ここで、上記演算部6から
の比較データにより、設定印字長の残り距離LENが次に
転送する文字データの印字方向長さB又は固定桁ピッチ
K以下となったことが示されると、次にデータを受ける
ワークエリア56aのメモリアドレスPADRSに対して区切り
コード「区」を記憶させる。すなわち、設定印字長さに
対応する文章データ記憶部56からのデータ転送が行なわ
れると、その時点で区切りコード「区」が挿入され、さ
らに同様にして、文章データ記憶部56内の文書データが
無くなるまで上記データ転送/区切りコード挿入処理が
繰返されることになる。なお、制御部51には、設定用紙
サイズに対応する印字長テーブル63が接続されており、
キー入力部12における用紙設定キー15b及び次候補キー1
8の操作により設定される用紙サイズに応じた印字長デ
ータは、この印字長テーブル63から続出され上記レジス
タLENにセットされる。
第4図は上記印字長テーブル63のテーブル内容を示すも
ので、印字に際しての用紙サイズは、例えばA3,A4,
B4,B5それぞれの縦及び横、そしてはがきの縦及び横、
さらに封筒の印字長設定が可能である。
次に、上記構成の印字装置の動作について説明する。
まず、所望の文書を作成するには、モード切換スイッチ
11を操作してワープロモードWPを指定する。すると、制
御部51はワープロモードWPにセットされる。ここで、ユ
ーザは、装置本体10のキー入力部12を操作し所望の文
字,記号等の順次入力する。
始めに、文字・記号入力キー14及び機能キー15を操作し
て作成したい文書情報をキー入力すると、その入力文書
データは制御部51を介してアドレス指定される変換デー
タ記憶部52に順次転送される。同時に、上記入力文書デ
ータは、表示用キャラクタジェネレータ58及び表示用RA
M53を介して表示部13上に表示されていく。そして、上
記所望文書のかな入力後、かな/漢字変換キー17を操作
すると、かな/漢字変換部54にて、入力文字の先頭から
定形句→熟語→単漢字の順でかな/漢字変換処理が行な
われる。ここで、予め、候補漢字記憶部55内で記憶され
る候補漢字の何れかにかな文字の読みが一致すると、変
換対象となるかな文字がカーソルkで示されるのと共
に、同音の候補漢字列が表示部下段に表示される。ここ
で、ユーザが漢字選択キー19a〜19fを操作して同音候補
漢字中の所望の漢字を指定すると、候補漢字記憶部55に
その選択信号が出力され、上記変換対象のかな文字が漢
字変換されると共に、次の変換対象となるかな文字がカ
ーソルkで示される。この場合、変換後の漢字データ
は、文書データ記憶部56に転送され記憶される。この
後、再び上記と同様にして漢字選択処理を繰返しかな/
漢字変換を行なう。
ここで、変換不要な漢字に一致するかな文字の読みが示
された場合には、カーソルキー16を操作して所望のかな
文字を示し、その読みに一致する候補漢字を表示させ
る。一方、上記一連のかな/漢字変換時における同音候
補漢字の表示状態において、表示部13上に表示される候
補漢字中に所望の漢字が存在しない場合には、次候補キ
ー18を操作し制御部51から候補漢字記憶部55に対し次候
補信号を出力させる。すると、その他の同音候補漢字が
入替わり表示されるもので、この次候補漢字内に所望の
漢字が存在すれば、再び上記と同様の漢字選択処理を繰
返しかな/漢字変換を実行する。また、上記1回の次候
補キー18の操作で所望の漢字が表示されない場合には、
さらに次候補キー18を操作して他の同音候補漢字を表示
させる。ここで、かな/漢字変換により選択指定された
漢字は、順次、上記候補漢字記憶部55から文章データ記
憶部56に転送されるが、かな/漢字変換の必要が無いか
な文字,記号等は、機能キー15の無変(無変換)キーを
操作することで、変換データ記憶部52での記憶データの
まま文章データ記憶部56に転送される。以上の文字記号
入力処理、かな/漢字変換処理、漢字選択処理を繰返す
ことで、所望の文書が作成され文章データ記憶部56に記
憶される。
次に、上記のようにしてキー入力作成した文書データを
プリント・アウトする場合の動作について説明する。文
書データをプリントする場合は、モード切換スイッチ11
をプリントモードPR位置に切換える。このモード切換え
スイッチ11の切換えにより制御部51はプリントモードに
セットされ、特に、用紙サイズの設定が無い場合には、
文章データ記憶部56内の作成文書データはそのままワー
クエリア56aに転送され、ワークエリア56aは読出し状態
に、また、サーマルヘッド駆動回路57は、エンコーダ44
からのエンコーダパルスの入力待ち状態となる。この状
態で、ユーザは第1図で示すように、印字ヘッド部HAを
記録紙Aに接触させ、プリントキー20を押しながら装置
本体10を矢印Xの方向に移動させる。この装置本体10の
移動に伴いゴムローラ31,32が回転し、その回転が第2
図における歯車34,35a,35bに伝達される。そして、この
歯車35aの回転に伴ってエンコーダディスク41が回転
し、このエンコーダディスク41の回転により各LED42a,4
2bからスリット41a,41b,…を介して各対応するフォトセ
ンサ43a,43bに送られる光が断続制御される。この場
合、装置本体10のX方向への移動に伴い、エンコーダデ
ィスク41は正転状態にあるので、フォトセンサ43aから
出力されるパルス信号がエンコーダ41の出力となり、装
置本体10に対する移動量検出信号として制御部51、及び
サーマルヘッド駆動回路57に送られる。また、上記ゴム
ローラ31の回転は、巻取り歯車36及びリボン巻取り軸36
に伝達され、さらに、インク・リボン・カセット22内の
巻取りスプール23bに伝えられる。これにより、リボン
巻取りスプール23bが回転し、リボン繰出しスプール23a
からリボン装填用切り欠き26を通り案内されてきた熱転
写インク・リボン24を巻取る。この場合、上記リボン巻
取り軸37は、装置本体10の移動に伴い、記録紙Aとイン
ク・リボン24との間に滑りを生じさせないよう装置本体
10の移動量に合わせて回転し、また、インク・リボン24
はスライドステー28a,28bのばねによる常時下方向への
印字圧力を有するサーマルヘッド27により記録紙Aに軽
く押し当てられる。ここで、装置本体10のX方向への印
字移動時には、巻取り歯車36は正転状態にあり、ストッ
パアーム38はアームストッパ40に当接保持される。
一方、上記フォトセンサ43aからエンコーダパルスとし
て出力される移動量検出信号は、上記したようにエンコ
ーダ44の出力信号として制御部51及びサーマルヘッド駆
動回路57に送られる。すると、制御部51は、エンコーダ
44からの移動量検出信号に応じてワークエリア56aのメ
モリアドレスを順次指定し、そこに記憶されている文書
データを読出し、この文書データを印字用キャラクタジ
ェネレータ59を通して個々のキャラクタデータとしてサ
ーマルヘッド駆動回路57へ出力する。このサーマルヘッ
ド駆動回路57は、上記エンコーダ44からの移動量検出信
号に同期して、つまり制御部51による文書データの読出
しタイミングに同期してサーマルヘッド27を駆動する。
このサーマルヘッド27の駆動により、文書データがイン
ク・リボン24を介して記憶紙A上に熱転写される。この
場合、装置本体10の移動に伴い、インク・リボン・カセ
ット22の繰出しスプール23aからインク・リボン24の未
使用部分が送出され、上記サーマルヘッド27により熱転
写された後の使用済み部分が同カセット22内の巻取りス
プール23bに順次巻取られる。上記のようにして装置本
体10をX方向に移動操作することにより、文章データ記
憶部56に記憶されている作成文書データが記録紙Aに順
次プリントされる。この場合、小型な装置本体10自身を
移動させて記録紙A上にプリントを行なうため、記録紙
Aの大小に拘らず、作成文書データのプリント範囲のみ
確保されれば、如何なる記録紙、例えば綴じたノートに
対してもプリントすることができる。
次に、印字記録紙Aのサイズ設定を行ない、一行印字長
さを定めた場合の印字動作について説明する。
まず、前記ワープロモードWPにおける文書作成処理の
後、記録紙Aのサイズに応じた一行印字長を設定するに
は、キー入力部12における用紙設定キー15bを操作し、
さらに次候補キー18を操作する。すると、第5図(A)
〜(D)で示すように、上記次候補キー18を操作する毎
に異なる用紙サイズが表示される。ここで、表示部13に
所望の印字記録紙Aに対応する用紙サイズが表示された
状態で実行キー15aを操作すると、その用紙サイズに応
じた印字長データが設定される。そして、モード切換え
スイッチ11により動作モードをプリントモードPRにセッ
トすると、以下に述べるような上記印字記録紙Aの用紙
サイズに対応する設定印字長に応じた文書データの編集
処理が実行される。
第6図は上記文書データの編集処理を示すフローチャー
トであり、まず、上記用紙サイズの指定により設定され
た一行印字長さは印字長テーブル63より続出されさてレ
ジスタLENに、そしてレジスタADRSには文章データ記憶
部56における続出し先頭アドレスが、レジスタADRSEに
は文章データ記憶部56における空メモリの先頭アドレス
が、レジスタPADRSにはワークエリア56aの書込み先頭ア
ドレスがそれぞれセットされる(ステップS1)。こうし
て、各データの初期設定が終わると、演算部62からの比
較データにより、文章データ記憶部56に対する読出しア
ドレスADRSが空メモリアドレスADRSEに達したか否かが
判断され、未だ達しない場合には、レジスタAに上記AD
RSにより指定されるアドレスにメモリされる文章データ
記憶部56内の文字データがセットされ、また、レジスタ
Bに上記レジスタAにセットされた文字データの印字方
向長さがセットされる(ステップS2〜S4)。ここで、演
算部62からの比較データに基づき、レジスタAにセット
される文字データの印字方向長さBよりも一行印字長さ
LENの方が長いと判断された場合には、設定印字長さ内
にさらに新たな文字データがセット可能であるとして、
レジスタA内の文字データは上記PADRSによりアドレス
指定されるワークエリア56a内のメモリに転送され書込
まれる(ステップS5,S6)。
そして、初期設定された一行印字長さLENから上記ワー
クエリア56aに転送した文字データの印字長さBを引い
た残りの一行印字長さを新たにLENとしてセットし、レ
ジスタADRSにおける文章データ記憶部56に対する続出し
アドレス、及びレジスタPADRSにおけるワークエリア56a
に対する書込みアドレスを更新させる(ステップS7,S
8)。ここで、演算部62からの比較データに基づき、上
記ステップS7において演算された残りの一行印字長さLE
Nは、桁ピッチK以上長いと判断されると、さらに、現
在の一行印字長さLENから桁ピッチKを引いた残りの一
行印字長さを新たにLENとしてセットする(ステップS9,
S10)。こうして、まず、上記ステップS2〜S10の処理を
経ると、文章データ記憶部56からワークエリア56aに対
する一文字分のデータ転送が終了したことになる。この
場合、現在、レジスタLENにセットされている残りの一
行印字長さは、上記ステップS6においてワークエリア56
aに転送された文字データの印字長さBと桁ピッチKと
を引いた値である。
この後、上記ステップS2〜S10による文書データの1文
字毎の転送処理を繰返すうち、ステップS5において(N
O)、つまり現在残りの一行印字長さLENは次に転送する
文字データの印字長さ以下であると判断されるか、又は
ステップS9において(NO)、つまり現在残りの一行印字
長さLENは桁ピッチ以下であると判断されると、予め用
紙設定された一行印字長さに対応するデータ量の文書デ
ータが、文章データ記憶部56からワークエリア56aに対
して転送されたことになり、この時、制御部51は、更新
されたPADRSによりアドレス指定されるワークエリア56a
内のメモリに、印字処理時における印字停止命令として
の区切りコード「区」を書込む(ステップS11)。そし
てまた、上記ワークエリア56aの書込みアドレスPADRSを
更新させる(ステップS12)。
すなわち、上記ステップS2〜S12における処理を繰返す
ことで、例えば文章データ記憶部56に対し記憶された文
書データは、予め用紙設定により設定された印字記録紙
Aのサイズに対応する一行印字長さ毎に区切りコードが
挿入されて区切られ、ワークエリア56aに転送編集され
ることになる。そして、上記ステップS2において(YE
S)、つまり、文章データ記憶部56における続出しアド
レスADRSが空メモリの先頭アドレスADRSEに達し、全文
書データの転送が完了したと判断されると、ワークエリ
ア56aは読出し状態に、サーマルヘッド駆動回路57はエ
ンコーダパルスの入力待ち状態となり、印字開始待ちと
る。
ここで、プリントキー20が操作され、記録紙A上で装置
本体10がX方向に移動され印字操作が開始されると、上
記ワークエリア56a内に転送格納された文書データは、
区切りコード判断部60にてその読出しデータが「区」コ
ードであるか否かが判断されながら、順次印字用キャラ
クタジェネレータ59を介してサーマルヘッド駆動回路57
に送られる。これにより、エンコーダ44からの装置本体
10の移動量検出信号に同期してサーマルヘッド27を介し
文書データの熱転写印字が開始される。
この用紙設定による一行印字長さの設定時における文書
データの印字処理中において、次の印字行との区切りを
意味する「区」コードが文章データ記憶部56から読出さ
れると、区切りコード判断部60からその検出信号が出力
され、サーマルヘッド駆動回路57に対しエンコーダパル
スは供給されなくなる。これにより、印字動作は停止
し、印字記録紙Aのサイズに対応する一行分の設定印字
長さに応じた一行印字が行なわれたことになる。この
後、さらにプリントキー20を押し直し、記録紙Aの左端
からの装置本体10の移動操作を繰返すと、作成文書デー
タを順次2行目,3行目,…と容易に各印字行の印字長さ
を記録紙Aの右端に揃えて印字出力することができる。
したがって、上記構成の印字装置によれば、任意の用紙
の任意の位置から印字することができるばかりか、印字
記録紙Aのサイズに対応して用紙設定を行ない一行分の
印字長さを設定でき、各印字行の印字長さを記録紙Aに
合わせた印字書式を容易に得ることが可能である。
尚、上記実施例では、一行印字の停止手段として、区切
りコードを文書データ内に挿入したが、印字停止位置に
対応するアドレスデータを予め専用のレジスタ等に記憶
させてもよい。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、印字記録紙のサイズを設
定するサイズ設定手段を備え、装置本体の移動による印
字に際し上記サイズ設定手段により設定された記録紙サ
イズに従ってその印字動作を停止させるよう構成したの
で、印字記録紙に対し印字キャラクタの欠けや食出しが
生じることなく、用紙サイズに応じた印字処理を行なう
ことが可能になる小型印字装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係わる小型印字装置を示す
外観構成図、第2図は上記小型印字装置のプリント部を
示す構成図、第3図は上記小型印字装置の電子回路を示
すブロック構成図、第4図は上記小型印字装置における
用紙サイズ設定用の印字長テーブルを示す図、第5図
(A)〜(D)はそれぞれ上記小型印字装置における用
紙設定動作に伴う用紙選択状態を示す図、第6図は上記
小型印字装置における用紙設定プリント時の文書データ
編集動作を示すフローチャートである。 10…装置本体、10a…裏蓋、10b…ヒンジ、11…モード切
換えスイッチ、12…キー入力部、13…表示部、14…文字
・記号入力キー、15…機能キー、15a…実行キー、15b…
用紙設定キー、16…カーソルキー、17…かな/漢字変換
キー、18…次候補キー、19a〜19f…漢字選択キー、20…
プリントキー、21…プリント部、22…インク・リボン・
カセット、23a…繰出しスプール、23b…巻取りスプー
ル、24…熱転写インク・リボン、25…ヘッド設置用切り
欠き、26…リボン装填用切り欠き、27…サーマルヘッ
ド、28…ヘッド取付け部材、28a,28b…スライドステ
ー、29,30…開口、31,32…ゴムローラ、33,34,35a,35b
…歯車、36…巻取り歯車、37…リボン巻取り軸、38…ス
トッパアーム、39…ストッパギア、40…アームストッ
パ、41…エンコーダディスク、41a,41b,…スリット、42
a,42b…LED、43a,43b…フォトセンサ、44…エンコー
ダ、45…回路基板、51…制御部、52…変換データ記憶
部、53…表示用RAM、54…かな/漢字変換部、55…候補
漢字記憶部、56…文章データ記憶部、56a…ワークエリ
ア、57…サーマルヘッド駆動回路、58…表示用キャラク
タジェネレータ、59…印字用キャラクタジェネレータ、
60…区切りコード判断部、61…区切りコード設定用レジ
スタ、62…演算部、63…用紙サイズ設定用印字長テーブ
ル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筺体と、この筺体内に設けられ該筺体を記
    録紙に当接させて移動させることで印字を行なう印字手
    段と、上記記録紙のサイズを設定するサイズ設定手段
    と、上記印字手段による印字に際し上記サイズ設定手段
    により設定された記録紙サイズに従って印字動作を停止
    させる手段とを具備したことを特徴とする小型印字装
    置。
JP13043887U 1987-08-27 1987-08-27 小型印字装置 Expired - Lifetime JPH074923Y2 (ja)

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