JPH074924U - 滑り軸受 - Google Patents
滑り軸受Info
- Publication number
- JPH074924U JPH074924U JP4000793U JP4000793U JPH074924U JP H074924 U JPH074924 U JP H074924U JP 4000793 U JP4000793 U JP 4000793U JP 4000793 U JP4000793 U JP 4000793U JP H074924 U JPH074924 U JP H074924U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- bearing
- base material
- notch
- thrust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 滑り軸受が車両の稼働中に焼結層の剥がれる
のを防止するもの。 【構成】 表面に鉛青銅合金3を焼結した平板状の鋼母
材2を合金が内側となる円筒形に丸めて、一端面をプレ
スによりスラスト荷重を受けるためのフランジ面4に形
成した滑り軸受1において、フランジ面4となる加工前
の母材2の部分の一側端面にその長さをほぼ等分する1
乃至複数個で、深さhをフランジ面高さHの1/3〜3
/3とした切欠き5を備えたもの。 【効果】 切欠きを設けたことにより、フランジ加工の
際、その近辺については円周方向に伸長される度合が少
なくなり、したがって割れの発生が防止できる。また、
スラスト面に割れのないことにより高い負荷を長時間受
けることができるから、耐久性が高くなり、かつ外観
(見栄え)も良好となる。
のを防止するもの。 【構成】 表面に鉛青銅合金3を焼結した平板状の鋼母
材2を合金が内側となる円筒形に丸めて、一端面をプレ
スによりスラスト荷重を受けるためのフランジ面4に形
成した滑り軸受1において、フランジ面4となる加工前
の母材2の部分の一側端面にその長さをほぼ等分する1
乃至複数個で、深さhをフランジ面高さHの1/3〜3
/3とした切欠き5を備えたもの。 【効果】 切欠きを設けたことにより、フランジ加工の
際、その近辺については円周方向に伸長される度合が少
なくなり、したがって割れの発生が防止できる。また、
スラスト面に割れのないことにより高い負荷を長時間受
けることができるから、耐久性が高くなり、かつ外観
(見栄え)も良好となる。
Description
【0001】
本考案はブルド−ザ等の装軌式建設車両の上・下および遊動輪等の転輪に適す る滑り軸受に関する。
【0002】
一般にブルド−ザ等の装軌式建設車両の転輪には転輪軸との間に軸受が用いら れているが、この軸受は転輪軸と転輪(ロ−ラ)間に働くラジアル方向の荷重、 転輪軸に対して軸方向に固定されたカラ−と転輪のスラスト面に働く軸方向の荷 重、およびそれぞれの面に働く回転方向の荷重を受けるようになっている。この ためこれに使用される軸受の摺動面を鉛青銅合金等の摺動性の良い合金を鋼板に 焼結して、これを曲げ加工により変形させて円筒形部分を作り、ラジアル方向の 受け面とし、さらに片側円筒端面を開いてフランジ状のスラスト受け面を作った いわゆる巻き軸受に鍔の付いた滑り軸受を使用していた。
【0003】
しかしながらこのような滑り軸受のスラスト受け面であるフランジ部は型押し による大きな伸びを要するので、スラスト面外径に対する軸受内径の比が比較的 大きい比率の場合は、スラスト面内に円周方向に伸長される度合が大きいところ から焼結合金にひび割れを生じ、外観上見苦しくなり、かつひび割れ部分から車 両の稼働中に焼結層の剥がれを生ずる等の欠点があった。
【0004】 本考案はこれに鑑み、車両の稼働中に焼結層の剥がれを生ずることが防止でき る装軌式車両の滑り軸受けを提供して従来技術の持つ欠点の解消を図ることを目 的としてなされたものである。
【0005】
上記目的を達成するため本考案は表面に鉛青銅合金を焼結した平板状の鋼母材 を合金が内側となる円筒形に丸めて、一端面をプレスによりスラスト荷重を受け るためのフランジ面に形成した滑り軸受において、該フランジ面となる加工前の 母材の部分の一側端面にその長さをほぼ等分する1乃至複数個で、深さをフラン ジ面高さの1/3〜3/3とした切欠きを備えたことを特徴とする。
【0006】
上記構成によれば、切欠きを設けたために切り欠かれた個所の周辺は円周方向 に伸長される割合が小さく割れが発生しなくなる。
【0007】
図1は本考案にかかる装軌式車両の転輪用滑り軸受の(a)加工前の平面の状 態と、(b)加工後の塑性変形の状態(斜視)の加工工程図、図2は本考案にか かる転輪用滑り軸受を示し、(a)は断面図、(b)は正面図、図3は図2のP 部詳細図、図4は転輪に装着した状態を示す断面図である。
【0008】 以下、本考案を図1乃至図4を参照して説明する。本考案にかかる装軌式車両 の転輪用滑り軸受は、表面に鉛青銅合金3を焼結した平板状の鋼母材2を合金が 内側となる円筒形に丸めて、一端面をプレスによりスラスト荷重を受けるための フランジ面4に形成した滑り軸受1において、該フランジ面4となる加工前の母 材2の部分の一側端面にその長さをほぼ等分する1乃至複数個で、深さhをフラ ンジ面高さHの1/3〜3/3とした切欠き5を備えたもので構成されている。
【0009】 本考案は図1(a)に示すように、まず表面に摺動性のよい合金として鉛青銅 合金3を焼結した長方形の鋼製の母材2の長辺を(b)のように丸めて鉛青銅合 金3が内側となるように曲げ加工により円筒形の摺動面1aに形成し、そののち 、一側に焼結した鉛青銅合金3が外側となるようにしたフランジ面4をプレスに より形成する。この場合、フランジの加工の際に受け面となるスラスト面4に大 きく周方向に伸長されるところをなくすために切欠き5を1乃至複数個(実施例 では2個)設けている。このために切欠かれた個所の周辺は円周方向に伸長され る割合が少なくなって割れの発生が防止できる。なお、切欠き5の底部には適当 な丸みを付ける方が望ましい。このような加工により得られた滑り軸受1の詳細 を図2および図3に示す。図2(a)における摺動面1aには鉛青銅合金3が母 材2に焼結されている。そしてフランジ面4と摺動面1aの境界部6は曲げられ るように形成されるため、この部分に焼結しても剥離してしまうので、当初より 鉛青銅合金3を焼結しないで母材2のままにしてある。また、図2(b)に示す 大きい切欠き7は母材2を丸めて、端面をフランジ状に加工した時に突き合わせ 面が開いて得られるもので、本考案による切欠き5は残りの円周を等分するよう に1乃至複数個設けられているが、軸受に形成されるフランジの大きさにより適 当数設けて割れを防止することができる。なお、実施例では切欠き5を三角形状 としたが、同じ深さの切欠きを持つノッチ形状としても良い。
【0010】 つぎに転輪に取付けた際の負荷を説明する。図4に示すように本考案による滑 り軸受1は転輪(ロ−ラ)8の内径に対して圧入されて一体となり、カラ−9に 圧入された軸10は、滑り軸受1に内嵌されて回転する。この場合、転輪(ロ− ラ)8よりのラジアル方向の負荷を軸10と滑り軸受1の内径の間の摺動面で受 けることになる。また、滑り軸受1は転輪8と一体で、カラ−9とはある隙間を 有して取付けられている。そして転輪8に加わるスラスト方向の荷重はフランジ 面4とカラ−9の摺動面で受けることになる。しかして本考案による滑り軸受1 は切欠き5を設けたことによりフランジ面4の表面にひび割れなくなり良好で滑 らかな面が得られ、高負荷に対しても長時間耐えられる。
【0011】
以上説明したように本考案は表面に鉛青銅合金を焼結した平板状の鋼母材を合 金が内側となる円筒形に丸めて、一端面をプレスによりスラスト荷重を受けるた めのフランジ面に形成した滑り軸受において、該フランジ面となる加工前の母材 の部分の一側端面にその長さをほぼ等分する1乃至複数個で、深さをフランジ面 高さの1/3〜3/3とした切欠きを備えたから、切欠きを設けたことにより、 フランジ加工の際、その近辺については円周方向に伸長される度合が少なくなり 、したがって割れの発生が防止できる。また、スラスト面に割れのないことによ り高い負荷を長時間受けることができるから、耐久性が高くなり、かつ外観(見 栄え)も良好となる。
【図1】本考案にかかる装軌式車両の転輪用滑り軸受の
加工工程図を示し、(a)は加工前の状態、(b)は加
工後の塑性変形後の状態を示す斜視による説明図であ
る。
加工工程図を示し、(a)は加工前の状態、(b)は加
工後の塑性変形後の状態を示す斜視による説明図であ
る。
【図2】本考案にかかる転輪用滑り軸受を示し、(a)
は断面、(b)は正面の説明図である。
は断面、(b)は正面の説明図である。
【図3】図2(a)のP部詳細を示す説明図である。
【図4】本考案による転輪用滑り軸受を転輪に装着した
状態を示す断面による説明図である。
状態を示す断面による説明図である。
1 滑り軸受 4 フラン
ジ面 2 母材 5 切欠き 3 鉛青銅合金
ジ面 2 母材 5 切欠き 3 鉛青銅合金
Claims (1)
- 【請求項1】 表面に鉛青銅合金を焼結した平板状の鋼
母材を合金が内側となる円筒形に丸めて、一端面をプレ
スによりスラスト荷重を受けるためのフランジ面に形成
した滑り軸受において、該フランジ面となる加工前の母
材の部分の一側端面にその長さをほぼ等分する1乃至複
数個で、深さをフランジ面高さの1/3〜3/3とした
切欠きを備えたことを特徴とする滑り軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4000793U JPH074924U (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 滑り軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4000793U JPH074924U (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 滑り軸受 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH074924U true JPH074924U (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=12568859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4000793U Pending JPH074924U (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 滑り軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074924U (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5254921U (ja) * | 1975-10-18 | 1977-04-20 | ||
| JPS5440531U (ja) * | 1977-08-25 | 1979-03-17 | ||
| JPS5474926U (ja) * | 1977-11-08 | 1979-05-28 | ||
| JP2017042806A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | 大豊工業株式会社 | 曲げ加工方法及びブシュの製造方法 |
| JP2020126130A (ja) * | 2019-02-04 | 2020-08-20 | ブラザー工業株式会社 | ギア機構および画像形成装置 |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP4000793U patent/JPH074924U/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5254921U (ja) * | 1975-10-18 | 1977-04-20 | ||
| JPS5440531U (ja) * | 1977-08-25 | 1979-03-17 | ||
| JPS5474926U (ja) * | 1977-11-08 | 1979-05-28 | ||
| JP2017042806A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | 大豊工業株式会社 | 曲げ加工方法及びブシュの製造方法 |
| JP2020126130A (ja) * | 2019-02-04 | 2020-08-20 | ブラザー工業株式会社 | ギア機構および画像形成装置 |
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