JPH0749363B2 - 工業用防カビ剤 - Google Patents
工業用防カビ剤Info
- Publication number
- JPH0749363B2 JPH0749363B2 JP4051590A JP4051590A JPH0749363B2 JP H0749363 B2 JPH0749363 B2 JP H0749363B2 JP 4051590 A JP4051590 A JP 4051590A JP 4051590 A JP4051590 A JP 4051590A JP H0749363 B2 JPH0749363 B2 JP H0749363B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- industrial
- antifungal
- present
- antifungal agent
- disulfide
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新しい工業用防カビ剤に関するものである。
(従来技術及びその問題点) 従来、工業用防カビ剤としては、主として水銀、錫、銅
等の重金属の無機又は有機化合物や、ハロゲン化フェノ
ール等の有機ハロゲン化物が使用されてきたが、これら
の化合物は高い人体毒性や魚毒性を有するために、作業
環境、生活環境を著しく悪化させ、その使用には大きな
制約を受ける。
等の重金属の無機又は有機化合物や、ハロゲン化フェノ
ール等の有機ハロゲン化物が使用されてきたが、これら
の化合物は高い人体毒性や魚毒性を有するために、作業
環境、生活環境を著しく悪化させ、その使用には大きな
制約を受ける。
一般に、パルプ、塗料、糊料、木竹製品、織物、プラス
チック等の工業製品にはしばしばカビが発育、繁殖して
製品価値が損われるという問題がある。このような問題
を解決するために、防カビ剤が提案されている。比較的
すぐれた低毒性防カビ剤として3−ヨード−2−プロピ
ニルブチルカーバメイト(以下IPBCとも略す)が知られ
ている。しかし、この防カビ剤の場合、その効果がある
特定種のカビに限定される等防カビ効果の点では未だ不
十分である上、防カビ効果の持続性に欠けるという問題
もあった。また、他の防カビ剤としてテトラアルキルチ
ウラムジスルフィド化合物が知られているが、このもの
は広範囲のカビに効果を示すものの、その防カビ効果が
弱いという問題があり、実用性のあるものではなかっ
た。
チック等の工業製品にはしばしばカビが発育、繁殖して
製品価値が損われるという問題がある。このような問題
を解決するために、防カビ剤が提案されている。比較的
すぐれた低毒性防カビ剤として3−ヨード−2−プロピ
ニルブチルカーバメイト(以下IPBCとも略す)が知られ
ている。しかし、この防カビ剤の場合、その効果がある
特定種のカビに限定される等防カビ効果の点では未だ不
十分である上、防カビ効果の持続性に欠けるという問題
もあった。また、他の防カビ剤としてテトラアルキルチ
ウラムジスルフィド化合物が知られているが、このもの
は広範囲のカビに効果を示すものの、その防カビ効果が
弱いという問題があり、実用性のあるものではなかっ
た。
(発明の課題) 本発明は、従来の防カビ剤に見られる前記問題を解決
し、低毒性に優れるとともに、広範囲のカビに対して優
れた防カビ効果を示す工業用防カビ剤を提供することを
その課題とする。
し、低毒性に優れるとともに、広範囲のカビに対して優
れた防カビ効果を示す工業用防カビ剤を提供することを
その課題とする。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた
結果、意外なことには、IPBCに対してテトラアルキルチ
ウラムジスルフィドを組合せることによってその課題を
解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
結果、意外なことには、IPBCに対してテトラアルキルチ
ウラムジスルフィドを組合せることによってその課題を
解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明によれば、3−ヨード−2−プロピニルブ
チルカーバメイトとテトラアルキルチウラムジスルフィ
ド化合物を含有することを特徴とする工業用防カビ剤が
提供される。
チルカーバメイトとテトラアルキルチウラムジスルフィ
ド化合物を含有することを特徴とする工業用防カビ剤が
提供される。
本発明で用いるIPBCは、次式で表わされる。
IC≡CCH2OOCNHC4H9 また、本発明で用いるテトラアルキルチウラムジスルフ
ィド化合物としては、次の一般式で表わされるのが好ま
しく用いられる。
ィド化合物としては、次の一般式で表わされるのが好ま
しく用いられる。
前記式中、R1〜R4は炭素数が1〜4のアルキル基を示
す。
す。
本発明の工業用防カビ剤は、前記したように相互に異っ
た2種類の防カビ剤の組合せからなるものであるが、各
成分単独からはとうてい予期することのできない極めて
優れた防カビ効果を発揮し、またカビに対してその種類
に関係なく広い適用範囲を有する。
た2種類の防カビ剤の組合せからなるものであるが、各
成分単独からはとうてい予期することのできない極めて
優れた防カビ効果を発揮し、またカビに対してその種類
に関係なく広い適用範囲を有する。
本発明で用いるテトラアルキルチウラムジスルフィド化
合物としては、例えば、テトラメチルチウラムジスルフ
ィド、テトラエチルチウラムジスルフィド、テトラプロ
ピルチウラムジスルフィド、テトラブチルチウラムジス
ルフィド等が挙げられる。これらのものは、単独又は2
種以上の混合物の形で用いられる。
合物としては、例えば、テトラメチルチウラムジスルフ
ィド、テトラエチルチウラムジスルフィド、テトラプロ
ピルチウラムジスルフィド、テトラブチルチウラムジス
ルフィド等が挙げられる。これらのものは、単独又は2
種以上の混合物の形で用いられる。
IPBCとテトラアルキルチウラムジスルフィド化合物との
配合割合(重量)は、(10:1)〜(1:10)であって、好
ましくは(5:1)〜(1:5)である。
配合割合(重量)は、(10:1)〜(1:10)であって、好
ましくは(5:1)〜(1:5)である。
本発明の工業用防カビ剤は、基本的には上記した2成分
を均一に混合することにより調製されるが、一般的に
は、界面活性剤等によるディスパージョン溶剤溶液、乳
化分散液等として使用される。この場合、界面活性剤と
しては、一般的なノニオン系やアニオン系界面活性剤が
例示される。また、溶剤としては、アルコール系溶剤、
ケトン系溶剤、エーテル系溶剤、炭化水素系溶剤等が例
示される。
を均一に混合することにより調製されるが、一般的に
は、界面活性剤等によるディスパージョン溶剤溶液、乳
化分散液等として使用される。この場合、界面活性剤と
しては、一般的なノニオン系やアニオン系界面活性剤が
例示される。また、溶剤としては、アルコール系溶剤、
ケトン系溶剤、エーテル系溶剤、炭化水素系溶剤等が例
示される。
本発明の工業用防カビ剤は、前記液状の他、固体担体に
担持して使用してもよく、その使用態様は特に制限され
ず、種々の態様で使用することができる。
担持して使用してもよく、その使用態様は特に制限され
ず、種々の態様で使用することができる。
本発明の工業用防カビ剤の使用に際しての添加量は、微
生物濃度によっても異なるが、一般的には、1〜1000pp
m程度で良好な防菌効果が得られる。
生物濃度によっても異なるが、一般的には、1〜1000pp
m程度で良好な防菌効果が得られる。
本発明の工業用防カビ剤には、本発明の目的を特に阻害
しない範囲で、安定剤、界面活性剤等を添加することは
何ら差支えない。
しない範囲で、安定剤、界面活性剤等を添加することは
何ら差支えない。
(実施例) 次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。な
お、以下において示す部はいずれも重量基準である。
お、以下において示す部はいずれも重量基準である。
実施例 (工業用防カビ剤の調製) 下記成分組成からなる各種工業用防カビ剤を調製した。
本発明品(I) IPBC : 5 (部) テトラメチルチウラムジスルフィド : 5 〃 アグリゾールFL−104FA :10 〃 ヒドロキシエチルセルロース : 0.5 〃 水 :79.5 〃 本発明品(II) IPBC : 5 (部) テトラブチルチウラムジスルフィド : 5 〃 アグリゾールFL−104FA :10 〃 ヒドロキシエチルセルロース : 0.5 〃 水 :79.5 〃 本発明品(III) IPBC : 2.5(部) テトラメチルチウラムジスルフィド : 7.5 〃 アグリゾールFL−104FA :10 〃 ヒドロキシエチルセルロース : 0.5 〃 水 :79.5 〃 本発明品(IV) IPBC : 7.5(部) テトラメチルチウラムジスルフィド : 2.5 〃 アグリゾールFL−104FA :10 〃 ヒドロキシエチルセルロース : 0.5 〃 水 :79.5 〃 比較品(I) IPBC :10 (部) アグリゾールFL−104FA :10 〃 ヒドロキシエチルセルロース : 0.5 〃 水 :79.5 〃 比較品(II) テトラメチルチウラムジスルフィド :10 (部) アグリゾールFL−104FA :10 〃 ヒドロキシエチルセルロース : 0.5 〃 水 :79.5 〃 比較品(III) テトラブチルチウラムジスルフィド :10 (部) アグリゾールFL−104FA :10 〃 ヒドロキシエチルセルロース : 0.5 〃 水 :79.5 〃 なお、前記したアグリゾールFL−104FAは、花王社製の
フロアブル化剤である。
フロアブル化剤である。
(防カビ試験) 次に前記で示した本発明品及び比較品の工業用防カビ剤
について、下記のような試験方法によりカビ生育阻止濃
度、パルプスラリーに対する防カビ効果を調べた。
について、下記のような試験方法によりカビ生育阻止濃
度、パルプスラリーに対する防カビ効果を調べた。
(1)カビ生育阻止濃度試験 ストレプトマイシン50μg/ml添加ワックスマン液体培地
に供試菌種を接種し、この一定量中に各供試防カビ剤を
規定濃度添加し、32℃で振盪培養を行う。7日後にカビ
の生育を調査し、各供試防カビ剤の生育阻止濃度を調べ
た。その結果を表−1に示す。
に供試菌種を接種し、この一定量中に各供試防カビ剤を
規定濃度添加し、32℃で振盪培養を行う。7日後にカビ
の生育を調査し、各供試防カビ剤の生育阻止濃度を調べ
た。その結果を表−1に示す。
なお、試験に用いた菌種は以下の通りである。
Aspergillus niger ATCC 6275(A.n) Trichoderma T−1 ATCC 9645(T.t) Penicillium luteum ATCC 9644(P.l) Rhizopus nigricans S.N.32(R.n) (2)パルプスラリーに対する防カビ試験 パルプ(BLKP)の1%スラリーに、本発明品及び比較品
の防カビ剤を濃度300ppmになるように添加した。これを
濾過し、パルプシートを作成し、このシートを32℃の恒
温器で7日間保存した後、表面のカビの生育を観察し、
その結果を表−2に示す。
の防カビ剤を濃度300ppmになるように添加した。これを
濾過し、パルプシートを作成し、このシートを32℃の恒
温器で7日間保存した後、表面のカビの生育を観察し、
その結果を表−2に示す。
なお、カビの生育状況は以下の基準で判定した。
−:カビの発生の全く見られないもの ±:明かな繁殖は見られないが、繁殖の徴候のあるもの +:明らかに繁殖の認められるもの :旺盛な繁殖の見られるもの (発明の効果) 前記表−1及び表−2に示された結果からわかるよう
に、本発明の工業用防カビ剤を構成する各成分単独では
格別の防カビ効果は得られないが、両成分を併用するこ
とによって著しくすぐれた防カビ効果を得ることができ
る。
に、本発明の工業用防カビ剤を構成する各成分単独では
格別の防カビ効果は得られないが、両成分を併用するこ
とによって著しくすぐれた防カビ効果を得ることができ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバ
メイトとテトラアルキルチウラムジスルフィド化合物を
含有することを特徴とする工業用防カビ剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4051590A JPH0749363B2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 工業用防カビ剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4051590A JPH0749363B2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 工業用防カビ剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03246205A JPH03246205A (ja) | 1991-11-01 |
| JPH0749363B2 true JPH0749363B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=12582664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4051590A Expired - Lifetime JPH0749363B2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 工業用防カビ剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0749363B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20050049224A1 (en) * | 2003-08-29 | 2005-03-03 | Gaglani Kamlesh D. | Antimicrobial mixtures comprising iodopropynyl compounds and dimethyldithiocarbamate derivatives |
| JP5064295B2 (ja) * | 2008-05-15 | 2012-10-31 | 電気化学工業株式会社 | 硫黄変性クロロプレン重合体の製造方法 |
-
1990
- 1990-02-20 JP JP4051590A patent/JPH0749363B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03246205A (ja) | 1991-11-01 |
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