JPH0749519Y2 - 電子楽器の音高制御装置 - Google Patents

電子楽器の音高制御装置

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JPH0749519Y2
JPH0749519Y2 JP1989004747U JP474789U JPH0749519Y2 JP H0749519 Y2 JPH0749519 Y2 JP H0749519Y2 JP 1989004747 U JP1989004747 U JP 1989004747U JP 474789 U JP474789 U JP 474789U JP H0749519 Y2 JPH0749519 Y2 JP H0749519Y2
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【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は電子楽器の音高制御装置に関し、特に音源で
発生する楽音に対するポルタメントを制御する技術に関
する。
[従来技術とその問題点] 電子楽器に備えられる操作子のセット(演奏制御入力装
置)は基本的に1台の「楽器」を「演奏」するための操
作子としての意味をもつ。このため、複数の楽音発生チ
ャンネルをもつ音源を備えた電子楽器では、演奏制御入
力装置(楽器本体あるいはMIDIコントローラのような外
部の演奏制御入力装置)から与えられた任意の1つの発
音メッセージに対し、空きになっている1つの楽音発生
チャンネルを見つけ出し、その楽音発生チャンネルに対
し、発音を指示するという制御を電子楽器の制御装置
(代表的にはマイクロコンピュータ)で行ってきた。合
成タイプの音源の場合、各々の楽音発生チャンネルは、
音色データ(複数の波形生成モジュールで1つの楽音発
生チャンネルを構成するような場合におけるモジュール
間の接続構造を可変に規定するような楽音合成アルゴリ
ズム等のデータも含まれる)を差し換えることにより、
その音源のもつ楽音生成能力の範囲内で、任意の音色の
楽音を生成することができる。しかし、いったん、特定
の音色データが設定された後ではその設定された音色デ
ータで規定される音色の楽音しか発生できない(複雑な
合成を行う音源の場合は、音色データの量が多いため、
マイクロコンピュータから楽音発生チャンネルへの音色
データの設定は、発音要求に対する実時間応答の必要性
から事前に行われ、代表的には楽器のパネル上での音色
選択操作に応答して行われるが、PCMデータを利用する
音源のように設定すべき音色データの量が少ない音源の
場合には、発音指示を行うときに音色データを音源に転
送することもできる)。
1つの発音メッセージに対し、1つの楽音発生チャンネ
ルを鳴らすという方式は、発音メッセージのソースであ
る演奏制御装置を1台の楽器の演奏操作子として使用す
るという、基本的な考え方に沿うものである。しかしな
がらこの方式の場合、いったん、音色データが設定され
た場合に、その楽音発生チャンネルで生成される楽音の
音色は固定されるわけであり、発音メッセージ自体によ
って音色が変化することはない。伝統的な楽器の場合、
楽音の音色は、演奏タッチの強さ、音高にも依存する。
したがって、電子楽器においても、発音メッセージに含
まれる情報に依存して音色等が変化することが望まし
い。たしかに、1つの楽音発生チャンネルにおけるエン
ベロープやカットオフ周波数等を発音メッセージに依存
して変化させる制御を行うことにより、ある程度の変化
を楽音(楽音発生チャンネル出力)に付けることができ
る。しかしながら、その変化の度合には限界がある。よ
りダイナミックな変化を付けるには、1発音メッセージ
に付き1つの(音色の)楽音発生チャンネルという制限
をはずす必要がある。また、音楽表現者(演奏者)にと
っては一人で、同時に複数の「楽器」を演奏したような
効果が得られることは有難いことである(伝統的なアコ
ースティック楽器の場合にはこれは困難であり続け
た)。
このような楽音特性のダイナミズムやリアリズムの追
及、複数楽器による演奏表現の追及の観点から、最近で
は、1つの発音メッセージに付き、1つの音色の楽音発
生チャンネルを鳴らすというモードだけでなく、1つの
発音メッセージに対し、複数の異なる(音色や音高が異
なる)楽音発生チャンネルを鳴らしたり、発音メッセー
ジに含まれる情報に依存して、ダイナミックに音色が変
化するように、選択的に異なる楽音発生チャンネルを鳴
らしたり、あるいは複数の異なる楽音発生チャンネルに
おける音量バランス(楽音混合比)を発音メッセージに
依存して変化させながら、複数の異なる楽音発生チャン
ネルを鳴らすことなどができるモード(コンビネーショ
ンモードと呼ばれている)を有する電子楽器の制御装置
が実用化されるに至った。コンビネーションモードとし
ては例えば、音域(鍵域)によって系統(音色)を切り
換えるキースプリット、音域によって2系統あるいはそ
れ以上の系統(音色は同じでもピッチが異なったり、あ
るいは発音タイミングが異なるなどを含む)の楽音の混
合比を連続的に変化させるポジショナルクロスフェー
ド、演奏タッチの強さによって楽音の系統を切り換える
ベロシティスプリットなとが知られている。
コンビネーションモードの機能を電子楽器にもたせるこ
とにより、演奏表現、楽音のリアリズム、ダイナミズム
が格段に向上することとなった。そしてコンビネーショ
ンモードの機能をフルに発揮するため、コンビネーショ
ンモードにおいて、発生可能な複数の異なる楽音の系統
のそれぞれに対する効果パラメータに関して、系統別に
設定することが可能になった。
例えば、この考案に関係する効果パラメータであるピッ
チベンドデータ(楽音にピッチベンドをかけるためのデ
ータ)について、楽音の系統別に独立のピッチベンドデ
ータを設定することのできる電子楽器が提供されるよう
になった。この結果、演奏時に、発音中の楽音の系統別
に異なるピッチベンドが付くという、非常にダイナミズ
ムに富む演奏表現が可能になった、 しかしながら、この極限的なピッチベンドのダイナミズ
ムは演奏制御入力装置におけるピッチベンド操作データ
の発生、あるいは検出(どのような操作子を使って、ど
のように操作子を操作するか等)の形態、演奏する楽曲
あるいはその一部に依存して、演奏表現の音楽的な不安
定性と裏腹な関係をもっており、音楽的表現者たる演奏
者にとってはなはだ都合の悪いことになることが少なく
ない。
例えば、電子鍵盤楽器の場合には、音階音を指定する操
作子と音階音からのピッチのずれを指定する操作子は別
個、独立である。音階音の操作子は当然、鍵盤であり、
ピッチずれ(ピッチベンド)の操作子は鍵盤の左側など
に設けられた、代表的にはホイールの形態をもつ操作子
(ベンダーホイール)である。代表的なベンダーホイー
ルは、何も操作しないときに、ピッチベンドなしの情報
(例えばピッチベンド操作データの全範囲が数値0〜12
7に割り振られているとすれば64の値に対応する信号)
を出力する。手前に90°程度、ホイールを回すといっぱ
いになり、それ以上は回転しない。このとき、ベンダー
ホイールからは最大のダウンベンドの情報(上の例でい
えば、0の値に対応する信号)を出力する。逆に90°程
度回してもホイールはストッパに当たってそれ以上は回
転しない。このとき、ホイールからは最大のアップベン
ドの情報(127の値に対応する信号)を出力する。一
方、ピッチベンド設定時に設定するピッチベンド設定デ
ータは、一般に、ピッチベンドの幅(ベンドレンジ)で
ある。したがって、ベンダーホイールを最大限に回転さ
せた位置で、設定したベンドレンジの大きさのピッチベ
ンド(回転方向に従いアップかダウン)がかかり、中間
の位置では設定したベンドレンジデータを感度データと
して計算されるピッチのずれが発生する。ピッチベンド
演奏において演奏者が考慮するのは基本的にピッチベン
ドの大きさであり、この意味で、ホイールがある範囲で
しか回転しない構造をとっていることは演奏者のピッチ
ベンドコントロールを容易にしている。また、電子鍵盤
楽器の場合、ベンダーホイールは音階音の操作子である
鍵盤とは別であるので、多くの演奏者はベンダーホイー
ルを特殊的な効果をつけるために、たまにしか操作しな
い。したがって、以上のような環境の下では、コンビネ
ーションモードにおいて楽音の系統別に異なるベンドレ
ンジデータを設定しておいて、コンビネーションモード
下での演奏中に、ピッチベンド操作することで、楽音の
系統ごとに異なるピッチベンドを付けられる、という機
能は有意義である。
しかし、上述したのとは全く別の環境も存在する。例え
ば、電子ギターのような電子弦楽器を例にとると、この
場合、音階音を指定する操作子とピッチベンドを指定す
る操作子は同一である。すなわち、「弦」が両者に共通
の操作子である。ピッチ抽出型電子ギターの場合には、
弦で発生した振動をピックアップで電気信号に変換し、
その信号に含まれる基本周波数(楽音のピッチ)を抽出
する。そして音源への制御のためには、この抽出結果か
ら、音階音に相当する成分と音階音からのずれの成分
(ピッチベンド)成分とを分けなければならない(ベン
ドレンジデータを使用する限り)。しかし、本質的には
この分離は不可能である。なぜなら、弦に対するチョー
キング操作(ピッチベンド操作)なしにある位置で弦を
フィンガーボードに対して押し付けた状態で撥弦した場
合と、チョーキング操作をつけて(弦を変位させて)少
しヘッド寄りの位置で弦をフィンガーボードに対して押
し当てた状態で撥弦した場合とで同じ基本周波数をもつ
振動が発生し得るからである。このため、ピッチ抽出結
果から、音階音成分(ノートナンバー)とピッチベンド
成分とを分離する手段は、最初にピッチが抽出されたと
きに、これを内部にある音階音のテーブルを参照するな
どして、その最初のピッチに一番近い音階音のピッチを
ノートナンバー成分とし、残りをピッチベンド成分とす
る(最初に抽出されたピッチにはピッチベンド成分はな
しとして処理するものもある)。いずれにしろ、最初に
抽出されたピッチが基準となり、それ以降に抽出された
ピッチに変化があれば、最初のピッチを基準としてピッ
チベンド操作データが生成される。このピッチベンド操
作データがピッチベンドレンジデータに従って正規化さ
れて、音階音からのずれのピッチを与える。もし、ギタ
ー演奏者が、チョーキング操作した状態で撥弦操作を行
なわずに撥弦操作するのであれば、最初に抽出されるピ
ッチには、正確にピッチ抽出がなされている限り、フレ
ット位置で規定される音階音以外の成分(ピッチベンド
成分)は含まれない。これは、ギター演奏者にとっては
演奏制限となるがそれほど問題にしない奏者も多い。し
かし、キーボーディストと異なり、多くのギタリスト、
特にエレキギタリスト達はチョーキング操作を多用す
る。また、電子鍵盤楽器のベンダーホイールとは異な
り、チョーキング操作による弦の変位、あるいは弦の張
力の変化の大きさには明確な限界がない。更には、チョ
ーキング操作だけでなくトレモロアームを操作すること
によっても、弦の張力は変化し、弦振動の周波数にも変
化が発生する。更には、より根本的な問題として、弦楽
器の場合にはピッチが変動しない音を鳴らすということ
自体が容易でなく、多かれ、少なかれ、常時ピッチ(弦
振動周波数)は変動している。これら種々の要因によ
り、電子弦楽器における情報であるピッチベンド操作デ
ータの意味(設定されているピッチベンドレンジデー
タ、すなわち感度データによって正規化すべきデータ対
象)が不明確さを増す。しかも、ピッチベンド操作(チ
ョーキング操作、トレモロアーミング操作)は多くのギ
ター演奏者の好むところである。ここにおいて、コンビ
ネーションモードという複合的な楽音出力形態におい
て、系統別に異なるピッチベンドレンジデータを使って
楽音の系統ごとにピッチベンドをかけたとすると、演奏
者にとってはなはだコントロールが困難なピッチベンド
操作が要求されることになる。第1にギター演奏者はど
の程度のピッチベンド操作に対してどの程度のピッチベ
ンドがそれぞれの系統の楽音にかかるかを感覚的に体得
できなければならない。また、複数系統の別々に動いて
いる楽音のピッチを聞き分ける耳をもたなければならな
い。また、多くの電子ギターでは、生音(エレキ音)も
出力できるようになっているので、生音と合わせたピッ
チベンドをシンセ音に持たせたいと考える奏者も多い。
したがって、このような環境下では、すべての楽音の系
統に対して共通のピッチベンドがかかることが望まれ
る。
しかるに、従来技術においてこれを達成するには、わざ
わざ異なる値で系統的に設定してあったピッチベンド設
定データを捨て、1つの系統を選択しては同じピッチベ
ンド設定データを入力し、また1つの系統を選択しては
同じピッチベンド設定データを入力するという面倒な設
定をし直す必要があった。
[考案の目的] したがって、この考案の目的は、上述したようなコンビ
ネーションモードにおいて、すべての系統の楽音に共通
のピッチベンド効果を付けたいような場合に、わざわ
ざ、系統別にピッチベンド設定データを入力し直す必要
のない電子楽器の音高制御装置を提供することである。
[考案の構成、作用] この考案によれば、上記の目的を達成するため、演奏制
御入力装置からの演奏制御入力に対して音源を制御して
該音源にて複数の系統の楽音を発生可能な電子楽器の音
高制御装置において、上記演奏制御入力装置に対する演
奏法の相違に従う第1及び第2の楽器演奏モードを選択
するモード切換手段と、上記モード切換手段により第1
の楽器演奏モードが選択されている場合には、上記各系
統別に独立のピッチベンドがかかるように、上記各系統
ごとにピッチベンド設定データを設定する系統別ピッチ
ベンド設定手段と、上記モード切換手段により、第2の
楽器演奏モードが選択されている場合には上記複数の系
統に共通のピッチベンドがかかるように共通のピッチベ
ンド設定データを一括設定する共通ピッチベンド設定手
段と、を有することを特徴とする電子楽器の音高制御装
置が提供される。
この構成によれば、演奏制御入力装置としてどのような
タイプの楽器コントローラを使用するかにより、あるい
は同じ演奏制御入力装置を使用する場合でも、曲などに
よる演奏形態の相違によって系統別のピッチベンドをか
けるかを系統に共通のピッチベンドをかけるかを容易に
選択することが可能となる。
ところで、演奏中に、楽節の区切れのところなどで、共
通のピッチベンドか別々のピッチベンドかを切り換える
ことができれば、更に演奏者にとって好都合である。
このため、本考案のもう1つの側面によれば、演奏制御
入力装置からの演奏制御入力に対して音源を制御して該
音源にて複数の系統の楽音を発生可能な電子楽器の音高
制御装置において、上記各系統ごとにピッチベンド設定
データを設定する系統別ピッチベンド設定手段と、共通
ピッチベンド制御モードを選択的に指定するモード指定
手段と、上記モード指定手段により上記共通ピッチベン
ド制御モードが指定されていないときは、上記系統別ピ
ッチベンド設定手段により系統別に設定されたピッチベ
ンド設定データに従って、対応する系統の楽音に対し、
ピッチベンドを付加し、上記モード指定手段により上記
共通ピッチベンド制御モードが指定されているときに
は、上記系統別ピッチベンド設定手段により設定された
ピッチベンド設定データのうち、いずれか1つの系統に
対して設定されたピッチベンド設定データに従って、ピ
ッチベンドを付加すべきすべての系統の楽音に対し、ピ
ッチベンドを付加するピッチベンド付加手段とを有する
ことを特徴とする電子楽器の音高制御装置が提供され
る。
この構成の場合、演奏中に、系統別から共通、あるいは
共通から系統別というように制御を切り換えることが可
能となる。
また、好ましい構成例において、上記モード指定手段は
上記系統別ピッチベンド設定手段により設定されたピッ
チベンド設定データのうちいずれの系統に対して設定さ
れたピッチベンド設定データにて、上記ピッチベンド付
加手段による共通ピッチベンド制御を行わせるかを選択
する手段を有する。
あるいは、上記選択手段に代え、共通ピッチベンドデー
タ設定手段で設定されている内容で上記共通ピッチベン
ド制御を行わせることを選択的に指示する手段を用いて
もよい。
[実施例] 以下、図面を参照してこの考案の実施例について説明す
る。
〈全体構成〉 この考案の特徴を組み込んだ電子楽器1の全体構成を第
1図に示す。鍵盤1−1では、操作された鍵の情報とし
て、キーコードを始めとして押鍵速度、離鍵速度データ
及び押鍵後の鍵圧データ(鍵盤におけるアフタータッチ
データ)を検出し、本電子楽器1の制御装置としてのマ
イクロコンピュータ(CPU)1−2に送出する。スイッ
チ1−3は一連の機能スイッチから成り、各スイッチの
状態はマイクロコンピュータ1−2に送られて処理され
る。コントローラ1−4は鍵盤1以外の演奏用操作子を
構成するものであり、足で操作されるフットボリウム、
トレモロの深さを変更するためのモジュレーションホイ
ール、予め設定された1ないし複数の楽音構成要素に対
して作用するためのデファイナブルホイール等の操作子
を含み、各操作子データはマイクロコンピュータ1−2
に送られる。表示部1−5はLEDやLCD(液晶)ディスプ
レイ等から成り、マイクロコンピュータ1−2の制御の
下に、現在の演奏状態、電子楽器1の動作状態(システ
ム状態)、設定データ等を表示する。MIDI1−6はマイ
クロコンピュータ1−2が外部の電子楽器、シーケンサ
等との間でデータの通信を行うのに用いられる外部イン
ターフェースである。もう1つの外部インターフェース
1−7はマイクロコンピュータ1−2とICカードとのイ
ンターフェースであり、マイクロコンピュータ1−2は
この外部インターフェース1−7を介してICカードから
データまたはプログラム等を取り込んだり、ICカードに
データまたはプログラムを書き込んだりする。マイクロ
コンピュータ1−2はROM1−8とROM1−9を有し、ROM1
−8には本電子楽器1を動作させるためのプログラム
や、音色データ、演奏データなどが記憶され、RAM1−9
にはプログラムの実行中に使用するデータ、例えば音色
データ、音色制御用データ、演奏データ、演奏状態デー
タなどが一時的に記憶される。
音源1−10はマイクロコンピュータ1−2の制御の下に
複数のヴォイスの楽音信号を発生する。音源1−10とし
ては、例えば、特願昭62−249467号に示すようなiPD
(インターラクティブ位相歪み方式)の音源が使用でき
る。音源1−10の生成したデジタル楽音信号は系統別
(例えば2系統)にD/A変換器1−11に送られ、各系統
のアナログ楽音信号に変換される。D/A変換器1−11か
らの各系統のアナログ楽音信号はマイクロコンピュータ
1−2によって制御されるパンニング効果発生器1−12
に入力される。パンニング効果発生器1−12は、入力さ
れる各系統のアナログ楽音信号を相補的に振幅制御する
対のVCAを本電子楽器のコンビネーションモードにおけ
る最大の系統数の数N×ステレオチャンネル数S(ここ
では2ステレオチャンネル)だけ、有しており、系統ご
とに2つずつのVCA出力をミックスしてステレオの右チ
ャンネルと左チャンネルの信号を形成する。これによ
り、系統別に音像の定位が制御される。パンニング効果
発生器1−12からの各ステレオチャンネル信号はフィル
ター1−13で不要周波数成分が除去され、アンプ1−14
で増幅された後、左右のスピーカ1−15から放音され
る。
〈基本動作〉 次に、電子楽器1の基本的な動作について、第2A図〜第
2E図及び第3図を参照して説明する。
第2A図は一定周期ごとに起動される第1のタイマー割込
ルーチンであり、このルーチン2−1−1において、鍵
盤1−1の状態と、スイッチ1−3の各スイッチ状態が
マイクロコンピュータ1−2に取り込まれる。
第2B図は第2のタイマー割込ルーチンであり、ステップ
2−2−1でコントローラ1−4のデータがマイクロコ
ンピュータ1−2に取り込まれ、前回のコントロールデ
ータとの比較から、コントロールデータの変化の有無が
調べられ、変化した場合にはコントロールデータ変化処
理2−2−2が実行される。次のステップ2−2−3で
は、LFOビブラートを実現するための演算が実行され
る。すなわち、ビブラートに作用するデータ(基準レー
ト、基準デプス、ビブラートパラメータ変調用のコント
ロールデータやMIDIデータ)から、現在のビブラートデ
ータを生成する。次にステップ2−2−4ではシステム
のピッチ変更設定状態に従いLFOビブラート、MIDIデー
タ、コントロールデータにより、楽音のピッチを変更す
ることを実現するための演算を行い、結果を音源1−10
に送って、ピッチの制御を行う。次にステップ2−2−
5ではLFOトレモロ(グロール)を実現するためのデー
タの演算(コントロールデータまたはMIDIデータがトレ
モロあるいはグロールに対して変調をかけている場合に
必要な演算処理も含まれる)を行う。次にステップ2−
2−6ではLFOトレモロ、MIDIデータ(例えばアフター
タッチデータ)、コントロールデータが実際に楽音の音
色、音量を変更することを実現するための演算を行い、
結果を音源1−10に送って楽音の音色、音量を制御す
る。最後のステップ2−2−7ではパンニング効果を発
生するためのパンデータ作成処理が行われる。
第2C図は第3のタイマー割込ルーチンであり、このルー
チン2−3−1で、第1図のパンニング効果発生器1−
12に対し、実際に効果を実現させるためにマイクロコン
ピュータ1−2から制御信号が送られる。
第2D図はMIDIデータが送られてきたときに、MIDIインタ
ーフェース1−6からの割込によって起動されるMIDI受
信処理ルーチン2−4−1であり、ここでは受信のため
の処理(RAM1−9上のMIDI関係バッファ上へのデータセ
ット等)を行うのみである。第2E図はMIDIデータを外部
の電子楽器等に対して送ったときにMIDIインターフェー
ス1−6からの割込によって起動されるMIDI送信処理ル
ーチン2−5−1であり、これにより、MIDIデータの伝
送速度が維持される。
第3図は、マイクロコンピュータ1−2のジェネラルフ
ロー(メインプログラム)を示したものである。始め
に、電源が入ると、イニシャライズルーチン3−1に入
り、ここで、音源1−6に対する初期設定や、表示部1
−5への初期表示データの設定、各制御データ、演算用
データ等の初期設定が行われる。ステップ3−2におい
ては、鍵盤/スイッチのデータ取込の割込ルーチン(第
2A図)の結果を参照してスイッチの状態変化を判別し、
変化有りの場合にはスイッチ変化処理ルーチン3−3を
実行する。このルーチン3−3では、演奏モードの設
定、音色データの設定、MIDI制御データの設定、パン制
御データの設定、音源1−10に対する楽音制御用データ
の設定、表示部1−5への表示データの設定、コントロ
ールデータの初期設定、パンニング効果発生器1−12に
対する制御、ICカードの外部インターフェース1−7と
のデータまたはプログラムの授受、MIDIインターフェー
ス1−6の制御などがシステムの状態(以下、メニュー
という)に従って実行される。
次にステップ3−4で、MIDIインターフェース1−6か
らMIDIデータの入力があったかどうかを、MIDI受信ルー
チン2−4−1(第2D図)で設定される検査フラグを参
照して判別し、入力有りの場合はMIDI IN処理ルーチン
3−5を実行する。この入力処理ルーチン3−5では、
MIDI入力データを識別し、その結果に従い対応する内部
演奏モードの変更、音色データの変更、パン制御データ
の変更、楽音制御データの変更、楽音の制御(ノートオ
ン/オフ等)、表示データの制御、MIDIインターフェー
ス1−6の制御などがメニューや設定データに従って実
行される。
次に、ステップ3−6では鍵盤1−1の状態変化、すな
わち押鍵の有無、離鍵の有無等が割込ルーチン2−1−
1(第2A図)の処理結果から判別され、変化有りの場合
には、鍵変化処理ルーチン3−7において押、離鍵に伴
うデータの変更、発音の割当、発音処理、消音処理、MI
DIインターフェース1−6の制御などが行われる。
この考案はいわゆるコンビネーションモード(演奏制御
入力装置からの発音メッセージの全体に対して複数の異
なる楽音の系統が設定され、演奏中には、演奏制御入力
装置から与えられた1つの発音メッセージ(ノートオ
ン)に対して上記複数の系統あるいはその発音メッセー
ジの内容に依存して1乃至複数の系統が使用され、x番
目の発音発生チャンネルでは第1系統の楽音、y番目の
楽音発生チャンネルでは第2系統の楽音というように、
音源の対応する楽音発生チャンネルでそれぞれの系統の
楽音が発生するモード)において、それぞれの系統の楽
音に対してかけられるピッチベンド効果の態様を設定す
る技術に関しており、この考案によれば、楽音の系統ご
とに独立のピッチベンドレンジデータを設定することも
できれば、系統に共通のピッチベンドレンジデータを設
定することもできる。
以下、この考案の原理が本実施例においてどのように具
体化されているかについて説明する。
〈ピッチベンド設定スイッチ/表示〉 第4図は第1図のスイッチ1−3のうち、ピッチベンド
の設定に関連するスイッチを示したものである。
まず、4Aと4Bは演奏制御入力装置に対する演奏法の相違
によって選択することのできるモード切換スイッチであ
り、ここでは4Aがキーボードモード選択スイッチ(Key
board)、4Bがギター(弦楽器)モード選択スイッチ(w
ind)となっている。キーボードモード選択スイッチ4A
は、演奏制御入力装置としてキーボードを使用する場合
に操作でき、ギターモード選択スイッチは演奏制御入力
装置としてギター(弦楽器)のコントローラを使用する
ときに操作できる。実施例の電子楽器1の場合には、本
体は鍵盤楽器なので、本体で演奏するときにはキーボー
ドモードとし、MIDI1−6を介して接続する外部の電子
楽器(MIDI コントローラ)として、電子ギター等の電
子弦楽器を使用するような場合には、ギターモードを選
択できる。
4Jはコンビネーションモードの一態様であるスプリット
(音域あるいは演奏タッチにより音色が切り換わる機
能)を指定するためのスイッチ(SPLIT)、4Kはコンビ
ネーションモードの一態様であるトーンミックス(複数
の系統の楽音が合成されて出力される機能)を指定する
ためのスイッチ(TONE MIX)である。この例では、いず
れも、4系統(1/2/3/4、1+2+3+4)を想定して
ある。
4F、4G、4H、4Iは系統データを設定するときに、系統の
番号を選択するためのスイッチ(AREA)であり、スイッ
チ4Fは第1系統を指定し、スイッチ4Gは第2系統を指定
し、スイッチ4Hは第3系統を指定し、スイッチ4Iは第4
系統を指定する。
4L、4Mはカーソルスイッチ(CURSOR)であり、データを
設定するときに、表示部1−5のLCDディスプレイの画
面から、スクリーンカーソルを運んで設定データの項目
を選択するのに使用される。
4D、4Eはデータ入力スイッチ(VALUE)であり、数値デ
ータを設定するときは、ONで示すアップスイッチ4Eを押
すことで数値が増え、OFFで示すダウンスイッチ4Dを押
すことで数値が減少する。オンかオフかを設定するとき
にはスイッチ4Eでオンとなり、スイッチ4Dでオフとな
る。
4Cはピッチのベンドレンジ表示スイッチ(BEND RANGE)
であり、ベンドレンジデータの設定画面を選択するのに
使用される。
第5図は、モード選択スイッチのキーボード4Aを押し、
コンビネーションでトーンミックススイッチ4Kを押し、
ベンドレンジスイッチ4Cを押したときに、表示部1−5
の画面に表示されるベンドレンジデータの内容を示して
いる。画面の下方には、表示内容が、1+2+3+4の
構成系統のうちどの系統の楽音に対する設定内容かわか
るように、1つが反転表示されて示される(図では第1
系統である)。図示のようにキーボードのモードでは、
設定すべき項目は、系統番号(エリアスイッチ4F〜4Iで
選択される)と、選択と、ベンドレンジ(BEND RANGE)
のデータである。キーボードのモードの場合は、楽音は
全部で4系統あるので、4系統分のベンドレンジデータ
を設定する必要がある。
第6図は、モード切換スイッチがギター4Bを選択し、コ
ンビネーションでトーンミックススイッチ4Kを押し、ベ
ンドレンジスイッチ4Cを押したときに表示部1−5の画
面に表示される内容を例示したものである。ギター(弦
楽器)モードではベンドレンジデータの設定は一括とな
るため、表示部の下方において、1〜4がすべて反転表
示される。ギターモードでは、系統ごとにベンドレンジ
データを設定する必要がないので設定作業が楽になる。
〈ベンドレンジデータ設定〉 第7図はコンビネーションが選択されていて、ベンドレ
ンジが選択されているときに、実行されるベンドレンジ
データ設定処理のフローチャートである。この処理は第
3図のスイッチ変化処理3−3の中のサブルーチンとな
っている。
7−1でキーボードモードが選択されているかどうかを
判定し、キーボードモードであれば、7−2で第5図に
示すような画面を表示する。(ただし、スプリットモー
ドのときは、コンビネーション表示の形式が1/2/3/4と
なる。)なお、実際の表示の実行は、ベンドレンジスイ
ッチ4Cが押されたときだけであり、そのとき初期表面と
してコンビネーション表示部に系統1が反転表示され
る。7−7の場合も同様)。そして、どのスイッチが押
されているかに従って、7−3〜7−12に示す処理を選
択的に実行する。例えば、エリアキー4F〜4Iの1つが押
されたときには、押されたエリアキーに対応する系統を
反転表示し、内部(RAMI−9上の)のベンドレンジデー
タ設定エリアを切り換える(7−3、7−4)。また、
バリューキー4Eが押されたときには選択されているピッ
チベンドレンジデータ設定エリアのデータの値をプラス
1し(上限に達すれば固定する)、バリューキー4Dが押
されたときにはそのエリアのデータの値をマイナス1す
る(7−5、7−6:7−7、7−8)。
一方、ウィンドモードの場合(7−9でYESの場合)
は、7−7〜7−11に示す処理を実行する。キーボード
モードのときとの相違は、画面のコンビネーション表示
部で全系統1〜4の反転表示が行われる点とエリアキー
4F〜4Iに対する処理がない点である。このモードのと
き、内部的には、ベンドレンジデータは、系統1用のベ
ンドレンジデータ設定エリアに設定されるようになって
いる。したがって、ユーザーは、1系統分だけベンドレ
ンジデータを入力すればよく、設定作業が非常に楽にな
る。
なお、ピッチベンドの実行処理(第2B図の楽音ピッチ変
更処理2−2−4の中で行われる)の詳細については図
示しないが、コンビネーションモード(スプリットまた
はトーンミックス)のもとで、キーボードモードになっ
ている場合には、RAM1−9内部にある4系統のピッチベ
ンド設定エリアのうち楽音が、発音される1乃至複数の
系統に対するベンドレンジ設定エリアのデータが、系統
別に参照され、すなわち、第1系統の楽音に対しては第
1系統のベンドレンジ設定データという形式で、参照さ
れ、演算が行われて、ピッチデータに組み込まれ、音源
1−9において対応する系統の楽音を発生している楽音
発生チャンネルに転送される。
一方、ギターモードになっている場合には、どの楽音の
系統に対しても、第1系統のベンドレンジ設定エリアの
データ(系統別のピッチベンドデータに対して用意され
ている4つのベンドレンジ設定エリアの第1番のエリア
にあるベンドレンジデータ)が読み出されて演算され、
ピッチデータに組み込まれ音源1−9に転送される。
したがって、実施例の場合には、ピッチベンドの実行処
理において系統別のベンドレンジ設定データで、各々の
系統の楽音に独立のピッチベンドを付けるか、第1系統
のベンドレンジ設定データに基づいて各々の系統の楽音
に共通のピッチベンドを付けるかは、実行時における楽
器演奏モード(キーボードモードかギターモードか)に
よって決まるので、演奏中に、モードスイッチ4A、4Bを
切り換えさえすれば、演奏中でもピッチベンドのかかり
方を容易に換えることができる利点もある。
本実施例は以上のように動作するので、電子弦楽器のよ
うに、同一の操作子(弦)から、音階音の情報と音階音
からのピッチのずれの情報とが未分化の形態で入力され
る系、あるいはマイクロホンのようなセンサーから入力
される信号を処理する系(例えばマイクロホンをセンサ
ーとする電子トランペット)、あるいはベンダーホイー
ルなどとは異なり、ベンド操作の端点が不明な操作子を
ピッチベンド操作子として用いる系、等に対しては共通
ピッチベンドレンジの設定により、コンビネーションに
おける複数の系統の楽音に共通のピッチベンドを付ける
ことができ、その設定作業が楽である。更には演奏中に
おいて共通ピッチベンド制御への移向にただちに対応す
ることもできる(例えばキーボード3で演奏中にスイッ
チ4Bを押すことにより)。
[変形例] 以上で実施例の説明を終えるが、この考案の範囲を逸脱
することなく種々の変形、変更が可能である。例えば系
統共通のピッチベンド設定データを格別に設定せず、系
統共通のピッチベンド効果を付けたいときに、既に設定
してある系統別のピッチベンド設定データのなかから、
好みのものを選んで、そのデータに基づいて、全ての系
統に対するピッチベンド制御を行わせるようにしてもよ
い。
また実施例では、共通用のピッチベンド設定データを、
系統別モードにおいて使用される内部の第1系統のエリ
アに入力しているが、系統別モードにおいては使用され
ない別のエリアに入力するようにしてもよい。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、請求項1によれば、演
奏制御入力装置からの演奏制御入力に対して音源を制御
して該音源にて複数の系統の楽音を発生可能な電子楽器
の音高制御装置において、モード切換手段と、上記上記
演奏制御入力装置に対する演奏法の相違に従う第1及び
第2の楽器演奏モードを選択するモード切換手段と、上
記モード切換手段により第1の楽器演奏モードが選択さ
れている場合には、上記各系統別に独立のピッチベンド
がかかるように、上記各系統ごとにピッチベンド設定デ
ータを設定する系統別ピッチベンド設定手段と、上記モ
ード切換手段により、第2の楽器演奏モードが選択され
ている場合には上記複数の系統に共通のピッチベンドが
かかるように共通のピッチベンド設定データを一括設定
する共通ピッチベンド設定手段とを有しているので共通
ピッチベンド設定手段によりピッチベンド設定データを
設定しておけば、その設定内容に従い、すべての系統の
楽音に共通のピッチベンド効果がかかる。したがって、
いちいち、系統ごとにデータを設定し直す必要がなくな
る利点がある。
さらに、上記モード切換手段は上記演奏制御入力装置に
対する演奏法の相違に従う楽器演奏モードを選択する手
段であるので演奏制御入力装置としてどのようなタイプ
の楽器コントローラを使用するかによって、容易に系統
別/共通の設定を切り換えることができる。
また請求項2では演奏制御入力装置からの演奏制御入力
に対して音源を制御して該音源にて複数の系統の楽音を
発生可能な電子楽器の音高制御装置において、上記各系
統ごとにピッチベンド設定データを設定する系統別ピッ
チベンド設定手段と、共通ピッチベンド制御モードを選
択的に指定するモード指定手段と、上記モード指定手段
により上記共通ピッチベンド制御モードが指定されてい
ないときは、上記系統別ピッチベンド設定手段により系
統別に設定されたピッチベンド設定データに従って、対
応する系統の楽音に対し、ピッチベンドを付加し、上記
モード指定手段により上記共通ピッチベンド制御モード
が指定されているときには、上記系統別ピッチベンド設
定手段により設定されたピッチベンド設定データのう
ち、いずれか1つの系統に対して設定されたピッチベン
ド設定データに従って、ピッチベンドを付加すべきすべ
ての系統の楽音に対し、ピッチベンドを付加するピッチ
ベンド付加手段とを有しているので、格別に共通の設定
手段は不要であり、更には、演奏中に、系統別から共
通、あるいは共通から系統別というようにピッチベンド
制御を切り換えることも可能となる。
また、請求項3では、上記モード指定手段は上記系統別
ピッチベンド設定手段により設定されたピッチベンド設
定データのうちいずれの系統に対して設定されたピッチ
ベンド設定データにて、上記ピッチベンド付加手段によ
る共通ピッチベンド制御を行わせるかを選択する手段を
有しているので、所望の共通ピッチベンド効果を容易に
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を適用した電子楽器の全体構成図、第
2A図は第1図の鍵盤1−1とスイッチ1−3の状態をマ
イクロコンピュータ1−2に取り込むためのタイマー割
込処理のフローチャート、第2B図は各種の楽音特性制御
のための処理が行われるタイマー割込ルーチンのフロー
チャート、第2C図は第1図のパンニング効果発生器1−
12への制御を実行するフローチャート、第2D図はMIDI受
信処理のフローチャート、第2E図はMIDI通信処理のフロ
ーチャート、第3図は全体の動作のフローチャート、第
4図はピッチベンドの設定に関係するスイッチパネルを
示す図、第5図は系統別のベンドレンジデータの設定時
における表示部の内容を例示する図、第6図は共通のベ
ンドレンジ設定時における表示部の内容を例示する図、
第7図はピッチベンド設定のフローチャートである。 1−1……鍵盤、1−2……マイクロコンピュータ、1
−3……スイッチ、1−6……MIDI、1−10……音源、
4A……キーボードモードスイッチ、4B……ギターモード
スイッチ、4C……ベンドレンジ表示スイッチ、4F〜4I…
…系統選択スイッチ。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】演奏制御入力装置からの演奏制御入力に対
    して音源を制御して該音源にて複数の系統の楽音を発生
    可能な電子楽器の音高制御装置において、 上記演奏制御入力装置に対する演奏法の相違に従う第1
    及び第2の楽器演奏モードを選択するモード切換手段
    と、 上記モード切換手段により第1の楽器演奏モードが選択
    されている場合には、上記各系統別に独立のピッチベン
    ドがかかるように、上記各系統ごとにピッチベンド設定
    データを設定する系統別ピッチベンド設定手段と、 上記モード切換手段により、第2の楽器演奏モードが選
    択されている場合には上記複数の系統に共通のピッチベ
    ンドがかかるように共通のピッチベンド設定データを一
    括設定する共通ピッチベンド設定手段と、 を有することを特徴とする電子楽器の音高制御装置。
  2. 【請求項2】演奏制御入力装置からの演奏制御入力に対
    して音源を制御して該音源にて複数の系統の楽音を発生
    可能な電子楽器の音高制御装置において、 上記各系統ごとにピッチベンド設定データを設定する系
    統別ピッチベンド設定手段と、 共通ピッチベンド制御モードを選択的に指定するモード
    指定手段と、 上記モード指定手段により上記共通ピッチベンド制御モ
    ードが指定されていないときは、上記系統別ピッチベン
    ド設定手段により系統別に設定されたピッチベンド設定
    データに従って、対応する系統の楽音に対し、ピッチベ
    ンドを付加し、上記モード指定手段により上記共通ピッ
    チベンド制御モードが指定されているときには、上記系
    統別ピッチベンド設定手段により設定されたピッチベン
    ド設定データのうち、いずれか1つの系統に対して設定
    されたピッチベンド設定データに従って、ピッチベンド
    を付加すべきすべての系統の楽音に対し、ピッチベンド
    を付加するピッチベンド付加手段と、 を有することを特徴とする電子楽器の音高制御装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の電子楽器の音高制御装置に
    おいて、上記モード指定手段は上記系統別ピッチベンド
    設定手段により設定されたピッチベンド設定データのう
    ちいずれの系統に対して設定されたピッチベンド設定デ
    ータにて、上記ピッチベンド付加手段による共通ピッチ
    ベンド制御を行わせるかを選択する手段を有することを
    特徴とする電子楽器の音高制御装置。
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