JPH0749522B2 - 耐衝撃性のポリアミド組成物 - Google Patents
耐衝撃性のポリアミド組成物Info
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- JPH0749522B2 JPH0749522B2 JP2509115A JP50911590A JPH0749522B2 JP H0749522 B2 JPH0749522 B2 JP H0749522B2 JP 2509115 A JP2509115 A JP 2509115A JP 50911590 A JP50911590 A JP 50911590A JP H0749522 B2 JPH0749522 B2 JP H0749522B2
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は、ポリアミド、官能化されていないオレフィ
ンのポリマー、及び官能化されたブロックコポリマー、
更に詳しくはポリ(スチレン)末端ブロックとポリ(エ
チレン/ブチレン)中間ブロック(mid−blocks)を含
むトリ−ブロックコポリマーから成る官能化されたトリ
−ブロックコポリマーを含んで成る組成物に関する。
ンのポリマー、及び官能化されたブロックコポリマー、
更に詳しくはポリ(スチレン)末端ブロックとポリ(エ
チレン/ブチレン)中間ブロック(mid−blocks)を含
むトリ−ブロックコポリマーから成る官能化されたトリ
−ブロックコポリマーを含んで成る組成物に関する。
ナイロンという総称で知られるポリアミド樹脂は、硬
さ、高い引っ張り強さ、靭性および剛性などの多くの性
質で有名である。ポリアミドがそのように特徴付けるこ
とができるとは言っても、ポリアミドを含む組成物の靭
性特性を改善しようとする試みが従来から絶え間無く続
けられて来た。
さ、高い引っ張り強さ、靭性および剛性などの多くの性
質で有名である。ポリアミドがそのように特徴付けるこ
とができるとは言っても、ポリアミドを含む組成物の靭
性特性を改善しようとする試みが従来から絶え間無く続
けられて来た。
本発明の目的の為に言えば、コポリマー、ブロックコポ
リマー及びグラフトコポリマーの定義は、Wiley−Inter
scienceのDivision of John Wiley and Sons,Incの刊行
に係るF.W.Billmeyer,Jr.著,Textbook of Polymer Scie
nce、第二版、第11章に認められる。この本の350〜351
頁に、グラフトコポリマーは第二のモノマータイプの
“主鎖”に“グラフトされた”一つのモノマーの連続し
た配列として定義されている。本発明では、グラフトコ
ポリマーの主鎖は、それ自身がブロックコポリマーを含
むコポリマーであっても良い。
リマー及びグラフトコポリマーの定義は、Wiley−Inter
scienceのDivision of John Wiley and Sons,Incの刊行
に係るF.W.Billmeyer,Jr.著,Textbook of Polymer Scie
nce、第二版、第11章に認められる。この本の350〜351
頁に、グラフトコポリマーは第二のモノマータイプの
“主鎖”に“グラフトされた”一つのモノマーの連続し
た配列として定義されている。本発明では、グラフトコ
ポリマーの主鎖は、それ自身がブロックコポリマーを含
むコポリマーであっても良い。
ポリアミドと官能化されたオレフィンのポリマーから成
る組成物を開示するPCT出願US88/02658として公開され
た同時に出願中の米国特許出願第303,038号を参照され
たい 高い耐衝撃性を持つポリアミド組成物に関する先行技術
では、ポリマー系の耐衝撃性改良剤の使用が考えられて
いた。それらのポリマーには、典型的には、エチレンを
ベースとしたコポリマーとエチレンをベースとしたグラ
フトコポリマーである所のポリオレフィンが含まれる。
コポリマーの主鎖に沿った反応性の部分又はコポリマー
の主鎖にグラフトされた反応性の部分とポリアミドとの
間にグラフトすることによって改善された耐衝撃性は生
ずる。典型的には、グラフト反応はポリアミド、即ちポ
リカプロラクタム鎖の上にあるアミン(又はアミノ)末
端基の位置で起こる。これらの組成物のタイプの代表例
は、米国特許第3,388,186号、同第3,456,059号、同第3,
963,799号、同第3,976,720号、同第4,305,865号、同第
4,339,555号、同第4,427,832号、及びStinsonの論文、
ユーザーのニーズに合わせて作られた耐衝撃性のナイロ
ン(1986年9月22日)等の開示に示されている。米国特
許第4,174,358号の目的は、ポリアミドとポリオレフィ
ン耐衝撃性改良剤から成る組成物にあるが、後者はポリ
アミドのマトッリクス樹脂に粘着する部位によって粘着
を成就するものである。耐衝撃性改良剤との組み合わせ
で使用される過剰アミン末端基を有するナイロンの使用
が開示される。
る組成物を開示するPCT出願US88/02658として公開され
た同時に出願中の米国特許出願第303,038号を参照され
たい 高い耐衝撃性を持つポリアミド組成物に関する先行技術
では、ポリマー系の耐衝撃性改良剤の使用が考えられて
いた。それらのポリマーには、典型的には、エチレンを
ベースとしたコポリマーとエチレンをベースとしたグラ
フトコポリマーである所のポリオレフィンが含まれる。
コポリマーの主鎖に沿った反応性の部分又はコポリマー
の主鎖にグラフトされた反応性の部分とポリアミドとの
間にグラフトすることによって改善された耐衝撃性は生
ずる。典型的には、グラフト反応はポリアミド、即ちポ
リカプロラクタム鎖の上にあるアミン(又はアミノ)末
端基の位置で起こる。これらの組成物のタイプの代表例
は、米国特許第3,388,186号、同第3,456,059号、同第3,
963,799号、同第3,976,720号、同第4,305,865号、同第
4,339,555号、同第4,427,832号、及びStinsonの論文、
ユーザーのニーズに合わせて作られた耐衝撃性のナイロ
ン(1986年9月22日)等の開示に示されている。米国特
許第4,174,358号の目的は、ポリアミドとポリオレフィ
ン耐衝撃性改良剤から成る組成物にあるが、後者はポリ
アミドのマトッリクス樹脂に粘着する部位によって粘着
を成就するものである。耐衝撃性改良剤との組み合わせ
で使用される過剰アミン末端基を有するナイロンの使用
が開示される。
米国特許第4,537,929号はガラス繊維を充填材として配
合したポリアミドと、ポリエチレンポリマーとα,β−
エチレン性不飽和ジカルボン酸化合物(エチレン−プロ
ピレン無水マレイン酸グラフトコポリマーを含むことが
できる)の付加物を開示する。
合したポリアミドと、ポリエチレンポリマーとα,β−
エチレン性不飽和ジカルボン酸化合物(エチレン−プロ
ピレン無水マレイン酸グラフトコポリマーを含むことが
できる)の付加物を開示する。
Shell Chemical社は、Kraton(登録商標名)FG 1901Xゴ
ム、SC1592−87(1987年12月印刷)という技術会報を公
刊している(本書を本明細書において引用、参照するも
のとする)。この会報は、無水マレイン酸で官能化さ
れ、ポリスチレン末端ブロックとポリ(エチレン/ブチ
レン)中間ブロックから構成されるトリ−ブロックコポ
リマーを含むナイロン6又はナイロン6,6の組成物を開
示している。会報は、ナイロン6又はナイロン6,6と、
最高で30重量パーセントに達するKraton G 1651ゴムの
配合組成物を開示する。Kraton G 1651は、ポリスチレ
ン末端ブロックとポリ(エチレン/ブチレン)中間ブロ
ックから構成される官能化されていないトリ−ブロック
のコポリマーである。この物質は、Shell社のShell Che
mical社会報、熱可塑性樹脂の改質用Kratonポリマーの
中に開示されている(本書を本明細書において引用、参
照するものとする)。
ム、SC1592−87(1987年12月印刷)という技術会報を公
刊している(本書を本明細書において引用、参照するも
のとする)。この会報は、無水マレイン酸で官能化さ
れ、ポリスチレン末端ブロックとポリ(エチレン/ブチ
レン)中間ブロックから構成されるトリ−ブロックコポ
リマーを含むナイロン6又はナイロン6,6の組成物を開
示している。会報は、ナイロン6又はナイロン6,6と、
最高で30重量パーセントに達するKraton G 1651ゴムの
配合組成物を開示する。Kraton G 1651は、ポリスチレ
ン末端ブロックとポリ(エチレン/ブチレン)中間ブロ
ックから構成される官能化されていないトリ−ブロック
のコポリマーである。この物質は、Shell社のShell Che
mical社会報、熱可塑性樹脂の改質用Kratonポリマーの
中に開示されている(本書を本明細書において引用、参
照するものとする)。
発明の要約 この発明は、少なくとも1種のポリアミド、官能化され
ていないエラストマー性のオレフィンポリマー、及びポ
リ(エチレン/ブチレン)中間ブロックとポリ(スチレ
ン)末端ブロックから成る官能化されたトリブロックコ
ポリマーを含んで成る組成物に関する。好ましくは、組
成物は繊維状の充填材または強化材を含む。
ていないエラストマー性のオレフィンポリマー、及びポ
リ(エチレン/ブチレン)中間ブロックとポリ(スチレ
ン)末端ブロックから成る官能化されたトリブロックコ
ポリマーを含んで成る組成物に関する。好ましくは、組
成物は繊維状の充填材または強化材を含む。
“官能化された”とは、コポリマーがポリアミド末端基
を含むポリアミドと共有結合的に反応し得るラジカル又
は基を持つという意味である。“官能化されていない
基”とは、コポリマーがポリアミド末端基を含むポリア
ミドと共有結合的に反応するラジカル又は基を持たない
という意味である。
を含むポリアミドと共有結合的に反応し得るラジカル又
は基を持つという意味である。“官能化されていない
基”とは、コポリマーがポリアミド末端基を含むポリア
ミドと共有結合的に反応するラジカル又は基を持たない
という意味である。
組成物は、存在する全部のポリマーの総重量を基準とし
て、約30〜約96パーセント、好ましくは約84〜約96パー
セントのポリアミドを含む。存在する全部のポリマーの
合計重量を基準として、約2〜約35パーセント、好まし
くは約2〜約8パーセントの官能化されていないポリマ
ー、好ましくはエチレン/プロピレンコポリマーと;存
在する全部のポリマーの合計重量を基準として、約2〜
約35パーセント、好ましくは約2〜約8パーセントの官
能化されたブロックコポリマー、好ましくはポリ(スチ
レン)末端ブロックとポリ(エチレン/ブチレン)中間
ブロックを有するトリ−ブロックコポリマーが存在す
る。
て、約30〜約96パーセント、好ましくは約84〜約96パー
セントのポリアミドを含む。存在する全部のポリマーの
合計重量を基準として、約2〜約35パーセント、好まし
くは約2〜約8パーセントの官能化されていないポリマ
ー、好ましくはエチレン/プロピレンコポリマーと;存
在する全部のポリマーの合計重量を基準として、約2〜
約35パーセント、好ましくは約2〜約8パーセントの官
能化されたブロックコポリマー、好ましくはポリ(スチ
レン)末端ブロックとポリ(エチレン/ブチレン)中間
ブロックを有するトリ−ブロックコポリマーが存在す
る。
好ましい組成物は更に、ポリマーと繊維状充填材の合成
重量を基準として、最高で約60パーセントの、好ましく
は、約1〜約60パーセントの、更に好ましくは約20〜約
40パーセントの繊維状の充填材を含む。繊維状の充填材
は、好ましくはガラス繊維、好ましくはチョップドガラ
ス繊維である。
重量を基準として、最高で約60パーセントの、好ましく
は、約1〜約60パーセントの、更に好ましくは約20〜約
40パーセントの繊維状の充填材を含む。繊維状の充填材
は、好ましくはガラス繊維、好ましくはチョップドガラ
ス繊維である。
本発明の組成物は改善された耐衝撃性と表面外観を持っ
た物品をもたらす。これらの物品は、本発明の組成物に
おける各成分の合計量と等しい量の官能化されていない
オレフィンポリマーか又は官能化されたブロックコポリ
マーを有する対応する組成物から製造した物品よりも大
きなノッチ付き試験又は落錘試験耐衝撃性を持ってい
る。ランダムコポリマーと官能化されたブロックコポリ
マーの組み合わせが改善された耐衝撃強さをもたらすと
考えられる。
た物品をもたらす。これらの物品は、本発明の組成物に
おける各成分の合計量と等しい量の官能化されていない
オレフィンポリマーか又は官能化されたブロックコポリ
マーを有する対応する組成物から製造した物品よりも大
きなノッチ付き試験又は落錘試験耐衝撃性を持ってい
る。ランダムコポリマーと官能化されたブロックコポリ
マーの組み合わせが改善された耐衝撃強さをもたらすと
考えられる。
本発明の組成物から成型された物品は、目につくような
材料の流れ筋も無く、平滑で均一な表面外観を持ち、本
発明の組成物中の成分合計量と等しい量の官能化されて
いないオレフィンポリマーか又は官能化されたブロック
コポリマーを用いて造られた組成物から成型した物品よ
りも優れていた。
材料の流れ筋も無く、平滑で均一な表面外観を持ち、本
発明の組成物中の成分合計量と等しい量の官能化されて
いないオレフィンポリマーか又は官能化されたブロック
コポリマーを用いて造られた組成物から成型した物品よ
りも優れていた。
本発明の組成物は加工中に安定である。これらの組成物
は、押出機を用いて最高で約550゜F(288℃)、そして
約500゜F(260℃)から約550゜F(288℃)の範囲の温
度で押し出すことができ;又最高で約530゜F(277
℃)、そして約530゜F(277℃)から約580゜F(304
℃)の範囲の温度で成型することができ、その際変色は
無く、また樹脂の物理的性質は保持される。本発明の組
成物は、最高で210℃の温度迄加熱した後に試験した時
でも満足すべき物理的性質を保持している。
は、押出機を用いて最高で約550゜F(288℃)、そして
約500゜F(260℃)から約550゜F(288℃)の範囲の温
度で押し出すことができ;又最高で約530゜F(277
℃)、そして約530゜F(277℃)から約580゜F(304
℃)の範囲の温度で成型することができ、その際変色は
無く、また樹脂の物理的性質は保持される。本発明の組
成物は、最高で210℃の温度迄加熱した後に試験した時
でも満足すべき物理的性質を保持している。
好ましい態様の詳細な説明 本発明は、少なくとも1種のポリアミド、官能化されて
いないオレフィンポリマー及び官能化されたブロックコ
ポリマーを含んで成る組成物に関する。
いないオレフィンポリマー及び官能化されたブロックコ
ポリマーを含んで成る組成物に関する。
約30〜約96重量パーセント、好ましくは約50重量パーセ
ント以上でかつ約90重量パーセント以下、更に好ましく
は約70〜約90重量パーセントの少なくとも1種のポリア
ミドが組成物中に存在する。
ント以上でかつ約90重量パーセント以下、更に好ましく
は約70〜約90重量パーセントの少なくとも1種のポリア
ミドが組成物中に存在する。
本発明において使用するのに適したポリアミドには、ポ
リマー主鎖の一部として反復アミド基を持ち、末端基滴
定法で測定して約15,000から約40,000の範囲の数平均分
子量を持つ長鎖のポリマー性アミドが含まれる。本発明
で使用するのに適したポリアミドは、当該技術において
周知の任意の常法によって製造することができる。
リマー主鎖の一部として反復アミド基を持ち、末端基滴
定法で測定して約15,000から約40,000の範囲の数平均分
子量を持つ長鎖のポリマー性アミドが含まれる。本発明
で使用するのに適したポリアミドは、当該技術において
周知の任意の常法によって製造することができる。
このようなポリアミドの非限定的な例は:(a)ラクタ
ム、好ましくはε−カプロラクタムの重合によって製造
されるポリアミド(ナイロン6);(b)ジアミンと二
塩基酸の縮合ポリアミド、好ましくは、ヘキサメチレン
ジアミンとアジピン酸の縮合によって製造されるポリア
ミド(ナイロン6,6)、ヘキサメチレンジアミンとセバ
シン酸の縮合によって製造されるポリアミド(ナイロン
6,10)及びポリテトラメチレンアジパミド(ナイロン4,
6);及び(c)アミノ酸の自己縮合によって、好まし
くは11−アミノウンデカン酸の自己縮合によって製造さ
れるポリアミド(ナイロン11)、ナイロン12;又は2種
以上のこれらポリアミドより成るランダム、ブロック又
はグラフトインターポリマーである。有用なコポリマー
は、カプロラクタム、ヘキサメチレンジアミンとアジピ
ン酸のコポリマー(ナイロン6,66)である。
ム、好ましくはε−カプロラクタムの重合によって製造
されるポリアミド(ナイロン6);(b)ジアミンと二
塩基酸の縮合ポリアミド、好ましくは、ヘキサメチレン
ジアミンとアジピン酸の縮合によって製造されるポリア
ミド(ナイロン6,6)、ヘキサメチレンジアミンとセバ
シン酸の縮合によって製造されるポリアミド(ナイロン
6,10)及びポリテトラメチレンアジパミド(ナイロン4,
6);及び(c)アミノ酸の自己縮合によって、好まし
くは11−アミノウンデカン酸の自己縮合によって製造さ
れるポリアミド(ナイロン11)、ナイロン12;又は2種
以上のこれらポリアミドより成るランダム、ブロック又
はグラフトインターポリマーである。有用なコポリマー
は、カプロラクタム、ヘキサメチレンジアミンとアジピ
ン酸のコポリマー(ナイロン6,66)である。
ナイロン6、ナイロン4,6又はナイロン6,6のようなポリ
アミド、及びナイロン6,66のようなコポリマーは様々な
末端官能基を含み、それらには(a)ポリアミド鎖の両
端に結合したカルボキシル基(酸末端);(b)ポリア
ミド鎖の一端に結合したカルボン酸基と他端に結合した
アミン基(“キャップド”末端);(c)ポリアミド鎖
の両端に結合したアミノ基(アミン末端);及び(d)
ポリアミド鎖の一端に結合したカルボキシル基と他端に
結合したアミン基(“均衡型”末端)がある。
アミド、及びナイロン6,66のようなコポリマーは様々な
末端官能基を含み、それらには(a)ポリアミド鎖の両
端に結合したカルボキシル基(酸末端);(b)ポリア
ミド鎖の一端に結合したカルボン酸基と他端に結合した
アミン基(“キャップド”末端);(c)ポリアミド鎖
の両端に結合したアミノ基(アミン末端);及び(d)
ポリアミド鎖の一端に結合したカルボキシル基と他端に
結合したアミン基(“均衡型”末端)がある。
本発明は、アミン末端基としての少なくとも2個の末端
基を持つポリカプロラクタムのようなポリアミドを含
む。ポリアミドは、典型的には、末端基を2個だけ有す
る線状の分子であるが、ポリカプロラクタムのようなポ
リアミドは、多官能性の反応性部分などの分枝物質を使
用することによって側鎖を持つようにすることができ
る。その末端基の内の少なくとも2個をアミン末端基と
して有するそのようなポリカプロラクタム分子は、本発
明において過剰アミン末端基を有するポリカプロラクタ
ムとして記載されるものに含まれる。そのようなアミン
末端基を有するポリカプロラクタムは、少なくとも2個
のアミン末端基として末端基を持つポリカプロラクタム
分子を約3モルパーセントから約97モルパーセント含
む。“過剰”の末端アミンを有するポリカプロラクタム
とは、末端基の総数の50モルパーセント以上、好ましく
は約60モルパーセントから約97モルパーセントがアミン
末端基として存在する分子から成るポリカプロラクタム
のことである。分子の末端をアミン末端基で終わらせる
には、典型的には、重合の間にジアミンを過剰に存在さ
せることによって製造される。好ましいジアミンはヘキ
サメチレンジアミンである。
基を持つポリカプロラクタムのようなポリアミドを含
む。ポリアミドは、典型的には、末端基を2個だけ有す
る線状の分子であるが、ポリカプロラクタムのようなポ
リアミドは、多官能性の反応性部分などの分枝物質を使
用することによって側鎖を持つようにすることができ
る。その末端基の内の少なくとも2個をアミン末端基と
して有するそのようなポリカプロラクタム分子は、本発
明において過剰アミン末端基を有するポリカプロラクタ
ムとして記載されるものに含まれる。そのようなアミン
末端基を有するポリカプロラクタムは、少なくとも2個
のアミン末端基として末端基を持つポリカプロラクタム
分子を約3モルパーセントから約97モルパーセント含
む。“過剰”の末端アミンを有するポリカプロラクタム
とは、末端基の総数の50モルパーセント以上、好ましく
は約60モルパーセントから約97モルパーセントがアミン
末端基として存在する分子から成るポリカプロラクタム
のことである。分子の末端をアミン末端基で終わらせる
には、典型的には、重合の間にジアミンを過剰に存在さ
せることによって製造される。好ましいジアミンはヘキ
サメチレンジアミンである。
本発明において使用するのに適したジアミンの他の例に
は、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミ
ン、オクタメチレンジアミン、デカメチレンジアミン及
びドデシルアミンがある。
は、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミ
ン、オクタメチレンジアミン、デカメチレンジアミン及
びドデシルアミンがある。
好ましいポリアミドはポリカプロラクタムである。この
ポリカプロラクタムは、未洗浄の場合、ポリカプロラク
タムの重量を基準として最高で約15パーセント、典型的
には、約8パーセントから約12パーセントのカプロラク
タムのモノマー又は水抽出性のカプロラクタムのオリゴ
マーを含んでいることができる。
ポリカプロラクタムは、未洗浄の場合、ポリカプロラク
タムの重量を基準として最高で約15パーセント、典型的
には、約8パーセントから約12パーセントのカプロラク
タムのモノマー又は水抽出性のカプロラクタムのオリゴ
マーを含んでいることができる。
本発明の組成物は官能化されていないエラストマー性の
オレフィンポリマーを含む。全ポリマーの重量を基準と
して、約2パーセントから約35パーセント、好ましくは
約5パーセントから約25パーセント、更に好ましくは約
5パーセントから約20パーセントの官能化されていない
ブロックコポリマーが存在する。
オレフィンポリマーを含む。全ポリマーの重量を基準と
して、約2パーセントから約35パーセント、好ましくは
約5パーセントから約25パーセント、更に好ましくは約
5パーセントから約20パーセントの官能化されていない
ブロックコポリマーが存在する。
好ましくは、官能化されていないオレフィンポリマーは
完全飽和されたものである。好ましい非官能性オレフィ
ンポリマーは、エチレンとエチレン以外のα−オレフィ
ンとの共重合体である。好ましくは、α−オレフィンは
少なくとも1種のC3〜C6α−オレフィンから選ばれるα
−オレフィンであり、そしてプロピレンが最も好まし
い。1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン等の他の
C3〜C6のオレフィンも使用することができる。コポリマ
ーはジエンのような他のモノマーを含むこともできる。
好ましいジエンには、ブタジエン、1,4−ヘキサジエ
ン、ジシクロペンタジエン、メチレンノルボルネン、シ
クロオクタジエン等が含まれる。ジエンは共役ジエン又
は非共役ジエンのいずれでも良い。
完全飽和されたものである。好ましい非官能性オレフィ
ンポリマーは、エチレンとエチレン以外のα−オレフィ
ンとの共重合体である。好ましくは、α−オレフィンは
少なくとも1種のC3〜C6α−オレフィンから選ばれるα
−オレフィンであり、そしてプロピレンが最も好まし
い。1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン等の他の
C3〜C6のオレフィンも使用することができる。コポリマ
ーはジエンのような他のモノマーを含むこともできる。
好ましいジエンには、ブタジエン、1,4−ヘキサジエ
ン、ジシクロペンタジエン、メチレンノルボルネン、シ
クロオクタジエン等が含まれる。ジエンは共役ジエン又
は非共役ジエンのいずれでも良い。
好ましいコポリマーにエチレン−プロピレンコポリマー
(EP)とエチレン−プロピレン−ジエンコポリマー(EP
DM)がある。
(EP)とエチレン−プロピレン−ジエンコポリマー(EP
DM)がある。
有用なエチレンとα−オレフィンの非官能性オレフィン
共重合体は、エチレンの重量を基準として約30パーセン
トから約60パーセントの、好ましくは、約40パーセント
から約45パーセントのα−オレフィンを含むものであ
る。共重合体の数平均分子量は、約2,000から約100,00
0、好ましくは約2,000から約65,000、更に好ましくは約
5,000から約35,000、最も好ましくは約5,000から約20,0
00である。
共重合体は、エチレンの重量を基準として約30パーセン
トから約60パーセントの、好ましくは、約40パーセント
から約45パーセントのα−オレフィンを含むものであ
る。共重合体の数平均分子量は、約2,000から約100,00
0、好ましくは約2,000から約65,000、更に好ましくは約
5,000から約35,000、最も好ましくは約5,000から約20,0
00である。
最も好ましい非官能性のオレフィンコポリマーは、Exxo
n Chemical社からVistalonとExxelorという登録商標名
で販売されているEPコポリマーとEPDMコポリマーであ
る。有用なEPコポリマーは、典型的には、ラジアルキャ
ビティー金型を用いてASTM D−1646に従って測定して約
10〜から約75、好ましくは約10〜から約30のムーニー粘
度(ML4、温度125℃)と、約0.86〜約0.90の比重を有す
るものである。最も好ましいEPコポリマーは、ムーニー
粘度が22.0〜25.0であり、エチレン対プロピレンの重量
比が55/45で、狭い分子量分布を持つと報告されているE
xxelor EP901である。
n Chemical社からVistalonとExxelorという登録商標名
で販売されているEPコポリマーとEPDMコポリマーであ
る。有用なEPコポリマーは、典型的には、ラジアルキャ
ビティー金型を用いてASTM D−1646に従って測定して約
10〜から約75、好ましくは約10〜から約30のムーニー粘
度(ML4、温度125℃)と、約0.86〜約0.90の比重を有す
るものである。最も好ましいEPコポリマーは、ムーニー
粘度が22.0〜25.0であり、エチレン対プロピレンの重量
比が55/45で、狭い分子量分布を持つと報告されているE
xxelor EP901である。
有用なEPDMコポリマーは、典型的には、約10〜約80、好
ましくは約45〜約65のムーニー粘度(上記のASTM D−16
46標準試験法による)を有するものである。好ましいEP
DMコポリマーはVistalon 7000である。
ましくは約45〜約65のムーニー粘度(上記のASTM D−16
46標準試験法による)を有するものである。好ましいEP
DMコポリマーはVistalon 7000である。
同じく又、本発明の組成物は、ポリ(エチレン/ブチレ
ン)中間ブロックとポリ(スチレン)末端ブロックから
成る官能化されたトリブロックコポリマーを含む。官能
化されたブロックコポリマーには、約5〜約50重量パー
セントのポリ(スチレン)末端ブロック、約50〜約90重
量パーセントのポリ(エチレン/ブチレン)中間ブロッ
クと最高で約5重量パーセントの官能化された基が存在
する。好ましくは、中間ブロックは約25〜約50重量パー
セントの、更に好ましくは約30〜約45重量パーセント
の、最も好ましくは、約35〜約40重量パーセントのブチ
レンと、夫れぞれに対応する量のエチレンを含む。ブチ
レンは1,2−ブタジエン又は1,4−ブタジエンから誘導す
ることができる。トルエン中の25℃における溶液粘度
は、好ましくは約2500〜約25,000センチポアズ(CP
S)、更に好ましくは約3000〜約9000 CPSである。全ポ
リマーの重量を基準として、約2〜約35パーセントの、
好ましくは約5〜約25パーセントの、更に好ましくは約
5〜約20パーセントの官能化されたブロックコポリマー
が存在する。
ン)中間ブロックとポリ(スチレン)末端ブロックから
成る官能化されたトリブロックコポリマーを含む。官能
化されたブロックコポリマーには、約5〜約50重量パー
セントのポリ(スチレン)末端ブロック、約50〜約90重
量パーセントのポリ(エチレン/ブチレン)中間ブロッ
クと最高で約5重量パーセントの官能化された基が存在
する。好ましくは、中間ブロックは約25〜約50重量パー
セントの、更に好ましくは約30〜約45重量パーセント
の、最も好ましくは、約35〜約40重量パーセントのブチ
レンと、夫れぞれに対応する量のエチレンを含む。ブチ
レンは1,2−ブタジエン又は1,4−ブタジエンから誘導す
ることができる。トルエン中の25℃における溶液粘度
は、好ましくは約2500〜約25,000センチポアズ(CP
S)、更に好ましくは約3000〜約9000 CPSである。全ポ
リマーの重量を基準として、約2〜約35パーセントの、
好ましくは約5〜約25パーセントの、更に好ましくは約
5〜約20パーセントの官能化されたブロックコポリマー
が存在する。
官能化されたトリブロックコポリマーは、コポリマーの
1分子当たり平均で少なくとも2個の、好ましくは約2
個から約10個の、更に好ましくは約2個から約6個の、
最も好ましくは約2個から約4個の、好ましくはそのコ
ポリマーにグラフトされた反応性の部分を有する。反応
性コポリマーの上に存在する1個以上の反応性部分の基
は、ポリアミドのアミン末端基と反応性コポリマーの間
の架橋を高めると考えられる。この反応性部分は、好ま
しくはカルボキシル基又はカルボン酸エステル基であっ
て、これはトリ−ブロックコポリマーを、炭素原子数が
4〜8のα,β−エチレン性不飽和ジカルボン酸又はそ
の誘導体より成る群から取られる不飽和の反応性部分と
反応させることによって供給することができる。そのよ
うな誘導体には、ジカルボン酸の無水物、若しくは酸の
金属塩、又は金属の塩基性塩等との中和によってイオン
化されたカルボン酸基を0〜100パーセント有するジカ
ルボン酸のモノエステルが含まれる。そのような酸と誘
導体の例を挙げれば、マレイン酸、無水マレイン酸、マ
レイン酸モノエチルエステル、マレイン酸モノエチルエ
ステルの金属塩、フマール酸、フマール酸モノエチルエ
ステル、イタコン酸、フタル酸ビニルエステル、フマー
ル酸モノエチルエステルの金属塩、マレイン酸またはフ
マール酸またはイタコン酸のモノエステル(但し、この
場合アルコールはメチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、イソブチル、ヘキシル、シクロヘキシル、オクチ
ル、2−エチルヘキシル、デシル、ステアリル、メトキ
シエチル、エトキシエチル、ヒドロキシ又はエチル等の
各アルコールである)である。反応性部分は周知のいか
なるグラフト法によってもコポリマーにグラフトさせる
ことができる。別法として、反応性部分はコポリマーの
主鎖中に共重合することができる。反応性コポリマーは
一つ又は一つ以上の異なるタイプの反応性部分を含むこ
とができる。
1分子当たり平均で少なくとも2個の、好ましくは約2
個から約10個の、更に好ましくは約2個から約6個の、
最も好ましくは約2個から約4個の、好ましくはそのコ
ポリマーにグラフトされた反応性の部分を有する。反応
性コポリマーの上に存在する1個以上の反応性部分の基
は、ポリアミドのアミン末端基と反応性コポリマーの間
の架橋を高めると考えられる。この反応性部分は、好ま
しくはカルボキシル基又はカルボン酸エステル基であっ
て、これはトリ−ブロックコポリマーを、炭素原子数が
4〜8のα,β−エチレン性不飽和ジカルボン酸又はそ
の誘導体より成る群から取られる不飽和の反応性部分と
反応させることによって供給することができる。そのよ
うな誘導体には、ジカルボン酸の無水物、若しくは酸の
金属塩、又は金属の塩基性塩等との中和によってイオン
化されたカルボン酸基を0〜100パーセント有するジカ
ルボン酸のモノエステルが含まれる。そのような酸と誘
導体の例を挙げれば、マレイン酸、無水マレイン酸、マ
レイン酸モノエチルエステル、マレイン酸モノエチルエ
ステルの金属塩、フマール酸、フマール酸モノエチルエ
ステル、イタコン酸、フタル酸ビニルエステル、フマー
ル酸モノエチルエステルの金属塩、マレイン酸またはフ
マール酸またはイタコン酸のモノエステル(但し、この
場合アルコールはメチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、イソブチル、ヘキシル、シクロヘキシル、オクチ
ル、2−エチルヘキシル、デシル、ステアリル、メトキ
シエチル、エトキシエチル、ヒドロキシ又はエチル等の
各アルコールである)である。反応性部分は周知のいか
なるグラフト法によってもコポリマーにグラフトさせる
ことができる。別法として、反応性部分はコポリマーの
主鎖中に共重合することができる。反応性コポリマーは
一つ又は一つ以上の異なるタイプの反応性部分を含むこ
とができる。
ポリマーの全重量を基準として、最高で60パーセント
の、好ましくは約1〜約60パーセントの、更に好ましく
は約20〜約40パーセントの繊維質の充填材、好ましくは
チョップド繊維、即ち短繊維のガラス繊維が存在する。
の、好ましくは約1〜約60パーセントの、更に好ましく
は約20〜約40パーセントの繊維質の充填材、好ましくは
チョップド繊維、即ち短繊維のガラス繊維が存在する。
ガラス繊維強化材は、好ましくは最終製品の中で平均繊
維長が少なくとも約0.005インチ(0.0127cm)の繊維で
ある。このように短い長さの繊維強化材は、この強化材
を熱可塑性樹脂とコンパウンドするか又はブレンドする
のに使用される処理装置の特徴の故に得られる。典型的
には、最初に組成物にブレンドされるガラス繊維の長さ
は、約1/16〜1インチ(0.159〜2.54cm)、好ましくは
約1/8〜1/4インチ(0.318〜0.635cm)である。例えば、
若しも1/8インチ(0.318cm)又はそれ以上の長さの繊維
を樹脂と一緒に一軸スクリュー押出機のフィードホッパ
ーに入れると、繊維は、普通、繊維に加えられる摩擦
力、剪断力、撹乱、機械的仕事の為に元の1/8インチ
(0.318cm)と言う出発時の長さよりも短い長さに破砕
されるだろう。均一性を若干犠牲にするか又は処理時間
が多少長くなるのを承知の上で繊維に加えられる剪断量
又は機械的な破損を最小限に抑えることによって、比較
的長い繊維長(例えば、短繊維の強化材の主部分でその
平均繊維長が0.005インチ(0.0127cm)より大きい)を
保持させることができる。樹脂と繊維強化材をブレンド
および/または短繊維の充填材を配合した樹脂シートを
製造するのに用いられる別の処理機械は、二軸スクリュ
ー押出機である。この場合は、フィラメント状強化材
が、揮発分のガス抜きポートのようなフィードポートを
通して押出機の二軸スクリュー間の撹拌され熱可塑化さ
れたポリマーに加えられる。後者の場合、フィラメント
状充填材はヤーン又はロービングの形で二軸スクリュー
押出機に加えることができ、スクリューの混合作用によ
って機械的に破砕されて短い繊維長に変えられる。
維長が少なくとも約0.005インチ(0.0127cm)の繊維で
ある。このように短い長さの繊維強化材は、この強化材
を熱可塑性樹脂とコンパウンドするか又はブレンドする
のに使用される処理装置の特徴の故に得られる。典型的
には、最初に組成物にブレンドされるガラス繊維の長さ
は、約1/16〜1インチ(0.159〜2.54cm)、好ましくは
約1/8〜1/4インチ(0.318〜0.635cm)である。例えば、
若しも1/8インチ(0.318cm)又はそれ以上の長さの繊維
を樹脂と一緒に一軸スクリュー押出機のフィードホッパ
ーに入れると、繊維は、普通、繊維に加えられる摩擦
力、剪断力、撹乱、機械的仕事の為に元の1/8インチ
(0.318cm)と言う出発時の長さよりも短い長さに破砕
されるだろう。均一性を若干犠牲にするか又は処理時間
が多少長くなるのを承知の上で繊維に加えられる剪断量
又は機械的な破損を最小限に抑えることによって、比較
的長い繊維長(例えば、短繊維の強化材の主部分でその
平均繊維長が0.005インチ(0.0127cm)より大きい)を
保持させることができる。樹脂と繊維強化材をブレンド
および/または短繊維の充填材を配合した樹脂シートを
製造するのに用いられる別の処理機械は、二軸スクリュ
ー押出機である。この場合は、フィラメント状強化材
が、揮発分のガス抜きポートのようなフィードポートを
通して押出機の二軸スクリュー間の撹拌され熱可塑化さ
れたポリマーに加えられる。後者の場合、フィラメント
状充填材はヤーン又はロービングの形で二軸スクリュー
押出機に加えることができ、スクリューの混合作用によ
って機械的に破砕されて短い繊維長に変えられる。
熱可塑性樹脂の強化に通常用いられるガラス繊維は、サ
イジング組成物で処理または被覆することができる。標
準的なサイズ材は通常幾つかの成分から成り、各成分は
夫れぞれ異なった機能を持っている。例えば、バインダ
ーはガラス繊維に対して加工性の為のストランド一体性
を与え、毛羽だちを防止し、サイズ剤の分配に役立って
いる;潤滑剤は個々のフィラメント同士の相互の摩擦と
繊維の取扱い、運搬装置に対する摩擦によるストランド
の破壊を防止する;カップリング剤はガラス繊維とポリ
マー組成物間の接着性を増進する役目を果たしている。
イジング組成物で処理または被覆することができる。標
準的なサイズ材は通常幾つかの成分から成り、各成分は
夫れぞれ異なった機能を持っている。例えば、バインダ
ーはガラス繊維に対して加工性の為のストランド一体性
を与え、毛羽だちを防止し、サイズ剤の分配に役立って
いる;潤滑剤は個々のフィラメント同士の相互の摩擦と
繊維の取扱い、運搬装置に対する摩擦によるストランド
の破壊を防止する;カップリング剤はガラス繊維とポリ
マー組成物間の接着性を増進する役目を果たしている。
官能化されたブロックコポリマーに対する非官能性のオ
レフィンコポリマーの重量比は、好ましくは約1:5から
約5:1、更に好ましくは約1:5から約2:1、最も好ましく
は約1:2から約1:1である。
レフィンコポリマーの重量比は、好ましくは約1:5から
約5:1、更に好ましくは約1:5から約2:1、最も好ましく
は約1:2から約1:1である。
この発明の組成物はまた本発明組成物の耐衝撃性に実質
的に影響を与えないような1種以上の慣用の添加物を含
むことができる。それらの添加物には、酸化的、熱的、
および紫外線による劣化に対する安定剤と防止剤、潤滑
剤、金型離型剤、染料と顔料を含めて着色剤、難燃剤、
粒子状の及び繊維状の充填材と強化材、成核剤、可塑剤
などが含まれる。これらの添加物は、一般に、混合スト
リップ中に添加される。
的に影響を与えないような1種以上の慣用の添加物を含
むことができる。それらの添加物には、酸化的、熱的、
および紫外線による劣化に対する安定剤と防止剤、潤滑
剤、金型離型剤、染料と顔料を含めて着色剤、難燃剤、
粒子状の及び繊維状の充填材と強化材、成核剤、可塑剤
などが含まれる。これらの添加物は、一般に、混合スト
リップ中に添加される。
本発明のブレンドの中に存在し得る酸化防止剤と熱安定
剤の代表例には、I族の金属ハロゲン化物、例えば、ナ
トリウム、カリウム、リチウムの各金属のハロゲン化物
とハロゲン化第一銅、例えば、塩化第一銅、臭化第一
銅、沃化第一銅;ヒンダードフェノール、ハイドロキノ
ン、及びこれらのグループの各種の置換されたメンバー
とその組み合わせが含まれる。
剤の代表例には、I族の金属ハロゲン化物、例えば、ナ
トリウム、カリウム、リチウムの各金属のハロゲン化物
とハロゲン化第一銅、例えば、塩化第一銅、臭化第一
銅、沃化第一銅;ヒンダードフェノール、ハイドロキノ
ン、及びこれらのグループの各種の置換されたメンバー
とその組み合わせが含まれる。
代表的な紫外線安定剤には、各種の置換されたレゾルシ
ノール、サリチル酸塩、ベンゾトリアゾール、ベンゾフ
ェノン等がある。
ノール、サリチル酸塩、ベンゾトリアゾール、ベンゾフ
ェノン等がある。
代表的な潤滑剤と離型剤には、ステアリン酸、ステアリ
ルアルコール、ステアリルアミドが含まれる。代表的な
有機染料にはニグロシンがあり、一方代表的な顔料に
は、二酸化チタン、硫化カドミウム、セレン化カドミウ
ム、フタロシアニン、ウルトラマリンブルー、カーボン
ブラック等がある。
ルアルコール、ステアリルアミドが含まれる。代表的な
有機染料にはニグロシンがあり、一方代表的な顔料に
は、二酸化チタン、硫化カドミウム、セレン化カドミウ
ム、フタロシアニン、ウルトラマリンブルー、カーボン
ブラック等がある。
代表的な充填材には、炭素繊維、鉱物繊維、熱互変性の
ポリエステル繊維、アラミド繊維、非晶質シリカ、アス
ベスト、珪酸カルシウム、アルミニウム、珪酸塩、炭酸
マグネシウム、カオリン、チョーク、粉末石英、雲母、
長石などがある。先に引用したように、ガラス繊維充填
材が好ましく用いられる。
ポリエステル繊維、アラミド繊維、非晶質シリカ、アス
ベスト、珪酸カルシウム、アルミニウム、珪酸塩、炭酸
マグネシウム、カオリン、チョーク、粉末石英、雲母、
長石などがある。先に引用したように、ガラス繊維充填
材が好ましく用いられる。
代表的な可塑剤には、カプロラクタムとラウリルラクタ
ム等のラクタム類、、o,p−トルエンスルホンアミド、
N−エチル−,N−ブチル−ベンジルスルホンアミド,o,p
−トルエンスルホンアミド等のスルホンアミド類及び他
の当該技術に周知の可塑剤が含まれる。
ム等のラクタム類、、o,p−トルエンスルホンアミド、
N−エチル−,N−ブチル−ベンジルスルホンアミド,o,p
−トルエンスルホンアミド等のスルホンアミド類及び他
の当該技術に周知の可塑剤が含まれる。
代表的な微粒子状の充填材は広い範囲の各種の鉱物、例
えば、金属、金属酸化物、珪酸質物質、金属塩及びそれ
らの混合物から選ばれる。これらの充填材は、所望によ
って、当業者に知られているように、各種のカップリン
グ剤又は接着促進剤で処理することができる。これらの
範疇に含まれる充填材の例としては、アルミナ、アルミ
ナ水和物、長石、アスベスト、タルク、炭酸カルシウ
ム、クレー、カーボンブラック、石英、ノヴァキュライ
ト、他のシリカ形、カオリナイト、ベントナイト、ざく
ろ石、雲母、サポナイト、ベイデライト、酸化カルシウ
ム、水酸化カルシウム等がある。上に引用した充填材は
一例に過ぎず、この発明で利用できる充填材の範囲を限
定するものではない。
えば、金属、金属酸化物、珪酸質物質、金属塩及びそれ
らの混合物から選ばれる。これらの充填材は、所望によ
って、当業者に知られているように、各種のカップリン
グ剤又は接着促進剤で処理することができる。これらの
範疇に含まれる充填材の例としては、アルミナ、アルミ
ナ水和物、長石、アスベスト、タルク、炭酸カルシウ
ム、クレー、カーボンブラック、石英、ノヴァキュライ
ト、他のシリカ形、カオリナイト、ベントナイト、ざく
ろ石、雲母、サポナイト、ベイデライト、酸化カルシウ
ム、水酸化カルシウム等がある。上に引用した充填材は
一例に過ぎず、この発明で利用できる充填材の範囲を限
定するものではない。
微粒子の充填材は、短いガラス繊維を樹脂に添加する
前、添加する間に、又は添加した後に熱可塑性樹脂に加
えることができる。従って、例えば、充填材と樹脂のペ
レットを一軸スクリュー押出機のフィードホッパーに添
加すれば、それらは押出機の中でブレンドされ、ダイに
向かって搬送される。短繊維のガラス繊維はベントホー
ル又はフィードホッパーの下流にある他の類似の開口部
において溶融混合物に添加することができ、次いで混合
物はペレットに押し出される。官能化されたオレフィン
コポリマー及び官能化されたブロックコポリマーも同時
にスクリュー押出機、又はブラベンダー、バンバリーミ
キサー、ロールミル等の他の慣用の可塑化装置の中に添
加される。組成物はポリアミドと官能化されたコポリマ
ーの融点よりも高い温度で溶融ブレンドされる。好まし
くは、組成物は組成物の中で最も高い融点のポリアミド
より少なくとも約10゜Fから約75゜F(5.6℃〜41.6
℃)、好ましくは、約10゜Fから約30゜F(5.6゜〜16.
6℃)高い温度で溶融ブレンドされる。
前、添加する間に、又は添加した後に熱可塑性樹脂に加
えることができる。従って、例えば、充填材と樹脂のペ
レットを一軸スクリュー押出機のフィードホッパーに添
加すれば、それらは押出機の中でブレンドされ、ダイに
向かって搬送される。短繊維のガラス繊維はベントホー
ル又はフィードホッパーの下流にある他の類似の開口部
において溶融混合物に添加することができ、次いで混合
物はペレットに押し出される。官能化されたオレフィン
コポリマー及び官能化されたブロックコポリマーも同時
にスクリュー押出機、又はブラベンダー、バンバリーミ
キサー、ロールミル等の他の慣用の可塑化装置の中に添
加される。組成物はポリアミドと官能化されたコポリマ
ーの融点よりも高い温度で溶融ブレンドされる。好まし
くは、組成物は組成物の中で最も高い融点のポリアミド
より少なくとも約10゜Fから約75゜F(5.6℃〜41.6
℃)、好ましくは、約10゜Fから約30゜F(5.6゜〜16.
6℃)高い温度で溶融ブレンドされる。
好ましい方法は、押出機の中でポリマーの融点以上の温
度で組成物を溶融ブレンドすることである。ガラス繊維
は押出機のサイドポートを通して混合物中に供給するの
が好ましい。ガラス繊維は二番目の押出し段階に供給す
ることができる。ガラス繊維を押出機のスロートに供給
する時は、最初にポリマーと耐衝撃性改良剤を前ブレン
ドするのが好ましい。ポリ(ε−カプロラクタム)に対
する好ましい押出機の条件は、260℃以上の温度プロフ
ィールである。
度で組成物を溶融ブレンドすることである。ガラス繊維
は押出機のサイドポートを通して混合物中に供給するの
が好ましい。ガラス繊維は二番目の押出し段階に供給す
ることができる。ガラス繊維を押出機のスロートに供給
する時は、最初にポリマーと耐衝撃性改良剤を前ブレン
ドするのが好ましい。ポリ(ε−カプロラクタム)に対
する好ましい押出機の条件は、260℃以上の温度プロフ
ィールである。
好ましい組成物は、約84〜約96重量パーセントのポリア
ミド、約2〜約8重量パーセントの非官能性のオレフィ
ンポリマー及び約2〜約8重量パーセントの官能性のブ
ロックコポリマーから成る。所望によって、約20〜約40
重量パーセントのガラス繊維が存在する。
ミド、約2〜約8重量パーセントの非官能性のオレフィ
ンポリマー及び約2〜約8重量パーセントの官能性のブ
ロックコポリマーから成る。所望によって、約20〜約40
重量パーセントのガラス繊維が存在する。
組成物は熱可塑性プラスチック製品の加工に用いられる
慣用の成型法によって広い範囲の各種の有用な物品に、
即ち成型部品として、又はチューブ材料、フィルム、繊
維、ラミネート、ワイヤー被覆品などの押出形材に造る
ことができる。“成型”とはブレンドを加熱された可塑
化状態で変形することによって物品を成形することを意
味する。
慣用の成型法によって広い範囲の各種の有用な物品に、
即ち成型部品として、又はチューブ材料、フィルム、繊
維、ラミネート、ワイヤー被覆品などの押出形材に造る
ことができる。“成型”とはブレンドを加熱された可塑
化状態で変形することによって物品を成形することを意
味する。
以下に示す実施例は本発明の本姓と発明を実施する時の
態様を例示するものである。本発明は実施例の細部によ
って限定されるものと考えてはならない。特に指示しな
い限り、部は全て重量パーセントである。
態様を例示するものである。本発明は実施例の細部によ
って限定されるものと考えてはならない。特に指示しな
い限り、部は全て重量パーセントである。
実施例は、ポリアミドを官能化されていないオレフィン
ポリマー及び官能化されたブロックコポリマー化合物と
組み合わせると、オレフィンポリマーとブロックコポリ
マーの量と等しい量の官能化されないオレフィンポリマ
ーか又は官能化されたブロックコポリマーを単独で含む
組成物と比較して、改善されたノッチドアイゾット耐衝
撃性が得られることを示す。
ポリマー及び官能化されたブロックコポリマー化合物と
組み合わせると、オレフィンポリマーとブロックコポリ
マーの量と等しい量の官能化されないオレフィンポリマ
ーか又は官能化されたブロックコポリマーを単独で含む
組成物と比較して、改善されたノッチドアイゾット耐衝
撃性が得られることを示す。
以下に示す実施例の中で組成物は、一般に先ず第一に物
質をドライブレンドすることによって調製した。ドライ
ブレンドされた物質を3段階のEgan一軸スクリュー押出
機(直径2−1/2インチ(6.35cm))で、約450゜Fから
約550゜F(232〜288℃)の温度で約180ポンド(81.7k
g)/時の割合で溶融押し出した。ガラス繊維を使用す
る場合、それは第二段階で押出機側に供給した。押出し
物であるストランドを急速に水浴の中を通した。ストラ
ンドをペレット製造機に通し、出てきたペレットを集め
た。試験片を、典型的には各組成物成分の融点よりも約
10゜F(5.6℃)から約30゜F(16.6℃)高い温度で射
出成型した。金型温度は約160゜Fから約180゜F(71〜
82℃)に維持した。成型サイクルは、ラム前進速度で10
〜30秒、ホールドで10〜25秒であった。
質をドライブレンドすることによって調製した。ドライ
ブレンドされた物質を3段階のEgan一軸スクリュー押出
機(直径2−1/2インチ(6.35cm))で、約450゜Fから
約550゜F(232〜288℃)の温度で約180ポンド(81.7k
g)/時の割合で溶融押し出した。ガラス繊維を使用す
る場合、それは第二段階で押出機側に供給した。押出し
物であるストランドを急速に水浴の中を通した。ストラ
ンドをペレット製造機に通し、出てきたペレットを集め
た。試験片を、典型的には各組成物成分の融点よりも約
10゜F(5.6℃)から約30゜F(16.6℃)高い温度で射
出成型した。金型温度は約160゜Fから約180゜F(71〜
82℃)に維持した。成型サイクルは、ラム前進速度で10
〜30秒、ホールドで10〜25秒であった。
メルトインデックスは、修正ASTM D−1238条件Qの手順
に従って測定した。樹脂を280℃で5分間予熱し、3000g
の錘を使用した。樹脂を1分間流出させ、その後に次の
1分間の流出樹脂重量を測定した。結果はg/10分の単位
で報告される。ノッチ付きアイゾット衝撃試験値は、1/
8インチ(0.318cm)又は1/4インチ(0.635cm)の指定さ
れた試験片を用いて、ASTM D−256のノッチ付きアイゾ
ット衝撃試験法に従って試験した。引っ張り強さ、弾性
率、伸び率はASTM D−638に従って試験し、曲げ特性はA
STM D−790に従って試験した。落錘衝撃試験はASTM D−
3029に従って試験した。加熱撓み温度はASTM D−646に
従って264psi(1812KPa)と66psi(455KPa)において試
験した。
に従って測定した。樹脂を280℃で5分間予熱し、3000g
の錘を使用した。樹脂を1分間流出させ、その後に次の
1分間の流出樹脂重量を測定した。結果はg/10分の単位
で報告される。ノッチ付きアイゾット衝撃試験値は、1/
8インチ(0.318cm)又は1/4インチ(0.635cm)の指定さ
れた試験片を用いて、ASTM D−256のノッチ付きアイゾ
ット衝撃試験法に従って試験した。引っ張り強さ、弾性
率、伸び率はASTM D−638に従って試験し、曲げ特性はA
STM D−790に従って試験した。落錘衝撃試験はASTM D−
3029に従って試験した。加熱撓み温度はASTM D−646に
従って264psi(1812KPa)と66psi(455KPa)において試
験した。
末端にアミン基を有するポリ(ε−カプロラクタム)
は、ヘキサメチレンジアミンを用い、過剰アミノ末端基
を持つものであった。アミン末端基を有するポリカプロ
ラクタムは、約80〜85モルパーセントのアミノ末端基
と、特に断わらない限り57の蟻酸粘度(FAV)を有する
ポリ(ε−カプロラクタム)であった。
は、ヘキサメチレンジアミンを用い、過剰アミノ末端基
を持つものであった。アミン末端基を有するポリカプロ
ラクタムは、約80〜85モルパーセントのアミノ末端基
と、特に断わらない限り57の蟻酸粘度(FAV)を有する
ポリ(ε−カプロラクタム)であった。
均衡末端基型のポリカプロラクタムは、50モルパーセン
トの酸末端基と50モルパーセントのアミン末端基を持
ち、特に指示しない限り、蟻酸粘度が70のポリ(ε−カ
プロラクタム)であった。
トの酸末端基と50モルパーセントのアミン末端基を持
ち、特に指示しない限り、蟻酸粘度が70のポリ(ε−カ
プロラクタム)であった。
実施例の中で用いた官能化されたブロックコポリマー
は、前述のKraton FG 1901であった。この物は、低い分
子量を持ち、スチレン対エチレン/ブチレンの比が28:7
2であり;2重量パーセントの官能性の結合した無水マレ
イン酸を含み;エチレン−ブチレンブロックのガラス転
移温度が−42℃である、スチレン−エチレン/ブチレン
−スチレンのブロックを有する低分子量トリ−ブロック
コポリマーであると報告されている。
は、前述のKraton FG 1901であった。この物は、低い分
子量を持ち、スチレン対エチレン/ブチレンの比が28:7
2であり;2重量パーセントの官能性の結合した無水マレ
イン酸を含み;エチレン−ブチレンブロックのガラス転
移温度が−42℃である、スチレン−エチレン/ブチレン
−スチレンのブロックを有する低分子量トリ−ブロック
コポリマーであると報告されている。
使用した非官能性のオレフィンポリマーに、Exxon Chem
ical Co.から市販されているVistalon 730と878及びExx
elor 901のエチレン−プロピレンコポリマー(EPM)が
ある。Vistalon 730はエチレン含量が45重量パーセン
ト、プロピレン含量が55重量パーセントで、127℃にお
けるムーニー粘度が14である。Vistalon 878は、エチレ
ン含量が50重量パーセント、プロピレン含量が55重量パ
ーセントで、127℃におけるムーニー粘度が25であると
報告されている。Exxelor 901は、エチレン含量が55重
量パーセントで、ムーニー粘度が22〜26であると報告さ
れている。上記の総てのポリマーは狭い分子量分布を持
つと報告されている。
ical Co.から市販されているVistalon 730と878及びExx
elor 901のエチレン−プロピレンコポリマー(EPM)が
ある。Vistalon 730はエチレン含量が45重量パーセン
ト、プロピレン含量が55重量パーセントで、127℃にお
けるムーニー粘度が14である。Vistalon 878は、エチレ
ン含量が50重量パーセント、プロピレン含量が55重量パ
ーセントで、127℃におけるムーニー粘度が25であると
報告されている。Exxelor 901は、エチレン含量が55重
量パーセントで、ムーニー粘度が22〜26であると報告さ
れている。上記の総てのポリマーは狭い分子量分布を持
つと報告されている。
実施例の中で用いたガラス充填材(ガラス繊維)は、PP
G3540の短繊維(1/8インチ(0.318cm)長さ)のタイプ
Eガラス(硼珪酸塩ガラス)で、ナイロン用にサイズが
施され、フィラメントの直径が約10μmのものであっ
た。
G3540の短繊維(1/8インチ(0.318cm)長さ)のタイプ
Eガラス(硼珪酸塩ガラス)で、ナイロン用にサイズが
施され、フィラメントの直径が約10μmのものであっ
た。
実施例1 実施例1と比較例1〜5は、55.61重量パーセントの均
衡型ナイロン6;20重量パーセントのステアリン酸ナトリ
ウムと80重量パーセントのナイロン6から成るマスター
バッチを1重量パーセント;Irganox(登録商標名)1010
の名前でCiba Geigy社から市販されているテトラキス
[メチレン3−(3′,5′−ジ−第三ブチル−4′−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネート]を6.1重量パーセ
ント;Borg−Warner社からUltranox(登録商標名)626の
名前で市販され、ビス[2,4−ジ−第三ブチルフェニ
ル]ペンタエリスリトールジホスフィットと考えられる
物0.29重量パーセント;及び10重量パーセントの耐衝撃
性改良剤(添加量を幾通りかに変化させた)を含んでい
た。総ての場合にPPG 3450の短繊維のガラス繊維を使用
した。使用した耐衝撃性改良剤はKraton(登録商標)19
01XとVistalon(登録商標)MD 730(前述のもの)であ
る。比較例では、Exxon Chemical社製のVistalon 746
と、Shell Chemical社製のKraton1651と1650を使用し
た。
衡型ナイロン6;20重量パーセントのステアリン酸ナトリ
ウムと80重量パーセントのナイロン6から成るマスター
バッチを1重量パーセント;Irganox(登録商標名)1010
の名前でCiba Geigy社から市販されているテトラキス
[メチレン3−(3′,5′−ジ−第三ブチル−4′−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネート]を6.1重量パーセ
ント;Borg−Warner社からUltranox(登録商標名)626の
名前で市販され、ビス[2,4−ジ−第三ブチルフェニ
ル]ペンタエリスリトールジホスフィットと考えられる
物0.29重量パーセント;及び10重量パーセントの耐衝撃
性改良剤(添加量を幾通りかに変化させた)を含んでい
た。総ての場合にPPG 3450の短繊維のガラス繊維を使用
した。使用した耐衝撃性改良剤はKraton(登録商標)19
01XとVistalon(登録商標)MD 730(前述のもの)であ
る。比較例では、Exxon Chemical社製のVistalon 746
と、Shell Chemical社製のKraton1651と1650を使用し
た。
Vistalon 746は、Exxon Chemical社から市販されている
マレイン酸で官能化されたエチレン/プロピレン コポ
リマーであり、報告によれば、ASTM D−1646標準試験法
に従って、ラジアルキャビティーダイを使用して測定し
たムーニー粘度(ML1、125℃)は17±5であり、灰分含
量は0.2重量パーセント、最大水分含量は0.5重量パーセ
ントである。
マレイン酸で官能化されたエチレン/プロピレン コポ
リマーであり、報告によれば、ASTM D−1646標準試験法
に従って、ラジアルキャビティーダイを使用して測定し
たムーニー粘度(ML1、125℃)は17±5であり、灰分含
量は0.2重量パーセント、最大水分含量は0.5重量パーセ
ントである。
Kraton 1651は、ポリ(スチレン)末端ブロックとポリ
(エチレン/ブチレン)中間ブロックを有する官能化さ
れていないトリブロックコポリマーであり、スチレン/
ゴムの比が32/58で、ガラス転移温度は−42℃であり、
高い分子量を持つことが特徴である(ポリスチレンブロ
ックの分子量が約30,000)と報告されている。Kraton 1
650は、スチレン/ゴム比が29/71で、程々に低い分子量
(スチレンブロックの分子量が約10,000)を持つ以外は
Kraton 1651と類似のものである(Shell会報、熱可塑性
プラスチック改質用のKratonポリマー、前記)。結果を
下の表1に要約する。
(エチレン/ブチレン)中間ブロックを有する官能化さ
れていないトリブロックコポリマーであり、スチレン/
ゴムの比が32/58で、ガラス転移温度は−42℃であり、
高い分子量を持つことが特徴である(ポリスチレンブロ
ックの分子量が約30,000)と報告されている。Kraton 1
650は、スチレン/ゴム比が29/71で、程々に低い分子量
(スチレンブロックの分子量が約10,000)を持つ以外は
Kraton 1651と類似のものである(Shell会報、熱可塑性
プラスチック改質用のKratonポリマー、前記)。結果を
下の表1に要約する。
表1の結果を見直すと、官能化されていないコポリマー
と官能化されたトリ−ブロックコポリマーを組み合わせ
ると、ノッチ付きアイゾット衝撃試験と落錘衝撃試験の
両方で同時に高い耐衝撃性が得られることを示してい
る。
と官能化されたトリ−ブロックコポリマーを組み合わせ
ると、ノッチ付きアイゾット衝撃試験と落錘衝撃試験の
両方で同時に高い耐衝撃性が得られることを示してい
る。
実施例1と比較例2と3の組成物を用いて、200屯の射
出成型機で約565゜F(296℃)の温度で小さなハンドル
ドリルのハウジングを射出成型した。実施例1の組成物
から造ったハウジングの表面外観は非常に良かった。こ
れと対照的に、比較例2と3の組成物から造ったハウジ
ングの表面には、応力と不安定な組成物に起因する判然
とした流れ模様、表面の白化現象および他の欠陥が見ら
れた。比較例では、VistalonとKratonがマトリックス樹
脂であるナイロンから相分離し、それが表面応力の下に
容易に剥がれ落ち、表面の白化現象の原因となったと考
えられる。
出成型機で約565゜F(296℃)の温度で小さなハンドル
ドリルのハウジングを射出成型した。実施例1の組成物
から造ったハウジングの表面外観は非常に良かった。こ
れと対照的に、比較例2と3の組成物から造ったハウジ
ングの表面には、応力と不安定な組成物に起因する判然
とした流れ模様、表面の白化現象および他の欠陥が見ら
れた。比較例では、VistalonとKratonがマトリックス樹
脂であるナイロンから相分離し、それが表面応力の下に
容易に剥がれ落ち、表面の白化現象の原因となったと考
えられる。
実施例2 実施例2と比較例4の組成物を実施例1の方法に従って
調製した。結果を表2に要約する。組成物は実施例1の
場合と同じ安定剤を同じ量含んでいる。
調製した。結果を表2に要約する。組成物は実施例1の
場合と同じ安定剤を同じ量含んでいる。
実施例3及び4 実施例3と4及び比較例5〜8は、表3に要約する特定
の組成物を用いて上に引用した方法に従って為された。
得られた組成物の性質を表3に要約する。
の組成物を用いて上に引用した方法に従って為された。
得られた組成物の性質を表3に要約する。
実施例3と4の組成物から成型されたドリルハウジング
は、比較例5〜8の組成物から成型したドリルハウジン
グに比較して優れた外観を持っていた。
は、比較例5〜8の組成物から成型したドリルハウジン
グに比較して優れた外観を持っていた。
実施例5 83重量パーセントのポリカプロラクタム、1.5重量パー
セントのステアリン酸塩マスターバッチ(20重量パーセ
ントのステアリン酸ナトリウムと80重量パーセントのポ
リアミドから成る)、0.1重量パーセントのIrganox 101
0、0.4重量パーセントのUltranox 626、7.5重量パーセ
ントのKraton FG1901及び7.5重量パーセントのExxalor
901を溶融ブレンドして組成物を造った。物理的性質
は、引っ張り強さ5989psi(41KPa)、曲げ強さ11,095ps
i(76.4KPa)、曲げ弾性率285,047psi(1.96×103KPa)
及びノッチ付きアイゾット衝撃強さ2.7フィート−ポン
ド/インチ−ノッチ(30.5N/cm−ノッチ)である。
セントのステアリン酸塩マスターバッチ(20重量パーセ
ントのステアリン酸ナトリウムと80重量パーセントのポ
リアミドから成る)、0.1重量パーセントのIrganox 101
0、0.4重量パーセントのUltranox 626、7.5重量パーセ
ントのKraton FG1901及び7.5重量パーセントのExxalor
901を溶融ブレンドして組成物を造った。物理的性質
は、引っ張り強さ5989psi(41KPa)、曲げ強さ11,095ps
i(76.4KPa)、曲げ弾性率285,047psi(1.96×103KPa)
及びノッチ付きアイゾット衝撃強さ2.7フィート−ポン
ド/インチ−ノッチ(30.5N/cm−ノッチ)である。
実施例6と7 下の表4に要約する組成物を上述したように溶融ブレン
ドした。使用したナイロン6は均衡型のポリカプロラク
タムであった。組成物は総て1重量パーセントのステア
リン酸ナトリウム/ナイロン6(SST)マスターバッチ
を含んでいた。比較例10と実施例6は臭化カリウムと無
水塩化第二銅の熱安定剤を含んでいた。実施例6と7は
2.0重量パーセントのo,p−トルエンスルホンアミド(o,
pTS)可塑剤と、光と熱に対する安定剤として販売され
ているIrganox 1010並びに安定剤Ultranox 626を含んで
いた。Irganox 1010はテトラキス[メチレン−3
(3′,5′−ジ−第三ブチル−4′−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート]である。Ultranox 626はビス[2,
4−ジ−第三ブチルフェニル]ペンタエリスリトール]
ジホスファイトであると考えられる。熱老化引張強さ試
験は、190℃、200℃、210℃の各温度で夫れぞれ指定さ
れた時間老化させた1/8〜1/32インチ(0.318〜0.159c
m)厚さの成型した引っ張り試験用のバーを用いてASTM
D−638の手順に従って行なった。平方インチ当たりのポ
ンド数(psi)で表わした試験結果を下の表4に五つの
試料の平均値として要約する。
ドした。使用したナイロン6は均衡型のポリカプロラク
タムであった。組成物は総て1重量パーセントのステア
リン酸ナトリウム/ナイロン6(SST)マスターバッチ
を含んでいた。比較例10と実施例6は臭化カリウムと無
水塩化第二銅の熱安定剤を含んでいた。実施例6と7は
2.0重量パーセントのo,p−トルエンスルホンアミド(o,
pTS)可塑剤と、光と熱に対する安定剤として販売され
ているIrganox 1010並びに安定剤Ultranox 626を含んで
いた。Irganox 1010はテトラキス[メチレン−3
(3′,5′−ジ−第三ブチル−4′−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート]である。Ultranox 626はビス[2,
4−ジ−第三ブチルフェニル]ペンタエリスリトール]
ジホスファイトであると考えられる。熱老化引張強さ試
験は、190℃、200℃、210℃の各温度で夫れぞれ指定さ
れた時間老化させた1/8〜1/32インチ(0.318〜0.159c
m)厚さの成型した引っ張り試験用のバーを用いてASTM
D−638の手順に従って行なった。平方インチ当たりのポ
ンド数(psi)で表わした試験結果を下の表4に五つの
試料の平均値として要約する。
Claims (5)
- 【請求項1】次の: 約30〜約96重量%の少なくとも1種のポリアミド、及び 約2〜約35重量%の、ポリアミドの耐衝撃性改良剤とし
て使用するための、官能化されていないエラストマー性
のエチレン−プロピレンコポリマー を含む耐衝撃性の組成物であって、 ポリ(エチレン/ブチレン)中間ブロックとポリ(スチ
レン)末端ブロック、並びに炭素原子数3〜8のモノマ
ーのα,β−エチレン性不飽和カルボン酸、少なくとも
2個のカルボン酸基及びその無水物から選ばれる官能化
された基を含んでいる、ポリアミドの耐衝撃性改良剤と
して使用される、約2〜約35重量%の官能化されたトリ
ブロックコポリマーが更に含まれている ことを特徴とする前記組成物。 - 【請求項2】官能化されたトリブロックコポリマーが約
5〜約50重量%のポリ(スチレン)末端ブロック、約50
〜約90重量%のポリ(エチレン/ブチレン)中間ブロッ
ク、及び最高で約5重量%の官能化された基より成るこ
とを更に特徴とする、請求の範囲第1項に記載の耐衝撃
性組成物。 - 【請求項3】組成物の重量を基準として約1〜約60重量
%の量の繊維質の充填材を更に含んでいることを更に特
徴とする、請求の範囲第1項又は第2項に記載の耐衝撃
性組成物。 - 【請求項4】エラストマー性エチレン−プロピレンコポ
リマーと官能化されたトリブロックコポリマーとの比が
約1:5から約5:1の範囲にあることを更に特徴とする、請
求の範囲第1項に記載の耐衝撃性組成物。 - 【請求項5】官能化された基が無水マレイン酸又はマレ
イン酸から誘導されたものであることを更に特徴とす
る、請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の耐
衝撃性組成物。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US412,251 | 1982-08-27 | ||
| US41225189A | 1989-09-25 | 1989-09-25 | |
| PCT/US1990/003362 WO1991004299A1 (en) | 1989-09-25 | 1990-06-13 | Impact resistant polyamide composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04504139A JPH04504139A (ja) | 1992-07-23 |
| JPH0749522B2 true JPH0749522B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=23632248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2509115A Expired - Fee Related JPH0749522B2 (ja) | 1989-09-25 | 1990-06-13 | 耐衝撃性のポリアミド組成物 |
Country Status (12)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0494145B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0749522B2 (ja) |
| KR (1) | KR0145742B1 (ja) |
| AT (1) | ATE111937T1 (ja) |
| AU (1) | AU649616B2 (ja) |
| BR (1) | BR9007685A (ja) |
| CA (1) | CA2066274A1 (ja) |
| DE (1) | DE69012827T2 (ja) |
| DK (1) | DK0494145T3 (ja) |
| FI (1) | FI921259L (ja) |
| NO (1) | NO301127B1 (ja) |
| WO (1) | WO1991004299A1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| KR100188574B1 (ko) * | 1993-10-04 | 1999-06-01 | 야마모토 카즈모토 | 착색체 조성물 |
| US5536774A (en) * | 1994-12-02 | 1996-07-16 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Use of maleated styrene-ethylene-butylene-styrene triblock polymer for improved adhesion |
| KR100601756B1 (ko) * | 2000-05-04 | 2006-07-14 | 주식회사 코오롱 | 유리섬유 강화 폴리아미드 수지조성물 |
| US6433047B2 (en) | 2000-07-07 | 2002-08-13 | Ube Industries, Ltd. | Polyamide composition |
| KR20190058478A (ko) | 2016-09-29 | 2019-05-29 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 구조물 상의 도막, 도막을 형성하기 위한 도료 세트 및 하도층용 도료 그리고 도공 방법 |
| CN114787267B (zh) | 2019-07-02 | 2024-12-06 | 陶氏环球技术有限责任公司 | 具有装饰效果的模制制品及其制备方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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Family Cites Families (4)
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|---|---|---|---|---|
| DE2454770C2 (de) * | 1974-11-19 | 1985-10-03 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Thermoplastische Formmassen mit erhöhter Schlagzähigkeit |
| JPS55165952A (en) * | 1979-06-14 | 1980-12-24 | Unitika Ltd | Polyamide composition |
| US4537929A (en) * | 1984-01-20 | 1985-08-27 | Plastic Specialties And Technologies, Inc. | High impact nylon composition |
| AU602725B2 (en) * | 1986-09-25 | 1990-10-25 | Shell Internationale Research Maatschappij B.V. | Impact resistant polymeric compositions and process for the preparation thereof |
-
1990
- 1990-06-13 WO PCT/US1990/003362 patent/WO1991004299A1/en not_active Ceased
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