JPH074963A - 角度センサー及び傾斜検出装置 - Google Patents

角度センサー及び傾斜検出装置

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JPH074963A
JPH074963A JP28041992A JP28041992A JPH074963A JP H074963 A JPH074963 A JP H074963A JP 28041992 A JP28041992 A JP 28041992A JP 28041992 A JP28041992 A JP 28041992A JP H074963 A JPH074963 A JP H074963A
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JP
Japan
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angle
case
inclination
setting
angle sensor
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JP28041992A
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Itsuo Fujiwara
逸夫 藤原
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JIKI KEISOKU KK
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JIKI KEISOKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 角度センサーの可動部を簡単な構成で実現で
き、軸受けのロスも少なく、小型で安価に構成でき、ま
た、容易にかつ簡単に検出角度の設定ができる傾斜検出
装置を提供する。 【構成】 液体3を注入し密封可能に構成されたケース
2と、このケース2内に配置された半導体磁気抵抗素子
4と、この半導体磁気抵抗素子4に対向して回動するマ
グネット5と、前記ケース2内の液体3の液面変動に応
じて回動可能に構成されたフロート7とを備え、前記マ
グネット5はフロート7の回動中心部に設けてケース2
の傾斜に対応した回動を付与し、このマグネット5の回
動による前記半導体磁気抵抗素子4の抵抗変化をもって
ケース2の傾斜変化を検出するように構成したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の機械や設備等一
定の角度以上に傾斜してはならないような対象物に取り
付けられてその傾斜を検出するようにした角度センサー
及び傾斜検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばクレーンやブルドーザー等建設土
木機械のように、大型で一定の角度以上に傾斜して転倒
すると非常に危険である機械設備に対し、その傾斜を検
出してー定の傾斜角以上になれば警報を発するようにす
るため、角度センサーが備えられている。
【0003】この種角度センサーは、最近、半導体磁気
抵抗素子(以下MR素子という)と、これに対向して回
動しそのMR素子の抵抗値を対向面積で変化させるマグ
ネットと、該マグネットに傾斜に応じた回動を付与する
ための振子状のヨーク部とを備え、前記MR素子の抵抗
変化をもって傾斜変化を検出するようにした角度センサ
ーが使用されるようになった。これは、ヨーク部による
マグネットの機械的な角度の変化をMR素子の抵抗値と
いう電気的な変化として取り出すことができる点で、そ
の検出と信号処理に非常に便利であり採用されるに至っ
ている。
【0004】ところが、振子状のヨーク部は、その軸受
けにはベアリングを設けると共に先端にウエイトを設け
て、被検査対象物の傾斜角変化時にこれに対応してでき
るかぎり感度良く変化するようにしているため、角度変
化発生時にその慣性モーメントによって、振子状に振動
することとなる。そのため、従来は、この角度センサー
ごとオイルに浸し、オイルの粘性によってヨーク部の振
動を押さえ、角度変化時に、ヨーク部を早く所定の位置
に安定させるようにし、その角度センサーの出力抵抗値
で被検査対象物の傾斜を検出するようにしているのであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな従来の角度センサーは、所定のトルクを得るための
長さの振子状のヨーク部とウエイトが必要で、かつその
軸受け部にはベアリングが必要になる等、構造が複雑で
かつ高価であるというものであった。また、傾斜検出装
置は、角度センサー全体をオイルに浸すという構造を採
用しているため、その密閉構造が大掛かりになり、また
オイルの粘性管理をも行わなければならない等、非常に
高価なものであり、限られた機械設備にしか用いられて
いないのが現状である。
【0006】本発明は、前記従来の問題点に鑑み、被検
査対象物の傾斜に対応して可動する角度センサーの可動
部を簡単な構成で実現でき、軸受けのロスも少なく、小
型で安価に構成できる角度センサーであり、また、容易
にかつ簡単に検出角度の設定ができる傾斜検出装置を提
供することを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の角度センサーは、液体を注入し密封可能に構
成されたケースと、このケース内に配置された半導体磁
気抵抗素子と、この半導体磁気抵抗素子に対向して回動
するマグネットと、前記ケース内の液体の液面変動に応
じて回動可能に構成されたフロートとを備え、前記マグ
ネットはフロートの回動中心部に設けてケースの傾斜に
対応した回動を付与し、このマグネットの回動による前
記半導体磁気抵抗素子の抵抗変化をもってケースの傾斜
変化を検出するように構成したものである。
【0008】また、傾斜検出装置は、前記角度センサー
を収納し被検査対象物に取り付け可能なハウジングと、
前記被検査対象物の許容の所定の傾斜角を設定する検出
角設定手段と、前記角度センサーによる検出値と前記検
出角設定手段の設定値との比較により一致したとき出力
する検出手段とを備え、前記検出手段の出力により被検
査対象物の傾斜を検出するように構成したものである。
【0009】また、角度センサーの検出値を検出角設定
手段により設定する角度設定時の設定確認用表示手段を
設け、設定確認可能に構成したものである。
【0010】
【作用】本発明は前記した構成によって、角度センサー
は、被検査対象物の機械的な変化に応じて液面の変動が
生じ、その液面の変動に対応して回動するフロートによ
り同軸上に設けられたマグネットの回動によって、半導
体磁気抵抗素子の抵抗変化として出力することとなる。
【0011】また、角度センサーによる傾斜の検出値が
検出角設定手段による設定値になったとき検出手段が出
力を発することとなる。
【0012】また、検出角の設定を設定手段により行う
際に、設定確認用表示手段の確認により容易に行うこと
となる。
【0013】
【実施例】以下本発明の傾斜検出装置の実施例につい
て、図1〜図4を参照しながら詳細に説明する。
【0014】図において、1は角度センサーであり、こ
の角度センサー1は、本体2aとカバー2bとよりなる
ケース2によって構成されており、該ケース2内にはオ
イル等の液体3を適当な量だけ注入している。前記ケー
ス2には、角度センサー1の検出部となるMR素子4
と、その抵抗値を変化させる回動自在なマグネット5
と、該マグネット5を取り付けて回動力を付与するべく
ピボット軸6を中心に回動自在なフロート7とを備え、
前記MR素子4の端子T1,T2に電源電圧を供給し、
端子T3にマグネット5の傾斜に対応する抵抗値の変化
(すなわち電圧の変化)出力を得るものである。
【0015】前記ケース2は、正面形状をほぼ円形とし
て、そのほぼ中央部にMR素子4,マグネット5,ピボ
ット軸6が対応するように配置しており、前記ピボット
軸6はケース本体2aとそのケース本体2aに設けられ
たアーム部8とに形成された軸受け部に支持されてい
る。また、マグネット5を取り付けたフロート7は、前
記ピボット軸6の軸心を中心として回動可能なように両
側7a,7bに均等に設け、液体3の浮力により安定す
るようになっており、このフロート7に対してマグネッ
ト5は磁気回路構成用の磁性体金属枠9を介して取り付
けられている。ここで、金属枠9はフロート7の成型時
にインサート成型等により一体に構成し、その金属枠9
にマグネット5を接着等により取り付けるものであり、
金属枠9の外周には突起9aを設けて抜け止めとしてい
る。
【0016】前記液体3は、両フロート7a,7bが軸
6を中心として180度開いている場合はケース2の約
半分注入するようにする。その液体3の注入は、ケース
カバー2bに設けた注入口2cより行い、注入後は栓2
dにて密封するようになっている。もちろん、ケース本
体2aとケースカバー2bの嵌合部は液漏れの無いよう
に、密閉構造となっているのは当然のことである。
【0017】また、前記MR素子4は、基板4a上に形
成されており、半円筒形状の前記マグネット5の対向す
る面積の変化により、その抵抗値が変化するものであ
り、等価回路は図2に示すようになる。同図において、
端子T1,T2に電源電圧が印加され、端子T3より抵
抗変化を取り出すものであり、2つのMR素子MR1,
MR2を有し、その両者は水平時はマグネット5が均等
に対向し、端子T1−T3間抵抗値と端子T2−T3間
抵抗値が等しいが、その抵抗値はマグネット5の回動に
より変化することとなり、この抵抗値の変化を端子T3
にて電圧変化として取り出すものである。前記端子T
1,T2,T3は、図1に示すように、ケース本体2a
の後面より突出させ、他の回路装置と接続可能になって
いる。なお、ケース本体2aの後面には、この角度セン
サー1を取り付ける際の位置決め用の突起2eを設けて
いる。
【0018】以上のような構成の角度センサー1におい
て、その使用に際しては、ケース2を水平状態(すなわ
ちMR素子4の両抵抗値が均等になるようなマグネット
5及びフロート7の状態)となるように、被検査対象物
に間接的あるいは直接的に取り付けるものである。そし
て、傾斜角の変動に対応して、液体3の液面が変動する
ことにより、これに応じてフロート7がピボット軸6を
中心に回動し、同時にマグネット5も回動することとな
る。このマグネット5の回動によるMR素子4の抵抗値
の変化を端子T3に電圧変化として取り出すことによ
り、被検査対象物傾斜角の検出を行うものである。
【0019】以上のような構成の角度センサー1の具体
的な使用態様について、以下図3,4に基づき説明す
る。
【0020】まず、図3において、前記角度センサー1
は、ハウジング10内に収納され、プリント配線基板1
1に取り付けられるが、その取り付けは端子T1,T
2,T3の半田付け及び突起2eの位置決めによって行
う。また、このプリント配線基板11には、角度センサ
ー1の他、検出角設定手段である角度設定用可変抵抗器
12と、傾斜検出時の確認用表示手段を兼ねた角度設定
時の設定確認用LED13と、後述する検出回路を構成
する回路構成部品14とを設けている。そして、前記ハ
ウジング10はそのベース10aを、被検査対象物15
の所定位置に取り付け可能としている。
【0021】次に、図4に示す回路図に基づいて説明す
る。16は安定化電源回路であり、この回路16へはバ
ッテリー又は商用電源の所定の電圧が適宜印加されてい
るものであるが、電源電圧が不安定であると検出精度に
悪影響を及ぼすので、一定電圧に保つためのものであ
る。この安定化電源回路16の出力電圧が、前記MR素
子4の入力端子T1,T2に供給され、かつ前記角度設
定用可変抵抗器12にも供給される。17はコンパレー
タ回路であり、前記MR素子4の出力端子T3の電圧V
1と前記角度設定用可変抵抗器12の出力電圧V2とを
比較し、MR素子4の出力電圧V1が大きくなると、す
なわち被検査対象物15の傾斜が設定値より大きくなる
と出力する検出手段となるものである。前記コンパレー
タ回路17の出力があると、出力回路18を介して出力
端子19より出力信号が発せられ、操作者への警報や機
械設備の停止信号として利用される。前記出力回路18
はまた、出力端子19への出力と同時に前記LED13
の点灯も行って、傾斜検出時の確認表示を行うことがで
きる。
【0022】ここで、LED13は、前述のように、傾
斜検出時の確認用表示手段として利用することができる
が、角度設定用可変抵抗器12による検出角度設定時の
設定確認用表示手段としての働きもしている。すなわ
ち、ハウジング10を被検査対象物15の許容傾斜角に
合わせて傾斜させた状態で、角度設定用可変抵抗器12
のつまみ12aを調整し、このLED13の点灯開始位
置にセットすることにより、角度設定用可変抵抗器12
を設定するものである。また、角度設定用可変抵抗器1
2の設定は、被検査対象物15の機械設備によっては、
ハウジング10を被検査対象物15に取り付けた後に、
当該被検査対象物15自体を傾斜させて、上述と同様な
作用によりLED13を点灯させ設定することもでき
る。
【0023】以上のように構成された傾斜検出装置につ
いて、以下その動作について説明する。
【0024】まず、被検査対象物15がハウジング10
を取り付けてから角度設定用可変抵抗器12の調整がで
きないようなものであれば、ハウジング10の取り付け
以前に、当該被検査対象物15の許容傾斜角度に対応さ
せてハウジング10を傾斜させた状態で、角度設定用可
変抵抗器12を調整し、LED13が点灯し始める位置
を設定する。この、設定状態は、MR素子4の出力端子
T3に出力される電圧V1が許容傾斜角度に対応する電
圧を出力し、この電圧が、角度設定用可変抵抗器12に
より設定される設定電圧V2と一致した状態であり、こ
のときの角度設定用可変抵抗器12の調整値を当該被検
査対象物15の傾斜角検出の基準値とするのである。そ
のように設定した後、ハウジング10を被検査対象物1
5に取り付ける。そして、被検査対象物15の使用中に
おいて、当該被検査対象物15が傾斜することにより、
角度センサー1の液体3はその傾斜に対応して液面が変
動することになるが、フロート7は常に液体3面上でバ
ランスするように作用し、そのフロート7に取り付けた
マグネット5のMR素子4に対する傾斜角が被検査対象
物15の傾斜に対応する。その傾斜が前記設定した傾斜
角以上になったとき、MR素子4の検出電圧V1が角度
設定用可変抵抗器12の設定電圧V2より大きくなり、
コンパレータ回路17は出力し、出力回路18はLED
13を点灯すると共に出力端子19より制御出力を発す
る。
【0025】なお、前記コンパレータ回路17は、被検
査対象物15が一方へ傾斜することを前提として構成し
たが、反対方向への傾斜を検出するには、コンパレータ
回路17をもう1回路設けて、設定値よりMR素子4の
検出出力が小さくなったとき出力を発するように構成す
れば良い。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明は、液体を注入し密
封可能に構成されたケースと、このケース内に配置され
た半導体磁気抵抗素子と、この半導体磁気抵抗素子に対
向して回動するマグネットと、前記ケース内の液体の液
面変動に応じて回動可能に構成されたフロートとを備
え、前記マグネットはフロートの回動中心部に設けてケ
ースの傾斜に対応した回動を付与し、このマグネットの
回動による前記半導体磁気抵抗素子の抵抗変化をもって
ケースの傾斜変化を検出するように構成したものであ
り、従来のようにヨーク部のウエイトが軸受けにかかる
ことがなく、軸受けの構造が簡単で、小型化でき、かつ
安価に構成できるものである。しかも、角度変化の検出
を液体の液面変化に対するフロートの角度変化で検出す
るので、軸受けのロスが少なく追従しやすく、かつ従来
のヨーク部の振子状の振動のような無用な振動が押さえ
られて傾斜角を安定に検出することができるものであ
る。
【0027】また、検出装置として、容易にかつ簡単に
検出角度の設定を行うことができるものであり、検出角
の設定を設定手段により行う際に、設定確認用表示手段
を確認しながら容易に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例における角度セ
ンサーの縦断面図である。(b)は同横断面図である。
(c)は同側断面図である。
【図2】同MR素子の等価回路とマグネットの関係を示
す説明図である。
【図3】本発明の角度センサーを使用した傾斜検出装置
の断面図である。
【図4】同装置の電気回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 角度センサー 2 ケース 3 液体 4 MR素子 5 マグネット 6 ピボット軸 7 フロート 10 ハウジング 12 角度設定用可変抵抗器(検出角設定手段) 13 LED(設定確認用表示手段) 15 被検査対象物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を注入し密封可能に構成されたケー
    スと、このケース内に配置された半導体磁気抵抗素子
    と、この半導体磁気抵抗素子に対向して回動するマグネ
    ットと、前記ケース内の液体の液面変動に応じて軸を中
    心に回動可能に構成されたフロートとを備え、前記マグ
    ネットはフロートの回動中心部に設けてケースの傾斜に
    対応した回動を付与し、このマグネットの回動による前
    記半導体磁気抵抗素子の抵抗変化をもってケースの傾斜
    変化を検出するように構成したことを特徴とする角度セ
    ンサー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の角度センサーを利用した
    傾斜検出装置であって、請求項1記載の角度センサーを
    収納し被検査対象物に取り付け可能なハウジングと、前
    記被検査対象物の許容の所定の傾斜角を設定する検出角
    設定手段と、前記角度センサーによる検出値と前記検出
    角設定手段の設定値との比較により一致したとき出力す
    る検出手段とを備え、前記検出手段の出力により被検査
    対象物の傾斜を検出するように構成したことを特徴とす
    る傾斜検出装置。
  3. 【請求項3】 角度センサーの検出値を検出角設定手段
    により設定する角度設定時の設定確認用表示手段を設
    け、設定確認可能に構成したことを特徴とする請求項2
    記載の傾斜検出装置。
JP28041992A 1992-09-07 1992-09-07 角度センサー及び傾斜検出装置 Pending JPH074963A (ja)

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