JPH0749921Y2 - 内視鏡用外套管 - Google Patents

内視鏡用外套管

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JPH0749921Y2
JPH0749921Y2 JP1989116464U JP11646489U JPH0749921Y2 JP H0749921 Y2 JPH0749921 Y2 JP H0749921Y2 JP 1989116464 U JP1989116464 U JP 1989116464U JP 11646489 U JP11646489 U JP 11646489U JP H0749921 Y2 JPH0749921 Y2 JP H0749921Y2
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JP
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tube
endoscope
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endoscope insertion
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直樹 角井
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、体腔内に生じた静脈瘤やポリープなどの病変
部に薬剤を注入して硬化させる内視鏡用外套管に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、食道静脈瘤に対し、硬化剤を注入して硬化、消
滅させる食道静脈瘤硬化療法が行われている。これには
食道静脈瘤治療用外套管と内視鏡とを併用し、内視鏡の
観察下で静脈瘤に注射針を穿刺する手技が実開昭63−17
4802号公報において開示されている。
これは挿入管の先端部側面に組織取込口を穿設するとと
もに、基端部側面に処置具挿入口を穿設し、さらに挿入
管の内壁部に上記挿入口から取込口に通じる処置具挿通
路を設けて外套管を構成し、上記挿入管に内挿した内視
鏡の観察下で、挿入管の先端部を食道壁に押し付けて、
食道壁にできた静脈瘤を取込口から挿入管内に取り込
み、さらに上記挿通路に挿通した注射針をその静脈瘤に
穿刺して硬化剤を注入するようにしている。
ところが、このような外套管を用いて静脈瘤を取り込む
場合、食道壁と挿入管との隙間が大きく空いていると、
取込口から静脈瘤を十分に取り込むことができず、静脈
瘤が小さい場合には治療不可能となる。そのため、静脈
瘤を十分に取り込むには挿入管の径を太くすることが考
えられるが、これでは挿入性が悪くなるばかりか、患者
に与える苦痛が増大し、実用的ではなかった。
そこで、本願出願人は、実願平1−66570(実開平3−5
402号)明細書に示されるように、挿入管の径が細くて
も静脈瘤を十分に取り込める外套管を考案した。
これは、第7図に示すように、挿入管1の基端部に設け
られた把持部2内に弾性材料からなる1つのシール部材
3を取り付け、このシール部材3が有する内視鏡挿入部
4よりも小径の挿通孔5内に内視鏡挿入部4を挿通す
る。これにより、シール部材3が内視鏡挿入部4の外周
面に密着し、把持部2と内視鏡挿入部4との隙間が閉塞
される。そして、挿入管1を食道6内に挿入してその取
込口7を静脈瘤8と対向させ、その状態で内視鏡挿入部
4の吸引チャンネル(図示せず)を介して挿入管1内先
端側の空気を吸引する。すると、挿入管1内が陰圧とな
って挿入管1の先端開口部10に食道管9が吸い付き、さ
らに静脈瘤8が取込口7に吸い寄せられて挿入管1内に
取り込まれる。このように、静脈瘤8を吸引して強制的
に取り込むようにし、挿入管1の径を細くしても、静脈
瘤8を十分に取り込めるようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記第7図に示した従来の外套管では、
把持部2と内視鏡挿入部4との隙間を閉塞するためのシ
ール部材3が1つ、つまりシール部材3が内視鏡挿入部
4の外周面に軸方向1か所でしか密着していないので、
気密性が低く、一方治療中、第8図に示すように、内視
鏡挿入部4は把持部2から外部に突出した部分が湾曲し
やすく、このように把持部2内基端側で外套管の中心軸
O1に対して内視鏡挿入部4の中心軸O2の位置が変動する
と、シール部材3の挿通孔5と内視鏡挿入部4との間に
隙間が生じ、外套管内に作用していた陰圧が弱まった
り、あるいは解除されることがある。そのため、治療
中、取込口7に取り込んだ静脈瘤8を逃してしまい、治
療を中断するなどの不具合を生じていた。
本考案は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは、治療中に内視鏡挿入部が湾曲しても、
内部の陰圧が弱まったり、解除されることを防止でき、
病変部を確実に安定して治療できる安全な内視鏡用外套
管を提供することにある。
〔課題を解決するための手段および作用〕
上記課題を解決するために、本考案は、内視鏡の挿入部
を内挿可能な挿入管の基端部に把持部を設けて外套管本
体を形成し、上記挿入管の先端部側面に組織取込口を設
けるとともに、基端部に処置具挿入口を設け、かつ挿入
管の内壁部に一端が上記取込口の近傍に開口し他端が上
記挿入口と連通する処置具挿通路を設けた内視鏡用外套
管において、上記外套管本体の上記取込口よりも後側位
置に上記内視鏡挿入部の外周面に軸方向複数か所で密着
して外套管本体と内視鏡挿入部との隙間を閉塞する弾性
材料からなるシート状のシール部材を設けたものであ
る。したがって、本考案の内視鏡用外套管は、内視鏡挿
入部の外周面に軸方向複数か所で密着するシール部材を
有しているため、治療中に外套管本体の基端部から外部
に突出する内視鏡挿入部の部分が湾曲しても、外套管本
体と内視鏡挿入部との間の隙間をシール部材によって確
実に閉塞でき、外套管本体の気密を常時保つことができ
る。また、前記シール部材は、弾性材料からなるシート
状のものとして形成されているため、挿入部の径が異な
る複数種の内視鏡を外套管本体内に挿入した場合でも、
外套管本体内に挿入される内視鏡挿入部の径に対応して
シール部材が弾性的に変形して内視鏡挿入部の外周面と
密着する。つまり、このシール部材は、内視鏡挿入部の
幅広い径の変化に対して様々な方向に柔軟に弾性変形し
て内視鏡挿入部の外周面と密着する。したがって、内視
鏡挿入部の径によって外套管本体内の気密性が損なわれ
てしまうといった不都合がない。
〔実施例〕
以下、本考案の第1の実施例について第1図および第2
図を参照して説明する。
第1図は食道静脈瘤治療用外套管の断面を示し、これは
内視鏡の挿入部11を内挿可能な挿入管12の基端部に術者
が把持可能な把持部13を取り付けて外套管本体14を形成
している。上記挿入管12はポリウレタン樹脂などから可
撓性を有して長尺かつ透明に形成されている。また、こ
の挿入管12の先端部側面には隆起性病変部、ここでは食
道静脈瘤15を取り込み可能な組織取込口16が穿設されて
いるとともに、基端部側面には処置具、ここでは注射針
17を挿通可能な処置具挿入口18が穿設されている。さら
に、挿入管12の内壁部には一端が取込口16の手前で開口
し、他端が挿入口18を経てその手前で開口する処置具挿
通路19が軸方向に沿って設けられている。
また、上記把持部13は挿入管12よりも大径で先細り状の
外管20と、この外管20内に螺合された同じく先細り状の
第1の押さえ管21とからなり、これら外管20の先端テー
パ内面22と第1の押さえ管21の先端テーパ外面23との間
に挿入管12の基端部を挾んで圧着固定されている。そし
て、この把持部13内には第1のシール部材24と第2のシ
ール部材25との2つが取り付けられている。すなわち、
第1の押さえ管21の後側に第1のシール部材24を挿入し
た後、外管20内に第2の押さえ管26を螺合することで、
第1の押さえ管21と第2の押さえ管26との間に第1のシ
ール部材24を挾んで圧着固定し、さらに第2の押さえ管
26の後側に第2のシール部材25を挿入した後、外管20内
に第3の押さえ管27を螺合することで、第2の押さえ管
26と第3の押さえ管27との管に第2のシール部材25を挾
んで圧着固定している。これらシール部材24、25の中央
部にはそれぞれ内視鏡挿入部11よりも小径の挿通孔28、
29が穿設され、したがってシール部材24、25が内視鏡挿
入部11の外周面に軸方向複数か所で密着して把持部13と
内視鏡挿入部11との隙間を2重に閉塞するようになって
いる。
このような構成の外套管を用いて患者の食道静脈瘤30に
できた静脈瘤15を治療する場合、把持部13側から内視鏡
挿入部11を第2および第1のシール部材25、24の挿通孔
29、28内を通じて挿入管12内に挿通し、その先端部を取
込口16の手前まで導く。そして、内視鏡の観察下で挿入
管12を食道30内に挿入し、その先端部を静脈瘤15の直下
まで導いたならば、挿入管12を回転させてその取込口16
を静脈瘤15と対向させる。その状態で、挿入管12内に挿
通した内視鏡挿入部11の吸引チャンネル(図示せず)を
介して挿入管12内先端側の空気を吸引する。すると、把
持部13側はシール部材24、25によって外部から遮断され
ているので、挿入管12内が陰圧となり、それによって挿
入管12の先端開口部33に食道壁32が吸い付き、この食道
壁32によって上記先端開口部33が完全に閉塞される。す
ると、挿入管12内は取込口16を除いて完全に密閉され、
しかもこの挿入管12内は陰圧となっているので、取込口
16と対向する静脈瘤15は取込口16に吸い寄せられて挿入
管12内に強制的に取り込まれる。ここで、挿通路19が挿
入口18を介して外部と連通しているが、この挿通路19は
非常に狭く、また注射針17を挿通することで隙間はさら
に小さくなり、したがって内視鏡による吸引量を大きく
すれば、挿通管12内を陰圧にするにあたり、無視できる
レベルである。
このようにして静脈瘤15を挿入管12内に十分に取り込ん
だならば、注射針17を挿入口18から挿通路19内に挿通し
て静脈瘤15に穿刺し、硬化剤を注入する。
このような治療を行っているとき、第2図に示すよう
に、内視鏡挿入部11の、把持部13から外部に突出する部
分が操作の都合上、湾曲しやすく、把持部13内基端側で
外套管本体14の中心軸O1に対して内視鏡挿入部11の中心
軸O2の位置が常に変動することは避けられない。そのた
め、把持部13内基端側に設けた第2のシール部材25の挿
通孔29と内視鏡挿入部11との間に隙間が生じ、この部分
での気密性が損なわれることになる。
ところが、ここでは第2のシール部材25の前方にもう1
つ、第1のシール部材24が設けられており、この部分で
は、内視鏡挿入部11の把持部13から突出する部分が湾曲
しても、第1のシール部材24が内視鏡挿入部11の外周面
に密着し、外套管本体14内の気密が保たれる。
このように、2重のシール構造により、気密性を向上で
き、治療中、術者の意に反して外套管本体14内に作用し
ていた陰圧が弱まったり、解除されることを防止でき
る。したがって、治療中、取込口16に取り込んだ静脈瘤
15を逃すようなことはなく、静脈瘤15を確実に安定して
治療することができる。また、前述した作用と第1図と
から分かるように、本実施例のシール部材24,25は、シ
ート状に形成されているため、挿入部11の径が異なる複
数種の内視鏡を外套管本体14内に挿入した場合でも、外
套管本体14内に挿入される内視鏡挿入部11の径に対応し
てシール部材24,25が弾性的に変形して内視鏡挿入部11
の外周面と密着する。つまり、このシール部材24,25
は、内視鏡挿入部11の幅広い径の変化に対して様々な方
向に柔軟に弾性変形して内視鏡挿入部11の外周面と密着
する。したがって、内視鏡挿入部11の径によって外套管
本体14内の気密性が損なわれてしまうといった不都合が
ない。
第3図は本考案の第2の実施例を示す。
この実施例は把持部13内に、前側押さえ管35と後側押さ
え管36との間に挾んで軸方向に長い1つのシール部材37
を設けたものである。ただし、このシール部材37の内周
面には軸方向に間隔をおいて複数の密着部シート状部38
…が穿設されている。そして、内視鏡挿入部11(第2図
参照)をシール部材37の挿通孔39内に挿通すると、各密
着部38が内視鏡挿入部11の外周面に軸方向複数か所で密
着するようになっている。
このような構成においても、複数のシール構造により、
上記第1実施例と同様な作用効果を有する。
第4図は本考案の第3の実施例を示す。
この実施例は上記第1実施例の第1および第2の押さえ
管21、26としてスポンジ41、42を設けたもので、内視鏡
挿入部11を抜去する際にその外周面に付着した汚物を吸
い取るようにしている。その他の基本構成および作用効
果は上記第1実施例と同様である。
第5図は本考案の第4の実施例を示す。
この実施例は挿入管12の基端部側面に挿入口18を覆って
シール膜45を貼設したものである。このシール膜45はシ
リコンなどの弾性材料で作られ、注射針17を穿刺可能で
あるとともに、その穿刺跡は閉塞されるようになってい
る。その他の基本構成および作用は上記第1実施例と同
様であるが、効果としてはシール膜45によって挿入口18
を閉塞したから、外套管本体14内の気密性をより向上で
きる。
なお、本考案は上記各実施例に限定されず、例えば第6
図に示すように、シール部材51として、先端側に突出し
て内視鏡挿入部11の外周面に密着する円錐部シート状部
52を設けるようにしてもよい。その他、本考案の要旨を
逸脱しない範囲で種々変形実施できることはもちろんで
ある。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案によれば、内視鏡挿入部の外
周面に軸方向複数か所で密着するシール部材を設けたか
ら、治療中に内視鏡挿入部の、外套管本体の基端部から
外部に突出する部分が湾曲しても、外套管本体と内視鏡
挿入部との隙間を確実に閉塞でき、外套管本体内の気密
を保つことができる。したがって、治療中、術者の意に
反して外套管本体内に作用していた陰圧が弱まったり、
解除されることを防止でき、取込口に取り込んだ病変部
を逃すようなことはなく、病変部を確実に安定して治療
することができる。また、前記シール部材は、弾性材料
からなるシート状のものとして形成されているため、挿
入部の径が異なる複数種の内視鏡を外套管本体内に挿入
した場合でも、外套管本体内に挿入される内視鏡挿入部
の径に対応してシール部材が弾性的に変形して内視鏡挿
入部の外周面と密着する。つまり、このシール部材は、
内視鏡挿入部の幅広い径の変化に対して様々な方向に柔
軟に弾性変形して内視鏡挿入部の外周面と密着する。し
たがって、内視鏡挿入部の径によって外套管本体内の気
密性が損なわれてしまうといった不都合がない。このよ
うに、本考案の外套管は、外套管本体内に挿入される内
視鏡挿入部の径にかかわらず、外套管本体内の気密性を
常時保つことができるという実用上極めて優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の第1の実施例を示し、第
1図は使用状態を示す断面図、第2図は外套管の断面
図、第3図は本考案の第2の実施例を示す外套管の断面
図、第4図は本考案の第3の実施例を示す外套管の断面
図、第5図は本考案の第4の実施例を示す使用状態にお
ける断面図、第6図は変形例を示す外套管の断面図、第
7図および第8図は従来例を示し、第7図は使用状態を
示す断面図、第8図は外套管の断面図である。 11…内視鏡挿入部、12…挿入管、13…把持部、14…外套
管本体、16…組織取込口、18…処置具挿入口、19…処置
具挿通路、24…第1のシール部材、25…第2のシール部
材、37…シール部材、41、42…スポンジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の挿入部を内挿可能な挿入管の基端
    部に把持部を設けて外套管本体を形成し、上記挿入管の
    先端部側面に組織取込口を設けるとともに、基端部に処
    置具挿入口を設け、かつ挿入管の内壁部に一端が上記取
    込口の近傍に開口し他端が上記挿入口と連通する処置具
    挿通路を設けた内視鏡用外套管において、上記外套管本
    体の上記取込口よりも後側位置に上記内視鏡挿入部の外
    周面に軸方向複数か所で密着して外套管本体と内視鏡挿
    入部との隙間を閉塞する弾性材料からなるシート状のシ
    ール部材を設けたことを特徴とする内視鏡用外套管。
JP1989116464U 1989-10-03 1989-10-03 内視鏡用外套管 Expired - Lifetime JPH0749921Y2 (ja)

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JP1989116464U JPH0749921Y2 (ja) 1989-10-03 1989-10-03 内視鏡用外套管

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JPH0356403U JPH0356403U (ja) 1991-05-30
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JP4647727B2 (ja) * 1997-05-02 2011-03-09 ユナイテッド ステイツ サージカル コーポレイション トロカール密封装置
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