JPH0749961Y2 - 医療用ブレスレット - Google Patents

医療用ブレスレット

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JPH0749961Y2
JPH0749961Y2 JP1990404336U JP40433690U JPH0749961Y2 JP H0749961 Y2 JPH0749961 Y2 JP H0749961Y2 JP 1990404336 U JP1990404336 U JP 1990404336U JP 40433690 U JP40433690 U JP 40433690U JP H0749961 Y2 JPH0749961 Y2 JP H0749961Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主として東洋医学理論
に基づいた治療に寄与する医療用ブレスレットに係り、
特に、生体電気の偏りに起因する各種疾病やストレスに
対して有用な機能を発揮し得る医療用ブレスレットに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年における生活様式は、衣服や寝具更
にはカーペットとして化学繊維製品を使用すること、或
いは電気製品に取り囲まれた状態で気密性の高い室内に
居住すること等が通例となっており、このような生活様
式の結果として、人体には想像を上回る量の静電気が蓄
積されるに至っている。その一例として、化学繊維製の
カーペットの上面やビニールタイルの床上面を短時間に
つき動き回るだけで、人体には約5000Vの静電気が
蓄積すると言われている。
【0003】一方、人体には、東洋医学でいうところの
経絡エネルギーが一定の法則に基づいて流れており、こ
の経絡エネルギーを生体電気と称している。そして、こ
の生体電気に関して、人体の手首周辺について考察して
みると、手の甲側においては指先部から肩部に向かう方
向に生体電気が流れているのに対し、手のひら側におい
ては肩部から指先部に向かう方向に生体電気が流れてい
るとされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記生体電
気の流れは、人体に電位差が存在することにより生じる
ものであるが、既述の静電気の作用により人体の電位分
布には不適切な偏りが生じ、これが原因となって生体電
気がスムーズに流れる箇所と流れない箇所とが存在する
こととなる。このような理論を立証すべく、本出願人
は、人体の手首に流れる生体電気の電流値を計測してみ
たところ、手首の周方向において電流値の大きなバラツ
キがあることを見い出した。この実験結果から判断すれ
ば、指先部から肩部に向かう方向或いはその逆方向に生
体電気がスムーズに流れている箇所と流れていない箇所
とが存在していることが明らかである。そして、このよ
うに生体電気がスムーズに流れていない箇所が存在すれ
ば、これが原因となって肩こりや首周辺の痛み等を招来
し、更にはストレスをも生ぜしめるとされている。
【0005】本考案は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、手首に装着するブレスレットに好適な電気的手
段を付加することにより、指先部から肩部に向かう方向
及びその逆方向に流れる生体電気の電気量を手首の周方
向において均一化させ、当該手首の周方向の全ての箇所
について生体電気がスムーズに流れるようにすることを
技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係る医療用ブレ
スレットは、上記技術的課題を達成すべく、以下に示す
ように構成したことを特徴とする。即ち、導電材料でな
り且つ閉ループ状をなす条体の導電経路の途中に、複数
のP−N型半導体をP側とN側との方向性が不統一にな
るように介設したものである。そして、前記P−N型半
導体は、導電材料でなり且つ一端部のみが条体に電気的
に接続された覆設中空体により覆われていることが好ま
しく、また前記条体には、放電体が電気的に接続されて
いることが好ましい。
【0007】
【作用】上記技術的手段によると、当該医療用ブレスレ
ットを手首に装着した場合には、閉ループ状をなす条体
が手首表面に触れることになるが、この条体は導電材料
でなるため、既述のように指先部から肩部に向かう方向
及びその逆方向に流れている生体電気が手首表面から条
体を通じて手首の周方向に流れることとなる。この場
合、条体の導電経路の途中には、複数のP−N型半導体
がP側とN側との方向性を不統一として介設されている
ので、一の箇所に介設されたP−N型半導体は生体電気
を条体の一部を通じて時計方向に流し、他の箇所に介設
されたP−N型半導体は生体電気を条体の他の一部を通
じて反時計方向に流すことになり、而もこのような作用
が条体の複数の箇所で行われることになるので、生体電
気が手首の周方向に対して適度に分散される。これによ
り、前記指先部から肩部に向かう方向及びその逆方向に
流れている生体電気は、手首においてその流れ方向が折
曲されることになるが、その折曲は上記の如く適度に分
散されるという形態で行われるため、手首の周方向につ
いては生体電気の流れが均一化されることとなる。従っ
て、生体電気は手首の周方向における全ての箇所でスム
ーズに流れることとなり、生体電気の流れない箇所が存
在することに起因して生じる肩こりやストレスの発生が
回避されることとなる。
【0008】
【作用】また、前記P−N型半導体を導電材料でなる覆
設中空体が覆うようにし且つ該覆設中空体の一端部のみ
を前記条体に電気的に接続したので、P−N型半導体の
機能を損うことなく、該覆設中空体の周面を介して多量
の生体電気を人体から取り入れ且つ人体に放出できるこ
ととなる。つまり、仮りに覆設中空体がP−N型半導体
を覆った状態でその両端部を条体に電気的に接続させる
と、生体電気はP−N型半導体の作用を受けることなく
条体の一箇所から覆設中空体を介して条体の他の箇所に
流れることになり、ひいては双方向への自由な流れを許
容して生体電気の流れに偏りを生じさせることになるの
であるが、本考案のように覆設中空体の一端部のみを条
体に電気的に接続しておけば、このような不具合は生じ
ないのである。而も、条体のみならず覆設中空体の周面
からも生体電気の取り入れ及び放出が行われるので、多
量の生体電気を手首の周方向において適度に分散できる
こととなる。
【0009】更に、前記条体に放電体を電気的に接続し
たことにより、該条体に異常且つ過大な生体電気が流れ
ることを回避できる。つまり、手首の周方向に対する過
剰な生体電気の流れは、却って生体電気の均一化を阻害
することになるので、電流値の最大限界を設定しておく
ことが望ましく、前記放電体は生体電気の過剰分を空気
中に放電して電流値が最大限界を越えないようにするも
のである。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本考案の第1実施例の基本構成を示す模
式図であり、同図に示すように、医療用ブレスレット1
は、導電材料でなり且つ閉ループ状をなす条体2と、該
条体2の導電経路の途中に介設された複数(図例では六
個)のP−N型半導体3…3と、各P−N型半導体3…
3を覆うと共にその一端部のみが前記条体2に電気的に
接続された導電材料でなる覆設中空体4…4と、各覆設
中空体4…4に内蔵され且つ前記条体2に電気的に接続
された放電体5…5とを有する。前記各P−N型半導体
3…3は、P側とN側との方向性が不統一とされてお
り、具体的には本実施例では、隣り合うP−N型半導体
3、3のうちの一方のP−N型半導体3はP側が時計方
向にN側が反時計方向に位置するのに対し他方のP−N
型半導体3はP側が反時計方向にN側が時計方向に位置
しているのである。従って、前記一方のP−N型半導体
3は反時計方向にのみ電流を流すのに対し、前記他方の
P−N型半導体3は時計方向にのみ電流を流すのであ
る。また、前記覆設中空体4…4の外径は条体2の外径
よりも大きくされて人体(手首)との接触面積が大きく
なるように配慮がなされている。
【0011】図2は、本考案の第1実施例に係る医療用
ブレスレット1の具体例を示すものであり、条体2は、
Au,Ag,Pt,Sn,Fe,Cu等の金属若しくはこれらの合金
又はめっき金属(本実施例ではSnめっき鋼)製の鎖であ
る。一方、各覆設中空体4…4は、既述のP−N半導体
3及び放電体5を夫々内蔵する筒状部材であって、その
材質は前記条体2と同一とされている。
【0012】図3は、前記覆設中空体4の内部構造を示
すものであり、当該内部には、図示のような状態でP−
N型半導体3と放電体5とが収納されている。そして、
前記P−N型半導体3の一端からはN側リード線9が引
き出され且つその他端からはP側リード線10が引き出
されており、これらのリード線9、10に条体(鎖)2
が電気的に接続されている。また、前記N側リード線9
は覆設中空体4の一端に固着されて両者が電気的に接続
されているのに対し、前記P側リード線10と覆設中空
体4の他端開口縁との間には絶縁体11が介設されて両
者間は非導通状態とされている。この場合、図示例の覆
設中空体4と隣り合う覆設中空体については、その内部
の各構成要素が全て図示例のものとは対称に配設されて
いる。更に、前記放電体5は、ステンレス鋼繊維(例え
ばナスロン、日本精線株式会社製)からなるウェブであ
って、前記N側リード線9の周囲に巻回されており、N
側リード線9を流れる電気の過剰分は、この放電体5に
おいてその微細な繊維端末間でコロナ放電することによ
り空気中へ放電されるようになっている。
【0013】以上の構成によれば、当該医療用ブレスレ
ット1を手首に巻回して装着すれば、図4に示すよう
に、導電材料でなる条体2及び覆設中空体4が手首Xの
表面に適宜接触することになり、従って手首Xを同図に
おける紙面と直交する方向(指先部から肩部に向かう方
向及びその逆方向)に流れている生体電気が前記条体2
及び覆設中空体4を通じて手首Xの周方向に流れること
となる。この場合、各覆設中空体4…4に内蔵されてい
るP−N型半導体3…3のP側とN側との方向性は不統
一とされているので、手首Xの周方向のある箇所におけ
る短寸法間においては前記生体電気が時計方向にのみ流
れ、他の箇所における短寸法間においては生体電気が反
時計方向にのみ流れることとなる。これにより、例えば
肩部から手首まで流れてきた生体電気は当該ブレスレッ
ト1を通じて周方向に短寸法だけ流れた後に指先部に向
かって流れていくことになるが、この周方向に対する生
体電気の流れ方向は統一されていないので、生体電気が
周方向に適度に分散される。従って、紙面と直交する方
向に流れている生体電気が周方向において均一化され、
周方向の全箇所で生体空気がスムーズに流れることとな
る。この結果、生体電気の流れない箇所が存在しなくな
り或いは極めて少ない存在となり、肩こりや痛み更には
ストレスが効果的に解消されることとなる。
【0014】図5は、本考案の第2実施例に係る医療用
ブレスレット1の模式図あり、同図に示すように、当該
医療用ブレスレット1は、P側とN側との方向性が同一
の一組のP−N型半導体3、3を条体2に並列に接続
し、同様の構成を有する複数組のものをP側とN側との
方向性を不統一として条体2の途中に介設したものであ
る。尚、覆設中空体4や放電体5の構成については、前
述の第1実施例と同様である。従って、この第2実施例
においても、生体電気の流れが周方向において均一化さ
れ、ひいては周方向の全箇所で生体電気がスムーズに流
れることとなる。また、覆設中空体4は装飾的機能をも
所有しているものであるため、この第2実施例のように
条体2の一箇所に二本の覆設中空体4、4を並列に配設
すれば、装飾的効果が向上するという利点も得られるこ
ととなる。
【0015】
【考案の効果】本考案は、上述の通り構成されているの
で、以下に示す効果を奏する。即ち、本考案に係る医療
用ブレスレットによれば、当該ブレスレットを手首に巻
回して装着しておけば、指先部から肩部に向かう方向及
びその逆方向に流れている生体電気が導電材料でなる条
体を通じて手首の周方向に流れ而も該条体の途中に介設
されたP側とN側との方向性が不統一の複数のP−N型
半導体の作用により周方向に流れる生体電気が適度に分
散され、生体電気の流れは周方向について均一化される
こととなる。これにより、生体電気は周方向の全箇所で
スムーズに流れることになり、生体電気の流れない箇所
が存在することに起因して生じる肩こりや痛み更にはス
トレスが効果的に解消される上、P−N型半導体を覆設
中空体が覆うようにし且つ覆設中空体を条体に適切に接
続したから、P−N型半導体の整流作用を損うことな
く、条体のみならず覆設中空体からも生体電気の取り入
れ及び人体への放出を行うことが可能となり、手首周方
向における生体電気の流れの均一化が効率良く行われこ
ととなり、しかも、条体(及び覆設中空体)を通じて流
れる生体電気の過剰分が放電体の作用により空気中に放
電されることになり、電流値が最大限界を超過するとい
った不具合が効果的に回避されることとなる。
【0016】
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係る医療用ブレスレット
の基本構成を示す模式図である。
【図2】本考案の第1実施例に係る医療用ブレスレット
の具体的構成を示す正面図である。
【図3】本考案の第1実施例に係る医療用ブレスレット
の要部拡大断面図である。
【図4】本考案の第1実施例に係る医療用ブレスレット
の使用状態を示す正面図である。
【図5】本考案の第2実施例に係る医療用ブレスレット
の基本構成を示す模式図である。
【符号の説明】
1 医療用ブレスレット 2 条体 3 P−N型半導体 4 覆設中空体 5 放電体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電材料でなり且つ閉ループ状をなす条
    体の導電経路の途中に、複数のP−N型半導体をP側と
    N側との方向性が不統一になるように介設し、且つ前記
    P−N型半導体は、導電材料でなり且つ一端部のみが条
    体に電気的に接続された覆設中空体により覆われ、更
    に、前記条体に、放電体を電気的に接続したことを特徴
    とする医療用ブレスレット。
JP1990404336U 1990-12-21 1990-12-21 医療用ブレスレット Expired - Fee Related JPH0749961Y2 (ja)

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