JPH07501263A - アルキルーまたはアルキルグリセローホスホリルコリン界面活性剤を含有するエマルジョンおよび使用方法 - Google Patents

アルキルーまたはアルキルグリセローホスホリルコリン界面活性剤を含有するエマルジョンおよび使用方法

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JPH07501263A JP5509425A JP50942593A JPH07501263A JP H07501263 A JPH07501263 A JP H07501263A JP 5509425 A JP5509425 A JP 5509425A JP 50942593 A JP50942593 A JP 50942593A JP H07501263 A JPH07501263 A JP H07501263A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アルキル−またはアルキルグリセロ−ホスホリルコリン界面活性剤を含有するエ マルジョンおよび使用方法 、発明の技術分野 本発明は、油と水とのエマルジョンおよびこのようなエマルジョンの製造方法お よびこれらのエマルジョンの使用に関するものである。
さらに特に、本発明は、油(この用語は一般的意味で使用する)、水および一般 的にアルキルホスホリル コリンまたはアルキルグリセロホスホリル コリンと して同定することかできる新規な界面活性剤を含有する新規エマルジョンに関す るものである。このようなエマルジョンは一般に多くの工業的用途で有用性を存 し、特に酸素輸送剤、人工血液または赤血球代用物質として、およびまた生物学 的造影用の造影剤として有用である。
発明の背景 エマルジョンは、油(この用語は一般的意味で使用する)の広範囲の細分を可能 にし、引き続く大きい油−水界面の形成を可能にする。エマルジョンは、水中油 型または油中水型であることかでき、その他の相および界面を含有することもあ る。これらの分散液か水中油型である場合には、これらの分散液は通常、油エマ ルジョンもしくは可溶性油組成物と称される。これらの相が逆になっている油中 水型の場合には、これらの分散液は通常、逆相エマルジョンと称される。油と水 とのエマルジョンには多くの工業的用途があり、これらの用途には、塗料、接着 剤、潤滑剤、洗浄剤、石鹸、殺虫剤、化粧品、医薬品および治療剤か包含される 。この簡単なリストは、油と水とのエマルジョンの非常に多大な用途の初端に過 ぎない。
かなりの年月にわたって開発されてきたエマルジョンの1種には、酸素輸送剤ま たは人工血液として、フルオロカーボン エマルジョンがある。C1arkによ り発行された米国特許No、3,911,138は、この種の特許の初期例であ り、この特許には、人工血液として、パーフルオロカーボン エマルジョンが開 示されている。この特許に開示されているように、真正のフルオロカーボン液は 血液流中に注入することはできない。その理由は、真正フルオロカーボン液の疎 水性物性が、これらを血液中で不混和性にし、その結果として、これらの液体を 小さい血管に送ると、血管封鎖を生じさせ、死に至らしめることにある。
従って、血管的注入を必要とする医療用途の場合には、高度にフッ素化された存 機化合物またはフルオロケミカルは、上記C1arkの特許およびまた米国特許 No、4. 110. 474 ;同No、4.187,252および同No。
4.443,480に開示されているように、生理学的に許容されるエマルジョ ンとして分散されていなければならない。
人工血液などのような、投与できるエマルジョンの総量が制限される医療用途で 要求される比較的大Iのフルオロケミカルを含有しており、かつまた安定である エマルジョンを製造しようとする種々の試みがなされている。このようなエマル ジョンの製造における目標は、臨床的に許容される時間内に身体から排泄するこ とができる許容されるフルオロカーボンを使用することにある。さらにまた、組 成物には、それらの安定性を破壊することなく殺菌することができることが要求 される。
FDAにより承認されているフルオロカーボン エマルジョンには、FLUOS OL DAがあり、これは2種の界面活性剤、すなわち卵黄ホスホリピドおよび プルロニック(Pluronic)F−68の混合物中にパーフルオロデカリン およびパーフルオロトリプロピルアミンを含有するエマルジョンである。しかし ながら、この製品は、液体状態で安定ではなく、凍結して保存しなければならな い。さらにまた、安定性を助長するために、その存在が必須であるパーフルオロ トリプロピルアミンは、このエマルジョンの医療用途における有用性にとって欠 点となる。その理由は、このパーフルオロトリプロピルアミンの肝臓およびその 他の身体組織における半減期が、望ましい期間よりも長いからである(に、 Y okoyama等による+A Perfluorochemical Emul sion as an Oxygen Carr奄■秩■ Artif、 Organs(C1eve)、 8(1)、 34−40頁(1 984)参照)。さらにまた、このエマルジョンは、約12%のフルオロカーボ ンを含有するのみであり、この量は、その酸素含有能力が小さいことから、所望 の治療効果を得るにはあまりにも少ない。
人工血液用の酸素輸送剤としてのフルオロカーボンの有用で、安定なエマルジョ ンの製造実験において、種々の界面活性剤かまた研究された。例えば、水素添加 されたホスホリピド、非イオン性ポリマー界面活性剤およびC6−22脂肪酸、 それらの塩およびモノグリセライド類から選ばれる界面活性剤を含有するフルオ ロカーボン エマルジョンはまた、4°Cで保存しなければならない。例えば、 日本国特許出願59−067.229;米国特許No、4.252,827およ びl・イツ国公開DE2630506参照。
C1arkおよびShawのヨーロッパ特許出願87300454.3には、酸 素輸送剤および人工血液として使用するための、高フツ素化有機化合物の新規エ マルジョンが記載されている。このC1arkおよびShawの出願には、約7 5容量%まての高レベルでパーフルオロカーホンを含有していても、安定である エマルジョンが記載されている。これらのエマルジョンのフルオロカーボンは、 肝臓およびその他の身体組織からの許容されるほと迅速な排泄時間を示し、かつ また容易に殺菌することかできる。これらのエマルジョンは、フルオロケミカル 、界面活性剤および水を含有する組成物中に乳化助剤として油を含有するもので ある。
このC1arkおよびShawの出願には、人工血液に有効な酸素輸送剤に係わ る長期間にわたる研究において、問題のかなりか相当に軽減された旨、記載され ているけれとも、さらなる開発の必要性は継続している。
簡単に言えば、油と水からなる型式のエマルジョンは、多くの工業用途において 非常に重要な役割を果たし、このようなエマルジョンに係わる多数の特許が認め られている。医療および非医療分野を包含する多くの工業用途においてより広い 有用性と高い安定性とを有するエマルジョンを提供する新規な乳化剤の開発に対 する努力を佳う研究が続けられている。
発明の要旨 本発明は油と水からなる型式のエマルジョンに関するものである。本発明によっ て、驚くほどの安定性を存する水中油型のエマルジョンを形成させる新規界面活 性剤か見出たされた。さらに特に、フルオロケミカル(以下で時には、単純にr PFCJと記す)か製造され、このPFCか有意に増加した循環血液残留時間お よび臨床上の臓器、例えは肝臓および牌臓における好ましいものに変えられてい る組織分布を有することか見出だされた。さらにまた、通常レシチンを基材とす るPFCエマルジョンと組み合わせて静脈注入された後に、本発明の新規界面活 性剤は、ヘマトクリットあるいは赤血球細胞数の存置な減少を有意に改善するこ とか見出だされた。
本発明のエマルジョンは、アルキルホスホリル コリンまたはアルキルグリセロ ホスホリル コリン界面活性剤を含有する。これらの界面活性剤は、下記の一般 構造を有する: さらに詳細には、R,、R,またはR1は、アルキル、アルケニル、フルオロア ルキルおよびアルケニルである。これらの基はそれぞれ、約6個−約54個の炭 素原子を有することができ、飽和または不飽和であることができ、そしてまた直 鎖状脂肪族基または分枝鎖状脂肪族基であることができる。−膜構造■において 、基部およびR9は、Cl2−C11炭素原子を存すると好ましく、本発明の医 療用PFCエマルジョンの場合の界面活性剤として使用する場合には、R1はC ,−C,2炭素原子を存すると好ましい。最も好ましくは、R8およびR3は、 CCl4−CI飽和または不飽和脂肪族基である。一般に、これらの基Rは、本 発明の方法により合成される場合に、脂肪族アルコールまたはハライド反応剤の 残基である。
上記構造式において、PCは、ホスホリルコリン基である:0 P O,CH2 CHx N+ (R4)zこの式において、R4は、水素または低級アルキル、 例えばメチル、エチルおよびプロピルである。本発明の医療用PFCエマルジョ ンの場合には、水素またはメチル基か好ましい。
本発明はまた、これらの界面活性剤の製造方法、これらの界面活性剤を含有する エマルジョン、およびまたこれらのエマルジョンを酸素輸送剤、人工血液または 赤血球細胞代用物質として使用することを包含する。本発明のその他の目的およ び利点は、以下の詳細な説明から明白になるであろう。
詳細な説明 本発明のエマルジョンは、油、水および上記で同定されている種類の界面活性剤 からなる。一般に、この油は、水と油の総容積の約1−90重量%の量で含有さ れている。さらに詳細に言えば、例えば静脈使用する医療用エマルジョンの場合 には、静脈使用では粘度か制限されることから、約60容jl/容量%(115 重F容量%)が実際上の限界である。その他の用途に対しては、さらに多い量も 使用することができる。界面活性剤は、エマルジョンの約0.5−約10重量% 、通常約1−2重量%の量で含有させることかできる。これらの成分に関して、 以下にさらに特定して説明する。
A、油 本明細書において、[油」の用語は、鉱物、植物、動物、精油、合成または食用 由来に無関係に、多種の界面活性剤の同定に使用される一般的用語として使用す る。従って、本明細書において、「油」の用語は、化学的種類としては全く相違 する、広範囲の物質に適用されるものとする。油を種または機能で分類する場合 には、例えば鉱油は、石油から誘導されるものであり、脂肪族またはワックスベ ースの炭化水素類、芳香族または脂肪族ベースの炭化水素類、あるいは混合脂肪 族または芳香族ベースの炭化水素類を包含する。鉱油類にはまた、石油から誘導 される油、例えば精油パラフィン油等が包含される。植物種では、油は主として 、種子またはナツツ類に由来するものであり、乾性油、例えば亜麻仁油およびタ ング油(tongue oil) ;半乾性油、例えばひまわりおよび大豆種子 油;非乾性油、例えばひまし油、綿実油およびヤシ油:および非食用石鹸原料油 、例えばパーム曲およびヤシ油を包含する。動物種では、油は一般に獣脂、ラー ドおよびステアリン酸由来の脂肪から誘導されるものである。液状の動物種油に は、魚油、オレイン酸、鯨油等か包含され、これらは一般に、高い脂肪酸含有量 を有する。
精油種では、花、茎および葉、多くの場合に植物全体から誘導される複合揮発性 液体か包含される。これらの精油には、テルペン類、例えばピネン、ジペンテン 等か包含され、これらは主として、香料および芳香剤に使用されるものである。
食用種としては、或種の植物油、例えばオリーブ油、綿実油、トウモロコシ油お よび落花生油、およびまた或種の特殊な魚油、例えばタラ肝油、ハリバ(肝油) 、サメ肝油、およびまたそれらの高ビタミン含有量によって医療用として広く使 用されているものか包含される。本発明の目的に係わり、油として分類されうる 、この広範囲の物質には、周知の化学的方法または電気化学的方法により合成す ることができる、多数のフッ素を含有する有機化合物またはパーフルオロ化合物 等の親油性の合成有機化合物が包含される。
本明細書において、「フルオロケミカル」またはrPFcJの用語は、パーフル オロカーボンの中の多くのフッ素を含有するを機化合物またはフッ素含有化学物 質のどちらかを表すために使用されている。さらに、[パーフルオロカーボンJ の用語には、炭素か「環状」である化合物または「非環状」である化合物が包含 される。それらの構造内に他の元素、例えば酸素、窒素および臭素等を存する、 その置換誘導体も包含される。「パーフルオロカーボン」の用語はまた、その炭 素原子鎖または炭素原子環およびまた炭素側鎖基に結合している水素原子の全部 がフッ素により置換されているものが包含されることに留意されるべきである。
しかしながら、 「フルオロカーボンJの用語は、部分的に、または実質的にフ ッ素化されているフッ素含有化学物質を包含する意味を有する。この置換は、本 発明の好適医療用フルオロカーボンの基本的に無毒性の特性に対して有害に作用 しない、全部の水素かフッ素により完全に置換されていない化合物の提供を可能 にする。使用できるパーフルオロカーボン化合物の中には、パーフルオロトリブ チルアミン(PC47) 、パーフルオロデカリン(PP5)、パーフルオロメ チルデカリン(PP9)、パーフルオロオクチルブロマイド、パーフルオロテト ラヒドロフラン(PC80)、パーフルオロエーテル(PID)[(CF= ) 2 CFOCFt (CFt )t CFg OCF (CFs )t ] 、 パーフルオロエーテル(PI ID)[(CF2 ’)2 CFOCF2 (C F2 )l CF、OCF (CF□)2コ、パーフルオロポリマー(R3)C F。
■ [CF、CHF (OCF、CF)、OCF、CF、CF2]、パーフルオロエ ーテルポリマーしホムブリン(Fomblin ) Y/ OI ] 、パーフ ルオロドデカン、パーフルオロビシクロ[4,3,0]ノナン、バーノルオロト リメチルシクロベキサン、パーフルオロトリプロピルアミン、パーフルオロイソ プロピルシクロヘキサン、パーフルオロエンドテトラヒドロジシクロペンタジェ ン、パーフルオロアダマンタン、パーフルオロエキソ−テトラヒドロジシクロペ ンタジェン、パーフルオロビンクロ[5,3,0]デカン、パーフルオロテトラ メチルシクロヘキサン、パーフルオロ−1−メチル−4−イソプロピルシクロヘ キサン、パーフルオロ−n−ブチルシクロヘキサン、パーフルオロジメチルビシ クロ[3,3,1]ノナン、パーフルオロ−1−メチル−アダマンタン、パーフ ルオロ−1−メチル−4−t−ブチルシクロヘキサン、パーフルオロデカヒドロ アセナフテン、パーフルオロトリメチルビシクロ[3,3,1]ノナン、パーフ ルオロ−n−ウンデカン、パーフルオロテトラデカヒドロフェナントレン、パー フルオロ−1,3,5,7−チトラメチルアダマンタン、パーフルオロドデカヒ ト冶フルオレン、パーフルオロ−1,3−ジメチルアダマンタン、パーフルオロ −n−オクチルンクロヘキサン、パーフルオロ−7−メチルビシクロ[4,3, 0]ノナン、パーフルオロ−p−ジイソプロピルシクロへ牛サン、およびパーフ ルオロ−m−ジイソプロピルシクロヘキサンがある。米国特許No、46860 24に記載のクロロアダマンタンおよびクロロメチルアダマンタン等の塩素化パ ーフルオロカーボン化合物を使用することもできる。このような化合物は例えば 、米国特許No、3962439;同3493581.同4110474.同4 !86253、同4187252.同4252827.同4423077、同4 443480 ;同4534978および同4542147.ヨーロツパ特許出 願No。
80710および同+58996、英国特許明細書No、1549038および ドイツ国公開2650586に記載されている。これらの多数のフッ素を含有す る有機化合物のいづれの混合物もまた本発明のエマルジョンおよび方法に使用で きることを理解すべきことは勿論のことである。
本発明に従い、丸くはどの安定性を有する水中油型エマルジョンを生成させる新 規界面活性剤か見出だされた。さらに特に、安定なPFCエマルジョンが製造さ れ、このPFCエマルジョンは、存意に増加した循環血液残留時間および臨床上 の臓器、例えば肝臓および牌臓における好ましいものに変えられている組織分布 を存することか見出だされた。さらにまた、本発明の界面活性剤は、大部分のレ シチンを基材とするPFCエマルジョンと通常組み合わせて静脈注入された後に 、ヘマトクリット、あるいは赤血球細胞数の有害な減少を有意に改善することか 見出だされた。
本発明のエマルジョンは、アルキルホスホリル コリンまたはアルキルグリセロ ホスホリル コリン界面活性剤を含有する。これらの界面活性剤は、下記の一般 構造を有する: さらに詳細には、R,、R,またはR1は、アルキル、アルケニル、フルオロア ルキルおよびアルケニルである。これらの基はそれぞれ、約6個−約54個の炭 素原子を有することができ、そしてまた直鎖状脂肪族基または分枝鎖状脂肪族基 であることができる。−膜構造■において、基R1およびR1は、C1g、C+ *炭素原子を存すると好ましく、本発明の医療用PFCエマルジョンの場合の界 面活性剤として使用する場合には、R1はC= Cst炭素原子を有すると好ま しい。
最も好ましくは、R,およびR7は、Cl4C11飽和または不飽和脂肪族基で ある。一般に、これらの基Rは、本発明の方法により合成される場合に、脂肪族 アルコールまたはハライド反応剤の残基である。
上記構造式において、PCは、ホスホリルコリン基である:〇 この式において、R4は、水素または低級アルキル、例えばメチル、エチルおよ びプロピルである。本発明の医療用PFCエマルジョンの場合には、水素または メチル基が好ましい。
上記構造式においてR,、R,またはR1を構成する脂肪族アルコールまたはハ ライド反応剤の例には、テトラデシルブロマイド、オレイルアルコール、ヘキサ デソルブロマイド、オクタデシルアルコール、IH,IH,7H−ドデカフルオ ロ−1−ヘプタツール、2−ヨウドー 1. 1. 1− トリフルオロエタン 、IH。
IH,1lH−エイコサフルオロウンデカン−1−オール、1−ヨウドーIH。
IH−パーフルオロブタン、l−ヨウドーIH,IH,2H,2H−パーフルオ ロデカン、■−ヨウト IH,IH,2H,2H−パーフルオロドデカン、l− ヨウド−IH,IH,2H,2H−パーフルオロオクタン、4−ヨウドー、2− トリフルオロメチル−1,I、I、2−テトラフルオロブタン、2. 2. 3 . 3゜4、 4. 5. 5−オクタフルオロヘキサジ−1,6−ジオール、 l−ヨウドーlH,lH−ペンタデカフルオロオクタノ−ルー 1. 3. 3 . 4. 4. 4−ペンタフルオロブタノール−2、(IH,IH−ペンタフ ルオロプロパノ−ルー 1)、および(パーフルオロ−tert−ブタノール) かある。さらにまた、Atochem、Dupont、3MおよびHoechs tは、式R,−CH,−CH2−X (X=OH,I)で表される、適当な混合 物を市販している。この式において、R2はCm F211+1パーフルオロア ルキル直鎖または分岐鎖の種々の鎖か混在している基からなる。
代表的には、これらの混合物において、rnJの数はI−3,4−8または6− 12である。これらと同一の会社はまた、R1−C0OHを販売しており、これ らの化合物中のカルボキシレートを減少させると、R,−CH,OHか生成され る。また、多くのタイプのパーフルオロアルケン化合物(これらの化合物はRO Hを付加するための物質として容易に作用することができる)およびオキシラン 化合物(これらのすキシラン環は水素を含有し、この分子の残りの部分は本質的 にパーフルオロケミカルである)も市販されている。このオキシラン環はまた、 ROHにより核的に容易に開環する。
上記−膜構造式に包含される界面活性剤の特定の例には、1. 2−ジオクチル グリセロ−3−ホスホリルコリン、1. 2−ジテトラデシルグリセロー3−ホ スホリルコリン、1,2−ジムキサデシルグリセロ−3−ホスホリルコリン、■ 。
2−ジオクタデシルグリセロ−3−ホスホリルコリン、l−ヘキサデ’、7に− 2−テトラデシルグリセロ−3−ホスホリルコリン、■−オクタデシルー2−テ トラデシルグリセロ−3−ホスホリルコリン、l−テトラデシル−2−才クタデ シルグリセロ−3−ホスホリルコリン、l−ヘキサデシル−2−オクタデシルグ リセ、ロー3−ホスホリルコリン、I、2−ジオクタデシルグリセロ−3−ホス ホリルコリン、■−オクタデシルー2−ヘキサデシルグリセロ−3−ホスホリル コリン、I−テトラデシル−2−ヘキサデシルグリセロ−3−ホスホリルコリン 、2,2−ジテトラデシルー1−ホスホリルコリンエタンおよびl−ヘキサデシ ル−2−テトラデシルグリセロ−3−ホスホリルコリンがあり、また以下に示す ように、これらの新規界面活性剤とその他の公知の界面活性剤との混合物を使用 すること本発明のエマルジョンは、上記定義のとおりの界面活性剤の存在の下に 、水中に油を分散させることによって製造される。界面活性剤は、液相の分散性 および安定性を増加させる。本明細書において、分散液は一般にエマルジョンの 用語で表されているが、これらは溶液、ミセル状溶液、ミクロエマルジョン、小 のう懸濁液、あるいはこれらの物理的状態の全部の混合形態であると考えられる ものと理解されるべきである。従って、本明細書で使用されているものとして、 「エマルジョン」の用語は、これらの状態の全部を包含し、本発明に係わる界面 活性剤もしくは可溶化剤は、油相と水相とからなるこれらの物理的状態の混合物 の安定性を増強させるために使用される。−例として、フルオロケミカル油を水 中で乳化させる場合には、前記のC1arkおよびShawによりヨーロッパ特 許出願87300454.3に記載されているように、もう一種の油を乳化助剤 として使用することかできる。本発明においては、この乳化助剤の使用か任意で あることを強調したい。このような助剤を使用しなくても、満足なエマルジョン を製造することかできる。このような助剤を使用する場合に、好適な助剤は、モ ノ−、ジーまたはトリーグリセライl”またはその混合物なとの液状脂肪油であ る。以下で示すように、このような油と親油性PFCとの組み合わせを水中で乳 化させる場合には、複合相および中間面か形成されつる。
好ましくは、人工血液の場合に、本発明のエマルジョンは、PFCまたはPFC 混合物を含有し、最も好ましくは、パーフルオロデカリン、パーフルオロメチル デカリン、パーフルオロジメチルアダマンタン、パーフルオロオクチルブロマイ ド、パーフルオロ−4−メチルーオクタヒドロキノリジジン、パーフルオロ−N −メチル−デカヒドロキシリン、F−メチル−1−オキサ−デカリン、パーフル オローヒシクロ(5,3,0)デカン、パーフルオロオクタヒトロキノリジジン 、パーフルオロ−5,6−シヒドロー5−デセン、およびパーフルオロ−4゜5 −ジヒドロ−4−オクテンからなる群から選ばれるフルオロカーボンを含有する 。生物学的造影用の造影剤として使用する場合には、パーフルオロオクチルブロ マイドか、本発明に係わる好適PFCの一種である。
PFCまたはPFC混合物は、エマルジョンの10−約75容量%まで、あるい はそれ以上の割合を構成することかできるが、好ましくはPFCまたはPFC混 合物は、エマルジョンの少なくとも40容量%を構成する。エマルジョンを「人 工血液」または赤血球代用物質として使用する場合には、PFCをできるだけ多 い容量濃度で存在させる。例えばその濃度が全血の大体の酸素含有量に適応する ことから、40容量%の濃度かしばしば好適である。
前記したように、広い観点においては、エマルジョン中の油の量は約0.5−約 90容量%、あるいはそれ以上の濃度範囲で変えることかできる。この油の量は 、エマルジョンの池の成分の濃度および性質ならびにその用途により変わる。
−例として、人工血液として使用する場合には、PFC油は、その他の油乳化助 剤とともに、許容される量で存在させる。いづれか一定の成分の許容されるエマ ルジョンを生成させるための実際の油の濃度は、種々の油濃度のエマルジョンを 製造し、これらのエマルションの安定性を試験することによって、決定すること かできる。例えは、PFC人工血液の場合に、油動剤0−30重量%およびPF C曲10−70容量%を使用することかできる。
本発明のエマルションに使用される特定の界面活性剤の量は、前記したような当 該エマルション中のその他の成分の量および種類に依存する。一般に、約0.5 −10重量%、好ましくは約1−2重量%の界面活性剤を使用する。前記したよ うに、本発明の界面活性剤は、別種の界面活性剤とともに使用することができる 。本発明のエマルジョンに有用な別種の界面活性剤としては、公知のアニオン性 、カチオン性、非イオン性および両性イオン性界面活性剤がある。これらの例と しては、アルキルまたはアリールスルフェート、スルホネート、カルボキンレー トまたはホスフェートのようなアニオン性界面活性剤、モノ−、ノー、トリーお よびテトラ−アルキルまたはアリールアンモニウム塩のようなカチオン性界面活 性剤、その親水性部分かポリオキシエチレン鎖、糖分子、ポリアルコール誘導体 またはその他の親水性基からなるアルキルまたはアリール化合物のような非イオ ン性界面活性剤、および上記アニオン性基またはカチオン性基を組み合わせて含 有することができ、その疎水性部分がいづれかその他のポリマー、例えばポリイ ソブチレンまたはポリプロピレン オキサイドからなる、両性イオン性界面活性 剤かある。
本発明のエマルジョンを人工血液または赤血球代用物質として使用しようとする 場合には、これらのエマルジョンの界面活性剤またはその組み合わせは、生理学 的に許容されるものでなければならない。例えば、人工血液の場合には、そのア ルキル基か約Cl2−C11である、アルキルホスホリルコリンまたはジアルキ ルグリセロホスホリルコリン、例えばl−才クタデシル−2−ヘキサデシルグリ セロ−3−ホスホリルコリンを使用する。
本発明に係わるエマルジョンは、油、界面活性剤および水からなる主成分をいづ れかの順序で混合することによって製造することかできる。しかしながら、最適 のPFCエマルジョンを製造するためには、PFCを先ず、界面活性剤の一部ま たは全部と水の一部との組合せの存在の下に、補助油と混合する。次いで、この 第一のエマルジョンを、残りの水および残りの界面活性剤中で、乳化させること によって製造する。この方法は、上記C1arkおよびShawによるヨーロッ パ出願87300454.3に記載されており、この記載を引用してここに組み 入れる。
成分の混合および乳化は、慣用のミキサーおよび乳化装置のどれかを使用して行 うことかできる。例えば、フィッシャー(Fiaher)ブランド タッチ ミ キサー、マイクロッロイダイザ−(Microfluidizer) 、ガラリ ン(Gaul in)およびラニー(Rannie)ホモジナイザーを使用する ことかできる。
下記の非限定例は、本発明の種々の態様を説明するものである。
詳細な具体例 本発明の界面活性剤は、相当するシアルギルグリセロール化合物から合成した。
この合成経路を次の反応経路もしくは方法により示す。
反応経路 ■:対称ジアルキルエーテルグリセロール化合物の製造(al xs  KOHt )ルエン、RBrまたはRCIlb) 5%Pd/C,N2/E1 0Ac−HOAcまたはLl/883/EI20反応経路 11.非対称シアル ギルエーテルグリセロール化合物の製造(ml xs KO)l/)ルzン、R Br*たはFICI (b) N2SQ4tH2ot馴eOH(c) o3cc I (di s 、!−同一 (@I MCI(無水11石油エーテル方法 A ・ジアルキルグリセロホスホリル コリンの製造方法 B:ジアルキルグリセロ ホスホリル コリンの製造上記反応経路および方法に関連して、[対称」の用語 は、アルキル基が両方ともに同一であるジアルキル化合物を意味するために、そ して「非対称Jの用語は、これらのアルキル基が相違しているジアルキル化合物 を意味するために使用されている。これらの反応経路および方法を使用して、本 発明のジアルキルグリセロホスホリル コリン界面活性剤の前駆物質として、ジ アルキルエーテルグリセロールを製造する特定例を示す。
3−ベンジル−1,2−ジヘキサデシルグリセロール(反応経路 1a)トルエ ン(500ml)中の、電気式粉砕装置で新たに粉末にした、KOH(40g、 0.76モル)およびベンジルグリセロール(50g、0.27モル)の還流し ている混合物に、!−ブロモヘキサデカン(252g、9.76モル)を1時間 にわたって添加した。この混合物をディーンースターク(Dean−3tark  )装置により反応水を除去しながら、−夜にわたり還流させた。このスラリー からトルエンを回転蒸発器て留去し、次いでこの残留物をCHCl5中でスラリ ー形成し、次いて水により洗浄した。この存機相を乾燥させ(MgSO4)、次 いて蒸留した。未反応の出発物質をクーゲルガ−(Kugelrohr)蒸留( 150°、1mmHg)により分離した。このポット残留物は、引き続く工程で 使用するのに充分の純度を有する、黄色固形物であった。
2.2−ジヘキサデシルグリセロール(反応経路 1b)クーゲルガー蒸留器か らの残留物をパール(Parr)水素添加装置に移し、EtOAc (200m l)およびHOAc (200ml)中に溶解した。窒素雰囲気の下に、5%P d/C(8g)を添加した。50°Cおよび50psigにおいて、水素吸収が 止むまで、脱ベンジル化を行った。この反応混合物を熱いうちに濾過し、この濾 過ケーキをクロロホルムで洗浄した。揮発性成分を、回転蒸発器で蒸発させた後 に、この残留物を酢酸エチルから再結晶させて、白色結晶(200g、69%) を得た:融点: 56−7°C0反応経路 Iにより製造されるその他の化合物 :1、 2−ジオクタデシルグリセロール*1、 2−ジオクタデシルグリセロ ール1、 2−ジオクチルグリセロール 1.2−ジデシルグリセロール *この化合物はまた、2,3−ビス(オクタデシルオキシ)−1−プロパツール の別名を有し、この命名法は、他の化合物にも使用することかできる。
物に、20°Cて撹拌しながら、ブロモエタノール62gを滴下して添加した。
この混合物を、−夜にわたり放置し、次いで2時間加熱還流させて、塩化水素を 除去した。四塩化炭素を留去した後に、この残留物を減圧の下に分留した。生成 物ニア0−77g、沸点:110−1+5°C/12mmHg。
1.2−ジオクタデシルグリセロールリン酸の2−ブロモエチルエステル(方法 Ac) 2−ブロモエチルホスホリルジクロライド(14,5g、0.074m1)を、 無水エーテル(300ml)およびトリエチルアミン(7,5g、0.074モ ル)中に溶解した。この溶液に、室温において、ジヘキサデシルグリセロール( 20g、0.037モル)を一度に添加した。この反応混合物を一夜にわたり撹 拌した。この中間体の加水分解をN20 (300ml)およびMeOH(10 0m1)とともに5時間、激しく撹拌することにより行った。層を分離させ、こ のエーテル相をMg5OJ上で乾燥させた。回転蒸発器でエーテルを除去した後 ・ に、白色ワックス状固形物26.3gを得た。
1.2−ジヘキサデシルグリセロホスホリル コリン(方法 A)上記方法Aの 2−ブロモエチルエステル(82g、0.18モル)のメチルエチルケトン(4 00ml)中の溶液に、密封容器中で、トリメチルアミン(35g、0.6モル )を添加し、次いで55°Cに18時間加熱した。このスラリーを次いで、室温 まで冷却し、濾過し、次いてこのケーキをアセトンで洗浄した。このケーキを熱 い90%エタノール(1400ml)中に溶解し、ドーペックス(Dowex  ) SBR(200g)イオン交換樹脂を添加し、このスラリーを15分間撹拌 した。この樹脂を濾別し、次いて回転蒸発器でエタノール−水を除去した。
この残留物をPzOs上で乾燥させ、次いてカラムクロマトグラフィにより精製 して、純粋な生成物35.5g(収率:42.2%)を得た。
It 2−ジオレイルグリセロホスホリル コリン(方法 B)コンデンサー、 攪拌機および温度計を備え、充分に乾燥させた500m1丸底フラスコに、ジオ レイルグリセロール(下記の反応経路1 b) (40g、67ミリモノりおよ び無水ジエチルエーテル(380ml)を添加した。この固形物を、温和に温め ることによって溶解し、次いでこの溶液を室温まで冷却させた。ジエチルエーテ ル(50ml)中の2−クロロ−2−才キソー1. 3. 2−ジオキサホスホ ラン(9,8g、69ミリモル)を、15分間の間に、滴下して添加した。
この時点て、トリエチルアミン(TEA)(7,2g、71ミリモル)を加える と、はとんと直ぐに、白色沈殿か生成された。この混合物を1時間撹拌し、次い て乾燥窒素流の下に、濾過した。この濾液を回転蒸発させ、白色固形物を得た。
この固形物を、500m1血清ボトル内のアセトニトリル(400ml)に溶解 し、次いでトリメチルアミン(TMΔ’)(28,0g、237ミリモル)を加 えた。このボトルを密封し、65°Cに18時間保持した。室温まで冷却させた 後に、その内容物をCHC]jに溶解し、次いでその溶媒を蒸発させて、白色固 形物を得た。この固形物をシリカゲルにおけるクロマトグラフィに付しく溶出剤 =75%CHCl、、22%H,O13%H20)、所望の生成物を得た(21 .2g。
原料ジオレイルグリセロールから41.5%)。
(注、方法Bは、ホスホリル先頭基を付加するために選ばれる方法である。)1 .2−ジオレイルグリセロール(反応経路 IB)ドライアイス コンデンサー およびドライアイス−アセトン浴を備えた250m1フラスコを、無水NH,( 140m1)により浄化した。N2の下に−65、°Cに冷却させた後に、Li ワイヤー(1,35g)を少しづつ添加した。THF(60ml)およびEtO H(12g)中のジオレイルペンジルグリセ口−ル(10g、0.0146モル )を、30分間にわたって加え、次いで一65°Cで15分間撹拌した。ドライ アイス浴を取り除き、次いでこの反応混合物を、NH8の蒸発の下に、室温まで 温めた。水(100ml)およびヘプタン(150m1)を添加した。この有機 相を水で洗浄し、乾燥させ(Mg S 04 )次いで溶媒を留去して、淡黄色 油状物を得た(7. 8g、90%)。
1−ヘキサデシル−2−テトラデシルグリセロール(反応経路 11c、d、e )l−ヘキサデシルグリセロール(105g、0.33モル)およびトリチルク ロライF93g (0,33モル)を、ピリジン300m1中に溶解した。この 混合物を100’Cて16時間加熱した。室温まで冷却させた後に、エチルエー テル1500mlを添加し、このスラリーを冷いo、5N H2SO4により3 回、5%重炭酸ナトリウムおよび水で2回、洗浄した。この有機相をMg5O4 上で乾燥させ、エーテルを回転蒸発器で除去し、次いでこの残留物をエタノール から再結晶させて、中間体1−ヘキサデシル−3−トリチルグリセロール(12 9g。
70%)を得た。I、2−ジヘキサデシルグリセロールの製造に係わり、ベンジ ルグリセロールのジアルキル化に関して前記した方法と同一の方法により(+− ルエン中で粉末状のKOHを使用する)、この中間体2部を、テトラデシルブロ マイドによりアルキル化した。生成する■−ヘキサデシルー2−テトラデシル− 3−トリチルグリセロール(128g)を石油エーテル300m1中に溶解した 。
室温において、無水塩化水素30gを添加した。短時間内に、沈殿か生成された 。
このスラリーを室温で4時間撹拌し、次いで濾過した。この固形物をアセトンか ら再結晶させて、生成物45.6gを得た:融点:42−3°c0界面活性剤の 溶血スクリーニング 上記−膜構造式Iに従う界面活性剤例1a−1k、および上記構造式+1の界面 活性剤例2aを、上記方法に従って製造した。これらの界面活性剤の溶血スクリ ーニングの結果を以下の表Iに示す。
09%塩類溶液中の界面活性剤の5%溶液/分散液を調製し、ラットの全血とl  Iて混合することによって、先ず界面活性剤を選別した。240Orpmで遠 心分離すると(6分冊)、詰め込まれた細胞と上澄液とが得られた。この遠心分 離からの上澄液か、対照ラット血液に比較して、目で見て相違する赤色を示した 場合には、その一定の濃度で溶血したものと判断した。この上澄液の脱色は、比 色によっては定量されない。この初期試験において、低分子量界面活性剤1aお よび1bは、完全赤血球と混合すると溶血が生じさせることが見出だされたので 、引き続く毒性試験には付さなかった。これは表■において、rN/AJで表さ れている。非溶血性であることか見出だされた化合物は次いで、当該化合物の0 .9%塩類溶液中の5%音波処理した分散液40cc/kgを、2匹のスブラギ ュー ダウレイ(Sprague Dawley)ラットに注入することによる 、初期急性毒性試験で試験した。動物か14日間生存した場合には、このエマル ジョンは、毒性試験に合格したものとした。これらの結果を表1に示す。これら の試験は、低分子量の化合物は溶血性であり、従って毒性であることを示す傾向 があるのに対して、さらに大きいCl4−C11の基は非溶血性であったので、 致死性の合理的相違に係わる試験を必要とすることかある。
パーフルオロカーボン エマルジョンおよびそれらの性質表Iの界面活性剤を使 用して、40容量%(V/V)パーフルオロケミカル含有エマルジョンを調製し た。前記ヨーロッパ特許出願87300454.3には、ある種の油類、すなわ ち脂肪酸のトリグリセライドが補助添加剤として、レシチン含有エマルジョンの 安定性を改善するものと教示されている。従って、本発明のパーフルオロケミカ ル含有エマルジョンとの比較用の対照として、これらのパーフルオロケミカル含 有エマルジョンを使用した。この対照エマルジョンは、上記ヨーロッパ特許出願 の技術に従い調製された40v/v%パーフルオロオクチルブロマイド含存エマ ルジョンであり、界面活性剤として1.75w/v%卵黄レンチンを含存し、そ してまた2w/v%サフラワー油を含有していた。レシチンの代わりに、本発明 の界面活性剤を使用して、そのエマルジョンの性質の結果を表Hに示す。この表 11にはまた、エマルジョン組成、レーザー光散乱により測定した平均粒子サイ ズ、およびラクテート化リンゲル溶液中の血清アルブミンの5%溶液中で、37 °Cで4日間保存した後の安定性を示す。データはいずれも、大量非経口投与用 工業基準に従い、回転バスケット オートクレーブ中で121℃において、15 分間殺菌したエマルジョンに関するものである。
表I+ Ic 4.0 0.0 2+2 −−−1.5 2.0 270 267 Ie 1.5 2.0 347 385If 2.0 2.0 359 357 1g 2.0 2.0 392 438Ih 2.0 2.0 ’235’ 9 1i 1.8 2.0 304 258表IIのデータを比較するために、対照 および本発明の界面活性剤に係わり、一定の2w/v%界面活性剤濃度、および 2w/v%サフラワー油助剤を含有するエマルジョンを使用して、この試験を繰 り返した。
表ITI 化合物 平均粒子サイズ(nM) 4日目の血清(nM)l c 421 31 8 1e 、256 256 1 f 333 320 1 g 207 N/A 1 h 354 460 1 i 323 301 1 j 229 N/A 1 k 227 N/A 対照 226 232 表Iおよび表IIのデータに関して、これらのエマルジョンは、製造時点および 血液および血漿に偽だ、ラクテート化リンゲル溶液とヒト血清アルブミンとの混 合物(「血1aJII)中で37°Cで4日間保存した後の両方において、レー ザー光散乱により測定して、非常に良好な粒子サイズ分布特徴を示した。これら のデータはいずれも、本発明の界面活性剤を卵黄レシチンの代わりに使用すると 、驚くほど安定なエマルジョンか得られることを示している。
パーフルオロケミカルの循環血液中滞留時間に対する組成の影響各エマルジョン 当たりで、無作為選別した10匹の動物を使用して、表IおよびIIIのエマル ジョンを試験した。試験は、各動物にエマルジョン20 c c/kgを注入し 、48時間の時点て動物を犠牲にして、循環パーフルオロケミカルまたはパーフ ルオロカーボン含有量(「フルオロクリット)および略字rFCtJて表す)を 測定することによって行った。Fctは、血液中のパーフルオロカーボンのパー センテージをV/V%で示すものである。
一群10匹の動物の2群のそれぞれを、対照エマルジョンおよび本発明の界面活 性剤から調製したエマルジョンにより、無作為投与計画に従い処置した。48時 間の後に、動物を麻酔し、その胸腔を開き、まだ心臓か鼓動しているうちに血液 試料を採取した(1−2ml)。予め計量した、lO%KOH/EtOH(1, 0m1)を含有する、3本の4mlバイアルのそれぞれに、試料3−4滴を添加 した。バイアルの重量を測定して、血液添加量を決定し、次いでCFCI 、中 の1%オクタンの内部標準混合物(1,5−2,0m1)の添加後に、重量を再 度測定した。バイアルを満たす量て、バイアルに水を加え、次いでこれらのバイ アルを24Orpmの回転振動器に20分間入れた。下方の層を採取し、シリカ ゲルを含有する(0.3−0.4g)、ガラスウールプラグ付きのパスツールピ ペットに通した。この溶出液をヒユーレット パラカート オーi・サンプラー (Hewlett Packard autosamplar )バイアル中に 集め、30メーター、0.054インチID メガホール(Megabore) 、0.3被覆DB−1カラムを有する5890AクロマI−グラフに付した。プ ログラム パラメーターは、40°Cて4分間の保有時間に特定し、次いで14 0°Cまて10°C/分温度上昇速度を達成した。
このフルオロケミカルの循環血液中滞留時間に対する、組成の影響を表IVに示 す。
表TV フッ素含有化学物質の循環血液中滞留時間対照 6.46 * 99%の信頼限界において、対照に比較して有意の差異を表す(Fishe rProtected Least 51gn1ficant Differe nce)表IVに関して、本発明の界面活性剤、特に化合物Ifおよび1jを使 用して調製されたエマルジョンは、48時間の時点で残存するパーフルオロケミ カルの量により測定して、循環血液系中において増加した安定性を示すことは明 白である。従って、本発明の界面活性剤を使用することによって、安定なPFC エマルジョンか形成されるのに加えて、これらの界面活性剤はRFCの循環血液 中滞留時間を有意に増加させる。
パーフルオロケミカルの臓器分布に対する組成の影響注入後の144日目試験動 物を犠牲にすることによって、PFCの臓器分布に対する表IVのエマルジョン の影響を試験した。この臓器分析試験の結果を表Vに示す。
l e 7.97 1.55” 0.57° 1.06 35.8 9/+0I g 7.52° 1.49° 0.55″″ 0.94 39.0” 6/+0 1i 7.47″’ 2.56 0.64@0.96 34.7 8/+0I  3 6.64” 1.66’″” 0.57” 0.89 44.4°” 9/ 101k 7.766 2.09° 0.64” 1.22 36.5 9/1 0対照 9.+3 2.89 0.87 1.02 3+、7 9/10* F isher Protected Least 51gn1ficant Di fferenceにより、99%の信頼限界において、対照に比較して存意の差 異を表す* *Fisher Protected Least 51gn1f icant Differenceおよび5cheff F−テス1−により、 99%の信頼限界において、対照に比較して有意の差異を表す表Vから、本発明 の界面活性剤化合物は、肝艮牌臓および肺臓の肥大に係わる毒性応答に対するパ ーフルオロケミカルの作用を格別に軽減することは明白である。さらにまた、注 入後にヘマトクリットはほとんと低下しなかった(赤血球のV/V%で表す、r HctJ)。この結果は、化合物1kに関して非常に劇的である。この結果は、 表VlおよびVllに示されているように、2回の追加の別々の試験により追跡 した。
表VI I−オクタデシル−2−ヘキサデシルグリセロ−3−ホスホリルコリン界面活性 剤 Ij 7.44 1.70” 0.9B 0.97 36.1 10/10対照  7.99 2.51. 0.92 0.93 32.1” 8/10* 5t udent”sにより、97.4%の確率において、対照に比較して存意の差異 を表す * * 5tudent + Sにより、99.3%の確率において、対照に比 較して有意の差異を表す 表Vll トオクタデシルー2−ヘキサデシルグリセロ−3−ホスホリルコリン界面活性剤 Ij 7.39 1.46” 0.828 0.901 37.7” 10/1 0対照 7.82 2.78 0.838 0.943 34.1 10/10 * 5tudent″Sにより、99%の確率において、対照に比較して有意の 差異を表す 表VIおよびVI[は、牌臓分布は減少され、ヘマトクリットにより測定して、 循環赤血球数は高いままであることを証明している。表Vlにおいては、肝臓お よび肺臓に対する作用は、表Vにおけるようには際立っていなかった。しかしな がら、表VI+ i:J胃して、肝臓および肺臓で得られた小さい数値もまた、 真実であるものと考えられる。t−テストは、99%レベルで各試験において、 存意の差異の存在を示さないが、肝臓重量は対照よりも少ないままであり、そし て差異の5tudent を確率は86%であった。従って、3種の別々の試験 で得られた結果のオツズは非常に低い。さらにまた、血液学的検査を、公認の部 外研究所により行った。この結果を表Vlllに示す。
化合物 RBCヘモグロビン 血小板 網状赤血球lj 5.42° 11.0 4° 1024222 313281”対照 4,80 9.79 92030 0 481858* 5tudent−s tにより、99%の確率において、 対照に比較して有意の差異を表す ** 5tudent’s tにより、98%の確率において、対照に比較して 有意の差異を表す 表Vll+に関して、これらの結果は、循環する赤血球数の増加は真実であると 結論できることを証明している。上記の詳細な説明および試験結果からみて、本 発明の利点は明白である。要約すると、広い観点で、油と水とのエマルジョンを 安定にする、新規な一群の界面活性剤か見出だされた。この安定性は、乳化粒子 として脂肪酸のトリグリセライド類の油と乳化粒子として親油性パーフルオロケ ミカルとを含有するエマルジョンの場合に、特に立証された。この驚くほどの安 定性を有するPFCエマルジョンに加えて、本発明の界面活性剤は動物血液中に おけるPFCの循環滞留時間を有意に増加させ、臨床臓器におけるPFCの組織 分布を好ましい様相に変え、そしてまた赤血球数の有害な低下を有意に軽減する 。
本発明の界面活性剤はまた、卵黄レシチン乳化剤が通常付随する酸化および分解 に対して耐性である。従って、本発明の新規界面活性剤を含有するエマルジョン は、これらの酸素耐性界面活性剤によって、殺菌処理中に、およびまた分解する ことなく延長された時間にわたる保存中に、酸素処理することかできる。
前記詳細な説明に基づいて、本発明の他の変更および態様は当業者にとって理解 されるものであり、このような変更および態様は本発明の範囲および精神の範囲 内にあるものとする。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.油、水および界面活性剤を含むエマルジョンであって、この界面活性剤が、 a)▲数式、化学式、表等があります▼および b)R3−PC [各式中、R1、R2またはR3は、アルキル、アルケニル、フルオロアルキル およびフルオロアルケニルであり、そしてPCは、構造式:▲数式、化学式、表 等があります▼ (式中、R4は、水素またはメチル、エチルおよびプロピルからなる群からの低 級アルキルである) で示されるホスホリルコリン基またはその塩である]からなる群から選ばれる一 般構造を有するものであるエマルジョン。
  2. 2.R1、R2またはR3が、約6個−約54個の炭素原子を有する、請求項1 に記載のエマルジョン。
  3. 3.R1およびR2が、C14−C18の飽和または不飽和脂肪族基であり、あ るいはR4がメチルである、請求項1に記載のエマルジョン。
  4. 4.界面活性剤が、1,2−ジオクチルグリセロ−3−ホスホリルコリン、1, 2−ジテトラデシルグリセロ−3−ホスホリルコリン、1,2−ジヘキサデシル グリセロ−3−ホスホリルコリン、1,2−ジオクタデシルグリセロ−3−ホス ホリルコリン、1−ヘキサデシル−2−テトラデシルグリセロ−3−ホスホリル コリン、1−オクタデシル−2−テトラデシルグリセロ−3−ホスホリルコリン 、1−テトラデシル−2−オクタデシルグリセロ−3−ホスホリルコリン、1− ヘキサデシル−2−オクタデシルグリセロ−3−ホスホリルコリン、1,2−ジ オクタデシルグリセロ−3−ホスホリルコリン、1−オクタデシル−2−ヘキサ デシルグリセロ−3−ホスホリルコリン、1−テトラデシル−2−ヘキサデシル グリセロ−3−ホスホリルコリン、1−ヘキサデシル−2−テトラデシルグリセ ロ−3−ホスホリルコリンおよび2,2−ジテトラデシルグリセロ−1−ホスホ リルコリンエタンからなる群から選ばれる、請求項1に記載のエマルジョン。
  5. 5.フルオロケミカルを含有する、請求項1に記載のエマルジョン。
  6. 6.パーフルオロケミカルが、パーフルオロデカリン、パーフルオロメチルデカ リン、パーフルオロジメチルデカリン、パーフルオロジメチルアダマンタン、パ ーフルオロオクチルブロマイド、パーフルオロ−4−メチル−オクタヒドロキノ リジジン、バーフルオロ−N−メチルーデカヒドロキノリン、F−メチル−1− オキサーデカリン、パーフルオロービシクロ(5.3.0)デカン、パーフルオ ロオクタヒドロキノリジジン、パーフルオロ−5,6−ジヒドロ−5−デセン、 およびパーフルオロ−4,5−ジヒドロ−4−オクテン、塩素化パーフルオロカ ーボン、ならびにその混合物からなる群から選ばれる、請求項5に記載のエマル ジョン。
  7. 7.殺菌温度において充分の時間にわたり加熱された後に、安定である、請求項 6に記載のエマルジョン。
  8. 8.乳化助剤として液状脂肪油がエマルジョンの約0.5−約30重量%の量で 存在する、請求項5に記載のエマルジョン。
  9. 9.上記油が、生理学的に許容される油である、請求項1に記載のエマルジョン 。
  10. 10.上記油が、モノ−、ジ−およびトリ−グリセライド類およびその混合物か らなる群から選ばれる、請求項9に記載のエマルジョン。
  11. 11.界面活性剤が、エマルジョンの約0.5−約10重量%の量で存在する、 請求項1に記載のエマルジョン。
  12. 12.フルオロケミカルが、エマルジョンの約10−約75容量%の量で存在す る、請求項5に記載のエマルジョン。
  13. 13.請求項5に記載のエマルジョンを、動物における酸素担持および輸送に係 わり治療有効量で含有する、赤血球代用物質。
  14. 14.請求項5に記載のエマルジョンを、核磁気共鳴、X−線および超音波から なる群から選ばれる方式による造影に関して臨床的に有効な量で含有する、生物 学的造影用の造影剤。
  15. 15.油、水および界面活性剤からなる生理学的に許容されるエマルジョンであ って、この界面活性剤が、 a)▲数式、化学式、表等があります▼および b)R3−PC [各式中、R1、R2またはR3は、約12個−約18個の炭素原子を有するア ルキル、アルケニル、フルオロアルキルおよびフルオロアルケニルであり、そし てPCは、構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R4は、水素またはメチルである)で示されるホスホリルコリン基また はその塩である]からなる群から選ばれる一般構造を有するものである生理学的 に許容されるエマルジョン。
  16. 16.界面活性剤が、1,2−ジテトラデシルグリセロ−3−ホスホリルコリン 、1,2−ジヘキサデシルグリセロ−3−ホスホリルコリン、1,2−ジオクタ デシルグリセロ−3−ホスホリルコリン、1−ヘキサデシル−2−テトラデシル グリセロ−3−ホスホリルコリン、1−オクタデシル−2−テトラデシルグリセ ロ−3−ホスホリルコリン、1−テトラデシル−2−オクタデシルグリセロ−3 −ホスホリルコリン、1−ヘキサデシル−2−オクタデシルグリセロ−3−ホス ホリルコリン、1,2−ジオクタデシルグリセロ−3−ホスホリルコリン、1− オクタデシル−2−ヘキサデシルグリセロ−3−ホスホリルコリン、1−テトラ デシル−2−ヘキサデシルグリセロ−3−ホスホリルコリン、1−ヘキサデシル −2−テトラデシルグリセロ−3−ホスホリルコリンおよび2,2−ジテトラデ シルグリセロ−1−ホスホリルコリンエタンからなる群から選ばれる、請求項1 5に記載のエマルジョン。
  17. 17.フルオロケミカルを、エマルジョンの約10−約60容量%の量で含有す る、請求項15に記載のエマルジョン。
  18. 18.界面活性剤が、1−オクタデシル−2−ヘキサデシルグリセロ−3−ホス ホリルコリンである、請求項15に記載のエマルジョン。
  19. 19.請求項5に記載のエマルジョンを投与することによって、動物において酸 素担持および輸送に係わる循環血液中のフルオロケミカルの含有量を増加させる 方法。
  20. 20.エマルジョンの静脈灌流により行う、請求項19に記載の方法。
  21. 21.動物の血液中のヘマトクリットを減少させることなく行われる、請求項1 9に記載の方法。
  22. 22.動物の臓器内の上記フルオロケミカルの残留分布を減少させるために行わ れる、請求項19に記載の方法。
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