JPH0750373Y2 - ドラム巻始口からの突出しケーブル収容器 - Google Patents

ドラム巻始口からの突出しケーブル収容器

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JPH0750373Y2
JPH0750373Y2 JP1748091U JP1748091U JPH0750373Y2 JP H0750373 Y2 JPH0750373 Y2 JP H0750373Y2 JP 1748091 U JP1748091 U JP 1748091U JP 1748091 U JP1748091 U JP 1748091U JP H0750373 Y2 JPH0750373 Y2 JP H0750373Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cable
drum
outer sleeve
sleeve
winding start
Prior art date
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Application number
JP1748091U
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English (en)
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JPH04112865U (ja
Inventor
英秋 村田
喜八 大西
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Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Original Assignee
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、木製などのケーブル
ドラムにおいて、巻取られた電線ケーブル(以下、ケー
ブルと称する)を繰出す過程において、ケーブルの巻始
めの端部が巻始口から突き出して邪魔にならないよう
に、突き出してくるケーブル端をドラムの側面の収容部
に収容するようにしたケーブル収容器に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の木製ドラムの一例を示すも
のである。
【0003】この図において、1は木製の左右の円板で
中央の軸孔2を有している。この左右の円板1の外周に
多数の木製桟板3を当てがい、釘などにより固定して円
筒状の胴4を構成する。
【0004】そして、上記胴4の両端に大径の木製円板
からなり、中央に軸孔2を有する鍔5を当てがい、ねじ
止めなどの手段で胴4に固定する。こうして構成した木
製の胴4に巻始口6からケーブル7を巻き、鍔5の外側
に多数の小割9の両端を釘などで固定してケーブルを保
護する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】近年、ケーブルの生産
性の向上、製造、輸送、在庫管理の各コストダウンのた
めに1ドラム当りのケーブル巻き量が長くなった。すな
わち、これまでは200 〜500 mであったものが2000〜30
00mになってきている。
【0006】このように1ドラムに巻かれるケーブル長
が長くなると、つぎのような問題が生ずる。
【0007】その1は荷造りドラムの荷扱いに際しクレ
ーンのフックをドラムの軸孔に掛けるか、軸孔にシャフ
トを通してこのシャフトにフックを掛けるようにしてい
るが、巻き数が多くなり、重量が大となると軸孔が損傷
する。
【0008】その2は、ドラムに巻かれたケーブルを工
事現場の所要条長に切断しながら繰出していると、巻始
口6からケーブルが突き出してくる。
【0009】その理由は、出荷時にはドラムの胴にケー
ブルが緊密に巻かれているが輸送や倉庫保管などの時間
経過によってドラムを構成する木材が乾燥・収縮し、ド
ラム胴とそれに巻かれたケーブルとの間に僅かなギャッ
プが生ずる。
【0010】このようにギャップが生ずると、そのギャ
ップはケーブルの繰出しによるドラムの回転に応じて集
積され集積長は巻始口に集中しケーブル端が巻始口から
突き出してくるのである。
【0011】上記のようにケーブルの巻始め端が突き出
してくるとドラムの回転により振り回されケーブルの外
被に傷がつき、その部分は不良、使用不能となる。それ
だけでなく突き出しが長くなると繰出しもできなくな
る。
【0012】この考案の課題は上記のような問題点を解
決して、ドラムからケーブルを繰出している途中におい
て、ドラムの胴とそれに巻かれたケーブルとの間に生じ
たギャップの集積によって巻始口からケーブルの巻始め
端が突出したケーブル端を収容部内に収容するととも
に、ドラムの軸孔も補強する突出しケーブル収容器を提
供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案はケーブルドラムの軸孔にはめ込むアウ
タースリーブ内にインナースリーブを着脱自在にはめ、
上記アウタースリーブの一端に、上記ケーブルドラムの
側面に当てがう取付板を一体に設けるとともにこの取付
板に上記アウタースリーブ内に通じる開口を設け、同ア
ウタースリーブの他端側間周面と上記インナースリーブ
の他端側外周面にそれぞれ外広がりのテーパ内周面とテ
ーパ外周面を設け、上記アウタースリーブの他端から一
端に向かう複数のスリットを設け、上記インナースリー
ブの一端側には前記取付板の外面に圧接する締め付けナ
ットをねじ込む雄ねじを設け、上記取付板の一部には、
上記ケーブルドラムの側面の巻始口から突き出してくる
ケーブルを収容する突出しケーブル収容部を設けたドラ
ム巻始口からの突出しケーブル収容器とする。
【0014】
【作用】この考案は上記の構成であり、インナースリー
ブをはめたアウタースリーブをドラムの軸孔にはめ込
み、インナースリーブに、締め込みナットをねじ込んで
いくと、この締め込みナットがアウタースリーブの取付
板の外面に圧接する。
【0015】上記のようにナットが取付板に圧接する
と、その反力によってインナースリーブがアウタースリ
ーブに対してドラムの外側に引き寄せられる。
【0016】従ってインナースリーブのテーパ外周面が
アウタースリーブのテーパ内周面を半径方向外側に加圧
し、このアウタースリーブの他端が拡開して前記軸孔に
圧接し、アウタースリーブが軸孔に固定される。
【0017】従って、軸孔にフックを掛けたり、軸孔に
通したシャフトにフックを掛けたりしてドラムを吊り下
げると、その吊り下げ力は、まず、インナースリーブか
らアウタースリーブに伝わって分散され、その分散され
た力がドラムの軸孔内面に伝わる。
【0018】また、ドラムからのケーブルの繰出しに当
り、ケーブルの巻始めの端部を鍔に設けた巻始口から鍔
の外に引出してケーブル収容器に入れる。
【0019】
【実施例】図1ないし図3の実施例においてAは前記図
4に示す従来例と同じ構造のケーブルドラムで、11は
その側面に当てがう取付板である。
【0020】上記取付板11は上記ケーブルドラムAの
軸孔2に差し込まれるアウタースリーブ10の一端に設
けたものであり、全体が構造用鋼あるいは強化プラスチ
ックで形成され、この円筒体アウタースリーブ10は取
付板11の開口に通じている。
【0021】前記アウタースリーブ10は、全体が前記
軸孔2よりも小径で、このアウタースリーブ10内に着
脱自在にはめ込むインナースリーブ12の一端がアウタ
ースリーブ10の一端から取付板11の外側に突出し
て、このスリーブ10の一端部の外側には締込みナット
14をねじ込む雄ねじ13を設ける。
【0022】上記アウタースリーブ10の他端部の内周
には外広がりのテーパ内周面を形成し、同部分には他端
から一端側に向かって複数のスリット15を設ける。ま
た、上記インナースリーブ12の他端部外周には上記ア
ウタースリーブ10のテーパ内周面に適合するテーパ内
周面を設ける。
【0023】また、上記取付板11の一部を外方に膨出
させてケーブル収容部16とするが、この収容部16は
ドラムAの巻始口6を覆う位置とし、かつ突き出してき
たケーブルを十分に収容できる長さの空間を確保する。
実施例ではドラムAの側面の全周に及ぶように設けてあ
る。
【0024】上記の実施例において、巻始口6にケーブ
ル7の端部を挿入して胴4にケーブルを巻いたのち、鍔
5の外側に多数の小割9の両端を固定してケーブルを保
護する。
【0025】また、上記のようにインナースリーブ12
をはめたアウタースリーブ10をドラムAの軸孔2には
め込み取付板11をドラムAの側面に接触させ、ケーブ
ル収容部16が巻始口6を覆った状態で締め込みナット
14をねじ込んでいくと、インナースリーブ12がアウ
タースリーブ10に対してドラムAの外側に引き寄せら
れ、その反力によって、インナースリーブ12のテーパ
外周面がアウタースリーブ10のテーパ内周面を半径方
向外側に加圧し、スリットによって分断されたアウター
スリーブ10の他端側が前記軸孔2に圧接してこの両ス
リーブ10、12が軸孔2に固定される。
【0026】
【効果】この考案は上記のように、ドラムの胴に巻いた
ケーブルの巻始めの端部はケーブル収容部に挿入されて
いるから、ドラムの胴とこれに巻いたケーブルの間にギ
ャップが生じてケーブルの巻始め端が巻始口より突き出
しても収容器に入るからケーブルの巻始め端がドラムか
ら突き出し、ケーブルの外被に傷がついてその部分が使
用不能になるなどの不都合がなくなる。
【0027】また、軸孔に嵌合するアウタースリーブの
端部に複数のスリットを設け、この部分にテーパを介し
てはまるインナースリーブを締め込みナットを介して外
側に引き寄せてアウタースリーブを軸孔内面に圧接する
構成にしたため、締め込みナットをねじ込むだけで軸孔
に安定的に固定され、同時にケーブル収容部が巻始口を
覆うので、ケーブル収容部を従来のケーブルドラムに簡
単に設けられる。
【0028】さらに、軸孔にフックを掛けたり、軸孔に
通したシャフトにフックを掛けたりしてドラムを吊り下
げると、その吊り下げ力は、まず、内外のスリーブに伝
わって分散され、その分散された力がドラムの軸孔内面
に伝わるので、軸孔の損傷が防止される。このため、電
線ケーブル繰り出し時の円滑なドラムの回転および均一
化された繰り出し張力を長期にわたって維持することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の正面図
【図2】同上要部の拡大縦断側面図
【図3】同じく筒体の拡大斜視図
【図4】従来例の一部縦断側面図
【符号の説明】
A ケーブルドラム 2 軸孔 6 巻始口 7 ケーブル 10 アウタースリーブ 11 取付板 12 インナースリーブ 14 締め込みナット 15 スリット 16 ケーブル収容部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線ケーブル用のケーブルドラムの軸孔
    にはめ込むアウタースリーブ内にインナースリーブを着
    脱自在にはめ、上記アウタースリーブの一端に、上記ケ
    ーブルドラムの側面に当てがう取付板を一体に設けると
    ともにこの取付板に上記アウタースリーブ内に通じる開
    口を設け、同アウタースリーブの他端側間周面と上記イ
    ンナースリーブの他端側外周面にそれぞれ外広がりのテ
    ーパ内周面とテーパ外周面を設け、上記アウタースリー
    ブの他端から一端に向かう複数のスリットを設け、上記
    インナースリーブの一端側には前記取付板の外面に圧接
    する締め付けナットをねじ込む雄ねじを設け、上記取付
    板の一部には、上記ケーブルドラムの側面の巻始口から
    突き出してくるケーブルを収容する突出しケーブル収容
    部を設けたドラム巻始口からの突出しケーブル収容器
JP1748091U 1991-03-22 1991-03-22 ドラム巻始口からの突出しケーブル収容器 Expired - Lifetime JPH0750373Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1748091U JPH0750373Y2 (ja) 1991-03-22 1991-03-22 ドラム巻始口からの突出しケーブル収容器

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Publication Number Publication Date
JPH04112865U JPH04112865U (ja) 1992-10-01
JPH0750373Y2 true JPH0750373Y2 (ja) 1995-11-15

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JP1748091U Expired - Lifetime JPH0750373Y2 (ja) 1991-03-22 1991-03-22 ドラム巻始口からの突出しケーブル収容器

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