JPH07506495A - 可溶性t受容体のサブユニットの共トランスフェクションによる産生,得られた生成物の用途 - Google Patents

可溶性t受容体のサブユニットの共トランスフェクションによる産生,得られた生成物の用途

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JPH07506495A JP6512850A JP51285094A JPH07506495A JP H07506495 A JPH07506495 A JP H07506495A JP 6512850 A JP6512850 A JP 6512850A JP 51285094 A JP51285094 A JP 51285094A JP H07506495 A JPH07506495 A JP H07506495A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 可溶性T受容体のサブユニットの共トランスフェクションによる産生、得られた 生成物の用途 本発明は可溶性T受容体に関し、さらに詳しくは分泌形の可溶性T受容体(sT R)(DVaCa/VBCB、VrCr/V6C6*t:はVαCδ/VβCγ 、およびこれらの診断用および治療用の用途に関する。
1928球は、高度に特異的な方式で莫大な数の抗原(Ag)を認識することが できる。このことは免疫グロブリン(Ig)のスーパーファミリーに属する極め て多様な表面構造のT受容体(TR)に基づいている。
ヒトおよびマウスでは、成熟体の1928球は大部分のものが、αおよびβと呼 ばれる二つの可変糖タンパク質サブユニットで構成されているsTRを発現する 。これらのサブユニットは、Igの重鎮と軽鎖と同様に、アミノ末端の可変(V )領域とカルボキシ末端の定常(C)領域を含有し、その上、ごく一般的に、連 鎖間のジスルフィド架橋によって互いに共有結合している。αβT受容体が認識 する抗原の性質は比較的よく確認されている。すなわちこれらの抗原は、いわゆ るクラスIもしくは■の主要組織適合性遺伝子複合体(MMC)に属する多形性 遺伝子の産物と密接に連結したオリゴペプチド抗原(内因性または外因性タンパ ク質の細胞内分解によって誘導される)で形成された複合体である。αβT受容 体とMBC/Ag複合体間の相互作用は、通常いわゆる共受容体(corece ptor)すなわち補助分子(CD4およびCD8)によって強化され、これら の分子はクラス■と■のMHC分子それぞれの保存部分を認識する。
上記のT受容体をコードする遺伝子(γとδ)の性質によって識別することがで きる1928球の別の副集団(subpopulation)がごく最近報告さ れている。681928球とは異なり、γδT細胞の抗原特異性は依然として明 らかになっていない。T受容体のαβ連鎖とγδβ連鎖一次配列が比較的相同性 であることに基づいて、何人かのαが、これらの受容体に対するリガンドの構造 が類似していると予想した。この仮説に合致して、761928球のクラクショ ンが、681928球が通常認識するMHCの産物に構造が類似もしくは同一の 分子に対して特異的であることが見出された。しかし、一層遠隔構造の分子例え ばストレスタンパク質またはCD48のようなある種の活性化分子を上記のT副 集団が認識するいくつかの例がある。
本発明の発明者らはγδT受容体の“可溶性” (分泌)形の生成を探究した。
これら受容体は、(1g類と同様に)特異的なリガンドの単離、局在化および精 製を可能にするプローブとして使用できるであろう。
さらにこれらの可溶性T受容体には多数の臨床用途がある。
Trauneckerら(rwunol、 Today、 10巻、29頁、  1989年)は可溶性T受容体を製造する試みを報告している。すなわち、7M 領域をコードする配列の上流に翻訳終止コドンを導入することによってα連鎖ま たはβ連鎖のトランスメンプラン(TM)部分を除くことからなる方法であるが 、不成功に終り、分泌は全く検出されなかった。
これらの初期の失敗に続いて、他の方法が採用された。はとんどの場合、その原 理は、免疫グロブリンのC領域またはグリコジルホスファチジルイノシトール( GPr)タイプのアンカーに結合された、αおよびβのサブユニットのV領域ま たはVとC領域で構成されているキメラタンパク質を構築することである。TR /Ig融合タンパク質の場合、主な問題点は、モノマーもしくはホモニ量体型が 時に顕著に分泌されることであることが分かった。さらにαβδTRのへテロニ 量体型が時々、メンプラン型に対して著しい構造上の差異を示し、その場合特に αとβの2連鎖はごく一般的に非共有結合で結合していた。このことは、その結 果、これらキメラ分子の全構造と、すぐれた抗原特異性に影響を与えることがあ った。“脂質化(lipidated)“T受容体(GP I配列によってメン プランに固定化されたT受容体)の場合、時には非常に高い比率の共有結合αβ ヘテロ二量体が得られることがあった。しかしこの方法の主な欠点は、T受容体 を培地中に放出させるため酵素処理(ホスホリパーゼCによる処理)を行う必要 があり、それ故多大の費用がかかりかつ低収率の製造法であることである。Vα 領域をVβ領域に、ペプチド架橋を通じて結合することからなるいわゆるモノ連 鎖T受容体の製造方法がごく最近提案された。しかしこの方法を利用するには細 心の注意を要することが分かった。特に、これらのモノ連lIT受容体をハイド ソリュブル(hydrosoluble)にするために、未変性のタンパク質の 通常はマスクされているV領域のある種の疎水性領域中に多数の突然変異が導入 されると考えられる。
文献に記載されている可溶型のT受容体産生の例はすべて、ハイブリッド型のす べての場合に、一つの連鎖の組合わせ(chaincombinat 1on) から別の連鎖組合わせにすると効率が極端に変動することを示している。
本発明の発明者らは、トランスメンプラン部分を欠失させた成分のT受容体サブ ユニットの各々をコードするDNA分子を製造し、次いでこれらのDNAを宿主 細胞中に共トランスフェクト(co−transfect)することからなる方 法によって、可溶性T受容体を、使用される連鎖の組合わせにかかわらず高収率 で容易に得ることができることを発見したのである。
また本発明の課題は、T受容体のトランスメンブラン部分を欠失させた成分のT 受容体サブユニットの各々をコードするDNA配列を宿主細胞中に共トランスフ ェクトする、可溶性T受容体の製造方法である。
本発明によれば、Tαβ受容体のトランスメンブラン部分を欠失させたTαβ受 容体のαとβのサブユニットをコードするDNA配列を、宿主細胞中に共トラン スフェクトすることによって、VαCα/VβCβ可溶性T受容体が産生される 。
また、Tγδ受容体のトランスメンブラン部分を欠失させたTγδ受容体のγと δのサブユニットをコードするDNA配列を、宿主細胞中に共トラン不フエクト することによって、VγCγ/V6Cδ可溶性T受容体が産生される。
さらに、VαCγ/VβCδおよびVαCδ/VβCγヘテロニ量体の可溶性T 受容体は、トランスメンブラン部分を欠失させたTγδ受容体のγとδのサブユ ニットのCγとCδ領領域コードするDNA配列をそれぞれ、VαCγ/VβC δ受容体を得るためTαβ受容体のαとβのサブユニットのVαとVβ領域をコ ードするDNA配列に融合するか、またはVαCδ/VβCγ受容体を得るため Tαβ受容体のβとαのサブユニットのVβとVαの領域をコードするDNA配 列に融合して、その融合DNA配列を宿主細胞に共トランスフェクトすることに よって、成分サブユニットを共有結合で結合して産生される。
またVγCγ/VαCδハイブリッド可溶性T受容体は、トランードするDNA 配列を、Tαβ受容体のαサブユニットのVα領域をコードするDNA配列に融 合したδサブユニットのCδ領領域コードするDNA配列とともに、宿主細胞に 共トランスフェクトすることによって産生される。この構築法は、特に、ある種 のVα遺伝子がαβクローンまたはγδクローンによって使用できる点によって 特に有利である。
Vδ2とVγ9遺伝子のDNA配列は、本発明の可溶性T受容体を構築するため 、可変部分に用いるのに有利である。
しかし、一方でVγ9 DNA配列を用い、およびVγCγ/VαCδハイブリ ッド受容体の構築について先に述べたのと同じ理由のために、Vδ2 DNA配 列を他のVδDNA配列と置換することによってVγCγ/VδCδ受容体を産 生ずる利点がある。この構築によって、抗α抗体、またはVδ2とは異なったV δに対する抗体を得ることができる。
逆に、Vδ2 DNAを保存し、Vγ9 DNA配列を他のVγDNA配列で置 換して、抗−Vγ抗体を得ることができる。
また本発明には、VγCγ/■δCδの可溶性T受容体のこれらの実施態様が含 まれる。
いくつかのVδ上セグメント特にVδ1)は、T受容体のαもしくはδの連鎖に よって等しく使用できるという意味でVαとみなすことができることに留意すべ きである。したがって、本発明で提供される可溶型で産生される受容体の実施例 は、γとδのみならずαの可変領域に対するモノクローナル抗体を精製する枠組 み内でのプロセスの有用性を特に例証すると考えられる。
成分下受容体サブユニットのトランスメンブラン部分の欠失は、特に、PCR( ポリメラーゼ連鎖反応)による突然変異誘発によって、上記のサブユニットのト ランスメンブラン部分をコードする配列の上流に翻訳終止コドンを導入すること によって実施することが有利である。
上記のDNA配列はゲノムDNAもしくはcDNAの配列である。
共トランスフェクションは、真核細胞、特にチャイニーズハムスター卵巣細胞( CHO)中に実施することが好ましい。
また本発明の課題は、可溶性T受容体とペプチド配列との間で形成される融合タ ンパク質である。そしてそのペプチド配列は一つのペプチドもしくはタンパク質 で構成され、またその融合タンパク質は、上記のペプチドもしくはタンパク質を コードするDNA配列を、そのトランスメンブラン部分を欠失させたT受容体の サブユニットをコードするDNAの連鎖のうちの一つもしくは二つの連鎖に融合 させ、次いでこのように融合されたDNA配列を宿主細胞中に共トランスフェク トすることによって得られる。
この場合、上記のペプチド配列としてはインターロイキン−2(IL−2)の配 列が有利である。
また本発明の課題は、本発明の方法で得られる可溶性T受容体または上記定義の 5TR−IL2融合融合タンパ音質するヒトもしくは動物のポリクローナル抗体 もしくはモノクローナル抗体である。
本発明のモノクローナル抗体は通常の方法によって製造することができる。この ような趣旨で、可溶性T受容体は、任意にインターロイキン−2または他のタン パク質と融合させ、必要に応じて、ビスジアゾ化ベンジジンのようなカップリン グ剤を用いて、破傷風トキソイドのような免疫原性因子にカップリングさせるこ とができる。
また本発明には、本発明のモノクローナル抗体のフラグメントおよび誘導体が含 まれる。これらのフラグメントは、特に本発明の抗体分子をペプシンによって酵 素分解することによって得ることができるF(ab’ )!フラグメント; F (ab’ )、フラグメント上のジスルフィド架橋を還元することによって得る ことができるFab’フラグメント:および還元剤の存在下、パパインを用いて 本発明の抗体分子を酵素分解することによって得ることができるPabフラグメ ントである。またこれらのフラグメントならびにFcフラグメントは遺伝子工学 の方法で得ることもできる。
モノクローナル抗体の誘導体は、例えば、放射能同位元素のようなマーカーが連 結されている抗体またはこれら抗体のフラグメントである。またモノクローナル 抗体の誘導体は、治療するのに活性な分子が連結されている抗体またはこれら抗 体のフラグメントである。
また本発明の課題は、上記ペプチド配列に対して特異的なモノクローナル抗体と 産生ずるハイプリドーマである。これらのハイブリドーマは、抗原によって生体 外で活性化された牌臓細胞間の細胞融合の通常の方法によって、または本発明の ペプチド配列に対して免疫化させた動物および骨髄腫細胞系由来の細胞から得る ことができる。
また本発明の課題は、本発明の方法によって得られる可溶性T受容体、またはs TRペプチド配列特にsTRIL2すなわち上記定義の融合タンパク質、または あるいは本発明によるモノクローナル抗体からなる診断用組成物である。
本発明の診断用組成物は、T受容体に連結される細胞特異性の型別(typin g)を行うのに使用することができる。実際には、可溶性T受容体だけで使用で きる。しかし可溶性T受容体はその特異的リガンドに対するアフィニティーが恐 らく弱いので、その原子価を増大することによってその結合力を増大するため支 持体に可溶性T受容体をカップリングすることが有利である。
その支持体としては、有機もしくは磁気ビーズのような伝統的に使用されている いずれの支持体でもよい。
このような支持体としては、例えば可溶性T受容体が免疫グロブリンと同様の方 法で結合されるELISA試験法に用いられるプラスチックプレート;トシル活 性化磁気ビーズ例えばノルウェー、オスローのDyna1社が市販しているもの 二またはBIORAD社が市販しているようなAFFIGELタイプの活性化ゲ ルがある。
そのカップリング法は、従来利用されている方法であり、市販されている支持体 の販売者が示している。
これらの方法は、化学的カップリングかまたは問題の可溶性T受容体に対するモ ノクローナル抗体による方法であり、可溶性T受容体はそれ自体、化学的カップ リング法によって支持体にカップリングされる。
診断用組成物は、上記の融合タンパク質からなり、その融合タンパク質は、可溶 性T受容体および特異的抗体が利用できる抗原決定基で構成されている。
かような診断組成物は、従来の血清学的方法では検出されない細胞内特異性の型 別に使用することができる。
また本発明の診断組成物は、上記のモノクローナル抗体、および好ましくは、本 発明によって得られ予め精製された可溶性T受容体に対して動物を免疫化するこ とによって得られる、T受容体の連鎖のVとCの部分に対するモノクローナル抗 体のパネルを含有している。
上記の免疫化のを動性を改善するため、前記定義の5TR−IL2融合融合タン パ音質射することもできる。
このような診断組成物は、例えばT白血病の際に遭遇するようなモノクローナル もしくはオリゴクローナルの増殖を検出するのに特に使用することができる。
本発明によれば、本発明の診断組成物を生物学的試料、例えば病的な1928球 を含存する血液試料と接触させ、次いでT受容体および可溶性T受容体に特異的 なリガンドで形成された複合体:または可溶性T受容体および抗原決定基からな る融合タンパク質二または本発明のモノクローナル抗体と可溶性T受容体によっ て形成された複合体;または上記モノクローナル抗体が特異的に生成される可溶 性T受容体−ル2融合タンパク質が検出される。
これらの方法は、RIA、 RIPAまたはIRMAタイプの放射線免疫法また は、帯状体(strip)上のウェスタンプロット形もしくはELISA形の免 疫酵素法に基づいている。
これらの検出法を実施するのに、標識なしの非放射能分子、またはビオチンもし くはその誘導体、ペルオキシダーゼのような酵素、フルオレセインのような蛍光 マーカー、放射能マーカーなどの適切なマーカーによって標識を付けた分子が用 いられる。
これらの生体外での診断法は、例えば下記のステップで構成されている。すなわ ち 一可溶性T受容体、抗原決定基と融合された可溶性受容体、または可溶性T受容 体に対する本発明のモノクローナル抗体、または本発明の可溶性T受容体−イン ターロイキン2融合タンパク質を含有する組成物の所定量を、微量滴定プレート のウェル中またはビーズもしくはニトロセルロースメンプランのような他の支持 体上に堆積させ; 一ウェル中に被検生物学的試料を堆積させるか、または被検生物学的試料を、飽 和剤(saturating agent)の存在下、もしくは活性化支持体を 予め飽和させた後にビーズもしくはメンプランとともにインキュベートしニ ー徹量滴定プレートまたはビーズをインキュベートしすすいだ後、生成した可溶 性T受容体−リガント複合体を明らかにする系を、ウェル中に入れるかまたはビ ーズとともにインキュベートする;ステップである。
本発明の診断法を実施するのに用いるキットには以下のものが含まれている。
本発明の少なくとも一つの診断組成物;生物学的試料中に存在するリガンド間の 複合体を産生ずるのに適切な培地を作製するのに用いる試薬; 生成した複合体と反応することができる一つ以上の任意に標識を付けた試薬:で ある。
また本発明の課題は、本発明の方法によって得た可溶性T受容体、または上記定 義の融合タンパク質特に本発明の5TR−IL2を含有しいることを特徴とする 治療用組成物である。
かような治療用組成物は、例えばT白血病もしくはリンパ腫およびある種の自己 免疫疾患のような1923球の小クローンの(pauciclonal)の増殖 がみられる病的過程を治療するのに特に有用である。
この組成物は適切な担体中に入れて、注射および投与することが好ましい。
この治療用組成物の投与には二重の目的がある。この組成物は、一方では、抗イ デイオタイプ免疫応答を誘発して、この場合これらのイディオタイプを有する細 胞が活発にかつ選択的に除かれ、そして他方では競合によって自己免疫増殖の場 合の自己由来抗原の認識を阻止することができる。
本発明の治療用組成物は、有利に、上記定義のへテロニ量体の可溶性T受容体を 含有し、この受容体は融合タンパク質によって任意に保持されている。
また本発明の治療用組成物は、本発明のモノクローナル抗体を含有し、この抗体 は任意に、治療上活性な分子例えば細胞障害性分子または上記のようなモノクロ ーナル抗体のフラグメントもしくは誘導体にカップリングされている。
このような組成物によって、ある種のT白血病で遭遇するモノクローナルもしく はオリゴクローナル細胞を直接除去することができる。
TRγδの場合の可溶性T受容体の産生について、下記の添付図面を参照して以 下に詳細に説明する。
図1は、γとδの遺伝子のアッセンブリーの産物を示す。可溶性Tγδ受容体を 産生できるcDNA (γSとδSのcDNA)を増幅するのに使用される5′ および3′のプライマーの配列はそれぞれ、γとδのcDNAの上側と下側に示 しである。終止コドンの位置は太文字で示しである。γとδのcDNAの3′末 端におけるグレー色の部分は疎水性トランスメンプラン(TM)領域に相当する 。
図2は、上記の可溶性T受容体を構築するのに用いるクローンの可溶性のδとγ の連鎖の対応するヌクレオチド配列とペプチド配列を示す。
図3は、γS/δSでトランスフェクトされたCHO細胞からパッケージされた 培地内のsTRγδをIRMA法で検出する試験の結果を示す。
SNは、非関連cDNA (non−pertinent cDNA) (C) または本発明の可溶のγとδのサブユニット(Sγδ)のcDNAでトランスフ ェクトされたCHO細胞の培養物由来の上澄み液を示す。
育意な放射線免疫学的シグナルを与えるモノクローナル抗体は太い長方形で示す 。
図4は、抗−V 77OS抗体(Immunotech社、市販)をカップリン グさせたアフィニティーカラムから溶出した両分の可溶性TRの活性をIRMA 試験法(sandwich法、7B6/TiVδ2)によって測定した滴定結果 (μg/mlで表す)を示す。なおこのカラムには、γδ5F5−CHO細胞の 上記培養物由来の上澄み液約500m1を加えた。
図5は、可溶性TRの活性について陽性の画分の5OS−PAGE分析の結果を 示し、これは抗−V79B6抗体でカップリングしたアフィニティーカラムから 溶出した両分をIRMA試験法(sandwieh法、7B6/TiVδ2)で 測定した結果である。
二つの独立の製剤(#1と#2)を非還元条件下(左側)と還元条件下(右側) で分析した。MW=分子量マーカー。
T V9JPC17/ V2D3JICδ受容体を発現するγδs G115ヒ ト白血球クローン(可溶性のδとγの連鎖に対応する該クローンのヌクレオチド とペプチドの配列はそれぞれ図2のAとBに示す)を、γδS遺伝子の構築と可 溶性T受容体の発現に用いた。
このクローンはいくつもの理由から使用したがその主な理由は下記のとおりであ る。
一末梢血液のヒト白血球のγδT受容体の大部分は、類似のV(D)J領域を含 有しているので、使用された特異的TRの可溶型で得られる構造および機能の結 果は、大比率のγδ細胞で発現されたTRに容易に適用できる。
−CγiCδ、Vδ9およびVδ2の領域に対して特異的なモノクローナル抗体 は容易に入手可能であるので、可溶性TR分子の産生と精製を監視するのに使用 できる。
一大部分のγδVδl−陽性ヒトTリンパ球と異なりG115クロー合し、培地 へのその分泌を行った後この架橋によってその分子が高度に安定化される。
−0115クローンの抗原特異性はかなりよく知られている。特にこのクローン はバーキットリンパ1! (Dadiと呼ばれている)の細胞を殺し、またマイ コバクテリウム・ラベルクローシス(Mycobacteriumtυberc ulosjs)の水溶性抽出物中に存在する抗原も認識する。
ヒト末梢血液白血球由来のTγδリンパ球から得たG115クローンは、8%ヒ ト血清、2+nML−グルタミンおよびISOBRMP(Biological  Re5ponse Modifier Program) I11位のIL2 を含有するRPMl 1640培地中に保持し、0.5μg7rnLのロイコア グルチニン(Pharmacia社、フランス)、照射末梢血液白血球、および 照射されEBVで形質転換されたリンパ芽細胞によって1〜2週間刺激した。
リン酸塩緩衝食塩溶液で2回洗浄した後、100mM Na1l、5mM ED TAおよび0.5重量%のTriton X100を含有するトリス−HCl緩 衝液(80mM、 pH7,5)中で氷上にて5X10’の細胞を溶解した。遠 心分離した後、上澄み液を収穫し、同容積のフェノールを65°Cにて混合した 。そのRNAをフェノール/CHCl、で処理して抽出し、2.5倍容積のエタ ノールで沈澱させ、10mM トリス/ 1 mM EDTA 40μ!中で可 溶化した。図1に示すようにlys!47とQln1ff4のコドンに続いて、 γとδの遺伝子の疎水化トランスメンブラン領域の上流に存在する翻訳終止コド ン(50pMの濃度):4種のdNTP (各々1mMの濃度):およびマウス 乳癌ウィルス逆転写酵素(MMTV) (Boehringer Mannhe im社、ドイツ) (200単位)を含有する3′−リン酸(3’ −phos phated)プライマーによって、最終容積25μlにて、全RNA 50μ lの逆転写を37°Cにて1時間行った。13InMトリスーHCI(1)88 .2)、 66mM KCl、2μlを上記の逆転写によって得られた物質に添 加し、次いで増幅サイクル(94°Cで1分間、45°Cで1分間、72°Cで 1分間)を30回実施した。増幅させたDNAを低融点アガロースゲルによる電 気泳動を実施してから精製し、次いでSma Iで消化したプラスミドBlue scriptSK+(米国、カリフォルニア州、う・ホーヤ所在のStrata gene社)中にクローン化した。配列決定は、USB 5equenaseキ ツトのメーカーが提供している方法にしたがい、二本鎖鋳型の系を使用して実施 した。得られるフラグメントは、RcoRIで消化した発現ベクターpKCR6 (Matrisianら、 Proc、 Natl、 Acad、 Sci、  USA、、 83巻、 9413頁)中にクローン化した。
上記のプラスミドDNAは、リン酸カルシウム沈澱法(Wiglerら。
Ce11.16巻、777頁、 1979年)によって8%ウシ胎児血清、2m ML−グルタミン、チミジン、アデノシンおよびデオキシアデノシンで補充した (各々loμl /ml) RPMI 1640培地中で培養したDHPR(ジ ヒドロ葉酸レダクターゼ)陰性ハムスター卵巣細胞DLIKX−Bl l中安定 なトランスフェクト体を限界希釈法によってクローン化した。
可溶性TRの検出に泪いられるモノクローナル抗体に、Iodogen法によっ て1117で標識を付けた( Frakerら、 Biochea+、 −Bi ophys。
Res、 Commun、、 80巻、849頁、 1978年)。T受容体は 、γとδの連鎖に対して特異的なモノクローナル抗体の対を用いて、サンドイッ チ免疫放射線検定法(IRMA)によって検出した。
[mmulon−1微量滴定プレート(Dynatech社、フランス、マルス )未結合部位を、0.5%のウシ血清アルブミンを含有するリン酸緩衝食塩水で 、室温下1時間飽和させた。次に被分析試料40μlを、標識をつけたTiVδ 2モノクローナル抗体lOμlと同時に添加した。
37°Cで90分間インキュベートした後、ウシ血清アルブミンを補充したリン 酸緩衝食塩水100μlでウェルを4回すすいだ。
捕捉された放射能をγシンチレーションカウンターで測定した。
下記ノセットの抗体すなわち抗−V79抗体(Y2O2,B37.786)、抗 −C7抗体(B 121)オよび抗−vδ2抗体(TiVδ2)を用いて、IR MA法によって可溶性TR7δの分泌を測定した(Miossecら、 J、  Exp。
Med、、 171巻、 1171頁、 1989年)。またIL2に対して特 異的なモノクローナル抗体を陰性対照として用いた。
抗体の各種組合わせの場合、トランスフェクトされていないハムスター卵巣細胞 (CHO)の上澄み液、非関連cDNAでトランスフェクトされた細胞の上澄み 液、または端を切り取ったγS CDNAもしくは端を切り取ったδs cDN Aでトランスフェクトされた細胞の上澄み液(図3)について、シグナルは全く 観察されなかった。しかし、可溶性γδヘテロニ量体は、Vδ2/Cγもしくは Vδ2/Vγ9に対して特異的な抗体の対を用いたとき、可溶性γおよび可溶性 δのアッセンブリー産物(γδF5−C)10)で共トランスフェクトされたC HO細胞の上澄み液中に、IRMA (放射免疫検定法)によって明確に検定さ れた(図3)。このことは、γδF5−CHO細胞が分泌した可溶性TR分子は へテロニ量体が支配的であったことを示唆している。
b)可溶性T受容体の精製: クスCAffigel、米国、カリフォルニア州、リッチセント所在のBior ad社)に共存結合させた。
培養物の上澄み液を、4℃にて30m1/hの速度でアフィニティーカラムに加 えた。リン酸緩衝食塩水で洗浄した後、捕捉された物質を0.2Mグリシン緩衝 液(pH2,5)で溶離した。溶出した画分はすべて直ちにI M Na、HP (i4で中和した。
可溶性TR活性が陽性であることがIRMA試験で証明された画分を混合し、蒸 留水に対して一夜透析し、次いで蒸発によって濃縮した。
可溶性TRの試料を、ゲル電気泳動用の緩衝液中還元剤ありまたはなしで調製し 、5DS−PAGEで分離し、次にメーカーの指示にしたがってニトロセルロー ス膜に移した。未結合部位をブロッキング緩衝液(乾燥脱脂乳とTween 2 0)で飽和した後、得られたフィンガープリントを一次抗体(ブロッキング緩衝 液で1/3の濃度に稀釈されたハイブリドーマ上澄液)の存在下、室温で2時間 インキュベートしはジアミノベンジジン(1mg/ml) 、HtOtおよびC oC1*で明らかにした。
代表的な製剤では、アフィニティーで精製したγδTR3,3mg (免疫グロ ブリンについて計算されている1%吸光の係数1.5を用いて計算した)を、5 0mMの酢酸ナトリウム、 150mMのNaClおよび4mMCaC1、を含 有する緩衝液1ml中のビブリオ・コレ1(Vibri。
cholerae)ノイラミニダーゼ(Boehringer Mannhei m社)で、pH5,5゜37°Cにて1時間処理した。
これらの条件下で、IEF3−9 PhastGel媒体(Pharmac i a社)中での等電点電気泳動法によって、消化された試料について対照実験を行 って反応が完了したことを推定した。
試料は、0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液pH7,3で希釈した後、30、00 0回転数のセントリペップ(centripep)カラム(Amicon社)に よって濃縮し次いでタンパク質分解を行った。
ノイラミニダーゼで処理したγδ受容体を、1.5aIMの2−メルカプトエタ ノールおよび1.25mM EDTAの存在下、酵素/基質比11500でパパ イン(Worthington社)で37℃にて30分間消化した。この反応は N−エチルマレイミドを添加することにより完了させた。
これらの条件は、連鎖間のジスルフィド架橋を完全になくすのに充分であること は非還元条件下で5DS−PAGE分析することによって証明された。酵素/基 質比が高ければ高い程および/またはインキュベーション時間が長ければ長いほ どその後にタンパク質の分解を全く示さない。次にその反応媒体を、Zorba x CF−250サイズ排除クロマトグラフイーのカラム(Dupont−Ne w England Nuclear)に加えた。
このカラムによって、溶出後、未変性タンパク質の75KDaと比べて約65K Daの単一ピークの形態で、パパインとノイラミニダーゼで処理されたT受容体 を得ることができる。連鎖解離の徴候は全く現われなかった。
上記物質は、セントリペップで濃縮した後、メーカーが推奨するとおりに、エン ドグリコシダーゼFとN−グリコシダーゼF(Boehringer Mann heim社)の存在下、非変性条件下(0,1Mリン酸ナトリウム緩衝液pH7 ,3)で37℃にて一部インキユベートした。最終的な精製は、Mono Q高 性能アニオン交換クロマトグラフィー〇カラム(Pharmacia社)によっ て実施した。
アフィニティー精製T受容体3.3mgからの全収量は1.1mgですなわち約 34%の収率であった。
抗−V79カラムから溶出された物質は、Vδ2に対して特異的なモノクローナ ル抗体で沈澱させたので特にγδヘテロニ量体で構成されていた。その上、還元 性および非還元性の条件下での5O3−PAGE分析によって、これらのへテロ ニ量体が共育結合で結合していることが分かった。
実際に、非還元性条件下で、見掛けの分子量が75〜80KDの拡散主バンドが 観察されたが、このバンドは還元性条件下で、42KDと44KDの二つの支配 的な成分と、50KDと39KDの二つの非支配的な成分に分離した。同じパタ ーンが、抗−Vγ9モノクローナル抗体と抗−Vδ2モノクローナル抗体によっ て段階的に沈澱させた物質によって得られた。この可溶性受容体に対して生成し たモノクローナル抗体(モノクローナル抗体360と389、以下参照)によっ て、50KDと44KDのバンドがγ連鎖に相当し、かつ42KDと39にDの バンドが6連鎖に相当することが、ウェスタンプロット法で示すことができた。
可溶性のγとδの種の大きさの差は、以下に説明するように、N−グリコジル化 度が異なっているためであった。
a)マウスを可溶性γδTRに対して免疫化した後の、可溶型γδTRに対する モノクローナル抗体の生成:BALB/Cマウスを、下記の方法にしたがって可 溶性γδT受容体で免疫化した。0.9%NaC1溶液中に50%の濃度で乳化 させた完全フロインドアジュバント500μ!中のタンパク質50μgを、1日 目に四つの異なる場所に皮下注射した。25日目に同じ方法を不完全フロインド アジュバントで繰り返した。0.9%NaC1250μl中各タンパク質15μ gによって、50日目、51日目および52日目に合計3回腹腔内注射を行うこ とによってブースター(追加抗原刺激)を行った。
にしたがい、ヨウ未標識可溶性T受容体を用いて、放射線免疫検定法(RIA) でスクリーニングした。
このような趣旨で、アビジン(Immunotech社)でコートした96ウエ ルの微量滴定プレートを、PBS、 BSA、 NaN5中でビオチニル化抗マ ウスセギ免疫グロブリン(CAMIG、 Iaununotech社)とともに 4℃で一部インキユベートし、次いでTween PBS中で3回洗浄した。放 射能標識を付けた可溶性T受容体100μl (10’cpm)を室温で2時間 インキュベートし、PBS−Tweenで3回洗浄した。捕捉された放射能標識 可溶性T受容体をγ計数によって検定した。
ヒトγδTリンパ球をすべてもしくは一部認識する9個のモノクローナル抗体を 免疫化マウス牌臓から得た。すなわち2個の抗−Vγ9抗体(292と360) 、2個の抗−vδ2抗体(lおよび389)、1個のγδパン抗体(pan a ntibody) (SIO)およびγδ副集団に対する4個の抗体(49,6 0,103および515)である。
b)抗−可溶性TRモノクローナル抗体の、モノクローナルおよびポリクローナ ルのヒトリンパ系に対する反応性:RIAシグナルを産生じたモノクローナル抗 体を、次に、免疫蛍光法で試験して、G9クローンのメンプランに結合したT受 容体を認識する該抗体の性能を測定した。これらのモノクローナル抗体の優れた 特異性を、そのT受容体の表現型が分かつている1923球のクローンとTリン パ球系に対する反応性をスクリーニングすることによって最終的に試験した。
単一融合実験から、16個のコロニー(接種されたウェルの3%)の上澄み液が 陽性のRIAシグナルを示した。そしてこれらコロニー中の11個が、間接的免 疫蛍光検定法で、G9クローンを認識するモノクローナル抗体を含有していた。
7個のモノクローナル抗体の特異性を流動細胞計測分析法で測定した。
三種のモノクローナル抗体(52,106及び510)が、すべてのTγδ受容 体に共通しているがTαβ受容体には共通していない決定基に対して生成した。
二つのモノクローナル抗体(292と360)はVγ9領域を含有するT受容体 に対して特異的であり、および二つのモノクローナル抗体(lと389)はγδ 2領域を含有するT受容体に対して特異的であった。明確な特異性は、残りのモ ノクローナル抗体(49゜60、103および515)にはなかった。そしてこ れらの抗体は、γδリンパ球の副集団を認識するが、その反応性はT受容体の特 定のV領域の存在とは相関関係がなかった(表■)。
これらのモノクローナル抗体はすべて、天然のT受容体(メンプランに連結され ている)に対して生成した大部分のV特異的モノクローナル抗体と異なり、還元 されていない可溶性T受容体をウェスタンプロット分析において認識することが でき、かつまたいくつかは還元後単離されたγもしくはδの種と反応する(表■ )ことに留意しなければならない。流動細胞計測実験から演桿した特異性の特質 と一致して、モノクローナル抗体389と360はそれぞれ、各種の種(分子量 が39〜42KDaと44〜50KDaの種)を認識したが、これらの種はそれ ぞれδとγ連鎖に相当している。その上に、γδ52モノクローナル抗体と51 0パンモノクローナル抗体、およびVδ2に対して特異的な抗体389は、39 〜42KDaの同じ種と反応しているから、このことはモノクローナル抗体52 と510がCδ領領域対する抗体であることを示している(表I)。
鼾 抗体−5TRモノクローナル抗体によるTγδのクローンの循環血球測定分析。
Tリンパ球クローンの表現型を、Tiγα(抗−Vγ9)、TiVδ2およびA l3(抗−V61)抗体によりラベルすることによって決定した;NR(実施さ れなかった)。
表■ 抗−5TR抗体による可溶性T受容体のウェスターンプロット分析の結果。
個々の抗体により認識される種の見掛分子質量(KDa)(” NR=反応性な し、R=反応性)他のγδ可溶性受容体を、発現ベクターpKCR6の複数のク ローニング部位の変性の後、下記のようにして調製した。
a)発現ベクターpKCR6の複数のクローニング部位の変性真核システムの発 現ベクターpKCR6における可溶性γ及びδ鎖をコードする相補的DNAの配 向された組込みを促進し、そして可能にするために、ベクターpKCSRαのX ba IとSal 1部位との間に前もってクローン化された、DNAフラグメ ントを、このベクターのKpn1部位間に導入した。
このようにして変性されたベクター9KCR6のXba I及びXba I酵素 の消化は、それらの2つの部位を生成し、そして配向されたクローニングを可能 にし、ここでXho I部位はクローニング部位の5′端と3′端のXha I 部位との間に位置する。
b)可溶性Vγ8鎖をコードする相補的DNAの生成りl)可溶性Vγ8のPC Rクローニングこのクローニングのために使用されるRNAを、Tγδクローン から得る。
第1相補的DNA 1の合成のために使用されるオリゴヌクレオチドブライマー は次の通りである。
5’ GGG TTA CTG CAG CAG TAG TGT ATC3’ このcDNAの増幅を、アンチセンスプライマーとして及び翻訳開始コドンの上 流にXho I制限酵素のための部位を含むセンスプライマーとして上記オリゴ ヌクレオチドにより行なった。このオリゴクレオチドの配列は次の通りである: 5’ CCCTCG AGA TGCTGT TGG CTCTAG CTC3 ’この増幅の最後に得られるDNAフラグメントを、Sma I制限酵素により 開かれたベクターpBS−3K中にクローン化し、そして配列決定した。得られ た配列は、文献(Ce11.(1986) 45 : 237〜246 )に記 載される配列に一致しているが、但し、Jγ1セグメントを包含する連結配列を 除く: N J71 TGT GCCACC¥! GACAGT CAT TAT TAT AAG  AAA CTCTTTb2)発現ベクター中への組込み及び真核細胞中へのトラ ンスフェクション 可溶性Vγ8fflをコードするcDNAフラグメントを、制限酵素Xh。
I及びXba Iによる消化後、ベクターpBS−3Kから抽出し、そして同じ 酵素により消化されたa)に記載される変性された発現ベクターpKCR6中に 組込んだ。
このようにして得られたベクターを、可溶性Vδ2鎖をコードするcDNAを含 む発現ベクターと共に共ト、ランスフエクトした。
生成りローンのトランスフェクション、スクリーニングのための方法及び生成さ れた可溶性TCRの精製方法は、可溶性■γ9Vδ2TCRの生成のための上記 方法に類似する。
C)可溶性Vδ3鎖をコードする相補的DNAの生成cl)可溶性Vδ3鎖のP CRクローニングこのクローニングのために使用されるRNAをTγδクローン から得る。
第1相補的DNA lの合成のために使用されるヌクレオチドブライマーは次の 通りである: 5’ GGG TTA CTT CTCGGT ATG AACTAT GGC 3’このcDNAの増幅を、アンチセンスプライマーとして及び翻訳開始コドン の上流にXl+o I制限酵素のための部位を含むセンスプライマーとして上記 オリゴヌクレオチドにより行なった。このオリゴヌクレオチドの配列は次の通り である: 5 ’ GACTCG AGA AAA GAT GAT TCT TACTG T GGG 3 ’この増幅の最後に得られるDNAフラグメントを、Sma  I制限酵素により開かれたベクターpus−SK中にクローン化し、そして配列 決定した。得られた配列は、文献(J、 Exp、 Med、(1989) 1 69 : 393〜405〕に記載される配列に一致しているが、但し、Dδ2 . Dδ3及びJδlセグメントを包含する連結配列を除く:c2)発現ベクタ ー中への組込み及び真核細胞中へのトランスフェクション 可溶性Vδ3鎖をコードするcDNAフラグメントを、制限酵素Xh。
工及びXba Iによる消化後、ベクター1)BS−3Kから抽出し、そして同 じ酵素により消化されたa)に記載される変性された発現ベクターpKCRG中 に組込んだ。
このようにして得られたベクターを、可溶性Vγ9鎖をコードするcDNAを含 む発現ベクターと共に共トランスフェクトした。
生成りローンのトランスフェクション、スクリーニングのための方法及び生成さ れた可溶性TCHの精製方法は、可溶性TCRVγ9Vγ2の生成のための上記 方法に類似する。
d)可溶性Vδl鎖をコードする相補的DNAの生成、Sal i及びBam) II制限部位間のベクターpBS−SK中にクローン化された全体のVδI C δ鎖に相補的なりNAを用いた。
このフラグメントを完全に配列決定し、そして文献(Bur、 J。
Immunol、(1989) 19 : 1545〜1549)に記載される 配列に比較して変動を示さないが、但し、Dδ2及びJ61セグメントを包含す る連結配列は例外である二 VδID62N TGT GCT CTT GGG GACTTCCTA AAG GGT TC A GGT ACCACCTATe)発現ベクター中への組込み及び真核細胞中 へのトランスフェクション V61 C6cDNAを含むヘク9 9BS−SK(DXho I及ヒEcoR I制限酵素による消化は、連結領域とユニークEcoRI部位との間に全可変部 VδIDδ2 Jδ1及び不変部Cδの第1エキソンの部分をコードするDNA フラグメントを生成する。
このDNAフラグメントを、 Xho I及びEcoRI制限酵素により消化し た後、精製し、そして可溶性Vδ3鎖を含む発現ベクターpKCRe中に組込ん だ。従って、この方法は、可変部Vδ1による可変部Vδ3の置換を及び従って 、可溶性Vδ1鎖をコードするcDNAの構成を可能にした。
このようにして得られたベクターを、可溶性Vγ9鎖をコードするcDNAを含 む発現ベクターと共に共トランスフェクトした。
トランスフェクション、生成りローンのスクリーニング及び生成された可溶性T CRの精製のための方法は、可溶性TCRVγ9 vδ2の生成のために記載さ れる方法に類似する。
2、他の可溶性Tγδ受容体の検出及び精製a)種々の可溶性受容体の検出、特 異性の制御上記と同じ態様で、2種のIRMAを、相抗体として抗体510及び トレーサーとして抗体360及び389を用いて生成した。これらの2種(7) IRMAを、遺伝子V79/V6j2.V79/Vδ3.Vy8/Vδ2により トランスフェクトされたCIOの上清液に対して試験した。
トランスフェクトされたVに対応するトレーサーのみがシグナルを付与し、従っ て特異性の良好な制御を提供する。
b)精製の一般的方法の開発 Vγ9vδ2受容体を単離するためのこれまで記載された精製は、抗−Vγ9抗 体(Y2O2又は786)による免疫精製から成っていた。同じタイプではある が、しかし上記に記載され、そしてゾルタネ変鎖の決定基を認識する抗体510 を用いてのアフィニティーカラムを用いた。この新しい精製の利点は、それらが 含むγ、δ及びα、β可変鎖さえも関係なく本発明のいづれかの可溶性受容体の 精製の可能性である。この方法はまず第1に、Vγ9/Vδ3を含む可溶性受容 体を精製するために試験された。
されたセファロース4Bビーズ(PHARMACIA、 Upsalla、 S weden)のマド、リックスIgに共有結合した。
トランスフェクシントγ9δ3の培養物からの上溝液を、このようにして形成さ れたアフィニティーカラムに室温で10m1/時の速度で適用した。リン酸緩衝 塩溶液PBS(0,OIMのリン酸塩、0.14MのNaC1,pH7,2,同 じ流速)により洗浄した後、結合された材料を、pH3,0での0.05Mのク エン酸溶液により溶出した。溶出された画分をすぐに、0.2Mのトリス緩衝液 (pH9)により中和した(溶出後1ml当たり緩衝液100μり。
IRMA試験により証明される場合、可溶性TR活性に対して陽性の両分を組合 し、そして製造業者の教授に従ってCENTRIC0Nセル(30KDのバリヤ ー) (AMICON、 Beverly、 MA、 USA)上でlμg/m lタンノくり質に濃縮した。
溶出させたタンパク質の分析を、5DS−PAGE及びウェスターンプロットに より行なった。この分析は、γ9δ2に比較してわずかに異なった結果を与えた 。実際、非還元条件下で、分子量65.68.70KDの3種のひじように有力 なバンドが存在し、これらは4種の有力なバンド32.5.34.36及び40 KDに分離した〔原文のまま〕。抗体510(抗−Cδ)及び360(抗−Vγ 9)にするウェスターンプロット分析は、非還元条件下でこれまで観察されたす べての有力なノくンドが両抗体と反応したことを示した。還元条件下で、ノくン ドは抗体360又は抗体510のいづれかと反応した。
この分析から、前記アフィニティーカラムから溶出された物質は、たぶんいくつ かのグリコジル化異性体の形で存在する共有結合されたγδヘテロダイマーから 実質的に成ることが結論づけられ得る。
フロントページの続き (51) Int、 C1,6識別記号 庁内整理番号A61K 39/395  U 9284−4CC12N 5/10 C12P 21102 C9282−48211089161−4B GOIN 331566 7055−2J(72)発明者 ボンヌビル、マルク フランス国、エフ−44035,ナンテ セデ01、ケモンクス、プラト テク ニークデュ セアシュエール(番地なし) I

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.可溶性T受容体の生成方法であって、前記T受容体のトランスメンブラン部 分が欠失されている、個々の構成成分T受容体サブユニットをコードするDNA 配列を、宿主細胞中に共トランスフェクトすることを特徴とする方法。
  2. 2.VαCα/VβCβ可溶性T受容体が、Tαβ受容体のトランスメンブラン 部分が欠失されているTαβ受容体のα及びβサブユニットをコードするDNA 配列を宿主細胞中にトランスフェクトすることによって生成される請求項1記載 の方法。
  3. 3.VαCα/VβCβ可溶性T受容体が、Tαβ受容体のトランスメンブラン 部分が欠失されているTαβ受容体のα及びβサブユニットをコードするDNA 配列を宿主細胞中にトランスフェクトすることによって生成される請求項1記載 の方法。
  4. 4.構成成分サプユニットが共有結合を通して会合されているVαCγ/VβC δヘテロダイマ−可溶性受容体が、Tαβ受容体のα及びβサプユニットのVα 及びVβドメインをコードするDNA配列にそれぞれ融合される、トランスメン ブラン部分が欠失されているTγδ受容体のγ及びδサプユニットのCγ及びC δドメインをコードするDNA配列を宿主細胞中に共トランスフェクトすること によって生成される請求項1記載の方法。
  5. 5.構成成分サプユニットが共有結合を通して会合されているVαCδ/VβC γヘテロダイマ−可溶性T受容体が、Tαβ受容体のβ及びαサプユニットのV β及びVαドメインをコードするDNA配列にそれぞれ融合される、トランスメ ンブラン部分が欠失されているTγδ受容体のγ及びδサプユニットのCγ及び CδドメインをコードするDNA配列を宿主細胞中に共トランスフェクトするこ とによって生成される請求項1記載の方法。
  6. 6.VγCγ/VαCδハイブリッド可溶性T受容体が、Tαβ受容体のαサプ ユニットのVαドメインをコードするDNA配列に融合されるδサプユニットの CδドメインをコードするDNA配列と共に、そのトランスメンブラン部分が欠 失されているTγδ受容体のγサプユニットをコードするDNAを宿主細胞中に 共トランスフェクトすることにより生成される請求項1記載の方法。
  7. 7.構成成分T受容体サプユニットのトランスメンブラン部分の欠失が、それら のサプユニットのトランスメンブラン部分をコードする配列の上流に翻訳停止コ ドンを導入することによって、特にP.C.R.指図された変異誘発により行な われる請求項1〜6のいづれか1項記載の方法。
  8. 8.前記共トランスフェクションが、真核細胞、特にハムスター卵巣細胞中で実 施される請求項1〜7のいづれか1項記載の方法。
  9. 9.可溶性T受容体及びペプチド配列から成る融合タンパク質であって、前記融 合タンパク質が、トランスメンブラン部分が欠失されているT受容体のサプユニ ットをコードするDNAの鎖の1つ又は2つの鎖に前記ペプチド配列をコードす るDNA配列を融合し、続いて、このようにして融合されたDNA配列を宿主細 胞中に共トランスフェクトすることによって得られることを特徴とする融合タン パク質。
  10. 10.前記ペプチド配列がインターロイキン−2のペプチド配列である請求の範 囲第9項記載の融合タンパク質。
  11. 11.請求の範囲第1〜8のいづれか1項記載の方法により得られた可溶性T受 容体又は請求の範囲第9項記載の融合タンパク質に対して向けられたポリクロー ナル又はモノクローナル抗体。
  12. 12.請求の範囲第11項記載のモノクローナル抗体のFab,Fab′F(a b′)2又はFcフラグメント。
  13. 13.マーカ−又は治療的活性分子が連結されている、請求の範囲第11項記載 のモノクローナル抗体又は請求の範囲第12項記載のモノクローナル抗体のフラ グメントを含んで成るモノクローナル抗体の誘導体。
  14. 14.請求の範囲第11項記載のモノクローナル抗体を生成するハイブリドーマ 。
  15. 15.請求の範囲第1〜8のいづれか1項記載の方法により得られた可溶性T受 容体、又は請求の範囲第9又は10項記載の融合タンパク質、又は請求の範囲第 11項記載のモノクローナル抗体、又は請求の範囲第12項記載のモノクローナ ル抗体のフラグメント、又は請求の範囲第13項記載のモノクローナル抗体の誘 導体を含んで成る診断用組成物。
  16. 16.生物学的サンプルにおいてT受容体に連結される細胞特異性の類型を分け るための方法であって、前記生物学的サンプルが、任意に支持体に結合される、 請求の範囲第1〜8のいづれか1項記載の方法により得られた可溶性T受容体、 又は請求の範囲第9又は10項記載の融合タンパク費と接触せしめられ、そして 前記リガンド及び前記可溶性T受容体又は前記融合タンパク質により形成され得 る複合体が検出されることを特徴とする方法。
  17. 17.病理学的Tリンパ球のモノ又はオリゴクローナル増殖を検出するための方 法であって、前記病理学的Tリンパ球を含む生物学的サンプルを、前記病理学的 Tリンパ球により担持されるT受容体の構成鎖のV及びC部分に対して向けられ た請求の範囲第11項記載のモノクローナル抗体と接触せしめ、そして可能な免 疫学的反応を検出することを特徴とする方法。
  18. 18.請求の範囲第16又は17項記載の方法を供給するための方法であって: 一本発明の少なくとも1種の診断用組成物、一生物学的サンプルに存在するリガ ンド間に複合体を生成するのに適切な媒体を調製するための試薬、 一形成される複合体と反応できる1又は複数の任意にラベルされた試薬を含んで 成るキット。
  19. 19.治療用組成物であって、請求の範囲第1〜8のいづれか1項記載の可溶性 T受容体、請求の範囲第9又は10項記載の融合タンパク質、又は請求の範囲第 11項記載の抗体、又は請求の範囲第12項記載のモノクローナル抗体のフラグ メント、又は請求の範囲第13項記載のモノクローナル抗体の誘導体を含んで成 る組成物。
  20. 20.請求の範囲第4〜6のいづれか1項記載の方法により得られたヘテロダイ マ−又はハイブリッド可溶性T受容体又は請求の範囲第9項記載の融合タンパク 質を含んで成り、ここで前記可溶性T受容体がヘテロダイマ−又はハイブリッド 可溶性T受容体である請求の範囲第19項記載の組成物。
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