JPH07508281A - 光学的に純粋な(+)シブトラミンを用いるうつ病およびその他の障害を治療する方法ならびに組成物 - Google Patents

光学的に純粋な(+)シブトラミンを用いるうつ病およびその他の障害を治療する方法ならびに組成物

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JPH07508281A
JPH07508281A JP6502537A JP50253793A JPH07508281A JP H07508281 A JPH07508281 A JP H07508281A JP 6502537 A JP6502537 A JP 6502537A JP 50253793 A JP50253793 A JP 50253793A JP H07508281 A JPH07508281 A JP H07508281A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光学的に純粋な(+)シブトラミンを用いるうつ病およびその他の障害を治療す る方法ならびに組成物1、背景技術 本発明は、光学的に純粋な(+)シブトラミン(sibutrami ne)を 含む新規組成物に関する。本組成物はうつ病の治療に顕著な活性を有する。本組 成物は、シブトラミンのラセミ混合物投与に関連する心拍数の有意な増加、血圧 の増加、精神運動活性、0渇、および神経質を含む(ただしこれに限定されない )副作用を回避しつつ、うつ病の治療に顕著な活性をも有する。本発明の新規組 成物は、上記副作用を回避する一方で、ラセミ形シブトラミンよりも作用開始が 早い。また、光学的に純粋な(+)シブトラミンを含む本発明の新規組成物は、 ヒトの肥満または体重増加の治療に有用である。これらの組成物はまた、シブト ラミンのラセミ混合物投与に関連する副作用を回避しつつ、肥満および体重増加 の治療に顕著な活性を有する。
また、(+)シブトラミンはニューロン性モノアミン再取り込みの阻害剤として 作用するので、(+)シブトラミンを含むこれらの新規組成物はニューロン性モ ノアミン再取り込みの阻害によって改善される障害の治療に有用である。シブト ラミンによってその再取り込みが阻害されるモノアミンには、ドーパミン、ノル アドレナリン(ノルエピネフリンとしても知られる)およびセロトニンが含まれ るが、これに限定されない(King et al、、 J、 Cl1n、 P harmac、 26:607−611.1989; Rees、米国特許第4 ,871゜774号)。ニューロン性モノアミン再取り込みの阻害によって改善 される障害には、パーキンソン病およびうつ病が含まれるが、これに限定されな い。本発明の新規組成物はまた、ラセミ性シブトラミン投与に関連する副作用を 回避しつつ、ニューロン性モノアミン再取り込み阻害によって改善される障害の 治療にも顕著な活性を有する。
さらに、光学的に純粋な、または実質的に光学的に純粋な(+)シブトラミンを 含む新規組成物は脳機能障害の治療に有用である。これらの障害には老年性痴呆 、アルツノ1イマー型痴呆、記憶喪失、記憶消失/健忘症、意識障害、昏睡、注 意力低下、言語障害、パーキンソン病、レノックス症、自閉、運動亢進症、およ び精神分裂症が含まれるが、これに限定されない。脳機能障害は、脳梗塞、脳出 血、脳前方硬化症、脳静脈血栓症、頭部損傷などであって、症状が意識障害、老 年性痴呆、昏睡、注意力低下、言語障害などである脳血管性疾患を含む要因によ って誘導されるが、これに限定されない。本発明の新規組成物は、ラセミ性シブ トラミン投与に関連する副作用を回避しつつ、脳機能障害の治療に顕著な活性を 有する。
さらに、本発明は、光学的に純粋な、または実質的に光学的に純粋な(+)シブ トラミンをかかる治療を必要とするヒトに投与することによる、ヒトにおける上 記症状を治療する方法を包含する。本発明はまた、シブトラミンのラセミ混合物 に関連する副作用を回避しつつ、ヒトにおける上記症状を治療する方法を包含す る。
1、 1.立体関係と医薬作用 多くの有機化合物は光学的に活性な形態で存在し、つまりそれらは偏光面を回転 させる能力がある。光学活性化合物を記載するには、そのキラル中心のまわりの 分子の絶対配置を表すのに大文字のDやLまたはRやSが用いられる。化合物に よる偏光面の回転方向を表すには記号(−)や(+)または亘や上が用いられる 、これらの化合物は立体異性体と呼ばれ、互いの鏡像であること以外は全く同一 である。このような立体異性体は対掌体と呼ばれることもあり、このような異性 体の混合物はしばしば対掌体またはラセミ混合物と呼ばれている。
医薬の分野では立体化学純度が重要であり、処方される薬剤20種のうち12種 はキラリティーを示すものである。適切な例はβ−アドレナリン遮断薬であるプ ロプラノロール(propranolol)のL体であり、これは0体よりも1 00倍効力のあることが知られている。
さらに、ある種の異性体は単に不活性であるというよりは実際に有害であるため に、光学純度が重要となる。例えば、サリドマイドの0体は、妊娠中のつわり防 止のために処方されるとき、安全で有効な鎮静剤であるが、その対応するL体は 非常に強い催奇形性物質であると考えられている。
本発明の組成物および方法の活性化合物は、米国特許第4,746.680号お よび4,522.828号に記載の化合物シブトラミンの光学異性体である。化 学的には、この光学異性体は(+)[N−1−[1−(4−クロロフェニル)シ クロブチルコー3−メチルブチル]−N、N−ジメチルアミンである。この異性 体をこれ以後(+)シブトラミンと呼び、光学的に純粋な、および実質的に光学 的に純粋な(+)シブトラミンを含むものとする。
本発明の対象であるシブトラミンはラセミ混合物としてのみ入手可能である。シ ブトラミンは一般に塩酸塩として、そしてしばしば−水和物として投与される。
シブトラミンのラセミ混合物は、繰病とともに精神障害の範−に入るうつ病の治 療に主として用いられる。シブトラミンはノルアドレナリン(ノルエピネフリン としても知られる)に対して、および程度は少ないがセロトニンおよびドーパミ ンに対して活性を有するモノアミン再取り込み阻害剤である(Iluckett 、 W、R,etal、、 Prog、 Neuro−Psychopharm 、 & [1Io1. Psychiat、12.575−584、1988;  King、 D、J、 et at、、 Br1t、J、 Cl1n、 Ph armac、 26.607−611.1988)。シブトラミンはモノアミン 再取り込み阻害、脳アドレナリン作動性機構の迅速で強力な下方制御、その他の 種類の抗うつ薬と比較して抗コリン作動性の副作用が比較的なし)こと、ならび にモノアミンオキシダーゼ阻害剤としての活性がな5tことによってその他の抗 うつ薬と区別される。
繰病はうつ病とともに気分の変化を主症状にすることを特徴とする。これら2つ の極端な気分はいずれも、無秩序な考えと妄覚という精神病を伴う。精神病は二 次症状として気分変化をもっており、このうつ病との重複のために診断上の混乱 がおきる。精神病を伴わない重症の気分変化がしばしばうつ病で生じ、不安を伴 うことが多い。
主うつ病および二極繰うつ病を含む精神障害は気分の変化を主症状とする。主う つ病は重要な精神疾患のうちで最も多いものであり、正常の嘆き、悲しみ、失望 や医学疾患にしばしば伴う不快または士気阻喪とは臨床的に区別されなければな らない。うつ病は強い悲しみ、絶望、精神遅延、集中力欠如、悲観的悩み、激高 、および自己嫌悪などの感情を特徴とする。不眠症、食欲不振、体重低下、エネ ルギー低下、リビドの欠如、およびホルモン循環リズムの破壊を含む身体的変化 を伴うこともある。この症状は三環式または関連の抗うつ薬、モノアミンオキシ ダーゼ阻害剤に応答し、または抵抗性の場合や重症疾患では電気痙章ショック療 法に応答することが多い。うつ病の治療にラセミ体シブトラミンを使用すること が米国特許第4,522.828号に記載されている。
ンブトラミンは痴呆の治療にも有用である。アルツハイマー型痴呆を含む痴呆は 、脳皮質細胞の欠如を含む退化過程によって発症し、記憶欠如が主症状である。
痴呆は脳神経病因性の変化と細胞欠如によって多分引き起こされる進行性で不可 逆的な機能障害を症状とする。この症状は認識困難を主とすると考えられ、うつ 、偏執狂、不安、およびその他の精神症状も多い。簡単に述べると、共通の臨床 症状は、洞察力と判断ノjの障害や感情の欠如によって引き起こされる人格、知 性両方の緩慢な崩壊である。痴呆は通常潜行性でゆっくりと進行し、治療できな いことが多い。しかしながら、うって痴呆性の人では、ある種の抗うつ薬が全体 の機能を有意に改善できる。
アルツハイマー型痴呆も抗うつ薬療法で治療できる。アルツハイマー型痴呆(A TD)は特に80歳以上の人の30%に現れる荒廃型の痴呆である(IEvan s et at、、 J、A、M、A、 262:2551−2556゜198 9)。ATDはゆっくりとした認識障害を特徴とする神経変性疾患である。この 痴呆の病因学および発病学は、主として脳の側頭葉と新皮質におけるアミロイド 塩、神経繊維濃縮体および神経集団欠如と組織病原学的に関連する。上述した症 状はいずれも脳機能障害または脳血管疾患の結果として生じるので、ラセミ体シ ブトラミンがATDの治療および改善をもたらすことができる。
ラセミ体シブトラミンは米国特許第4.939,175号に記載するように、脳 機能障害の治療にも使用できる。脳機能障害は複雑な病因でおこり、その原因に は脳梗塞、脳出血、脳前方硬化症、脳静脈血栓症、頭部損傷などの脳血管疾患が ある。脳機能障害は各種二次的症状、例えば意識障害、昏睡、注意力低下、健忘 症、老年性痴呆、言語障害などをもたらす。前シナプス性連結におけるモノアミ ン神経伝達物質レベルの上昇による中枢神経系の活性化に基つくこれらの症状の 治療にラセミ体シブトラミンが有益な効果をもつ。米国特許第4,939.17 5号に記載するように、老年性痴呆、記憶消失/健忘症、パーキンソン病、アル ツハイマー型痴呆、記憶喪失、意識障害、レノックス症、自閉、運動亢進症、お よびシブトラミンが提供する自発的運動とドーパミン活性の増強に基づく精神分 裂症などの知的障害に関連する症状の治療において脳機能を改善するのにラセミ 体シブトラミンが特に有用である。しかしながら、その使用に関連する逆作用( 副作用)を排除または減少しながら、これらの脳機能障害の症状を治療するため に高い活性をもつ医薬がめられている。
さらに、ラセミ体ンブトラミンは肥満または体重増加を含む体重障害の治療に有 用である。肥満は、標準よりも体重が20%多くなるまて体脂肪が蓄積すること を特徴とする。この症状の重要性は肥満の人が関連する多数の合併症である。肥 満の病因は単純であり、消費するより以上のカロリーを摂取することに関連する のであるが、多くの要因がこの症状に関与する。
肥満の予後は困難であり、治療抵抗性でありかつぶり返す傾向のある慢性症状で ある。ダイエツトによるカロリー減少、身体活動の増加、過激な外科治療、およ び投薬が個々の場合に応して用いられている治療である。肥満の医薬治療はしば しば制限的規制が多く、この治療後の体重増加はその他の治療の場合よりも大き いことが多い。安全かつ有効な医薬治療の開発のかなりの機会がある。肥満治療 へのラセミ体シブトラミンの使用がシャインバウム(Scheinbaum)、 J、L、による1990年6月14日公開の国際特許公開公報WO901061 10に記載されている。
上述したように、ンブトラミンはニューロン性モノアミン再取り込みの阻害剤で あることが知られている。その再取り込みがシブトラミンによって阻害されるモ ノアミンには、ドーパミン、ノルアドレナリン(ノルエピネフリン)およびセロ トニンが含まれる。異常なモノアミン(ドーパミン)レベルに関連し、ニューロ ン性モノアミン(ドーパミン)再取り込み阻害によって治療できる症状の1つは 、脳基底の神経節における退化性変化によって引き起こされるパーキンソン病で ある。パーキンソン病の治療にラセミ体シブトラミンを使用することは米国特許 第4,816,488号および4,871,774号に記載されている。
特定の病因学は別として、パーキンソン病は通常生涯の後半部に潜行性で現れる 慢性で進行性の中枢神経系障害である。この疾患は意識的運動の能力が徐々に低 下する。主要な臨床症状はふるえ、運動緩徐、硬綿、および姿勢障害を特徴とす る。患者はしばしば痴呆を伴う。自然発生パーキンソン症では、黒質、銹斑、お よびその他の脳の色素ニューロンにおける細胞欠如、ならびに黒質から突出する 細胞の神経軸索末端におけるドーパミン含量の減少が通常見られる。パーキンソ ン病がドーパミン欠失症であるとの理解が、多くの基礎および臨床の観察から得 られている。
シブトラミンのラセミ混合物は上述した利点をもってはいるが、仰臥および直立 時の心拍数の有意な増加、血圧増加、精神運動活性の増加、0渇、緊張および神 経質を含む(ただしこれに限定されない)副作用を引き起こすなどの不利な点も もっている。これらの脳血管効果および精神刺激作用は医薬治療の用量レベル、 頻度、および持続を有意に限定しうる。さらに、ラセミ体シブトラミンはその他 の種類の抗うっ薬よりも早く作用するが、より迅速な作用開始が望ましい。した がって、上述した不利な点をもたずにラセミ体シブトラミンの利点をもっている 化合物を見いだすことが望まれている。
2、発明の概要 本発明は、光学的に純粋な(+)シブトラミンを含む新規組成物に関する。本組 成物は抗うっ薬として顕著な活性を有する。本組成物は、シブトラミンのラセミ 混合物投与に関連する心拍数の有意な増加、血圧の増加、精神運動活性、0渇、 および神経質を含む(ただしこれに限定されない)副作用を回避しつつ、抗うつ 薬としての顕著な活性をも有する。さらに、光学的に純粋な、または実質的に光 学的に純粋な(+)シブトラミンは、該医薬のラセミ形よりもこの点における作 用開始が早い。また、(+)シブトラミンを含む本発明の新規組成物は、ヒトの 肥満および体重増加の治療に有用である。これらの組成物はまた、シブトラミン のラセミ混合物投与に関連する副作用を回避しつつ、ヒトの肥満および体重増加 の治療に顕著な活性を有する。
本発明ではまた、ニューロン性モノアミン再取り込みの阻害によって改善される 障害の治療に顕著な活性を有する、(+)シブトラミンを含む新規組成物を開示 する。これらの組成物は、シブトラミンのラセミ混合物に関連する副作用を回避 しつつ、これらの障害(例えばパーキンソン病)の治療に顕著な活性を有する。
さらに、(+)シブトラミンを含む新規組成物は脳機能障害の治療に有用である 。これらの組成物は、シブトラミンのラセミ混合物投与に関連する副作用を回避 しつつ、脳機能障害の治療に顕著な活性を有する。
さらに、本発明は、光学的に純粋な、または実質的に光学的に純粋な(+)シブ トラミンを投与することによる、ヒトにおける上記症状を治療する方法を開示す る。本発明はまた、シブトラミンのラセミ混合物に関連する副作用を回避しつつ 、光学的に純粋な、または実質的に光学的に純粋な(+)シブトラミンを投与す ることによる、ヒトにおける上記症状を治療する方法を開示する。
3、発明の詳細な説明 本発明は、抗うつ薬治療を必要とするヒトに、ヒトのうつ病を軽減するのに十分 な量の実質的に(−)立体異性体を含まない(+)シブトラミンまたはその薬剤 的に受容できる塩を投与することからなる、ヒトのうつ病治療法を包含する。
本発明はまた、抗うつ薬治療を必要とするヒトに、ヒトのうつ病を軽減するのに は十分であるが、ラセミ体シブトラミンと関連する副作用を起こすには不十分な 量の実質的に(−)立体異性体を含まない(+)シブトラミンまたはその薬剤的 に受容できる塩を投与することからなる、ヒトのうつ病治療法を包含する。(+ )シブトラミンはラセミ体シブトラミンよりも迅速な作用開始を示し、うつ病を 治療できる。
本発明はまた、うつ病を軽減するのに十分な量の実質的に(−)立体異性体を含 まない(+)シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩を含む、抗うつ薬治 療を必要とするヒトの治療用抗うつ組成物を包含する。
本発明はまた、うつ病を軽減するのには十分であるが、ラセミ体シブトラミンと 関連する副作用を起こすには不十分な量の実質的に(−)立体異性体を含まない (+)シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩を含む、抗うつ薬治療を必 要とするヒトの治療用抗うつ組成物を包含する。これらの新規組成物はラセミ体 ンブトラミンよりも迅速な作用開始を示し、副作用を回避する。
さらに、本発明は体重軽減を必要とするヒトに、ヒトの体重軽減をするのに十分 な量の実質的に(−)立体異性体を含まない(+)シブトラミンまたはその薬剤 的に受容できる塩を投与することからなる、ヒトの肥満または体重増加の治療法 を包含する。
さらに、本発明は体重軽減を必要とするヒトに、ヒトの体重軽減をするのには十 分であるが、ラセミ体シブトラミン投与と関連する副作用を起こすには不十分な 量の実質的に(−)立体異性体を含まない(+)シブトラミンまたはその薬剤的 に受容できる塩を投与することからなる、ヒトの肥満または体重増加の治療法を 包含する。
本発明はまた、体重軽減を達成するのに十分な量の実質的に(−)立体異性体を 含まない(+)シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩を含む、肥満また は体重増加の治療用組成物を包含する。
本発明はさらに、体重軽減を達成するのには十分な量であるが、ラセミ体シブト ラミンの副作用を起こすには不十分な量の実質的に(−)立体異性体を含まない (+)シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩を含む、肥満または体重増 加の治療用組成物を包含する。
本発明は、ニューロン性モノアミン再取り込み阻害を必要とするヒトに、このよ うな障害を治療するのに十分な量の実質的に(=)立体異性体を含まない(+) シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩を投与することからなる、ヒトの ニューロン性モノアミン再取り込み阻害によって改善される障害の治療法を包含 する。ニューロン性モノアミン再取り込み阻害によって改善される障害にはパー キンソン病およびうつ病を含むが、これに限定されない。
本発明は、ニューロン性モノアミン再取り込み阻害を必要とするヒトに、このよ うな障害を治療するのには十分な量であるが、ラセミ体シブトラミンの投与と関 連する副作用を起こすには不十分な量の実質的に(−)立体異性体を含まない( +)シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩を投与することからなる、ヒ トのニューロン性モノアミン再取り込み阻害によって改善される障害の治療法を 包含する。
本発明はまた、このような障害を改善するのに十分な量の実質的に(−)立体異 性体を含まない(+)シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩を含む、ヒ トのニューロン性モノアミン再取り込み阻害によって改善される障害の治療用組 成物を包含する。
本発明は、このような障害を改善するのには十分な量であるが、ラセミ体ソブト ラミンと関連する副作用を起こすには不十分な量の実質的に(−)立体異性体を 含まない(+)シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩を含む、ヒトのニ ューロン性モノアミン再取り込み阻害によって改善される障害の治療用組成物を 包含する。
本発明はまた、脳機能障害の治療を必要とするヒトに、このような脳機能障害を 改善するのに十分な量の実質的に(−)立体異性体を含まない(+)シブトラミ ンまたはその薬剤的に受容できる塩を投与することからなる、脳機能障害の治療 法を包含する。
本発明はまた、脳機能障害の治療を必要とするヒトに、このような脳機能障害を 改善するのには十分であるが、ラセミ体シブトラミン投与と関連する副作用を起 こすには不十分な量の実質的に(−)立体異性体を含まない(+)シブトラミン またはその薬剤的に受容できる塩を投与することからなる、脳機能障害の治療法 を包含する。本発明の範囲に含まれる脳機能障害には、老年性痴呆、アルツハイ マー型痴呆、記憶喪失、記憶消失/健忘症、意識障害、昏睡、注意力低下、言語 障害、パーキンソン病、し八ソクス症、自閉、運動亢進症、および精神分裂症が 含まれるが、これに限定されない。脳機能障害は、脳梗塞、脳出血、脳前方硬化 症、脳静脈血栓症、頭部損傷などの脳血管性疾患によって引き起こされうる。
本発明はさらに、脳機能障害を治療するのに十分な量の実質的に(=)立体異性 体を含まない(+)シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩を含む、脳機 能障害の治療用組成物を包含する。
本発明はさらに、脳機能障害を治療するのには十分であるが、ラセミ体ンブトラ ミンと関連する副作用を起こすには不十分な量の実質的に(−)立体異性体を含 まない(+)シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩を含む、脳機能障害 の治療用組成物を包含する。
ンブトラミンの入手可能なうセミ混合物(すなわち2つの対掌体の混合物)は抗 うつ活性を示し、各種状態や障害の症状の治療および/または軽減を提供する。
しかしながら、このラセミ混合物は有効性が期待てきるにもかかわらず、副作用 を起こす。シブトラミンの光学的に純粋な、または実質的に光学的に純粋な(+ )異性体を用いると、有効性を団員関連でより明確に定義でき、副作用を減少し 、したがって治療率が改善される。したがって、ラセミ体シブトラミンを用いる よりもシブトラミンの(+)異性体を用いるほうが好ましい。
ここで使用する”副作用”の用語は、心拍数の増加、収縮性血圧を含む血圧増加 、精神運動活性の増加、口渇、緊張および神経質を含むが、これに限定されない 。
ここで使用する”実質的にその(−)立体異性体を含まない”という用語は、組 成物がシブトラミンの(−)異性体に関して、シブトラミンの(+)立体異性体 の方をより大きな比率で含むことを意味する。本発明の好ましい態様では、ここ で使用する”実質的にその(−)立体異性体を含まない”という用語は、組成物 が少なくとも90重量%の(+)シブトラミンと10重量%またはそれ以下の( −)シブトラミンを含むことを意味する。最も好ましい態様では、′実質的にそ の(−)立体異性体を含まない”という用語は、組成物が少なくとも99重量% の(+)シブトラミンと1重量%またはそれ以下の(−)シブトラミンを含むこ とを意味する。別の好ましい態様では、ここで使用する”実質的に(−)立体異 性体を含まない”という用語は、組成物が100重量%のシブトラミンの(+) 異性体を含むことを意味する。上述したパーセントは組成物中に存在するシブト ラミンの全量に基づく。”実質的に光学的に純粋な(+)シブトラミン”、”光 学的に純粋な(+)シブトラミン”および”シブトラミンの(+)異性体”とい う用語もまた上述した量に包含される。
ここで使用する”うつ病の治療法”という用語は、気分の変化、強い悲しみの感 情、絶望、精神遅延、集中力欠如、悲観的な心配、激高、および自己嫌悪を含む うつ病の症状からの救助を意味するが、これに限定されない。不眠症、食欲不振 、体重減少、エネルギーとリビドの減少、および正常なホルモン循環リズムの回 帰を含む身体的変化も救助される。
ここで使用する”肥満または体重増加の治療法”という用語は、体重の減少、過 剰体重からの救助、増加体重からの救助、または肥満からの救助を意味し、これ らはすべて通常は食物の大いなる消費によるものである。
ここで使用する”ニューロン性モノアミン再取り込みの阻害によって改善される 障害の治療法”という用語は、異常なニューロン性モノアミンレベルと関連する 病状からの救助を意味し、このような病状はニューロン性モノアミン再取り込み 阻害によって軽減される。その取り込みが本発明の組成物および方法によって阻 害されるモノアミンはノルアドレナリン(ノルエピネフリン)、セロトニンおよ びドーパミンを含むが、これに限定されない。ニューロン性モノアミン再取り込 み阻害によって治療できる障害の1つはパーキンソン病である。
ここで使用する”パーキンソン病の治療法”という用語は、ヒトにおける意識的 運動能力のゆっくりとした低下、ふるえ、運動緩徐、硬綿、および姿勢障害を含 む(ただしこれに限定されない)パーキンソン病の症状からの救助を意味する。
ここで使用する”脳機能障害の治療法”という用語は、老年性痴呆、アルツハイ マー型痴呆、記憶喪失、記憶消失/健忘症、意識障害、昏睡、注意力低下、言語 障害、パーキンソン病、レノツクス症、自閉、運動亢進症、および精神分裂症を 含む(ただしこれに限定されない)知的欠失を含む脳機能障害と関連する病状か らの救助を意味する。脳機能障害の意味には、脳梗塞、脳出血、脳前方硬化症、 脳静脈血栓症、頭部損傷なとを含む(ただしこれに限定されない)脳血管性疾患 によって引き起こされ、症状が意識障害、老年性痴呆、昏睡、注意力低下、言語 障害などを含む障害か含まれる。
シブトラミンの光学的に純粋な立体異性体は、米国特許第4゜522.828号 および第4,746,680号(その開示をここに参照として包含する)記載の 以下の合成法によって製造されるンブトラミンのラセミ混合物を分割することに よって最も容易に得られる。光学的に活性な分割剤とともに形成されるジアステ レオマー塩の分別結晶によるラセミ体の分割が通常用いられる慣用法である。例 えば、9対掌体、ラセミ体および分割”、J、 Jacques、 A、 Co 11et、 and S、H,Wilen、 (Wiley−1ntensci ence、 NewYork、 1981); S、H,Wilen、 A、  Co11et、 and J、 Jacques、 Tetrahedron、  33.2725 (1977)、 ”炭素化合物の立体化学”、E、L、 E liel (McGraw−Hlll、 NY、 1962)、 and S、 H,Wilen、 p、268.”分割剤の表および光学分割” (E、 L、  Eliel、編集、Univ、 of Nortre Dame Press 、 Notre Dame、IN、 1972)。
シブトラミンは塩基性アミンであるから、分別結晶に適したジアステレオマー塩 は、光学的に純粋な形のキラルな酸分割剤を加えることによって容易に形成され る。ここで使用する好適な分割剤は、光学的に純粋な酒石酸およびその誘導体、 カンファースルフォン酸、マンデル酸およびその誘導体、ならびにその他の光学 活性な酸を含む。所望の(+)シブトラミン異性体が、使用した特定の酸分割剤 の溶解性により、そして使用した特定の酸対車体により、結晶化ジアステレオマ ーまたは母液のいずれかから回収される。このようにして回収した特定のシブト ラミン異性体の同定および光学純度は偏光計またはその他の分析方法によって決 定できる。
急性または慢性疾患の管理における(+)シブトラミンの予防的または治療的用 量は治療すべき症状の重症度および投与経路によって変化する。投与量およびお そらくは投与頻度も年齢、体重、応答性、および個々の患者の過去の病歴によっ て変化する。一般に、ここで上述した症状についての推奨される投与量範囲は1 日当たり約1mgから約60mgの範囲であり、朝に1日1回の単一投与しても よいし、あるいは1日数回にわけてもよい。好ましくは、投与量は1日当たり約 2mgから約50 m gであり、最も好ましくは1日当たり約5 m gから 約45mgである。患者を管理するうえで、治療は低い投与量、おそらくは約5  m gから15mgで開始し、患者の全体的応答に応して必要ならば1日当た り約45mgまで増加して単一投与または数回にわけて投与する。65歳以上の 患者は全体的応答に応じて1日当たり約5mgから約30mgの投与量とするこ とが推奨される。これらの範囲以外の投与量を用いることも必要となろう。
”うつ病を軽減するのに十分な量”、パーキンソン病を軽減するのに十分な量” 、′肥満または体重増加を軽減するのに十分な量”、”体重軽減をするのに十分 な量”、”ヒトにおける体重軽減をもたらすのに十分な量”、”痴呆を軽減する のに十分な量”、”ニューロン性モノアミン再取り込みの阻害によって改善され る障害を軽減するのに十分な量”、障害が老年性痴呆、アルツハイマー型痴呆、 記憶喪失、記憶消失/健忘症、意識障害、昏睡、注意力低下、言語障害、パーキ ンソン病、レノックス症、自閉、運動亢進症、精神分裂症、ならびに脳梗塞、脳 出血、脳前方硬化症、脳静脈血栓症、頭部損傷なとの脳血管性疾患からなる群か ら選択される場合における”脳機能障害を軽減するのに十分な量”という各種用 語には、上述した投与量および投与頻度予定を包含する。
”うつ病を軽減するのには十分であるが、ラセミ体シブトラミンの副作用を起こ すには不十分な量”、パーキンソン病を軽減するのには十分であるが、ラセミ体 シブトラミンの副作用を起こすには不十分な量”、”肥満または体重増加を軽減 するのには十分であるが、ラセミ体シブトラミンの副作用を起こすには不十分な I”、”体重軽減をするのには十分であるが、ラセミ体シブトラミンの副作用を 起こすには不十分な員”、”ヒトにおける体重軽減をもたらすのには十分である が、ラセミ体シブトラミンの副作用を起こすには不十分なl”、”痴呆を軽減す るのには十分であるが、ラセミ体シブトラミンの副作用を起こすには不十分な量 ”、”ニューロン性モノアミン再取り込みの阻害によって改善される障害を軽減 するのには十分であるが、ラセミ体シブトラミンの副作用を起こすには不十分な 量”、障害が老年性痴呆、アルツノ1イマー型痴呆、記憶喪失、記憶消失/健忘 症、意識障害、昏睡、注意力低下、言語障害、パーキンソン病、レノツクス症、 自閉、運動亢進症、精神分裂症、ならびに脳梗塞、脳出血、脳前方硬化症、脳静 脈血栓症、頭部損傷などの脳血管性疾患からなる群から選択される場合における ”脳機能障害を軽減するのには十分であるが、ラセミ体シブトラミンの副作用を 起こすには不十分な量”という各種用語には、上述した投与量および投与頻度予 定を包含する。
適当な投与経路であればいずれも有効量の(+)シブトラミンを患者に投与する のに使用できる。例えば、経口、経直腸、非経口(静脈内、筋肉内)、経皮、皮 下などを使用できる。製剤形には錠剤、トローチ、分散剤、懸濁剤、溶液剤、カ プセル剤、バッチなどを含む。
本発明の医薬組成物は、活性成分として(+)シブトラミンまたはその薬剤的に 受容できる塩からなり、また薬剤的に受容できる担体および当業者に公知のその 他の治療成分を含んでいてもよい。”薬剤的に受容できる塩”という用語は、無 機酸および有機酸を含む薬剤的に受容できる非毒性酸から調製される塩を意味す る。
本発明の化合物は塩基性であるので、無機および有機酸を含む薬剤的に受容でき る非毒性酸から塩を調製できる。このような酸は酢酸、ベンゼンスルホン酸、安 息香酸、カンフ7−スルホン酸、クエン酸、エテンスルホン酸、フマル酸、グル コン酸、グルタミン酸、臭化水素酸、塩酸、イセチオニン酸、乳酸、マレイン酸 、リンゴ酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、粘液酸、硝酸、バモア酸、バント ティン酸、リン酸、コハク酸、硫酸、酒石酸、p−トルエンスルホン酸などを含 む。特に好ましいのは塩酸、臭化水素酸、リン酸および硫酸であり、最も好まし いのは塩酸塩である。
組成物は経口、経直腸、非経口(皮下、筋肉内、静脈内を含む)投与に適した組 成物を含むが、特定の場合において最も適した経路は治療すべき症状と重症度に よる。本発明の最も好ましい投与経路は経口である。組成物は単位投与形態で調 製するので便利であり、医薬の分野で公知の方法により調製される。
経口組成物を用いる場合には、適当な投与範囲は例えば1日当たり約1mgから 約60mgであり、一般に1日1回朝に単一投与される。好ましい投与範囲は1 日当たり約2mgから約50mgを一般に1日1回投与し、最も好ましくは1日 当たり約5mgから約45mgである。上述したとおり、症状を十分に管理する には、患者に少ない量からこの投与範囲へと徐々に投与すべきである。
特定の使用においては、慣用の医薬製剤法にしたがい(+)シブトラミンを活性 成分として薬剤担体とよく混合することができる。例えば、経口または非経口( 例えば静脈内)投与に望ましい製剤形により、担体は各種の形でありうる。経口 投与形の組成物を調製するには、有用な医薬溶媒であれば何でも担体として使用 でき、例えば水、グリコール、オイル、アルコール、着香剤、保存料、着色剤な どを経口液体製剤(例えば懸濁剤、溶液剤およびエリキシル剤)またはエアロゾ ル剤に用いる;あるいは澱粉、糖分、微結晶セルロール、希釈剤、顆粒化剤、滑 沢剤、結合剤、崩壊剤などを例えば粉剤、カプセル剤、および錠剤などの経口固 体製剤の場合に用い、固体経口製剤が液体製剤よりも好ましい。最も好ましい固 体経口製剤は錠剤である。
投与の容易さから、錠剤およびカプセル剤が最も便利な経口投与単位剤形であり 、ここでは固体薬剤担体を用いる。場合により錠剤を標準の水性または非水性法 によってコーティングしてもよい。
上述した慣用の投与剤形に加えて、本発明の化合物は米国特許第3,845.7 79;3,916,899,3,536,809.3,598,123.3,6 30,200.4,008,719;4,687,660および4,769,0 27号(その開示はここに参照として包含される)に記載された制御放出手段お よび/または送達装置によって投与することもできる。
経口投与に適した本発明の医薬組成物は、それぞれあらかじめ定められた量の活 性成分を含有するカプセル剤、カシェ剤、または錠剤、またはエアロゾルスプレ ーなどのような個々の単位として提供してもよいし、粉剤または顆粒剤として、 または水性液体、非水性液体、水中油滴型エマルジョン、または油中水滴型エマ ルジョンの中の溶液または懸濁液として提供してもよい。このような組成物は製 剤学の任意の方法によって調製してよいが、あらゆる方法は活性成分を、1また はそれ以上の必要成分を構成する担体と結合するという工程を包含する。一般に 、組成物は活性成分と液体担体または細かく粉砕した固体担体またはその両方を 均一にかつよく混合し、次に、必要であればこうして得た混合物を所望の提示形 態に成型する。
例えば、錠剤は所望する場合には1種またはそれ以上の補助成分と一緒に圧縮ま たは成形によって調製される。圧縮錠剤は、適切な機械で、随意選択により結合 剤、滑沢剤、不活性希釈剤、および/または界面活性剤または分散剤と混合した 粉末または顆粒などの自由流動形の活性成分を圧縮して調製する。成形錠剤は、 不活性液体希釈剤で湿らせた粉末化合物の混合物を適切な機械で成形して調製す る。
望ましくは、各錠剤が約1mgから約60mgの活性成分を含有し、各カシェ剤 またはカプセル剤が約1 m gから約60mgの活性成分を含有する。最も好 ましくは、錠剤、カシェ剤、またはカプセル剤が以下の3つの投与量:例えば約 10mg、約20mg、または約30mgのいずれかの活性成分を含有する(数 えら 1れる錠剤として、好ましい投与量列形)。
本発明の組成物の調製を詳細に記載する以下の実施例を参照しながら、本発明を さらに明らかにする。
当業者には、材料と方法への多くの変更が、本発明の目的および対象から逸脱す ることなくなされ得ることが明らかであろう。
すべての温度はセ氏で表しである。
4、実施例 4、■、実施例1:モノアミン再取り込み阻害剤としての光学的純粋形およびラ セミ形シブトラミンの相対強度と特異性を決定するための薬理学的研究 ラットラミンの対掌体およびラセミ混合物の相対強度、比較有効度、結合親和性 、および毒性を決定するために薬理学的研究を実施する。モノアミン再収り込み 阻害の相対的特異性を、化合物の脳組織におけるノルエピネフリン(NE)(ノ ルアドレナリンとして広く知られている)再取り込みの阻害と、ドーパミン(D A)およびセロトニン(5HT)再取り込みの阻害から決定する。
文献記載の方法(Kula et al、、 Life 5cience 34 (26):2567−2575、1984; Ba1dessarini et  al、、 Life 5cience 39:1765−1777゜1986 )を用いて、ラット線条体(DA再再収込みの阻害用)および大脳皮質(5HT およびNE用)から調製したシナプトソーム(synaptosomal)調製 物において、3H−放射性モノアミンの高親和性取り込みを試験する。組織を新 たに氷上で切り出し、重態を測定する。テフロンコーティングガラスホモジエナ イザー中で手でホモジエナイズした(水冷等張0.32M蔗糖l0−35容量中 で14ストローク、ニラミド含有、34μM)後、組織を900xgで10分遠 心すると、得られる上溝「溶液」はさらに処理せずに使用できるシナブトソーム を含む。各ア・ソセイ管は脳ホモジエネート50μしい放射性標識3H−モノア ミン、および試験化合物(例えば、純粋なシブトラミン対車体、ラセミ体、およ び適当な標準品)を、新たに調製した最終容量0゜5mLの生理食塩バッファー 溶液中に含む。組織をアッセイ前に37℃で15分ブレインキュベートする。′ H−アミンを加えて最終濃度0.1HMとして開始するインキュベーションを開 始するまで、管を氷上に保持する。管を’H−DA (26Ci/mmo+)と ともに10分、および’H−5HT(約20Ci/mm01)および”H−NE  (約10 Ci/mmo 1)とともに20分インキュベートする。放射性ア ミンの特異的活性は入手可能な材料によって変化し絶対的なものでない。水中に 入れて、20mMトリスバッファー(pH7,0)を含む水冷生理食塩溶液3m 1で希釈することにより反応を止める。これらの溶液をセルースエステルミクロ フィルターで濾過し、次いで同じノく・ソファ−3m1で2回洗浄する。次いで 、トリチウムの50%効率でポリフロール(Polyf Iuor)3.5mL 中の3H−放射活性をフィルターでカウントする。ブランク(0℃でインキュベ ーションするか、あるいはDA [GRB−12909,10HM]。5HT「 ジメリジン(z ime l id 1ne) 、10HMコ、またはNECデ シブラミン(desipramine)10HMコの特異的かつ公知の取り込み 阻害剤とともにインキュベーションする)は、通常組織なしで行ったアッセイか ら区別できず、全CPMの平均2−3%である。
フィルター上に保持される3H−放射活性の量の比較は、ラットラミンの純粋な 対掌体およびラセミ体混合物(ならびに公知0DA−15HT−1またはNE− 再取り込み阻害剤)の、これらの組織におけるこれらモノアミンの再取り込みを 阻害する相対能力を示唆する。この情報は、ラセミ体シブトラミンおよびその対 掌体の相対強度および有効度を測定するのに有用である。
ラットラミンの対掌体およびそのラセミ混合物の急性毒性は、漸次高投与量(m g/kg)の純粋異性体またはラセミ体をラットに投与する試験で決定される。
経口投与したときに試験動物の50%に死亡を引き起こす致死量をLD、。とし て記録する。対掌体およびラセミ体のLD、。値の比較は、組成物の相対毒性の 測定を提供する。
4.2.実施例2:経口製剤 カプセル剤: 成分 lカプセル当たりの量(m g)活性成分 A B C (+)ラットラミン 10..0 20.0 30.0ラクトース 70.0  60.0 95.0コーンスターチ 19.5 19.5 24.5活性成分で ある(+)ラットラミン、ラクトースおよびコーンスターチを均一になるまで混 合し、次いでステアリン酸マグネシウムを得られる粉末と混合する。得られる混 合物を適当な2片硬ゼラチンカプセルに封入する。
4.3.実施例3:経口製剤 錠剤: 成分 1錠剤当たりの量(mg) 活性成分 A B C (+)シブトラミン 10 20 30ラクトース 94 84 74 スターチBP 30 30 30 前ゼラチン化マイズスターチ 15 15 15活性成分を適当な篩でふるい分 けし、ラクトース、スターチ、および前ゼラチン化マイズスターチと混合する。
適当量の水を加えて粉末を顆粒にする。乾燥後、顆粒を選別しステアリン酸マグ ネシウムと混合する。次いで顆粒を圧縮してパンチによって錠剤とする。
ラクトースに対する活性成分の比率または圧縮重量に対する比率を変更し、また 適したパンチを使用することにより別の強度の錠剤を調製できる。
フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE) 、CA(BF、BJ、CF、CG、 CI、 CM、 GA、 GN、 ML、  MR,NE、 SN。
TD、 TG)、 AU、 BB、 BG、 BR,BY、 CA。
CZ、FI、HU、JP、KR,KZ、LK、MG、MN、MW、No、NZ、 PL、RO,RU、SD、SK、UA

Claims (73)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.抗うつ薬治療を必要とするヒトに、うつ病を軽減するのに十分な量の実質的 に(−)立体異性体を含まない(+)シブトラミンまたはその薬剤的に受容でき る塩を投与することからなる、ヒトのうつ病を治療する方法。
  2. 2.上記実質的に(−)立体異性体を含まない(+)シブトラミンまたはその薬 剤的に受容できる塩の量が、うつ病を軽減するのには十分であるが、ラセミ体シ ブトラミンの投与と関連する副作用を起こすには不十分である、請求項1記載の ヒトのうつ病を治療する方法。
  3. 3.(+)シブトラミンが静脈内注入、経皮送達、あるいは錠剤またはカプセル 剤として経口で投与される、請求項1または2記載の方法。
  4. 4.投与量が1日当たり約1mgから約60mgである、請求項3記載の方法。
  5. 5.投与量が1日当たり約2mgから約50mgである、請求項4記載の方法。
  6. 6.投与量が1日当たり約5mgから約45mgである、請求項5記載の方法。
  7. 7.(+)シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩の量がシブトラミンの 全量の約90重量%以上である、請求項3記載の方法。
  8. 8.実質的に(−)立体異性体を含まない(+)シブトラミンまたはその薬剤的 に受容できる塩が薬剤的に受容できる担体とともに投与される、請求項3記載の 方法。
  9. 9.(+)シブトラミンが塩酸塩として投与される、請求項3記載の方法。
  10. 10.うつ病を軽減するのに十分な量の実質的に(−)立体異性体を含まない( +)シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩を含む、ヒトのうつ病を治療 するための組成物。
  11. 11.上記(+)シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩の量が、うつ病 を治療するのには十分であるが、ラセミ体シブトラミンの投与と関連する副作用 を起こすには不十分である、請求項10記載のヒトのうつ病を治療するための組 成物。
  12. 12.投与量が約1mgから約60mgである、請求項10または11記載の組 成物。
  13. 13.(+)シブトラミンが塩酸塩の形である、請求項10または11記載の組 成物。
  14. 14.組成物が経口投与に適している、請求項12記載の組成物。
  15. 15.静脈内送達に適している、請求項12記載の組成物。
  16. 16.経皮パッチの使用に適している、請求項12記載の組成物。
  17. 17.実質的に(−)立体異性体を含まない(+)シブトラミンまたはその薬剤 的に受容できる塩、および薬剤的に受容できる担体を含む、請求項12記載の組 成物。
  18. 18.体重軽減を必要とするヒトに、肥満または体重増加を軽減するのに十分な 量の実質的に(−)立体異性体を含まない(+)シブトラミンまたはその薬剤的 に受容できる塩を投与することからなる、ヒトの肥満または体重増加を治療する 方法。
  19. 19.上記量が、肥満または体重増加を軽減するのには十分であるが、ラセミ体 シブトラミンの投与と関連する副作用を起こすには不十分である、請求項18記 載のヒトの肥満または体重増加を治療する方法。
  20. 20.(+)シブトラミンが静脈内注入、経皮送達、あるいは錠剤またはカプセ ル剤として経口で投与される、請求項18または19記載の方法。
  21. 21.投与量が1日当たり約1mgから約60mgである、請求項20記載の方 法。
  22. 22.投与量が1日当たり約2mgから約50mgである、請求項21記載の方 法。
  23. 23.投与量が1日当たり約5mgから約45mgである、請求項22記載の方 法。
  24. 24.(+)シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩の量がシブトラミン の全量の約90重量%以上である、請求項23記載の方法。
  25. 25.実質的に(−)立体異性体を含まない(+)シブトラミンまたはその薬剤 的に受容できる塩が薬剤的に受容できる担体とともに投与される、請求項20記 載の方法。
  26. 26.(+)シブトラミンが塩酸塩として投与される、請求項18または19記 載の方法。
  27. 27.肥満または体重増加を軽蔵するのに十分な量の実質的に(−)立体異性体 を含まない(+)シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩を含む、ヒトの 肥満または体重増加を治療するための組成物。
  28. 28.上記量が、肥満または体重増加を軽減するのには十分であるが、ラセミ体 シブトラミンの投与と関連する副作用を起こすには不十分である、請求項27記 載のヒトの体重障害を治療するための組成物。
  29. 29.投与量が約1mgから約60mgである、請求項27または28記載の組 成物。
  30. 30.(+)シブトラミンが塩酸塩の形である、請求項27または28記載の組 成物。
  31. 31.組成物が経口投与に適している、請求項29記載の組成物。
  32. 32.静脈内送達に適している、請求項29記載の組成物。
  33. 33.経皮パッチの使用に適している、請求項29記載の組成物。
  34. 34.実質的に(−)立体異性体を含まない(+)シブトラミンまたはその薬剤 的に受容できる塩、および薬剤的に受容できる担体を含む、請求項29記載の組 成物。
  35. 35.このような治療を必要とするヒトに、このような障害を軽減するのに十分 な量の実質的に(−)立体異性体を含まない(+)シブトラミンまたはその薬剤 的に受容できる塩を投与することからなる、ヒトのニューロン性モノアミン再取 り込み阻害によって改善される障害を治療する方法。
  36. 36.上記量が、このような障害を軽減するのには十分であるが、ラセミ体シブ トラミンの投与と関連する副作用を起こすには不十分である、請求項35記載の ヒトのニューロン性モノアミン再取り込み阻害によって改善される障害を治療す る方法。
  37. 37.モノアミンがドーパミンである、請求項35または36記載のヒトのニュ ーロン性モノアミン再取り込み阻害によって改善される障害を治療する方法。
  38. 38.障害がパーキンソン病である、請求項35または36記載のヒトのニュー ロン性モノアミン再取り込み阻害によって改善される障害を治療する方法。
  39. 39.(+)シブトラミンが静脈内注入、経皮送達、あるいは錠剤またはカプセ ル剤として経口で投与される、請求項35または36記載の方法。
  40. 40.投与量が1日当たり約1mgから約60mgである、請求項39記載の方 法。
  41. 41.投与量が1日当たり約2mgから約50mgである、請求項40記載の方 法。
  42. 42.投与量が1日当たり約5mgから約45mgである、請求項41記載の方 法。
  43. 43.(+)シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩の量がシブトラミン の全量の約90重量%以上である、請求項39記載の方法。
  44. 44.実質的に(−)立体異性体を含まない(+)シブトラミンまたはその薬剤 的に受容できる塩が薬剤的に受容できる担体とともに投与される、請求項39記 載の方法。
  45. 45.(+)シブトラミンが塩酸塩として投与される、請求項39記載の方法。
  46. 46.このような障害を軽減するのに十分な量の実質的に(−)立体異性体を含 まない(+)シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩を含む、ヒトのニュ ーロン性モノアミン再取り込み阻害によって改善される障害を治療するための組 成物。
  47. 47.上記(+)シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩の量が、このよ うな障害を治療するのには十分であるが、ラセミ体シブトラミンの投与と関連す る副作用を起こすには不十分である、請求項46記載のヒトのニューロン性モノ アミン再取り込み阻害によって改善される障害を治療するための組成物。
  48. 48.投与量が約1mgから約60mgである、請求項46または47記載の組 成物。
  49. 49.(+)シブトラミンが塩酸塩の形である、請求項46または47記載の組 成物。
  50. 50.組成物が経口投与に適している、請求項48記載の組成物。
  51. 51.静脈内送達に適している、請求項48記載の組成物。
  52. 52.経皮パッチの使用に適している、請求項48記載の組成物。
  53. 53.実質的に(−)立体異性体を含まない(+)シブトラミンまたはその薬剤 的に受容できる塩、および薬剤的に受容できる担体を含む、請求項48記載の組 成物。
  54. 54.ヒトに、脳機能障害を軽減するのに十分な量の実質的に(−)立体異性体 を含まない(+)シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩を投与すること からなる、ヒトの脳機能障害を治療する方法。
  55. 55.上記(+)シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩の量が、脳機能 障害を軽減するのには十分であるが、ラセミ体シブトラミンの投与と関連する副 作用を起こすには不十分である、請求項54記載のヒトの脳機能障害を治療する 方法。
  56. 56.障害が脳血管性疾患によって引き起こされる、請求項54または55記載 のヒトの脳機能障害を治療する方法。
  57. 57.脳機能障害が老年性痴呆、アルツハイマー型痴呆、記憶喪失、および記憶 消失/健忘症からなる群から選択される、請求項54または55記載のヒトの脳 機能障害を治療する方法。
  58. 58.脳血管性疾患が脳梗塞、脳出血、脳前方硬化症、脳静脈血栓症、および頭 部損傷からなる群から選択される、請求項56記載のヒトの脳機能障害を治療す る方法。
  59. 59.(+)シブトラミンが静脈内注入、経皮送達、あるいは錠剤またはカプセ ル剤として経口で投与される、請求項54または55記載の方法。
  60. 60.投与量が1日当たり約1mgから約60mgである、請求項59記載の方 法。
  61. 61.投与量が1日当たり約2mgから約50mgである、請求項60記載の方 法。
  62. 62.投与量が1日当たり約5mgから約45mgである、請求項61記載の方 法。
  63. 63.(+)シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩の量がシブトラミン の全量の約90重量%以上である、請求項59記載の方法。
  64. 64.実質的に(−)立体異性体を含まない(+)シブトラミンまたはその薬剤 的に受容できる塩が薬剤的に受容できる担体とともに投与される、請求項59記 載の方法。
  65. 65.(+)シブトラミンが塩酸塩として投与される、請求項59記載の方法。
  66. 66.脳機能障害を軽減するのに十分な量の実質的に(−)立体異性体を含まな い(+)シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩を含む、脳機能障害を治 療するための組成物。
  67. 67.上記(+)シブトラミンまたはその薬剤的に受容できる塩の量が、脳機能 障害を治療するのには十分であるが、ラセミ体シブトラミンの投与と関連する副 作用を起こすには不十分である、請求項66記載の脳機能障害を治療するための 組成物。
  68. 68.投与量が約1mgから約60mgである、請求項66または67記載の組 成物。
  69. 69.(+)シブトラミンが塩酸塩の形である、請求項66または67記載の組 成物。
  70. 70.組成物が経口投与に適している、請求項68記載の組成物。
  71. 71.静脈内送達に適している、請求項68記載の組成物。
  72. 72.経皮パッチの使用に適している、請求項68記載の組成物。
  73. 73.実質的に(−)立体異性体を含まない(+)シブトラミンまたはその薬剤 的に受容できる塩、および薬剤的に受容できる担体を含む、請求項68記載の組 成物。
JP6502537A 1992-06-23 1993-06-22 光学的に純粋な(+)シブトラミンを用いるうつ病およびその他の障害を治療する方法ならびに組成物 Pending JPH07508281A (ja)

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