JPH0750932Y2 - スピニングリールの制動装置 - Google Patents

スピニングリールの制動装置

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JPH0750932Y2
JPH0750932Y2 JP1987179517U JP17951787U JPH0750932Y2 JP H0750932 Y2 JPH0750932 Y2 JP H0750932Y2 JP 1987179517 U JP1987179517 U JP 1987179517U JP 17951787 U JP17951787 U JP 17951787U JP H0750932 Y2 JPH0750932 Y2 JP H0750932Y2
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braking
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cam
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憲二 丸山
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Ryobi Ltd
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、魚釣用スピニングリールの制動装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、スピニングリールにおいて、ブレーキレバーでロ
ーター制動と逆転防止爪掛け外しを行うものとしては実
開昭60−5369号及び実開昭60−67075号公報に開示され
ているものが知られている。
又、実公昭61−3325号公報には、レバーの操作部を引き
上げ操作することによって、摘手の操作をしなくても爪
車から係止爪を離脱させ再度爪車と係止爪との係合を行
うために摘手を操作する構成とした技術が開示されてい
る。
又、実開昭58−135269号公報には、捜査具を引き上げ、
押し下げ操作することによって、制動体の制動部材が揺
動体を介してスプール軸と平行に摺動させる技術が開示
されている。これにより、回転枠に設けられた制動面に
該制動部材が押圧され、回転枠にブレーキを掛けること
ができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、実開昭60−5369号公報開示のスピニング
リールにおいては、ブレーキレバーの牽引を放すと、直
ちに逆転防止爪がラチェットに係合してローターの逆転
を防止する。したがって、ブレーキレバーを放したとき
にローターをフリー状態に維持できず、繊細な仕掛けの
釣りで要求されるローターをフリーに近い状態にして釣
糸を放出する操作には極めて不便であり、又誤操作で釣
糸切れを起こす恐れがある問題点がある。
又、実開昭60−67075号公報開示のスピニングリールに
おいては、ブレーキレバーを放したときに逆転防止爪が
ONにならないよう(ラチェットと係合しないよう)ブレ
ーキレバーを規制する別個のストッパーを設けている。
上記逆転防止爪がONにならないようにするには、ブレー
キレバーを放す前に、このストッパーを操作する必要が
ある。したがって、操作が煩雑で、魚の引きに対して臨
機応変に対応できない問題点がある。
又、実公昭61−3325号公報開示のスピニングリールにお
いては、操作杆のピンを他端で押圧回転する。したがっ
て摩擦による力率の低下があり操作が重くなる。さら
に、爪車と係止爪との離脱と同時にローターに制動力が
与えられない。また制動部材収納部に鳴き爪等大型の部
品が必要となり、制動部材やブレーキシュー制動軸を収
納するために大型のリール本体としなければならないと
いう問題点がある。
又、実開昭58−135269号公報開示のスピニングリールに
おいては、操作具の引き上げ押し下げ操作と連動連結さ
れた揺動体を介して、制動体を回転枠の制動面に押圧し
回転枠に制動力を掛ける。したがって、伝導機構を構成
する部品即ちアウターワイヤー、インナーワイヤー、揺
動体、制動体及びバネ等が必要となるとともに、押圧力
の伝達効率が悪く制動力を充分与えることができない。
さらに、本体の構造が複雑になり、組立に熟練を要する
とともに、制動力を掛ける瞬間に逆転止め機構は解除さ
れないので、不用意に制動力を減ずると逆転止めが作用
し釣糸が切れるという問題点がある。
本考案は、前記従来技術の問題点を解決しようとしたも
ので、リール本体を大きくすることなく、かつ簡単な構
造で、所望のローターの回転を簡易に制御できるととも
に、ブレーキ力の伝達効率の向上を図ることができるス
ピニングリールの制動装置を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決する為の手段〕
本考案に係るスピニングリールの制動装置においては、 A)リール脚部を有するリール本体、 B)前記リール本体に回転自在に取付けられた管軸、 C)内壁部を有し、前記管軸に固定されたローター、 D)前記管軸に固定されたラチェット、 E)前記リール本体内に設けられ、前記ラチェットと係
合する係合状態および前記ラチェットと係合しない解除
状態に切換可能な逆転止め爪、 F)前記リール脚部に回転自在に軸支されたブレーキレ
バーであって、前記リール本体とは逆側の一端に設けら
れた操作部が引上げ操作されると、前記リール本体側の
他端に設けられた作動部が、前記リール本体とは逆側に
移動するよう回転するとともに、前記作動部が前記リー
ル本体側に移動すると前記操作部が前記引上げ方向とは
逆方向に移動するよう回転するブレーキレバー、 G)前記リール本体内に前記管軸と平行に設けられ、か
つ前記管軸に対して平行移動可能に設けられたアンチカ
ム軸、 H)前記アンチカム軸に設けられたアンチカム軸係合部
であって、前記作動部が前記リール本体側とは逆側に移
動すると前記作動部によって押圧され、前記アンチカム
軸を前記リール本体とは逆側に移動させるアンチカム軸
係合部、 I)前記アンチカム軸が前記リール本体側に移動した第
1の状態、または前記リール本体側とは逆側に移動した
第2の状態に、前記アンチカム軸を切換保持するアンチ
レバー、 J)前記アンチカム軸に設けられ、前記アンチカム軸が
前記第2の状態となると、前記逆転止め爪を前記係合状
態から前記解除状態に切換えるアンチカム、 K)前記リール本体内に前記管軸と平行に設けられ、か
つ前記管軸に対して平行移動可能に設けられた制動軸で
あって、前記リール本体側とは逆側に移動すると、制動
部材を介して前記ローターの前記内壁部に制動力を与え
る制動軸、 L)前記制動軸に設けられた制動軸係合部であって、前
記作動部が前記リール本体側とは逆側に移動すると前記
作動部によって押圧され、前記制動軸を前記リール本体
側とは逆側に移動させる制動軸係合部、 M)前記制動軸係合部が前記作動部と係合するように、
前記制動軸を前記リール本体側方向に付勢する制動軸付
勢部材、 を備えたことを特徴とする。
〔作用〕
本考案に係るスピニングリールの制動装置においては、
前記アンチカム軸が第1の状態にある場合には、前記操
作部が引き上げ操作されると、前記作動部は前記リール
本体側とは逆側に移動する。前記アンチカム軸係合部は
前記作動部によって押圧され、前記アンチカム軸を前記
リール本体とは逆側に移動させた前記第2の状態とな
る。前記アンチカム軸が前記第2の状態となることによ
り、前記アンチカムは、前記逆転止め爪を前記係合状態
から前記解除状態に切換える。これにより、前記ラチェ
ットと前記逆転止め爪との係合が解除される。
一方、前記操作部が引き上げ操作されると、前記作動部
は、前記制動軸係合部を押圧し、前記制動軸付勢部材に
抗して、前記制動軸を前記リール本体とは逆側に移動さ
せる。これにより、前記制動体を介して前記ローターの
前記内壁部に制動力が与えられる。
前記制動軸付勢部材は、前記制動軸係合部が前記作動部
と係合するように、前記制動軸を前記リール本体側方向
に付勢する。したがって、前記操作部の引き上げ操作が
解除されると、前記制動軸は、前記制動軸付勢部材によ
って前記リール本体側方向に移動する。また、前記ブレ
ーキレバーの作動部は、前記制動軸係合部と係合して前
記制動軸とともに前記リール本体側方向に移動する。前
記ブレーキレバーは、前記作動部が前記リール本体側に
移動すると前記操作部が前記引上げ方向とは逆方向に移
動するよう回転して、元の状態に戻る。
一方、前記アンチカム軸は、前記アンチレバーによって
前記第2の状態で保持される。このようにして、前記制
動軸のみ後退復帰する。すなわち、前記ブレーキレバー
を操作するだけで、前記ラチェットと前記逆転止め爪と
の係合が解除され、かつ、前記ブレーキレバーの操作量
を調整すれば、前記制動力を制御できる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。第1図
に示すように、リール本体1の前端部に、軸支2を介し
て回転自在に支承した管軸3に、ローター4と逆転防止
用のラチェット5が夫々固定されている。管軸3の後端
に設けたピニオン6は、リール本体1に回転自在に支承
したハンドル軸7のメインギャー8と噛合されている。
ハンドル軸7と上記ローター4及びラチェット5は連動
する。
第4図、第5図に示す様に、リール本体1から上記ロー
ター4内へ延出した前記フランジ9には、上記ラチェッ
ト5と係脱自在な逆転止め爪10が段ビス等の軸11で回転
自在に軸支させてある。すなわち、逆転止め爪10は、ラ
チェット5と係合する係合状態およびラチェット5と係
合しない解除状態に切換可能に構成される。また、逆転
止め爪10は、一端を上記前部フランジ9に掛止し、他端
を逆転止め爪10に掛止して介在したバネ12により、上記
ラチェット5と係合する方向に付勢して軸支される。
第6図に示す様に、制動体13は、その一端のブレーキシ
ュー13aを上記ローター4の内周壁4aに押圧することに
より、ローター4にブレーキをかけるよう軸14で回転自
在に軸支されている。また、一端を上記前部フランジ9
に掛止し、他端を制動体13の他端に掛止して張設したバ
ネ15によって、制動体13は、ブレーキシュー13aが上記
内周壁4aから離間する方向へ付勢されて軸支されてい
る。
第1図に示す様に、上記リール本体1の前壁1aとボス部
1bに夫々貫通して、アンチカム軸16および制動軸17が設
けられている。アンチカム軸16は前後方向へ摺動自在
に、かつ上記管軸3と平行に設けられている。また、ア
ンチカム軸16の先端前方には上記逆転止め爪10が設けら
れている(第4図、第5図参照)。制動軸17は、前後方
向へ摺動自在に、かつ上記管軸3と平行に設けられてい
る。制動軸17の先端前方には上記制動体13が設けられて
いる(第6図参照)。
第1図に示す様に、上記アンチカム軸16の略中央部に
は、係合部である作動板16aが設けられている。アンチ
カム軸16の先端には、アンチカム16bが形成されてい
る。該アンチカム軸16がローター側方向(リール本体側
とは逆方向)へ摺動することによって、上記アンチカム
16bは、上記逆転止め爪10の作動片10aと当接する。これ
により、該逆転止め爪10はOFF方向(ラチェットから解
除される方向)へバネ力に抗して回転する(第4図点線
で示す状態参照)。
また、第3図に示すように上記制動軸17の略中央部には
制動軸係合部である作動板17aが設けられている。制動
軸17を前方(リール本体とは逆側)へ摺動することによ
り、第6図に示すように、その先端17bは上記制動体13
の他端を押圧する。これにより、ブレーキシュー13aは
ローター内周壁4aに押し付けられ、当該制動体13は、ブ
レーキをかける方向へバネ力に抗して回転する。また、
制動軸17には、第3図に示すように、この制動軸17を後
退復帰させる為に、制動軸付勢部材である復帰バネ18が
設けられている。
第1図に示すように、上記リール本体1には、リール脚
19の前部下位に操作部20aを有するブレーキレバー20
が、軸ネジ21で上下方向に回動自在に軸支される。上記
ブレーキレバー20の下端には、作動部20bが下曲形成さ
れている。作動部20bは、上記アンチカム軸16の作動板1
6aの後部に係合されるとともに、第3図に示すように、
制動軸17の作動板17aの後部に係合される。上記ブレー
キレバー20を引き上げ操作し、操作部20aを第1図に二
点破線で示した如く回転することで、上記アンチカム軸
16及び制動軸17はバネ18の弾撥力に抗して夫々前方へ移
動する。
リール本体1には、アンチレバー22を軸ネジ23で切換え
(回動)可能に軸支してある。アンチレバー22には、軸
ネジ23で連結カム24の一端が固定されている。この連結
カム24の他端には長孔24aが穿設されている。アンチカ
ム軸16の後部には連結ピン25が突出して設けられてい
る。連結ピン25を長孔24aに係嵌することにより、該連
結カム24と上記アンチカム軸16とが連動連結される。
また連結カム24には、同カムに一端を、リール本体1の
適所に他端を夫々掛止してデットポイントバネ26が介在
させてある。したがって、連結カム24と一体に連結した
アンチレバー22は、第1図にa.bで示すON.OFF両位置へ
振り分け付勢される。即ち、アンチレバー22は、デット
ポイントバネ26のデットポイントからON(aの位置)ま
たはOFF(bの位置)いずれかの方向へバネ力で付勢さ
れる。
尚、第1図に示すように、スプール軸27は先端にスプー
ル28が固定されており、かつ、管軸3に挿通されてい
る。ハンドル軸7の回転によって、図示しないオシレー
ティング機構を介して、スプール28は前後方向へ往復摺
動する。第2図に示すようにハンドル29はハンドル軸7
に固定されている。
次に本案制動装置の作動につき説明する。通常は、復帰
バネ18のバネ付勢により制動軸17は後退し、第3図の実
線で示した位置に保持されている。この状態では、バネ
15によって、制動体13についてはブレーキシュー13aが
ローター内周壁4aから離間した位置に保持されている。
一方、アンチカム軸16は、アンチレバー22が第1図中実
線で示した位置(aの位置)にあるときは、後退位置に
あるので、逆転止め爪10はラチェット5に噛み合ったON
状態にあり(aの位置)、ローター4の逆転は阻止され
ている。本実施例においては、前記後退位置にある状態
(リール本体側に移動した状態)が第1の状態に該当す
る。
すなわち、この状態では、制動軸17に介在した復帰バネ
18によりブレーキレバー20は第3図の実線で示した位置
に保持されている。一方、第1図に示すように、復帰バ
ネ18のバネ力は、上記アンチカム軸16には付勢されてい
ないので、上記制動軸17及びブレーキレバー20に関係な
く、アンチレバー22のON,OFFを切換えることができる。
上記アンチレバー22をON(aの位置)状態で、操作部20
aを引き上げ、ブレーキレバー20を第1図に示すよう
に、実線位置から二点破線で示した位置に回動させる。
これにより、作動部20bは作動板16a,17aを押圧するの
で、アンチカム軸16および制動軸17は、バネ力に抗して
前方へ押圧移動され、図中二点破線で示した位置となる
(第1図、第3図参照)。この時、第1図に示すよう
に、アンチレバー22はデットポイントバネ26のデットポ
イントを越えてON(aの位置)からOFF(bの位置)に
切換えられる。
アンチカム軸16の前進により、アンチカム16bで逆転止
め爪10の一端10aが第4図において下方へ押し下げられ
る。これにより逆転止め爪10がバネ力に抗して回転し、
逆転止め爪10はラチェット5から解除され、ローター4
は正.逆転可能なフリーの状態となる。なお、本実施例
においては、アンチカム軸16が前記先進位置にある状態
(フリー本体側とは逆側に移動した状態)が第2の状態
に該当する。
すなわち、本実施例においては、操作部20aが引き上げ
操作されると、アンチカム軸16が前記第1の状態にある
場合には、作動部20bは、アンチカム軸係合部である作
動板16aを押圧し、アンチカム軸16を前記第1の状態か
ら前記第2の状態に移動させる。
これと同時に、制動体13は制動軸17の先端でバネ力に抗
して押圧回動される。これによりブレーキシュー13aが
ローター4の内周壁4aに押し付けられ、ローター4にブ
レーキをかける。ブレーキ力は、ブレーキレバー20の引
き上げ力に比例する。なお、本実施例においては、制動
体13およびブレーキシュー13aが制動部材を構成する。
すなわち、本実施例においては、作動板17aは、作動部2
0bがリール本体側とは逆側に移動すると、この作動部20
bによって押圧され、制動軸17を前記リール本体側とは
逆側に移動させる。
次いで、ブレーキレバー20を放すと、復帰バネ18によっ
て制動軸17は後退される。したがって、ブレーキレバー
20も図示の実線で示した位置まで反転復帰すると共に、
制動体13はバネ15で反転復帰し、ローター4にブレーキ
をかけなくなる。
一方、アンチカム軸16は、連結カム24に介在したデット
ポイントバネ26によって、後退復帰することなく、前進
した位置に保持される。したがって、逆転止め爪10はON
に切り換えられることなくOFF状態に保持され、ロータ
ー4をフリー状態に維持される。このように本実施例に
おいては、アンチレバー22は、連結カム24に介在したデ
ットポイントバネ26によって、前記アンチカム軸16を前
記第1の状態または前記第2の状態に切換保持する。
逆転止め爪10をONに切り換えるには、アンチレバー22を
第1図のb位置からa位置に切り換え操作する。これに
より、逆転止め爪10はバネ力でラチェット5と噛み合
い、ONに切り換えられる。
本考案に係るスピニングリールの制動装置においては、
制動軸17およびアンチカム軸16にそれぞれ作動板17a,16
aを固着させ、この2軸をリール本体1の内部に平行に
設けている。また、それぞれの作動板17a,16aにブレー
キレバー20の作動部20bを係合させ、ブレーキレバー20
の操作部20aを引き上げ操作と連動して、この作動部20b
が移動する。この移動につれて前記2軸は同一方向に移
動する。すなわち、前記2軸はスプール軸27と平行に移
動できる。これにより、リール本体1の大きさおよび厚
みを大きくすることなく、これらの機構を収納できる。
すなわち、小型軽量化を図ることができる。
また、制動軸17およびアンチカム軸16の直線運動によっ
て、ブレーキレバー20の操作が伝達されるので、効率よ
く軽快な操作が可能となる。
また、アンチカム軸16によって逆転防止装置が解除され
るとともに、ブレーキレバー20の操作だけで制動軸17が
移動し、これによりローター4の制動操作を制御でき
る。したがって、魚の引きに対して臨機応変に対応でき
る。
さらに、ブレーキレバー20の引き上げ力を解除しても、
逆転止め機構は解除されたままであるので、不用意にロ
ーターが逆転しても、スプール28から釣糸が繰り出さ
れ、釣糸の切断が防止できる。
〔考案の効果〕
本考案に係るスピニングリールの制動装置においては、
前記アンチカム軸が第1の状態にある場合には、前記操
作部が引き上げ操作されると、前記作動部は前記リール
本体側とは逆側に移動する。前記アンチカム軸係合部は
前記作動部によって押圧され、前記アンチカム軸を前記
リール本体とは逆側に移動させた前記第2の状態とな
る。前記アンチカム軸が前記第2の状態となることによ
り、前記アンチカムは、前記逆転止め爪を前記係合状態
から前記解除状態に切換える。これにより、前記ラチェ
ットと前記逆転止め爪との係合が解除される。
一方、前記操作部が引き上げ操作されると、前記作動部
は、前記制動軸係合部を押圧し、前記制動軸付勢部材に
抗して、前記制動軸を前記リール本体とは逆側に移動さ
せる。これにより、前記制動体を介して前記ローターの
前記内壁部に制動力が与えられる。
前記制動軸付勢部材は、前記制動軸係合部が前記作動部
と係合するように、前記制動軸を前記リール本体側方向
に付勢する。したがって、前記操作部の引き上げ操作が
解除されると、前記制動軸は、前記制動軸付勢部材によ
って前記リール本体側方向に移動する。また、前記ブレ
ーキレバーの作動部は、前記制動軸係合部と係合して前
記制動軸とともに前記リール本体側方向に移動する。前
記ブレーキレバーは、前記作動部が前記リール本体側に
移動すると前記操作部が前記引上げ方向とは逆方向に移
動するよう回転して、元の状態に戻る。
一方、前記アンチカム軸は、前記アンチレバーによって
前記第2の状態で保持される。このようにして、前記制
動軸のみ後退復帰する。すなわち、前記ブレーキレバー
を操作するだけで、前記ラチェットと前記逆転止め爪と
の係合が解除され、かつ、前記ブレーキレバーの操作量
を調整すれば、前記制動力を制御できる。
このように、前記アンチカム軸および前記制動軸を平行
に設けることにより、前記リール本体の大きさおよび厚
みを大きくすることなく、これらの機構を収納できる。
すなわち、リール本体を大きくすることなく、かつ簡単
な構造で、所望のローターの回転を簡易に制御できるス
ピニングリールの制動装置を提供することができる。
また、前記制動軸および前記アンチカム軸は直線運動に
よって前記ブレーキレバーの操作を伝達するので、効率
よく軽快な操作が可能となる。すなわち、リール本体を
大きくすることなく、かつ簡単な構造で、ブレーキ力の
伝達効率の向上を図ることができるスピニングリールの
制動装置を提供することができる。
また、前記ブレーキレバーを操作すると、前記アンチカ
ム軸によって逆転防止機構が解除状態で保持されるとと
もに、前記制動軸が移動し、前記ローターの制動操作を
制御できる。したがって、魚の引きに対して臨機応変に
対応できるスピニングリールの制動装置を提供すること
ができる。
さらに、前記ブレーキレバーの引き上げ力を解除して
も、前記逆転止め機構は解除されたままであるので、不
用意に前記ローターが逆転しても、釣糸の切断が防止で
きるスピニングリールの制動装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスピニングリールの制動装置の実
施例を一部断面して示す側面図、第2図は第1図におい
て一部断面して示す右側面図、第3図は第2図における
III−III線矢視断面図、第4図は第1図における本体フ
ランジ部の逆転止め爪等の配置図、第5図は第1図にお
ける本体フランジ部の逆転止め爪及び制動体の配置図、
第6図は第5図におけるIV−IV線矢視断面図である。 1……リール本体 3……管軸 4……ローター 4a……内周壁 5……ラチェット 10……逆転止め爪 13……制動体 13a……ブレーキシュー 16……アンチカム軸 16b……アンチカム 17……制動軸 16a……作動板 17a……作動板 19……リール脚 20……ブレーキレバー 20a……操作部 20b……作動部 22……アンチレバー 24……連結カム 26……デットポイントバネ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】A)リール脚部を有するリール本体、 B)前記リール本体に回転自在に取付けられた管軸、 C)内壁部を有し、前記管軸に固定されたローター、 D)前記管軸に固定されたラチェット、 E)前記リール本体内に設けられ、前記ラチェットと係
    合する係合状態および前記ラチェットと係合しない解除
    状態に切換可能な逆転止め爪、 F)前記リール脚部に回転自在に軸支されたブレーキレ
    バーであって、前記リール本体とは逆側の一端に設けら
    れた操作部が引上げ操作されると、前記リール本体側の
    他端に設けられた作動部が、前記リール本体とは逆側に
    移動するよう回転するとともに、前記作動部が前記リー
    ル本体側に移動すると前記操作部が前記引上げ方向とは
    逆方向に移動するよう回転するブレーキレバー、 G)前記リール本体内に前記管軸と平行に設けられ、か
    つ前記管軸に対して平行移動可能に設けられたアンチカ
    ム軸、 H)前記アンチカム軸に設けられたアンチカム軸係合部
    であって、前記作動部が前記リール本体側とは逆側に移
    動すると前記作動部によって押圧され、前記アンチカム
    軸を前記リール本体とは逆側に移動させるアンチカム軸
    係合部、 I)前記アンチカム軸が前記リール本体側に移動した第
    1の状態、または前記リール本体側とは逆側に移動した
    第2の状態に、前記アンチカム軸を切換保持するアンチ
    レバー、 J)前記アンチカム軸に設けられ、前記アンチカム軸が
    前記第2の状態となると、前記逆転止め爪を前記係合状
    態から前記解除状態に切換えるアンチカム、 K)前記リール本体内に前記管軸と平行に設けられ、か
    つ前記管軸に対して平行移動可能に設けられた制動軸で
    あって、前記リール本体側とは逆側に移動すると、制動
    部材を介して前記ローターの前記内壁部に制動力を与え
    る制動軸、 L)前記制動軸に設けられた制動軸係合部であって、前
    記作動部が前記リール本体側とは逆側に移動すると前記
    作動部によって押圧され、前記制動軸を前記リール本体
    側とは逆側に移動させる制動軸係合部、 M)前記制動軸係合部が前記作動部と係合するように、
    前記制動軸を前記リール本体側方向に付勢する制動軸付
    勢部材、 を備えたことを特徴とするスピニングリールの制動装
    置。
  2. 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項記載のスピ
    ニングリールの制動装置において、 前記アンチカム軸係合部は前記アンチカム軸に固定され
    た作動板であって、前記作動部より前記リール本体側と
    は逆側に設けられており、 前記制動軸係合部は前記制動軸に固定された作動板であ
    って、前記作動部より前記リール本体側とは逆側に設け
    られていること、 を特徴とするスピニングリールの制動装置。
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