JPH0751000A - 養殖魚用飼料添加剤 - Google Patents
養殖魚用飼料添加剤Info
- Publication number
- JPH0751000A JPH0751000A JP5222274A JP22227493A JPH0751000A JP H0751000 A JPH0751000 A JP H0751000A JP 5222274 A JP5222274 A JP 5222274A JP 22227493 A JP22227493 A JP 22227493A JP H0751000 A JPH0751000 A JP H0751000A
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- JP
- Japan
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- fish
- polysaccharide
- glucan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、養殖時において安全性が高く、体
重の増加を著しく促進させ、又生存率も顕著に増加させ
る養殖魚用飼料添加剤を提供する。 【構成】 オーレオバシディウム属に属する微生物によ
り生産されるβ−1,3−グルカンを主鎖とする多糖か
らなる養殖魚用飼料添加剤。
重の増加を著しく促進させ、又生存率も顕著に増加させ
る養殖魚用飼料添加剤を提供する。 【構成】 オーレオバシディウム属に属する微生物によ
り生産されるβ−1,3−グルカンを主鎖とする多糖か
らなる養殖魚用飼料添加剤。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安価で安全性が高く、
養殖時における養殖魚の体重の増加及び生存率の増加に
効果を有する養殖魚用飼料添加剤に関する。
養殖時における養殖魚の体重の増加及び生存率の増加に
効果を有する養殖魚用飼料添加剤に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、養殖漁業が盛んになるにつれ養殖
場水域、養殖場海域等の飼育環境の悪化、即ち養殖池や
イケスでの高密度養殖及び短期育成に起因する養殖場の
汚染の進行、又は海洋汚染といった外的要因による魚病
の発生、不健康魚の発生といった魚類の正常な発育を阻
害する現象が表面化してきている。又、魚類を養殖する
場合において同一魚類を同一環境下で飼育しても、遺伝
的に魚体重に著しい個体差が生じ、これにより摂餌能
力、競争力にも差が生じ小さな個体はますます成育を抑
えられ、延いては生存率の減少につながる。これらに対
して以前より、健康魚体の維持や魚病発生の予防、更に
は魚体の成長促進等を目的として、一般に餌とは別に抗
生物質や化学合成薬品、成長ホルモン及びその他添加物
を多量に投与したり、餌とこれら薬剤を混合したものを
用いたり、あるいは投餌量を調整したりしてきた。
場水域、養殖場海域等の飼育環境の悪化、即ち養殖池や
イケスでの高密度養殖及び短期育成に起因する養殖場の
汚染の進行、又は海洋汚染といった外的要因による魚病
の発生、不健康魚の発生といった魚類の正常な発育を阻
害する現象が表面化してきている。又、魚類を養殖する
場合において同一魚類を同一環境下で飼育しても、遺伝
的に魚体重に著しい個体差が生じ、これにより摂餌能
力、競争力にも差が生じ小さな個体はますます成育を抑
えられ、延いては生存率の減少につながる。これらに対
して以前より、健康魚体の維持や魚病発生の予防、更に
は魚体の成長促進等を目的として、一般に餌とは別に抗
生物質や化学合成薬品、成長ホルモン及びその他添加物
を多量に投与したり、餌とこれら薬剤を混合したものを
用いたり、あるいは投餌量を調整したりしてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の抗生物質、化学合成薬品、成長ホルモン及びそ
の他添加物を魚体に投与したり、餌とこれら薬剤を混合
したものを用いたり、あるいは投餌量を調整したりする
方法は経済面でコスト高となったり、更にはこれら薬剤
の投与を受けた養殖魚の体内に蓄積した薬剤物質の影響
を考慮すると、これら養殖魚を食する人間にとって食物
・食糧としての安全性に問題が残り、又これら薬剤の多
用による耐性菌の出現も問題視されるようになってきて
いる。そこで、安価でかつ安全に養殖魚の成長を著しく
促進させる飼料添加剤の出現が望まれている。
た従来の抗生物質、化学合成薬品、成長ホルモン及びそ
の他添加物を魚体に投与したり、餌とこれら薬剤を混合
したものを用いたり、あるいは投餌量を調整したりする
方法は経済面でコスト高となったり、更にはこれら薬剤
の投与を受けた養殖魚の体内に蓄積した薬剤物質の影響
を考慮すると、これら養殖魚を食する人間にとって食物
・食糧としての安全性に問題が残り、又これら薬剤の多
用による耐性菌の出現も問題視されるようになってきて
いる。そこで、安価でかつ安全に養殖魚の成長を著しく
促進させる飼料添加剤の出現が望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかるに本発明者等はか
かる課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、オーレオ
バシディウム(Aureobasidium)属に属す
る微生物により生産されるβ−1,3−グルカンを主鎖
とする多糖を養殖魚用飼料添加剤として魚体に投与する
ことで、安全性が高く、養殖時における魚体の体重が著
しく増加し、又生存率の増加にも効果を有する等の目的
に合致することを見出し、本発明を完成した。以下、本
発明について具体的に説明する。
かる課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、オーレオ
バシディウム(Aureobasidium)属に属す
る微生物により生産されるβ−1,3−グルカンを主鎖
とする多糖を養殖魚用飼料添加剤として魚体に投与する
ことで、安全性が高く、養殖時における魚体の体重が著
しく増加し、又生存率の増加にも効果を有する等の目的
に合致することを見出し、本発明を完成した。以下、本
発明について具体的に説明する。
【0005】本発明で使用される養殖魚用飼料添加剤と
は、オーレオバシディウム属に属する微生物により生産
されるβ−1,3−グルカンを主鎖とする多糖からなる
養殖魚用飼料添加剤である。上記における多糖を生産す
るオーレオバシディウム属に属する微生物としては、工
業技術院微生物工業技術研究所に微工研菌寄第1298
9号(FERM P−12989)で寄託されているオ
ーレオバシディウム sp.K−1が挙げられる。
は、オーレオバシディウム属に属する微生物により生産
されるβ−1,3−グルカンを主鎖とする多糖からなる
養殖魚用飼料添加剤である。上記における多糖を生産す
るオーレオバシディウム属に属する微生物としては、工
業技術院微生物工業技術研究所に微工研菌寄第1298
9号(FERM P−12989)で寄託されているオ
ーレオバシディウム sp.K−1が挙げられる。
【0006】β−1,3−グルカンを主鎖とする多糖は
上記の如きオーレオバシディウム属に属する微生物によ
り生産されるものであれば特に限定されないが、主に化
1で示される構造単位と化2で示される構造単位とから
なるものであり(1分子中の双方の構造単位数の合計は
1000〜2000である。)、主鎖のグルコースにβ
−1,6結合したグルコースの分岐をもち、好ましくは
かつイオウ含有基を有する分岐β−1,3−グルカンで
ある。更に詳しくは、主鎖のグルコース4個あたり3個
がβ−1,6結合したグルコースの分岐をもち、イオウ
含有基が多糖に対して0.1〜1.0重量%結合したβ
−1,3−グルカンが主である。本発明におけるイオウ
含有基とはスルホ酢酸基、スルホン酸基、ポリスルホン
酸基、システイン、シスチン、メチオニン等を示す。か
かる多糖の化学的、物理的性質及び構造の解析法におい
ては科学と工業64(3),131〜135(199
0)及びアグリカルチュラル バイオロジカルケミスト
リー(Agri.Biol.Chem.),47(6)
1167〜1172(1983)に詳細に述べられてい
る通りである。
上記の如きオーレオバシディウム属に属する微生物によ
り生産されるものであれば特に限定されないが、主に化
1で示される構造単位と化2で示される構造単位とから
なるものであり(1分子中の双方の構造単位数の合計は
1000〜2000である。)、主鎖のグルコースにβ
−1,6結合したグルコースの分岐をもち、好ましくは
かつイオウ含有基を有する分岐β−1,3−グルカンで
ある。更に詳しくは、主鎖のグルコース4個あたり3個
がβ−1,6結合したグルコースの分岐をもち、イオウ
含有基が多糖に対して0.1〜1.0重量%結合したβ
−1,3−グルカンが主である。本発明におけるイオウ
含有基とはスルホ酢酸基、スルホン酸基、ポリスルホン
酸基、システイン、シスチン、メチオニン等を示す。か
かる多糖の化学的、物理的性質及び構造の解析法におい
ては科学と工業64(3),131〜135(199
0)及びアグリカルチュラル バイオロジカルケミスト
リー(Agri.Biol.Chem.),47(6)
1167〜1172(1983)に詳細に述べられてい
る通りである。
【0007】
【化1】
【0008】
【化2】 [但し、Glcはグルコース、Aはスルホ酢酸基、スル
ホン酸基、ポリスルホン酸基、システイン、シスチン又
はメチオニン等のイオウ含有基を表す。]
ホン酸基、ポリスルホン酸基、システイン、シスチン又
はメチオニン等のイオウ含有基を表す。]
【0009】β−1,3−グルカンを主鎖とする多糖
は、つぎのようにして得ることができる。即ち、炭素源
としてシュクロース、グルコース又はフラクトース、窒
素源として硝酸ナトリウム、硝酸アンモニウム、硫酸ア
ンモニウム等の無機化合物、あるいは酵母エキス、ペプ
トン等の有機天然窒素源、更に必要に応じてマグネシウ
ム、鉄等の金属イオンやアスコルビン酸、パントテン酸
等のビタミン類を添加した培地で、オーレオバシディウ
ム属に属する微生物を10〜60℃、好ましくは25〜
35℃にて1〜10日間、好ましくは2〜6日間通気培
養することによりβ−1,3−グルカンを主鎖とする多
糖を含有する培養液を得る。又、上記方法で得られた菌
体を集菌した後洗浄して調製した洗浄菌体を用い、これ
を炭素源と接触させることによっても当該多糖を得るこ
とができる。
は、つぎのようにして得ることができる。即ち、炭素源
としてシュクロース、グルコース又はフラクトース、窒
素源として硝酸ナトリウム、硝酸アンモニウム、硫酸ア
ンモニウム等の無機化合物、あるいは酵母エキス、ペプ
トン等の有機天然窒素源、更に必要に応じてマグネシウ
ム、鉄等の金属イオンやアスコルビン酸、パントテン酸
等のビタミン類を添加した培地で、オーレオバシディウ
ム属に属する微生物を10〜60℃、好ましくは25〜
35℃にて1〜10日間、好ましくは2〜6日間通気培
養することによりβ−1,3−グルカンを主鎖とする多
糖を含有する培養液を得る。又、上記方法で得られた菌
体を集菌した後洗浄して調製した洗浄菌体を用い、これ
を炭素源と接触させることによっても当該多糖を得るこ
とができる。
【0010】本発明では、特にβ−1,3−グルカンの
中でもイオウ含有基を有するものが本発明の効果を良く
発揮し、該β−1,3−グルカンを製造するには前述の
培養条件に加えて硫酸マグネシウム・7水和物、硫酸第
一鉄・7水和物等を添加する必要がある。
中でもイオウ含有基を有するものが本発明の効果を良く
発揮し、該β−1,3−グルカンを製造するには前述の
培養条件に加えて硫酸マグネシウム・7水和物、硫酸第
一鉄・7水和物等を添加する必要がある。
【0011】本発明の養殖魚用飼料添加剤として、培養
液のままβ−1,3−グルカンを主鎖とする多糖を用い
ることも可能であるが、分離して用いてもよい。培養液
からの当該多糖の分離は、遠心分離沈降法あるいはセラ
イト等の担体を用いた濾過法によって菌体を除去し、得
られた清澄液にメタノール、エタノール、イソプロピル
アルコール等の溶媒、あるいは銅、アルミニウム等の金
属イオンを適量添加して沈降せしめドラムドライヤー等
乾燥装置を用いて乾燥し、ハンマーミル、ボールミル等
で粉砕し、粉末体を得ることにより行うことができる。
このように、該添加剤の形態には培養液又は反応液その
もの、それを濃縮したもの、又はそれを粉末化したもの
等いずれの形態でも用いることができる。
液のままβ−1,3−グルカンを主鎖とする多糖を用い
ることも可能であるが、分離して用いてもよい。培養液
からの当該多糖の分離は、遠心分離沈降法あるいはセラ
イト等の担体を用いた濾過法によって菌体を除去し、得
られた清澄液にメタノール、エタノール、イソプロピル
アルコール等の溶媒、あるいは銅、アルミニウム等の金
属イオンを適量添加して沈降せしめドラムドライヤー等
乾燥装置を用いて乾燥し、ハンマーミル、ボールミル等
で粉砕し、粉末体を得ることにより行うことができる。
このように、該添加剤の形態には培養液又は反応液その
もの、それを濃縮したもの、又はそれを粉末化したもの
等いずれの形態でも用いることができる。
【0012】又、該多糖の添加量は飼料に対して0.0
1〜10%でよく、好ましくは0.1〜5%の範囲で添
加すればよい。更に魚体に対する多糖の使用量は魚種に
よっても異なるが、魚体あたり0.1〜10000mg
/kg(体重)/日、好ましくは0.5〜1000mg
/kg(体重)/日である。かくして得られたβ−1,
3−グルカンを主鎖とする多糖は天然物であるため極め
て安全性が高く、養殖魚用飼料添加剤として養殖魚用飼
料に配合して魚体に経口的に投与される。経口投与方法
としては、該飼料を養殖池、イケス等の養殖水域、養殖
海域に適当量散布する方法等があるがこれに限られるこ
とはない。又、培養液から本発明の多糖のみを分離せ
ず、菌体や残留単糖類、水等を含有したまま粉末化した
組成物を養殖魚用飼料添加剤として養殖魚用飼料に添加
して上記の如き方法で投与することもできる。
1〜10%でよく、好ましくは0.1〜5%の範囲で添
加すればよい。更に魚体に対する多糖の使用量は魚種に
よっても異なるが、魚体あたり0.1〜10000mg
/kg(体重)/日、好ましくは0.5〜1000mg
/kg(体重)/日である。かくして得られたβ−1,
3−グルカンを主鎖とする多糖は天然物であるため極め
て安全性が高く、養殖魚用飼料添加剤として養殖魚用飼
料に配合して魚体に経口的に投与される。経口投与方法
としては、該飼料を養殖池、イケス等の養殖水域、養殖
海域に適当量散布する方法等があるがこれに限られるこ
とはない。又、培養液から本発明の多糖のみを分離せ
ず、菌体や残留単糖類、水等を含有したまま粉末化した
組成物を養殖魚用飼料添加剤として養殖魚用飼料に添加
して上記の如き方法で投与することもできる。
【0013】更に本発明で用いる養殖魚用飼料は特に制
限されることなく、例えば、魚粉等の動物性素材飼料;
大豆油カス、サツマイモ澱粉カス、豆腐カス等のカス
類;コムギ、エンバク等の種実類、更に各種補助飼料と
してビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミン
B6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD3、ビタミ
ンE、ビタミンK3、コリン、パンテトン酸、ビオチ
ン、ニコチン酸、イノシトール、葉酸等のビタミン類;
カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、マグネシウ
ム、鉄、亜鉛、マンガン、銅、コバルト、セレン、モリ
ブデン、塩素、ヨウ素、硫黄等のミネラル類;メチオニ
ン、リジン、トリプトファン、グルタミン酸、グリシ
ン、アラニン等のアミノ酸類;プロテアーゼ、セルラー
ゼ、アミラーゼ、ペクチナーゼ等の酵素類等を原料と
し、これらより適宜選択された原料を適当量配合するこ
とによって得ることができる。
限されることなく、例えば、魚粉等の動物性素材飼料;
大豆油カス、サツマイモ澱粉カス、豆腐カス等のカス
類;コムギ、エンバク等の種実類、更に各種補助飼料と
してビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミン
B6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD3、ビタミ
ンE、ビタミンK3、コリン、パンテトン酸、ビオチ
ン、ニコチン酸、イノシトール、葉酸等のビタミン類;
カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、マグネシウ
ム、鉄、亜鉛、マンガン、銅、コバルト、セレン、モリ
ブデン、塩素、ヨウ素、硫黄等のミネラル類;メチオニ
ン、リジン、トリプトファン、グルタミン酸、グリシ
ン、アラニン等のアミノ酸類;プロテアーゼ、セルラー
ゼ、アミラーゼ、ペクチナーゼ等の酵素類等を原料と
し、これらより適宜選択された原料を適当量配合するこ
とによって得ることができる。
【0014】
【作 用】かくして得られた養殖魚用飼料添加剤は、各
種の養殖魚用飼料に配合することができ、該飼料は生育
段階の別なくあらゆる魚体に使用することができ、更に
該飼料を用いて種々の魚体を養殖することにより、安全
性が高く、体重の増加を著しく促進させ、又生存率も顕
著に増加させる効果がある。
種の養殖魚用飼料に配合することができ、該飼料は生育
段階の別なくあらゆる魚体に使用することができ、更に
該飼料を用いて種々の魚体を養殖することにより、安全
性が高く、体重の増加を著しく促進させ、又生存率も顕
著に増加させる効果がある。
【0015】
【実施例】以下、本発明について実施例を挙げて具体的
に説明する。尚、実施例中「%」とあるのは特に断りの
ない限り重量基準である。 (多糖の製造)オーレオバシディウム sp.K−1
(FERM P−12989)をツァペック培地(シュ
クロース3%、硝酸ナトリウム0.2%、リン酸カリウ
ム0.1%、塩化カリウム0.05%、硫酸マグネシウ
ム・7水和物0.05%、硫酸鉄・7水和物0.001
%)で27℃、48時間振盪培養したものを種菌とし7
0lジャーファーメンターにより27℃、撹拌数300
rpm、通気量50l/minで96時間培養した。培
養終了後、濾過により菌体を除去して得られた濾液に
1.2倍体積量のイソプロピルアルコールを激しく撹拌
しながら徐々に添加した。析出してきた多糖繊維を回収
後、かかる多糖繊維をアセトン槽において浸漬、洗浄、
脱水して回収した。次いで該繊維を70℃で乾燥し、フ
ェザーミルで粉砕し、本発明の多糖を得た。
に説明する。尚、実施例中「%」とあるのは特に断りの
ない限り重量基準である。 (多糖の製造)オーレオバシディウム sp.K−1
(FERM P−12989)をツァペック培地(シュ
クロース3%、硝酸ナトリウム0.2%、リン酸カリウ
ム0.1%、塩化カリウム0.05%、硫酸マグネシウ
ム・7水和物0.05%、硫酸鉄・7水和物0.001
%)で27℃、48時間振盪培養したものを種菌とし7
0lジャーファーメンターにより27℃、撹拌数300
rpm、通気量50l/minで96時間培養した。培
養終了後、濾過により菌体を除去して得られた濾液に
1.2倍体積量のイソプロピルアルコールを激しく撹拌
しながら徐々に添加した。析出してきた多糖繊維を回収
後、かかる多糖繊維をアセトン槽において浸漬、洗浄、
脱水して回収した。次いで該繊維を70℃で乾燥し、フ
ェザーミルで粉砕し、本発明の多糖を得た。
【0016】この多糖を常法により(科学と工業、64
(3)、131〜135(1990)及びアグリカルチ
ュラル バイオロジカル ケミストリー(Agric.
Biol.Chem.,47(6)1167〜1172
(1983)参照)分析したところ、その構造は化3で
表される構造単位及び化4で表される構造単位からなる
ことがわかった。イオウ含有量は多糖全体に対して0.
05重量%であり、1分子中の双方の構造単位数の合計
は約1500であった。
(3)、131〜135(1990)及びアグリカルチ
ュラル バイオロジカル ケミストリー(Agric.
Biol.Chem.,47(6)1167〜1172
(1983)参照)分析したところ、その構造は化3で
表される構造単位及び化4で表される構造単位からなる
ことがわかった。イオウ含有量は多糖全体に対して0.
05重量%であり、1分子中の双方の構造単位数の合計
は約1500であった。
【0017】
【化3】 [但し、Glcはグルコースを表す。]
【0018】
【化4】 [但し、Glcはグルコースを表す。]
【0019】実施例1 海水中で100匹のモジャコを、魚粉68.5%、小麦
グルテン10.0%、デキストリン8.0%、大豆油カ
ス8.0%、ビタミン、ミネラル5.0%、そして本発
明の多糖0.5%よりなる養殖魚飼料により15日間養
殖した。これより15日後の生存したモジャコの平均体
重と生存率を求めた。
グルテン10.0%、デキストリン8.0%、大豆油カ
ス8.0%、ビタミン、ミネラル5.0%、そして本発
明の多糖0.5%よりなる養殖魚飼料により15日間養
殖した。これより15日後の生存したモジャコの平均体
重と生存率を求めた。
【0020】実施例2 実施例1において、該飼料における魚粉、本発明の多糖
の配合率をそれぞれ68.0%、1.0%に変えた以外
は同様の方法で養殖した。これより15日後の生存した
モジャコの平均体重と生存率を求めた。
の配合率をそれぞれ68.0%、1.0%に変えた以外
は同様の方法で養殖した。これより15日後の生存した
モジャコの平均体重と生存率を求めた。
【0021】実施例3 実施例1において、該飼料における魚粉、本発明の多糖
の配合率をそれぞれ67.0%、2.0%に変えた以外
は同様の方法で養殖した。これより15日後の生存した
モジャコの平均体重と生存率を求めた。
の配合率をそれぞれ67.0%、2.0%に変えた以外
は同様の方法で養殖した。これより15日後の生存した
モジャコの平均体重と生存率を求めた。
【0022】比較例1 実施例1において、本発明の多糖を添加せず、該飼料に
おける魚粉の配合率を69.0%に変えた以外は同様の
方法で養殖した。これより15日後の生存したモジャコ
の平均体重と生存率を求めた。尚、表1に実施例、比較
例の結果をまとめて示す。
おける魚粉の配合率を69.0%に変えた以外は同様の
方法で養殖した。これより15日後の生存したモジャコ
の平均体重と生存率を求めた。尚、表1に実施例、比較
例の結果をまとめて示す。
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】本発明における養殖魚用飼料添加剤を配
合した養殖魚用飼料を用いて養殖することにより、安全
性が高く、体重の増加を著しく促進させ、又生存率も増
加させる効果をもたらす。
合した養殖魚用飼料を用いて養殖することにより、安全
性が高く、体重の増加を著しく促進させ、又生存率も増
加させる効果をもたらす。
Claims (4)
- 【請求項1】 オーレオバシディウム属に属する微生物
により生産されるβ−1,3−グルカンを主鎖とする多
糖からなることを特徴とする養殖魚用飼料添加剤。 - 【請求項2】 前記多糖が主鎖のグルコースにβ−1,
6結合したグルコースの分岐をもつβ−1,3−グルカ
ンからなることを特徴とする請求項1記載の養殖魚用飼
料添加剤。 - 【請求項3】 前記多糖が主鎖のグルコース4個あたり
3個のβ−1,6結合したグルコースの分岐をもつβ−
1,3−グルカンからなることを特徴とする請求項1又
は2記載の養殖魚用飼料添加剤。 - 【請求項4】 前記多糖が主鎖のグルコース4個あたり
3個のβ−1,6結合したグルコースの分岐をもち、か
つイオウ含有基を有するβ−1,3−グルカンからなる
ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の養殖魚用飼
料添加剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5222274A JPH0751000A (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 養殖魚用飼料添加剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5222274A JPH0751000A (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 養殖魚用飼料添加剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0751000A true JPH0751000A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16779813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5222274A Pending JPH0751000A (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 養殖魚用飼料添加剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751000A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5823141A (en) * | 1994-07-22 | 1998-10-20 | International Flavors & Fragrances Inc. | Process and for exciting, attracting, stimulating, and/or inciting members of the class crustacea |
| KR20020094269A (ko) * | 2001-06-08 | 2002-12-18 | 주식회사 더멋진 바이오텍 | 어류의 생장을 촉진시키는 베타글루칸을 포함한 사료 |
| JP2006262877A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Daiso Co Ltd | オーレオバシジウムのβ−1,3−1,6−D−グルカンを含む魚飼料組成物 |
| EP1714673A1 (en) * | 2005-04-21 | 2006-10-25 | Desol BV | Method for lengthening the mobility period of fish |
-
1993
- 1993-08-13 JP JP5222274A patent/JPH0751000A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5823141A (en) * | 1994-07-22 | 1998-10-20 | International Flavors & Fragrances Inc. | Process and for exciting, attracting, stimulating, and/or inciting members of the class crustacea |
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| WO2006125699A1 (en) | 2005-04-21 | 2006-11-30 | Desol Bv | Method for lengthening the seasonal mobility period of fish |
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