JPH0751021Y2 - 蹴込部に電気機器を組み込んだキャビネットの配線構造 - Google Patents

蹴込部に電気機器を組み込んだキャビネットの配線構造

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JPH0751021Y2
JPH0751021Y2 JP1989125918U JP12591889U JPH0751021Y2 JP H0751021 Y2 JPH0751021 Y2 JP H0751021Y2 JP 1989125918 U JP1989125918 U JP 1989125918U JP 12591889 U JP12591889 U JP 12591889U JP H0751021 Y2 JPH0751021 Y2 JP H0751021Y2
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辰男 近藤
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東陶機器株式会社
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、たとえば洗面化粧台等のキャビネットの蹴込
部分に足元温風機等の電気機器を組み込む場合のコード
の配線構造に関する。
〔従来の技術〕
洗面化粧台やキッチン用のキャビネットに足元温風機を
組み込み、足元部分を暖房するようにした設備が従来か
ら利用されている。たとえば、キッチンキャビネットに
組み込むものとしては、実開昭62-188242号公報に記載
されたものがある。これは、キャビネットの底部の蹴込
部分の空間を利用して温風機を収納したものである。
温風機への電気配線には様々な方法が採用されている
が、この公報のものでは温風機のケーシングの側壁内面
にコネクタを取り付けておき、加熱部等の機器からのコ
ードをこのコネクタに接続して組み立てるようになって
いる。また、このような接続配線に代えて、キャビネッ
トの底板に孔を開けておき、蹴込部に収納した温風機か
らのコードをこの孔からキャビネットの中に通し、背板
に備えたコンセントに接続する構造も広く行われてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、前者の方法では、ケーシングに加熱部等の機
器を組み込むときにコードをコネクタに接続する作業と
なる。このため、機器がケーシングの幅全体を占めるよ
うな場合では、ケーシングと機器との間の隙間が非常に
小さくなるので指先で探るような要領となり、作業が極
めてやり難くい。
また、後者の底板に孔を開ける方法では、コード自体の
取り扱いは簡単になるので作業は比較的楽である。しか
し、孔を底板に開ける作業が新たに加わるほか、孔を開
けたままでは収納部に害虫等が入り込んだりするので、
蓋を被せる必要が出てくる。このため、加工工数及び部
材の増加によってコスト高になるほか、現場で施工する
場合には施工業者の負担も大きくなる。
そこで、本考案は、蹴込部に組み込む温風機等の電気機
器の配線を、排水管や給水管又はガス管等の管体の配管
構造を利用することによって簡単に行えるようにするこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、洗面化粧台又は流し台等の水周り用のキャビ
ネットと、該キャビネットの内部から底板に開けた配管
口を貫通して配管される管体と、該管体の周りに取り付
けられ前記配管口を覆う弾性素材の蓋体と、前記底板の
下の蹴込部に収納された温風機等の電気機器とを備え、
前記蓋体が前記配管口に被さる部分に、前記管体を通す
ために開けた孔と、周縁から前記孔の開口縁の外側まで
切開され前記コードを差し通し可能なスリットとを設け
ていることを特徴とする。
〔作用〕
排水管,給水管又はガス管等の管体のためにキャビネッ
トの底板に開けた配管口及びこれを塞ぐ蓋体のスリット
を利用して、底板より下の蹴込部に収納した電気機器の
コードがキャビネットの内部まで繰り出される。このた
め、キャビネット側にはコード専用の配線口を開けたり
これを塞ぐカバーを用意する必要がなく、コード自体の
配線もキャビネットの内部全体を利用してコンセントに
接続できる。また、管体が通る孔とコードを差し通すス
リットとの間は互いに分断された関係にあるので、管体
とコードとが接触し合わないようにこれらを蓋体によっ
て保持することができ、管体の表面の結露水等がコード
に及ぶようなことも防止される。
〔実施例〕
第1図は本考案の配線構造を洗面化粧台のキャビネット
に適用した例の要部斜視図、第2図は洗面化粧台の全体
図、第3図は要部の縦断面図である。
図において、洗面化粧台は床Aに設置するキャビネット
1を備え、その上端に洗面器20及び化粧鏡本体21を一体
化すると共に左側にはサイドキャビネット22を付属した
コンポーネントタイプとなっている。そして、キャビネ
ット1の底部と床Aとの間の空間を利用して足元に温風
を吹き出して暖房する温風機10が組み込まれている。
キャビネット1は、第1図のように底板1a,左右の側板1
b及び背板1cによって前方を開けた箱体状に形成され、
前面には扉1dを設けている。底板1aの下方は、第3図に
示すように床Aとの間に温風機10の収納空間Bとして利
用される。すなわちキャビネット1の下端の前面には蹴
込板2が取り付けられ、この蹴込板2に切欠した取付け
口2aから温風機10が差し込まれている。
温風機10は、前面に化粧パネル10aを備えて吸引口10b及
び温風放出口10cを設け更にフットスイッチ10dを取り付
けている。そして、温風機10の下面にはアジャスタ10e
を設けてレベルを設定し、第4図に示すように取付け口
2aから収納空間Bに温風機10を差し込んで位置決めした
後ビス2bによって固定される。更に、温風機10の背部に
はコード11が連結され、これに接続給電するためのコン
セント3が背板1cに設けられている。
一方、キャビネット1の内部には洗面器20からの排水管
4が管体として縦方向に配管され、第5図に示すように
その下端を底板1aより下に突き出している。そして、床
Aからは建屋に配管した排水本管4aが立ち上げられ、こ
の中に排水管4の下端部を挿入すると共に排水本管4aの
上端を防臭カバー4bによって塞いでいる。このような排
水管4と排水本管4aとの配管構造のために、底板1aには
配管口5が予め開けられ、キャビネット1内を閉じた空
間とするためにこの配管口5を閉じるための排水蓋6が
蓋体として設けられている。
コード11は底板1aに開けた配管口5を利用してコンセン
ト3まで配線される。そして、このような配線のために
排水蓋6にはコード11が通り抜けてコンセント3に接続
できるような切欠構造を持たせる。第6図(a)は排水
蓋6の平面図、第6図(b)は同図(a)のI−I線矢
視断面図であり、排水蓋6は弾性を持つ合成樹脂シート
によって配管口5よりも大きな円板状に形成され、中央
には排水管4が通る孔6aを開けている。そして、外周の
縁部から半径方向へスリット6bが切開され、その終端に
はスリット6bの拡散を防ぐ小孔6cを開けている。スリッ
ト6bを切開したことによって、これを挟む部分を段違い
に変形させることができ、この変形部分にコード11を通
せば底板1aの下に組み込んだ温風機10からのコード11を
コンセント3側に導くことができる。
床Aに設置したキャビネット1に対する温風機10の組み
込み及びコード11のコンセント3への接続は次の要領で
行う。
まず、排水蓋6を排水管4に沿って上に移動させてお
き、温風機10を取付け口2aから差し込む前にコード11の
先端を配管口5から底板1aの上に抜き出す。そして、排
水蓋6のスリット6b部分を開くように変形させた後コー
ド11をこのスリット6bの中に差し込む。次いで、排水蓋
6を下げると同時にコード11もスリット6bの中で動か
し、排水蓋6を底板1aの上に載せる。この後、温風機10
を取付け口2aから収納空間Bの中へ差し込むと同時にコ
ード11もスリット6bから引き抜くようにしてコンセント
3までの距離に見合う分だけを底板1aの上に伸ばす。
以上の作業の後、温風機10の化粧パネル10aをビス2bに
よって蹴込板2に固定し、更に弛みができないようにコ
ード11を固定具12によって底板1a及び背板1cに固定して
配線し、先端のプラグ11aをコンセント3に差し込む。
そして、底板1aの上でコード11が波打ったり弛みが生じ
ないように余分な分をスリット6bから底板1aの下に戻せ
ば、温風機10の組み込み及びコード11の配線作業が完了
する。
このように、底板1aの下に組み込む温風機10のコード11
は、排水管4を通すために予め底板1aに開けた配管口5
及び排水蓋6のスリット6bを利用して底板1aの上まで配
線できる。このため、キャビネット1の据え付け及び排
水管4と排水本管4aとの接続後に、扉1dを大きく開いた
状態でコンセント3までのコード11の配線作業が行え
る。したがって、作業の際にはキャビネット1の内部全
体を作業空間として使うことができ、従来のような指先
で探るようなコード11の接続に比べると作業が格段に楽
になる。
また、排水管4の配管口5を代用しているので底板1aに
コード11の専用の通し孔を開ける必要もなく、キャビネ
ット1製作時の加工工数が増えることもない。更に、排
水蓋6のスリット6bを利用してコード11を通すので、コ
ード11専用の孔を底板1aに開けてこれを閉じる蓋を付属
する必要もない。したがって、排水管4が底板1aを貫通
して配管される構造をうまく利用したコード11の配線が
可能となる。
なお、実施例では洗面化粧台について説明したが、キャ
ビネットの底板を給水管やガス管等の管体が突き抜けて
配管されるキッチン用キャビネットや洗髪器等でも、同
様な構成とすることができる。また、温風乾燥機だけで
なく、たとえば排風機や空気浄化装置等の機器の場合で
も同様な配線構造とすればよい。
更に、第3図のようにコンセント3を背板1cに設けるの
に代えて、キャビネット1の背部の壁に予め配線固定し
たコンセントを利用することもできる。この場合では、
背板1cに壁面側のコンセントに合うように開口を予め又
は現場合わせによって開け、この開口にコード11を通し
てコンセントに接続すればよい。したがって、キャビネ
ット1の中に必ずしもコンセント3を設ける必要はなく
据え付け条件に合った施工を行うことができる。
〔考案の効果〕
本考案では、弾性素材の蓋体が配管口に被さる部分に管
体を通す孔とコードを差し込み可能なスリットのそれぞ
れを別個に設けているので、コードをキャビネットの中
に引き出して簡単に接続作業することができる。
また、一つの蓋体に管体及びコードを通すので、コード
のための新たな孔を底板に開けたりすることが不要とな
るほか、管体及びコードはそれぞれが接触し合わない位
置に保持されるので、管体の表面に結露を生じたとして
もコード側が濡れてしまうことがなく感電等の事故やコ
ードの劣化が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の配線構造を洗面化粧台のキャビネット
に適用した例の要部斜視図、第2図は洗面化粧台の全体
図、第3図はキャビネットの要部縦断面図、第4図は温
風機の組み込みを示す概略正面図、第5図は排水管及び
コードの配管及び配線状況を示す要部の概略断面図、第
6図(a)は排水蓋の平面図、第6図(b)は同図
(a)のI−I線矢視断面図である。 1:キャビネット、1a:底板 1b:側板、1c:背板 1d:扉 2:蹴込板、2a:取付け口 2b:ビス、3:コンセント 4:排水管(管体)、4a:排水本管 4b:防臭カバー 5:配管口 6:排水蓋(蓋体)、6a:孔 6b:スリット 10:温風機、10a:化粧パネル 10b:吸引口、10c:温風放出口 10d:フットスイッチ、10e:アジャスタ 11:コード、11a:プラグ 12:固定具 20:洗面器、21:化粧鏡本体 22:サイドキャビネット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗面化粧台又は流し台等の水周り用のキャ
    ビネットと、該キャビネットの内部から底板に開けた配
    管口を貫通して配管される管体と、該管体の周りに取り
    付けられ前記配管口を覆う弾性素材の蓋体と、前記底板
    の下の蹴込部に収納された温風機等の電気機器とを備
    え、前記蓋体が前記配管口に被さる部分に、前記管体を
    通すために開けた孔と、周縁から前記孔の開口縁の外側
    まで切開され前記コードを差し通し可能なスリットとを
    設けていることを特徴とする蹴込部に電気機器を組み込
    んだキャビネットの配線構造。
JP1989125918U 1989-10-28 1989-10-28 蹴込部に電気機器を組み込んだキャビネットの配線構造 Expired - Fee Related JPH0751021Y2 (ja)

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JPS6110546Y2 (ja) * 1981-02-14 1986-04-04
JPS581390U (ja) * 1981-06-26 1983-01-06 ヤマハ株式会社 洗面台のベ−スキヤビネツト

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