JPH0751995A - 加工負荷監視方式 - Google Patents

加工負荷監視方式

Info

Publication number
JPH0751995A
JPH0751995A JP5195686A JP19568693A JPH0751995A JP H0751995 A JPH0751995 A JP H0751995A JP 5195686 A JP5195686 A JP 5195686A JP 19568693 A JP19568693 A JP 19568693A JP H0751995 A JPH0751995 A JP H0751995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sampling data
machining
load
command
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5195686A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Tanaka
久仁夫 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP5195686A priority Critical patent/JPH0751995A/ja
Priority to PCT/JP1994/001206 priority patent/WO1995004632A1/ja
Publication of JPH0751995A publication Critical patent/JPH0751995A/ja
Priority to US08/911,440 priority patent/US5822212A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 試切削の加工負荷のサンプリングデータと実
切削時の加工負荷の実測データを時間的に正確に比較し
て、加工状態を監視できる加工負荷監視方式を提供す
る。 【構成】 NC指令実行手段1は、NC指令を実行する
と共に、1つのブロックのNC指令の実行が終了する
と、実行状態テーブル2のブロック番号及び実行モード
を書き換える。負荷監視手段4は、試切削時の加工負荷
のサンプリングデータ・テーブル3のサンプリングデー
タと実切削時の加工負荷の実測負荷を一定時間毎に比較
する。そして、実行状態テーブル2のブロック番号が書
き換えられると、サンプリングデータの読み出しを新し
いブロック番号のサンプリングデータに切り換える。そ
して、各時間毎にのサンプリングデータと実切削時の実
測データを比較して、その差異が一定以上になったらア
ラームを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は数値制御工作機械での加
工負荷を監視する加工負荷監視方式に関し、特に加工負
荷のサンプリングデータを比較して加工状態の監視を行
う加工負荷監視方式に関する。
【0002】
【従来の技術】数値制御工作機械では加工負荷トルクを
監視し、この加工負荷が一定以上になったときに、アラ
ームを出して、加工を中断したり、切削送り速度を下げ
て負荷を軽減させたりする。そして、工具の損傷を防
ぎ、また、ワークの加工不良を防止している。勿論、こ
こで加工負荷は単なる切削中の負荷のみでなく、早送り
のときのサーボモータの負荷等も含むものとする。
【0003】そして、具体的な加工負荷の監視方法とし
て、一旦試切削を行い、加工負荷のデータを一定時間毎
にサンプリングデータとして採取し、次に実切削時にサ
ンプリングデータと実測データとを一定時間毎に比較し
て、加工負荷を監視する加工負荷監視方法がある。
【0004】一方、このような加工負荷をオブザーバを
使用して、外乱負荷トルクとして求める方法がある。こ
のような例として、特開平3−196313号公報に開
示されたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のサンプ
リングデータを使用する加工負荷監視方法では、試切削
時のタイミングと実切削時のタイミングを完全に一致さ
せることが困難であり、両者のデータが時間的にずれて
しまい、正確な比較ができない場合が生じる。
【0006】例えば、数値制御装置から出力される補助
機能信号の完了信号の時間差があると、その時間差がそ
のまま、2つのデータの時間的な差として現れる。さら
に、このような時間的な差は累積され、時間と共にその
差は益々大きくなる。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、試切削時と実切削時のデータが時間的に正確
に比較できる加工負荷監視方式を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、数値制御工作機械の加工負荷を監視する
加工負荷監視方式において、実行中のブロック番号を有
する実行状態テーブルと、NC指令を実行し、NC指令
の実行に伴って前記実行状態テーブルの前記ブロック番
号を書き換えるNC指令実行手段と、試切削時の加工負
荷のサンプリングデータを、NC指令のブロック毎に格
納するサンプリングデータ・テーブルと、前記サンプリ
ングデータと実切削時の加工負荷の実測データを一定時
間毎に比較し、前記ブロック番号が変わった時に、前記
サンプリングデータを新しいブロック番号のサンプリン
グデータに切り換え、前記実切削時の加工負荷と前記サ
ンプリングデータの差が一定以上になったときにアラー
ムを出力する負荷監視手段と、を有することを特徴とす
る加工負荷監視方式が、提供される。
【0009】
【作用】NC指令実行手段は、NC指令を実行すると共
に、1つのブロックのNC指令の実行が終了すると、実
行状態テーブルのブロック番号及び実行モードを書き換
える。
【0010】負荷監視手段は、試切削時の加工負荷のサ
ンプリングデータと実切削時の加工負荷のサンプリング
データを一定時間毎に比較する。そして、実行状態テー
ブルのブロック番号が書き換えられると、サンプリング
データの読み出しを新しいブロック番号のサンプリング
データに切り換える。
【0011】そして、各時間毎にサンプリングデータと
実切削時の実測データを比較して、その差異が一定以上
になったらアラームを出力する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は本発明の加工負荷監視方式を実施するた
めの数値制御装置(CNC)のハードウェアのブロック
図である。図において、10は数値制御装置(CNC)
である。プロセッサ11は数値制御装置(CNC)10
全体の制御の中心となるプロセッサであり、バス21を
介して、ROM12に格納されたシステムプログラムを
読み出し、このシステムプログラムに従って、数値制御
装置(CNC)10全体の制御を実行する。RAM13
には一時的な計算データ、表示データ等が格納される。
RAM13にはSRAM等が使用される。CMOS14
には加工プログラム及び各種パラメータ等が格納され
る。CMOS14は、図示されていないバッテリでバッ
クアップされ、数値制御装置(CNC)10の電源がオ
フされても不揮発性メモリとなっているので、それらの
データはそのまま保持される。
【0013】インタフェース15は外部機器用のインタ
フェースであり、紙テープリーダ、紙テープパンチャ
ー、紙テープリーダ・パンチャー等の外部機器31が接
続される。紙テープリーダからは加工プログラムが読み
込まれ、また、数値制御装置(CNC)10内で編集さ
れた加工プログラムを紙テープパンチャーに出力するこ
とができる。
【0014】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)16はCNC10に内蔵され、ラダー形式で作
成されたシーケンスプログラムで機械を制御する。すな
わち、加工プログラムで指令された、M機能、S機能及
びT機能に従って、これらをシーケンスプログラムで機
械側で必要な信号に変換し、I/Oユニット17から機
械側に出力する。この出力信号は機械側のマグネット等
を駆動し、油圧バルブ、空圧バルブ及び電気アクチュエ
ータ等を作動させる。また、機械側のリミットスイッチ
及び機械操作盤のスイッチ等の信号を受けて、必要な処
理をして、プロセッサ11に渡す。
【0015】グラフィック制御回路18は各軸の現在位
置、アラーム、パラメータ、画像データ等のディジタル
データを画像信号に変換して出力する。この画像信号は
CRT/MDIユニット25の表示装置26に送られて
表示される。インタフェース19はCRT/MDIユニ
ット25内のキーボード27からのデータを受けて、プ
ロセッサ11に渡す。
【0016】インタフェース20は手動パルス発生器3
2に接続され、手動パルス発生器32からのパルスを受
ける。手動パルス発生器32は、ここでは図示されてい
ない機械操作盤に実装され、手動で機械稼働部を精密に
位置決めするのに使用される。
【0017】軸制御回路41〜43はプロセッサ11か
らの各軸の移動指令を受けて、各軸の指令をサーボアン
プ51〜53に出力する。サーボアンプ51〜53はこ
の移動指令を受けて、各軸のサーボモータ61〜63を
駆動する。Z軸の送りを制御するサーボモータ63はボ
ールねじ64を回転させて、スピンドルモータ73に接
続された主軸ヘッド74のZ軸方向での位置及び送り速
度を制御する。また、サーボモータ63には、位置検出
用のパルスコーダ631が内蔵されており、このパルス
コーダ631から位置信号がパルス列として軸制御回路
43にフィードバックされる。ここでは図示されていな
いが、X軸の送りを制御するサーボモータ61、Y軸の
送りを制御するサーボモータ62にも、上記サーボモー
タ63と同様に位置検出用のパルスコーダが内蔵され、
そのパルスコーダから位置信号がパルス列としてフィー
ドバックされる。場合によっては、位置検出器として、
リニアスケールが使用される。また、このパルス列をF
/V(周波数/速度)変換することにより、速度信号を
生成することができる。
【0018】軸制御回路43は、ここでは図示されてい
ないプロセッサを備えてソフトウェア処理を行う。スピ
ンドル制御回路71はスピンドル回転指令及びスピンド
ルのオリエンテーション等の指令を受けて、スピンドル
アンプ72にスピンドル速度信号を出力する。スピンド
ルアンプ72はこのスピンドル速度信号を受けて、スピ
ンドルモータ73を指令された回転速度で回転させる。
また、オリエンテーション指令によって、所定の位置に
スピンドルを位置決めする。
【0019】スピンドルモータ73には歯車あるいはベ
ルトを介してポジションコーダ82が結合されている。
したがって、ポジションコーダ82はスピンドルモータ
73に同期して回転し、帰還パルスを出力し、その帰還
パルスはインタフェース81を経由してプロセッサ11
によって読み取られる。この帰還パルスは他の軸をスピ
ンドルモータ73に同期させて移動させ、穴開け等の加
工を行うために使用される。
【0020】一方、この帰還パルスはプロセッサ11に
よって、速度信号に変換され、スピンドル制御回路71
にスピンドルモータ73の速度として送られる。スピン
ドル制御回路71には後述する外乱負荷トルクを推定す
るためのオブザーバ410が内蔵されており、スピンド
ルモータ73の加速度成分の除いた外乱負荷トルクを推
定する。そして、外乱負荷トルクから加工負荷を求め
る。
【0021】スピンドルモータ73の主軸ヘッド74に
は、ドリル75が取り付けられている。ドリル75の回
転制御はスピンドルモータ73によって行われる。また
ドリル75のZ軸方向での位置及び送り速度の制御は、
上記主軸ヘッド74を介してサーボモータ63によって
行われる。
【0022】ドリル75は、サーボモータ63によって
Z軸方向に送られてワーク91に対して穴開け加工を行
う。このワーク91は、テーブル92に固定されてお
り、そのテーブル92は、ここではその機構を図示して
いないが、上述したX軸サーボモータ61及びY軸サー
ボモータ62によってそれぞれX方向、Y方向に移動制
御される。
【0023】次に、上述した外乱負荷トルクを推定する
オブザーバ410について説明する。図3は外乱負荷ト
ルクを推定するためのオブザーバのブロック図である。
ここで、外乱負荷トルクは、切削負荷トルク、機構部の
摩擦トルク等の外乱負荷トルクを含むものであり、スピ
ンドルモータの全トルクから加減速のための加減速トル
クを除いたものである。したがって、機構部の摩擦トル
クを無視すれば、外乱負荷トルクを切削負荷トルクとみ
なすことができる。
【0024】図において、電流指令値U1sは、上述し
たプロセッサ11からの回転指令を受けてスピンドルモ
ータ73に出力されるトルク指令値であり、要素401
に入力されてスピンドルモータ73を駆動する。スピン
ドルモータ73の出力トルクには演算要素402におい
て、外乱負荷トルクX2が加算される。演算要素402
の出力は要素403によって、速度信号X1zとなる。
ここで、Jはスピンドルモータ73のイナーシャであ
る。
【0025】一方、電流指令値U1sはオブザーバ41
0に入力される。オブザーバ410は電流指令値U1s
とスピンドルモータ73の速度X1sから、外乱負荷ト
ルクを推定する。なお、ここではスピンドルモータ73
の速度制御については省略し、外乱負荷トルクを推定す
るための演算のみを説明する。電流指令値U1sは要素
411で(Kt/J)をかけ、演算要素412へ出力さ
れる。演算要素412では、後述する演算要素414か
らの帰還信号を加え、さらに、演算要素413で演算要
素415からの帰還信号を加算する。演算要素412及
び413の出力単位は加速度である。演算要素413の
出力は積分要素416に入力され、スピンドルモータ7
3の推定速度XX1として出力される。
【0026】推定速度XX1と実速度X1sとの差を演
算要素417で求め、それぞれ、演算要素414及び4
15に帰還する。ここで、演算要素414は比例定数K
1を有する。比例定数K1の単位はsec-1である。ま
た、積分要素415にも積分定数K2を有する。積分定
数K2の単位はsec-2である。
【0027】ここで、積分要素415の出力(XX2/
J)は図より、以下の式で求められる。 (XX2/J)=(X1s−XX1)・(K2/S) =(X2/J)・〔K2/(S2 +K1・S+K2)〕 したがって、極が安定するように定数K1,K2を選択
すると上記の式は、以下の式となる。
【0028】(XX2/J)≒(X2/J) XX2≒X2 すなわち、外乱負荷トルクX2をXX2で推定できる。
ただし、積分要素415の出力は推定外乱負荷トルクX
X2をJで除した推定加速度(XX2/J)であり、比
例要素420によって、電流値に変換される。ただし、
トルク表示をするために、この電流値を推定外乱負荷ト
ルクをYsで表示する。ここで、Jは先の要素403の
Jと同じスピンドルモータ73のイナーシャであり、K
tは要素401のトルク定数と同じである。Aは係数で
あり、1以下の数値であり、推定加速度(XX2/J)
を補正するための係数である。このように、オブザーバ
410を用いてスピンドルモータ73の外乱負荷トルク
Ys(X2)が推定できる。この推定外乱負荷トルクY
sは勿論、推定値であるが、以後のこれらの推定外乱負
荷トルクYsを外乱負荷トルクとして説明する。すなわ
ち、機構部の摩擦トルクを無視すれば、この外乱負荷ト
ルクYsを切削負荷トルクとみなすことができる。
【0029】次に試切削時のサンプリングデータと実切
削時の実測データとの比較について述べる。図4はサン
プリングデータと実測データとの比較を説明する図であ
る。図において、横軸は時間軸であり、縦軸はスピンド
ルモータ73の切削負荷トルクである。すなわち、図に
示すように、一定時刻(t1,t2,t3・・・・tp
・・)毎に、加工負荷のサンプリングデータと実測デー
タを比較していく。そして、例えば時刻tpにおいて、
実測データとサンプリングデータとの差が、サンプリン
グデータに対して、一定以上になったときにアラームと
する。そして、数値制御装置は加工を停止したり、切削
速度を下げることにより負荷を軽減させたりする。ま
た、必要に応じて工具交換等を行う場合もある。
【0030】次に本発明の加工負荷監視方式の概念につ
いて説明する。図1は本発明の加工負荷監視方式の概念
を説明する図である。NC指令実行手段1はNC指令を
通常通り実行する。さらに、実行状態テーブル2を設け
る。実行状態テーブル2には、ブロック番号欄2a、実
行モード欄2bを設ける。ブロック番号欄2aには実行
中のNC指令のブロック番号nが、命令実行手段1によ
って書き込まれる。ブロック番号はNC指令のブロック
に対して、連続的に付される。また、実行モード欄2b
には実行中のブロックのモードmが命令実行手段1によ
って書き込まれる。ここで、実行モードは以下の3つを
設ける。
【0031】0:切削モード 実際に工作機械が切削
中であることを示すモード(NC指令 G01,G0
2,G03等) 1:早送りモード 早送りを示すモード(NC指令 G
00等) 2:非移動モード 軸の移動を伴わないモード(NC指
令 M指令、T指令、S指令) また、試切削を行い、各ブロックのサンプリングデータ
を格納するサンプリングデータ・テーブル3を設ける。
サンプリングデータは各ブロックn1,n2・・・毎に
格納する。ブロック番号欄にはそのブロックのモードm
1,m2・・・・も格納される。そして、各時間毎のデ
ータD11,D12,D13・・・・Dp,D21,D
22,D23・・・が格納される。勿論、ここで各デー
タはスピンドルモータの切削負荷トルクである。
【0032】そして、負荷監視手段4は各時間毎にサン
プリングデータ(D11,D12,D13・・)と実測
データを比較して、サンプリングデータと実測データの
差がサンプリングデータに対して一定以上になったとき
にアラームを出力する。
【0033】そして、両データの比較と共に、常に実行
状態テーブル2のブロック番号を監視し、もし、実切削
の方が試切削の場合より早く進行し、実行状態テーブル
2のブロック番号が新しくなったときは、読み出すサン
プリングデータは次のブロック番号のサンプリングデー
タにジャンプする。これによって、サンプリングデータ
と実測データの時間的な差異が生じても、それは累積す
ることなく、ブロックが変化したときに一致する状態に
なる。
【0034】逆に、実切削の方が試切削の場合より遅く
進行したときは、サンプリングデータは次のブロック番
号に移らずに、使用中のサンプリングデータをそのまま
使用する。
【0035】次に負荷監視手段4の処理の詳細について
説明する。図5は負荷監視手段の処理のフローチャート
である。なお、Sに続く数字はステップ番号を示す。 〔S1〕負荷監視手段4は実行状態テーブル2のブロッ
ク番号nが変化したかどうかを監視し、変化があればS
2へ進み、変化がなければS3へ進む。 〔S2〕次のブロック番号(n+1)のサンプリングデ
ータへジャンプし、サンプリングデータの読み出しを開
始する。 〔S3〕サンプリングデータDsと実測データDaを比
較し、実測データDaがサンプリングデータDsに係数
kを乗じた値k・Dsより大ならS4へ、そうでなけば
処理を終了する。ここで、kは1.1〜1.5程度の値
である。 〔S4〕実測データDaがサンプリングデータDsとの
差が一定以上であるので、アラームとし、加工を停止
し、アラームの表示、送り速度の低減処理、工具交換等
を行う。
【0036】なお、必要に応じて、実測データDaがサ
ンプリングデータDsより一定値以上小さい場合もアラ
ームとすることもできる。それにより、工具の破損等に
より、正常な加工が行われていない場合等を検出するこ
ともできる。勿論これらの処理は、図2に示すCPU1
1によって実行される。
【0037】上記の説明では、スピンドルモータの切削
負荷の実測データをサンプリングデータと比較して、加
工負荷を監視することで説明したが、送り軸(X軸、Y
軸、Z軸)等についても切削負荷のサンプリングデータ
と実測データを比較するようにして、加工負荷を監視す
ることもできる。このためには、軸制御回路に外乱負荷
トルクを推定するためのオブザーバを追加する必要があ
る。
【0038】また、切削モード中はスピンドルモータの
加工負荷の実測データとサンプリングデータを比較し、
早送りモード中は送り軸の負荷をサンプリングデータと
実測データを比較するようにして、工具とワークの衝突
を検出できるように構成することもできる。
【0039】なお、上記の加工負荷監視はCNCのCP
U11、すなわちCNCのソフトウェアとして処理する
ことで説明したが、PMC16のシーケンス・プログラ
ムで処理するように構成することもできる。また、この
ような処理を行う特別な装置をCNC10に接続して行
うこともできる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、NC指
令のブロック番号が変化したときに、次のブロックのサ
ンプリングデータにジャンプして、加工負荷のサンプリ
ングデータと実測データが時間的に一致するように構成
したので、加工状態を正確に監視できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加工負荷監視方式の概念を説明する図
である。
【図2】本発明の加工負荷監視方式を実施するための数
値制御装置(CNC)のハードウェアのブロック図であ
る。
【図3】外乱負荷トルクを推定するためのオブザーバの
ブロック図である。
【図4】サンプリングデータと実測データとの比較を説
明する図である。
【図5】負荷監視手段の処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 NC指令実行手段 2 実行状態テーブル 3 サンプリングデータ・テーブル 4 負荷監視手段 10 CNC 11 CPU 14 CMOS 73 スピンドルモータ 74 主軸ヘッド 75 ドリル 91 ワーク 410 オブザーバ 631 パルスコーダ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】一方、この帰還パルスはプロセッサ11に
よって、速度信号に変換され、スピンドル制御回路71
にスピンドルモータ73の速度として送られる。スピン
ドル制御回路71には後述する外乱負荷トルクを推定す
るためのオブザーバ410が内蔵されており、スピンド
ルモータ73の加速度成分除いた外乱負荷トルクを推
定する。そして、外乱負荷トルクから加工負荷を求め
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】図において、電流指令値U1sは、上述し
たプロセッサ11からの回転指令を受けてスピンドルモ
ータ73に出力されるトルク指令値であり、要素401
に入力されてスピンドルモータ73を駆動する。スピン
ドルモータ73の出力トルクには演算要素402におい
て、外乱負荷トルクX2が加算される。演算要素402
の出力は要素403によって、速度信号X1となる。
ここで、Kt,Jはスピンドルモータ73のそれぞれト
ルク定数、イナーシャである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】一方、電流指令値U1sはオブザーバ41
0に入力される。オブザーバ410は電流指令値U1s
とスピンドルモータ73の速度X1sから、外乱負荷ト
ルクを推定する。なお、ここではスピンドルモータ73
の速度制御については省略し、外乱負荷トルクを推定す
るための演算のみを説明する。電流指令値U1sは要素
411で(Kt/J)をかけ、演算要素412へ出力さ
れる。演算要素412では、後述する比例要素414か
らの帰還信号を加え、さらに、演算要素413で積分
素415からの帰還信号を加算する。演算要素412及
び413の出力単位は加速度である。演算要素413の
出力は積分要素416に入力され、スピンドルモータ7
3の推定速度XX1として出力される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】推定速度XX1と実速度X1sとの差を演
算要素417で求め、それぞれ、比例要素414及び
分要素415に帰還する。ここで、比例要素414は比
例定数K1を有する。比例定数K1の単位はsec-1
ある。また、積分要素415にも積分定数K2を有す
る。積分定数K2の単位はsec-2である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】次に本発明の加工負荷監視方式の概念につ
いて説明する。図1は本発明の加工負荷監視方式の概念
を説明する図である。NC指令実行手段1はNC指令を
通常通り実行する。さらに、実行状態テーブル2を設け
る。実行状態テーブル2には、ブロック番号欄2a、実
行モード欄2bを設ける。ブロック番号欄2aには実行
中のNC指令のブロック番号nが、NC指令実行手段1
によって書き込まれる。ブロック番号はNC指令のブロ
ックに対して、連続的に付される。また、実行モード欄
2bには実行中のブロックのモードmがNC指令実行手
段1によって書き込まれる。ここで、実行モードは以下
の3つを設ける。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】次に負荷監視手段4の処理の詳細について
説明する。図5は負荷監視手段の処理のフローチャート
である。なお、Sに続く数字はステップ番号を示す。 〔S1〕負荷監視手段4は実行状態テーブル2のブロッ
ク番号nが変化したかどうかを監視し、変化があればS
2へ進み、変化がなければS3へ進む。 〔S2〕次のブロック番号(n+1)のサンプリングデ
ータへジャンプし、サンプリングデータの読み出しを開
始する。 〔S3〕サンプリングデータDsと実測データDaを比
較し、実測データDaがサンプリングデータDsに係数
kを乗じた値k・Dsより大ならS4へ、そうでなけば
処理を終了する。ここで、kは1.1〜1.5程度の値
である。 〔S4〕実測データDaサンプリングデータDsとの
差が一定以上であるので、アラームとし、加工を停止
し、アラームの表示、送り速度の低減処理、工具交換等
を行う。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御工作機械の加工負荷を監視する
    加工負荷監視方式において、 実行中のブロック番号を有する実行状態テーブルと、 NC指令を実行し、NC指令の実行に伴って前記実行状
    態テーブルの前記ブロック番号を書き換えるNC指令実
    行手段と、 試切削時の加工負荷のサンプリングデータを、NC指令
    のブロック毎に格納するサンプリングデータ・テーブル
    と、 前記サンプリングデータと実切削時の加工負荷の実測デ
    ータを一定時間毎に比較し、前記ブロック番号が変わっ
    た時に、前記サンプリングデータを新しいブロック番号
    のサンプリングデータに切り換え、前記実切削時の加工
    負荷と前記サンプリングデータの差が一定以上になった
    ときにアラームを出力する負荷監視手段と、 を有することを特徴とする加工負荷監視方式。
  2. 【請求項2】 前記負荷トルクはスピンドルモータの負
    荷トルクであることを特徴とする請求項1記載の加工負
    荷監視方式。
  3. 【請求項3】 前記負荷トルクは送り軸の負荷トルクで
    あることを特徴とする請求項1記載の加工負荷監視方
    式。
  4. 【請求項4】 前記実行状態テーブルには実行モードを
    含むことを特徴とする請求項1記載の加工負荷監視方
    式。
  5. 【請求項5】 前記実行モードは、切削モード、早送り
    モード、非移動モードを有することを特徴とする請求項
    4記載の加工負荷監視方式。
  6. 【請求項6】 前記負荷トルクを推定するオブザーバを
    有することを特徴とする請求項1記載の加工負荷監視方
    式。
JP5195686A 1993-08-06 1993-08-06 加工負荷監視方式 Pending JPH0751995A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5195686A JPH0751995A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 加工負荷監視方式
PCT/JP1994/001206 WO1995004632A1 (en) 1993-08-06 1994-07-21 Working load monitoring system
US08/911,440 US5822212A (en) 1993-08-06 1997-08-12 Machining load monitoring system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5195686A JPH0751995A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 加工負荷監視方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0751995A true JPH0751995A (ja) 1995-02-28

Family

ID=16345318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5195686A Pending JPH0751995A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 加工負荷監視方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0751995A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012169300A1 (ja) * 2011-06-09 2012-12-13 株式会社 日立製作所 工作機械の加工異常検知装置及び加工異常検知方法
WO2013073436A1 (ja) * 2011-11-15 2013-05-23 株式会社日立製作所 工作機械の切削力検出装置、切削力検出方法、加工異常検出方法、および加工条件制御システム
WO2022059611A1 (ja) * 2020-09-17 2022-03-24 ファナック株式会社 異常判定システム及びプログラム
WO2024236764A1 (ja) * 2023-05-17 2024-11-21 ファナック株式会社 異常負荷検出装置、異常負荷検出方法および異常負荷検出プログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012169300A1 (ja) * 2011-06-09 2012-12-13 株式会社 日立製作所 工作機械の加工異常検知装置及び加工異常検知方法
JP2012254499A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Hitachi Ltd 工作機械の加工異常検知装置及び加工異常検知方法
WO2013073436A1 (ja) * 2011-11-15 2013-05-23 株式会社日立製作所 工作機械の切削力検出装置、切削力検出方法、加工異常検出方法、および加工条件制御システム
JPWO2013073436A1 (ja) * 2011-11-15 2015-04-02 株式会社日立製作所 工作機械の切削力検出装置、切削力検出方法、加工異常検出方法、および加工条件制御システム
WO2022059611A1 (ja) * 2020-09-17 2022-03-24 ファナック株式会社 異常判定システム及びプログラム
JPWO2022059611A1 (ja) * 2020-09-17 2022-03-24
US12345615B2 (en) 2020-09-17 2025-07-01 Fanuc Corporation Abnormality determination system and program
WO2024236764A1 (ja) * 2023-05-17 2024-11-21 ファナック株式会社 異常負荷検出装置、異常負荷検出方法および異常負荷検出プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5822212A (en) Machining load monitoring system
JP3363958B2 (ja) ドリル加工方式
US5568028A (en) Tool life management system
US6471451B2 (en) Method of correcting thermal displacement of machine tool
EP1353251B1 (en) Numerical controller
JP3285663B2 (ja) 工具破損検出装置
JPH07132440A (ja) 加工負荷監視方式
WO1995004633A1 (en) Tool life estimation method
JPH0569275A (ja) 数値制御装置
JP2006004275A (ja) 数値制御装置
JPH11143514A (ja) 加工誤差チェックができる数値制御装置
JPH0751995A (ja) 加工負荷監視方式
JPH0751997A (ja) 加工負荷監視方式
JPH0976144A (ja) 工作機械における加工状態監視方法
JPH0751996A (ja) Cncの過剰負荷検出方式
JP2880211B2 (ja) 工具負荷監視制御方法
JPH0854915A (ja) 加工負荷監視方式
JPH06304814A (ja) リジッドタップ制御方式
JPH0885044A (ja) 加工負荷監視方式
JPH0751993A (ja) Cncの機械要素寿命推定方式
JPH0751992A (ja) 穴開け加工方式
JPH0938845A (ja) 数値制御装置
WO1995004632A1 (en) Working load monitoring system
JP2622415B2 (ja) 数値制御装置の教示データ作成方式及び加工速度制御方式
JPH04360754A (ja) 工具寿命管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees