JPH0752056A - レンチ - Google Patents
レンチInfo
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- JPH0752056A JPH0752056A JP19592093A JP19592093A JPH0752056A JP H0752056 A JPH0752056 A JP H0752056A JP 19592093 A JP19592093 A JP 19592093A JP 19592093 A JP19592093 A JP 19592093A JP H0752056 A JPH0752056 A JP H0752056A
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- handle
- rotary plate
- stopper
- wrench
- plate
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- Granted
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 241000282693 Cercopithecidae Species 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 狭い空間内にある被回転体の回転を確実に行
うようにすること。 【構成】 先端部に半円弧状の係合部を有したハンドル
10と、係合部に係合する略円状の係合部を少なくとも
片面に有して外周に多数の係止部を有した回転板20
と、この回転板20の回転中心に形成されて被回転体が
嵌合される嵌合部23と、ハンドル10の先端部側に設
けられて回転板20の回転を選択的に止めるストッパ3
0とを備えたこと。
うようにすること。 【構成】 先端部に半円弧状の係合部を有したハンドル
10と、係合部に係合する略円状の係合部を少なくとも
片面に有して外周に多数の係止部を有した回転板20
と、この回転板20の回転中心に形成されて被回転体が
嵌合される嵌合部23と、ハンドル10の先端部側に設
けられて回転板20の回転を選択的に止めるストッパ3
0とを備えたこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレンチに関し、特にナッ
ト等に対する係合をやり直さなくても、ハンドルの往復
回動によってナット等の締着・取外しを行えるレンチに
関するものである。
ト等に対する係合をやり直さなくても、ハンドルの往復
回動によってナット等の締着・取外しを行えるレンチに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ナットの締着等を行うためのレンチとし
ては、例えばソケットレンチのように、ハンドルの往復
回動のみで操作ができて、ナットへの係合は1回だけで
済むようにしたものが既に存在している。この従来のソ
ケットレンチは、ナットが係合されるソケットをハンド
ルの先端部にて回転及び交換可能に支持したものであ
り、ハンドルの往復回動のみによってナットの締着を行
えるものであることから、非常に便利な工具である。
ては、例えばソケットレンチのように、ハンドルの往復
回動のみで操作ができて、ナットへの係合は1回だけで
済むようにしたものが既に存在している。この従来のソ
ケットレンチは、ナットが係合されるソケットをハンド
ルの先端部にて回転及び交換可能に支持したものであ
り、ハンドルの往復回動のみによってナットの締着を行
えるものであることから、非常に便利な工具である。
【0003】このソケットレンチは、そのソケットが一
定の厚さを有しているものであるから、これを包み込ん
でいるハンドルの先端部は相当厚いものとなっている。
それだけでなく、ソケットの回転を一方向にするための
機構が先端部に組み込んであるから、この従来のソケッ
トレンチの先端部は非常に厚さのあるものとなっている
のである。このため、ナットの外方が大きく開放されて
いるような場所でこのケットレンチを使用する場合は相
当便利ではあるが、例えば図2の(イ)に示すように、
壁側に設置した機械設備のメンテナンスを行う場合のよ
うに、対象となるナットと壁との間の隙間が非常に狭
く、上述したソケットレンチが入らないような場合に
は、当該ソケットレンチは使用できないものである。
定の厚さを有しているものであるから、これを包み込ん
でいるハンドルの先端部は相当厚いものとなっている。
それだけでなく、ソケットの回転を一方向にするための
機構が先端部に組み込んであるから、この従来のソケッ
トレンチの先端部は非常に厚さのあるものとなっている
のである。このため、ナットの外方が大きく開放されて
いるような場所でこのケットレンチを使用する場合は相
当便利ではあるが、例えば図2の(イ)に示すように、
壁側に設置した機械設備のメンテナンスを行う場合のよ
うに、対象となるナットと壁との間の隙間が非常に狭
く、上述したソケットレンチが入らないような場合に
は、当該ソケットレンチは使用できないものである。
【0004】また、被回転体としては、ターンバックル
や逆ネジ管継手のように、互いに逆の二箇所のネジ部を
備えていて、このネジ部に対して金属棒や配管をそれぞ
れ螺着すべく全体を回転させることにより、二箇所のネ
ジ部に対して金属棒や配管を同時に接触するものがあ
る。従って、これらのターンバックルや逆ネジ管継手を
実際に使用するには、これ全体を強力に回転させるもの
が必要であるが、一般的にはモンキーレンチやパイプレ
ンチを利用して回転させていたものである。ところが、
これらのモンキーレンチやパイプレンチは、前述したソ
ケットレンチのように、被回転体に対する係合を1回で
済ませることができないものであるから、少しハンドル
を回転させて再び被回転体への係合をやり直し、これを
何回も繰り返さなければならない不便さのあるものであ
る。
や逆ネジ管継手のように、互いに逆の二箇所のネジ部を
備えていて、このネジ部に対して金属棒や配管をそれぞ
れ螺着すべく全体を回転させることにより、二箇所のネ
ジ部に対して金属棒や配管を同時に接触するものがあ
る。従って、これらのターンバックルや逆ネジ管継手を
実際に使用するには、これ全体を強力に回転させるもの
が必要であるが、一般的にはモンキーレンチやパイプレ
ンチを利用して回転させていたものである。ところが、
これらのモンキーレンチやパイプレンチは、前述したソ
ケットレンチのように、被回転体に対する係合を1回で
済ませることができないものであるから、少しハンドル
を回転させて再び被回転体への係合をやり直し、これを
何回も繰り返さなければならない不便さのあるものであ
る。
【0005】まして、ターンバックルで連結すべき2本
の金属棒や、逆ネジ管継手で接続すべき2本の配管は壁
や床等に沿わせて配置されることが多いものであるか
ら、工具のハンドルの回動範囲は非常に限られており、
前述した被回転体への工具の係合を非常に頻繁に行わな
ければならないのである。
の金属棒や、逆ネジ管継手で接続すべき2本の配管は壁
や床等に沿わせて配置されることが多いものであるか
ら、工具のハンドルの回動範囲は非常に限られており、
前述した被回転体への工具の係合を非常に頻繁に行わな
ければならないのである。
【0006】そこで、本発明者は、狭い空間内にあるナ
ットやターンバックル等の被回転体であっても、その締
着や取外しを容易に行えるようにした工具とするにはど
うしたらよいかについて種々検討を重ねてきた結果、本
発明を完成したのである。
ットやターンバックル等の被回転体であっても、その締
着や取外しを容易に行えるようにした工具とするにはど
うしたらよいかについて種々検討を重ねてきた結果、本
発明を完成したのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の実状
に鑑みてなされたもので、その解決しようとする課題
は、狭い空間内にある被回転体の回転を確実に行うよう
にすることである。
に鑑みてなされたもので、その解決しようとする課題
は、狭い空間内にある被回転体の回転を確実に行うよう
にすることである。
【0008】そして、請求項1に記載の発明の目的とす
るところは、被回転体に対する係合を少なくしハンドル
の往復動によってのみ被回転体の締着または取外しを行
うことができて、しかも被回転体に対して係合される回
転体を大きく突出させて狭い空間内でもその締着等を行
うことのできるレンチを簡単な構成によって提供するこ
とにある。
るところは、被回転体に対する係合を少なくしハンドル
の往復動によってのみ被回転体の締着または取外しを行
うことができて、しかも被回転体に対して係合される回
転体を大きく突出させて狭い空間内でもその締着等を行
うことのできるレンチを簡単な構成によって提供するこ
とにある。
【0009】また、請求項2に係る発明の目的とすると
ころは、請求項1の発明と同様な目的を達成することが
できて、しかもターンバックル等のような両側が工具の
挿入を行うことができない構造のものであっても、その
回動操作を確実に行うことのできるレンチを提供するこ
とにある。
ころは、請求項1の発明と同様な目的を達成することが
できて、しかもターンバックル等のような両側が工具の
挿入を行うことができない構造のものであっても、その
回動操作を確実に行うことのできるレンチを提供するこ
とにある。
【0010】そして、請求項3に係る発明の目的とする
ところは、請求項1と同様な目的を達成することができ
て、しかも、必要時での回転板の回動阻止を簡単な構造
によって行うことのできるレンチを提供することにあ
る。
ところは、請求項1と同様な目的を達成することができ
て、しかも、必要時での回転板の回動阻止を簡単な構造
によって行うことのできるレンチを提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、まず請求項1に係る発明の採った手段は、実施例
において使用する符号を付して説明すると、「ナット2
10、ターンバックル220等の被回転体を回転して締
着あるいは取外しするためのレンチ100であって、先
端部11に半円弧状の係合部13を有したハンドル10
と、係合部11に係合する略円状の係合部21を少なく
とも片面に有して外周に多数の係止部22を有した回転
板20と、この回転板20の回転中心に形成されて被回
転体が嵌合される嵌合部23と、ハンドル10の先端部
11側に設けられて回転板20の回転を選択的に止める
ストッパ30とを備えたことを特徴とするレンチ10
0」である。
めに、まず請求項1に係る発明の採った手段は、実施例
において使用する符号を付して説明すると、「ナット2
10、ターンバックル220等の被回転体を回転して締
着あるいは取外しするためのレンチ100であって、先
端部11に半円弧状の係合部13を有したハンドル10
と、係合部11に係合する略円状の係合部21を少なく
とも片面に有して外周に多数の係止部22を有した回転
板20と、この回転板20の回転中心に形成されて被回
転体が嵌合される嵌合部23と、ハンドル10の先端部
11側に設けられて回転板20の回転を選択的に止める
ストッパ30とを備えたことを特徴とするレンチ10
0」である。
【0012】すなわち、このレンチ100は、ハンドル
10の先端に、ナット210等の被回転体に嵌合される
嵌合部23を略中心に有した回転板20を回転可能に支
持したものであり、その支持はハンドル10の先端部1
1側に設けた半円弧状の係合部13と、回転板20側に
設けた円弧状の係合部21とによってなされるものであ
る。もちろん、この場合、ハンドル10の先端部11
と、これに一体化されるカバー40とによって、回転板
20の一部は包み込まれた状態となるのであるが、ハン
ドル10側の係合部13と回転板20側の係合部21と
は、回転板20の回転を可能にするために、互いに係合
させたものである。そして、この回転板20の回転は、
ハンドル10の先端部11側に設けたストッパ30を、
回転板20の外周に形成した係止部22に係止させるこ
とにより阻止されるものである。
10の先端に、ナット210等の被回転体に嵌合される
嵌合部23を略中心に有した回転板20を回転可能に支
持したものであり、その支持はハンドル10の先端部1
1側に設けた半円弧状の係合部13と、回転板20側に
設けた円弧状の係合部21とによってなされるものであ
る。もちろん、この場合、ハンドル10の先端部11
と、これに一体化されるカバー40とによって、回転板
20の一部は包み込まれた状態となるのであるが、ハン
ドル10側の係合部13と回転板20側の係合部21と
は、回転板20の回転を可能にするために、互いに係合
させたものである。そして、この回転板20の回転は、
ハンドル10の先端部11側に設けたストッパ30を、
回転板20の外周に形成した係止部22に係止させるこ
とにより阻止されるものである。
【0013】また、請求項2に係る発明の採った手段
は、上記の請求項1の手段をそのまま踏襲するととも
に、特に回転板20の嵌合部23を、各図に示すよう
に、回転板20の表裏に貫通して、一部にて外方に開口
したものとしたものである。つまり、この請求項2に係
るレンチ100では、その開口23aから、ターンバッ
クル220や被回転体のような両端が塞がれている被回
転体を、嵌合部23内に挿通するようにしたものであ
る。
は、上記の請求項1の手段をそのまま踏襲するととも
に、特に回転板20の嵌合部23を、各図に示すよう
に、回転板20の表裏に貫通して、一部にて外方に開口
したものとしたものである。つまり、この請求項2に係
るレンチ100では、その開口23aから、ターンバッ
クル220や被回転体のような両端が塞がれている被回
転体を、嵌合部23内に挿通するようにしたものであ
る。
【0014】そして、請求項3に係る発明の採った手段
は、前述した各ストッパ30を、回転板20側の係止部
22に係止する先端部31と、ハンドル10の先端部1
1側にて回動可能に支持された基端部32とを備えた左
右一対のものであり、かつ、それぞれのストッパ30・
30とハンドル10側との間に介装されてかく先端部3
1を回転板20側の係止部22に係止すべく付勢するス
プリング33と、各ストッパ30を選択的に押動してそ
の係止を解除するカム34とを備えたものとしたもので
ある。このように構成することによって、このレンチ1
00においては、回転板20の一方への回転のみを阻止
して、ハンドル10の往復操作によってのみ被回転体の
締着等を簡単な構成によって行えるようにしたものであ
る。
は、前述した各ストッパ30を、回転板20側の係止部
22に係止する先端部31と、ハンドル10の先端部1
1側にて回動可能に支持された基端部32とを備えた左
右一対のものであり、かつ、それぞれのストッパ30・
30とハンドル10側との間に介装されてかく先端部3
1を回転板20側の係止部22に係止すべく付勢するス
プリング33と、各ストッパ30を選択的に押動してそ
の係止を解除するカム34とを備えたものとしたもので
ある。このように構成することによって、このレンチ1
00においては、回転板20の一方への回転のみを阻止
して、ハンドル10の往復操作によってのみ被回転体の
締着等を簡単な構成によって行えるようにしたものであ
る。
【0015】
【発明の作用】以上のように構成した各発明の作用を、
それぞれ項を分けて説明する。
それぞれ項を分けて説明する。
【0016】(請求項1のレンチ100について)この
レンチ100においては、図1にも示すように、ハンド
ル10の先端部11から回転板20が約2/3程度突出
したものとなっていて、その略中心に設けた被回転体に
対する嵌合部23が完全に露出したものとなっている。
しかも、この回転板20は、図6あるいは図8に示すよ
うに、文字通りの板状のものであるから、例えば図2の
(イ)に示すように、狭い空間内にあるナット210に
対して当該回転板20を差し込んで、その嵌合部23に
対するナット210の嵌合が行えるものである。
レンチ100においては、図1にも示すように、ハンド
ル10の先端部11から回転板20が約2/3程度突出
したものとなっていて、その略中心に設けた被回転体に
対する嵌合部23が完全に露出したものとなっている。
しかも、この回転板20は、図6あるいは図8に示すよ
うに、文字通りの板状のものであるから、例えば図2の
(イ)に示すように、狭い空間内にあるナット210に
対して当該回転板20を差し込んで、その嵌合部23に
対するナット210の嵌合が行えるものである。
【0017】さて、この回転板20は、図1あるいは図
4に示したように、少なくとも一方の面に形成した係合
部21を有したものであって、この係合部21はハンド
ル10の先端部11側に設けた係合部13に係合してい
る。以下に示す実施例においては、回転板20側の係合
部21を円状溝とし、ハンドル10側の係合部13を半
円弧状の突条とした例が示してあるが、これらは逆であ
ってもよいものであり、要するにこれら係合部13及び
21によって、回転板20がハンドル10の先端部11
に対して保持されるとともに、この回転板20がハンド
ル10の先端部11に対して嵌合部23を中心にした回
転が可能とされているものである。(使用上は、嵌合部
23にて被回転体に嵌合されることによって、言わば被
回転体に対して固定された回転板20についてハンドル
10側が回転されるのである。)従って、回転板20側
の係合部21やハンドル10側の係合部13は、回転板
20の嵌合部23を中心とする円弧状のものであること
が重要である。
4に示したように、少なくとも一方の面に形成した係合
部21を有したものであって、この係合部21はハンド
ル10の先端部11側に設けた係合部13に係合してい
る。以下に示す実施例においては、回転板20側の係合
部21を円状溝とし、ハンドル10側の係合部13を半
円弧状の突条とした例が示してあるが、これらは逆であ
ってもよいものであり、要するにこれら係合部13及び
21によって、回転板20がハンドル10の先端部11
に対して保持されるとともに、この回転板20がハンド
ル10の先端部11に対して嵌合部23を中心にした回
転が可能とされているものである。(使用上は、嵌合部
23にて被回転体に嵌合されることによって、言わば被
回転体に対して固定された回転板20についてハンドル
10側が回転されるのである。)従って、回転板20側
の係合部21やハンドル10側の係合部13は、回転板
20の嵌合部23を中心とする円弧状のものであること
が重要である。
【0018】そして、嵌合部23にて被回転体に固定さ
れた状態にある回転板20を、ハンドル10の往復動に
よって一定方向に回転させるのに重要なのがストッパ3
0である。このストッパ30は、回転板20の外周に形
成した各係止部22に選択的に係合するものであり、種
々の態様のものが考えられるが、要するに、ハンドル1
0に対する回転板20の一定方向の回転を選択的にフリ
ーにし、あるいは阻止するものであれば何であってもよ
い。つまり、このストッパ30は、その先端部31が回
転板20の外周に形成した係止部22に係止されること
により、ハンドル10に対する回転板20の回転を阻止
し(この場合に、ハンドル10の操作によって、被回転
体の締着等の実質的作業がなされる)、また係止部22
に対する係止が外れることによって、ハンドル10に対
する回転板20の回転がフリーになる(この場合に、被
回転体に力を加えないでハンドル10が元の位置に戻さ
れる)のである。
れた状態にある回転板20を、ハンドル10の往復動に
よって一定方向に回転させるのに重要なのがストッパ3
0である。このストッパ30は、回転板20の外周に形
成した各係止部22に選択的に係合するものであり、種
々の態様のものが考えられるが、要するに、ハンドル1
0に対する回転板20の一定方向の回転を選択的にフリ
ーにし、あるいは阻止するものであれば何であってもよ
い。つまり、このストッパ30は、その先端部31が回
転板20の外周に形成した係止部22に係止されること
により、ハンドル10に対する回転板20の回転を阻止
し(この場合に、ハンドル10の操作によって、被回転
体の締着等の実質的作業がなされる)、また係止部22
に対する係止が外れることによって、ハンドル10に対
する回転板20の回転がフリーになる(この場合に、被
回転体に力を加えないでハンドル10が元の位置に戻さ
れる)のである。
【0019】以上のことを、当該レンチ100の使用の
態様に合わせて説明すると、図2の(イ)に示したよう
な狭い空間内に突出している被回転体であるナット21
0の締着または取外しを行いたい場合に、このレンチ1
00のハンドル10の先端にて突出している板状の回転
板20をこの狭い空間内に挿入する。この挿入は、回転
板20がハンドル10の先端部11にて突出している板
状のものであるから、容易に行える。そして、回転板2
0の略中心部に形成してある嵌合部23内にナット21
0を嵌合させて、回転板20における係止部22に対す
るストッパ30の係止方向を選択するのであるが、この
選択は具体的には外面に露出している操作レバー37の
操作によって行なうものである。
態様に合わせて説明すると、図2の(イ)に示したよう
な狭い空間内に突出している被回転体であるナット21
0の締着または取外しを行いたい場合に、このレンチ1
00のハンドル10の先端にて突出している板状の回転
板20をこの狭い空間内に挿入する。この挿入は、回転
板20がハンドル10の先端部11にて突出している板
状のものであるから、容易に行える。そして、回転板2
0の略中心部に形成してある嵌合部23内にナット21
0を嵌合させて、回転板20における係止部22に対す
るストッパ30の係止方向を選択するのであるが、この
選択は具体的には外面に露出している操作レバー37の
操作によって行なうものである。
【0020】このように準備してから、各ストッパ30
が回転板20の係止部22に係合している方向にハンド
ル10を回転させれば、ハンドル10からの回転力は回
転板20を介してナット210に伝えられ、ナット21
0の締着または取外しがなされる。ハンドル10を所定
角度回動させるとどこかにつかえることになるが、その
ときには、このハンドル10を元に戻すのである。この
際には、各ストッパ30の先端は回転板20側の係止部
22を乗り越えるから、ハンドル10の戻し回転力は回
転板20には伝わらない、つまりナット210は回転さ
れないのである。換言すれば、ハンドル10は回転板2
0に対してフリーの状態となって元に戻されるのであ
り、次に前述したようにハンドル10を操作すれば、ナ
ット210の回動がさらになされるのである。勿論、ナ
ット210を締着するか取外すかは、各ストッパ30の
係合状態を変えるのみで選択できるものである。
が回転板20の係止部22に係合している方向にハンド
ル10を回転させれば、ハンドル10からの回転力は回
転板20を介してナット210に伝えられ、ナット21
0の締着または取外しがなされる。ハンドル10を所定
角度回動させるとどこかにつかえることになるが、その
ときには、このハンドル10を元に戻すのである。この
際には、各ストッパ30の先端は回転板20側の係止部
22を乗り越えるから、ハンドル10の戻し回転力は回
転板20には伝わらない、つまりナット210は回転さ
れないのである。換言すれば、ハンドル10は回転板2
0に対してフリーの状態となって元に戻されるのであ
り、次に前述したようにハンドル10を操作すれば、ナ
ット210の回動がさらになされるのである。勿論、ナ
ット210を締着するか取外すかは、各ストッパ30の
係合状態を変えるのみで選択できるものである。
【0021】(請求項2のレンチ100について)この
レンチ100においては、その回転板20の嵌合部23
が表裏に貫通するとともに、一部に外方に向けて開口す
る開口23aを有したものとしてあるから、図2の
(ロ)または(ハ)に示すように、この開口23aに被
回転体であるターンバックル220または逆ネジ管継手
230の胴部を挿入し得るのである。つまり、これらの
ターンバックル220または逆ネジ管継手230は、そ
の両端が金属棒や配管等によって塞がれた状態にあっ
て、前述したナット210のように回転板20の嵌合部
23を両端側から嵌合することができないものである
が、その胴部に開口23aから回転板20を嵌合するこ
とにより、ターンバックル220または逆ネジ管継手2
30の嵌合部23に対する嵌合が行えるのである。そし
て、嵌合後には、ハンドル10はターンバックル220
または逆ネジ管継手230の軸方向に対して直交する方
向、すなわち、ターンバックル220または逆ネジ管継
手230の全体の回動を行える方向に位置することにな
るのである。そこで、各ストッパ30を前述したように
操作して、ハンドル10を往復動操作すれば、ターンバ
ックル220または逆ネジ管継手230の締着または取
外しが行えるのである。
レンチ100においては、その回転板20の嵌合部23
が表裏に貫通するとともに、一部に外方に向けて開口す
る開口23aを有したものとしてあるから、図2の
(ロ)または(ハ)に示すように、この開口23aに被
回転体であるターンバックル220または逆ネジ管継手
230の胴部を挿入し得るのである。つまり、これらの
ターンバックル220または逆ネジ管継手230は、そ
の両端が金属棒や配管等によって塞がれた状態にあっ
て、前述したナット210のように回転板20の嵌合部
23を両端側から嵌合することができないものである
が、その胴部に開口23aから回転板20を嵌合するこ
とにより、ターンバックル220または逆ネジ管継手2
30の嵌合部23に対する嵌合が行えるのである。そし
て、嵌合後には、ハンドル10はターンバックル220
または逆ネジ管継手230の軸方向に対して直交する方
向、すなわち、ターンバックル220または逆ネジ管継
手230の全体の回動を行える方向に位置することにな
るのである。そこで、各ストッパ30を前述したように
操作して、ハンドル10を往復動操作すれば、ターンバ
ックル220または逆ネジ管継手230の締着または取
外しが行えるのである。
【0022】このとき、これらのターンバックル220
または逆ネジ管継手230が壁や床面等に近接してい
て、ハンドル10の回動操作範囲が限られていても、ハ
ンドル10は小きざみの往復動操作が出来るものとなっ
ているから、これらターンバックル220または逆ネジ
管継手230の締着または取外し操作は容易に行われる
のである。
または逆ネジ管継手230が壁や床面等に近接してい
て、ハンドル10の回動操作範囲が限られていても、ハ
ンドル10は小きざみの往復動操作が出来るものとなっ
ているから、これらターンバックル220または逆ネジ
管継手230の締着または取外し操作は容易に行われる
のである。
【0023】回転板20の一部に開口23aが形成して
あると、この開口23aによって回転板20がハンドル
10から外れてしまうのではないかとの疑問が生じ易い
が、そのような問題は全くない。何故なら、回転板20
は、これに形成してある係合部21とハンドル10側の
係合部13との係合によって係合しているものであり、
これらの係合部13及び23の係合は、開口23a以外
のどこかで必ずなされているからである。
あると、この開口23aによって回転板20がハンドル
10から外れてしまうのではないかとの疑問が生じ易い
が、そのような問題は全くない。何故なら、回転板20
は、これに形成してある係合部21とハンドル10側の
係合部13との係合によって係合しているものであり、
これらの係合部13及び23の係合は、開口23a以外
のどこかで必ずなされているからである。
【0024】(請求項3のレンチ100について)この
レンチ100においては、各ストッパ30をより具体的
な構成を有したものとして、その切換操作性をより良好
なものとしてある。すなわち、各ストッパ30は、その
基端部32にてハンドル10側に回動自在に支持されて
いて、これとハンドル10側間に介装したスプリング3
3によって、その各先端部31が回転板20側の係止部
22に係合すべく常に付勢されているものであり、その
各先端部31の形状は回転板20側の係止部22の形状
に応じたものとしてある。また、ストッパ30は、図4
の図示上側の一対のように、カム34を中心に左右に分
けて配置されるものであるから、カム34の回動によっ
て、いずれか一方のストッパ30が回転板20とは反対
側に押圧され、他方がスプリング33によって回転板2
0側に付勢されるのである。
レンチ100においては、各ストッパ30をより具体的
な構成を有したものとして、その切換操作性をより良好
なものとしてある。すなわち、各ストッパ30は、その
基端部32にてハンドル10側に回動自在に支持されて
いて、これとハンドル10側間に介装したスプリング3
3によって、その各先端部31が回転板20側の係止部
22に係合すべく常に付勢されているものであり、その
各先端部31の形状は回転板20側の係止部22の形状
に応じたものとしてある。また、ストッパ30は、図4
の図示上側の一対のように、カム34を中心に左右に分
けて配置されるものであるから、カム34の回動によっ
て、いずれか一方のストッパ30が回転板20とは反対
側に押圧され、他方がスプリング33によって回転板2
0側に付勢されるのである。
【0025】図4に示した状態で以上の作用を説明する
と、図4では合計4本のストッパ30が採用されている
が、図示最上段のストッパ30はそのスプリング33に
よって先端部31が回転板20側の係止部22に係合し
ており、図示次段(上方から二つ目)のストッパ30は
カム34によって回転板20から離れる方向に押圧され
ていて、回転板20の回転に直接開与していない。つま
り、この図4に示した状態では、回転板20は、最上段
のストッパ30によって図示反時計方向への回動が規制
されているのであり、図示時計方向の回動は、ストッパ
30の先端部31が係止部22に係合することなくスプ
リング33側に押されるものであることから、言わばフ
リーとなっている。
と、図4では合計4本のストッパ30が採用されている
が、図示最上段のストッパ30はそのスプリング33に
よって先端部31が回転板20側の係止部22に係合し
ており、図示次段(上方から二つ目)のストッパ30は
カム34によって回転板20から離れる方向に押圧され
ていて、回転板20の回転に直接開与していない。つま
り、この図4に示した状態では、回転板20は、最上段
のストッパ30によって図示反時計方向への回動が規制
されているのであり、図示時計方向の回動は、ストッパ
30の先端部31が係止部22に係合することなくスプ
リング33側に押されるものであることから、言わばフ
リーとなっている。
【0026】次に、回転板20の図示反時計方向への回
動を許容し、時計方向への回動を規制しようとするため
には、カム34をカム軸35を中心に回動させることに
より、最上段のストッパ30が回転板20から引き離さ
れるとともに、次段に位置するストッパ30の先端部3
1が回転板20の係止部22に係合し得る状態となるの
である。
動を許容し、時計方向への回動を規制しようとするため
には、カム34をカム軸35を中心に回動させることに
より、最上段のストッパ30が回転板20から引き離さ
れるとともに、次段に位置するストッパ30の先端部3
1が回転板20の係止部22に係合し得る状態となるの
である。
【0027】なお、図4に示した実施例では、カム34
を二つ配置するとともに、各カム34の左右にそれぞれ
一対のストッパ30を配置したのであるが、これはスト
ッパ30による回転板20の回動規制を二本のストッパ
30によって行うようにするためである。そして、各カ
ム34はカム軸35と一体的に回動されるのであるが、
各カム軸35はリンク36を介して一本の操作レバー3
7に連結してあって、この操作レバー37を左右に押動
することにより、回転板20のどちら側への回動を規制
するかが選択されるのである。
を二つ配置するとともに、各カム34の左右にそれぞれ
一対のストッパ30を配置したのであるが、これはスト
ッパ30による回転板20の回動規制を二本のストッパ
30によって行うようにするためである。そして、各カ
ム34はカム軸35と一体的に回動されるのであるが、
各カム軸35はリンク36を介して一本の操作レバー3
7に連結してあって、この操作レバー37を左右に押動
することにより、回転板20のどちら側への回動を規制
するかが選択されるのである。
【0028】
【実施例】次に、各請求項に係るレンチ100を、図に
示した実施例に従って詳細に説明するが、図に示した実
施例は、各請求項に係る発明の全てを含むものであるか
ら、この実施例のレンチ100を説明することで、各請
求項の発明の全てを説明することとする。
示した実施例に従って詳細に説明するが、図に示した実
施例は、各請求項に係る発明の全てを含むものであるか
ら、この実施例のレンチ100を説明することで、各請
求項の発明の全てを説明することとする。
【0029】図1及び図3には、本発明に係るレンチ1
00の平面図及び底面図が示してあり、このレンチ10
0は、ハンドル10の先端部11に突出させた回転板2
0を備えていて、この回転板20の回転中心位置には嵌
合部23が形成してある。この嵌合部23としては、タ
ーンバックル220や逆ネジ管継手230等の端部から
挿入できない被回転体を対象とする場合には、図1及び
図3にて示したように、回転板20の表裏に貫通して一
部に外方に開口する開口23aを備えたものとして実施
してもよいが、被回転体としてナット210を対象とす
るものである場合には、ナット210に嵌合できる単な
る凹所であってもよいものである。
00の平面図及び底面図が示してあり、このレンチ10
0は、ハンドル10の先端部11に突出させた回転板2
0を備えていて、この回転板20の回転中心位置には嵌
合部23が形成してある。この嵌合部23としては、タ
ーンバックル220や逆ネジ管継手230等の端部から
挿入できない被回転体を対象とする場合には、図1及び
図3にて示したように、回転板20の表裏に貫通して一
部に外方に開口する開口23aを備えたものとして実施
してもよいが、被回転体としてナット210を対象とす
るものである場合には、ナット210に嵌合できる単な
る凹所であってもよいものである。
【0030】このレンチ100のハンドル10における
先端部11には、図4に示したように、ハンドル10と
は反対側に開口する収納凹所12が形成してあり、この
収納凹所12内に回転板20の一部やストッパ30等を
収納するようにしてある。この収納凹所12の内面に
は、略半円弧状の係合部13が形成してあり、また後述
する各ストッパ30のための基端収納凹所12aが収納
凹所12内に向けて開口するように形成してあるもので
ある。なお、本実施例における係合部13は、突条とし
て形成した回転板20側の係合部21が収納されるよう
に、円弧状の凹溝として形成しているが、これら係合部
13及び21の凹凸状態を実施例の場合とは逆にして実
施してもよいものである。
先端部11には、図4に示したように、ハンドル10と
は反対側に開口する収納凹所12が形成してあり、この
収納凹所12内に回転板20の一部やストッパ30等を
収納するようにしてある。この収納凹所12の内面に
は、略半円弧状の係合部13が形成してあり、また後述
する各ストッパ30のための基端収納凹所12aが収納
凹所12内に向けて開口するように形成してあるもので
ある。なお、本実施例における係合部13は、突条とし
て形成した回転板20側の係合部21が収納されるよう
に、円弧状の凹溝として形成しているが、これら係合部
13及び21の凹凸状態を実施例の場合とは逆にして実
施してもよいものである。
【0031】また、ハンドル10の先端部11に形成し
た収納凹所12内に前述したもの等を収納・組付けた後
においては、その全体を、図5に示したようなカバー4
0によって覆うものであり、図1ではこのカバー40に
よって覆った状態が示してあるものである。このカバー
40の内面には、ハンドル10側の係合部13と略同じ
形状の係合部41が形成してあるが、この係合部41は
回転板20の係合部21に係合するものであるから、も
しこのカバー40の裏面側に回転板20の係合部21が
存在しないのであれば不要となるものである。
た収納凹所12内に前述したもの等を収納・組付けた後
においては、その全体を、図5に示したようなカバー4
0によって覆うものであり、図1ではこのカバー40に
よって覆った状態が示してあるものである。このカバー
40の内面には、ハンドル10側の係合部13と略同じ
形状の係合部41が形成してあるが、この係合部41は
回転板20の係合部21に係合するものであるから、も
しこのカバー40の裏面側に回転板20の係合部21が
存在しないのであれば不要となるものである。
【0032】回転板20は、図6あるいは図8に示すよ
うに、文字通り板状のものであり、外形は、図4に示し
たように略円形のものである。そして、この回転板20
の外周面には、多数の係止部22が等間隔で形成してあ
るのであり、本実施例の係止部22は、各ストッパ30
の係止を容易かつ確実にするためと、加工を容易にする
ために、所謂山形に形成したものである。つまり、各ス
トッパ30の先端部31は、実施例では平面状の端面を
有したものとしているから、この端面が係合し易いよう
に、互いに傾斜する面を山形に並べたものとしてあるも
のである。従って、各係止部22の形状としては山形状
のものに限られるものではなく、例えば各ストッパ30
の先端が挿入されるべき凹所であってもよいものであ
る。
うに、文字通り板状のものであり、外形は、図4に示し
たように略円形のものである。そして、この回転板20
の外周面には、多数の係止部22が等間隔で形成してあ
るのであり、本実施例の係止部22は、各ストッパ30
の係止を容易かつ確実にするためと、加工を容易にする
ために、所謂山形に形成したものである。つまり、各ス
トッパ30の先端部31は、実施例では平面状の端面を
有したものとしているから、この端面が係合し易いよう
に、互いに傾斜する面を山形に並べたものとしてあるも
のである。従って、各係止部22の形状としては山形状
のものに限られるものではなく、例えば各ストッパ30
の先端が挿入されるべき凹所であってもよいものであ
る。
【0033】実施例に係るレンチ100においては、図
4に示したように、合計4本のストッパ30を使用して
いるものであり、各ストッパ30は、前述したハンドル
10の先端部11側に形成した基端収納凹所12a内に
基端部32を挿入してハンドル10側に取付けられるも
のである。つまり、各ストッパ30の基端部32は略円
状に形成してあり、これを基端収納凹所12a内に上方
から挿通することにより、ハンドル10側に対して回動
自在で、かつ図4の横方向に対して抜け出ないように組
付けられるものである。また、各ストッパ30は、図4
に示したように、これとハンドル10側間に介装した圧
縮スプリングであるスプリング33によって、その先端
部31が回転板20側に向かうように常に付勢されたも
のとしてある。そして、各先端部31の端面は、前述し
た係止部22に係合し得るように、平面状に形成したも
のである。
4に示したように、合計4本のストッパ30を使用して
いるものであり、各ストッパ30は、前述したハンドル
10の先端部11側に形成した基端収納凹所12a内に
基端部32を挿入してハンドル10側に取付けられるも
のである。つまり、各ストッパ30の基端部32は略円
状に形成してあり、これを基端収納凹所12a内に上方
から挿通することにより、ハンドル10側に対して回動
自在で、かつ図4の横方向に対して抜け出ないように組
付けられるものである。また、各ストッパ30は、図4
に示したように、これとハンドル10側間に介装した圧
縮スプリングであるスプリング33によって、その先端
部31が回転板20側に向かうように常に付勢されたも
のとしてある。そして、各先端部31の端面は、前述し
た係止部22に係合し得るように、平面状に形成したも
のである。
【0034】以上のストッパ30は2本を1組とするも
のであるが、1組のストッパ30間にはカム34をそれ
ぞれ配置するとともに、各カム34をカム軸35によっ
てハンドル10の先端部11側に回転自在に支持するよ
うにしている。各カム34は、そのカム軸35の回動に
よって回動されたとき、その左右に位置しているストッ
パ30の内のいずれか一方を回転板20側に向かうべく
許容し、他方のストッパ30を回転板20から引き離す
ものであり、本実施例では、各カム軸35には操作のた
めのリンク36が一体化してある。そして、各リンク3
6の先端には、図1に示した実施例ではT字状の操作レ
バー37が連結してあり、この操作レバー37を操作す
ることによって、両カム34を同時に回動操作できるよ
うにしてある。
のであるが、1組のストッパ30間にはカム34をそれ
ぞれ配置するとともに、各カム34をカム軸35によっ
てハンドル10の先端部11側に回転自在に支持するよ
うにしている。各カム34は、そのカム軸35の回動に
よって回動されたとき、その左右に位置しているストッ
パ30の内のいずれか一方を回転板20側に向かうべく
許容し、他方のストッパ30を回転板20から引き離す
ものであり、本実施例では、各カム軸35には操作のた
めのリンク36が一体化してある。そして、各リンク3
6の先端には、図1に示した実施例ではT字状の操作レ
バー37が連結してあり、この操作レバー37を操作す
ることによって、両カム34を同時に回動操作できるよ
うにしてある。
【0035】図7〜図9に示した他の実施例に係るレン
チ100においては、各リンク36に対してさらに第二
リンク38の両端が回動自在に連結してあり、この第二
リンク38を、ハンドル10の先端部11側に軸39に
よって回動自在に支持した操作レバー37によって動か
すようにしてある。これにより、操作レバー37を軸3
9を中心に揺動させれば、両カム34の状態を同時かつ
同方向に変えられるのである。なお、図7〜図9に示し
た他の実施例において、図1〜図6に示した実施例に共
通する部材については同一の符号を付して、その詳細な
説明は省略する。
チ100においては、各リンク36に対してさらに第二
リンク38の両端が回動自在に連結してあり、この第二
リンク38を、ハンドル10の先端部11側に軸39に
よって回動自在に支持した操作レバー37によって動か
すようにしてある。これにより、操作レバー37を軸3
9を中心に揺動させれば、両カム34の状態を同時かつ
同方向に変えられるのである。なお、図7〜図9に示し
た他の実施例において、図1〜図6に示した実施例に共
通する部材については同一の符号を付して、その詳細な
説明は省略する。
【0036】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に係る発明
においては、上記実施例にて例示した如く、「先端部1
1に半円弧状の係合部13を有したハンドル10と、係
合部11に係合する略円状の係合部21を少なくとも片
面に有して外周に多数の係止部22を有した回転板20
と、この回転板20の回転中心に形成されて被回転体が
嵌合される嵌合部23と、ハンドル10の先端部11側
に設けられて回転板20の回転を選択的に止めるストッ
パ30とを備えたこと」にその構成上の特徴があり、こ
れにより、被回転体に対する係合を少なくしハンドルの
往復動によってのみ被回転体の締着または取外しを行う
ことができて、しかも被回転体に対して係合される回転
体を大きく突出させて狭い空間内でもその締着等を行う
ことのできるレンチを簡単な構成によって提供すること
ができるのである。
においては、上記実施例にて例示した如く、「先端部1
1に半円弧状の係合部13を有したハンドル10と、係
合部11に係合する略円状の係合部21を少なくとも片
面に有して外周に多数の係止部22を有した回転板20
と、この回転板20の回転中心に形成されて被回転体が
嵌合される嵌合部23と、ハンドル10の先端部11側
に設けられて回転板20の回転を選択的に止めるストッ
パ30とを備えたこと」にその構成上の特徴があり、こ
れにより、被回転体に対する係合を少なくしハンドルの
往復動によってのみ被回転体の締着または取外しを行う
ことができて、しかも被回転体に対して係合される回転
体を大きく突出させて狭い空間内でもその締着等を行う
ことのできるレンチを簡単な構成によって提供すること
ができるのである。
【0037】また、請求項2に係る発明においては、請
求項1のレンチ100における回転板20の嵌合部23
を、「嵌合部23は、回転板20の表裏に貫通するとと
もに、一部にて外方に開口23aしたもの」としたこと
にその構成上の特徴があり、これにより、前述した効果
を発揮することができることは当然として、被回転体と
して両端が自由状態にはなっていないターンバックル2
20や逆ネジ管継手230をも対象とすることができ
て、これらのターンバックル220や逆ネジ管継手23
0の締着作業等を簡単に行なうことのできるレンチ10
0とすることができるのである。
求項1のレンチ100における回転板20の嵌合部23
を、「嵌合部23は、回転板20の表裏に貫通するとと
もに、一部にて外方に開口23aしたもの」としたこと
にその構成上の特徴があり、これにより、前述した効果
を発揮することができることは当然として、被回転体と
して両端が自由状態にはなっていないターンバックル2
20や逆ネジ管継手230をも対象とすることができ
て、これらのターンバックル220や逆ネジ管継手23
0の締着作業等を簡単に行なうことのできるレンチ10
0とすることができるのである。
【0038】さらに、請求項3に係るレンチ100によ
れば、その各ストッパ30を、「ストッパ30は、回転
板20側の係止部22に係止する先端部31と、ハンド
ル10の先端部11側にて回動可能に支持された基端部
32とを備えた左右一対のものであり、かつ、それぞれ
のストッパ30・30とハンドル10側との間に介装さ
れてかく先端部31を回転板20側の係止部22に係止
すべく付勢するスプリング33と、各ストッパ30を選
択的に押動してその係止を解除するカム34とを備えた
もの」とするようにしたことにその構成上の特徴があ
り、これにより、前述した効果の他に、必要時での回転
板の回動阻止を簡単な構造によって行うことのできるレ
ンチを提供することができるという効果をも発揮するこ
とのできるレンチ100を提供することができるのであ
る。
れば、その各ストッパ30を、「ストッパ30は、回転
板20側の係止部22に係止する先端部31と、ハンド
ル10の先端部11側にて回動可能に支持された基端部
32とを備えた左右一対のものであり、かつ、それぞれ
のストッパ30・30とハンドル10側との間に介装さ
れてかく先端部31を回転板20側の係止部22に係止
すべく付勢するスプリング33と、各ストッパ30を選
択的に押動してその係止を解除するカム34とを備えた
もの」とするようにしたことにその構成上の特徴があ
り、これにより、前述した効果の他に、必要時での回転
板の回動阻止を簡単な構造によって行うことのできるレ
ンチを提供することができるという効果をも発揮するこ
とのできるレンチ100を提供することができるのであ
る。
【図1】本発明の一実施例に係るレンチの平面図であ
る。
る。
【図2】同レンチを使用している状態を示すものであ
り、(イ)はナットを対象とした場合の部分断面図、
(ロ)はターンバックルを対象とした場合の部分斜視
図、(11)は逆ネジ管継手を対象とした場合の部分斜
視図である。
り、(イ)はナットを対象とした場合の部分断面図、
(ロ)はターンバックルを対象とした場合の部分斜視
図、(11)は逆ネジ管継手を対象とした場合の部分斜
視図である。
【図3】同レンチの部分底面図である。
【図4】カバーを外した状態の同レンチの部分平面図で
ある。
ある。
【図5】カバーの平面図である。
【図6】同レンチの回転板側からみた断面図である。
【図7】他の実施例に係るレンチの平面図である。
【図8】同側面図である。
【図9】カバーを外した場合のレンチの部分平面図であ
る。
る。
100 レンチ 10 ハンドル 11 先端部 12 収納凹所 13 係合部 20 回転板 21 係合部 22 係止部 23 嵌合部 23a 開口 30 ストッパ 31 先端部 32 基端部 33 スプリング 34 カム 35 カム軸 36 リンク 37 操作レバー 40 カバー 41 係合部 210 ナット 220 ターンバックル 230 逆ネジ管継手
Claims (3)
- 【請求項1】 ナット、ターンバックル等の被回転体を
回転して締着あるいは取外しするためのレンチであっ
て、 先端部に半円弧状の係合部を有したハンドルと、前記係
合部に係合する略円状の係合部を少なくとも片面に有し
て外周に多数の係止部を有した回転板と、この回転板の
回転中心に形成されて前記被回転体が嵌合される嵌合部
と、前記ハンドルの先端部側に設けられて前記回転板の
回転を選択的に止めるストッパとを備えたことを特徴と
するレンチ。 - 【請求項2】 前記嵌合部は、前記回転板の表裏に貫通
するとともに、一部にて外方に開口したものであること
を特徴とする請求項1に記載のレンチ。 - 【請求項3】 前記ストッパは、前記回転板側の係止部
に係止する先端部と、前記ハンドルの先端部側にて回動
可能に支持された基端部とを備えた左右一対のものであ
り、かつ、それぞれのストッパとハンドル側との間に介
装されて前記各先端部を前記回転板側の係止部に係止す
べく付勢するスプリングと、各ストッパを選択的に押動
してその係止を解除するカムとを備えたものとしたこと
を特徴とする請求項1または2に記載のレンチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5195920A JP2556435B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | レンチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5195920A JP2556435B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | レンチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0752056A true JPH0752056A (ja) | 1995-02-28 |
| JP2556435B2 JP2556435B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=16349186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5195920A Expired - Lifetime JP2556435B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | レンチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2556435B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002127033A (ja) * | 2000-10-23 | 2002-05-08 | Sekisui House Ltd | トルクレンチ |
| CN101947760A (zh) * | 2010-10-14 | 2011-01-19 | 上海华伦仪表电子有限公司 | 一种开口式套筒扳手 |
| KR20170000913U (ko) * | 2015-09-01 | 2017-03-10 | 펌텍코리아 (주) | 원터치 스포이트 용기 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102467077B1 (ko) * | 2021-01-27 | 2022-11-16 | 충청대학교 산학협력단 | 콤비네이션 렌치 |
Citations (2)
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| JPS6036165U (ja) * | 1983-08-12 | 1985-03-12 | 小村 房義 | ラチエツト付開口レンチ |
| JPS63201059U (ja) * | 1987-06-17 | 1988-12-26 |
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1993
- 1993-08-06 JP JP5195920A patent/JP2556435B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2556435B2 (ja) | 1996-11-20 |
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