JPH0752116Y2 - 板状物送出装置 - Google Patents

板状物送出装置

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JPH0752116Y2
JPH0752116Y2 JP1991049882U JP4988291U JPH0752116Y2 JP H0752116 Y2 JPH0752116 Y2 JP H0752116Y2 JP 1991049882 U JP1991049882 U JP 1991049882U JP 4988291 U JP4988291 U JP 4988291U JP H0752116 Y2 JPH0752116 Y2 JP H0752116Y2
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JP
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plate
claw
moving
guide
base
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馨 成田
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株式会社オーイズミ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カード等の板状物送出
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカード等の板状物送出装置は、板
状物を収納すると共に1所の板状物出口を有する容器
と、前記板状物出口から板状物を送出方向に移動する移
動部とを具備している。そして、この板状物送出装置の
容器内最下位にある板状物を移動部により板状物出口か
ら外部に送出し、板状物を順次同じ動作により送出す
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
板状物送出装置では、板状物出口が1所であり、カー
ド等の板状物を一方向からのみ送出することしかできな
い。従って、例えばカード等の板状物を管理する際、カ
ウンターの外側に板状物出口を向けて板状物送出装置を
設置すると、カウンターの外側にいる客などには都合が
良いが、カウンターの内側にいる従業員など管理者にと
っては扱いにくいものである。すなわち、カード等の板
状物の回収時、その他のトラブル時に、管理者がカウン
ターの外側に出たり、板状物送出装置を動かし、板状物
出口の向きをカウンター内側に変えなければならなかっ
た。
【0004】そこで、本考案は、上記事情に鑑みてなさ
れたもので、容器の板状物出口から、必要に応じてカー
ド等の板状物を互いに反対方向に送出することができる
板状物送出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案の板状物送出装置は、基台と、板状物を収納
すると共に対向する両側壁下端に板状物出口及び切欠部
を有し該板状物出口を180 度たがえて前記基台上に着脱
自在に設置する容器と、該容器の下方に位置して前記基
台上に設けられ正逆回転駆動体により前記基台上を移動
する移動台と、中央に凸部を両側に板状物の係合溝をそ
れぞれ有し前記移動台上に設けた爪と、該爪の凸部が前
記板状物出口外に位置する点を爪の始動位置に前記板状
物出口中に位置する点を爪の停止位置にそれぞれ設定す
る位置設定部とからなり、前記爪は前記容器内最下
にある板状物を前記爪の係合溝にて順次係合して送出
方向に移動させるものである。
【0006】また、前記基台に固定したブラケットに、
規制板を容器の板状物出口近傍に位置させて上下方向移
動可能に設け、前記規制板により前記板状物出口板状
物の厚みに応じて変化可能にさせても良く、
【0007】更に、前記移動台に前記上下方向移動
可能に取り付けたものであっても良い。
【0008】そして、本発明の板状物送出装置は、基台
と、板状物を収納すると共に対向する両側壁下端に2つ
板状物出口を有し前記基台上に設置する容器と、該容
器の下方に位置して前記基台上に設けられ正逆回転駆動
体により前記基台上を移動する移動台と、中央に凸部を
両側に板状物の係合溝をそれぞれ有して前記移動台に上
下方向移動可能かつ上方向に弾発させて設けた爪と、
爪にバーを回動可能に連結すると共に該バーに回動片を
係合させ該回動片の回動により前記バーを介して前記爪
を上下方向に移動させる爪移動部と、前記回動片の回動
方向を規制して選択した板状物出口に対応した前記爪の
動作にするガイドを前記基台に移動可能に設け該ガイド
を選択した板状物出口に合せて移動させる位置決め板を
設けた爪切換部と、からなり、選択した板状物出口に対
応させて前記位置決め板により前記ガイドを移動させて
前記回動片を規制し、常に板状物の送出時前記爪を上昇
させ板状物に係合させて送出し、戻り時爪を下降させ板
状物の下方を通過させるものである。
【0009】また、前記爪移動部は、爪に一端を回動
連結し他端に長孔を設けたバーと、該バーの長孔に
ピンにより係合させてガイドにより規制された回動方向
により前記バーを介して前記爪を上下方向に移動させ
回動片と、該回動片を軸支し移動台に固定した軸受部
と、前記回動片の一端と前記移動台との間に設けて前記
爪を下方向に付勢させる引張りばねとからなり、前記回
動片が前記ガイドの規制外になると、前記引張りばねの
ばね力に沿う方向に前記回動片を回動させて前記爪を下
降させるものが良く、
【0010】また、前記爪切換部は、基台上にスライド
可能に設け凸部を有するレバーと、該レバーの凸部上に
スライド可能に設け上部及び下部セッターを有する位置
決め板と、該位置決め板上に固定しかつ前記基台上に
下移動可能に設けたガイドとからなり、選択した板状物
出口に対応させて前記位置決め板の上部及び下部セッタ
ーのいずれかに前記レバーの凸部を位置させて前記ガイ
ドを上下移動させるものが良い。
【0011】また、このガイドは、両端側に開放端をそ
れぞれ有する上ガイド板と、両端側に開放をそれぞれ
有する下ガイド板と、該下ガイド板及び前記上ガイド板
を一定間隔に保持するスペーサー部材とからなり、前
記ガイドの上部位置時に爪が板状物を送出するために移
動する際、爪移動部の回動片の下端が下ガイド板の開放
端に当接するように設定して前記回動片を回動させて前
記爪を上下移動させ、前記ガイドの下部位置時に爪が板
状物を送出するために移動する際、前記回動片の上端が
上ガイド板の開放端に当接するように設定して前記回動
片を回動させて前記爪を上下移動させるものである。
【0012】また、前記基台に固定したブラケットに、
規制板を容器の板状物出口近傍に位置させて上下方向移
動可能に設け、前記規制板により前記板状物出口板状
物の厚みに応じて変化可能にさせるものであっても良
く、
【0013】更に、移動台の爪は上下方向に位置決め可
能であっても良い。
【0014】
【作用】上記構成になる板状物送出装置によれば、板状
物を送出したい方向に板状物出口を向けて基台上に容器
を置き、これに合わせて移動台上の爪の位置を位置設定
部により設定し、正逆回転駆動体を作動させ移動台を始
動させ爪を容器の切欠部を通過させ、爪の係合溝
器内の最下位にある板状物を係合させて板状物出口から
送出させ、容器内の次の板状物を爪に積載した状態で爪
を位置設定部により停止させる。このあと移動台を元に
戻すと爪は次の板状物の下面をスライドして行き、板状
物は切欠部を通過できず、爪のみが切欠部を通過して元
に戻り、以後爪は同じ動作をくり返して容器内の板状物
を1枚づつ送出する
【0015】また、板状物出口近傍にある規制板を板状
物の厚みに応じて上下方向に移動させ板状物を薄い
ものから厚いものまで容器内から1枚1枚送出し得る。
【0016】また、爪を移動台に対して上下方向に移動
て、板状物の厚みの変化と板状物出口の寸法変化に
対応させる。
【0017】また、板状物を送出したい方向の板状物出
口を選択し、これに対応して爪切換部の位置決め板によ
りガイドを移動させ、正逆回転駆動体を作動させて移動
台を移動させると、爪移動部の回動片、ガイドに当た
回動してバーを押し上げ爪を上方に移動させ、容器内
の最下位にある板状物を爪の係合溝係合する位置に設
定して、爪はこの板状物を係合して板状物出口から送出
させ、更に移動してガイドから回動片が外れると爪は元
高さ位置に戻る。このあと移動台を元に戻すと、回動
が再びガイドに当たり、逆に回動してバーを押し下げ
爪を下方に移動させ、爪板状物の下方を通過して元
位置に戻り、以後爪は同じ動作をくり返して容器内の板
状物を1枚づつ送出する。
【0018】また、移動台が移動して爪移動部の回動片
が爪切換部のガイドに当たると、引張りばねのばね力
抗して回動片が回動し、バーを押し上げ爪を上方に移動
させて、板状物を係合する位置に爪を位置決めさせる。
板状物を送出させたあと、爪移動部を元に戻すと回動片
ガイドに当り逆に回動してバーを下方に移動させ、板
状物の下方を通過して爪を元の位置に戻す。
【0019】また、板状物の送出方向に合わせてレバー
をスライドさせ、レバーの凸部が位置決め板の上部セッ
ター位置するとガイドを上部位置に移動させ、下部セ
ッターに位置するとガイドを下部位置に移動させる。
た、ガイドの上部位置時に爪が板状物を送出するために
移動する際、爪移動部の回動片の下端が下ガイド板の開
放端に当接するように設定して回動片を回動させて爪を
上下移動させ、ガイドの下部位置時に爪が板状物を送出
するために移動する際、回動片の上端が上ガイド板の開
放端に当接するように設定して回動片を回動させて爪を
上下移動させる。 また、板状物出口近傍にある規制板を
板状物の厚みに応じて上下方向に移動させて、板状物を
薄いものから厚いものまで容器内から1枚1枚送出し得
る。 更に、爪を移動台に対して上下方向に移動させて、
板状物の厚みの変化と板状物出口の寸法変化に対応させ
る。
【0020】
【実施例】以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて
詳述する。図1は本考案の板状物送出装置の一部を切断
した正面図、図2は板状物送出装置の一部を断面した側
面図、図3は板状物送出装置の裏面図、図4は容器の斜
視図である。
【0021】図において、1は板状物送出装置を示し、
この板状物送出装置1は、基台2と、カード等の板状物
3を収納すると共に基台2上に180 度たがえて着脱自在
に設置した容器4と、該容器4内の板状物3を送出方向
に移動可能かつ板状物3を送出後元に戻れるように基台
2上に設けた移動台5と、該移動台5上に設けた爪6の
始動・停止位置を設定する位置設定部7とからなる。
【0022】前記基台2は主に容器4及び移動台5を支
持するもので、アングル、チャンネルなどの型鋼で作ら
れ、フロアーやカウンターなどの上に設置される。
【0023】前記容器4は、プラスチック、金属などで
作られ長方形をなしており、基台2上に着脱自在に設け
られ、上面は蓋等により密封されている。そして、容器
4の対向する側壁下端には、図4に示すように、板状物
出口8及び切欠部9がそれぞれ相対して設けられてい
る。これら板状物出口8及び切欠部9は、後に詳述する
ように、移動台5上の爪6の動作と相俟って前述のカー
ド等の板状物3を外部に送出させるためのものである。
更に、板状物出口8近傍には基台2に固定したブラケッ
ト8aに規制板8bを上下方向移動可能に設け、この規
制板8bにより板状物出口8を板状物3の厚みに応じて
変化させ、板状物3の厚み変化に対応している。また、
容器4の底板10は、図4に示すように凹部10a、凸部10
bを有し、この凹部10aには後述するローラ23─が遊嵌
し、凸部10bは容器3を基台2上に設置した際、基台2
の容器受24上に載置されるためのものである。
【0024】前記移動台5は、容器4の下方に位置し
て、基台2に設置した2本のレール11、11上に進退移動
可能に設けられている。そして、この移動台5には、爪
6が上下方向調節可能になっている。すなわち、爪6下
部に設けたボルト12、12は移動台5を貫通し、そのボル
ト12、12にそれぞれダブルナット13、13を螺合してい
る。
【0025】この爪6の形状は移動台5の進退移動方向
中央部に凸部6aを設け、更に両側に板状物3の係合溝
6c・6cを設けている。この幅方向の寸法は、前述の
容器4の切欠部9の幅寸法より小であることが条件とな
る。また、この凸部6aの高さ寸法Hは、図5に示すよ
うにカード等の板状物3の厚み寸法(L)以下であり、
更に切欠部9の高さ寸法より小であることが条件になる
(H≦L)。
【0026】そして、この係合溝6cは平になってお
り、その両端はテーパ6b、6bになっている。このテ
ーパ6b、6bは爪6が進退移動した際、係合溝6c
外で板状物3を引っ掛けないようにするためである。
【0027】移動台5は、正逆回転駆動体により進退移
動が可能になる。すなわち、この正逆回転駆動体は、
動軸14に取り付けたプーリー15及び従軸16に取り付け
たプーリー17に掛け合わされたベルト18の取付部18aに
固定されてり、駆動軸14が正逆回転することにより移
動台5進退移動させることが可能になる。その進退移
動の範囲は、前述の位置設定部7により設定される。位
置設定部7は、図3に示すように一方の始動位置センサ
ー19及び停止位置センサー20並びに他方の始動位置セン
サー21及び停止位置センサー22を有し、更にこれら2種
類のセンサーの使用状態を切り換えるための切換スイッ
チ(図示せず)などからなる。一方の始動及び停止位置
センサー19及び20は、図1中矢線A方向に板状物3を送
出する場合に使用し、他方の始動及び停止位置センサー
21及び22は図1中矢線B方向に板状物3を送出する場合
に使用するものである。図1中矢線A方向に板状物3を
送出する場合について説明すれば、始動位置センサー19
は、爪6が実線の位置にある状態を検知し、その位置で
爪6を始動して矢線A方向に移動させ、容器3の最下位
の板状物3を爪6の係合部6c係合させて板状物出口
8から完全に送出させ、更に停止位置センサー20により
爪6の位置を検知して、2点鎖線の位置で爪6を停止さ
せる。
【0028】爪6はこの状態では板状物出口8から完全
に出きっていないから、爪6の凸部6a上には次の板状
物3が積載状態にあり、従って、停止後爪6が矢線B方
向に戻っても板状物3が凸部6aに引っ掛からず、爪6
はスムーズに実線の位置まで戻ることができる。図1中
に矢線B方向に板状物3を送出する場合は、上述の場合
の逆となる。
【0029】なお、図1、2、3中23は取付台(図示せ
ず)を介して前記基台2に軸支されたローラで板状物3
を送出する際の補助となるものであり、24は容器3の底
板10の凸部10bを支持して、容器を支持するための容器
受である。また、図1、3中25は同じく取付台(図示せ
ず)を介して前記基台2に軸支されたガイドローラで板
状物出口8から送出された板状物3を所定場所に導くも
のである。
【0030】次に上記構成になる板状物送出装置1につ
いてその作動を説明する。まず、図1に示すように、基
台2上に容器3を載置し、矢線A方向にカード等の板状
物3が送出するようにする。
【0031】次に、容器3の蓋を開き必要数の板状物3
を収納する。そして、板状物3の厚みに合せて規制板8
bを調節し、更に位置設定部7の始動及び停止位置セン
サー19及び20を作動させるように、切換スイッチにて操
作する。更に、硬貨、紙幣、専用コイン、専用カードな
どを板状物送出装置に挿入して、この装置の板状物3の
送出条件を満足させていると、駆動源が作動し、正逆回
転駆動体の駆動軸14が図3中反時計方向に回転し、プー
リー15を介してベルト18により移動台5が図1中実線の
位置から、矢線A方向に移動し始め、爪6が容器4の切
欠部9を通過し、容器4内の最下位にある板状物3を爪
6の係合溝6cにて係合して板状物出口8から送出し始
める。更に爪6が移動して図1中位置設定部7の停止位
置センサー20の位置にくると、停止位置センサー20が働
いて、駆動源を停止し、爪6を2点鎖線の位置にて停止
させる。この際、爪6の凸部6aの中間位置に板状物出
口8があり、次の板状物3は爪6の凸部6aの上に積載
している。
【0032】そのあと、駆動源が反転し、駆動軸14が図
3中時計方向に回転し、移動台5の爪6が図1中2点鎖
線の位置から矢線B方向に移動し始めると、爪6は次の
板状物3の下面をスライドしてスムーズに移動して行
き、切欠部9を通過し、爪6が移動位置センサー19の位
置に来ると、始動位置センサー19が働き駆動源を停止
し、爪6を実線の位置にて停止させる。上述の動作をく
り返して板状物出口8から次々に板状物3を送出させる
ことができる。
【0033】次に、矢線B方向に板状物3を送出させる
場合は、容器3を 180度回転させて基台2上に載置し、
板状物出口8の方向を矢線B方向とする。切換スイッチ
にて位置設定部7の始動及び停止位置センサー21及び22
を作動させるようにする。そして、板状物3の送出条件
を満足させ、駆動軸14を図3中時計方向に回転させ、爪
6を図6中実線の位置から矢線B方向に移動させて容器
4内の最下位にある板状物3を板状物出口8から送出さ
せる。更に、爪6が移動して、図6中位置設定部7の停
止位置センサー22の位置になると、停止センサー22が働
き駆動源を停止し、爪6を2点鎖線の位置にて停止させ
る。
【0034】このあと駆動源が反転し、駆動軸14が図3
中反時計方向に回転し、爪6が図6中2点鎖線の位置か
ら矢線A方向に移動し、爪6は次の板状物3の下面をス
ライドして切欠部9を通過し、爪6が始動位置センサー
21の位置に来ると作動して爪6を実線の位置にて停止さ
せる。上述の動作をくり返して板状物出口8から板状物
3を順次送出させることができる。
【0035】図7〜13は、本考案の他の実施例を示す板
状物送出装置1aで、図1〜6に示す実施例との相違点
は、容器4に切欠部9の代わりに他方の板状物出口8’
を設け、凸部31a及び係合溝31b、31bを有する爪31を
移動台30に上下移動可能かつ容器4内最下位の板状物3
をその送出方向に移動可能で板状物3の送出後元に戻れ
るように設けてあり、板状物出口8’から板状物3を送
出させる際爪31を上方に移動させ爪31を元に戻す際下方
に移動させる爪移動部32と、例えば、選択した板状物出
口8あるいは8’から板状物3を送出させるように
記爪移動部32による前記爪31の移動を上記選択に応じて
切り換えることのできる爪切換部33とを有する点にあ
る。従って、図1〜6の実施例のように、基台2上に容
器4を180 度置き変えて、板状物出口8の向きを変える
必要のないものである。
【0036】すなわち、容器4の板状物出口8’は、図
9に示すように、図4の切欠部9の位置に板状物出口8
と同形状のものが設けられ、更に、同様にブラケットに
規制板8’aを設け、板状物3の厚み変化に対応してな
る。そして、爪31は移動台30に軸34、34により上下方向
移動可能に、かつばね35(35)により上方に弾発状態で取
り付けられており、ダブルナット36(36)により爪31の高
さ調整が出来るようになっている。
【0037】この爪31は次のように構成した爪移動部32
により上下方向に移動する。この爪移動部32は爪31に軸
37を介して回動自在に取り付けられたバー38があり、こ
のバー38の下部に長孔39がある。この長孔39に回動片40
がこれのピン41を介して係合している。この回動片40
は、平板42の中間位置にL字板43を設けた形状になって
おり、この平板42及びL字板43に貫通した状態で軸44が
固定されている。この平板42の両端に上及び下スベリ車
45及び46が回動自在に取り付けられている。このように
構成された回動片40は、軸44を介して軸受部47に軸支さ
れている。すなわち、この軸受部47はコ字状板48にL字
板49を取り付けた状態になっており、このコ字状板48及
びL字板49には孔48a、48a及び貫通孔49aが穿設され
ており、孔48a48aは上述の回動片40の軸44を軸支し、
バー38は貫通孔49aを遊嵌している。
【0038】なお、回動片40の平板42の上スベリ車45側
端部と移動台30との間に引張りばね50が取り付けられて
いる。この結果、回動片40は、引張りばね50によって常
時図7、10、11中時計回り方向に付勢され、バー38の長
孔39の下端をピン41にて下方に押すから、爪31を弾発ば
ね35のばね力に抗して下方向に付勢している。
【0039】前記爪切換部33は、基台51上にスライド可
能に取り付けたレバー52があり、このレバー52には凸部
53、53がある。このレバー52の凸部53、53上に上部及び
下部セッター54a及び54bを有する位置決め板54を介し
てガイド55が、上下移動可能に取り付けてある。このガ
イド55は、両端側に開放端56a、56bを有する上ガイド
板56と、同じく両端側に開放端57a、57bを有する下ガ
イド板57とをスペーサー部材58にて一定間隔に固定して
なる。従って、レバー52を移動させることにより、ガイ
ド55を上下方向に移動させることが可能になる。
【0040】なお、移動台30を進退移動させるには、
逆回転駆動体、すなわち、基台51上に設けた正逆回転可
能なモータ59を駆動させ、このモータ59の正逆回転をウ
ォームギヤー60、ピニオン61を介して移動台30に固定し
たラック62に伝達することにより行う。図1〜6の実施
例と同様なその他の構成については、図面に符号を付し
てその説明を省略する。
【0041】次に上記構成になる板状物送出装置1aの
作動について説明する。まず、図7に示すように、板状
物送出装置1aをセットする。爪31はこの状態では回動
片40が引張りばね50により時計方向に回動し、ピン41に
よりバー38を下方に引っ張っているから、爪31は弾発ば
ね35、35のばね力に抗して下の位置にある。この状態で
板状物送出装置1aを板状物3の送出条件を満足してや
り、モータ59を回転させると、ウォーム60、ピニオン61
及びラック62により移動台30をA方向に移動し始め、回
動片40の下スベリ車46が、ガイド55の下ガイド板57の開
放端57aに当たり更に移動すると、回動片40が引張りば
ね50のばね力に抗して反時計方向に回転して図12中K1
の状態になる。この状態ではピン41が上昇するからバー
38も上昇し、これにつれて爪31は弾発ばね35、35より上
の位置、すなわち容器4内の最下位の板状物3を送出す
るのに都合の良い位置に来る。なお、この位置に爪31が
来るように予めダブルナット36、36により調節してお
く。従って、板状物3を爪31の係合溝31c係合して板
状物出口8から送出する。更に爪31が移動してガイド55
から回動片40が外れると、引張りばね50が働き、回動片
40が図12中K2 の状態になる。この状態では爪31は始動
時と同様で下の位置になる。モータ59が反転し移動台30
がB方向に移動すると、回動片40の下スベリ車46が下ガ
イド板57の開放端57bに当たり、更に移動すると回動片
40が引張りばね50のばね力に沿って時計方向に回転して
図12中K3 の状態になる。この状態ではピン41は更に下
降するからバー38も下降し、これにつれて爪31は弾発ば
ね35、35のばね力に抗して更に下の位置になる。
【0042】従って、容器4内の次の板状物Bを爪31に
より引っ掛けることなく、爪31は元の位置に戻ることが
できる。上述の動作を繰り返せば、板状物3を板状物出
口8から次々と送出することができる。
【0043】次に、板状物3を図7中B方向に送出させ
る場合は、まず爪31を図7中A方向側すなわち、図13の
位置にする。次に爪切換部33のレバー52をA方向に押す
か又はB方向に引いてレバー52の凸部53、53を位置決め
板54の上部セッター54a、54aから下部セッター54b、
54bに移す。この結果、ガイド55は下降して移動台30を
移動させた際、回動片40の上スベリ車45が上ガイド板56
の開放端56a、56bに当接するようになる。そして、こ
の状態で板状物送出装置1aを板状物3の送出条件を満
足してやりモータ59を回転させると、ウォーム60、ピニ
オン61及びラック62により移動台30をB方向に移動させ
始め、回動片40の上スベリ車45が、ガイド55の上ガイド
板56の開放端56bに当たり更に移動すると、回動片40が
引張りばね50のばね力に抗して反時計方向に回転して図
13中R1 の状態になる。この状態ではピン41が上昇する
からバー38も上昇しこれにつれて爪31は弾発ばね35、35
により上の位置、すなわち容器4内の最下位の板状物3
を送出するのに都合の良い位置に来る。従って、板状物
3を爪31の係合溝31c係合して板状物出口8’から送
出する。更に爪31が移動してガイド55から回動片40が外
れると、引張りばね50が働き、回動片40が図13中R2
状態になる。この状態では爪31は始動時と同様で下の位
置になる。モータ59が反転し移動台30がA方向に移動す
ると、回動片40の上スベリ車45が上ガイド板56の開放端
56aに当たり、更に移動すると回動片40が引張りばね50
のばね力に沿って時計方向に回転して図13中R3 の状態
になる。この状態ではピン41は更に下降するからバー38
も下降し、これにつれて爪31は弾発ばね35、35のばね力
に抗して更に下の位置になる。
【0044】従って、容器4内の次の板状物3を爪31の
凸部31により引っ掛けることなく爪31は元の位置に戻る
ことができる。上述の動作を繰り返せば、板状物3を板
状物出口8’から次々と送出することができる。
【0045】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案の板状物送
出装置によれば、板状物を送出したい方向に板状物出口
を向けて基台上に容器を置き、これに合わせて移動台上
の爪の位置を位置設定部により設定し、正逆回転駆動体
を作動させ移動台を始動させ爪を容器の切欠部を通過
させ、爪の係合溝容器内の最下位にある板状物を係合
させて板状物出口から送出させ、容器内の次の板状物を
爪に積載した状態で爪を位置設定部により停止させる。
このあと移動台を元に戻すと爪は次の板状物の下面をス
ライドして行き、板状物は切欠部を通過できず、爪のみ
が切欠部を通過して元に戻り、以後爪は同じ動作をくり
返して容器内の板状物を1枚づつ送出する。従って、こ
の板状物送出装置は、選択したいずれかの方向に板状物
出口を向けることでその方向から板状物を送出すること
が可能になり、管理者にとって管理の行ない易いものと
なる。
【0046】また、板状物出口近傍にある規制板を板状
物の厚みに応じて上下方向に移動させることができるか
ら、1台の板状物送出装置により板状物の薄いものから
厚いものまで対応して、容器内から1枚1枚確実に送出
し得る。
【0047】また、爪を移動台に対して上下方向に移動
させて、板状物の厚みの変化、板状物出口の変化に微妙
に対応させることができ、板状物をより確実に容器内か
1枚1枚送出することが可能になる。
【0048】また、板状物を送出したい方向の板状物出
口を選択し、これに対応して爪切換部の位置決め板によ
りガイドを移動させ、正逆回転駆動体を作動させて移動
台を移動させると、爪移動部の回動片、ガイドに当た
回動してバーを押し上げ爪を上方に移動させ、容器内
の最下位にある板状物を爪の係合溝係合する位置に設
定して、爪はこの板状物を係合して板状物出口から送出
させ、更に移動してガイドから回動片が外れると爪は元
高さ位置に戻る。このあと移動台を元に戻すと、回動
が再びガイドに当たり、逆に回動してバーを押し下げ
爪を下方に移動させ、爪板状物の下方を通過して元
位置に戻り、以後爪は同じ動作をくり返して容器内の板
状物を1枚づつ送出する。従って、ワンタッチで爪切換
部を操作するだけでカード等の板状物の送出方向を変え
ることができ、なお一層管理がし易い。
【0049】また、移動台が移動して爪移動部の回動片
が爪切換部のガイドに当たると、引張りばねのばね力
抗して回動片が回動し、バーを押し上げ爪を上方に移動
させて、板状物を係合する位置に爪を位置決めさせる。
板状物を送出させたあと、爪移動部を元に戻すと回動片
ガイドに当り逆に回動してバーを下方に移動させ、板
状物の下方を通過して爪を元の位置に戻す。従って、簡
単な構成にて爪の上下移動が可能になり、板状物を送出
したあと、板状物を引っ掛けたりせず、爪を元に戻すこ
とができる。
【0050】また、板状物の送出方向に合わせてレバー
をスライドさせ、レバーの凸部が位置決め板の上部セッ
ター位置するとガイドを上部位置に移動させ、下部セ
ッターに位置するとガイドを下部位置に移動させる。従
って、簡単な構成にて爪が進退移動する際、板状物の送
出方向に合わせた爪の上下移動が選択できる。また、ガ
イドの上部位置時に爪が板状物を送出するために移動す
る際、爪移動部の回動片の下端が下ガイド板の開放端に
当接するように設定して回動片を回動させて爪を上下移
動させ、ガイドの下部位置時に爪が板状物を送出するた
めに移動する際、回動片の上端が上ガイド板の開放端に
当接するように設定して回動片を回動させて爪を上下移
動させる。従って、簡単な構成にて回動片を回動させ、
板状物の送出方向に合せた爪の上下移動を実現させる。
また、上記と同様に板状物出口近傍にある規制板を板状
物の厚みに応じて上下方向に移動させることができるか
ら、1台の板状物送出装置により板状物の薄いものから
厚いものまで対応して、容器内から1枚1枚確実に送出
し得る。 また、上記と同様に爪を移動台に対して上下方
向に移動させて、板状物の厚みの変化、板状物出口の変
化に微妙に対応させることができ、板状物をより確実に
容器内から1枚1枚送出することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の板状物送出装置の一部を断面した正面
【図2】板状物送出装置の一部を断面した側面図
【図3】板状物送出装置の裏面図
【図4】容器の斜視図
【図5】爪と板状物との関係を示す側面図
【図6】板状物送出装置の作動を示す図1と同状の正面
【図7】本考案の他の実施例を示す板状物送出装置の一
部を断面した正面図
【図8】板状物送出装置の一部を断面した側面図
【図9】容器の他の実施例をしめす斜視図
【図10】爪移動部を分解した斜視図
【図11】爪移動部の斜視図
【図12】板状物送出装置の作動を示す説明図
【図13】板状物送出装置作動を示す説明図
【符号の説明】
1、1a 板状物送出装置 2、51 基台 3 板状物 4 容器 5、30 移動台 6、31 爪6a、31a 凸部 6c、31b
係合溝 7 位置設定部 8、8’ 板
状物出口8a ブラケット 8b、8’a
規制板 9 切欠部 32 爪移動部 33 爪切換部 38 バー 39 長孔 40 回動片41 ピン 47 軸受部 50 引張りばね 52 レバー53 凸部 54 位置決め
54a 上部セッター 54b 下部セ
ッター 55 ガイド 56 上ガイド
57 下ガイド板 56a、56b、57a、57b 開放端 58 スペーサ部材

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、板状物を収納すると共に対向す
    る両側壁下端に板状物出口及び切欠部を有し該板状物出
    口を180 度たがえて前記基台上に着脱自在に設置する
    器と、該容器の下方に位置して前記基台上に設けられ正
    逆回転駆動体により前記基台上を移動する移動台と、
    央に凸部を両側に板状物の係合溝をそれぞれ有し前記
    動台上に設けた爪と、該爪の凸部が前記板状物出口外に
    位置する点を爪の始動位置に前記板状物出口中に位置す
    る点を爪の停止位置にそれぞれ設定する位置設定部と
    からなり、前記爪は前記容器内最下位にある板状物を
    前記爪の係合溝にて順次係合して送出方向に移動させ
    ことを特徴とする板状物送出装置。
  2. 【請求項2】 前記基台に固定したブラケットに、規制
    板を容器の板状物出口近傍に位置させて上下方向移動可
    能に設け、前記規制板により前記板状物出口板状物の
    厚みに応じて変化可能にさせる請求項1記載の板状物送
    出装置。
  3. 【請求項3】 前記移動台に前記上下方向移動可能
    に取り付けた請求項1又は2記載の板状物送出装置。
  4. 【請求項4】 基台と、板状物を収納すると共に対向す
    る両側壁下端に2つ板状物出口を有し前記基台上に設
    する容器と、該容器の下方に位置して前記基台上に設
    けられ正逆回転駆動体により前記基台上を移動する移動
    台と、中央に凸部を両側に板状物の係合溝をそれぞれ有
    して前記移動台に上下方向移動可能かつ上方向に弾発さ
    せて設けた爪と、該爪にバーを回動可能に連結すると共
    に該バーに回動片を係合させ該回動片の回動により前記
    バーを介して前記爪を上下方向に移動させる爪移動部
    と、前記回動片の回動方向を規制して選択した板状物出
    口に対応した前記爪の動作にするガイドを前記基台に移
    動可能に設け該ガイドを選択した板状物出口に合せて移
    動させる位置決め板を設けた爪切換部と、からなり、選
    択した板状物出口に対応させて前記位置決め板により前
    記ガイドを移動させて前記回動片を規制し、常に板状物
    の送出時前記爪を上昇させ板状物に係合させて送出し、
    戻り時爪を下降させ板状物の下方を通過させることを特
    徴とする板状物送出装置。
  5. 【請求項5】 前記爪移動部は、爪に一端を回動可能
    連結し他端に長孔を設けたバーと、該バーの長孔にピン
    により係合させてガイドにより規制された回動方向によ
    り前記バーを介して前記爪を上下方向に移動させる回動
    片と、該回動片を軸支し移動台に固定した軸受部と、前
    回動片の一端と前記移動台との間に設けて前記爪を下
    方向に付勢させる引張りばねとからなり、前記回動片が
    前記ガイドの規制外になると、前記引張りばねのばね力
    に沿う方向に前記回動片を回動させて前記爪を下降させ
    る請求項4記載の板状物送出装置。
  6. 【請求項6】 前記爪切換部は、基台上にスライド可能
    に設け凸部を有するレバーと、該レバーの凸部上にスラ
    イド可能に設け上部及び下部セッターを有する位置決め
    板と、該位置決め板上に固定しかつ前記基台上に上下移
    動可能に設けたガイドとからなり、選択した板状物出口
    に対応させて前記位置決め板の上部及び下部セッターの
    いずれかに前記レバーの凸部を位置させて前記ガイドを
    上下移動させる請求項4又は5記載の板状物送出装置。
  7. 【請求項7】 前記ガイドは、両端側に開放端をそれぞ
    れ有する上ガイド板と、両端側に開放をそれぞれ有す
    る下ガイド板と、該下ガイド板及び前記上ガイド板を一
    定間隔に保持するスペーサー部材とからなり、前記ガ
    イドの上部位置時に爪が板状物を送出するために移動す
    る際、爪移動部の回動片の下端が下ガイド板の開放端に
    当接するように設定して前記回動片を回動させて前記爪
    を上下移動させ、前記ガイドの下部位置時に爪が板状物
    を送出するために移動する際、前記回動片の上端が上ガ
    イド板の開放端に当接するように設定して前記回動片を
    回動させて前記爪を上下移動させる請求項6記載の板状
    物送出装置。
  8. 【請求項8】 前記基台に固定したブラケットに、規制
    板を容器の板状物出口近傍に位置させて上下方向移動可
    能に設け、前記規制板により前記板状物出口板状物の
    厚みに応じて変化可能にさせる請求項4、5、6又は7
    記載の板状物送出装置。
  9. 【請求項9】 移動台の爪は上下方向に位置決め可能で
    ある請求項4、5、6、7又は8記載の板状物送出装
    置。
JP1991049882U 1991-06-28 1991-06-28 板状物送出装置 Expired - Lifetime JPH0752116Y2 (ja)

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JPH0589342U JPH0589342U (ja) 1993-12-07
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JPH0641944Y2 (ja) * 1988-01-28 1994-11-02 トヨタ自動車株式会社 給紙装置

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