JPH0752202A - 射出成形用金型 - Google Patents
射出成形用金型Info
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- JPH0752202A JPH0752202A JP5214795A JP21479593A JPH0752202A JP H0752202 A JPH0752202 A JP H0752202A JP 5214795 A JP5214795 A JP 5214795A JP 21479593 A JP21479593 A JP 21479593A JP H0752202 A JPH0752202 A JP H0752202A
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- cavity
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 27
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 貫通孔を有する成形品を射出成形するに際し
て、不良現象となる歪み等の発生が大幅に低減化して、
しかも成形精度に優れ、かつ金型内において自動的にゲ
ートカットがなされて表面にゲート跡が残ることのない
成形品を得ることができる射出成形用金型を提供する。 【構成】 固定側金型11と、この固定側金型11に接
離自在に設けられた可動側金型14との間に、貫通孔を
有する成形品の外周形状を画成するキャビティ30を形
成し、かつ固定側金型11に、成形品の貫通孔を形成す
べき位置からキャビティ30内に樹脂を流入させるゲー
ト31を形成するとともに、可動側金型14に、キャビ
ティ30の貫通孔を形成すべき部分を経てゲート31内
に至るまで進退自在とされたピン34を設けた。
て、不良現象となる歪み等の発生が大幅に低減化して、
しかも成形精度に優れ、かつ金型内において自動的にゲ
ートカットがなされて表面にゲート跡が残ることのない
成形品を得ることができる射出成形用金型を提供する。 【構成】 固定側金型11と、この固定側金型11に接
離自在に設けられた可動側金型14との間に、貫通孔を
有する成形品の外周形状を画成するキャビティ30を形
成し、かつ固定側金型11に、成形品の貫通孔を形成す
べき位置からキャビティ30内に樹脂を流入させるゲー
ト31を形成するとともに、可動側金型14に、キャビ
ティ30の貫通孔を形成すべき部分を経てゲート31内
に至るまで進退自在とされたピン34を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種樹脂材料の成形加
工に用いられる射出成形用金型に関し、特に中央部に貫
通孔を有する歯車成形品等の成形に用いて好適な射出成
形用金型に関するものである。
工に用いられる射出成形用金型に関し、特に中央部に貫
通孔を有する歯車成形品等の成形に用いて好適な射出成
形用金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂に
よって成形品を射出成形する際には、図6に示すよう
に、射出成形機の加熱シリンダ1内で加熱溶融した樹脂
を、スクリュ2で射出ノズル3から射出成形用金型のス
プル5およびランナ6を介してゲート7からキャビティ
8内に充填することにより行なわれている。
よって成形品を射出成形する際には、図6に示すよう
に、射出成形機の加熱シリンダ1内で加熱溶融した樹脂
を、スクリュ2で射出ノズル3から射出成形用金型のス
プル5およびランナ6を介してゲート7からキャビティ
8内に充填することにより行なわれている。
【0003】図7は、従来のこの種の射出成形に用いら
れる射出成形用金型(以下、金型と略称する。)のう
ち、円形の成形品を成形するための金型を示すものであ
る。同図中符号11は、固定側取付板12に固定された
固定側金型である。この固定側金型11の対向面側に
は、図示されないスペーサブロックによって可動側取付
板13に取付けられた可動側金型14が、上記固定側金
型11に対して接離自在に設けられている。上記固定側
金型11と可動側金型14との対向面間には、上記円形
の成形品の外形形状を画成するキャビティ15が形成さ
れており、固定側金型11には、図示されない射出成形
機の射出ノズルから射出される溶融樹脂を上記キャビテ
ィ15内に導くためのスプル16およびランナ17…が
形成されている。そして、各ランナ17の先端部とキャ
ビティ15との間には、成形品におけるゲート跡を目立
たなくするための小径のピンポイントゲート18が形成
されている。一般に、上記ピンポイントゲート18は、
キャビティ15への樹脂の流入を早めるために、各キャ
ビティ15に対して2〜4の複数個所に設けられてい
る。
れる射出成形用金型(以下、金型と略称する。)のう
ち、円形の成形品を成形するための金型を示すものであ
る。同図中符号11は、固定側取付板12に固定された
固定側金型である。この固定側金型11の対向面側に
は、図示されないスペーサブロックによって可動側取付
板13に取付けられた可動側金型14が、上記固定側金
型11に対して接離自在に設けられている。上記固定側
金型11と可動側金型14との対向面間には、上記円形
の成形品の外形形状を画成するキャビティ15が形成さ
れており、固定側金型11には、図示されない射出成形
機の射出ノズルから射出される溶融樹脂を上記キャビテ
ィ15内に導くためのスプル16およびランナ17…が
形成されている。そして、各ランナ17の先端部とキャ
ビティ15との間には、成形品におけるゲート跡を目立
たなくするための小径のピンポイントゲート18が形成
されている。一般に、上記ピンポイントゲート18は、
キャビティ15への樹脂の流入を早めるために、各キャ
ビティ15に対して2〜4の複数個所に設けられてい
る。
【0004】また、可動側金型14内には、キャビティ
15内で冷却、固化された成形品をキャビティ15から
突き出すためのエジェクターピン19…が進退自在に設
けられており、各エジェクターピン19の基端部は、エ
ジェクタープレート20に固定されている。そして、エ
ジェクタープレート20の背面には、このエジェクター
プレート20を介して上記エジェクターピン19を突き
出すためのエジェクターロッド21が配設され、かつエ
ジェクタープレート20と可動側金型14との間には、
該エジェクタープレート20を可動側取付板13側に付
勢するスプリング22が介装されている。なお、図中符
号23は、基端部が上記エジェクタープレート20に固
定されたリターンピンを示すものである。
15内で冷却、固化された成形品をキャビティ15から
突き出すためのエジェクターピン19…が進退自在に設
けられており、各エジェクターピン19の基端部は、エ
ジェクタープレート20に固定されている。そして、エ
ジェクタープレート20の背面には、このエジェクター
プレート20を介して上記エジェクターピン19を突き
出すためのエジェクターロッド21が配設され、かつエ
ジェクタープレート20と可動側金型14との間には、
該エジェクタープレート20を可動側取付板13側に付
勢するスプリング22が介装されている。なお、図中符
号23は、基端部が上記エジェクタープレート20に固
定されたリターンピンを示すものである。
【0005】このような、従来の金型を用いて円形の成
形品を成形するには、射出成形機から加熱溶融した樹脂
を金型のスプル16およびランナ17を介してピンポイ
ントゲート18…からキャビティ15内に充填し、冷却
固化した後に可動側金型14を固定側金型11から離間
させて型開きを行ない、次いでエジェクターピン19を
突出させることにより上記成形品を得ている。
形品を成形するには、射出成形機から加熱溶融した樹脂
を金型のスプル16およびランナ17を介してピンポイ
ントゲート18…からキャビティ15内に充填し、冷却
固化した後に可動側金型14を固定側金型11から離間
させて型開きを行ない、次いでエジェクターピン19を
突出させることにより上記成形品を得ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の金型にあっては、小径なピンポイントゲート18を
用いているために、いきおい高い射出圧力が必要となっ
てしまい、射出装置側の負担が大きくなってしまうとい
う欠点がある。また、各ピンポイントゲート18からの
流量が少ないために、キャビティ15内における樹脂の
流れを均一にすることが難しく、成形品において充分な
真円度が得られなくなったり、あるいは不良現象となる
歪みを発生し易いといった問題点がある。さらに、ピン
ポイントゲート18を用いても、依然として成形品の表
面にゲート跡が残ることは避けがたく、当該表面を綺麗
に処理することが難しいという問題点もあった。
来の金型にあっては、小径なピンポイントゲート18を
用いているために、いきおい高い射出圧力が必要となっ
てしまい、射出装置側の負担が大きくなってしまうとい
う欠点がある。また、各ピンポイントゲート18からの
流量が少ないために、キャビティ15内における樹脂の
流れを均一にすることが難しく、成形品において充分な
真円度が得られなくなったり、あるいは不良現象となる
歪みを発生し易いといった問題点がある。さらに、ピン
ポイントゲート18を用いても、依然として成形品の表
面にゲート跡が残ることは避けがたく、当該表面を綺麗
に処理することが難しいという問題点もあった。
【0007】また、このような問題点に加えて、特に中
央部に貫通孔を有する円形の成形品を成形する場合に
は、例えば可動側金型14に、図7に点線で示すような
上記貫通孔を形成するための円柱状の凸部25を形成す
ると、成形品の離型性が悪くなってしまい、他方成形品
の離型性を向上させるため、上記凸部25を先細りのテ
ーパー状に形成して抜き勾配を付けると、貫通孔の円筒
度が悪化してしまうという問題点がある。
央部に貫通孔を有する円形の成形品を成形する場合に
は、例えば可動側金型14に、図7に点線で示すような
上記貫通孔を形成するための円柱状の凸部25を形成す
ると、成形品の離型性が悪くなってしまい、他方成形品
の離型性を向上させるため、上記凸部25を先細りのテ
ーパー状に形成して抜き勾配を付けると、貫通孔の円筒
度が悪化してしまうという問題点がある。
【0008】このため、特開平4−369517号公報
に見られるように、ゲートをサイドゲートにし、このサ
イドゲートに加圧ピンを進退自在に設けることにより、
該加圧ピンでゲートを切断するようにしたり、あるいは
可動側金型の上記貫通孔に臨む位置に加圧ピンを進退自
在に設け、成形工程中に上記加圧ピンをキャビティ内に
突出させて成形品にピン穴を形成し、成形品を取り出し
た後に、上記ピン穴に沿って最終的な打抜き加工を施し
て貫通孔を形成するようにした金型も提案されている。
しかしながら、上記金型にあっても、ゲート跡は目立た
なくなるものの、サイドゲートであることから樹脂の均
一な流れを確保することが難しく、また成形工程後に、
さらに貫通孔を形成するために打抜き加工等の2次加工
工程を必要とするため、成形効率が低下してしまうとい
う問題点がある。
に見られるように、ゲートをサイドゲートにし、このサ
イドゲートに加圧ピンを進退自在に設けることにより、
該加圧ピンでゲートを切断するようにしたり、あるいは
可動側金型の上記貫通孔に臨む位置に加圧ピンを進退自
在に設け、成形工程中に上記加圧ピンをキャビティ内に
突出させて成形品にピン穴を形成し、成形品を取り出し
た後に、上記ピン穴に沿って最終的な打抜き加工を施し
て貫通孔を形成するようにした金型も提案されている。
しかしながら、上記金型にあっても、ゲート跡は目立た
なくなるものの、サイドゲートであることから樹脂の均
一な流れを確保することが難しく、また成形工程後に、
さらに貫通孔を形成するために打抜き加工等の2次加工
工程を必要とするため、成形効率が低下してしまうとい
う問題点がある。
【0009】本発明は、このような従来の金型が有する
各種の課題を解決すべくなされたもので、貫通孔を有す
る成形品を射出成形するに際して、不良現象となる歪み
等の発生が大幅に低減化して、しかも成形精度に優れ、
かつ表面にゲート跡が残ることのない成形品が得られる
金型を提供することを目的とするものである。
各種の課題を解決すべくなされたもので、貫通孔を有す
る成形品を射出成形するに際して、不良現象となる歪み
等の発生が大幅に低減化して、しかも成形精度に優れ、
かつ表面にゲート跡が残ることのない成形品が得られる
金型を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る金型は、固
定側金型とこの固定側金型に接離自在に設けられた可動
側金型との間に、貫通孔を有する成形品の外周形状を画
成するキャビティを形成し、かつ固定側金型に、成形品
の貫通孔を形成すべき位置からキャビティ内に樹脂を流
入させるゲートを形成するとともに、可動側金型に、キ
ャビティの貫通孔を形成すべき部分を経てゲート内に至
るまで進退自在とされたピンを設けたことを特徴とする
ものである。
定側金型とこの固定側金型に接離自在に設けられた可動
側金型との間に、貫通孔を有する成形品の外周形状を画
成するキャビティを形成し、かつ固定側金型に、成形品
の貫通孔を形成すべき位置からキャビティ内に樹脂を流
入させるゲートを形成するとともに、可動側金型に、キ
ャビティの貫通孔を形成すべき部分を経てゲート内に至
るまで進退自在とされたピンを設けたことを特徴とする
ものである。
【0011】ここで、上記金型としては、中央部に貫通
孔を有する歯車成形品または円形成形品を成形するため
のものである場合に好適である。
孔を有する歯車成形品または円形成形品を成形するため
のものである場合に好適である。
【0012】
【作用】上記構成からなる金型によれば、樹脂をキャビ
ティ内に充填した後にピンをキャビティからゲート内ま
で突出させることにより、貫通孔を形成するとともにキ
ャビティ内の樹脂圧力を高めることができ、さらに同時
に金型内において自動的にゲートカットを行なうことが
できる。このため、成形品の精度を高めることができ、
しかも成形品にゲート跡が残ることがない。
ティ内に充填した後にピンをキャビティからゲート内ま
で突出させることにより、貫通孔を形成するとともにキ
ャビティ内の樹脂圧力を高めることができ、さらに同時
に金型内において自動的にゲートカットを行なうことが
できる。このため、成形品の精度を高めることができ、
しかも成形品にゲート跡が残ることがない。
【0013】さらに、ゲート径が大きいために大きな射
出圧力を必要とせず、射出装置の負荷が低減化されると
ともに、均一な樹脂の流れが得られるため、成形精度を
高めることが可能となる。加えて、構造上特に多数個取
りの金型にも対応することができるため、同一の精度の
成形品を同時に多数個成形することが可能となる。
出圧力を必要とせず、射出装置の負荷が低減化されると
ともに、均一な樹脂の流れが得られるため、成形精度を
高めることが可能となる。加えて、構造上特に多数個取
りの金型にも対応することができるため、同一の精度の
成形品を同時に多数個成形することが可能となる。
【0014】そして、上記作用効果は、金型が特に中央
部に貫通孔を有する歯車成形品や円形の成形品を成形す
るものである場合に、ゲートがキャビティの中央部に配
設されることになるために顕著であり、加えて成形品の
ゲート付近における残留応力を軽減することができると
いった作用効果も得られる。
部に貫通孔を有する歯車成形品や円形の成形品を成形す
るものである場合に、ゲートがキャビティの中央部に配
設されることになるために顕著であり、加えて成形品の
ゲート付近における残留応力を軽減することができると
いった作用効果も得られる。
【0015】
【実施例】図1〜図3は、本発明の金型を、図4および
図5に示すような、中央部に貫通孔Hを有する成形品P
を成形するものに適用した一実施例を示すものである。
なお、図1および図2において、図7に示したものと同
一構成部分には、同一符号を付してその説明を省略す
る。図1において、この金型においては、固定側金型1
1と可動側金型14との間に、上記成形品Pの外形形状
を画成する円形状のキャビティ30が複数(図では2個
所)形成されている。そして、固定側金型11の各キャ
ビティ30の中央部に臨む位置には、上記貫通孔Hの内
径よりも極く僅かに大径なゲート31が形成されてい
る。このゲート31は、薄いフィルムゲートであって、
樹脂の流路となるランナ32およびスプル33に連通さ
れている。
図5に示すような、中央部に貫通孔Hを有する成形品P
を成形するものに適用した一実施例を示すものである。
なお、図1および図2において、図7に示したものと同
一構成部分には、同一符号を付してその説明を省略す
る。図1において、この金型においては、固定側金型1
1と可動側金型14との間に、上記成形品Pの外形形状
を画成する円形状のキャビティ30が複数(図では2個
所)形成されている。そして、固定側金型11の各キャ
ビティ30の中央部に臨む位置には、上記貫通孔Hの内
径よりも極く僅かに大径なゲート31が形成されてい
る。このゲート31は、薄いフィルムゲートであって、
樹脂の流路となるランナ32およびスプル33に連通さ
れている。
【0016】他方、可動側金型14の上記ゲート31と
対向する位置には、加圧ピン34(ピン)がキャビティ
30の貫通孔Hを形成すべき中央部分を経てゲート31
内に至るまで進退自在に設けられている。この加圧ピン
34の基端部は、加圧プレート35に固定されており、
さらに加圧プレート35の背面には、この加圧プレート
35を介して上記加圧ピン34をキャビティ30内に突
出させるための加圧ロッド36が配設されている。そし
て、この加圧ロッド36は、上記加圧ピン34を前進側
に駆動するための加圧シリンダ(図示せず)に取付けら
れている。なお、上記加圧ピン34に振動を与える場合
には、この加圧シリンダに、該加圧シリンダ内にパルス
状に圧油を供給する比例減圧弁が接続される。なお、図
中符号37は、上記加圧プレート35を可動側取付板側
に付勢するスプリングを示すものであり、符号38は、
リターンピンを示すものである。
対向する位置には、加圧ピン34(ピン)がキャビティ
30の貫通孔Hを形成すべき中央部分を経てゲート31
内に至るまで進退自在に設けられている。この加圧ピン
34の基端部は、加圧プレート35に固定されており、
さらに加圧プレート35の背面には、この加圧プレート
35を介して上記加圧ピン34をキャビティ30内に突
出させるための加圧ロッド36が配設されている。そし
て、この加圧ロッド36は、上記加圧ピン34を前進側
に駆動するための加圧シリンダ(図示せず)に取付けら
れている。なお、上記加圧ピン34に振動を与える場合
には、この加圧シリンダに、該加圧シリンダ内にパルス
状に圧油を供給する比例減圧弁が接続される。なお、図
中符号37は、上記加圧プレート35を可動側取付板側
に付勢するスプリングを示すものであり、符号38は、
リターンピンを示すものである。
【0017】以上の構成からなる金型によって、図4お
よび図5に示すような成形品Pを成形するには、まず、
射出成形機の型締め装置により可動側金型14を固定側
金型11に押圧して型締めを行なう。次いで、射出装置
により加熱シリンダ内で溶融した樹脂を金型内に射出し
て、スプル33およびランナ32を介してゲート31か
らキャビティ30内に充填する。そして、さらにスクリ
ュを前進させて樹脂をキャビティ30内に押込むことに
より、キャビティ30内の樹脂圧力を上昇させる。
よび図5に示すような成形品Pを成形するには、まず、
射出成形機の型締め装置により可動側金型14を固定側
金型11に押圧して型締めを行なう。次いで、射出装置
により加熱シリンダ内で溶融した樹脂を金型内に射出し
て、スプル33およびランナ32を介してゲート31か
らキャビティ30内に充填する。そして、さらにスクリ
ュを前進させて樹脂をキャビティ30内に押込むことに
より、キャビティ30内の樹脂圧力を上昇させる。
【0018】次に、この状態で加圧ピン34をキャビテ
ィ30内に前進させる。あるいは、該加圧ピン34を振
動させながら、キャビティ30内に突出させる。この加
圧ピン34を振動させる場合には、図3に示すように、
加振遅延時間Td 経過後に、比例減圧弁によって加圧シ
リンダに初期加振力P1から末期加振力P2まで減圧力Δ
Pで加振サイクル時間Tb のパルス状の付勢力を加振時
間Ta の間与える。すると、加圧プレート35を介して
上記加圧ピン34は、付勢力が作用した時の微小前進
と、減圧時のスプリング37の付勢力による微小後退と
を順次繰り返すことにより、振動しながら上記キャビテ
ィ30内に漸次突出して行く。この加圧ピン34の突出
に伴い、その上部に位置する部分の樹脂は、キャビティ
30内に押出される。 ちなみに、図3に示す上記加圧
ピン34の加振は、1回から数十回まで調整することが
可能である。
ィ30内に前進させる。あるいは、該加圧ピン34を振
動させながら、キャビティ30内に突出させる。この加
圧ピン34を振動させる場合には、図3に示すように、
加振遅延時間Td 経過後に、比例減圧弁によって加圧シ
リンダに初期加振力P1から末期加振力P2まで減圧力Δ
Pで加振サイクル時間Tb のパルス状の付勢力を加振時
間Ta の間与える。すると、加圧プレート35を介して
上記加圧ピン34は、付勢力が作用した時の微小前進
と、減圧時のスプリング37の付勢力による微小後退と
を順次繰り返すことにより、振動しながら上記キャビテ
ィ30内に漸次突出して行く。この加圧ピン34の突出
に伴い、その上部に位置する部分の樹脂は、キャビティ
30内に押出される。 ちなみに、図3に示す上記加圧
ピン34の加振は、1回から数十回まで調整することが
可能である。
【0019】そして、図2に示すように、加圧ピン34
がさらに前進して、その先端部がキャビティ30を通過
してゲート31内に数十μm突出した時点で、上記加圧
ピン34により、キャビティ30内には成形品Pの貫通
孔Hが形成されるとともに、上記キャビティ30内の成
形品樹脂は、ランナ32内の樹脂から完全に切断分離さ
れる。
がさらに前進して、その先端部がキャビティ30を通過
してゲート31内に数十μm突出した時点で、上記加圧
ピン34により、キャビティ30内には成形品Pの貫通
孔Hが形成されるとともに、上記キャビティ30内の成
形品樹脂は、ランナ32内の樹脂から完全に切断分離さ
れる。
【0020】そして次に、冷却時間が経過した後、可動
側金型14を固定側金型11から離間させて(型開
き)、エジェクターピン19…により成形品Pをキャビ
ティ30から突き出すことにより、図4および図5に示
すような成形品Pが金型から取り出される。
側金型14を固定側金型11から離間させて(型開
き)、エジェクターピン19…により成形品Pをキャビ
ティ30から突き出すことにより、図4および図5に示
すような成形品Pが金型から取り出される。
【0021】このような金型によれば、樹脂をキャビテ
ィ30内に充填した後に加圧ピン34をキャビティ30
からゲート31内まで突出させることにより、成形品P
の貫通孔Hを形成することができるとともに、同時にキ
ャビティ30内の樹脂圧力を高めることができるため、
より精度のよい成形品を成形することができる。加え
て、上記加圧ピン34の突出により、金型内において自
動的にゲートカットを行なうことができるため、成形品
にゲート跡が残ることがなく、外観に優れた成形品を得
ることができる。
ィ30内に充填した後に加圧ピン34をキャビティ30
からゲート31内まで突出させることにより、成形品P
の貫通孔Hを形成することができるとともに、同時にキ
ャビティ30内の樹脂圧力を高めることができるため、
より精度のよい成形品を成形することができる。加え
て、上記加圧ピン34の突出により、金型内において自
動的にゲートカットを行なうことができるため、成形品
にゲート跡が残ることがなく、外観に優れた成形品を得
ることができる。
【0022】しかも、ゲート31がキャビティ30の中
央部に形成されており、かつゲート31の径が従来のも
のと比して大きいために、大きな射出圧力を必要とせ
ず、射出装置の負荷が低減化されるとともに、キャビテ
ィ30内において均一な樹脂の流れが得られるため、成
形精度を高めることができる。加えて、成形品Pのゲー
ト31付近に局部的に大きな応力が作用しないため、残
留応力の少ない成形品Pを得ることが可能となる。ちな
みに、上記金型構造は、特に多数個取りの金型にも対応
することができるため、同一の精度の成形品を同時に多
数個成形することができて好適である。
央部に形成されており、かつゲート31の径が従来のも
のと比して大きいために、大きな射出圧力を必要とせ
ず、射出装置の負荷が低減化されるとともに、キャビテ
ィ30内において均一な樹脂の流れが得られるため、成
形精度を高めることができる。加えて、成形品Pのゲー
ト31付近に局部的に大きな応力が作用しないため、残
留応力の少ない成形品Pを得ることが可能となる。ちな
みに、上記金型構造は、特に多数個取りの金型にも対応
することができるため、同一の精度の成形品を同時に多
数個成形することができて好適である。
【0023】なお、上記実施例においては、中央部に貫
通孔Hを有する成形品Pを成形するための金型について
説明したが、これに限るものではなく、上述したように
中央部に貫通孔を有する歯車成形品や、これら円形や歯
車形状以外の形状を有する成形品を成形するものに適用
しても同様の作用効果を得ることができる。また、貫通
孔を形成するとともにゲート31位置でゲートカットを
行なうピンとして、加圧ピン34を用いた例について説
明したが、上記加圧ピン34に代えてエジェクターピン
等の他のピンを用いてもよい。
通孔Hを有する成形品Pを成形するための金型について
説明したが、これに限るものではなく、上述したように
中央部に貫通孔を有する歯車成形品や、これら円形や歯
車形状以外の形状を有する成形品を成形するものに適用
しても同様の作用効果を得ることができる。また、貫通
孔を形成するとともにゲート31位置でゲートカットを
行なうピンとして、加圧ピン34を用いた例について説
明したが、上記加圧ピン34に代えてエジェクターピン
等の他のピンを用いてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る金型
は、固定側金型に成形品の貫通孔を形成すべき位置から
キャビティ内に樹脂を流入させるゲートを形成し、かつ
可動側金型にキャビティの貫通孔を形成すべき部分を経
てゲート内に至るまで進退自在とされたピンを設けたの
で、樹脂の充填後にピンをキャビティからゲート内まで
突出させることにより、成形品の貫通孔を形成するとと
もに、自動的にゲートカットを行なうことができるた
め、成形品にゲート跡が残ることがなく、外観に優れた
成形品を得ることができる。加えて、ゲートの径が大き
いために、射出装置の負荷が低減化されるとともに、均
一な樹脂の流れが得られるため、成形精度を高めること
ができる。
は、固定側金型に成形品の貫通孔を形成すべき位置から
キャビティ内に樹脂を流入させるゲートを形成し、かつ
可動側金型にキャビティの貫通孔を形成すべき部分を経
てゲート内に至るまで進退自在とされたピンを設けたの
で、樹脂の充填後にピンをキャビティからゲート内まで
突出させることにより、成形品の貫通孔を形成するとと
もに、自動的にゲートカットを行なうことができるた
め、成形品にゲート跡が残ることがなく、外観に優れた
成形品を得ることができる。加えて、ゲートの径が大き
いために、射出装置の負荷が低減化されるとともに、均
一な樹脂の流れが得られるため、成形精度を高めること
ができる。
【0025】加えて、金型が、中央部に貫通孔を有する
歯車成形品または円形成形品を成形するためのものであ
る場合には、ゲートがキャビティの中央部に位置するこ
とになるため、上記効果が一層顕著に得られるととも
に、成形品のゲート付近に局部的に大きな応力が作用し
ないため、残留応力の少ない成形品を得ることができて
好適である。
歯車成形品または円形成形品を成形するためのものであ
る場合には、ゲートがキャビティの中央部に位置するこ
とになるため、上記効果が一層顕著に得られるととも
に、成形品のゲート付近に局部的に大きな応力が作用し
ないため、残留応力の少ない成形品を得ることができて
好適である。
【図1】本発明の射出成形用金型の一実施例を示す側断
面図である。
面図である。
【図2】図1の金型において加圧ピンを突出させた状態
を示す側断面図である。
を示す側断面図である。
【図3】図1の金型を用いた射出成形において加圧ピン
を作動させるためのプログラム制御を示す図である。
を作動させるためのプログラム制御を示す図である。
【図4】図1の金型で成形される成形品を示す側面図で
ある。
ある。
【図5】図4の成形品の正面図である。
【図6】一般的な金型が組込まれた成形装置を示す概略
構成図である。
構成図である。
【図7】従来の金型を示す側断面図である。
11 固定側金型 14 可動側金型 30 キャビティ 31 ゲート 34 加圧ピン(ピン) 35 加圧プレート 36 加圧ロッド H 貫通孔 P 成形品
Claims (2)
- 【請求項1】 貫通孔を有する成形品を成形する射出成
形用金型であって、固定側金型とこの固定側金型に接離
自在に設けられた可動側金型との間に、上記成形品の外
周形状を画成するキャビティを形成し、かつ上記固定側
金型に、上記成形品の貫通孔を形成すべき位置から上記
キャビティ内に樹脂を流入させるゲートを形成するとと
もに、上記可動側金型に、上記キャビティの上記貫通孔
を形成すべき部分を経て上記ゲート内に至るまで進退自
在とされたピンを設けたことを特徴とする射出成形用金
型。 - 【請求項2】 上記成形品は、中央部に貫通孔を有する
歯車成形品または円形成形品であることを特徴とする請
求項1に記載の射出成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5214795A JPH0752202A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5214795A JPH0752202A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 射出成形用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0752202A true JPH0752202A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16661658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5214795A Pending JPH0752202A (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 射出成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0752202A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018034358A (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | 株式会社アルファ | 射出成形品の製造方法及び射出成形用金型 |
-
1993
- 1993-08-09 JP JP5214795A patent/JPH0752202A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018034358A (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | 株式会社アルファ | 射出成形品の製造方法及び射出成形用金型 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |