JPH0752634Y2 - 軸ロック装置 - Google Patents

軸ロック装置

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JPH0752634Y2
JPH0752634Y2 JP1992044666U JP4466692U JPH0752634Y2 JP H0752634 Y2 JPH0752634 Y2 JP H0752634Y2 JP 1992044666 U JP1992044666 U JP 1992044666U JP 4466692 U JP4466692 U JP 4466692U JP H0752634 Y2 JPH0752634 Y2 JP H0752634Y2
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shaft
outer shaft
display board
inner shaft
locking device
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正穂 広田
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株式会社加藤スプリング製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、ラップトップ
型のパソコンあるいはワープロ等で使用され、ディスプ
レイ盤をキーボード等を備えた本体に対して任意の角度
で位置固定することができる軸ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ラップトップ型のパソコンある
いはワープロ等のディスプレイ盤は、キーボード等を備
えた本体に閉じた状態で通常収納されており、本体から
開いた状態で使用される。そして、使用する際において
は、使用状態や使用場所等の条件により照明等の光がデ
ィスプレイ盤の画面で反射する等の理由で画面上の文字
や絵等が見づらいことがあるため、ディスプレイ盤を本
体に対して任意の角度で位置固定することができるよう
になっている。
【0003】ディスプレイ盤を本体に対して任意の角度
で位置固定するための軸ロック装置としては、例えば実
開平1−135397号公報に開示されているもの等が
あげられる。この軸ロック装置は、可動軸と、この可動
軸と同一径を有して可動軸の両側に設けられた固定軸
と、可動軸と固定軸とに密接状態で外挿されるバネとを
備える構造のものであり、可動軸が一方に回転すると、
一方の固定軸に密接状態で外挿されている部分のバネが
縮径してロックトルクを生じるとともに、他方の固定軸
に密接状態で外挿されている部分のバネが拡径してスリ
ップトルクを生じ、このロックトルクとスリップトルク
との和が可動軸に作用してディスプレイ盤を任意の角度
で位置固定するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造の軸ロック装置は、バネの力によってディスプ
レイ盤を任意の角度で位置固定するため、バネはある程
度の径を確保しなければならず、よって該軸ロック装置
の小型化・軽量化には限界があった。また、可動軸とこ
の可動軸の中央の大径部を挟んだ両側の固定軸とにバネ
が密接状態で外挿されていることが必要であるため、可
動軸の大径部および両側の固定軸の外径が実質的に同一
であることを必要とし製作コストが高くなってしまうと
いう問題があった。そして、この製作コストは軸径が小
さくなるほど増大し、この理由も該軸ロック装置の小型
化・軽量化を困難とした。さらに、バネと軸とに塗布さ
れるグリスが長期使用等の理由により乾いて軸にバネに
よるかじりを生じたり、該グリスが塗布部から漏れ出し
て他の部分の機能を低下させたりする可能性があった。
【0005】したがって、本考案の目的は、小型・軽量
であって低コストで製作でき、かつグリスの塗布を必要
としない軸ロック装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の請求項1記載の軸ロック装置は、樹脂製の
円筒部分を有する外部軸と、該外部軸の円筒部分に回転
自在に圧入される内部軸とを有することを特徴としてい
る。
【0007】また、本考案の請求項2記載の軸ロック装
置は、請求項1記載のものに加えて、別個の取付用ブラ
ケットが一体に回転すべく取り付けられていることを特
徴としている。
【0008】さらに、本考案の請求項3記載の軸ロック
装置は、請求項1記載のものに加えて、前記外部軸は、
取付用ブラケットと一体成形されていることを特徴とし
ている。
【0009】
【作用】本考案の請求項1または2記載の軸ロック装置
によれば、外部軸の樹脂製の円筒部分とこれに圧入され
た内部軸との間に摩擦抵抗を生じることによって、これ
らの間にトルクが発生することになる。したがって、バ
ネ、同径の可動軸および固定軸を必要とせずとも、この
摩擦抵抗によるトルクを上回るトルクが外部軸と内部軸
との間に加わればこれらは相対回転することになり、こ
の摩擦抵抗によるトルクを下回るトルクが外部軸と内部
軸との間に加わってもこれらは相対回転しないことにな
る。また、かじり等を生じることのない構造であるので
グリスを塗布する必要がない。
【0010】具体的には、例えばラップトップ型装置の
本体を外部軸側に設け、ディスプレイ盤を内部軸側に設
けて、ディスプレイ盤を開閉するのに必要なトルクを外
部軸と内部軸との摩擦抵抗によるトルクより大とし、デ
ィスプレイ盤の自重によるトルクを外部軸と内部軸との
摩擦抵抗によるトルクより小とすれば、任意の角度でデ
ィスプレイ盤を位置固定できることになる。
【0011】また、本考案の請求項3記載の軸ロック装
置によれば、上記に加えて、外部軸が取付用ブラケット
と一体成形されているため、外部軸に取付用ブラケット
を取り付ける必要がなくなる。
【0012】
【実施例】本考案の第1実施例による軸ロック装置を図
1〜図3および図8を参照して以下に説明する。なお、
図1は第1実施例を部分的に断面とした正面図、図2は
第1実施例を図1における下方から見た図、図3は第1
実施例を図1における右側から見た側面図、図8は第1
実施例(後述の第2〜第4実施例もほぼ同様)の軸ロッ
ク装置が適用されるラップトップ型のパソコンあるいは
ワープロ等(以下ラップトップ型装置と称す)の一部を
破断した斜視図をそれぞれ示している。
【0013】図中、符号1は軸ロック装置、符号2は外
部軸、符号3は外部軸2の内側に回転自在に圧入される
内部軸をそれぞれ示しており、外部軸2はウレタン,ア
セタール,ポリカーボ,ナイロン樹脂等の樹脂で作製さ
れ、内部軸3は鋼材等で作製されている。
【0014】外部軸2は、中空の円筒形状をなす分割さ
れた二つの円筒部材4a,4bからなっており、両円筒
部材4a,4bには、それぞれの相反する端面5a,5
bに例えば図8に示すようなラップトップ型装置Xの本
体Yに設けられるブラケット6a,6bがそれぞれ固着
されている。これらブラケット6a,6bは、固着時に
円筒部材4a,4bの内周面7a,7bに対応する位置
に設けられ内部軸3の外径より若干大径の挿入穴8a,
8bをそれぞれ有する平板部9a,9bと、この平板部
9a,9bの下端部から相互に近接する方向にほぼ90
゜に折れ曲り円筒部材4a,4bとほぼ平行をなすよう
延在する底板部10a,10bとからなっており、底板
部10a,10bにはそれぞれ本体Yに取り付けのため
の取付穴11a,11bが1ケ所ずつ設けられている
(図2参照)。
【0015】また、内部軸3は、外部軸2の両円筒部材
4a,4bに回転自在に圧入される二ケ所の軸部12
a,12bと、これら軸部12a,12b間に設けられ
両円筒部材4a,4bの外周部13a,13bとほぼ同
径をなす大径部14とを有している。そして内部軸3
は、ブラケット6a,6bが一体に回転すべく固着され
た両円筒部材4a,4bを大径部14の端面15a,1
5bに当接させるまで圧入した後該円筒部材4a,4b
が軸部12a,12bに対して軸方向に移動するのを防
止するため、ブラケット6a,6bの相反する端面16
a,16bに対応する部分にワッシャ17a,17bを
挟んで止め輪18a,18bをそれぞれ係止させてい
る。また、図1等における右側の軸部12bの端部に
は、該軸部12bを軸と平行に切り欠いた形状をなすと
ともにディスプレイ盤Zに係合し(図8参照)該ディス
プレイ盤Zの開閉により内部軸3自体を回転させる係合
部19が設けられている。
【0016】そして、上記構造の第1実施例の軸ロック
装置1において、両ブラケット6a,6bを介して外部
軸2側に設けられた本体Yに対して、係合部19を介し
て内部軸3側に設けられたディスプレイ盤Zを開閉しよ
うとすると、外部軸2の樹脂製の円筒部材4a,4bと
これに圧入された内部軸3との間に摩擦抵抗を生じ、こ
れらの間にトルクが発生することになる。ここで、ディ
スプレイ盤Zを開閉するのに必要なトルクがこの外部軸
2と内部軸3との間の摩擦抵抗によるトルクより大とな
ったときに、ディスプレイ盤Zは内部軸3を外部軸2に
対して相対回転させ開閉することになる。また、ディス
プレイ盤Zを固定するべく開閉のトルクを除去すると、
外部軸2と内部軸3との間には、ディスプレイ盤Zの自
重により閉じようとするトルクのみが作用することにな
り、このトルクは外部軸2と内部軸3との間の摩擦抵抗
によるトルクより小となって、任意の角度で位置固定さ
れることになる。
【0017】なお、人の力によってディスプレイ盤Zを
容易に開閉できかつディスプレイ盤Zの自重ではこれが
閉じないようにするために、第1実施例においては、内
部軸3の軸部12a,12bの外周部20a,20bの
径を外部軸2を構成する円筒部材4a,4bの内周面7
a,7bの径より大きくする量(いわゆる圧入代)を適
宜設定したり、内部軸3と外部軸2の接触面積等を適宜
設定したりすることになる。
【0018】したがって、バネ、同径の可動軸および固
定軸を必要しないため、小型化・軽量化が図れ、低コス
トで製作できる。また、かじり等を生じることのない構
造であるのでグリスを塗布する必要がなく、これを原因
とする不具合を生じることがなくなる。
【0019】次に本考案の第2実施例による軸ロック装
置を図4〜図8を参照して以下に説明する。なお、図4
は第2実施例を部分的に断面とした正面図、図5は第2
実施例を図4における下方から見た図、図6は第2実施
例を図4における右側から見た側面図、図7は図4に示
すA−A線に沿う断面矢視図をそれぞれ示している。そ
して、上記第1実施例に対応する部分には、これと同一
の符号を付すこととする。
【0020】第2実施例の軸ロック装置1において、外
部軸2は、ウレタン等の樹脂からなる中空円筒状をなし
ており、その図4における右側部分の外周部13には軸
方向に平行に切欠部21が形成されている。
【0021】また、内部軸3は、外部軸2の内周面7に
回転自在に圧入される軸部12と、該軸部12の図4に
おける右側端部に設けられ該軸部12の上下を平行に切
り欠いた形状をなすとともにディスプレイ盤Zが係合し
(図8参照)該ディスプレイ盤Zの開閉により内部軸3
自体を回転させる係合部19とを有している。
【0022】そして、ラップトップ型装置Xの本体Yに
取り付けられるブラケット6は、外部軸2に圧入された
内部軸3の該外部軸2から突出する部分に挿入される挿
入穴8a,8bをそれぞれ有する相互に平行をなす両平
板部9a,9bと、外部軸2とほぼ平行をなすように両
平板部9a,9bの下端部同士を連結する底板部10
と、両平板部9a,9b間の底板部10に該平板部9
a,9bと平行をなすように設けられ上記外部軸2の切
欠部21に当接して外部軸2のブラケット6に対する相
対回転を規制する当接部22とからなる一体形状のもの
で、底板部10には本体Yに取り付けのための取付穴1
1が二ケ所設けられている(図5参照)。
【0023】内部軸3には、圧入後の外部軸2の図4に
おける右側端面5bとの間でブラケット6の平板部9b
をワッシャ17bを介して挾持する止め輪18bが溝2
3bに係止しており、外部軸2の図4における左側端面
5a側に形成された溝23aには該外部軸2の内部軸3
に対する軸方向の移動を規制するための止め輪18aが
ワッシャ17aを端面5aとの間に挟んで係止してい
る。そして、これらにより内部軸3はその軸方向の移動
が規制されつつ回転自在にブラケット6に支持されるこ
とになる。
【0024】そして、上記構造の第2実施例の軸ロック
装置1において、ブラケット6を介して外部軸2側に設
けられた本体Yに対して、係合部19により内部軸3側
に設けられたディスプレイ盤Zを開閉しようとすると、
第1実施例と同様に樹脂製の外部軸2とこれに圧入され
た内部軸3との間に摩擦抵抗を生じ、これらの間にトル
クが発生することになる。ここで、ディスプレイ盤Zを
開閉するのに必要なトルクがこの外部軸2と内部軸3と
の間の摩擦抵抗によるトルクより大となったときに、デ
ィスプレイ盤Zは内部軸3を外部軸2に対して相対回転
させ開閉することになる。また、ディスプレイ盤Zを固
定するべく開閉のトルクを除去すると、外部軸2と内部
軸3との間には、ディスプレイ盤Zの自重により閉じよ
うとするトルクのみが作用することになり、このトルク
は外部軸2と内部軸3との間の摩擦抵抗によるトルクよ
り小となって、任意の角度で位置固定されることにな
る。
【0025】したがって、バネ、同径の可動軸および固
定軸を必要しないため、小型化・軽量化が図れ、低コス
トで製作できる。また、かじり等を生じることのない構
造であるのでグリスを塗布する必要がなく、これを原因
とする不具合を生じることがなくなる。
【0026】次に本考案の第3実施例による軸ロック装
置を図8〜図12を参照して以下に説明する。なお、図
9は第3実施例の正断面図、図10は第3実施例を図9
における下方から見た断面図、図11は第3実施例を図
9における右側から見た側面図、図12は図9における
左側から見た側面図をそれぞれ示している。そして、上
記第1実施例および第2実施例に対応する部分には、こ
れと同一の符号を付すこととする。
【0027】第3実施例の軸ロック装置1において、外
部軸2は、ウレタン等の樹脂からなる中空円筒状をなし
ており、その図9における左側の端部には軸方向に概略
円弧状に突出する突出部2aが相互に180゜をなす位
置に2カ所設けられている。
【0028】また、内部軸3は、外部軸2の内周面7に
回転自在に圧入される軸部12と、軸部12の図9にお
ける右側端部に設けられた、該軸部12よりも大径のフ
ランジ部3aと、軸部12の図9における左側端部近傍
に設けられた、該軸部12よりも小径の溝23とを有し
ており、SUS303等の材料により製作されている。
なお、軸部12のフランジ部3aとの境界部分付近に
は、後述するブラケット24の長穴状の挿入穴27に係
合して該ブラケット24に対する内部軸3の回転を規制
するための、半径方向外方に延在する回転止部12aが
設けられている。
【0029】そして、本実施例においては、ラップトッ
プ型装置Xの本体Yに取り付けられるブラケット6の他
に、ディスプレイ盤Zに取り付けられるブラケット24
を有している。このブラケット24は、平板部25とこ
の平板部25の図10における下端からブラケット6に
反する方向に90゜屈曲延在する底板部26とを有する
一体成形品であり、SUS304等の材料からなってい
る。このブラケット24の平板部25には、内部軸3を
挿通させる挿入穴27が設けられており、また底板部2
6にはディスプレイ盤Zに取り付けのための取付穴28
が二ケ所設けられている。なお、挿入穴27は、長穴形
状をなしており、上記回転止部12aに係合して該ブラ
ケット24と内部軸3とを一体に回転させるようになっ
ている。また、他方のブラケット6は、平板部9とこの
平板部9の図10における下端から取付時にブラケット
24に反する方向に90゜屈曲延在する底板部10を有
する一体成形品であり、SUS304等の材料からなっ
ている。このブラケット6の平板部9には、内部軸3を
挿通させる挿入穴8が設けられており、また上記外部軸
2の突出部2aを係合させる切欠部29が相互に180
゜をなすよう外周側に2カ所設けられている(図12参
照)。底板部10には本体Yに取り付けのための取付穴
11が二ケ所設けられている。
【0030】そして、内部軸3を、ブラケット24にそ
のフランジ部3aが当接するまで挿入し挿入穴27と回
転止部12aとを係合させた後、その軸部12に外部軸
2を、突出部2aをブラケット24の反対側に位置させ
た状態で圧入する。この状態で、ブラケット6を、その
切欠部29を外部軸2の突出部2aに嵌合するように取
り付け、その溝23に止め輪18を係合させる。
【0031】上記構造の第3実施例の軸ロック装置1に
おいて、ブラケット6を介して外部軸2側に設けられた
本体Yに対して、ブラケット24を介して内部軸3側に
設けられたディスプレイ盤Zを開閉しようとすると、ブ
ラケット6に一体に回転すべく係合された樹脂製の外部
軸2とこれに圧入された内部軸3との間に第1および第
2実施例と同様に摩擦抵抗を生じ、これらの間にトルク
が発生することになる。ここで、ディスプレイ盤Zを開
閉するのに必要なトルクがこの外部軸2と内部軸3との
間の摩擦抵抗によるトルクより大となったときに、ディ
スプレイ盤Zは内部軸3を外部軸2に対して相対回転さ
せ開閉することになる。また、ディスプレイ盤Zを固定
するべく開閉のトルクを除去すると、外部軸2と内部軸
3との間には、ディスプレイ盤Zの自重により閉じよう
とするトルクのみが作用することになり、このトルクは
外部軸2と内部軸3との間の摩擦抵抗によるトルクより
小となって、任意の角度で位置固定されることになる。
【0032】したがって、第1および第2実施例と同様
に、バネ、同径の可動軸および固定軸を必要しないた
め、小型化・軽量化が図れ、低コストで製作できる。ま
た、かじり等を生じることのない構造であるのでグリス
を塗布する必要がなく、これを原因とする不具合を生じ
ることがなくなる。
【0033】次に本考案の第4実施例による軸ロック装
置を図8および図13〜図15を参照して以下に説明す
る。なお、図13は第4実施例の正面図、図14は第4
実施例を図13における下方から見た図、図15は第4
実施例を図13における右側から見た側面図、図16は
図13における左側から見た側面図をそれぞれ示してい
る。そして、上記第1〜第3実施例に対応する部分に
は、これと同一の符号を付すこととする。
【0034】第4実施例の軸ロック装置1において、外
部軸2は、概略中空円筒状をなす支持部30と、該支持
部30からそれぞれ相反する方向に突出する一対の底板
部31とを有しており、ウレタン等の樹脂から一体成形
されている(すなわち取付用ブラケットが一体に成形さ
れている)。そして、図13における右側の端部には軸
線方向に沿って概略円弧状に突出する規制部32が設け
られており、また、各底板部31には本体Yに取り付け
るための取付穴11が設けられている。
【0035】また、内部軸3は、外部軸2の内周面7に
回転自在に圧入される軸部12と、軸部12の図13に
おける右側部に設けられた、該軸部12よりも大径のフ
ランジ部33と、図13における右側端部に設けられ
た、軸部12とほぼ同径で外周部が平行に切り欠かれた
形状をなすとともにディスプレイ盤Zに係合し該ディス
プレイ盤Zの開閉により内部軸3自体を回転させる係合
部19とを有している。また、軸部12の図13におけ
る左側端部近傍には、該軸部12よりも小径の溝23が
設けられている。さらに、フランジ部33は、その外周
部の一部が平面状に切り欠かれており、この部分には、
マイクロスイッチ作動用の板バネ(図示せず)取付用の
ネジ穴34が設けられており、またフランジ部33に
は、外部軸2と内部軸3との相対回転の限界位置を決め
るピン35が打ち込まれている。
【0036】そして、内部軸3を、そのフランジ部33
を規制部32側に位置させた状態でその軸部12を外部
軸2に圧入した後、その溝23に止め輪18を係合させ
る。これにより、内部軸3は、その軸方向の移動が規制
されつつ回転自在に、外部軸2に支持されることにな
る。
【0037】上記構造の第4実施例の軸ロック装置1に
おいて、底板部31により外部軸2側に設けられた本体
Yに対して、係合部19により内部軸3側に設けられた
ディスプレイ盤Zを開閉しようとすると、第1〜第3実
施例と同様に樹脂製の外部軸2とこれに圧入された内部
軸3との間に摩擦抵抗を生じ、これらの間にトルクが発
生することになる。ここで、ディスプレイ盤Zを開閉す
るのに必要なトルクがこの外部軸2と内部軸3との間の
摩擦抵抗によるトルクより大となったときに、ディスプ
レイ盤Zは内部軸3を外部軸2に対して相対回転させ開
閉することになる。また、ディスプレイ盤Zを固定する
べく開閉のトルクを除去すると、外部軸2と内部軸3と
の間には、ディスプレイ盤Zの自重により閉じようとす
るトルクのみが作用することになり、このトルクは外部
軸2と内部軸3との間の摩擦抵抗によるトルクより小と
なって、任意の角度で位置固定されることになる。
【0038】したがって、第1〜第3実施例と同様に、
バネ、同径の可動軸および固定軸を必要しないため、小
型化・軽量化が図れ、低コストで製作できる。また、か
じり等を生じることのない構造であるのでグリスを塗布
する必要がなく、これを原因とする不具合を生じること
がなくなる。
【0039】また、外部軸2と取付用ブラケットを構成
する底板部31とが樹脂により一体成形されているた
め、外部軸2に取付用ブラケットを取り付ける必要がな
くなる。したがって、組立が容易となり、部品点数を低
減することができる。
【0040】さらに、外部軸2に設けられた規制部32
と、内部軸3に設けられたピン35とが当接することに
よって、外部軸2の内部軸3に対する相対回転量が規制
されることになるため、ディスプレイ盤Zの本体Yに対
する開閉量を制限することができ、必要以上に開いてし
まうことを防止することができる。
【0041】ここで、上記第4実施例においては、一対
の底板部31を外部軸2から相反する方向に突出させる
ものを例にとり説明したが、図17〜図19に示すよう
に、底板部31を一つとして外部軸2から突出させるよ
うに一体成形することも勿論可能である。
【0042】なお、第2〜第4実施例においても、人の
力によってディスプレイ盤Zを容易に開閉できかつディ
スプレイ盤Zの自重ではこれが閉じないようにするため
に、上述の第1実施例と同様、内部軸3の軸部12の径
を外部軸2の内周面7の径より大きくする量(いわゆる
圧入代)を適宜設定したり、外部軸2と内部軸3との接
触面積等を適宜設定したりすることになる。
【0043】ここで、上記第1〜第4実施例において
は、いずれもラップトップ型装置Xの本体Yを外部軸2
側に、ディスプレイ盤Zを内部軸3側に設ける構造のも
のを例にとり説明したが、勿論、外部軸2と内部軸3を
逆に設ける構造とすることも可能である。また外部軸2
をブラケット6を介さずに直接本体Yに取り付けたりす
ることも可能である。さらに、本願の軸ロック装置1
は、ラップトップ型装置に限らず種々の物に適用するこ
とも勿論可能である。
【0044】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案の請求項1
または2記載の軸ロック装置によれば、外部軸の樹脂製
の円筒部分とこれに圧入された内部軸との間に摩擦抵抗
を生じ外部軸と内部軸との間にトルクを発生させてこれ
らの軸をロックさせることになり、バネ、同径の可動軸
および固定軸を必要しないため、小型化・軽量化が図
れ、低コストで製作できる。また、かじり等を生じるこ
とのない構造であるのでグリスを塗布する必要がなく、
これを原因とする不具合を生じることがなくなる。
【0045】また、本考案の請求項3記載の軸ロック装
置によれば、上記に加えて、外部軸が取付用ブラケット
と一体成形されているため、外部軸に取付用ブラケット
を取り付ける必要がなくなる。したがって、組立が容易
となり、部品点数を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例による軸ロック装置を部分
的に断面とした正面図である。
【図2】本考案の第1実施例による軸ロック装置を図1
における下方から見た図である。
【図3】本考案の第1実施例による軸ロック装置を図1
における右側から見た側面図である。
【図4】本考案の第2実施例による軸ロック装置を部分
的に断面とした正面図である。
【図5】本考案の第2実施例による軸ロック装置を図4
における下方から見た図である。
【図6】本考案の第2実施例による軸ロック装置を図4
における右側から見た側面図である。
【図7】本考案の第2実施例による軸ロック装置の図4
に示すA−A線に沿う断面矢視図である。
【図8】本考案の第1〜第4実施例の軸ロック装置が適
用されるラップトップ型装置を示す一部を破断した斜視
図であり、例示として第1実施例の軸ロック装置を適用
したものを示している。
【図9】本考案の第3実施例による軸ロック装置を示す
正断面図である。
【図10】本考案の第3実施例による軸ロック装置を図
9における下方から見た断面図である。
【図11】本考案の第3実施例による軸ロック装置を図
9における右側から見た側面図である。
【図12】本考案の第3実施例による軸ロック装置を図
9における左側から見た側面図である。
【図13】本考案の第4実施例による軸ロック装置を示
す正面図である。
【図14】本考案の第4実施例による軸ロック装置を図
13における下方から見た図である。
【図15】本考案の第4実施例による軸ロック装置を図
13における右側から見た側面図である。
【図16】本考案の第4実施例による軸ロック装置を図
13における左側から見た側面図である。
【図17】本考案の第4実施例による軸ロック装置の他
の例を示す正面図である。
【図18】本考案の第4実施例による軸ロック装置の他
の例を図17における下方から見た図である。
【図19】本考案の第4実施例による軸ロック装置の他
の例を図17における右側から見た側面図である。
【符号の説明】
1 軸ロック装置 2 外部軸 3 内部軸 6,6a,6b ブラケット

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製の円筒部分を有する外部軸と、 該外部軸の円筒部分に回転自在に圧入される内部軸と、 を有することを特徴とする軸ロック装置。
  2. 【請求項2】 前記外部軸には、別個の取付用ブラケッ
    トが一体に回転すべく取り付けられていることを特徴と
    する請求項1記載の軸ロック装置。
  3. 【請求項3】 前記外部軸は、取付用ブラケットと一体
    成形されていることを特徴とする請求項1記載の軸ロッ
    ク装置。
JP1992044666U 1991-07-02 1992-06-26 軸ロック装置 Expired - Lifetime JPH0752634Y2 (ja)

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JP1992044666U JPH0752634Y2 (ja) 1991-07-02 1992-06-26 軸ロック装置

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JP5095191 1991-07-02
JP3-50951 1991-07-02
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