JPH0753020B2 - 永久磁石電機 - Google Patents
永久磁石電機Info
- Publication number
- JPH0753020B2 JPH0753020B2 JP59175027A JP17502784A JPH0753020B2 JP H0753020 B2 JPH0753020 B2 JP H0753020B2 JP 59175027 A JP59175027 A JP 59175027A JP 17502784 A JP17502784 A JP 17502784A JP H0753020 B2 JPH0753020 B2 JP H0753020B2
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- JP
- Japan
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- permanent magnet
- winding
- groove
- auxiliary
- grooves
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K29/00—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
- H02K29/03—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with a magnetic circuit specially adapted for avoiding torque ripples or self-starting problems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は永久磁石電機に係り、特にコギングトルクを低
減した突極構造の永久磁石電機に関するものである。
減した突極構造の永久磁石電機に関するものである。
突極を有する電機で特にブラシレスモータでは、突極構
造に起因し、コギングトルクが発生する。このコギング
トルクを低減する方法として、突極表面に補助溝と巻線
用溝とを等間隔に設けてコギングトルクの次数を高くす
る方法が特開昭54−1810号公報あるいは特開昭54−7241
0号公報に記載されている。
造に起因し、コギングトルクが発生する。このコギング
トルクを低減する方法として、突極表面に補助溝と巻線
用溝とを等間隔に設けてコギングトルクの次数を高くす
る方法が特開昭54−1810号公報あるいは特開昭54−7241
0号公報に記載されている。
しかし、これらの公報に記載された発明は、いずれもで
きるだけ多くの補助溝を突極の表面に形成することで次
数を上げ、コギングトルクの減少を指向しているもので
あるので、補助溝数の増加に伴ってモータトルクが減少
するという問題点を有している。これは補助溝を設ける
と永久磁石との間の空隙が大きくなってトルクが減少す
ることから明らかである。
きるだけ多くの補助溝を突極の表面に形成することで次
数を上げ、コギングトルクの減少を指向しているもので
あるので、補助溝数の増加に伴ってモータトルクが減少
するという問題点を有している。これは補助溝を設ける
と永久磁石との間の空隙が大きくなってトルクが減少す
ることから明らかである。
又、ブラシレスモータには一般にコギングトルクの他に
誘起電圧を全波整流した時に、平坦でないことに起因す
る脈動トルクがあり、これは、巻線を巻回した突極の極
弧度に影響する。又、等間隔に溝を設けた場合のコギン
グの周波数は、溝数と極数の最小公倍数となる。そこ
で、上記等間隔の溝配置では、前記公開公報記載の4極
3巻線極の場合は、巻線用溝を含めて1巻線突極当り3
個の溝では、磁極の極弧度が160度と小さく、且つ、コ
ギングトルク周波数が36と低いためコギングトルクは大
きい。又、4個の例では、コギングトルク周波数が12と
低く、コギングトルクが大である。又、5個以上に関し
ては、補助溝による磁束量の低下が著しく、又、溝ピッ
チが等しいことから、風音等が大である等の問題点を有
している。
誘起電圧を全波整流した時に、平坦でないことに起因す
る脈動トルクがあり、これは、巻線を巻回した突極の極
弧度に影響する。又、等間隔に溝を設けた場合のコギン
グの周波数は、溝数と極数の最小公倍数となる。そこ
で、上記等間隔の溝配置では、前記公開公報記載の4極
3巻線極の場合は、巻線用溝を含めて1巻線突極当り3
個の溝では、磁極の極弧度が160度と小さく、且つ、コ
ギングトルク周波数が36と低いためコギングトルクは大
きい。又、4個の例では、コギングトルク周波数が12と
低く、コギングトルクが大である。又、5個以上に関し
ては、補助溝による磁束量の低下が著しく、又、溝ピッ
チが等しいことから、風音等が大である等の問題点を有
している。
本発明は、溝の本数を最小としてモータトルクの増大を
図り、かつ、補助突極を設けて巻線磁極の極弧度をほぼ
1に近くし、且つ、コギングトルクが充分低下しうる永
久磁石電機を提供するにある。
図り、かつ、補助突極を設けて巻線磁極の極弧度をほぼ
1に近くし、且つ、コギングトルクが充分低下しうる永
久磁石電機を提供するにある。
〔発明の概要〕 本発明は、巻線を具備する突極とこれらの突極間に設け
た補助突極を有し、電気角で (Mは2以上で3の倍数でない整数)の間隔を持った巻
線用溝の1つあるいは複数のグループの溝配置を持つ永
久磁石電機において、前記巻線用の溝位置に対して電気
角で (Kは整数)だけ分離した位置に巻線用溝とほぼ同じ磁
気パーミアンスを有する補助溝を突極表面に設けるよう
に構成したもので、これによって、モータトルクを増大
すると共に、コギングトルクの発生を低減することであ
る。
た補助突極を有し、電気角で (Mは2以上で3の倍数でない整数)の間隔を持った巻
線用溝の1つあるいは複数のグループの溝配置を持つ永
久磁石電機において、前記巻線用の溝位置に対して電気
角で (Kは整数)だけ分離した位置に巻線用溝とほぼ同じ磁
気パーミアンスを有する補助溝を突極表面に設けるよう
に構成したもので、これによって、モータトルクを増大
すると共に、コギングトルクの発生を低減することであ
る。
以下、本発明の一実施例の構成を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は、本発明が適用されるモータの断面構造の一例
を示す。図において、回転子である永久磁石界磁1は4
極で着磁されたリング状永久磁石2とヨーク部3とで構
成されている。電機子4は巻線用突極51,52,53と補助突
極61,62,63とで構成し、巻線用突極51,52,53にはそれぞ
れ電機子巻線71,72,73が巻回されている。補助突極の巻
線用突極の間に設けられるものであり、この補助突極の
存在によって巻線用突極の開角を永久磁石2の1つの磁
極の開角にほぼ一致させることができ、これはトルクの
向上とコギングトルクの低減に寄与するものである。
を示す。図において、回転子である永久磁石界磁1は4
極で着磁されたリング状永久磁石2とヨーク部3とで構
成されている。電機子4は巻線用突極51,52,53と補助突
極61,62,63とで構成し、巻線用突極51,52,53にはそれぞ
れ電機子巻線71,72,73が巻回されている。補助突極の巻
線用突極の間に設けられるものであり、この補助突極の
存在によって巻線用突極の開角を永久磁石2の1つの磁
極の開角にほぼ一致させることができ、これはトルクの
向上とコギングトルクの低減に寄与するものである。
前記永久磁石2の極数と巻線用突極の数はそれぞれ4と
3で、その最大公約数が永久磁石の極数と異なる構成の
ものを対象とする。
3で、その最大公約数が永久磁石の極数と異なる構成の
ものを対象とする。
図示のモータは機械式な整流装置でも駆動できるが、ブ
ラシレスモータの場合は、電機子巻線71,72,73への通電
を回転子1の位置に応じて順次切り換え、連続的な回転
力を得るものである。
ラシレスモータの場合は、電機子巻線71,72,73への通電
を回転子1の位置に応じて順次切り換え、連続的な回転
力を得るものである。
8a1,8b1,8a2,8b2,8a3,8b3は巻線用突極と補助突極
間に位置する巻線用の溝である。ここで、この溝配置は
電気角で (従ってM=2)の間隔を持った8a1,8a2,8a3と8b1,
8b2,8b3の2つのグループで構成する。以上が本発明が
適用されるのに好適な磁石モータである。また、永久磁
石2と対向する巻線用突極51,52,53の外表面にはそれぞ
れ巻線用溝とほぼ同じ磁気パーミアンスを有する補助溝
8c1,8c2,8c3,8d1,8d2,8d3が設けられている。本発
明はこの巻線用溝と補助溝の最適配置に関するものであ
る。
間に位置する巻線用の溝である。ここで、この溝配置は
電気角で (従ってM=2)の間隔を持った8a1,8a2,8a3と8b1,
8b2,8b3の2つのグループで構成する。以上が本発明が
適用されるのに好適な磁石モータである。また、永久磁
石2と対向する巻線用突極51,52,53の外表面にはそれぞ
れ巻線用溝とほぼ同じ磁気パーミアンスを有する補助溝
8c1,8c2,8c3,8d1,8d2,8d3が設けられている。本発
明はこの巻線用溝と補助溝の最適配置に関するものであ
る。
次に、この種モータにおけるコギングトルク発生原理を
第2図により説明する。一般にコギングトルクは永久磁
石磁極2の移動に伴って空隙部9内に磁気エネルギーが
変化することによって、引き起こされる。この磁気エネ
ルギーの変化の原因は巻線用の溝にある。
第2図により説明する。一般にコギングトルクは永久磁
石磁極2の移動に伴って空隙部9内に磁気エネルギーが
変化することによって、引き起こされる。この磁気エネ
ルギーの変化の原因は巻線用の溝にある。
第2図において(a)は空隙磁束密度、(b)は永久磁
石磁極、(c)は電機子部の周方向展開図、(d)は電
機子部がθだけ移動した時の電機子部を示す。図におい
ては、便宜上、実際とは逆に電機子部が永久磁石磁極2
に対して動くものとして以下説明する。
石磁極、(c)は電機子部の周方向展開図、(d)は電
機子部がθだけ移動した時の電機子部を示す。図におい
ては、便宜上、実際とは逆に電機子部が永久磁石磁極2
に対して動くものとして以下説明する。
図において、コギングトルクは一般に次式で表わすこと
ができる。
ができる。
ここで、θ:永久磁石磁極に対する電機子部の移動角 E(θ):空隙全体の磁気エネルギー 一方、任意の角度φにおける空隙の微小体積dv当りの磁
気エネルギーΔE(θ)は、 ここで、dv=g・r・Lc・dφであるから ΔE(θ)=K1Bg 2(φ・θ)・dφ …(2)′ ただし、 μo:空気の透磁率 Bg(φ・θ):空隙の磁束密度 g:空隙長(突極外周面と永久磁石界 磁部の内周面との距離) r:突極外周面と永久磁石界磁部の内 周面と中間の半径 Lc:モータの軸長 従って空隙全体の磁気エネルギーE(θ)は ここで、p:永久磁石磁極数 一般に溝がない場合の空隙磁束密度B(φ)は高調波分
に分解され、次式に表わされる。
気エネルギーΔE(θ)は、 ここで、dv=g・r・Lc・dφであるから ΔE(θ)=K1Bg 2(φ・θ)・dφ …(2)′ ただし、 μo:空気の透磁率 Bg(φ・θ):空隙の磁束密度 g:空隙長(突極外周面と永久磁石界 磁部の内周面との距離) r:突極外周面と永久磁石界磁部の内 周面と中間の半径 Lc:モータの軸長 従って空隙全体の磁気エネルギーE(θ)は ここで、p:永久磁石磁極数 一般に溝がない場合の空隙磁束密度B(φ)は高調波分
に分解され、次式に表わされる。
ここで、BnB(φ)の高調波のピーク値 また空隙部にはエネルギー関数S(φ)として次式を定
義する{第2図(f)}。
義する{第2図(f)}。
ここで、Sn(φ):S(φ)の高調波分 Kn:Sn(φ)の直流分 San:Sn(φ)の高調波のピーク値 ここで、巻線用の溝、補助溝の磁束密度に対する影響
は、溝部上の空隙磁束密度が減少するか、もしくは零に
なると考えられる。そこで溝部の位置のみ単位とする以
下の関数を定義する(第2図e)。
は、溝部上の空隙磁束密度が減少するか、もしくは零に
なると考えられる。そこで溝部の位置のみ単位とする以
下の関数を定義する(第2図e)。
ここで、w:溝幅 以上の関数を使うことによって溝の存在は以下のu
t(θ)で表示できる。
t(θ)で表示できる。
ここで、α1,α2,…αna:溝位置 nα:溝数 従って溝を含めた磁束密度の分布は Bg(φ・θ)={1−ut(θ)}B(φ) …(8) (8)式を(3)式に代入すると 前記(6)式によって{1−ut(θ)}2は{1−n
t(θ)}であるから ここで(9)′式の第1項はθの関数とならないため
(1)式より明らかにコギングトルクに影響を与えな
い。従ってコギングトルクTcは ここで、S(φ)は溝がない場合のエネルギー関数を示
す。さらに、これは 従って、コギングトルクは、第2図で説明すると、同図
(f)で示したエネルギー関数E(θ)での、移動前の
溝関数(第2図(e))が1を示すエネルギー関数の総
和E1と移動後の総和E2の変動によって表わされる。
t(θ)}であるから ここで(9)′式の第1項はθの関数とならないため
(1)式より明らかにコギングトルクに影響を与えな
い。従ってコギングトルクTcは ここで、S(φ)は溝がない場合のエネルギー関数を示
す。さらに、これは 従って、コギングトルクは、第2図で説明すると、同図
(f)で示したエネルギー関数E(θ)での、移動前の
溝関数(第2図(e))が1を示すエネルギー関数の総
和E1と移動後の総和E2の変動によって表わされる。
第2図(f)により変動を直接見出すことは困難である
ので、(11)式をさらに展開すると 従って(12)式よりコギングトルクは各調波成分に分解
することができる。このことはコギングトルクの各調波
成分は、同じ調波成分のエネルギー関数の溝位置部の値
の和を変動として与えられることを示す。
ので、(11)式をさらに展開すると 従って(12)式よりコギングトルクは各調波成分に分解
することができる。このことはコギングトルクの各調波
成分は、同じ調波成分のエネルギー関数の溝位置部の値
の和を変動として与えられることを示す。
以上の理論より以下、本発明の実施例を第3図により更
に詳しく説明する。
に詳しく説明する。
(a)は空隙磁束密度Bg、(b)は永久磁石磁極、
(c)は巻線用溝のみの電機子部、(d)はその溝関
数、(e),(f),(g)にはそれぞれエネルギー関
数の基本調波、第3次調波成分、第6次調波成分を示
す。ここで、巻線用溝は 電気角で ずつ位相の異なる8a1、8a2、8a3のグループと8b1、8
b2、8b3のグループとからなる。
(c)は巻線用溝のみの電機子部、(d)はその溝関
数、(e),(f),(g)にはそれぞれエネルギー関
数の基本調波、第3次調波成分、第6次調波成分を示
す。ここで、巻線用溝は 電気角で ずつ位相の異なる8a1、8a2、8a3のグループと8b1、8
b2、8b3のグループとからなる。
以上の2つのグループに対して、(12)式の基本調波成
分に対して適用すると 従って、基本調波成分によるコギングトルクは生じな
い。一般に溝間隔 (Mは2以上の3の倍数でない整数)を持つ3個の溝の
グループは、上式と同じ手法で証明でき基本調波と3n±
1次調波成分のコギングトルクは生じない。
分に対して適用すると 従って、基本調波成分によるコギングトルクは生じな
い。一般に溝間隔 (Mは2以上の3の倍数でない整数)を持つ3個の溝の
グループは、上式と同じ手法で証明でき基本調波と3n±
1次調波成分のコギングトルクは生じない。
一方、第3次調波成分について考えると となり、第3図(f)で示すように、各溝位置上のエネ
ルギー分布の第3次調波成分は同相となり、コギングを
引き起こす。本発明は、以上の第3次調波成分によるコ
ギングトルク発生を除くため、 巻線用の溝位置と、電気角で (ここでKは整数)だけずらして補助溝を配置したもの
である。最も簡単な例として、第3図(f)で示すよう
に上向きの矢印で示した巻線溝の中心位置に対し、矢印
の下向きで示した位置に補助溝をつけると良い。これに
よって(14)式は次のように展開できる。
ルギー分布の第3次調波成分は同相となり、コギングを
引き起こす。本発明は、以上の第3次調波成分によるコ
ギングトルク発生を除くため、 巻線用の溝位置と、電気角で (ここでKは整数)だけずらして補助溝を配置したもの
である。最も簡単な例として、第3図(f)で示すよう
に上向きの矢印で示した巻線溝の中心位置に対し、矢印
の下向きで示した位置に補助溝をつけると良い。これに
よって(14)式は次のように展開できる。
以上の式よりコギングトルクを可及的に零と成しうる。
ここで、補助溝の配置は第3図に限られたものではな
く、巻線溝の中心を基準として (ここでKは整数)だけずらして配置すれば、その外の
任意の位置でも良いことが理解できる。ただし1グルー
プを構成する3個の補助溝の間隔は電気角 (Mは2以上の3の倍数でない整数)を維持するものと
する。以上の溝位置でコギングトルクは高次になりそれ
だけコギングトルクが低減する。
く、巻線溝の中心を基準として (ここでKは整数)だけずらして配置すれば、その外の
任意の位置でも良いことが理解できる。ただし1グルー
プを構成する3個の補助溝の間隔は電気角 (Mは2以上の3の倍数でない整数)を維持するものと
する。以上の溝位置でコギングトルクは高次になりそれ
だけコギングトルクが低減する。
以上の巻線溝と補助溝の配置では、第3次調波成分は除
去できるが、第6次調波成分が出てくる。第3図(f)
で示した溝配置は第6次調波成分に対しては となる。
去できるが、第6次調波成分が出てくる。第3図(f)
で示した溝配置は第6次調波成分に対しては となる。
この第6次調波成分は、巻線用溝と補助溝との間隔を (Kは整数)だけ分離した1つの巻線溝と補助溝のグル
ープを、他のグループに対して、電気角で (L:整数)だけずらせば消滅する。
ープを、他のグループに対して、電気角で (L:整数)だけずらせば消滅する。
第3図について説明すると、巻線用溝8a1,8a2,8a3,
補助溝8d1,8d2,8d3からなる1つのグループと、他の
巻線用溝8b1,8b2,8b3,と補助溝8c1,8c2,8c3からな
る他のグループとの間隔をπ/12だけずらすことによっ
て第6次調波成分の変動はなくなる。
補助溝8d1,8d2,8d3からなる1つのグループと、他の
巻線用溝8b1,8b2,8b3,と補助溝8c1,8c2,8c3からな
る他のグループとの間隔をπ/12だけずらすことによっ
て第6次調波成分の変動はなくなる。
その他第9調波成分については、第3次調波成分を消せ
ば自動的に消える。その他の高次としては12調波成分が
残るが、これは問題にする程の大きなものではない。前
述のように本発明を実施すればコギングトルクを大幅に
低減することができる。我々発明者の実験によれば補助
溝なしのものに比べ、本発明のコギングトルクは1/6に
低減していることが確認されている。尚この12調波成分
に合わせて電機子あるいは界磁部にスキューを施せば最
小のスキュー角でコギングトルクは更に低減する。
ば自動的に消える。その他の高次としては12調波成分が
残るが、これは問題にする程の大きなものではない。前
述のように本発明を実施すればコギングトルクを大幅に
低減することができる。我々発明者の実験によれば補助
溝なしのものに比べ、本発明のコギングトルクは1/6に
低減していることが確認されている。尚この12調波成分
に合わせて電機子あるいは界磁部にスキューを施せば最
小のスキュー角でコギングトルクは更に低減する。
以上、第1図に示した溝の配置構成について述べたが、
他の溝配置でも可能である。第4図に他の実施例を示
す。図中(a)は永久磁石界磁、(c)にエネルギー分
布の第3次調波を示す。(b)は巻線溝8a1、8a2,8a3
に対して補助溝8d1,8d2,8d3を、また巻線溝8b1,8
b2,8b3に対して補助溝8c1,8c2,8c3を、π/6だけ移動
した配置を示す。(d)は(b)に比較すると、巻線溝
8b1,8b2,8b3に対して補助溝8c1,8c2,8c3を逆方向に
π/6だけ移動し、補助突極上に設けた例を示す。(e)
は(d)に比較すると、巻線溝8a1,8a2,8a3に対して
補助溝8d1,8d2,8d3を逆方向にπ/2だけ移動した例を
示す。つまりこれまではK=Oの例を示したが、(e)
ではK=1の実施例を示した。(f)は(b)に比較す
ると、巻線溝8b1,8b2,8b3に対して補助溝8c1,8c2,8
c3を、π/2だけ移動した例を示す。これもK=1の実施
例である。
他の溝配置でも可能である。第4図に他の実施例を示
す。図中(a)は永久磁石界磁、(c)にエネルギー分
布の第3次調波を示す。(b)は巻線溝8a1、8a2,8a3
に対して補助溝8d1,8d2,8d3を、また巻線溝8b1,8
b2,8b3に対して補助溝8c1,8c2,8c3を、π/6だけ移動
した配置を示す。(d)は(b)に比較すると、巻線溝
8b1,8b2,8b3に対して補助溝8c1,8c2,8c3を逆方向に
π/6だけ移動し、補助突極上に設けた例を示す。(e)
は(d)に比較すると、巻線溝8a1,8a2,8a3に対して
補助溝8d1,8d2,8d3を逆方向にπ/2だけ移動した例を
示す。つまりこれまではK=Oの例を示したが、(e)
ではK=1の実施例を示した。(f)は(b)に比較す
ると、巻線溝8b1,8b2,8b3に対して補助溝8c1,8c2,8
c3を、π/2だけ移動した例を示す。これもK=1の実施
例である。
なお、電気角 (Mは2以上で3の倍数でない整数)の間隔を持った溝
グループ2組は図中、巻線用の溝の2倍の磁気パーミア
ンスを持った1組の溝をいずれかのグループの位置に配
置することによって置き換え得る。また1個の補助溝は
1/2の磁気パーミアンスを有する2個の補助溝で置き換
えられ、この2個の溝は本発明で特定した位置に分散配
置することも可能である。
グループ2組は図中、巻線用の溝の2倍の磁気パーミア
ンスを持った1組の溝をいずれかのグループの位置に配
置することによって置き換え得る。また1個の補助溝は
1/2の磁気パーミアンスを有する2個の補助溝で置き換
えられ、この2個の溝は本発明で特定した位置に分散配
置することも可能である。
なお、以上は4極構造について示したが2極もしくは多
極にも同様に適用できる。また電機子部を固定して説明
したが、電機子部が回転し、永久磁石が固定した構成に
も適用できる。
極にも同様に適用できる。また電機子部を固定して説明
したが、電機子部が回転し、永久磁石が固定した構成に
も適用できる。
また、直線移動するいわゆるリニアモータ方式の永久磁
石機にも同様に適用できる。
石機にも同様に適用できる。
以上述べたように本発明の構成によれば、1つの突極に
対する溝の本数を二つを超えないように最小にしてモー
タトルクを増大し、かつ補助突極を設けることで巻線磁
極の極弧度を永久磁石の磁極ピッチにほぼ等しくてトル
クを増大するようにし、しかもコギングトルクを大幅に
低減し得る永久磁石電機を提供できるものである。
対する溝の本数を二つを超えないように最小にしてモー
タトルクを増大し、かつ補助突極を設けることで巻線磁
極の極弧度を永久磁石の磁極ピッチにほぼ等しくてトル
クを増大するようにし、しかもコギングトルクを大幅に
低減し得る永久磁石電機を提供できるものである。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は永久磁
石電機の断面図、第2図はコギングトルクの発生原理
図、第3図は動作説明図、第4図は本発明の他の実施例
を示すものである。 1…永久磁石界磁部、2…永久磁石磁極、3…ヨーク
部、4…電機子、51,52,53…巻線用突極、61,62,63…補
助突極、71,72,73…電機子巻線、8a1,8a2,8a3,8b1,
8b2,8b3…巻線用溝、8c1,8c2,8c3,8d1,8d2,8d3…
補助溝、9…空隙。
石電機の断面図、第2図はコギングトルクの発生原理
図、第3図は動作説明図、第4図は本発明の他の実施例
を示すものである。 1…永久磁石界磁部、2…永久磁石磁極、3…ヨーク
部、4…電機子、51,52,53…巻線用突極、61,62,63…補
助突極、71,72,73…電機子巻線、8a1,8a2,8a3,8b1,
8b2,8b3…巻線用溝、8c1,8c2,8c3,8d1,8d2,8d3…
補助溝、9…空隙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮下 邦夫 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 田村 ▲禎▼三 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会社 日立製作所東海工場内 (72)発明者 弘中 健一 茨城県日立市東多賀町1丁目1番1号 株 式会社日立製作所多賀工場内 (56)参考文献 特開 昭54−1810(JP,A) 特開 昭54−72410(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】p個の磁極を持つ永久磁石界磁部と、m個
の電機子巻線を備えた巻線用突極と、これらの突極間に
設けられた補助突極とで構成した電機子部とからなり、
前記永久磁石極数pと前記巻線用突極数mの最大公約数
が永久磁石極数pと異なる構成であって、かつ、電気角
で (Mは2以上で3の倍数でない整数)の間隔を持った巻
線用溝の1つ、あるいは複数のグループの溝配置を持っ
た永久磁石電機において、前記巻線用の溝位置から電気
角で (Kは整数)だけ隔てて1個あるいは2個の補助溝を前
記巻線用突極あるいは補助突極の表面に設けたことを特
徴とする永久磁石電機。 - 【請求項2】前記特許請求の範囲第1項記載のものにお
いて、巻線用溝と補助溝との間隔を (Kは整数)だけ分離した1つの巻線用の溝と補助溝の
グループを他のグループに対して電気角で (Lは0でない整数)だけずらして配置したことを特徴
とする永久磁石電機。 - 【請求項3】前記特許請求の範囲第2項記載のものにお
いて、電気角 のピッチで永久磁石界磁部もしくは電機子部を、スキュ
ーしたことを特徴とする永久磁石電機。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59175027A JPH0753020B2 (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 永久磁石電機 |
| KR1019850005284A KR920000717B1 (ko) | 1984-07-25 | 1985-07-24 | 영구자석전기 |
| EP85109343A EP0169569B1 (en) | 1984-07-25 | 1985-07-25 | Permanent magnet electrical machine |
| DE8585109343T DE3580624D1 (de) | 1984-07-25 | 1985-07-25 | Elektrische maschine mit dauermagnet. |
| US06/758,699 US4672253A (en) | 1984-07-25 | 1985-07-25 | Permanent magnet electrical machine with reduced cogging |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59175027A JPH0753020B2 (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 永久磁石電機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6154855A JPS6154855A (ja) | 1986-03-19 |
| JPH0753020B2 true JPH0753020B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=15988933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59175027A Expired - Lifetime JPH0753020B2 (ja) | 1984-07-25 | 1984-08-24 | 永久磁石電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0753020B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5327701B2 (ja) * | 2008-12-16 | 2013-10-30 | 株式会社安川電機 | リニアモータ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5842708B2 (ja) * | 1977-06-07 | 1983-09-21 | 松下電器産業株式会社 | 電動機 |
| JPS5472410A (en) * | 1977-11-22 | 1979-06-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Revolving electrical machinery |
-
1984
- 1984-08-24 JP JP59175027A patent/JPH0753020B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6154855A (ja) | 1986-03-19 |
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