JPH0753406Y2 - モータの軸支装置 - Google Patents

モータの軸支装置

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JPH0753406Y2
JPH0753406Y2 JP585091U JP585091U JPH0753406Y2 JP H0753406 Y2 JPH0753406 Y2 JP H0753406Y2 JP 585091 U JP585091 U JP 585091U JP 585091 U JP585091 U JP 585091U JP H0753406 Y2 JPH0753406 Y2 JP H0753406Y2
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synthetic resin
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はモータの軸支装置に関
し、特にスラスト方向に力を受けるモータの回転軸を軸
支するモータの軸支装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のモータの軸支装置として
は、例えば実開昭60ー103743号公報に示すよう
なものがある。
【0003】図5は、かかるモータの軸支装置の主要部
の構成を示す断面図である。図に示したように、モータ
のハウジング10内には回転軸12が軸支されている。
また、この回転軸12の先端には凹部が形成されてお
り、この凹部で剛球26を噛合している。なお、この回
転軸12の側面部にはウォームギアが形成されており
(図示せず)、さらに、このウォームギアと噛合させて
ウォ−ムホイ−ルが設けられている(図示せず)。この
ような構成によれば、回転軸12を正転或いは逆転させ
ると、これにしたがって、ウォ−ムホイ−ルを正転或い
は逆転させることができる。
【0004】このようなモータの軸支装置において、モ
ータを駆動させることにより回転軸12が回転すると、
この回転軸12はスラスト方向の重が与えられる。こ
重は、ウォームホイールとウォームギアとの噛合に
よって生じるものである。
【0005】このため、図5に示したモータ軸支装置で
は、ハウジング10の上記回転軸12端部と対向する位
置に、回転軸12の端部と当接して回転軸12のスラス
ト方向の荷重を受け止め軸支するためのスラスト軸受部
14が形成されている。
【0006】このスラスト軸受部14は、ハウジング1
0に形成した凹部16内に配設された金属板18と、こ
の金属板18とハウジング10側端との間に射出成形に
て形成された合成樹脂部20とによって構成されてい
る。かかる構成によれば、金属板18に当接される剛球
26のスラスト方向の荷重を受け止めて、スラスト方向
のがたを防止することができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】図6は、図5に示した
モータ軸支装置のV−V´断面図である。同図に示すよ
うに、上記従来のモータの軸支装置にあっては、ハウジ
ング10内に合成樹脂材料を射出注入するための射出注
入口22を、このハウジング10の、回転軸12の軸方
向と交差する方向に形成していた。したがって、上記射
出注入口22は射出成形機のノズル径に相応する寸法分
だけ大きくすることが必要となり、このため、このノズ
ル径の分だけ金属板18から凹部16の側端部までの距
離d1 が大きくなり、それだけモータの小型化が難しく
なるという問題があった。
【0008】また、回転軸12の製造誤差に起因して、
この回転軸の長手方向の寸法が長すぎる場合や短すぎる
場合があるが、長すぎる場合には金属板18にかかる
重が大きすぎてモータの動作不良の原因となり、一方、
短すぎる場合には回転軸12のがたの原因となるという
問題があった。
【0009】さらに、射出注入口22は、合成樹脂部2
0を形成した後、そのまま外部に対して開放状態となっ
ており、しかも、格別合成樹脂部20の封止手段を採用
していないので、回転軸12にスラスト方向の荷重が加
わって合成樹脂部20が圧縮された際に合成樹脂部20
が外部にはみだしてしまうおそれがあるという問題があ
った。
【0010】本考案は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、その目的は、合成樹脂部を射出成
形にて形成しつつ、金属板からハウジング端部までの距
離を短くしてモータの全長を短くすることによりモータ
の小型化に寄与し、回転軸の長手方向の寸法誤差により
モータの動作不良或いはがたが生じることがなく、さら
に、回転軸にスラスト方向の荷重が加わって合成樹脂部
が圧縮された際に合成樹脂部が射出注入口より外部には
みだすことのないモータの軸支装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案のモータの軸支装
置は、モータハウジング内にラジアル軸受部を介して正
逆転可能に軸支され、一部に交叉方向への回転力伝達部
を有する回転軸と、前記回転軸の先端に当接して前記回
転軸のスラスト荷重を受けるスラスト軸受部と、を含む
モータにおいて、前記ラジアル軸受部は、スラスト軸受
部用の嵌合部を有し、前記スラスト軸受部は、前記ラジ
アル軸受部の前記嵌合部にスラスト方向へ位置調整自在
に嵌合する被嵌合部を有し、回転軸の組み付け時に回転
軸の先端に当接しスラスト組み付け位置が調整されるプ
ラグスラストと、前記モータハウジングに、前記回転軸
の先端側に位置し回転軸の軸方向に貫通するよう形成さ
れた射出注入口と、前記射出注入口から前記プラグスラ
ストと前記モータハウジングとの間に射出成形された合
成樹脂部と、を含むことを特徴とする。
【0012】また、請求項2の考案は、前記射出注入口
の内壁面が、前記回転軸の軸方向外側にむけて先細状に
形成されたことを特徴とする。
【0013】さらに、請求項3の考案は、前記スラスト
軸受部が、前記プラグスラストと前記合成樹脂部との間
に挟設された剛性板を含むことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記構成のモータの軸支装置は、回転軸の軸方
向に貫通する射出注入口より、ハウジング内に合成樹脂
材料を射出注入して合成樹脂部を形成しているので、射
出成形機のノズル径の大きさにかかわりなく合成樹脂部
を形成することが可能となり、従って合成樹脂部の軸方
向の厚さを薄くして、モータの全長を短くし、小型化を
図ることが可能となる。
【0015】加えて、プラグスラストの取付け位置を自
在に調整できるように構成しているので、このプラグス
ラストの位置を調整することによって、回転軸の長さ方
向の製造,組立誤差を吸収することができる。
【0016】また、請求項2の考案は、射出注入口の内
壁面を上記回転軸の軸方向外側に向けて先細状に形成し
ている。これにより、回転軸にスラスト方向の荷重が加
わって合成樹脂部が圧縮され射出注入口よりはみ出そう
としても、合成樹脂部はくさび効果により射出注入口の
内壁面により圧縮されて押戻され、外部にはみ出すこと
が防止される。
【0017】さらに、請求項3の考案は、プラグスラス
トと合成樹脂部との間に剛性板を挟設している。これに
より、プラグスラストが回転軸のスラスト力によって、
集中荷重を受けて変形するのを防止することができる。
【0018】
【実施例】次に、本考案の好適な実施例について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0019】図1は、本考案をパワーシート装置におけ
るシートリクライニング用のモータに適用した場合の好
適な実施例を示す断面図である。
【0020】本実施例においては、モータのハウジング
30内に、回転子32、マグネット34、回転軸36、
ウォームホイール38並びにスラスト軸受部40などが
配設されている。
【0021】モータのハウジング30は、金属ハウジン
グ部42と、樹脂ハウジング部44を組合せて形成され
ている。
【0022】金属ハウジング部42は鉄板で形成され、
樹脂ハウジング部44はPETなどの合成樹脂材料にて
形成されている。
【0023】回転子32は、金属ハウジング部42内に
回転可能に配設されている。
【0024】マグネット34は、回転子32の周囲で金
属ハウジング部42の内壁面に取付けられて界磁を構成
するようになっている。
【0025】尚、上記回転子32の端部には、コンミテ
ータ46が配設され、その金属ハウジング部42側の周
囲にはコンミテータ46に接触するブラシ48が設けら
れている。
【0026】回転軸36は、回転子32およびコンミテ
ータ46を貫通し、金属ハウジング部42および樹脂ハ
ウジング部44にまたがって配設されている。すなわ
ち、この回転軸36は、金属ハウジング部42および樹
脂ハウジング部44でラジアル軸受50によって回転可
能に軸支され、ラジアル方向の動きが規制されるように
なっている。
【0027】さらに、この回転軸36の樹脂ハウジング
部44側の一部には、ウォームギア52が形成され、こ
のウォームギア52に上記ウォームホイール38が噛合
して回転軸36の軸方向と直交する方向に回転力を伝達
するようになっている。従って、上記回転軸36が正逆
転をすると、ウォームホイール38と噛合するウォーム
ギアを介して回転軸36にスラスト方向の荷重がかかる
こととなる。
【0028】このため、本実施例では、回転軸36の金
属ハウジング部42側の端部に設けた樹脂部材54を金
属ハウジング部42’に押し付け支持させると共に、樹
脂ハウジング部44側の端部を樹脂ハウジング部44の
側端部に設けたスラスト軸受部40に押し付け支持させ
ることによって、スラスト方向の荷重を受け止めるよう
にしている。
【0029】図2は、図1のAで囲んだ部分の拡大図を
示す図である。
【0030】本実施例では、回転軸36の先端部に生じ
る摩擦抵抗を低減させるために、この回転軸36の先端
を球面状に形成している。
【0031】そして、この回転軸36を軸支するラジア
ル軸受36の外側端面には、図3(A)に示すようスラ
スト軸受部用の嵌合部として機能する一対の嵌合凹部5
1,51が形成されている。本実施例において、この嵌
合凹部51,51は、所定深さを有するスリット状に形
成されている。
【0032】また、本実施例のスラスト軸受部40は、
金属板56,合成樹脂部60及び樹脂プラグスラスト6
8を含む。
【0033】前記樹脂プラグスラスト68は、図3
(B)に示すよう、円柱状のスラスト本体68aと、こ
のスラスト本体68aの外周面からラジアル方向に突設
された一対の突起70,70とを有する。
【0034】そして、前記樹脂プラグスラスト68は、
図3(C)に示すよう、前記一対の突起70,70が嵌
合凹部51,51にスラスト方向へ移動自在に嵌合する
ようにしてラジアル軸受50に組み付けられ、しかもこ
の樹脂プラグスラスト68は、回転軸36の先端と当接
することによりスラスト受として機能するよう構成され
ている。
【0035】したがって、この樹脂プラグスラスト68
は、ラジアル軸受50への回転軸36の組付け時に、こ
の回転軸36の先端と当接してラジアル軸受50に対し
てスラスト方向へ位置を移動することができ、これによ
り、回転軸36のスラスト方向への寸法誤差及び組付け
誤差を吸収することができる。
【0036】また、前記一対の突起70,70は、嵌合
凹部51,51と係合することにより、ラジアル軸受5
0に対する樹脂プラグスラスト68の回り止めとしても
機能している。
【0037】また、樹脂プラグスラスト68と合成樹脂
部60との間に金属板56を挟み込むことにより、樹脂
プラグスラスト68が回転軸36のスラスト力によって
集中荷重を受けて変形するのを防止するようにしてい
る。
【0038】合成樹脂部60は、弾性により回転軸36
のスラスト方向の荷重を吸収してスラストがたを防止す
るもので、上記金属板56と樹脂ハウジング部44の側
端部との間に射出成形により形成されるようになってい
る。このように、スラストがたを防止することにより、
回転軸36の反転音が発生することを防ぐことができ
る。この合成樹脂部60は、樹脂ハウジング部44に形
成した合成樹脂部射出成形用の射出注入口64から合成
樹脂材料を樹脂ハウジング部44内に射出注入すること
により成形するようになっている。
【0039】この射出注入口64は、樹脂ハウジング部
44の側端部に、回転軸36の軸方向に貫通して形成さ
れるようになっており、上記射出注入口64に挿入され
る射出成形機のノズルの口径にかかわらず合成樹脂部6
0の厚さを設定できるようにしている。
【0040】したがって、金属板56と樹脂ハウジング
部44の側端部内壁面との間の距離d2 を短く設定する
ことができ、モータの全長を短くしてモータの小型化に
寄与することができるものとなる。例えば、この金属板
56と樹脂ハウジング部44の側端部内壁面との間の距
離d2 は、従来射出成形機のノズルの口径のために8.
5mm程度であったものが、約1mm程度に設定するこ
とができ、モータの小型化に十分に寄与し得ることとな
るものである。
【0041】また、上記射出注入口64は、その内壁面
66を回転軸36の軸方向外側に向けて先細状に形成さ
れている。これによりモータの回転軸36の正逆転時に
スラスト方向の荷重が加わって合成樹脂部60に圧縮力
が作用しても、射出注入口64の内壁面66が先細とな
っているために、合成樹脂部60が射出注入口64より
はみ出そうとしても内壁面66の傾斜によって押戻さ
れ、射出注入口64より外部にはみだすようなことはな
い。
【0042】なお、合成樹脂部60は、耐熱温度に合わ
せて、ジュラコン、PBT、ナイロンなどの合成樹脂材
料をインジェクション成形により射出成形するようにし
ている。
【0043】次に、本実施例のモータの組付け順序につ
いて説明する。
【0044】まず、樹脂ハウジング44内に、図2に示
すよう金属板56を挿入する。
【0045】次に、樹脂プラグスラスト68と、ラジア
ル軸受50とを図3(C)に示すよう組み付け、この状
態でこれら樹脂プラグスラスト68及びラジアル軸受5
0を図2に示すよう樹脂ハウジング44内の所定位置に
組み込む。このとき、ラジアル軸受50は、樹脂ハウジ
ング44内の所定位置に固定される。
【0046】次に、ラジアル軸受50の中に回転軸36
の先端部を挿入する。このとき、回転軸36は樹脂プラ
グスラスト68に当接した状態で配置されるが、樹脂プ
ラグスラスト68は、その突起70をラジアル軸受50
に形成した嵌合凹部51と係合させることにより支えら
れているだけなので、挿入された回転軸36の先端部に
より樹脂プラグスラスト68はスラスト方向に押し出さ
れるように移動し、さらに、この樹脂プラグスラスト6
8の移動によって金属板56も同方向へ移動する。この
ようにして、樹脂プラグスラスト68および金属板56
の位置は回転軸36の長さに応じて決定され、これによ
り、回転軸36の長さの方向への製造誤差及び組付け誤
差を吸収することが可能となる。
【0047】次いで、樹脂ハウジング部44の側端部に
形成した射出注入口64から、射出成形機によって合成
樹脂材料を樹脂ハウジング部44内に流入させ、続い
て、樹脂ハウジング部44内で合成樹脂材料を冷却し固
化させて合成樹脂部60を得る。これにより、樹脂プラ
グスラスト68と回転軸36の先端部とが適切な圧力で
当接した状態で、この樹脂プラグスラスト68および金
属板56を固定することができる。
【0048】以上説明したように、本実施例のモータ軸
支装置では、射出注入口64は回転軸36の軸方向に貫
通しているので、従来のように軸方向と交差する方向か
ら射出注入する場合に比べて射出成形機のノズルの口径
に左右されることなく、合成樹脂部60の厚さを任意に
設定することができる。その結果、金属板56と樹脂ハ
ウジング部44の側端部内壁面との間の距離d2 を短く
してモータの全長を短くすることが可能となり、したが
って、モータの小型化を図ることが可能となる。
【0049】また、射出注入口64の内壁面66を、回
転軸36の軸方向外側に向けて先細状に形成したので、
回転軸36にスラスト方向の荷重が加わって、合成樹脂
部60に圧縮力が作用しても、合成樹脂部60が射出注
入口64より外部にはみ出すようなことはない。
【0050】さらに、回転軸36の長さに応じて樹脂プ
ラグスラスト68および金属板56の位置が決定される
構成となっているので、回転軸36の長さの製造誤差を
吸収することができ、したがって、回転軸36が長すぎ
てモータの動作不良が生じたり、短すぎて回転軸12に
がたが生じるといった不都合を招くことがない。すなわ
ち、図2に示すように、樹脂プラグスラスト68がラジ
アル軸受50よりd3だけ突出した状態を基準位置に設
定することにより、回転軸36が設計値よりも長い場合
には、設計値よりも長い分だけ、この回転軸36をラジ
アル軸受50に挿入したときに、樹脂プラグスラスト6
8および金属板56が押し出される距離が大きくなり、
このため、樹脂プラグスラスト68および金属板56位
置は、基準位置よりも射出注入口64側となる。したが
って、回転軸36の挿入後に形成される合成樹脂部60
の幅が、回転軸36が設計値よりも長い分だけ狭くなる
ことにより、回転軸36の長さの製造誤差が吸収され
る。一方、回転軸36が設計値よりも短い場合には、そ
の分だけ、回転軸36をラジアル軸受50に挿入したと
きに樹脂プラグスラスト68および金属板56が押し出
される距離が小さくなり、したがって、合成樹脂部60
の幅が広くなるので、回転軸36の長さの製造誤差を吸
収することができる。
【0051】図4には、更に他の実施例が示されてい
る。
【0052】この実施例は、図1の状態に加え、回転軸
36が受けるスラスト力が大きい場合を想定したもので
ある。
【0053】即ち、スラスト力が大きくなると、樹脂プ
ラグスラスト68と金属板56との面圧が高くなり、そ
の結果、回転軸36と樹脂プラグスラスト68との摺動
摩擦による温度上昇が大きくなる。このため、合成樹脂
部60を耐熱性の低い樹脂、例えばジュラコンとする
と、スラスト力と熱によって変形してしまう場合があ
り、逆に合成樹脂部60を耐熱性の高い合成樹脂、例え
ばPBT,NY66,PET等にすると成形性やコスト
の面で問題が生じることとなる。
【0054】そこで、この実施例では、金属板56と、
合成樹脂部60との間に、耐熱性の高い合成樹脂、例え
ば、PBT、NY66、PET等で形成した樹脂プレー
ト72を設けることにより、樹脂プレート72にて断熱
し、合成樹脂部60には熱が伝わらないようにし、合成
樹脂部60が耐熱性の低い合成樹脂でも十分に対応でき
るようにしている。
【0055】他の構成及び作用は、前記実施例と同様に
付き、説明を省略する。
【0056】なお、本考案は前記実施例に限らず、本考
案の要旨の範囲内で各種の変形実施が可能である。
【0057】例えば、前記実施例では、本考案に係るモ
ータの軸支装置を、パワーシート装置におけるシートリ
クライニング用のモータに適用した場合を例にとり説明
したが、本考案はこれに限らず、これ以外の用途、例え
ばシートスライド用のモータ、シートリフタ用のモータ
並びにパワーウィンドウ用のモータ等の各種モータに適
用することができる。
【0058】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案のモ
ータの軸支装置によれば、回転軸の軸方向に貫通する射
出注入口よりハウジング内に合成樹脂材料を射出注入し
て合成樹脂部を形成しているので、モータの全長を短く
し、小型化を図ることが可能となる。
【0059】加えて、プラグスラストの位置を調整する
ことによって回転軸の長さの製造誤差を吸収することが
できるので、モータの動作不良或いはがたを生じること
がない。
【0060】また、請求項2の考案によれば、回転軸に
スラスト方向の荷重が加わっても、合成樹脂部が圧縮さ
れ射出注入口よりはみ出すことがないので、モータの軸
支装置の信頼性を向上させることができる。
【0061】さらに、請求項3の考案によれば、プラグ
スラストが回転軸のスラスト力によって、集中荷重を受
けて変形するのを防止することができるので、モータの
軸支装置の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るモータの全体断面図で
ある。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】(A)はラジアル軸受の形状を説明するための
斜視図、(B)は樹脂プラグスラストの形状を説明する
ための斜視図、(C)はラジアル軸受に樹脂プラグスラ
ストを組み付けた状態を説明するための斜視図である。
【図4】本考案の他の実施例の要部拡大図である。
【図5】従来のモータ軸支装置を示す部分断面図であ
る。
【図6】図5に示した従来のモータ軸支装置のV−V´
断面における断面図である。
【符号の説明】
30 ハウジング 36 回転軸 40 スラスト軸受部 44 樹脂ハウジング部 56 金属板 60 合成樹脂部 64 射出注入口 66 内壁面

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータハウジング内にラジアル軸受部を
    介して正逆転可能に軸支され、一部に交叉方向への回転
    力伝達部を有する回転軸と、前記回転軸の先端に当接し
    て前記回転軸のスラスト荷重を受けるスラスト軸受部
    と、を含むモータにおいて、前記ラジアル軸受部は、ス
    ラスト軸受部用の嵌合部を有し、前記スラスト軸受部
    は、前記ラジアル軸受部の前記嵌合部にスラスト方向へ
    位置調整自在に嵌合する被嵌合部を有し、回転軸の組み
    付け時に回転軸の先端に当接しスラスト組み付け位置が
    調整されるプラグスラストと、前記モータハウジング
    に、前記回転軸の先端側に位置し回転軸の軸方向に貫通
    するよう形成された射出注入口と、前記射出注入口から
    前記プラグスラストと前記モータハウジングとの間に射
    出成形された合成樹脂部と、を含むことを特徴とするモ
    ータの軸支装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記射出注入口の内
    壁面が、前記回転軸の軸方向外側にむけて先細状に形成
    されたことを特徴とするモータの軸支装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記スラスト軸受部
    は、前記プラグスラストと前記合成樹脂部との間に挟設
    された剛性板を含むことを特徴とするモータの軸支装
    置。
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