JPH0753473A - アリールカーボネート類の製造方法 - Google Patents

アリールカーボネート類の製造方法

Info

Publication number
JPH0753473A
JPH0753473A JP6185195A JP18519594A JPH0753473A JP H0753473 A JPH0753473 A JP H0753473A JP 6185195 A JP6185195 A JP 6185195A JP 18519594 A JP18519594 A JP 18519594A JP H0753473 A JPH0753473 A JP H0753473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monohydroxy compound
aromatic monohydroxy
phosgene
compound
aluminum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6185195A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3755834B2 (ja
Inventor
Pieter Dipl Chem Dr Ooms
ピーター・オームス
Norbert Schoen
ノルベルト・シエーン
Hans-Josef Buysch
ハンス−ヨゼフ・ブイシユ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPH0753473A publication Critical patent/JPH0753473A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3755834B2 publication Critical patent/JP3755834B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C68/00Preparation of esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C68/02Preparation of esters of carbonic or haloformic acids from phosgene or haloformates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アリールカーボネート類の製造方法を提供す
る。 【構成】 芳香族モノヒドロキシ化合物をホスゲンまた
は芳香族モノヒドロキシ化合物のクロロホルメート類と
反応させることによって芳香族エステル基を有するカー
ボネート類を製造することができ、ここでは、不均一触
媒としての酸化アルミニウム類の存在下、50から35
0℃の範囲の温度で反応を生じさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、不均一触媒としての酸化アルミ
ニウム類存在下、塩化水素を除去しながら芳香族モノヒ
ドロキシ化合物をホスゲンとか或は芳香族モノヒドロキ
シ化合物のクロロホルメート類と反応させることによっ
て、芳香族エステル基を有するカーボネート類を製造す
る方法に関する。
【0002】芳香族エステル基を有するカーボネート類
は、溶融エステル交換方法によるポリカーボネート類の
製造、フェニルウレタン類の製造に適切であるか、或は
薬学および植物保護分野における活性物質のための中間
体である。
【0003】芳香族ヒドロキシ化合物の相界面ホスゲン
化(Schotten−Baumann反応)でアリー
ルカーボネートが入手可能であることは知られている。
ここでは、溶媒と苛性ソーダ溶液が用いられており、ア
ルカリが存在していることが原因でホスゲンまたはクロ
ロホルメート類の部分鹸化が生じる可能性があることか
ら、それが欠点となっている。全ての場合において、副
生成物として食塩が多量に生じる。更に、その溶媒の回
収に注意を払う必要がある。
【0004】従って、触媒としてハロゲン化テトラメチ
ルアンモニウムを存在させた、溶媒使用なしの縮合方法
が提案された(米国特許第2.837.555号)。こ
れに必要とされる触媒量は比較的多量である。一般に、
経済的反応率を得るに必要とされている触媒量は、使用
フェノール量に関して5から7重量%である。反応温度
は180から215℃であり、熱的に不安定なハロゲン
化テトラメチルアンモニウムが分解する危険性を伴って
いる。更に、その後その触媒を水洗浄で除去する必要が
あり、これが、その回収をずっと困難にしている。加う
るに、化学量論的に必要される量よりもずっと高い割合
でホスゲンが消費される。
【0005】別の方法(米国特許第3.234.263
号)に従い、触媒として第三級窒素塩基を用い、アルカ
リ(またはアルカリ土類)金属化合物を多量に存在させ
てクロロ蟻酸フェニルを加熱することにより、ジアリー
ルカーボネート類が得られている。しかしながら、この
方法では上昇させた温度が用いられていると共に、単に
経済的に許容される程の反応時間を得ようとするにもア
ルカリまたはアルカリ土類金属化合物の如き触媒を部分
的に溶解させる必要があり、これらが欠点となってい
る。この方法では、最初に導入されるホスゲンの半分が
CO2の形態で失われる。加うるに、全く別の工程段階
でそのクロロホルメートを合成する必要がある。
【0006】カナダ特許出願公開第2 058 359
号(米国特許第5 167 946号)に従い、アルミ
ニウム化合物の存在下で芳香族ヒドロキシ化合物のホス
ゲン化を行うことによってジアリールカーボネート類が
得られているが、このアルミニウム化合物は、その反応
条件下で少なくとも部分的に溶解性を示すか、或は溶解
性を示すハロゲン化アルミニウムに変化し、明らかに、
この形態では均一触媒として作用している(米国特許第
2 362 865号のコラム1、ライン45から5
3)。これが、三塩化アルミニウムが特に好適な理由
(溶解性)である。非常に良好な収率が得られている
が、その触媒をその生成物から分離させるのは困難であ
る。実際、これらの化合物は特定度合の揮発性を有して
いることと、これらのアルミニウム化合物が原因となる
熱分解を生じる可能性があり、これが不純物、品質の低
下および収率の低下をもたらすことを考慮に入れる必要
がある。同じことが米国特許第2 362 865号の
方法にも適用され、ここでも、チタン、鉄、亜鉛および
錫を金属としてか或はそれらの可溶塩類の形態として、
特に塩化物およびフェノラートとして用いることが述べ
られている。
【0007】従って、不均一な不溶触媒を用いる方が常
識的であると考えられ、その方が反応混合物の処理が非
常に簡単になる。これに関連した提案も行われた。従っ
て、ヨーロッパ特許出願公開第516 355号の開示
では、特別な三フッ化アルミニウムが推奨されており、
これは任意にアルミノシリケート類などの如き支持体に
取り付けられている。しかしながら、この三フッ化アル
ミニウムの合成は、フッ素またはフッ化水素酸を取り扱
うことから、非常に複雑で高価である。更に、本発明に
従う反応に適した触媒として、WO 91/06526
の中に、多孔質支持体上の金属塩類が記述されている。
その試験実施例から分かるであろうように、上記触媒を
用いたフェノールの完全連続ホスゲン化は気相内でのみ
可能であり、これは、比較的高い反応温度を伴ってお
り、感受性を示すクロロホルメート類が分解を生じる危
険性を伴っている。これらの触媒を用いたフェノールの
ホスゲン化は、明らかに、液相内では実施不可能であ
る、と言うのは、その液状の熱フェノールがその活性触
媒の構成要素を洗い流してしまうからである。
【0008】従って、本発明の目的は、入手がより簡潔
である、有効な不均一触媒を開発することを包含してい
る。
【0009】酸化アルミニウム類はホスゲンまたはクロ
ロホルメート類と芳香族ヒドロキシ化合物との反応を行
うに傑出した触媒であることをここに見い出した。これ
は特に驚くべきことであると共に予想外であった、と言
うのは、上記化合物は、以前のWO 91/06526
の開示に従い、不活性であることが知られていたからで
ある。本発明の意味における触媒活性は報告されていな
い。それとは対照的に、酸化アルミニウム類は好適には
抵抗力を示す不活性な支持材料として述べられている。
【0010】従って、本発明は、芳香族モノヒドロキシ
化合物をホスゲンまたは芳香族モノヒドロキシ化合物の
クロロホルメート類と反応させることによるアリールカ
ーボネート類の製造方法を提供するものであり、これ
は、不均一酸化物として酸化アルミニウム類を存在さ
せ、任意に0.2から20バールの圧力下、50から3
50℃の範囲の温度で実施することを特徴としている。
【0011】本発明に従う方法は、その触媒の分離を容
易に行うことが可能であると共にその粗反応生成物の中
に不純物が残存していないと言った大きな利点を有して
いる。従って、その処理が大きく簡潔化される。
【0012】本発明に従う方法に適した芳香族モノヒド
ロキシ化合物は、式 Ar1−OH (I) [式中、Ar1は、フェニル、ナフチル、アントリル、
フェナントリル、インダニルまたはテトラヒドロナフチ
ルを表すか、或はN、OおよびS群からのヘテロ原子を
1または2個有する5員もしくは6員の芳香族複素環式
化合物由来の基を表し、ここで、これらの同素環式また
は複素環式基は、1または2個の置換基、例えば直鎖も
しくは分枝C1−C4−アルキル基、直鎖もしくは分枝C
1−C4−アルコキシ基で置換されていてもよく、これら
は、フェニル、シアノおよびハロゲン(例えばF、C
l、Br)で置換されていてもよく、そしてここで更
に、これらの複素環式基は縮合ベンゼン環に連結してい
てもよい]で表される化合物である。
【0013】式(I)で表される芳香族モノヒドロキシ
化合物の例は、フェノール、o−、m−およびp−クレ
ゾール、o−、m−およびp−イソプロピルフェノー
ル、相当するハロゲノまたはアルコキシフェノール類、
例えばp−クロロフェノールまたはp−メトキシフェノ
ールなど、そしてまたナフタレン、アントラセンおよび
フェナントレンのモノヒドロキシ化合物、そして更に4
−ヒドロキシピリジンおよびヒドロキシキノリンなどで
ある。任意に置換されていてもよいフェノール類が好適
に用いられ、極めて特に好適にはフェノールそれ自身で
ある。
【0014】本発明に従う方法は、ホスゲンを用いる
か、或は芳香族モノヒドロキシ化合物のクロロホルメー
ト類を用いて実施され得る。ホスゲンを用いてこれを実
施する場合、最初にそのクロロホルメートを生じさせた
後、これを更にその反応混合物内に存在している芳香族
モノヒドロキシ化合物と反応させることによってジアリ
ールカーボネートを生じさせる。
【0015】クロロホルメート類と芳香族モノヒドロキ
シ化合物を用いると、対称もしくは非対称のカーボネー
ト類が生じ得る。
【0016】従って、本発明に従う方法に適切な芳香族
クロロホルメート類は、式(II) Ar1−OCOCl (II) [式中、Ar1は、式(I)で挙げたのと同じ意味を有
する]で表されるものである。
【0017】不均一触媒として適切な酸化アルミニウム
類は、種々の修飾形で結晶形態として存在している可能
性があり、例えばα−酸化アルミニウム類、γ−酸化ア
ルミニウム類、η−酸化アルミニウム類、χ−酸化アル
ミニウム類およびρ−酸化アルミニウム類などであって
もよく、そしてまた非晶質部分を含んでいてもよい。
【0018】上記酸化アルミニウムおよびそれらの給
源、或はこの種類の化合物の製造方法は、例えばKir
k−Othmer著「Encyclopedia of
Chemical Technology」、第3
版、2巻、218ff頁、NewYork 1978お
よび「Ullmann’s Encyclopedia
of Industrial Chemistry」、
第5版、Al巻、557ff頁、Weinheim 1
985の中に記述されている。ここでは、天然源、即ち
種々のアルミニウム鉱物由来の酸化アルミニウム、そし
てまた他のアルミニウム中間体、例えばアルミニウム
塩、アルミニウムアルコキサイド類およびアルミニウム
オルガノ−化合物などから得られる酸化アルミニウムも
考えられ得る。
【0019】本発明の意味で好適な酸化アルミニウム類
は、例えば乾燥剤、吸収剤または触媒支持体などとして
用いられているいわゆる「活性化酸化アルミニウム類」
である。これらは非晶質であるか、部分結晶性を示す
か、或は結晶性を示す(例えばγ−およびη−Al
23)。更に、好適な酸化アルミニウムはまた、BET
表面積が≧2m2/gのα−酸化アルミニウムである。
【0020】天然に存在しているか或は合成の酸化アル
ミニウム類が用いられ得る。
【0021】好適には天然に存在している酸化アルミニ
ウム類は、アルカリおよびアルカリ土類金属、鉄または
ケイ素などの如き他の元素を少量含んでいる可能性があ
る。上記不純物量が<2重量%の生成物が好適に用いら
れ、特に好適には<1重量%である。合成酸化アルミニ
ウムが特に純粋である。これらの酸化アルミニウム類
は、好適には2から500m2/g、特に好適には4か
ら450m2/g、極めて特に好適には6から400m2
/gのBET表面積を有している。酸性、中性および塩
基性の酸化物が用いられ得る。
【0022】これらの触媒は、例えば粉末または成形品
として用いられてもよく、そして反応を行った後、例え
ば濾過、沈降または遠心分離でそれらを分離する。これ
らの酸化アルミニウム類を固定床構造配置で用いる場
合、これらは、好適には成形品、例えば球、シリンダ
ー、ロッド、中空シリンダー、環などとして用いられ
る。
【0023】これらの酸化アルミニウム触媒は、撹拌し
ている容器またはバブルカラム内の懸濁触媒として働く
場合、使用するモノヒドロキシ化合物の量に関して0.
5から100重量%、好適には5から100重量%、特
に好適には5から50重量%の量で用いられる。
【0024】固定床触媒で向流もしくは並流または細流
相として触媒を働かせる連続方法の場合、1時間毎の触
媒1g当たり0.1から20gの芳香族ヒドロキシ化合
物、好適には0.2から10g・g-1・h-1、特に好適
には0.2から5g・g-1・h-1の芳香族ヒドロキシ化
合物から成る触媒充填量で用いられる。
【0025】バッチ式試験で用いる酸化アルミニウム類
は、同じ供給材料を用いる場合、精製を行うことなく再
び用いられ得る。その供給材料を変える場合、不活性溶
媒、以下に例えば反応媒体として挙げる如き不活性溶
媒、またはメタノール、エタノール、イソプロパノール
またはブタノールなどのアルコール類、または酢酸のエ
ステル類またはアミド類などを用いた抽出によるか、或
は過熱蒸気または空気を用いた処理を行うことによっ
て、便利にこれらの酸化アルミニウム類の精製を行う。
【0026】連続操作の場合、その用いる酸化アルミニ
ウム類を長期間に渡ってその反応槽内に残存させること
も可能である。任意に空気を少量(用いる蒸気量に関し
て約0.1から20重量%)添加した過熱蒸気を150
から800℃で通すことによるか、或は酸素を0.01
から20重量%含んでいる希釈ガス、例えば窒素または
二酸化炭素などまたは独立して二酸化炭素を200から
800℃で通すことによって、任意に再生を行うことも
可能である。この好適な再生温度は、250から700
℃、特に好適には250から600℃である。
【0027】本発明に従う方法は、50から350℃、
好適には100から300℃、特に好適には100から
250℃の範囲の温度で実施される。本発明に従う方法
を実施しながら、上に挙げた範囲内でその温度を変化さ
せてもよく、好適な様式では、温度を上昇させる。
【0028】本発明に従う方法は0.2から20バー
ル、好適には1から5バールの圧力で実施される。
【0029】本発明に従う方法は、脂肪族および芳香族
炭化水素、例えばペンタン、ヘキサン、オクタン、ベン
ゼン、異性体キシレン類、ジエチルベンゼン、アルキル
ナフタレン類、ビフェニル、ハロゲン化炭化水素、例え
ばジクロロメタン、トリクロロエチレンなどの如き溶媒
を用いて実施され得る。
【0030】この方法は好適には溶融状態で実施され、
例えば式(I)で表される芳香族モノヒドロキシ化合物
の溶融物の中に酸化アルミニウムが入っている懸濁液の
中にホスゲンまたは式(II)で表されるクロロホルメ
ートを通し、そしてその反応が終了した後、例えば濾過
または遠心分離などでその触媒の分離を行う。
【0031】この合成の更に好適な態様は、連続運転用
バブルカラムまたはバブルカラムカスケードの中で、そ
の中に酸化アルミニウム触媒を懸濁させながら、式
(I)で表される芳香族モノヒドロキシ化合物の溶融物
の中にホスゲンまたはホスゲン/塩化水素混合物または
式(II)で表されるクロロホルメート類を吹き込むこ
とによる態様である。
【0032】この操作の更に好適な様式は並流方法であ
り、ここでは、管の中に配置されている触媒充填物上に
例えば上から並流で式(I)で表される芳香族ヒドロキ
シ化合物とホスゲンまたは式(II)で表されるクロロ
ホルメートを供給し、そしてこの管の下方の足部の所
で、塩化水素とホスゲン化された生成物を取り出す。
【0033】特に好ましい結果が得られる更に好適な態
様は、本発明に従う反応を細流相で実施することを含ん
でおり、ここでは、酸化アルミニウムの床の上に式
(I)で表される芳香族モノヒドロキシ化合物を溶融物
または溶液の形態で上から添加し、そしてこの液体の流
れを、下方から上昇して来るホスゲンまたはクロロホル
メートの流れと遭遇させる。この態様は、好適には、気
体と液体の流れ分布を改良するための中間隔壁が備わっ
ていてもよい垂直管内で実施される。
【0034】式(I)で表される芳香族モノヒドロキシ
化合物とホスゲンのモル比を0.5から8:1、好適に
は1.5から3:1にして、これらの反応相手を反応さ
せる。この場合の等モル比は2:1である。
【0035】相当する様式で、芳香族モノヒドロキシ化
合物とクロロホルメートとを0.25から4:1、好適
には0.8から1.5:1のモル比で反応させる。この
場合の等モル比は1:1である。
【0036】不均一触媒を用いて得られる粗芳香族カー
ボネートはしばしば非常に高純度であり、これらは数多
くの目的に関して、残存塩化水素または他の揮発性物質
の脱気を行った後のこの形態でも用いられ得る。より厳
格な要求が伴う用途では、任意に、例えば蒸留または晶
析などでそのカーボネートのさらなる精製を行ってもよ
い。
【0037】
【実施例】実施例1 フロースポイラ、ブロワー/撹拌機および還流コンデン
サが備わっている平底容器の中で、14.1g(フェノ
ールに関して10重量%)のCAMAG製粉末酸化アル
ミニウム507−C−I(中性)の存在下、141g
(1.50モル)のフェノールにホスゲンを0.75モ
ル/時で連続的にバブリングした。反応を約2時間行っ
た後のフェノール変換率は41%であり、ここでは、ジ
フェニルカーボネートが66g生じていた。このカーボ
ネートを生じる選択率は>99%であった。
【0038】実施例2 14.1gのLa Roche製酸化アルミニウム球A
−2を用い140℃で実施例1を繰り返した。2時間反
応させた後のフェノール変換率は11.9%であり、こ
こでは、ジフェニルカーボネートが19.2g生じてい
た。このカーボネートを生じる選択率は99%以上であ
った。
【0039】実施例3 14.1gのLa Roche製γ−酸化アルミニウム
球A−201を用い140℃で実施例1を繰り返した。
2時間反応させた後のフェノール変換率は16.9%で
あり、ここでは、ジフェニルカーボネートが27.1g
生じていた。このカーボネートを生じる選択率は99%
以上であった。
【0040】実施例4 14.1gのRhone−Poulenc製γ−酸化ア
ルミニウム球SPH−501を用い140℃で実施例1
を繰り返した。2時間反応させた後のフェノール変換率
は20.0%であり、ここでは、ジフェニルカーボネー
トが32.0g生じていた。このカーボネートを生じる
選択率は99%以上であった。
【0041】実施例5 14.1gのRhone−Poulenc製γ−酸化ア
ルミニウム球SPH−508を用い140℃で実施例1
を繰り返した。2時間反応させた後のフェノール変換率
は16.7%であり、ここでは、ジフェニルカーボネー
トが26.8g生じていた。このカーボネートを生じる
選択率は99%以上であった。
【0042】実施例6 14.1gのRhone−Poulenc製γ−酸化ア
ルミニウム球SPH−512を用い140℃で実施例1
を繰り返した。2時間反応させた後のフェノール変換率
は15.8%であり、ここでは、クロロ蟻酸フェニルが
0.4gそしてジフェニルカーボネートが25.1g生
じていた。このカーボネートとクロロ蟻酸フェニルを生
じる選択率は99%以上であった。
【0043】実施例7(比較) 酸化アルミニウムを添加しないで実施例1を140℃で
繰り返した。2時間反応させた後のフェノール変換率は
0.2%未満であった。
【0044】実施例8 温度計および還流コンデンサが備わっている3つ口フラ
スコの中で、0.94g(フェノールに関して10重量
%)のCAMAG製粉末酸化アルミニウム507−C−
I(中性)の存在下、9.4g(0.10モル)のフェ
ノールと15.7g(0.10モル)のクロロ蟻酸フェ
ノールの混合物を100℃に加熱した。5時間反応後、
ジフェニルカーボネートを生じるフェノール変換率は3
8%であることが確認された。カーボネート選択率は>
99%であった。
【0045】実施例9 同じ触媒を用い120℃で実施例8を繰り返した。3時
間反応させた後、ジフェニルカーボネートを生じるフェ
ノール変換率は79%であった。カーボネート選択率は
>99%であった。
【0046】実施例10 同じ触媒を用い140℃で実施例8を繰り返した。1時
間反応させた後、ジフェニルカーボネートを生じるフェ
ノール変換率は90%であった。カーボネート選択率は
>99%であった。
【0047】実施例11 同じ触媒を用い160℃で実施例8を繰り返した。1時
間反応させた後、ジフェニルカーボネートを生じるフェ
ノール変換率は99%であった。カーボネート選択率は
>99%であった。
【0048】実施例12 0.94gのLa Roche製球状酸化アルミニウム
A−2を用い140℃で実施例8を繰り返した。0.5
時間反応させた後、ジフェニルカーボネートを生じるフ
ェノール変換率は80%であった。カーボネート選択率
は>99%であった。
【0049】実施例13 0.94gのMorton Thiokol製酸化アル
ミニウム顆粒(直径1−2mm)を用い140℃で実施
例8を繰り返した。1時間反応させた後、ジフェニルカ
ーボネートを生じるフェノール変換率は74%であっ
た。カーボネート選択率は>99%であった。
【0050】実施例14 0.94gのMorton Thiokol製酸化アル
ミニウム顆粒(直径3.2mm)を用い140℃で実施
例8を繰り返した。3時間反応させた後、ジフェニルカ
ーボネートを生じるフェノール変換率は93%であっ
た。カーボネート選択率は>99%であった。
【0051】実施例15 0.94gのRhone−Poulenc製酸化アルミ
ニウム顆粒Active A(直径2−5mm)を用い
140℃で実施例8を繰り返した。1時間反応させた
後、ジフェニルカーボネートを生じるフェノール変換率
は61%であった。カーボネート選択率は>99%であ
った。
【0052】実施例16 0.94gのRhone−Poulenc製球状α−酸
化アルミニウムSPH512(直径4−5mm)を用い
140℃で実施例8を繰り返した。5時間反応させた
後、ジフェニルカーボネートを生じるフェノール変換率
は55%であった。カーボネート選択率は>99%であ
った。
【0053】実施例17 0.94gのCondea製球状酸化アルミニウム(直
径1.4mm)を用い160℃で実施例8を繰り返し
た。3時間反応させた後、ジフェニルカーボネートを生
じるフェノール変換率は81%であり、5時間後のそれ
は91%であった。カーボネート選択率は>99%であ
った。
【0054】本発明の特徴および態様は以下のとうりで
ある。
【0055】1.芳香族モノヒドロキシ化合物をホスゲ
ンまたは芳香族モノヒドロキシ化合物のクロロホルメー
ト類と反応させることによるアリールカーボネート類の
製造方法において、この反応を、不均一触媒として1種
以上の酸化アルミニウム類を存在させ0.2から20バ
ールの圧力下50から350℃の範囲の温度で実施する
ことを特徴とする方法。
【0056】2.BET方法で測定した表面積が2から
500m2/gの活性化酸化アルミニウムまたはα−酸
化アルミニウムの1種以上を、触媒として、完全な連続
方法でない操作方法では該モノヒドロキシ化合物の量に
関して0.5か100重量%の量で用いるか、或は完全
な連続操作方法では1時間毎の触媒1g当たり0.1か
ら20gのモノヒドロキシ化合物から成る充填量で用い
ることを特徴とする第1項記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス−ヨゼフ・ブイシユ ドイツ47809クレーフエルト・ブランデン ブルガーシユトラーセ28

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芳香族モノヒドロキシ化合物をホスゲン
    または芳香族モノヒドロキシ化合物のクロロホルメート
    類と反応させることによるアリールカーボネート類の製
    造方法において、この反応を、不均一触媒として1種以
    上の酸化アルミニウム類を存在させ0.2から20バー
    ルの圧力下50から350℃の範囲の温度で実施するこ
    とを特徴とする方法。
JP18519594A 1993-07-19 1994-07-15 アリールカーボネートの製造方法 Expired - Fee Related JP3755834B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4324151A DE4324151A1 (de) 1993-07-19 1993-07-19 Verfahren zur Herstellung von Arylcarbonaten
DE4324151.4 1993-07-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0753473A true JPH0753473A (ja) 1995-02-28
JP3755834B2 JP3755834B2 (ja) 2006-03-15

Family

ID=6493164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18519594A Expired - Fee Related JP3755834B2 (ja) 1993-07-19 1994-07-15 アリールカーボネートの製造方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5473094A (ja)
EP (1) EP0635477B1 (ja)
JP (1) JP3755834B2 (ja)
CN (1) CN1058482C (ja)
CA (1) CA2128163A1 (ja)
DE (2) DE4324151A1 (ja)
ES (1) ES2110151T3 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6269588B1 (en) 1998-09-18 2001-08-07 Shoko Ito Flower pot for group planting
JP2009102253A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Mitsubishi Chemicals Corp ジアリールカーボネートの製造方法
JP2010090121A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Bayer Materialscience Ag ジアリールカーボネートの製造方法
JP2011207883A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Bayer Materialscience Ag ジアリールカーボネートおよびポリカーボネートの調製プロセス

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19512618A1 (de) * 1995-04-05 1996-10-10 Bayer Ag Platinmetall enthaltende Träger-Katalysatoren und Verfahren zur Herstellung von Diarylcarbonaten
DE19512615A1 (de) * 1995-04-05 1996-10-10 Bayer Ag Platinmetall enthaltende Träger-Katalysatoren und Verfahren zur Herstellung von Diarylcarbonaten
DE19528298A1 (de) 1995-08-02 1997-02-06 Bayer Ag Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von Arylcarbonaten
DE19606384A1 (de) 1996-02-21 1997-08-28 Bayer Ag Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von Arylcarbonaten
DE19619224A1 (de) * 1996-05-13 1997-11-20 Bayer Ag Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von Arylcarbonaten
NL1020603C2 (nl) * 2002-05-15 2003-11-18 Tno Werkwijze voor het drogen van een product met behulp van een regeneratief adsorbens.
ES2643234T3 (es) 2010-03-30 2017-11-21 Covestro Deutschland Ag Procedimiento para la preparación de carbonatos de diarilo y policarbonatos
EP2586767A1 (de) 2011-10-25 2013-05-01 Bayer MaterialScience AG Verfahren zur Herstellung von Diarylcarbonaten und Polycarbonaten

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2362865A (en) * 1941-07-18 1944-11-14 Gen Chemical Corp Manufacturie of aromatic esters
US5167946A (en) * 1990-12-27 1992-12-01 The Dow Chemical Company Diaryl carbonate process
US5239105A (en) * 1992-01-30 1993-08-24 The Dow Chemical Company Catalytic formation of diarylcarbonates

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6269588B1 (en) 1998-09-18 2001-08-07 Shoko Ito Flower pot for group planting
JP2009102253A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Mitsubishi Chemicals Corp ジアリールカーボネートの製造方法
JP2010090121A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Bayer Materialscience Ag ジアリールカーボネートの製造方法
JP2011207883A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Bayer Materialscience Ag ジアリールカーボネートおよびポリカーボネートの調製プロセス

Also Published As

Publication number Publication date
DE59404513D1 (de) 1997-12-11
JP3755834B2 (ja) 2006-03-15
ES2110151T3 (es) 1998-02-01
CN1121914A (zh) 1996-05-08
CN1058482C (zh) 2000-11-15
DE4324151A1 (de) 1995-01-26
EP0635477A1 (de) 1995-01-25
CA2128163A1 (en) 1995-01-20
EP0635477B1 (de) 1997-11-05
US5473094A (en) 1995-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5821377A (en) Process for the continuous production of diaryl carbonates
EP0534545A2 (en) Procedure for the production of alkyl carbonates
JP3755834B2 (ja) アリールカーボネートの製造方法
JP5544132B2 (ja) ジアリールカーボネートの製造方法
JP3071008B2 (ja) アリールカーボネートの製法
JPH0753474A (ja) アリールカーボネート類の製造方法
US5527942A (en) Process for the production of aryl carbonates
US5900501A (en) Process for the continuous production of aryl carbonates
JP3810144B2 (ja) ジアリールカーボネートの連続製造法
JP3856351B2 (ja) アリールカーボネートの連続的製造方法
US5679825A (en) Process for the production of aryl carbonates
JPH07206781A (ja) 炭酸ジメチルの製造方法
US5602271A (en) Process for the preparation of aryl carbonates
JPH08283206A (ja) ジアリールカーボネート類の製造方法
JPH02169550A (ja) ジアルキルカーボネートの連続製造法
JP4529885B2 (ja) 一酸化炭素の製造方法、ホスゲンの製造方法及び炭酸ジアリールの製造方法
JPS60197639A (ja) 炭酸ジメチルの製造法
JPH09923A (ja) ジアリールカーボネート製造用触媒
US6175017B1 (en) Process for the production of aryl carbonates
HK1144191A (en) Process for preparing diaryl carbonates
JP3531298B2 (ja) ジアリールカーボネート製造用触媒
JP6245097B2 (ja) 炭酸ジフェニルの製造方法およびポリカーボネートの製造方法
JP2000136153A (ja) シクロペンチルクロライドの製造方法
JPH06306017A (ja) クロロギ酸エステルの製造法
JPS643853B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100106

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110106

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120106

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130106

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees