JPH0754307B2 - 土壌含水率の測定方法 - Google Patents
土壌含水率の測定方法Info
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- JPH0754307B2 JPH0754307B2 JP1198437A JP19843789A JPH0754307B2 JP H0754307 B2 JPH0754307 B2 JP H0754307B2 JP 1198437 A JP1198437 A JP 1198437A JP 19843789 A JP19843789 A JP 19843789A JP H0754307 B2 JPH0754307 B2 JP H0754307B2
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- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は土壌中の含水率を測定する方法に関し、更に詳
しくは、測定精度が良く、繰返し測定が可能で、かつ土
壌の埋戻しに際して最適含水率にあるかを容易に判定す
ることが可能な土壌含水率の測定方法に関する。
しくは、測定精度が良く、繰返し測定が可能で、かつ土
壌の埋戻しに際して最適含水率にあるかを容易に判定す
ることが可能な土壌含水率の測定方法に関する。
(従来の技術) 耕作地、河川地域、建造物建設地等において、埋戻し土
壌の締まり具合、つまり締固め度が重要な因子になるこ
とはよく知られている。また土壌の締固め度は土壌の種
類及び含水率が大きな要因であることも知られている。
壌の締まり具合、つまり締固め度が重要な因子になるこ
とはよく知られている。また土壌の締固め度は土壌の種
類及び含水率が大きな要因であることも知られている。
従来から埋戻し土の締め固め度を計測する手段として、
JISA1214の砂置換法等があり、その埋戻し土の水分量を
測定する事は、公知であるが、その際の水分量を計測す
る手段に用いられていたものはJISA1203による試料を乾
燥させて水分量を求める方法である。一方、埋戻し土に
使われる土、砂などの水分量を現場で容易に測定する手
段としては、市販品として赤外線式水分計及び本出願人
が特願昭61−189582号として先に提案した比熱式簡易水
分量測定器が知られている。
JISA1214の砂置換法等があり、その埋戻し土の水分量を
測定する事は、公知であるが、その際の水分量を計測す
る手段に用いられていたものはJISA1203による試料を乾
燥させて水分量を求める方法である。一方、埋戻し土に
使われる土、砂などの水分量を現場で容易に測定する手
段としては、市販品として赤外線式水分計及び本出願人
が特願昭61−189582号として先に提案した比熱式簡易水
分量測定器が知られている。
(発明が解決しようとする課題) JISA1203による乾燥法は、現場から被検体を採取し、乾
燥器で110℃で一定重量となるまで乾燥させ、その重量
差から水分量を測定する方法であり、また赤外線式は、
特定の波長の赤外線が被検体に含まれる水分量に応じて
吸収されることを利用したものである。したがって、か
かる乾燥法は現場で直接簡単に、水分の測定ができず、
また乾燥法は乾燥に長時間を要し、その場で測定結果を
得られない欠点があった。
燥器で110℃で一定重量となるまで乾燥させ、その重量
差から水分量を測定する方法であり、また赤外線式は、
特定の波長の赤外線が被検体に含まれる水分量に応じて
吸収されることを利用したものである。したがって、か
かる乾燥法は現場で直接簡単に、水分の測定ができず、
また乾燥法は乾燥に長時間を要し、その場で測定結果を
得られない欠点があった。
一方、比熱式簡易型含水率測定器は、センサを直接土壌
中に差込み、発熱させ、熱の逃げ量から土壌中の水分を
検知するものであるので、現場で直接、作業することが
可能である。
中に差込み、発熱させ、熱の逃げ量から土壌中の水分を
検知するものであるので、現場で直接、作業することが
可能である。
ところが、このセンサは金属間を樹脂で接続した構造で
あるため、こわれやすく、特に埋戻しに使用される締め
固まった土壌に差込もうとすると断線の危険があり、ま
た、予め穴を掘って、埋め込むと、測定に誤差を生じ、
精度が落ちる欠点があった。
あるため、こわれやすく、特に埋戻しに使用される締め
固まった土壌に差込もうとすると断線の危険があり、ま
た、予め穴を掘って、埋め込むと、測定に誤差を生じ、
精度が落ちる欠点があった。
また、一度、測定に用いたセンサは熱が残っているの
で、次に使用可能になるまで放置する必要があり、繰返
し連続使用ができない欠点も有していた。
で、次に使用可能になるまで放置する必要があり、繰返
し連続使用ができない欠点も有していた。
本発明はかかる従来の欠点を解消することを課題として
なされたものである。
なされたものである。
(課題を解決するための手段) 本発明における手段は次のとおりである。
(1)センサを土壌中に差込み、このセンサから発する
熱量が土壌中に逃げるのを利用して土壌中の水分を測定
する土壌含水率の測定方法において、 前記センサより若干細いが強度の大きな金属製ピンを土
壌中に差込んで、土壌を押し退けることによりガイド用
の穴をあけた後、上記センサを穴に差込んで、さらに土
壌を押し退けることによりセンサを土壌に密着させ、こ
のセンサを用いて土壌中の水分を測定することを特徴と
する土壌含水率の測定方法。
熱量が土壌中に逃げるのを利用して土壌中の水分を測定
する土壌含水率の測定方法において、 前記センサより若干細いが強度の大きな金属製ピンを土
壌中に差込んで、土壌を押し退けることによりガイド用
の穴をあけた後、上記センサを穴に差込んで、さらに土
壌を押し退けることによりセンサを土壌に密着させ、こ
のセンサを用いて土壌中の水分を測定することを特徴と
する土壌含水率の測定方法。
(2)土壌含水率の測定を終了したセンサを冷却容器に
入れて、このセンサを短時間で元の温度まで冷却させた
後、再び水分測定に供することを特徴とする請求項
(1)記載の土壌含水率の測定方法。
入れて、このセンサを短時間で元の温度まで冷却させた
後、再び水分測定に供することを特徴とする請求項
(1)記載の土壌含水率の測定方法。
(3)冷却容器は、内部に水を十分包含した水分保持物
質を有しており、センサを元の温度まで短時間で冷却す
るようになっていることを特徴とする請求項(2)記載
の土壌含水率の測定方法。
質を有しており、センサを元の温度まで短時間で冷却す
るようになっていることを特徴とする請求項(2)記載
の土壌含水率の測定方法。
(4)埋戻し土壌の含水率が、埋戻し後、所定の締固め
度以上となるために適当であるか否かを判定する演算機
に、センサを電気的に接続したことを特徴とする請求項
(1)、請求項(2)または請求項(3)記載の土壌含
水率の測定方法。
度以上となるために適当であるか否かを判定する演算機
に、センサを電気的に接続したことを特徴とする請求項
(1)、請求項(2)または請求項(3)記載の土壌含
水率の測定方法。
(作用) 本請求項1に係る発明においては、 (イ)ピンでガイド用の穴をあけることによって、締め
固まった土壌中へもセンサを容易に差込むことができ、 (ロ)このガイド用の穴は土壌を押し退けることにより
明けたものであり、センサによってこの穴をさらに押し
広げることになるから、このセンサは、穴の無い状態か
ら土壌中に差込んだときと同様に、土壌に密着すること
ができる。
固まった土壌中へもセンサを容易に差込むことができ、 (ロ)このガイド用の穴は土壌を押し退けることにより
明けたものであり、センサによってこの穴をさらに押し
広げることになるから、このセンサは、穴の無い状態か
ら土壌中に差込んだときと同様に、土壌に密着すること
ができる。
したがって、土壌を取り除くことによって穴を掘り、こ
の穴にセンサを差込む場合に比べて、センサと土壌との
間及びその回りの土壌の部分に空気層が入る余地が極め
て少なくなるので、土壌の含水率として真実のものを精
度良く測定することができる。
の穴にセンサを差込む場合に比べて、センサと土壌との
間及びその回りの土壌の部分に空気層が入る余地が極め
て少なくなるので、土壌の含水率として真実のものを精
度良く測定することができる。
また、本請求項2に係る発明においては、 (ハ)土壌含水率の測定を終了したセンサを冷却容器に
よって短時間で元の温度まで冷却することができるか
ら、異なる位置の含水率を測定する場合でも、その時間
間隔を短縮することができる。
よって短時間で元の温度まで冷却することができるか
ら、異なる位置の含水率を測定する場合でも、その時間
間隔を短縮することができる。
さらに、本請求項3に係る発明においては、 (ニ)水分保持物質に水を包含しているから、冷却容器
内の水を安定的に保持することができる。
内の水を安定的に保持することができる。
また、本請求項4に係る発明においては、センサを演算
機に接続しているから、土壌の含水率から、その土壌を
用いて埋め戻しを行った後の同土壌の締固め度が所定の
値になる否かを即座に判定することができる。
機に接続しているから、土壌の含水率から、その土壌を
用いて埋め戻しを行った後の同土壌の締固め度が所定の
値になる否かを即座に判定することができる。
なお、本発明において、直接、水分を感知するのはセン
サであり、このセンサの構造と作用を図面を参照して説
明する。
サであり、このセンサの構造と作用を図面を参照して説
明する。
第1図はセンサの断面図であり、センサ10は金属部3,
3′と樹脂部4,4′をつなぎ合わせて作った円筒状の容器
からなり、その片側は突出して封鎖されている。その中
に、先端の金属部3に接してヒータ1と温度感知器2が
設けられ、金属部3′に接して対照用の温度感知器2′
が設けられ、これらはリード線5によって電気的に連結
されており、ゴムキャップ6で固定されている。
3′と樹脂部4,4′をつなぎ合わせて作った円筒状の容器
からなり、その片側は突出して封鎖されている。その中
に、先端の金属部3に接してヒータ1と温度感知器2が
設けられ、金属部3′に接して対照用の温度感知器2′
が設けられ、これらはリード線5によって電気的に連結
されており、ゴムキャップ6で固定されている。
このセンサ10を土壌中に差込み、ヒータ1を発熱させる
と熱は温度感知器2に伝わると同時に、金属部3の周囲
に接している土壌中にも逃げる。この熱の逃げる量(吸
収量)は土壌中の水分によって左右されるので、発熱量
を一定にしておけばその熱の逃げ量から水分を知ること
ができる。
と熱は温度感知器2に伝わると同時に、金属部3の周囲
に接している土壌中にも逃げる。この熱の逃げる量(吸
収量)は土壌中の水分によって左右されるので、発熱量
を一定にしておけばその熱の逃げ量から水分を知ること
ができる。
また、第2図は他のセンサの例であり、センサ10は、金
属に耐熱性樹脂を被覆した容器の先端部にヒータ1、温
度感知器2、ヒータ1′、対照用温度感知器2′を順
次、リード線5で連結させて収納し、その周囲にポリブ
タジエン等の温度損失体7を充填したものである。この
例の場合、温度感知器2が2個のヒータ1,1′にはさま
れているので、水分の多い土壌、即ち熱の逃げ量の多い
土壌の水分量測定に適している。
属に耐熱性樹脂を被覆した容器の先端部にヒータ1、温
度感知器2、ヒータ1′、対照用温度感知器2′を順
次、リード線5で連結させて収納し、その周囲にポリブ
タジエン等の温度損失体7を充填したものである。この
例の場合、温度感知器2が2個のヒータ1,1′にはさま
れているので、水分の多い土壌、即ち熱の逃げ量の多い
土壌の水分量測定に適している。
(実施例) 以下、本発明の実施例を説明する。
第3図は含水率測定器を示す概略図であり、4本のセン
サ10が取付け板12にナット13で固定され、取付板12の中
央には水準器19、軸棒18が上方に突設されている。
サ10が取付け板12にナット13で固定され、取付板12の中
央には水準器19、軸棒18が上方に突設されている。
一方、センサ10からのリード線5は演算判定部(演算
機)14に接続されている。演算判定部14はセレクトスイ
ッチ16、判定LED表示部17、表示部20を備えている。
機)14に接続されている。演算判定部14はセレクトスイ
ッチ16、判定LED表示部17、表示部20を備えている。
第4図は本発明に用いるガイド治具の概略図であり、形
状は含水率測定器のセンサと大体同じであるが、取付け
板12の下方に突出しているのはセンサ10と同じ間隔に配
置された、同センサ10より強度の大きな金属製のピン11
であり、各ピン11はセンサ10より若干細く作られてい
る。
状は含水率測定器のセンサと大体同じであるが、取付け
板12の下方に突出しているのはセンサ10と同じ間隔に配
置された、同センサ10より強度の大きな金属製のピン11
であり、各ピン11はセンサ10より若干細く作られてい
る。
第5図は演算判定部14内のコンピュータによる演算機の
演算と判定機構を示すブロック図である。
演算と判定機構を示すブロック図である。
第6図はセンサ冷却容器の図である。すなわち、プラス
チック製の冷却容器15には水を含んだ冷却材(水分保持
物質)22が充填され、穴23のあいたふた21がされてい
る。
チック製の冷却容器15には水を含んだ冷却材(水分保持
物質)22が充填され、穴23のあいたふた21がされてい
る。
次に、本発明を実施した例を示す。
ここでは埋設材料に改良土を用いて、埋戻し後所定の締
固め度となるために必要な含水率の判定値の規格化を行
なった一例を示す。まず4.75mmのフルイを通過させた改
良土を直径15cm、高さ12cmのモールドに2層に埋戻し、
各層に5kgの重量の円盤を5cmの高さから10回打撃して全
面締固めた後、第4図に示したガイド治具のピン11を締
固めた面に対して垂直に差し込み、センサの測定位置を
決めた。この際ピン11によって、土壌が押し退けられ、
穴が形成される。次にガイド治具を抜きとり、第3図に
示した含水率測定器のセンサを先にあけられた穴に注意
深く差し込んだ。この時、ガイド治具によってあけられ
た穴は、センサ10よりも1回り細くなっている。このた
め、センサ10は、さらに土壌を押し退けるようになり、
最初からセンサ10のみで差込んだように土壌に密着す
る。しかし、センサ10は、すでにあけられた穴によって
それ自身だけで差込むよりも、極めて小さな力で容易に
差込むことができた。第7図、第8図は改良土と海砂の
検量線であるが第7図にガイド治具の使用有無によるセ
ンサ出力−含水率曲線の違いを示す。図より、それぞれ
の測定点において、3回の測定を行なっているが、明ら
かに、ガイド治具を使用した方がバラツキが小さく、
又、検量線も安定している事がわかる。又、JISA1210に
従って、土の乾燥密度と含水率の関係 を締固め特性として示した図を第9図及び第10図に示
す。第9図より、改良土に規定の締固めを行なった時、
含水率8〜20%において、90%以上の締固め度に、更
に、9.3〜17.3%の範囲において、95%以上の締固め度
になる事がわかる。これを、本発明の含水率測定器に置
き換えると、表1に示すように90%以上の締固め度は0.
79〜1.20Vの範囲であり、95%以上の締固め度は、0.86
〜1.14Vとなる。
固め度となるために必要な含水率の判定値の規格化を行
なった一例を示す。まず4.75mmのフルイを通過させた改
良土を直径15cm、高さ12cmのモールドに2層に埋戻し、
各層に5kgの重量の円盤を5cmの高さから10回打撃して全
面締固めた後、第4図に示したガイド治具のピン11を締
固めた面に対して垂直に差し込み、センサの測定位置を
決めた。この際ピン11によって、土壌が押し退けられ、
穴が形成される。次にガイド治具を抜きとり、第3図に
示した含水率測定器のセンサを先にあけられた穴に注意
深く差し込んだ。この時、ガイド治具によってあけられ
た穴は、センサ10よりも1回り細くなっている。このた
め、センサ10は、さらに土壌を押し退けるようになり、
最初からセンサ10のみで差込んだように土壌に密着す
る。しかし、センサ10は、すでにあけられた穴によって
それ自身だけで差込むよりも、極めて小さな力で容易に
差込むことができた。第7図、第8図は改良土と海砂の
検量線であるが第7図にガイド治具の使用有無によるセ
ンサ出力−含水率曲線の違いを示す。図より、それぞれ
の測定点において、3回の測定を行なっているが、明ら
かに、ガイド治具を使用した方がバラツキが小さく、
又、検量線も安定している事がわかる。又、JISA1210に
従って、土の乾燥密度と含水率の関係 を締固め特性として示した図を第9図及び第10図に示
す。第9図より、改良土に規定の締固めを行なった時、
含水率8〜20%において、90%以上の締固め度に、更
に、9.3〜17.3%の範囲において、95%以上の締固め度
になる事がわかる。これを、本発明の含水率測定器に置
き換えると、表1に示すように90%以上の締固め度は0.
79〜1.20Vの範囲であり、95%以上の締固め度は、0.86
〜1.14Vとなる。
これを判定規格として、演算機(CPU)内の判定部1
に、第7図に示す検量線より求めた3次式を演算部1に
覚えこませた。これにより、まず、本体のセレクトスイ
ッチ16を改良土にあわせると、CPU内部の演算部1及び
判定部1から構成される入出力ポートがセンサ入力信号
の受付けとなる。測定終了後、センサの入力信号は、演
算部1で重量含水率に演算され、含水率表示部20と判定
部1に移行する。判定部1に入力された重量含水率の値
は、表1に示される3分類のいずれに入るかを数値比較
した後、判定LED表示部17(A,B,C)を点灯させる。例え
ば、センサの入力信号が1.1Vの場合、含水率の表示は、
10%となり、判定LED表示部17Aが点灯する。センサの測
定原理は、センサ内部より一定の熱量を放出し、その熱
量の逃げ量を計測する事により、水分量を知る公知の方
法であるが、測定終了後、元の状態に戻るまでに時間が
かかり、連続測定ができない。これは、センサ内部に熱
がこもる為におこる現象であり、それを改善する為に、
第6図のセンサ冷却容器を測定後に使用した場合と、未
使用の場合の海砂(含水率10%)での繰り返しテストを
行った結果を第11図に示す。図中より、○印で示す測定
終了後、冷却容器15を使用した場合には、約2分でもと
のベース温度までもどり、安定した再現性を示すものに
対して、▲印の冷却容器15を使用せず空気中で放冷した
場合には、2分では、ベース温度が初期にもどらず、測
定誤差が約2〜3%まで発生してしまう。
に、第7図に示す検量線より求めた3次式を演算部1に
覚えこませた。これにより、まず、本体のセレクトスイ
ッチ16を改良土にあわせると、CPU内部の演算部1及び
判定部1から構成される入出力ポートがセンサ入力信号
の受付けとなる。測定終了後、センサの入力信号は、演
算部1で重量含水率に演算され、含水率表示部20と判定
部1に移行する。判定部1に入力された重量含水率の値
は、表1に示される3分類のいずれに入るかを数値比較
した後、判定LED表示部17(A,B,C)を点灯させる。例え
ば、センサの入力信号が1.1Vの場合、含水率の表示は、
10%となり、判定LED表示部17Aが点灯する。センサの測
定原理は、センサ内部より一定の熱量を放出し、その熱
量の逃げ量を計測する事により、水分量を知る公知の方
法であるが、測定終了後、元の状態に戻るまでに時間が
かかり、連続測定ができない。これは、センサ内部に熱
がこもる為におこる現象であり、それを改善する為に、
第6図のセンサ冷却容器を測定後に使用した場合と、未
使用の場合の海砂(含水率10%)での繰り返しテストを
行った結果を第11図に示す。図中より、○印で示す測定
終了後、冷却容器15を使用した場合には、約2分でもと
のベース温度までもどり、安定した再現性を示すものに
対して、▲印の冷却容器15を使用せず空気中で放冷した
場合には、2分では、ベース温度が初期にもどらず、測
定誤差が約2〜3%まで発生してしまう。
また、次測定までの待ち時間について冷却容器15を用い
ない時には、約10分かかっていたのに対して、冷却容器
を用いれば、約2分で測定することができる。
ない時には、約10分かかっていたのに対して、冷却容器
を用いれば、約2分で測定することができる。
本発明の方法によれば次のような効果が得られる。
本請求項1に係る発明においては、 (イ)ピンでガイド用の穴をあけることによって、締め
固まった土壌中へもセンサを容易に差込むことができ、 (ロ)このガイド用の穴は土壌を押し退けることにより
明けたものであり、センサによってこの穴をさらに押し
広げることになるから、このセンサは、穴の無い状態か
ら土壌中に差込んだときと同様に、土壌に密着すること
ができる。
固まった土壌中へもセンサを容易に差込むことができ、 (ロ)このガイド用の穴は土壌を押し退けることにより
明けたものであり、センサによってこの穴をさらに押し
広げることになるから、このセンサは、穴の無い状態か
ら土壌中に差込んだときと同様に、土壌に密着すること
ができる。
したがって、土壌を取り除くことによって穴を掘り、こ
の穴にセンサを差込む場合に比べて、センサと土壌との
間及びその回りの土壌の部分に空気層が入る余地が極め
て少なくなるので、土壌の含水率として真実のものを精
度良く測定することができる。
の穴にセンサを差込む場合に比べて、センサと土壌との
間及びその回りの土壌の部分に空気層が入る余地が極め
て少なくなるので、土壌の含水率として真実のものを精
度良く測定することができる。
また、本請求項2に係る発明においては、 (ハ)土壌含水率の測定を終了したセンサを冷却容器に
よって短時間で元の温度まで冷却することができるか
ら、異なる位置の含水率を測定する場合でも、その時間
間隔を短縮することができる。
よって短時間で元の温度まで冷却することができるか
ら、異なる位置の含水率を測定する場合でも、その時間
間隔を短縮することができる。
さらに、本請求項3に係る発明においては、 (ニ)水分保持物質に水を包含しているから、冷却容器
内の水を安定的に保持することができる。
内の水を安定的に保持することができる。
また、本請求項4に係る発明においては、センサを演算
機に接続しているから、土壌の含水率から、その土壌を
用いて埋め戻しを行った後の同土壌の締固め度が所定の
値になる否かを即座に判定することができる。
機に接続しているから、土壌の含水率から、その土壌を
用いて埋め戻しを行った後の同土壌の締固め度が所定の
値になる否かを即座に判定することができる。
第1図はセンサーの断面図、第2図は他のセンサーの断
面図、第3図は含水率測定器の概略図、第4図はガイド
治具の概略図、第5図は演算機のブロック図、第6図は
センサ冷却器の平面及び側面図、第7図は改良土の電圧
と含水率の検量線、第8図は海砂の電圧と含水率の検量
線、第9図及び第10図は改良土の含水率と乾燥密度の関
係を示すグラフ、第11図は海砂での繰返しテスト結果を
示す時間と温度の関係グラフである。 1……ヒーター 2……温度感知器 5……リード線 7……温度損失体 10……センサ 11……ピン 14……演算判定部(演算機) 15……冷却容器 21……ふた 22……冷却材(水分保持物質)
面図、第3図は含水率測定器の概略図、第4図はガイド
治具の概略図、第5図は演算機のブロック図、第6図は
センサ冷却器の平面及び側面図、第7図は改良土の電圧
と含水率の検量線、第8図は海砂の電圧と含水率の検量
線、第9図及び第10図は改良土の含水率と乾燥密度の関
係を示すグラフ、第11図は海砂での繰返しテスト結果を
示す時間と温度の関係グラフである。 1……ヒーター 2……温度感知器 5……リード線 7……温度損失体 10……センサ 11……ピン 14……演算判定部(演算機) 15……冷却容器 21……ふた 22……冷却材(水分保持物質)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 名川 良春 静岡県天竜市二俣町南鹿島23 矢崎計器株 式会社内 (72)発明者 石黒 義昭 静岡県天竜市二俣町南鹿島23 矢崎計器株 式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−87841(JP,A) 特開 昭63−156110(JP,A) 特公 昭30−4846(JP,B1) 実公 昭48−35838(JP,Y1)
Claims (4)
- 【請求項1】センサを土壌中に差込み、このセンサから
発する熱量が土壌中に逃げるのを利用して土壌中の水分
を測定する土壌含水率の測定方法において、 前記センサより若干細いが強度の大きな金属製ピンを土
壌中に差込んで、土壌を押し退けることによりガイド用
の穴をあけた後、上記センサを穴に差込んで、さらに土
壌を押し退けることによりセンサを土壌に密着させ、こ
のセンサを用いて土壌中の水分を測定することを特徴と
する土壌含水率の測定方法。 - 【請求項2】土壌含水率の測定を終了したセンサを冷却
容器に入れて、このセンサを短時間で元の温度まで冷却
させた後、再び水分測定に供することを特徴とする請求
項(1)記載の土壌含水率の測定方法。 - 【請求項3】冷却容器は、内部に水を十分包含した水分
保持物質を有しており、センサを元の温度まで短時間で
冷却するようになっていることを特徴とする請求項
(2)記載の土壌含水率の測定方法。 - 【請求項4】埋戻し土壌の含水率が、埋戻し後、所定の
締固め度以上となるために適当であるか否かを判定する
演算機に、センサを電気的に接続したことを特徴とする
請求項(1)、請求項(2)または請求項(3)記載の
土壌含水率の測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1198437A JPH0754307B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 土壌含水率の測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1198437A JPH0754307B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 土壌含水率の測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0361845A JPH0361845A (ja) | 1991-03-18 |
| JPH0754307B2 true JPH0754307B2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=16391070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1198437A Expired - Fee Related JPH0754307B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 土壌含水率の測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0754307B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030038357A (ko) * | 2002-10-15 | 2003-05-16 | 이동기 | 탈병장치 |
| KR20050050782A (ko) * | 2003-11-26 | 2005-06-01 | 이형우 | 함수율 측정장치 |
| DE502005005435D1 (de) | 2005-02-02 | 2008-10-30 | Plantcare Ag | Vorrichtung und verfahren zur bestimmung von feuchtigkeit in einem medium |
| KR101031809B1 (ko) * | 2008-09-02 | 2011-04-29 | (주)바이텍코리아 | 지중 함수비 측정 장치 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5154107Y2 (ja) * | 1971-09-01 | 1976-12-24 | ||
| JPS6287841A (ja) * | 1985-10-14 | 1987-04-22 | Ketsuto Kagaku Kenkyusho:Kk | コンクリ−ト、モルタル等の水分測定方法、電極及び電極打込治具 |
| JPH0621446B2 (ja) * | 1986-12-17 | 1994-03-23 | 株式会社竹中工務店 | 地盤調査方法 |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP1198437A patent/JPH0754307B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0361845A (ja) | 1991-03-18 |
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