JPH0754401A - ノックダウン式移動建物 - Google Patents

ノックダウン式移動建物

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JPH0754401A
JPH0754401A JP21805093A JP21805093A JPH0754401A JP H0754401 A JPH0754401 A JP H0754401A JP 21805093 A JP21805093 A JP 21805093A JP 21805093 A JP21805093 A JP 21805093A JP H0754401 A JPH0754401 A JP H0754401A
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JP
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corner
pillar
column
floor
roof
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JP21805093A
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English (en)
Inventor
Isamu Yamanishi
勇 山西
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Fujisash Co Ltd
Original Assignee
Fujisash Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノックダウン式の移動建物は六立方体形の同
一のものを組合せて用いるが、四棟分を妻、桁夫々2連
とすると室内にコーナ柱が四本集合して太い集合柱が形
成されてしまい、見通しが悪く床面積も減少するのを改
良するのが目的である。 【構成】 図は集合柱の上部取り付け納まりを示す。各
移動建物の添柱4に当接する上部取付部103が屋根と
床間の柱体102に固定されている。柱体102はコー
ナ柱の位置よりも互いに近より各柱体102の包絡外周
面は細いものとなる。即ち、単位移動建物のコーナ柱は
上記の上部取付部103を間にして柱体102の反対側
に来て、しかも、妻、桁方向のパネル取付フランジが添
柱4よりも外方へ延在しているのに比して著しく細くな
る。集合柱の下方の床との納まりも同様である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブロックビルド可能なノ
ックダウン式移動建物に関する。詳しくは単体で居住性
のある移動建物を接合して広い一フロアを得ることので
きる移動建物であって、夫々屋根、床部、柱、パネルが
容易に分解組立可能な移動建物の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ブロックビルド可能な移動建物として
は、一つのブロックの中間柱パネルは分解組立可能であ
るがコーナ柱と屋根、床部の固定は外すことができない
形式のものと、屋根、床部、柱、パネルの単位で分解組
立可能なノックダウン式移動建物がある。
【0003】ノックダウン式移動建物としては特公平3
−80947号公報に示されるものがある。
【0004】この公報に示される発明は平面形状方形で
あってその角部にコーナ柱を差込み得るL字形の柱取付
座を立設した床と、床の該柱取付座に取付取外し可能に
当接され断面がL字形中空で該中空部を構成する内部側
の直角方向にパネル取付フランジを備えたコーナ柱と、
コーナ柱上部に嵌入してコーナ柱に取付取外し可能な添
柱を備え外周上面に雨樋を設けた屋根と、屋根と床に両
端が取付取外し可能で内部側にパネル取付フランジを備
えた中間柱と、柱間において外部側より建込み屋根、床
及び柱の取付フランジに取付け取外し自在なパネルとか
らなるノックダウン式移動建物であって、これによって
分解組立が自在であり、分解すると減容されてトラック
1台で4棟分まで搬送可能で運送費が安価で、保管場所
が狭くてよく、単体を複数接合してより広い一つの建物
に構成でき、組立容易であり、屋根に添柱が備えてある
ので分解時添柱で支持され天井、天井の照明器具をいた
めることがないという効果を奏する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】大規模開発をする現場
では単位移動建物を平面でみて縦横に少くとも四つ組合
せていわゆる田字状に接合する場合、室内の柱が寄り添
って異常に太くなり、目ざわりとなり、見通しが悪い。
又室内空間を小さくしてしまう。
【0006】図30は妻、桁夫々2連に単位移動建物1
A,1B,1C,1Dを四棟いわゆる田字形に接合した
床状図である。単位移動建物の各接合面は中間柱、パネ
ルは外すが、構造強度上、集合コーナ柱2の部分は外す
ことができない。
【0007】図39は集合コーナ柱2の部分の水平断面
図であり、下方から天井側を投影した図である。
【0008】図示されない方形の屋根枠には断面L形の
添柱4が溶接されている。この添柱4には断面L形で外
角部が大きく面取りされた中空のコーナ柱5の内部に設
けた柱上部取付部材6が当接し、この柱上部取付部材6
に溶接されたナット7に添柱4を挿通してボルト8をね
じ込んで添柱4にコーナ柱5を固定してある。床部材に
は形状は異なるが柱取付座を設けて柱取付座にコーナ柱
5をボルト固定してある。
【0009】このような各コーナ柱5に設けたパネルの
取付フランジ9を結ぶ包絡面が集合コーナ柱2の大きさ
として観念されるので、非常に太い感じとなる。取付フ
ランジ9,9間の図示寸法Lは例えば393.2ミリメ
ートルとなっている。
【0010】本発明はノックダウン式の移動建物におけ
る上記課題を解決して断面の包絡面が小さい集合コーナ
柱を形成できるノックダウン式移動建物を提供すること
を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は単
体の六立方体の分解組立可能な移動建物を複数接合して
用いられるノックダウン式移動建物において、平面形状
方形であってその角部にコーナ柱を取り付け得るL字形
の柱取付座を立設した床と、床の該柱取付座に取付取外
し可能なコーナ柱と、コーナ柱に取付取外し可能な添柱
を備えた屋根と、屋根と床に両端が取付取外し可能でパ
ネル取付フランジを備えた中間柱と、柱間において外部
側より建込み屋根、床及び柱の取付フランジに取付け取
外し自在なパネルとを有し、コーナ柱は断面がL字形で
夫々L字端部の延長方向に互いに直角方向にパネル取付
フランジを備えた第1のコーナ柱と、パネル取付フラン
ジを備えた第1のコーナ柱よりも両端部を除く中間部が
移動建物の外角側へオフセットし第1のコーナ柱と同様
な仕口を有する第2のコーナ柱を有し、複数接合された
移動建物の外部側に面するコーナ柱を前記第1のコーナ
柱とし、複数接合された移動建物内部側のコーナ柱が4
本集まって一本となった集合コーナ柱を第2のコーナ柱
で構成することにより、移動建物内部側の集合コーナ柱
の包絡断面積を小さくしたことを特徴とするノックダウ
ン式移動建物である。
【0012】本発明の第2の発明は前記第2のコーナ柱
の中間部は中空パイプであることを特徴とする第1の発
明に記載のノックダウン式建物である。
【0013】本発明の第3の発明は集合コーナ柱の外側
を取り巻く化粧カバーを設けたことを特徴とする第1又
は第2の発明に記載ノックダウン式移動建物である。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図6から図9は単棟の移動建物の組立状態を示し、
図6は正面図、図7は側面図、図8は平面図、図9は床
伏図である。単位移動建物は図示のように組立状態では
一つの六立方体のブロックとなっており、これらのブロ
ックは図10乃至図17に示すようなユニットからなっ
ている。11は床、12は屋根、5は外部側に面して用
いられる第1のコーナ柱、15は窓パネル、16は扉パ
ネル、17は設備パネル、18は壁パネル、19は中間
柱である。これらは分解されてそれ以上には通常分解さ
れない一つのユニットをなすものである。
【0015】図18は床11と第1のコーナ柱5の取合
を示す平面図、図19は図18の正面図である。図19
に断面を示すように片側のみリップのある溝形鋼の桁2
1及び妻側枠部材22が夫々溝を外向にして方形にして
配され、それらの四隅を図18に示すように座板23及
び座板23に溶接された柱取付座24を介して溶接にて
結合し、図9のように桁21間に妻手に根太25を並列
して結合してある。座板23の柱取付座24は角を大き
く面取りしたL形板材を座板23に立設してあり、該柱
取付座24の直角な部分が桁21と妻側枠部材22に溶
接されている。桁21、妻側枠部材22の上面の内部側
の縁及び,根太25に当接して床板26が固定されてい
る。図10に示すように床11の桁21及び妻側枠部材
22にはブロック全体を吊上げ得るようにフック20が
設けてある。
【0016】第1のコーナ柱5は柱内側部材27と柱外
側部材28が溶接により一体となったもので中空のアン
グル形状をしている。柱内側部材27、柱外側部材28
は中空部より外部へ延出してパネル取付フランジ9とし
てある。柱外側部材28の端部を折曲げた取付フランジ
9に固定する部分にはパッキン30が保持されている
(図18参照)。柱外側部材28は外部側に面する部分
及びその両側の内外部方向の部材28aの一部の下端は
座板23に当接し得るようになっており、柱外側部材の
内外部方向の部材28aの残りの一部及び柱内側部材2
7の下端は床板26よりわずかに高い位置にある。
【0017】柱外側部材28の外部側に面する部材に設
けた凹座31の裏と角部の内側には柱取付座24に当接
する補強材39が溶接してある。第1のコーナ柱5は床
の柱取付座24に補強材39を当接し、凹座31及び補
強材39のボルト孔を挿通してボルト32を床の柱取付
座24に固着したナット33にねじ込んで組立てるよう
になっている。
【0018】図20は図8のA−A拡大断面図、図21
は図8のB−B拡大断面図、図22は屋根の隅部の拡大
平面図、図23は図6のC−C拡大断面図である。図2
0に示すように桁側の屋根枠34はリップ付でZ型鋼形
材34aと、該材34aのウエブと外側のフランジに当
接させ溶着したリップ溝形鋼34bとからなっている。
図21に示すように妻側の屋根枠35はリップ付Z型鋼
形材35aとリップ付L字形状断面の鋼材35bが溶着
されており、屋根枠34,35は方形に配され、隅部は
屋根枠34,35を仕口状として突合せて溶接すると共
に屋根枠34の構成材のリップ溝形鋼34bと屋根枠3
5の構成材のリップ付L字形状断面の鋼材35bの端部
でできた隅の内部側に当接するL字形断面の添柱4と溶
着することにより接合されている。
【0019】屋根12の隅にはL形材40cを屋根枠3
4,35のウエブ及び雨樋37に溶接し雨水を導くあん
こう40を設けてあるが、屋根枠の前記鋼材34b,3
5b端を仕切る仕切材40bにより屋根枠34,35内
への雨水の浸入を防止してある。雨樋37はあんこう4
0の縁にその端部が来る。
【0020】あんこう40は樋受けを介して竪樋を取付
けて雨仕舞可能となっている。屋根枠34,35の上側
リップにかぶせるようにしてルーフ材38が固定され、
屋根枠34,35の内部側には桁手方向は断面リップ付
のL字形状の天井縁36、妻手方向はL字形断面の天井
板支持材41を夫々介在させて天井板42が屋根枠3
4,35に固定されている。
【0021】図23に示すように第1のコーナ柱5の上
部の内部にはリップ付のL字形断面の柱上部取付部材6
が固定されている。柱上部取付部材6と柱内側部材27
との間は屋根の添柱4が挿入される間隙をおいてあっ
て、この間隙部分に添柱4が入るように屋根12を吊下
げて下し、柱内側部材27の開口44から、添柱4のボ
ルト孔を挿通してボルト8を柱上部取付部材6に固着し
たナット7にねじ込むことにより、屋根12と第1のコ
ーナ柱5を固定できるようになっている。
【0022】中間柱19はハット溝形鋼47にフランジ
部材48を溶着してある。中間柱19のウエブ内側には
下部においては取付板49が中間柱19に固定され、中
間柱19から下方に突出している。中間柱19のハット
溝形鋼のリップ内にはパッキン50が保持されている。
【0023】図24に示すように中間柱19の下端は取
付板49のボルト孔を挿通してボルト51を床枠に固定
したブラインドナット52にねじ込むことにより固定
し、図25に示すように中間柱19の上端は屋根枠3
4,35の下端の取付フランジのボルト孔を挿通してボ
ルト53を中間柱19のウエブ内に固定したブラインド
ナット54にねじ込み外方へ引寄せてある。
【0024】窓パネル15、扉パネル16、設備パネル
17、壁パネル18は夫々高さは同一で同一の幅のモジ
ュールで作られており、これらの外枠は同一構成である
から、窓パネル15により代表してのべる。
【0025】図26は窓パネルの水平断面図、図27は
窓パネルの内外方向の縦断面図である。同一角パイプを
方形のパネル枠55に組み、パネル枠55の外周側に固
定したコ字形断面の外周材58によりパネル枠55内外
に固定した室内の化粧板59、外壁材61を覆うと共に
保持している。
【0026】パネル枠55の室内側で上下方向の中央部
には中間柱19、第1のコーナ柱5へのパネル取付用の
ブラインドナット62が固定されている。パネル枠55
の上枠の外部側には屋根枠34又は35へパネルを取付
けるためのブラインドナット63が固定されている。パ
ネル枠55の上枠の上面には屋根枠34,35に接し得
るパッキン60が固定されている。パネル枠55の下枠
にはZ形鋼の取付フランジ64がフランジを垂直方向を
向くようにし、ウエブをパネル枠55の下枠に接近し上
側のフランジで化粧板59を介在させて図示されないね
じ部材によりパネル枠55に固定されている。
【0027】まぐさ、窓台、窓枠取付用竪枠を方形にし
てサッシ取付枠68を構成し、アルミサッシ枠69が外
部側から嵌め込まれサッシ取付枠68に固定される。ア
ルミサッシ枠69内には引違い障子71が1組嵌め込ま
れている(図6、図13参照)。サッシ枠69の上枠の
外部側には樋72が当接し樋72を内側にして前述の外
壁材61がかぶせられ、アルミサッシ枠69の竪枠に沿
って固定された断面コ字形の縁取り材73をシール材7
4を介して外壁材61の縁に嵌め込んである。
【0028】サッシ取付枠68の内部側面には化粧板5
9を介して飾りの額縁75が固定され、額縁75はサッ
シ枠69にも固定されている。
【0029】このような窓に関する構成部分は扉パネル
16では扉76(図6、図14)が構成され、設備パネ
ル17(図15)では例えば室内側に折たたみ式机、換
気扇等が設けられ、壁パネル18(図6、図16)では
何も設けないものである。
【0030】このようなパネル15〜18等の取付は床
11、屋根12、第1のコーナ柱5、中間柱19が組立
てられてから組立てるように出来ている。図23は第1
のコーナ柱5と中間柱19間にパネル10(窓パネル1
5、扉パネル16、設備パネル17、壁パネル18等を
代表して符号10とする)がある場合でパネル10は図
27において取付フランジ64下端を桁21又は妻側枠
部材22の外側になるように移動建物の外部側より、内
倒し状態でけんどん式に建込み、桁21又は妻側枠部材
22上にのせる。そしてパネル10を垂直に立てるとパ
ネル10の上部は屋根枠34又は35の下端の取付フラ
ンジ部78端に当り、パッキン60は屋根の屋根枠34
又は35に圧接する。同時に第1のコーナ柱5、中間柱
19が保持するパッキン30,50はパネル10の内部
側垂直方向の角に当接する。そこで屋根枠34又は35
の下端の取付フランジ78のボルト孔を挿通してボルト
79をブラインドナット63にねじ込み、パネル10に
設けた取付フランジ64のボルト孔を挿通してボルト8
1を桁21又は妻側枠部材22に固定してあるブライン
ドナット52にねじ込み締付ける。次に第1のコーナ柱
5の取付フランジ9及び中間柱19の取付フランジ48
のボルト孔を挿通してボルト80,82を夫々パネル1
0に固定されているブラインドナット62にねじ込み固
定するようになっている。このパネル10の固定により
パネル10にそりがあったとしても矯正される。中間柱
19,19間にパネル10を組付ける場合も上記のよう
に第1のコーナ柱5と中間柱19間にパネル10を組付
ける場合と同様に組付ける。
【0031】以上、単位移動建物が外部側に面する構成
と部分組立についてのべたが、ブロック1個即ち単位移
動建物のみを使用するための全体の組立順序は床11の
四コーナに第1のコーナ柱5を4本立て、第1のコーナ
柱5上にクレン等の荷役機械で屋根12を下して固定
し、中間柱19を床11と屋根12間にわたして固定
し、第1のコーナ柱5と中間柱19間及び中間柱19,
19間に夫々パネル10を建込み固定して出来上りであ
る。このような完成ブロックを単位移動建物1とする。
【0032】一つの単位移動建物1は組立ったときと全
く逆の順序で分解される。分解されると床11、屋根1
2は夫々重ねられるし、各パネル10は混合して重ねる
こともできる。尚総て同一のモジュールで作成してある
からパネル10を混合して重ねても、大きさの種類が少
ないので単位移動建物1の1棟分では図28に示すよう
に床11の上に屋根12を重ねる。その時に添柱4で出
来る空間に第1第2のコーナ柱5,14(後述する)、
中間柱19、パネル10等全てを格納する事が出来る。
格納すると面積としては1つの単位移動建物1の床面積
分であり、格納された単位移動建物1の上に順次他の格
納された単位移動建物1を積上げられ、一つの組立てら
れた単位移動建物1よりも高さがはるかに低い。従って
数個の単位移動建物1の各構成ユニットを一つの単位移
動建物1の床面積大の場所に保管できるから従来例のブ
ロック建築の単位移動建物の保管に比較して極めて小さ
い場所空間ですむ。尚第1のコーナ柱5はL形であり組
合せて小さくなり、中間柱19は束ねて小さくすること
ができる。
【0033】図28は桁側の側面から見た図面である。
上述したブロック構成ユニットの格納は先ず床11が地
上に置かれている。各ユニットはどれから格納してもよ
く、図28の左側から中間柱19を妻手方向にして積上
げ、第1のコーナ柱5はL字形であるから抱合せてほぼ
方形断面にして納め、その上に第2のコーナ柱14は移
動建物の組合せにより必要とする数を束ねて納め、壁パ
ネル18を積上げ、その次に窓パネル15を積上げ、扉
パネル16の上に設備パネル17を積み、その右に中間
柱19を左端に積み上げた中間柱19と同様に積み上
げ、最も右に残りの第1のコーナ柱5を抱合せて納め
る。かくして積み上げると適当なシートで蔽い床のフッ
ク20を利用してロープを上から掛けて各パネル、柱を
床11にしばりつける。最後に床11の上に屋根12を
合せて置くと添柱4が床11の各角の上面に当接する。
添柱4の長さは床11上に各パネル、柱を格納した場合
に屋根12の天井板42と若干の間隔を置き、天井板4
2に取付けてある照明具はブロック分解の都度外さなく
てもよいようにしてある。
【0034】図29から図32は単位移動建物を複数
個、単層に配した例である。図29では単位移動建物は
符号1−1,1−2,1−3で示す三棟が用いられ、夫
々桁手側を接合しており、桁手側は接合部において中間
柱19、パネル10を取付けないのでワンフロアとなっ
ているものである。この場合はコーナ柱は第1のコーナ
柱5のみである。
【0035】図30は単位移動建物1A,1B,1C,
1Dを夫々桁手、妻手を接合面としており、内部は中間
柱19、パネル10を設けないで置くことができるし、
妻手側を仕切って扉パネル16を付して行き来のできる
二部屋とすることもできる。
【0036】図31は単位移動建物1−1,1−2の妻
手を接合面としたもので接合面は中間柱19、パネル1
0はなくてもよく、又仕切って扉パネル16を設けても
よい。図32は妻2連桁4連の連棟に単位移動建物(1
A,1B,1C,1D,1E,1F,1G,1H)8棟
を組立てた床伏図である。
【0037】次に単位移動建物1を併せて上記広狭ワン
フロアーの建物を得る場合の接合部の構成についてのべ
る。図33は平面断面図で示す図29乃至図32のDの
拡大図である。
【0038】単位移動建物1同志は座板23の端面を当
接するように置く。座板23同志が接すると図34の単
位移動建物の接合面に直交する縦断面図で示すように床
の桁21又は妻側枠部材22同志の間は間があく。そし
て第1のコーナ柱5間にジョイント気密材84を差込
み、第1のコーナ柱5間の上下にわたり気密を保つ。従
って、接合面はジョイント気密材84により密封され、
外部からの吹き込みを遮断する。第1のコーナ柱5,5
のパネル取付フランジ9,9間に断面コ字で第1のコー
ナ柱5の全長にわたるジョイント85を挿入し、該フラ
ンジ9のボルト孔を挿通して、ジョイント85に溶着し
てあるナット87にボルト86をねじ込むことにより締
結する。桁21間又は妻側枠部材22間には床板26端
間に嵌入する下板91上に表面材92を固定し、表面材
92端をフランジ状として床ジョイント材93が嵌め込
まれる。
【0039】単位移動建物1,1の上部では図35に示
すように下部で座板23端が接すると屋根の屋根枠34
又は35の下部のフランジ面が当接する。そこで該フラ
ンジの取付フランジ78の部分のボルト孔を挿通して通
しボルトナット88により締結する。101は接合面を
下部から蔽う屋根枠34又は35に固定したカバーであ
る。
【0040】図36は図35の側面図、図37は図36
の平面図、図38は屋根の中間部の縦断面図である。移
動建物1,1間には谷樋ができる。そこで雨樋37,3
7間の間隔を蔽うように接合面長手方向に長い角形の容
器状の谷樋カバー89をシール材91を介して雨樋3
7,37の対向するフランジのリップ上からかぶせる。
【0041】図30,32のE部の場合はE部中心を対
称点として図1〜3のような締結を四方向にて行なう。
【0042】図30、図32のようにすると集合コーナ
柱2が室内空間に出来る。この集合コーナ柱2は本発明
は4本の第2のコーナ柱を併せたものが一本の柱として
認められるように構成されている。以下第2のコーナ柱
を用いた集合コーナ柱について説明する。
【0043】図1は集合コーナ柱2の水平断面図で下か
ら上方を投視する図面である。図2は集合コーナ柱の中
間部の水平断面図、図3は集合コーナ柱2の水平断面図
で上から下方を投視している。図4は第2のコーナ柱1
4の側面図、図5A,Bは図4の左側端面及び右側端面
を見る正面図である。
【0044】図4から図5に示すように第2のコーナ柱
14は丸パイプの柱体102の両端部のパイプ外周上の
同じ側に直角に拡いた上部取付板部103、下部取付板
部104が溶接で固定されている。
【0045】上部取付板部103は柱体102の外側に
あり、図1に示すようにアングル105を介して、柱体
102に溶接されている。下部取付板部104は図3に
示すように柱体102の下部を長手方向に欠円状に削除
して、この削除されたパイプ材の削除面102aに下部
取付板部104を溶接してある。
【0046】この上部取付板部103の90度に拡いた
内角部の面は添柱4と当接するようになっている。そし
て添柱4に当接しない上部取付板部103の背面には前
記添柱4を挿通するボルト8がねじ込まれるナット10
6が溶接されている。もちろんナット106のめねじ中
心と同芯にボルト8の挿通するボルト穴が上部取付板部
103にあいている。
【0047】下部取付板部104は角を大きく面取りし
たL形板材であり、その内角側は柱取付座24に当接す
るようになっており、柱取付座24に固定されているナ
ット23へボルト32をねじ込むように該ナット23と
一致する位置にボルト穴が設けてある。ボルト32は第
1のコーナ柱5を柱取付座24へ固定するのに用いられ
るものと共通である。上記より明らかなように第1,第
2のコーナ柱5,14の仕口は同様であり、床11の柱
取付座24、屋根12の添柱14に選択的に取付け可能
となっている。
【0048】上記において、第2のコーナ柱14はあん
こう40の直下に有り、あんこう40に取付ける樋受け
及び竪樋を介して、パイプ状の柱体102中に雨水を導
いて雨仕舞に用いることができる。又後述の2階建以上
に単位移動建物1を積上げて用いる場合に集合コーナ柱
2部分においては最上部のあんこうに取付けた樋受けか
ら、竪樋、上階の柱体102、上階の座板23のボルト
孔94を挿通する竪樋を介して排水が可能なようにもな
っている。
【0049】上記集合コーナ柱2は全体を符号110,
111で示す化粧カバーにより取り囲まれている。化粧
カバー110は添柱4回りを覆うもので取付用に開口1
10cを有するカバー本体110aと開口110cを覆
って小ねじ112により固定されたカバー110bを備
える。化粧カバー111はカバー本体111aの開口1
11cを覆うカバー111bがカバー本体111aに取
付けてある(取付方法は図示されない)。
【0050】二階建以上に単位移動建物1を積上げるた
め、図38に示すように雨樋37の底に中間支持具98
が固定されてある。支持具98は各単位移動建物1共同
一個所にあるように設けてある。屋根12の角では屋根
枠34,35の上には雨樋37はなく、この部分の屋根
枠34,35のウエブには図35、図36に示すように
中間支持具98と同一高さの角支持具99が固定してあ
る。
【0051】角支持具99上部の材には座板23に設け
たボルト孔94と同一投影平面上同一位置にボルト孔を
設けて該ボルト孔下部にナット95が溶接してある。
【0052】単位移動建物1を上下に積重ねて一致させ
ると、上階の単位移動建物1の座板23は下階のブロッ
クの角支持具99と接し、上階の単位移動建物1の図示
されない桁21の下面に固定してある座板が中間支持具
98に当接する。そこで上階の座板23のボルト孔94
を挿通して図示されないボルトを下階の単位移動建物1
の角支持具のナット95にねじ込み上下に締結する。上
階においても、二以上の単位移動建物を平面上に配列し
て下階と同じくレイアウトすることができるようになっ
ている。尚、第2のコーナ柱14を集合させる部分にお
いては座板23と角支持具99は締結しない。又、最上
階の集合柱2の上方の四つの角支持具は一つの傘で覆う
(図示されない)。
【0053】実施例は4本のコーナ柱が集まる集合コー
ナ柱を第2のコーナ柱で構成した場合を示してあるが、
もちろん集合コーナ柱が多数できるような大規模な移動
建物において間仕切が必要な場合は、従来例で示した第
1のコーナ柱を用いた図39の集合コーナ柱を用いるも
のである。
【0054】
【発明の効果】本発明は居住に供される単体の六立方体
の分解組立可能な移動建物を複数接合して用いられるノ
ックダウン式移動建物において、平面形状方形であって
その角部にコーナ柱を取り付け得るL字形の柱取付座を
立設した床と、床の該柱取付座に取付取外し可能なコー
ナ柱と、コーナ柱に取付取外し可能な添柱を備えた屋根
と、屋根と床に両端が取付取外し可能でパネル取付フラ
ンジを備えた中間柱と、柱間において外部側より建込み
屋根、床及び柱の取付フランジに取付け取外し自在なパ
ネルとを有し、コーナ柱は断面がL字形で夫々L字端部
の延長方向に互いに直角方向のパネル取付フランジを備
えた第1のコーナ柱と、パネル取付フランジを備えた第
1のコーナ柱よりも両端部を除く中間部が移動建物の外
角側へオフセットし第1のコーナ柱と同様な仕口を有す
る第2のコーナ柱を有し、複数接合された移動建物の外
部側に面するコーナ柱を前記第1のコーナ柱とし、複数
接合された移動建物内部側のコーナ柱が4本集まって一
本となった集合コーナ柱を第2のコーナ柱で構成するこ
とにより、移動建物内部側の集合コーナ柱の包絡断面積
を小さくできるため、特にコーナ柱以外の移動建物全体
の各ユニットを変更することなく、室内空間に立設する
柱を細くでき、室内の見とおしがよく、室内空間も増加
するという効果がある。
【0055】本発明の第2の発明は第2のコーナ柱を中
空パイプとしたため、移動建物の外角にコーナ柱が来る
ので集合柱の位置において、第2のコーナ柱を樋代わり
にしたり、竪樋を収納したりできる。
【0056】本発明の第3の発明は第1又は第2の発明
において室内に立設する柱の外観が良くなるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示し、集合コーナ柱の上部の
水平断面図である。
【図2】図1に示した集合コーナ柱の中間の水平断面図
である。
【図3】図1に示した集合コーナ柱の下部の水平断面図
である。
【図4】第2のコーナ柱の側面図である。
【図5】Aは図4の左側面図、Bは図4の右側面図であ
る。
【図6】本発明の実施例を示す正面図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】図6の平面図である。
【図9】図6の床伏図である。
【図10】床の斜視図である。
【図11】屋根の斜視図である。
【図12】第1のコーナ柱の斜視図である。
【図13】窓パネルの正面図である。
【図14】扉のパネルの正面図である。
【図15】設備のパネルの正面図である。
【図16】壁パネルの正面図である。
【図17】中間柱の斜視図である。
【図18】床とコーナ柱の取合を示す平面図である。
【図19】図18の一部断面で示す正面図である。
【図20】図8のA−A拡大断面図である。
【図21】図8のB−B拡大断面図である。
【図22】屋根の角部を示す平面図である。
【図23】図6のC−C拡大断面図である。
【図24】中間柱の床への取付を示す内外部方向の縦断
面図である。
【図25】中間柱の屋根への取付を示す内外部方向の縦
断面図である。
【図26】窓パネルの水平断面図である。
【図27】窓パネルの内外部方向の縦断面図である。
【図28】格納されたブロックの側面図である。
【図29】ブロックビルド建築を示す平面図である。
【図30】ブロックビルド建築を示す平面図である。
【図31】ブロックビルド建築を示す平面図である。
【図32】ブロックビルド建築を示す平面図である。
【図33】図29乃至図32のD部の詳細平面図であ
る。
【図34】移動建物同志の接合部の床の縦断面図であ
る。
【図35】移動建物同志の接合部の屋根の端部の縦断面
図である。
【図36】図35の側面図である。
【図37】図36の平面図である。
【図38】移動建物同志の接合部の屋根の中間部の断面
図である。
【図39】従来例の水平断面図である。
【符号の説明】
1 単位移動建物 4 添柱 5 第1のコーナ柱 6 柱上部取付部材 7 ナット 9 パネル取付フランジ 10 パネル 14 第2のコーナ柱 24 柱取付座 102 丸パイプの柱体 103 上部取付板部 104 下部取付板部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単体の六立方体の分解組立可能な移動建
    物を複数接合して用いられるノックダウン式移動建物に
    おいて、平面形状方形であってその角部にコーナ柱を取
    り付け得るL字形の柱取付座を立設した床と、床の該柱
    取付座に取付取外し可能なコーナ柱と、コーナ柱に取付
    取外し可能な添柱を備えた屋根と、屋根と床に両端が取
    付取外し可能でパネル取付フランジを備えた中間柱と、
    柱間において外部側より建込み屋根、床及び柱の取付フ
    ランジに取付け取外し自在なパネルとを有し、コーナ柱
    は断面がL字形で夫々L字端部の延長方向に互いに直角
    方向のパネル取付フランジを備えた第1のコーナ柱と、
    パネル取付フランジを備えた第1のコーナ柱よりも両端
    部を除く中間部が移動建物の外角側へオフセットし第1
    のコーナ柱と同様な仕口を有する第2のコーナ柱を有
    し、複数接合された移動建物の外部側に面するコーナ柱
    を前記第1のコーナ柱とし、複数接合された移動建物内
    部側のコーナ柱が4本集まって一本となった集合コーナ
    柱を第2のコーナ柱で構成することにより、移動建物内
    部側の集合コーナ柱の包絡断面積を小さくしたことを特
    徴とするノックダウン式移動建物。
  2. 【請求項2】 前記第2のコーナ柱の中間部は中空パイ
    プであることを特徴とする請求項1に記載のノックダウ
    ン式建物。
  3. 【請求項3】 集合コーナ柱の外側を取り巻く化粧カバ
    ーを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のノ
    ックダウン式移動建物。
JP21805093A 1993-08-10 1993-08-10 ノックダウン式移動建物 Pending JPH0754401A (ja)

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