JPH0754601Y2 - 突起付中空成形ダクト - Google Patents

突起付中空成形ダクト

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JPH0754601Y2
JPH0754601Y2 JP11353989U JP11353989U JPH0754601Y2 JP H0754601 Y2 JPH0754601 Y2 JP H0754601Y2 JP 11353989 U JP11353989 U JP 11353989U JP 11353989 U JP11353989 U JP 11353989U JP H0754601 Y2 JPH0754601 Y2 JP H0754601Y2
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JP
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injection
duct
protrusion
duct body
molded
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JP11353989U
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JPH0352373U (ja
Inventor
諭治 川村
Original Assignee
株式会社土屋製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、特に内燃機関の吸排気用エアダクトのごとき
中空成形ダクトに係り、固定用ブラケット等の突起物を
有する中空成形ダクトに関する。
従来の技術 近年、プラスチック中空成形技術は自動車用の吸排気ダ
クトにも採用されることが多い。即ち、加熱軟化させた
熱可塑性パリソンに流体(空気、水)を吹き込み、流体
圧により自由膨張させるブロー成形によって吸排気系ダ
クト等の筒体又は管体が成形される。
第3図は、ダクト本体1の所定位置にブラケット2を溶
着接合した構造例の断面図であり、ブラケット2に形成
した雌ねじ部3にボルト(図示せず)を捩じ込み、ダク
ト本体1を車体の適宜位置に固定する吸排気ダクトの一
例を示す。
即ち、突起物であるブラケット2は予め単体成形され
る。このブラケット2をダクト本体1のブロー成形金型
中にセットし、パリソンによるブロー成形中にブラケッ
ト2を溶着一体化させる。こうした成形法の場合、ブラ
ケット2が影響してダクト本体1側に変形(図中符号1a
で表される)が発生し、この変形部1aが流体の抵抗とな
る不具合がある。
このダクト本体1の変形防止のために、一旦ダクト本体
1をブロー成形で中空成形を行ない。得られたダクト本
体1を射出成形金型にセットする。この射出成形金型に
てブラケット2を成形するいわゆるインジェクション・
ブロー成形法が知られる。
考案が解決しようとする課題 ところで、こうしたインジェクション・ブロー成形法に
より第3図のようなエアダクトを中空成形する場合、次
のような問題が発生する。
一般にブロー成形で得られた成形品は射出成形品よりも
寸法精度が低い。このことが第3図のエアダクトの場合
にもいえる。即ち、別工程でブロー成形されたダクト本
体1を射出成形金型にセットする際、金型とダクト本体
1の外表面との間には多少の間隙が生じる。従って、ブ
ラケット2を射出成形すべく溶融樹脂を注入すると、こ
の溶融樹脂が隙間からはみ出して金型外部に漏出してし
まう。溶融樹脂が漏出することで、注入時に射出圧を十
分なものとすることができない。
その結果、離型後のダクト本体1とブラケット2との接
合強度が不足し、溶着接合部の剥離が生じる場合があ
る。また、溶融樹脂のはみ出しによって、外観性を低下
させるばかりか、製品機能を低下させることがある。し
かも、成形中の溶融樹脂のはみ出しは、これを回避すべ
くダクト本体1のブロー成形精度や射出金型の加工精度
をそれ以上高めるとコスト高となることから、ある程度
のはみ出しはやむを得ない事情がある。
本考案の目的は、中空成形品のダクト本体にブラケット
のごとき突起物を射出成形するインジェクション・ブロ
ー成形にあって、溶融樹脂のはみ出しを回避できない事
情があるならば、これを美観的に向上させようとする趣
旨で開発された突起付中空成形ダクトを提供することに
ある。
問題点を解決するための手段 本考案による突起付中空成形ダクトは、外表面の所定位
置に環状凸部を有するダクト本体と、環状凸部に沿って
固化された外輪部を有して環状凸部の内側に設けられた
突起物とからなる構成である。
作用 ブロー成形によりダクト本体の外表面の所定位置に環状
凸部が成形される。射出成形金型への注湯時、金型と環
状凸部との間隙から、環状凸部に沿って溶融樹脂がはみ
出る。この時、射出成形金型の冷却水管による冷却では
み出した溶融樹脂が硬化する。このはみ出し溶融樹脂の
硬化によって、射出成形金型と環状凸部との間の間隙が
封鎖される。間隙の封鎖でこれ以降は所要の射出圧が確
保できる。
成形による離型後、固化したはみ出し樹脂がダクト本体
側の環状凸部に沿い体裁よく冠着し、突起物の周囲に外
輪状に形成される。
実施例 以下、本考案による突起付中空成形ダクトの実施例を図
面に基づいて説明する。
第1図は、ダクト本体10がブロー成形され、このダクト
本体の所定位置に突起物であるブラケット20が射出成形
された構造を示している。ブラケット20が射出成形によ
り溶着されるダクト本体10の予定位置には、図のよう
に、外表面から隆起した形で輪環状の環状凸部11が形成
されている。
第2図に示すように、ブラケット20を射出成形する金型
30は、この下部近傍で周一杯に冷却水管31が内蔵され、
成形が開始されると冷却水管31中に冷却水が通水される
ようになっている。こうした射出成形金型30はダクト本
体10の環状凸部11にほぼ相当する大きさである。
次に、成形態様は、前工程として、ブロー成形によりダ
クト本体10が中空成形される。離型されたダクト本体10
の環状凸部11に合わせ、この環状凸部11に担持させるよ
うにして射出成形金型30が位置決めされる。この際、ブ
ロー成形によるダクト本体10の外表面の湾曲面と射出成
形金型30の下部端面との間には寸法精度による多少のク
リアランスCが生じている。
セットされた射出成形金型30において冷却水管31に冷却
水が通水される。溶融樹脂が注湯口32から供給される
と、この注湯初期の溶融樹脂がクリアランスCから金型
30外部に漏出しようとする。クリアランスCでは、冷却
水管31による冷却雰囲気が形成されているから、漏出し
た注湯初期の溶融樹脂23が冷却されて硬化する。溶融樹
脂23の冷却固化によりクリアランスCは閉鎖される。こ
の閉鎖によって、以降射出成形金型30への注湯は所要の
射出圧で行なうことができる。
第1図のように、離型後は、ダクト本体10の環状凸部11
の内部にブラケット20が射出成形され、このブラケット
20を取り巻くようにして環状凸部11の上から被って体裁
良くはみ出し樹脂23が固化している。
また、射出成形されたブラケット20には、固定時にボル
トが螺着される雌ねじ部21と、ダクト本体10側に溶着さ
れるフランジ状に広がる溶着座22が設けられている。
考案の効果 以上説明したように、本考案による突起付中空成形ダク
トは、ブロー成形により中空成形されたダクト本体にブ
ラケット等の突起物を射出成形する際、注湯時に、初期
の溶融樹脂が射出成形金型の下部間隙からはみ出すが、
このはみ出し樹脂は冷却水管による冷却雰囲気中で冷却
されて硬化し、間隙を封鎖する。これにより、射出成形
金型における所要の射出圧が得られ、ダクト本体に対し
て突起物が十分な接合強度をもって溶着される。
また、はみ出した樹脂は突起物の周囲にて体裁良く形状
が整えられているので、従来の不具合を転じて美観性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案による突起付中空成形ダク
トの斜視図及び射出成形形態の断面図を示す。第3図は
従来例の断面図を示す。 10……ダクト本体、11……環状凸部、20……突起物であ
るブラケット、23……はみ出し樹脂、30……射出成形金
型、31……冷却水管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外表面の所定位置に環状凸部を有するダク
    ト本体と、環状凸部に沿って固化された外輪部を有して
    環状凸部の内側に設けられた突起物とからなる突起付中
    空成形ダクト。
JP11353989U 1989-09-29 1989-09-29 突起付中空成形ダクト Expired - Lifetime JPH0754601Y2 (ja)

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JP11353989U JPH0754601Y2 (ja) 1989-09-29 1989-09-29 突起付中空成形ダクト

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Publication Number Publication Date
JPH0352373U JPH0352373U (ja) 1991-05-21
JPH0754601Y2 true JPH0754601Y2 (ja) 1995-12-18

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JPS6385749U (ja) * 1986-11-25 1988-06-04

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JPH0352373U (ja) 1991-05-21

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