JPH0754612B2 - Fm復調回路 - Google Patents

Fm復調回路

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JPH0754612B2
JPH0754612B2 JP60105880A JP10588085A JPH0754612B2 JP H0754612 B2 JPH0754612 B2 JP H0754612B2 JP 60105880 A JP60105880 A JP 60105880A JP 10588085 A JP10588085 A JP 10588085A JP H0754612 B2 JPH0754612 B2 JP H0754612B2
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禎昭 藤山
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ノイズリダクション回路(雑音抑制回路)を
有する周波数変調信号の復調回路、すなわちFM復調回路
に係り、特に、FMオーディオ信号をFMビデオ信号と周波
数多重して記録再生し、高S/NのHi−Fiオーディオ信号
を再生するビデオレコーダに好適なFM復調回路に関す
る。
〔発明の背景〕
第3図は従来のビデオテープレコーダ(以下「VTR」と
略す)の再生系FM音声回路におけるFM復調回路の構成を
示すブロック図であり、1は再生されたFM音声信号の入
力端子、2はFM復調器、3は低域瀘波器、4は前値保持
回路、5はノイズリダクション回路、6は電圧制御形増
幅器(VCA)、7整流器である。
同図において、前値保持回路4は、FM音声信号のドロッ
プアウト発生期間中、復調器2の復調出力をそのドロッ
プアウト発生直前のレベルに保持する。
ノイズリダクション回路5は、音声信号を整流器7で整
流して得た制御信号によって増幅器6の利得を制御し、
その出力音声信号を伸張する。
次に、この従来技術の動作を説明する。入力端子1に入
力されたFM音声信号はFM搬送波成分を多分に含んでい
る。このため、このままこの音声信号を前値保持回路4
に供給してドロップアウトの補償を行なうと、第5図
(a)に示すように、音声信号に含まれるFM搬送波成分
で前値保持されるおそれがあり、可聴周波数の信号に対
して誤ったレベルで保持されることになる。なお、第4
図の特性曲線AはFM復調器2つの出力信号の周波数特性
を示す。このため、前値保持回路4の入力信号から高域
周波数のFM搬送波成分や雑音成分を除去する低域瀘波器
3を復調器2と前値保持回路4の間に設けるようにして
いる。
ところが、この低域瀘波器3に、第4図の曲線Bに示す
ような可聴周波数帯域のみ通過する遮断特性をもたせる
と、雑音成分に対する過度応答が悪化するので、第5図
(c)に示すように、前値保持幅を実際のドロップアウ
ト期間の幅よりも増加させなければならなくなり、その
結果、聴感上の音質が劣化することになる。そこで、従
来は、前値保持回路4の誤保持をできるだけ避けること
と保持幅の増大による音質劣化を防止することとのかね
合いから、低域瀘波器3の通過特性を第4図に示す特性
曲線Cとなるようにすることにより、前値保持回路4か
ら、第5図(b)に示すようにドロップアウト補償され
た音声信号を得るようにしている。この音声信号がノイ
ズリダクション回路5に供給されて伸張される。ところ
が、ノイズリダクション回路5に入力される雑音成分
は、第6図に示すように、FM三角ノイズによる可聴周波
数帯域外の雑音Dを含んでいる。このため、ノイズリダ
クション回路5中の整流器7が誤動作し、伸張特性が、
第7図の破線Eに示すように、入力レベルVinと出力レ
ベルVoutとの比が1対2となる第7図の実線Fで示す本
来の特性からはずれてしまうという現象があった。
なお、ビデオレコーダにおいて、ドロップアウトを補償
するために、その発生直前の音声信号レベルを保持する
ようにしたFM音声復調回路については、ビデオディスク
レコーダに適用されたものとして実開昭55−7220号公報
を参照されたい。
〔発明の目的〕
本発明は、上記した従来技術の欠点を除き、前値保持回
路でのドロップアウトの誤った補償動作とノイズリダク
ション回路の誤動作を防止することのできるようにした
FM復調回路を提供するにある。
〔発明の概要〕
この目的を達成するため、本発明は、FM復調器と前値保
持回路の間に、前値保持回路の誤動作を防止するよう
に、適正化された第1低域瀘波器を設けるとともに、該
前値保持回路とノイズリダクション回路の間に該第1の
低域瀘波器で除去できない雑音を除去する第2の低域瀘
波器を設けた点に特徴がある。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明によるFM復調回路の一実施例を示すブロ
ック図であって、9〜11は抵抗、12,13はコンデンサ、1
4はトランジスタ、15は抵抗、16はコンデンサ、17,18は
低域瀘波器であり、第3図と同一部分には同一符号を付
し説明を省略する。
第1図において、FM復調器2と前値保持回路4の間に、
第1の低域瀘波器17が挿入されており、この第1の低域
瀘波器は、抵抗9〜11,コンデンサ12,13およびトランジ
スタ14からなり、その遮断周波数は、抵抗9とコンデン
サ12および抵抗11とコンデンサ13によって定まる。第1
の低域瀘波器17の遮断周波数は、前値保持回路4による
前値保持幅と相関があるので、一般に、聴感上の点から
決定される。すなわち、Hi−Fiビデオテープレコーダで
は、FM音声信号がFMビデオ信号と共に回転ヘッドで記録
再生されるため、再生音声信号中に60Hzのスイッチング
ノイズが生じるが、前値保持回路4が、前述のように、
FM復調三角ノイズで誤保持するようになるときのノイズ
レベルと、前述のように遮断周波数の低い程幅広の前値
保持幅を有する60分の1秒間隔のスイッチングノイズレ
ベルとを比較し、双方のノイズが聴感上最低となるよう
に、低域瀘波器17の遮断周波数と前値保持回路4による
前値保持幅とを決定する。この前値保持幅を10〜20μse
cとした場合に、この遮断周波数は約50kHzとなる。
次に、前値保持回路4とノイズリダクション回路5の間
には、第2の低域瀘波器18が挿入される。第2の低域瀘
波器18は抵抗15とコンデンサ16によって構成される。音
声の可聴周波数帯域の上限を20kHzと考えると、この低
域瀘波器18の遮断周波数は、第1の低域瀘波器17の影響
を含めて20kHzとなるように設定する。また、ビデオシ
ステムの音声回路と考えた場合、水平同期信号(15・75
kHz)によるノイズリダクションの誤動作を防止するた
めに、遮断周波数を15kHzとすることも考えられる。
このようにして、前値保持回路4およびノイズリダクシ
ョン回路5の可聴周波数帯域外雑音による誤動作を防止
できる。
第2図は本発明によるFM復調回路の他の実施例を示すブ
ロック図であり、第1図に対応する部分には同一符号を
つけている。この実施例が第1図に示した実施例と異な
る点は、第2の低域瀘波器18をノイズリダクション回路
5内の整流器7の入力側に設け、このノイズリダクショ
ン回路5内の電圧制御形増幅器VCA(可変利得増幅器)
6へは、前値保持回路4の出力信号を直接供給するよう
にした点である。
この実施例によると、整流器7の可聴周波数帯域外のノ
イズによる誤動作を防止できるとともに、信号伝送線上
には、低域瀘波器を設けていないので、第1の低域瀘波
器17のみによる広い帯域の周波数特性を持たせることが
できるという利点がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、FM復調器と前値
保持回路の間、および、前値保持回路とノイズリダクシ
ョン回路の間に、第1および第2の低域瀘波器を設け、
両低域瀘波器の遮断周波数をそれぞれ最適な値に別々に
設定したので、FM三角雑音による前値保持回路の誤動作
を無くし、前値保持幅の設定を聴感上問題のないレベル
に設定した上で、ノイズリダクションの伸張時の誤動作
を防止することができる等、優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるFM復調回路の一実施例を示すブロ
ック図、第2図は本発明によるFM復調回路の他の実施例
を示すブロック図、第3図は従来のFM復調回路の一例を
示すブロック図、第4図は低域瀘波器の周波数特性図、
第5図は第4図の前値保持回路の出力信号を示す波形
図、第6図は第3図の前値保持回路の出力信号のスペク
トラムを示す図、第7図は第5図のノイズリダクション
回路の伸張特性を示す特性図である。 1……FM音声信号入力端子、 2……FM復調器、4……前値保持回路、 5……ノイズリダクション回路、 8……出力端子、17,18……低域瀘波器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】FM音声信号を入力し、FM搬送波成分を含ん
    だ復調信号を生成するFM復調器と、 該FM復調器からの復調信号が供給され、該復調信号に含
    まれるFM搬送波成分を十分に減衰する遮断特性を有する
    第1の低域瀘波器と、 該第1の低域瀘波器の出力信号が供給され、該第1の低
    域瀘波器の出力信号にドロップアウトが生じた際に、該
    第1の低域瀘波器の出力信号の前値を保持することによ
    り、ドロップアウトを補償する前値保持回路と、 該前値保持回路の出力信号が供給され、該第1の低域瀘
    波器の遮断周波数よりも低くかつ所要可聴周波数の上限
    付近の遮断周波数を有する第2の低域瀘波器と、 該第2の低域瀘波器の出力信号が供給されるとともに、
    該第2の低域瀘波器の出力信号を整流する整流器、及び
    該整流器により整流された信号を制御信号として該第2
    の低域瀘波器の出近信号を増幅する可変増幅器を具備
    し、該可変増幅器により増幅された信号を出力信号とす
    るノイズリダクション回路と からなることを特徴とするFM復調回路。
JP60105880A 1985-05-20 1985-05-20 Fm復調回路 Expired - Lifetime JPH0754612B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57190477A (en) * 1981-05-18 1982-11-24 Hitachi Ltd Noise suppressing circuit
JPS59140612A (ja) * 1983-01-31 1984-08-13 Nec Home Electronics Ltd ビデオテ−プレコ−ダの音声再生装置

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