JPH0754658A - 内燃機関用逆止弁 - Google Patents

内燃機関用逆止弁

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JPH0754658A
JPH0754658A JP21524093A JP21524093A JPH0754658A JP H0754658 A JPH0754658 A JP H0754658A JP 21524093 A JP21524093 A JP 21524093A JP 21524093 A JP21524093 A JP 21524093A JP H0754658 A JPH0754658 A JP H0754658A
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JP
Japan
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check valve
coil spring
passage
housing
internal combustion
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Application number
JP21524093A
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English (en)
Inventor
Akio Ogi
彬生 小木
Shigeki Izumisawa
滋樹 泉沢
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Yamato Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamato Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】逆止弁の大型化を招来することなく、大きな通
路面積の確保を可能とした逆止弁を提供することにあ
る。 【構成】内燃機関の通路内に設置されるべく逆止弁にお
いて、該通路にハウジングを配設するとともに該通路と
連通する開口を前記ハウジングに設け、更に、一端を前
記ハウジングに連結し他端を自由端としたコイルスプル
ングを前記ハウジングに配設し、自然状態下では前記コ
イルスプリングが前記開口を閉塞することにより前記逆
止弁を閉弁させたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、逆止弁に関し、特に2
サイクルエンジンや4サイクルエンジン等の内燃機関の
吸気通路、掃気通路または排気通路等の通路に適用する
逆止弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】吸気通路、掃気通路または排気通路等の
各通路内を流れる吸気流、掃気流または排気流が上流側
へ逆流しない様に、各通路に逆止弁を設けているものが
ある。この逆止弁の形式としては、所謂リード弁式が現
在多く実用化されている(例えば、特公平4−1170
号公報)。
【0003】このリード弁式の逆止弁の構成は以下の如
くである。すなわち、通路に対応する位置に開口を設け
たハウジングと、その開口を閉塞するリード片とから構
成され、そのリード片を下流側の開口に配置し、このリ
ード片の一端をハウジングにビス等で固定して片持ちと
し、リード片自身の戻し力により通常時はその開口を閉
塞する様に構成されている。そして、リード片の下流側
の圧力が上流側の圧力より低くなった時、リード片が持
ち上げられ、次第に開口量を増加する様になっている。
逆に、その圧力が上流側のそれよりも高くなった時、リ
ード片の戻し力により戻され、上記開口を閉塞する様に
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、吸気量等の
流量を多く確保するには、リード片の撓み量、すなわ
ち、ストローク量を大きく取る必要がある。また、高速
応答性を良くするためにはリード片の板厚を極力薄くし
なければならない。
【0005】しかしながら、この様な要求を同時に満足
するには次の問題点が潜んでいる。すなわち、撓み量の
増加に伴いリード片の固定端部の撓み角が大きくなり、
その部分に作用する応力が過大となる。したがって、そ
の撓み量の増加にも自ずと限界があり、その結果、開口
面積を余り大きく取れないという問題点があった。
【0006】確かに、リード弁を大型化すれば開口面積
を大きく確保するのは可能ではあるが、リード弁まわり
の大型化という別の問題点を誘発する。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、逆止弁の大型化を招来すること
なく、大きな通路面積の確保を可能とした逆止弁を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、請求項1記載の逆止弁は、通路にハウジングを配設
するとともに該通路と連通する開口を前記ハウジングに
設け、更に、一端を前記ハウジングに連結し他端を自由
端としたコイルスプルングを前記ハウジングに配設し、
自然状態下では前記コイルスプリングが前記開口を閉塞
することにより前記逆止弁を閉弁することを特徴とす
る。
【0009】
【作用】請求項1記載の内燃機関用逆止弁によれば、コ
イルスプリングの特性上コイルスプリングは伸長量が比
較的大きくしても内部応力が比較的小さくて済むので、
コイルスプリングを大きくストロークさせることができ
る。大きくストロークさせれば、隣り合うスプリング間
に隙間が大きく取れ、その結果通路面積が大きく確保出
来る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1乃至図5は本発明の第1実施例を示す
もので、図1は、本発明に係わるクランク室圧縮式2サ
イクルエンジンの概略図を示している。
【0011】図1において、10はシリンダ、12はク
ランクケース、14はシリンダヘッド、16はシリンダ
ヘッド14に取り付けられた点火栓、17はシリンダ1
0内を摺動自在に上下動するピストン、18はクランク
ケース12に回転自在に支持されたクランク軸、19は
ピストン17とクランク軸18とを連結する連接棒であ
る。
【0012】13はクランクケース12内に形成された
クランク室である。15はシリンダヘッド14とシリン
ダ10とピストン17の頂部とにより形成される燃焼室
である。そして、燃焼室15は排気通路24および掃気
通路22とそれぞれ連通し、ピストン17の上下動によ
ってその連通が断続されている。また、クランク室13
は吸気通路20と連通し、ピストン17の上下動によっ
てその連通が断続されている。
【0013】吸気通路20は、シリンダ10内に形成さ
れるとともに、気化器30内にも形成され、更にその上
流で大気に開放されている。また、掃気通路22は、シ
リンダ10内に形成され、その上流端がクランク室13
に常時連通され、下流端が燃焼室15に連通し、ピスト
ン17の上下動によってその連通が断続されている。ま
た、排気通路24は、シリンダ10内に形成されるとと
もに、その下流が不図示のマフラに接続された上、大気
に開放される。
【0014】気化器30内の吸気通路20には、上流か
ら下流に向かいベンチュリー32、絞り弁34が順次設
けられている。なお、周知の様に、絞り弁34は不図示
の操作子により開閉制御され、吸入空気量を調量してい
る。また、ベンチュリー32は気化器30のフロート室
(不図示)と接続され、吸気通路20内の吸入空気量に
応じて燃料を吐出する様になっている。
【0015】次に、逆止弁50の構成を図2乃至図5を
用いて説明する。52はアルミダイキャスト製或いは樹
脂成形品のハウジングであり、その周囲にフランジが形
成され、また、3つのアーム53を介して中心に中心枠
54が一体成形されている。ハウジング52のアーム5
3および中心枠54を除く部分に開口55が開口してい
る。中心枠54には弁体を構成するコイルスプリング6
0の一端が固定されている。すなわち、コイルスプリン
グ60の中心部60aがスプリング止め具63を介して
ボルト56を締め込むことにより固定される。コイルス
プリング60の他端である外周部60bは移動部材62
と一体となっている。なお、このコイルスプリング60
は図2および図5に示す様に円錐状の形状をしている
が、三角錐、四角錐その他の多角錐の各形状でも良く、
更に、楕円状の形状でもよい。なお、移動部材62の外
周には吸気通路20の内壁面との間に僅かな隙間が設け
られている。
【0016】図2および図4に示す様に、ハウジング5
2とシリンダ10との間には、円筒状のストッパ70が
設けられ、4本のボルト57を締め込むことにより固定
される。すなわち、フランジ部70aがハウジング52
のフランジとシリンダ10の端面間に挟まれ、ボルト5
7の締結力で固定される。また、ストッパ70はフラン
ジ部70aの反対側が吸気通路20の中心に向かう様に
フランジ状にストップ部70bが形成され、これがコイ
ルスプリング60の最大伸長量を規制している。すなわ
ち、移動部材62が左側(図2において)に移動してス
トップ部70bに当接することによりコイルスプリング
60がこれ以上伸長しない。
【0017】なお、コイルスプリング60は自由状態で
は、図2に示す様に縮んで、各コイル同士が隙間なく密
着しており、この間でリークしない様になっている。ま
た、移動部材62はハウジング52の円筒状の左端に着
座しており、この部分でもリークしない様になってい
る。しかし、吸気通路20の圧力が、逆止弁50の上流
側(気化器30側)より下流側の方が低くなると、コイ
ルスプリング60にその差圧が作用して開弁する。すな
わち、コイルスプリング60は、その中心部60aがハ
ウジング52に固定されているのでこの部分は移動しな
いが、外周部60bは自由端であるので、この差圧によ
り左方向(図2において)に移動する。この移動の間に
コイルスプリング60の各コイル同士が離れ次第にその
距離が増加する。この移動は移動部材62がストップ部
70bに当接するまで行われる。よって、吸気通路20
は逆止弁50部分でも連通状態となる。なお、コイルス
プリング60は、伸長する際、各コイルが微小づつ捩じ
れることにより伸長され、その伸長量が比較的大きくて
も、コイル全体に捩じれ量が分散されるので、コイルの
単位長さ当たりの捩じれ角は比較的微小となり、各コイ
ルに作用する応力(この場合は剪断応力)は少なくて済
む。
【0018】次に、エンジンの運転状態時の各部分の作
動および吸入空気の吸入過程を図1および図2を用いて
説明する。クランク軸18が反時計方向(図1におい
て)に回転すると、ピストン17がシリンダ10内の図
1の位置から更に下降し、クランク室13を逐次圧縮す
る。ここで圧縮された混合気は掃気通路22を介して燃
焼室15へ掃気され、燃焼室15内の既燃ガスを排気通
路24を通して外部に追い出す。更にクランク軸18が
反時計方向(図1において)に回転すると、ピストン1
7が下死点を通過し、シリンダ10内を上昇する。そし
て、ピストン17が更に上昇するとクランク室13が吸
気通路20と連通し、負圧となったクランク室13の圧
力が吸気通路20を伝搬して、逆止弁50に作用する。
【0019】クランク室13の負圧が逆止弁50に作用
すると、コイルスプリング60は左方向(図2におい
て)移動する。その中心部60aはハウジング52に固
定されているので、この部分はその位置を保持している
が、その外周部60bは自由端となっているので、前記
負圧により移動部材62とともに左方向(図2におい
て)に移動し、移動部材62がストップ部70bに当接
するまで移動し、その位置で停止する。この時、コイル
スプリング60の各コイル間の隙間が最大となる。すな
わち、逆止弁50が最大に開弁した状態となる。
【0020】ピストン17が上死点を過ぎて下降する
と、クランク室13内が圧縮され、吸気流が逆流しよう
とする。すると、逆止弁50の下流側の圧力が上流側の
それよりも高くなり、コイルスプリング60が自然状態
の縮んだ状態に戻ろうと作用し、その外周部60bが右
方向(図2において)に移動し、移動部材62がハウジ
ング52に着座し、図2の状態となる。この状態では、
逆止弁50は右方向(図2において)の吸気流を阻止す
る。もって、これ以上逆流しない。
【0021】逆止弁50が開弁開始すると、大気が吸気
通路20内へ導入され、気化器30内でベンチュリー3
2から計量吐出された燃料と混合して、逐次絞り弁34
および逆止弁50を通過して、クランク室13に導入さ
れる。導入された混合気は上記で説明した様に掃気通路
22を通って燃焼室15へ導かれ、点火栓16で点火さ
れて燃焼し、排気通路24を通って外部に排出される。
【0022】次に、本発明の第2実施例を図6乃至図8
を用いて説明する。なお、第2実施例の構成は、第1実
施例の構成と類似しており、よって、同一の部分につい
ては、第1実施例の参照番号に100を加えることによ
り、その説明を省略する。以下相違する点を中心に説明
する。
【0023】図6は逆止弁150単体の縦断面図であ
る。この逆止弁150も第1実施例と同様に、エンジン
に取り付けられる。しかし、この逆止弁150は、コイ
ルスプリング160のハウジング152への固定部分が
第1実施例と反対である。すなわち、コイルスプリング
160の外周部160bがハウジング152に固定さ
れ、コイルスプリング160の中心部160aが自由端
となっている。
【0024】コイルスプリング160は外周部160b
がスプリング止め具163によりハウジング152へ固
定され、その中心部160aが移動部材162にスプリ
ング止め部材164をボルト158を締め込むことによ
り固定される。このコイルスプリング160は第1実施
例と同様、自然状態では図6に示す様に縮んでおり、各
コイル同士が隙間なく密着しており、この間でのリーク
はない。しかして、逆止弁150は吸気通路120内で
逆流しようとする吸気流を阻止する。
【0025】しかし、吸気通路120の圧力が、逆止弁
150の上流側(気化器側)より下流側の方が低くなる
と、コイルスプリング160にその差圧が作用して開弁
する。すなわち、コイルスプリング160は、その外周
部60bはハウジング52に固定されているのでこの部
分は移動しないが、中心部160aは自由端であるの
で、この差圧により左方向(図6において)に移動す
る。この移動の間にコイルスプリング160の各コイル
同士が離れ次第にその距離を増加させる。この移動はス
プリング止め部材164がハウジング152から3本の
アームを介して一体のストップ部170bに当接するま
で行われる。よって、吸気通路120は逆止弁150で
連通する。
【0026】第2実施例では、コイルスプリング160
の自由端をコイルスプリング160の中心部160a側
とした。中心部160a側はコイル線長さが外周部16
0b側より小となるので、移動部分の質量が小となり、
応答性が良くなり、もって、エンジンの高速応答性が良
くなる。
【0027】本実施例の様に、コイルスプリングを円錐
状に形成したものを採用すると、開弁したとき、コイル
間に形成される隙間が比較的通路流れに対し方向変化が
少なくて済み、逆止弁での流路抵抗が少なくなる。また
本実施例では円錐状のコイルスプリング60を採用した
ので、開弁時には、隙間が全周に、しかも螺旋状に生ず
る。したがって、吸気流は吸気通路20に沿って全方位
に流れるとともにスワール状にも流れる。
【0028】本実施例では、逆止弁が吸気通路に設置す
る例を示したが、本発明はこの吸気通路に設置するもの
に限らず、掃気通路或いは排気通路等の内燃機関の各種
通路に設置するものを包含する。また、吸気通路に設置
する場合でも、吸気通路がこの逆止弁を介してクランク
室に直接接続するものをも包含する。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の内燃機関
用逆止弁によれば、開弁時、通路面積が大きく確保で
き、吸気量の増加が図れる。また、リード弁に比し、ス
トロークが比較的大きく確保出来る。また、構成部材に
作用する応力も比較的小で済む等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図5は、本発明の第1実施例を示し、図6乃至
図8は本発明の第2実施例を示す。
【図1】本発明の第1実施例の逆止弁を適用したクラン
ク室圧縮式2サイクルエンジンの概略図である。
【図2】要部の縦断面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】開弁状態下の逆止弁の一部分を断面した断面図
である。
【図6】図6は第2実施例に係る逆止弁の断面図で、図
8のVI−VI線断面図である。
【図7】図6の右側面図である。
【図8】図6の左側面図である。
【符号の説明】
10・・・・・シリンダ 20・・・・・吸気通路 30・・・・・気化器 50・・・・・逆止弁 52・・・・・ハウジング 55・・・・・開口 60・・・・・コイルスプリング 60a・・・・中心部 60b・・・・外周部 62・・・・・移動部材 70・・・・・ストッパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の通路内に設置されるべく逆止弁
    において、該通路にハウジングを配設するとともに該通
    路と連通する開口を前記ハウジングに設け、更に、一端
    を前記ハウジングに連結し他端を自由端としたコイルス
    プルングを前記ハウジングに配設し、自然状態下では前
    記コイルスプリングが前記開口を閉塞することにより前
    記逆止弁を閉弁してなる内燃機関用逆止弁。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記コイルスプリング
    が円錐状のコイルスプリングで構成したことを特徴とす
    る内燃機関用逆止弁。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記コイルスプリング
    の前記他端を前記コイルスプリングの円錐状の中心側と
    したことを特徴とする内燃機関用逆止弁。
JP21524093A 1993-08-06 1993-08-06 内燃機関用逆止弁 Pending JPH0754658A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21524093A JPH0754658A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 内燃機関用逆止弁

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