JPH0754710Y2 - クランプ金具 - Google Patents

クランプ金具

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JPH0754710Y2
JPH0754710Y2 JP1993021620U JP2162093U JPH0754710Y2 JP H0754710 Y2 JPH0754710 Y2 JP H0754710Y2 JP 1993021620 U JP1993021620 U JP 1993021620U JP 2162093 U JP2162093 U JP 2162093U JP H0754710 Y2 JPH0754710 Y2 JP H0754710Y2
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receiving hole
clamp band
convex channel
hole
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賢二 長野
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株式会社ケンロック
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Publication date
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    • F16J3/00Diaphragms; Bellows; Bellows pistons
    • F16J3/04Bellows
    • F16J3/041Non-metallic bellows
    • F16J3/042Fastening details
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L33/00Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose-connectors, i.e. single members engaging both hoses
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はゴムや合成樹脂などの可
塑物から成る流体給送用ホースを初め、防塵用ベローズ
や軸継手用ブーツ、その他の被固定物を、各種機器の接
続円周面へ半永久的に固定使用するクランプ金具の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】一定長さにカツトされた金属帯板材料か
ら成るクランプバンドを、その一端側と他端側との部分
的にオーバーラツプする円形リング状に捲き曲げ立体化
して、その口径を人為強制的に収縮変形させた上、両端
を互いに係止させることにより、各種流体の給送用ゴム
ホースをその継手管や開閉コツク、その他の機器の円筒
状口金部分へ接続一体化する所謂開放型クランプ金具は
公知であり、殊更オエテイカー(Oetiker)と称
する耳付きのクランプ金具が、有名であると言える。
【0003】これは、クランプバンドの円周面から1又
は2以上の架橋型耳片を予じめ連続一体に張り出したも
のであり、その耳片をプライヤーなどの専用工具によっ
て、引き絞り操作すると同時に圧潰して、そのクランプ
バンドの口径を収縮させるようになっている。
【0004】その場合、クランプバンドは円周方向に沿
って伸縮作用するバネ性を発揮しないけれども、被固定
物である上記ゴムホースのそれ自身が、通例シヨアー硬
度の約60未満として、比較的低度の硬さ(弾力性)を
有するゴム材料から成るため、そのゴムホースの円周面
全体にクランプバンドが間隙なく密着作用することとな
り、これを各種機器へ位置ズレや脱落のおそれなく、安
定・確固な緊締状態に保つことができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、例えば熱可
塑性の合成樹脂材料からブロー成形された防塵用ベロー
ズや軸継手用ブーツなどの被固定物は、シヨアー硬度−
約90以上の高度な硬さを有し、それ自身弾力性を有し
ないために、これを上記耳付きクランプ金具により、各
種機器の接続円周面へ間隙を生じない密着状態として、
安定・確固に緊締することが困難であり、特に回転力や
振動、衝撃を受ける車両などの機器に使用した場合、位
置ズレや脱落の事故を起すおそれがある。
【0006】つまり、上記耳付きクランプ金具のクラン
プバンドに、上記耳片を張り出し形成するほか、仮令多
数の係止爪とその受け入れ噛合孔とを対応分布させて、
その収縮変形するクランプバンドの口径を調整できるよ
うに定めたとしても、上記耳片が係止爪と噛合孔とを係
止させた後の最終段階において、工具により引き絞り操
作される以上、その引き絞り量が被固定物の太さと正し
く対応し合う関係寸法に設定されていなければ、その被
固定物に弾力性がない場合、そのクランプバンドの口径
収縮力に過不足を生じ、安定・確固な緊締状態を保つこ
とができない。まして、上記耳片の引き絞り力並びに圧
潰力を解くと、その耳片が拡開する方向にスプリングバ
ツクするため、上記問題は顕著となる。
【0007】そして、このようなことは高硬度の合成樹
脂材料から成る上記被固定物のみならず、弾力性を有す
るゴム材料から成る被固定物であっても、その使用中の
経時的な老化により弾力性が消失した場合には、ほぼ同
様に起ることであり、やはり緊締状態の耐久強度を維持
することができない。
【0008】更に、上記耳付きクランプ金具ではその耳
片が圧潰状態のもとに使用されるため、これがクランプ
バンドの円周面から嵩高く張り出さない利点がある反
面、そのクランプバンドとしての重量配分が極度に片寄
り、そのため特に高速回転される機器に使用した場合、
上記クランプバンドによる締付け力が被固定物の円周面
全体へ均等に作用せず、部分的な弱点を生ずることにな
る。
【0009】本考案はこのような課題を改良するために
工夫されたものであり、従ってその目的とする処は第1
に、クランプバンドをステンレス鋼やその他の金属帯板
材料から円形リング状に捲き曲げ立体化しつつも、その
外側重合部分に正面視の山型やアーチ型、その他の屈曲
形状をなす弾性瘤を外向きに膨出形成して、その弾性瘤
にクランプバンドの円周方向に沿う伸縮バネ力を蓄積さ
せることにより、仮令弾力性のない高硬度の合成樹脂材
料から成る防塵用ベローズや軸継手用ブーツ、その他の
被固定物であっても、又弾力性のあるゴム材料から成る
流体給送用ホースなどの被固定物が、その老化により弾
力性を消失したとしても、これらを各種機器の接続円周
面へ常時確実に密着作用させて、安定・堅牢な緊締状態
に固定維持できるようにする点にある。
【0010】第2に、上記屈曲形状としてクランプバン
ドの外側重合部分から外向きに膨出形成された弾性瘤の
開口下面を、そのクランプバンドの内側重合部分により
遮蔽すると共に、その内側重合部分の切り離し一端から
派出する狭幅なノーズを、外側重合部分に対応開口され
たノーズ受け入れ孔へ逃し入れることにより、上記クラ
ンプバンドの締付け作用面に段差や間隙を生じないよう
に保ち、その締付け力を被固定物の円周面全体に対して
均等に働かせ、部分的な弱点を生じないようにする点に
ある。
【0011】第3に、クランプバンドの内側重合部分か
ら第2凸状チヤンネル壁を外向きに膨出させる一方、同
じく外側重合部分から凹状チヤンネル壁を逆な内向きに
膨出させて、その第2凸状チヤンネル壁の中央一部をな
す喰い付き爪と、凹状チヤンネル壁の中央一部をなす固
定爪との向かい合う相互を、上記内側重合部分と外側重
合部分との重合平面上において喰い付き係止させること
により、クランプバンドの全体的な扁平化を達成すると
共に、上記喰い付き爪と固定爪との解除方向に向かう反
り起きを防止して、回転力や振動、衝撃などに対する耐
久強度を昂める点にある。上記第2凸状チヤンネル壁や
凹状チヤンネル壁が、その悉く金属帯板材料の厚みとほ
ぼ等しい寸法だけ膨出されているに過ぎないことも、上
記クランプバンドのいたづらな嵩張りを防ぐことに寄与
する。
【0012】第4に、クランプバンドの内側重合部分に
突っ張りキー受け入れ孔を開口させる一方、同じく外側
重合部分から突っ張りキーを張り出し屈曲させて、上記
固定爪と喰い付き爪との相互間に不慮な解除力が作用し
た時には、突っ張りキーをそのキー受け入れ孔の開口エ
ツジへ一早く係止させることにより、仮令高速な回転力
や激しい振動、衝撃などを受けたとしても、そのクラン
プバンドが被固定物との関係上、位置ズレしたり、まし
て脱落したりする事故を起さぬように保つ点にある。そ
して、その回転力や振動、衝撃などは、上記弾性瘤によ
っても自づと効果的に吸収されることになる。
【0013】第5に、クランプバンドにおける内側重合
部分の切り離し一端に、その捲き曲げ成形用芯金ロール
の係止ピンと係止する成形用係止ピン受け入れ孔を開口
形成すると共に、上記内側重合部分と外側重合部分との
オーバーラツプしない中間部分に、そのクランプバンド
のスプリングバツク量を予じめ見越した位置関係とし
て、同じく捲き曲げ成形用の第1〜3逃し孔を開口分布
させることにより、上記芯金ロールの回転によりクラン
プバンドを口径の安定した円形リング状として、且つ容
易に捲き曲げ立体化できるようにする点にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、一定長さにカツトされた金属帯板材料から
成るクランプバンドを、その捲き曲げ一端側となる内側
重合部分と、同じく他端側となる外側重合部分とが一定
量だけ部分的にオーバーラツプする円形リング状に捲き
曲げ立体化し、そのクランプバンドの口径を人為強制的
に収縮変形させることにより、ゴムや合成樹脂などの可
塑物から成る流体給送用ホースや防塵用ベローズ、軸継
手用ブーツ、その他の被固定物を、各種機器の接続円周
面へ固定使用するクランプ金具において、
【0015】上記内側重合部分の切り離し一端のみを金
属帯板材料の一定幅よりも狭い一定幅のノーズとして切
り欠くと共に、
【0016】その内側重合部分にはノーズからクランプ
バンドがオーバーラツプしない中間部分の存在方向に向
かって、順次に操作工具受け入れ孔と突っ張りキー受け
入れ孔並びに固定爪受け入れ孔を開口分布させ、
【0017】その操作工具受け入れ孔における上記ノ
ズと隣り合う側の開口エツジを、操作工具受け止め用の
第1凸状チヤンネル壁として金属帯板材料の一定厚みと
ほぼ等しい寸法だけ外向きに膨出させ、
【0018】上記固定爪受け入れ孔における突っ張りキ
ー受け入れ孔と隣り合う側の開口エツジを、第2凸状チ
ヤンネル壁としてやはり金属帯板材料の一定厚みとほぼ
等しい寸法だけ外向きに膨出させ、且つその第2凸状チ
ヤンネル壁の中央一部を喰い付き爪として、上記固定爪
受け入れ孔の内部に向かって張り出し形成する一方、
【0019】上記外側重合部分にはその切り離し他端か
らクランプバンドがオーバーラツプしない中間部分の存
在方向に向かって、順次に上記第2凸状チヤンネル壁の
受け入れ孔と上記操作工具受け入れ孔と連通する操作工
具受け入れ連通孔並びに上記ノーズの受け入れ孔を開口
分布させ、
【0020】その第2凸状チヤンネル壁受け入れ孔にお
ける切り離し他端側の開口エツジを、上記第2凸状チヤ
ンネル壁と向かい合う凹状チヤンネル壁として金属帯板
材料の一定厚みとほぼ等しい寸法だけ逆な内向きに膨出
させ、且つその凹状チヤンネル壁の中央一部を上記喰い
付き爪と喰い付き係止し得る固定爪として、上記第2凸
状チヤンネル壁受け入れ孔の内部に向かい張り出し形成
し、
【0021】同じく第2凸状チヤンネル壁受け入れ孔に
おける上記操作工具受け入れ連通孔と隣り合う側の開口
エツジからは、その第2凸状チヤンネル壁受け入れ孔を
通じて上記突っ張りキー受け入れ孔の内部へ没入し得る
突っ張りキーを張り出し屈曲させ、
【0022】上記操作工具受け入れ連通孔における第2
凸状チヤンネル壁受け入れ孔と隣り合う側の開口エツジ
を、上記第1凸状チヤンネル壁と向かい合う操作工具受
け止め用の第3凸状チヤンネル壁として、やはり金属帯
板材料の一定厚みとほぼ等しい寸法だけ外向きに膨出さ
せると共に、
【0023】上記操作工具受け入れ連通孔とノーズ受け
入れ孔との相互間には、クランプバンドの円周方向に沿
う伸縮バネ力を蓄積するための弾性瘤を外向きに膨出さ
せて、
【0024】上記内側重合部分に開口する操作工具受け
入れ孔の第1凸状チヤンネル壁と、上記外側重合部分に
開口する操作工具受け入れ連通孔の第3凸状チヤンネル
壁との双方へ、押し開き式操作工具の作用爪を各々係止
させて、その一対の作用爪を押し開き操作することによ
り、上記クランプバンドの口径を強制的に収縮変形させ
た時、その内側重合部分の喰い付き爪と外側重合部分の
固定爪とが、重合平面上において互いに喰い付き係止す
ることとなり、
【0025】その固定爪と喰い付き爪との相互間に解除
力が作用した時、上記外側重合部分の突っ張りキーが内
側重合部分に開口する突っ張りキー受け入れ孔の開口エ
ツジへ、一早く係止することとなるように関係設定した
ことを特徴とするものである。
【0026】
【作用】本考案の上記構成によれば、所謂開放型のクラ
ンプ金具として、そのクランプバンドを各種流体給送用
ホースや防塵用ベローズ、軸継手用ブーツ、その他の被
固定物へ、その直径方向からでも仮り止め状態に便利良
く捲き掛けることができる。
【0027】そして、その捲き掛け状態ではクランプバ
ンドの内側重合部分と、外側重合部分とが部分的にオー
バーラツプしているため、その外側重合部分に開口する
操作工具受け入れ連通孔の第3凸状チヤンネル壁と、内
側重合部分に開口する操作工具受け入れ孔の第1凸状チ
ヤンネル壁との向かい合う双方へ、押し開き式操作工具
の作用爪を各々挿入係止させて、その第1、3凸状チヤ
ンネル壁を互いに遠ざける如く押し開き操作し、上記ク
ランプバンドの口径を強制的に収縮変形させるのであ
る。
【0028】そうすれば、上記内側重合部分の切り離し
一端をなすノーズが、外側重合部分のノーズ受け入れ孔
へ逃げ入ることになる一方、その外側重合部分における
凹状チヤンネル壁の中央一部をなす固定爪と、内側重合
部分における第2凸状チヤンネル壁の中央一部をなす喰
い付き爪とが、相互に乗り越える如く変移して、その最
終的に喰い付き係止し合う結果、上記被固定物を各種機
器の接続円周面に対する緊締状態として、半永久的に固
定することができる。
【0029】特に、上記外側重合部分から弾性瘤が外向
きに膨出されており、これによってクランプバンドの円
周方向に沿う伸縮バネ力が蓄積されているため、仮令弾
力性を有しない高硬度の合成樹脂材料から成る被固定物
であっても、又弾力性を有するゴム材料から成る被固定
物が、その老化により弾力性を消失したとしても、上記
弾性瘤の引っ張りバネ力により、クランプバンドの締付
け作用面を被固定物の円周面全体へ、常時安定良く密着
作用させることができ、使用中に受ける回転力や振動、
衝撃なども自づと効果的に吸収作用し得るのである。
【0030】しかも、その弾性瘤はクランプバンドの外
側重合部分と、内側重合部分との一定量だけオーバーラ
ツプする部分に位置しつつ、その外側重合部分から外向
きに膨出されており、その開口下面が内側重合部分によ
り遮蔽されているため、上記内側重合部分のノーズが外
側重合部分のノーズ受け入れ孔へ逃し入れられることと
も相俟って、クランプバンドの締付け作用面を被固定物
の円周面全体へ、その間隙や段差を生ずることなく、完
全に密着作用させることができ、締付け作用上の部分的
な弱点を生じるおそれがない。
【0031】又、クランプバンドの内側重合部分から第
2凸状チヤンネル壁が金属帯板材料の一定厚みとほぼ等
しい寸法だけ外向きに膨出されている一方、同じく外側
重合部分から凹状チヤンネル壁がやはり金属帯板材料の
一定厚みとほぼ等しい寸法だけ逆な内向きに膨出されて
いるため、その第2凸状チヤンネル壁の中央一部をなす
喰い付き爪と、凹状チヤンネル壁の中央一部をなす固定
爪との向かい合う相互は、上記クランプバンドの内側重
合部分と外側重合部分との重合平面上において喰い付き
係止し合うこととなり、その結果クランプバンドの全体
として著しく扁平な状態に保たれ、その固定爪と喰い付
き爪との解除方向に向かう反り起きも、効果的に防止す
ることができる。
【0032】更に、クランプバンドの外側重合部分から
張り出す突っ張りキーが、その外側重合部分の第2凸状
チヤンネル壁受け入れ孔を通じて、内側重合部分に開口
する突っ張りキー受け入れ孔の内部に没入しており、上
記固定爪と喰い付き爪との相互間に万一解除力が作用し
た時には、上記突っ張りキーがその受け入れ孔の開口エ
ツジへ一早く係止するようになっているため、上記緊締
状態の弛緩したり、まして解離したりするおそれがな
く、高速な回転力や激しい振動、衝撃などに対する耐久
強度にも著しく優れる。
【0033】
【実施例】以下、図面に基いて本考案の具体的構成を詳
述すると、図1〜3はその本考案に係るクランプ金具の
展開平板状態(材料加工状態)を、又図4〜9は同じく
捲き曲げ立体化した製品とその使用状態を各々示してお
り、そのクランプ金具の材料としては一定厚み(T)
(例えば約0.7〜1.0mm)と、一定幅(W)(例
えば約7〜10mm)とを備えたステンレス鋼(例えば
SUS301又はSUS304)やその他の金属帯板
(M)が採用され、その予じめの長尺物から目的とする
防塵用ベローズや軸継手用ブーツなどの被固定物(1
0)における太さに応じた一定長さ(L)として、適当
にカツトされることとなる。
【0034】(11)はこのような定寸にカツトされた
金属帯板材料(M)から、正面視の円形リング状に捲き
曲げ立体化されることにより、被固定物(10)の締付
け作用に言わば直接奉仕するクランプバンドであって、
その捲き曲げ一端側に同じく他端側が外接する如く、一
定量(X)だけ部分的にオーバーラツプしている。つま
り、クランプバンド(11)の捲き曲げ一端側が内側重
合部分(11a)をなし、同じく捲き曲げ他端側が外側
重合部分(11b)をなすオーバーラツプ状態にある。
(11c)はその余のオーバーラツプしない中間部分を
示している。
【0035】上記クランプバンド(11)は言うまでも
なく金属帯板材料(M)自身の一定幅(W)を備えてい
るが、その内側重合部分(11a)の切り離し一端のみ
が、金属帯板材料(M)の一定幅(W)よりも狭い一定
幅(W1 )(例えば約2.5〜3.0mm)のノーズ
(12)として切り欠かれている。(L1)はそのノー
ズ(12)の張り出し長さを示しており、例えば約7〜
10mmに寸法化されている。
【0036】(13)(14)(15)(16)は上記
クランプバンド(11)の内側重合部分(11a)に位
置しつつ、そのノーズ(12)から中間部分(11c)
の存在方向に向かって、順次に開口分布された捲き曲げ
成形用係止ピン受け入れ孔、操作工具受け入れ孔、突っ
張りキー受け入れ孔並びに固定爪受け入れ孔であり、そ
の何れも金属帯板材料(M)の長手中心線上に並んでい
る。
【0037】そして、上記捲き曲げ成形用係止ピン受け
入れ孔(13)は平面視の楕円形に開口しており、後述
する捲き曲げ成形用芯金ロールの円周面から植立する係
止ピンを受け入れ、その係止ピンとの係止状態のもと
で、芯金ロールが回転されることによって、上記クラン
プバンド(11)を円形リング状に捲き曲げ立体化する
ために使われるものである。
【0038】又、上記操作工具受け入れ孔(14)は平
面視の細長い四角形に打抜かれており、その内部に後述
の操作工具を受け入れるものであるが、特にその上記成
形用係止ピン受け入れ孔(13)と隣り合う側の開口エ
ツジが、金属帯板材料(M)の曲げ起し加工により、そ
の帯板材料(M)の厚み(T)とほぼ等しい寸法だけ外
向きに膨出する第1凸状チヤンネル壁(17)として造
形されている。
【0039】その第1凸状チヤンネル壁(17)を後述
する操作工具の押し開き操作力に対抗する操作工具用受
け止め補強ビード又はリブとして機能させ、ここによっ
て操作工具を確実に安定良く受け止めることができるよ
うになっているのである。
【0040】上記突っ張りキー受け入れ孔(15)は操
作工具受け入れ孔(14)よりも短かい平面視の四角形
に開口しており、その固定爪受け入れ孔(16)と隣り
合う側の開口エツジが、後述する外側重合部分(11
b)の突っ張りキーと係止可能である。
【0041】更に、上記固定爪受け入れ孔(16)は突
っ張りキー受け入れ孔(15)との接近位置に開口して
おり、特にその突っ張りキー受け入れ孔(15)と隣り
合う側の開口エツジが、やはり金属帯板材料(M)の曲
げ起し加工により、その帯板材料(M)の厚み(T)と
ほぼ等しい寸法だけ外向きに膨出する第2凸状チヤンネ
ル壁(18)として造形されている。
【0042】しかも、その第2凸状チヤンネル壁(1
8)の中央一部は喰い付き爪(18a)として、固定爪
受け入れ孔(16)の内部に向かい一定量(L2)(例
えば約約1.5mm)だけ連続一体に張り出されてお
り、その喰い付き爪(18a)が後述する外側重合部分
(11b)の固定爪と係止し合うようになっている。
尚、固定爪受け入れ孔(16)における上記第2凸状チ
ヤンネル壁(18)と向かい合う開口エツジは、図2の
ような凹曲面を呈している。
【0043】他方、クランプバンド(11)の外側重合
部分(11b)には、その切り離し他端から中間部分
(11c)の存在方向に向かって、順次に第2凸状チヤ
ンネル壁受け入れ孔(19)、操作工具受け入れ連通孔
(20)並びにノーズ受け入れ孔(21)が開口分布さ
れている。
【0044】その第2凸状チヤンネル壁受け入れ孔(1
9)における切り離し他端側の開口エツジは、図5〜8
のようなクランプバンド(11)の捲き曲げ立体状態に
おいて、その上記内側重合部分(11a)の第2凸状チ
ヤンネル壁(18)と向かい合う凹状チヤンネル壁(2
2)として、金属帯板材料(M)の逆方向への曲げ起し
加工により、その帯板材料(M)の厚み(T)とほぼ等
しい寸法だけ内向きに陥没されている。
【0045】上記内側重合部分(11a)の第1、2凸
状チヤンネル壁(17)(18)が外向きに膨出されて
いるに反し、外側重合部分(11b)の凹状チヤンネル
壁(22)は内向きに膨出形成されているわけである。
しかも、その凹状チヤンネル壁(22)の中央一部は固
定爪(22b)として、第2凸状チヤンネル壁受け入れ
孔(19)の内部に向かい一定量(L3)(例えば約
1.5mm)だけ連続一体に張り出されており、その固
定爪(22b)が上記内側重合部分(11a)の喰い付
き爪(18a)と係止し合う対応関係にある。
【0046】その場合、凹状チヤンネル壁(22)は外
側重合部分(11b)から金属帯板材料(M)の厚み
(T)とほぼ等しい寸法だけ内向きに膨出されており、
上記第2凸状チヤンネル壁(18)は内側重合部分(1
1a)から同じく金属帯板材料(M)の厚み(T)とほ
ぼ等しい寸法だけ外向きに膨出されているため、その前
者の固定爪(22b)と後者の喰い付き爪(18a)
は、内側重合部分(11a)と外側重合部分(11b)
との重合平面上において喰い付き係止し合うこととな
る。
【0047】そして、同じく第2凸状チヤンネル壁受け
入れ孔(19)における上記操作工具受け入れ連通孔
(20)と隣り合う側の開口エツジからは、突っ張りキ
ー(23)がその第2凸状チヤンネル壁受け入れ孔(1
9)の内部に向かって、一定量(L4)だけ連続一体に
張り出し屈曲されており、上記固定爪(22b)と喰い
付き爪(18a)との相互間に不慮な解除力が働いた時
には、その突っ張りキー(23)が上記内側重合部分
(11a)における突っ張りキー受け入れ孔(15)の
内部に没入して、その開口エツジへ一早く係止すること
により、その第2凸状チヤンネル壁(18)を言わば背
後から突っ張る如く、固定爪(22b)と喰い付き爪
(18a)とを解除しない施錠状態に拘束する。
【0048】つまり、固定爪(22b)と喰い付き爪
(18a)とが完全に喰い付き係止し合っている時に
は、図9から明白な通り、突っ張りキー(23)の張り
出し先端部とその突っ張りキー受け入れ孔(15)の開
口エツジとの相互間には、一定の間隙(S)が確保され
る一方、突っ張りキー(23)がその突っ張りキー受け
入れ孔(15)の開口エツジへ係止した時にも、未だ固
定爪(22b)と喰い付き爪(18a)とが僅少と雖も
係止し合う関係にある。その喰い付き係止量(L5)が
上記間隙(S)よりも僅かに大きく寸法化されているわ
けである。
【0049】上記外側重合部分(11b)の操作工具受
け入れ連通孔(20)はクランプバンド(11)の捲き
曲げ立体状態において、上記内側重合部分(11a)の
操作工具受け入れ孔(14)と連通するように、その操
作工具受け入れ孔(14)よりもかなり細長く拡大開口
されている。
【0050】しかも、その操作工具受け入れ連通孔(2
0)における上記第2凸状チヤンネル壁受け入れ孔(1
9)と隣り合う側の開口エツジは、金属帯板材料(M)
の曲げ起し加工により、その帯板材料(M)の厚み
(T)とほぼ等しい寸法だけ外向きに膨出する第3凸状
チヤンネル壁(24)として造形されている。
【0051】その第3凸状チヤンネル壁(24)が上記
内側重合部分(11a)の第1凸状チヤンネル壁(1
7)と向かい合う関係状態にあり、やはり操作工具の押
し開き操作力に対抗する操作工具用受け止め補強ビード
又はリブとして、ここへ操作工具を確実に安定良く係止
させることができるようになっているのである。尚、操
作工具受け入れ連通孔(20)における上記ノーズ受け
入れ孔(21)と隣り合う側の開口エツジは、図2のよ
うな凹曲面を呈している。
【0052】上記ノーズ受け入れ孔(21)は平面視の
細長い四角形に開口されており、内側重合部分(11
a)の切り離し一端に位置するノーズ(12)を逃し入
れることによって、クランプバンド(11)の締付け作
用面に段差を生じないようになっている。
【0053】更に、(25)は外側重合部分(11b)
における上記操作工具受け入れ連通孔(20)と、ノー
ズ受け入れ孔(21)との相互間に介在された弾性瘤で
あり、正面視の山型やアーチ型、その他の屈曲形状とし
て外向きに膨出形成されていると共に、上記クランプバ
ンド(11)の捲き曲げ立体状態では、その開口下面が
内側重合部分(11a)によって遮蔽されることとなっ
ている。つまり、弾性瘤(25)はクランプバンド(1
1)における一定量(X)のオーバーラツプ部分に位置
しつつ、その外側重合部分(11b)から外向きに膨出
されており、これによってクランプバンド(11)の円
周方向に沿う伸縮バネ力を蓄積するようになっている。
【0054】そのため、被固定物(10)が例えばシヨ
アー硬度の約90以上として、その比較的高度の硬さを
有し、弾力性のない合成樹脂材料から成る防塵用ベロー
ズや軸継手用ブーツなどであっても、又例えばシヨアー
硬度の約60未満として、その弾力性を有するゴム材料
から成る流体給送用ホースなどの被固定物(10)が、
経時的な老化により弾力性を消失するに至ったとして
も、上記クランプバンド(11)の弾性瘤(25)が弾
性変形して、その引り張りバネ力により被固定物(1
0)の円周面へ常時間隙なく密着作用し、その被固定物
(10)を各種機器(26)の接続円周面へ安定・確実
な緊締状態に固定維持することができるほか、その被固
定物(10)が使用中に受ける振動や衝撃などを、上記
弾性瘤(25)によって自づと効果的に吸収することも
可能である。
【0055】この点、クランプバンド(11)の円周方
向に沿う伸縮バネ力を蓄積させる意味から言えば、その
ための弾性瘤(25)をクランプバンド(11)のオー
バーラツプしない中間部分(11c)から外向きに膨出
させることも考えられるが、そうすると弾性瘤(25)
の開口下面が遮蔽されないので、クランプバンド(1
1)の締付け作用面と被固定物(10)の円周面とが全
体的に密着作用せず、その相互に間隙が露呈することと
なり、緊締効果に劣る。そのために、本考案では上記弾
性瘤(25)をクランプバンド(11)の外側重合部分
(11b)から膨出させている。
【0056】又、図示の実施例では上記引っ張りバネ要
素としての弾性瘤(25)を、1個の山型に曲げ起して
いるが、上記作用を果し得る限り、その山型の複数個が
連続する波型やジグザグ型などとして膨出形成しても勿
論良い。但し、その屈曲形状の開口下面が内奥部よりも
狭小なオメガ型は好ましくない。後述の芯金ロールによ
る捲き曲げ成形時に、その弾性瘤(25)の開口下面へ
内側重合部分(11a)のノーズ(12)が侵入しやす
く、円滑に捲き曲げ難くなるからである。その開口下面
が内奥部よりも広大な山型やアーチ型などが好適と言え
る。尚、その各弾性瘤(25)の板面を部分的に印刻し
て、これに補強ビード又はリブを付与することも可能で
ある。
【0057】(27)(28)(29)は上記クランプ
バンド(11)における外側重合部分(11b)と内側
重合部分(11a)とのオーバーラツプしない中間部分
(11c)に開口分布された捲き曲げ成形用の第1〜3
逃し孔であり、その何れも平面視の楕円形として、金属
帯板材料(M)の長手中心線上に並列している。
【0058】そして、これら第1〜3逃し孔(27)
(28)(29)は上記クランプバンド(11)を円形
リング状に捲き曲げ立体化する際に使用されるが、その
詳細は後述する。
【0059】このような本考案のクランプ金具は、これ
を上記ステンレス鋼やその他の金属帯板材料(M)から
次の通りに量産することができる。
【0060】即ち、その予じめの長尺物である金属帯板
材料(M)を移送ラインに沿い、一方向へ自動間歇的に
移送する過程において、先づ図外の打抜き加工金型によ
り、上記クランプバンド(11)のノーズ(12)や喰
い付き爪(18a)、固定爪(22b)、突っ張りキー
(23)を輪郭付けるべき切り欠き加工と、成形用係止
ピン受け入れ孔(13)や操作工具受け入れ孔(1
4)、突っ張りキー受け入れ孔(15)、固定爪受け入
れ孔(16)、成形用第1〜3逃し孔(27)(28)
(29)、ノーズ受け入れ孔(21)、操作工具受け入
れ連通孔(20)、第2凸状チヤンネル壁受け入れ孔
(19)の打抜き加工とを一挙に行なう。その加工状態
は図10〜12に示す通りである。
【0061】上記打抜き加工後の金属帯板材料(M)
を、引き続き図外の曲げ起し加工金型に通過させて、上
記クランプバンド(11)の第1〜3凸状チヤンネル壁
(17)(18)(24)や凹状チヤンネル壁(2
2)、突っ張りキー(23)の曲げ起し加工を行なう。
その加工状態は図13、14に示す通りであり、その場
合第1〜3凸状チヤンネル壁(17)(18)(24)
が外向きに膨出されるに反して、凹状チヤンネル壁(2
2)や突っ張りキー(23)は逆な内向きに膨出される
こと、言うまでもない。尚、図10〜14の符号(A)
は上記打抜き加工金型と曲げ起し加工金型の必要な大き
さを示唆している。
【0062】その後、図10〜14の符号(C−C)で
示す位置から、金属帯板材料(M)を切り離す如くカツ
トすることにより、クランプバンド(11)としての一
定長さ(L)に寸法化し、最後にそのクランプバンド
(11)のノーズ受け入れ孔(21)と操作工具受け入
れ連通孔(20)との相互間を、別な図外の曲げ起し加
工金型により曲げ起し、外向きに膨出する弾性瘤(2
5)として造形する。
【0063】そして、このように加工された未だ展開平
板状態にある一定長さ(L)のクランプバンド(11)
を、その上記移送ラインからフオーミングマシンに送り
込み、そのフオーミングマシンにより上記外側重合部分
(11b)と内側重合部分(11a)とが、一定量
(X)だけオーバーラツプする円形リング状に捲き曲げ
立体化して、図4のような製品に仕上げるわけである
が、そのフオーミングマシンから取りはずした時には、
クランプバンド(11)がスプリングバツグする関係
上、これを仕上がり製品よりもスプリングバツクの見込
み量だけ、予じめ小さな口径に捲き曲げる必要がある。
【0064】そのために、上記クランプバンド(11)
に開口する捲き曲げ成形用の係止ピン受け入れ孔(1
3)と第1〜3逃し孔(27)(28)(29)が、次
の通り使用されるようになっている。
【0065】つまり、図15〜19はそのフオーミング
マシンとこれによるクランプバンド(11)の捲き曲げ
成形作用を示しており、上記クランプバンド(11)の
内側重合部分(11a)に開口する係止ピン受け入れ孔
(13)を、クランプ金具の仕上がり製品よりも予じめ
径小な捲き曲げ成形用芯金ロール(30)の円周面から
植立する係止ピン(31)へ係止させる。(32)はそ
の係止されたクランプバンド(11)の切り離し一端に
位置するノーズ(12)を、芯金ロール(30)の円周
面から没入させるためのノーズ受け入れ凹溝であり、そ
の芯金ロール(30)の円周面に切り欠かれている。
【0066】そして、上記芯金ロール(30)の回転駆
動によりクランプバンド(11)を引き廻して、その芯
金ロール(30)の円周面へ図19のような2重の密着
状態に捲き付けるのである。その際、クランプバンド
(11)を滑らかな2重巻きの状態に保つため、そのク
ランプバンド(11)の中間部分(11c)に開口する
第1逃し孔(27)へ、上記芯金ロール(30)の係止
ピン(31)を、同じく第2、3逃し孔(28)(2
9)へクランプバンド(11)の第1、2凸状チヤンネ
ル壁(17)(18)を各々逃し入れる。このように正
しく逃し入れることができる対応位置関係として、上記
捲き曲げ成形用の第1〜3逃し孔(27)(28)(2
9)がクランプバンド(11)の中間部分(11c)に
開口分布されているわけである。
【0067】このような2重の密着状態として、芯金ロ
ール(30)に捲き付けられたクランプバンド(11)
は、その芯金ロール(30)から取りはずし解放された
時、その見込み量のスプリングバツグによって、図4の
ような製品としてのクランプ金具に仕上がることとな
る。
【0068】上記図15〜19の符号(33)は固定フ
レーム(34)に支持された芯金ロール軸、(35)は
その芯金ロール軸(33)との平行状態として、同じく
固定フレーム(34)に支架されたピニオンギヤ軸であ
り、そのピニオンギヤ軸(35)上のピニオンギヤ(3
6)が、往復直線運動するラツクギヤ(37)と噛合し
ている。
【0069】又、同じくピニオンギヤ軸(35)上に並
列設置された径大な原動ギヤ(38)と、上記芯金ロー
ル軸(33)上に対応設置された径小な従動ギヤ(3
9)とが噛合しており、ラツクギヤ(37)の運動に連
れて、上記芯金ロール(30)が図18、19の矢印
(F)で示す方向へ回転されるようになっている。
【0070】更に、(40)は上記芯金ロール(30)
への進退制御可能な移動フレーム(41)に軸支された
クランプバンド用押えロールであり、その円周面がウレ
タンゴムなどのクツシヨン材料から成るが、芯金ロール
(30)やこれに捲き付けられたクランプバンド(1
1)と一緒に連れ廻るように対応並設されている。
【0071】つまり、芯金ロール(30)に捲き付けら
れたクランプバンド(11)を、その押えロール(4
0)の円周面によって弾圧作用し、そのクランプバンド
(11)から上記第1〜3凸状チヤンネル壁(17)
(18)(24)や弾性瘤(25)が外向きに膨出され
ていると雖も、その支障なくクランプバンド(11)を
捲き曲げることができるようになっている。そして、そ
の押えロール(40)を芯金ロール(30)から離す如
く退動させることによって、上記クランプバンド(1
1)を芯金ロール(30)から取りはずすことができ
る。
【0072】図4のような製品として仕上がった本考案
のクランプ金具は開放型であるため、これを用いてゴム
や合成樹脂などの可塑物から成る流体給送用ホースや防
塵用ベローズ、軸継手用ブーツ、その他の被固定物(1
0)を各種機器(26)の接続円周面へ固定作業するに
当っては、そのクランプバンド(11)を図20から示
唆されるように、直径方向から被固定物(10)の接続
円周面へ一旦脱落不能に捲き掛ける。
【0073】その捲き掛け状態では、クランプバンド
(11)の内側重合部分(11a)と外側重合部分(1
1b)とが仮りの状態にオーバーラツプしているため、
その外側重合部分(11b)に開口する操作工具受け入
れ連通孔(20)の第3凸状チヤンネル壁(24)と、
内側重合部分(11a)に開口する操作工具受け入れ孔
(14)の第1凸状チヤンネル壁(17)との向かい合
う双方へ、図20のような押し開き式操作工具(P)の
先端部に具備する左右一対の作用爪(42)を各々挿入
係止させる。
【0074】そのクランプバンド(11)の外側重合部
分(11b)に開口する操作工具受け入れ連通孔(2
0)は、内側重合部分(11a)に開口する操作工具受
け入れ孔(14)よりも細長く拡大開口されているた
め、その外側重合部分(11b)の操作工具受け入れ連
通孔(20)を経て、内側重合部分(11a)の操作工
具受け入れ孔(14)へ操作工具(P)の作用爪(4
2)を支障なく挿入させることができる。
【0075】そして、上記操作工具(P)における左右
一対のハンドル(43)を握り絞り操作して、その左右
一対の作用爪(42)を組立支点軸(44)の廻りに押
し開けば、上記クランプバンド(11)の口径が強制的
に収縮変形され、その過程では図21、22から示唆さ
れる通り、内側重合部分(11a)の切り離し一端をな
すノーズ(12)が、外側重合部分(11b)のノーズ
受け入れ孔(21)に逃げ入ることとなる一方、その外
側重合部分(11b)の切り離し他端に位置する凹状チ
ヤンネル壁(22)と内側重合部分(11a)の第2凸
状チヤンネル壁(18)とが、相互に乗り越える如く変
移することとなり、併せて外側重合部分(11b)の突
っ張りキー(23)が第2凸状チヤンネル壁受け入れ孔
(19)を通じて、内側重合部分(11a)に開口する
突っ張りキー受け入れ孔(15)の内部へ没入する。そ
して、その最終的に固定爪(22b)と喰い付き爪(1
8a)とが完全に喰い付き係止し合う結果、被固定物
(10)は各種機器(26)の接続円周面へ図5〜9の
ような緊締状態に固定一体化されるのである。その後、
上記操作工具(P)の作用爪(42)を外方へ抜き出す
こと言うまでもない。
【0076】その場合、内側重合部分(11a)の第2
凸状チヤンネル壁(18)は金属帯板材料(M)の厚み
(T)とほぼ等しい寸法だけ外向きに膨出されている一
方、外側重合部分(11b)の凹状チヤンネル壁(2
2)は同じく金属帯板材料(M)の厚み(T)とほぼ等
しい寸法だけ逆な内向きに膨出されているため、その前
者の喰い付き爪(18a)と後者の固定爪(22b)と
は内側重合部分(11a)と外側重合部分(11b)と
の重合平面上において喰い付き係止し合うこととなり、
従って解除方向へ反り起き負けてしまうおそれがなく、
使用中の回転力や振動、衝撃などに対する耐久強度に優
れるほか、クランプバンド(11)の全体的な扁平化に
も役立つ。
【0077】又、被固定物(10)のそれ自身が仮令弾
力性を有しない高硬度の合成樹脂材料から成るとして
も、これを各種機器(26)の接続円周面へ締付けるク
ランプバンド(11)には、その円周方向に沿う伸縮バ
ネ力が、上記弾性瘤(25)によって蓄積されているた
め、そのクランプバンド(11)の弾性瘤(25)が弾
性変形して、その引っ張りバネ力により被固定物(1
0)の円周面と常時間隙なく密着することになり、その
緊締状態を半永久的に維持する。このことは、弾力性の
あるゴム材料から成る被固定物(10)が、その老化に
より弾力性を消失するに至った場合でも、全く同様に維
持される効果である。
【0078】しかも、上記各種機器(26)に対する被
固定物(10)の緊締状態において、その固定爪(22
b)と喰い付き爪(18a)との相互間に、不慮な解除
力が働いた時には、その外側重合部分(11b)の突っ
張りキー(23)が、内側重合部分(11a)に開口す
る突っ張りキー受け入れ孔(15)の開口エツジへ一早
く係止して、上記第2凸状チヤンネル壁(18)の背後
から突っ張り作用するため、上記緊締状態の弛緩した
り、ましてクランプバンド(11)の解離してしまった
りするおそれがなく、完全な施錠状態に保たれる。そし
て、その使用中に受ける回転力や振動、衝撃などは、上
記弾性瘤(25)によっても自づと効果的に吸収される
のである。
【0079】更に、上記弾性瘤(25)はクランプバン
ド(11)の外側重合部分(11b)と、内側重合部分
(11a)との一定量(X)だけオーバーラツプする部
分に位置しつつ、その外側重合部分(11b)から外向
きに膨出しており、その開口下面が内側重合部分(11
a)により遮蔽されているため、クランプバンド(1
1)の全体として被固定物(10)の円周面へ、段差や
間隙なく密着作用するほか、その締付け力としても被固
定物(10)の円周面全体へ均等に働かせることがで
き、部分的な弱点を生じることもない。
【0080】又、上記左右一対の作用爪(42)は、内
側重合部分(11a)における操作工具受け入れ孔(1
4)の開口エツジをなす第1凸状チヤンネル壁(17)
と、外側重合部分(11b)における操作工具受け入れ
連通孔(20)の開口エツジをなす第3凸状チヤンネル
壁(24)との双方に係止されるようになっており、そ
の第1、3凸状チヤンネル壁(17)(24)の何れも
外向きに膨出形成されているため、上記作用爪(42)
による押し開き操作力を確実に安定良く受け止めること
ができ、その対抗力にも著しく優れる。
【0081】
【考案の効果】以上のように、本考案では一定長さ
(L)にカツトされた金属帯板材料(M)から成るクラ
ンプバンド(11)を、その捲き曲げ一端側となる内側
重合部分(11a)と、同じく他端側となる外側重合部
分(11b)とが一定量(X)だけ部分的にオーバーラ
ツプする円形リング状に捲き曲げ立体化し、そのクラン
プバンド(11)の口径を人為強制的に収縮変形させる
ことにより、ゴムや合成樹脂などの可塑物から成る流体
給送用ホースや防塵用ベローズ、軸継手用ブーツ、その
他の被固定物(10)を、各種機器(26)の接続円周
面へ固定使用するクランプ金具において、
【0082】上記内側重合部分(11a)の切り離し一
端のみを金属帯板材料(M)の一定幅(W)よりも狭い
一定幅(W1)のノーズ(12)として切り欠くと共
に、
【0083】その内側重合部分(11a)にはノーズ
(12)からクランプバンド(11)がオーバーラツプ
しない中間部分(11c)の存在方向に向かって、順次
に操作工具受け入れ孔(14)と突っ張りキー受け入れ
孔(15)並びに固定爪受け入れ孔(16)を開口分布
させ、
【0084】その操作工具受け入れ孔(14)における
記ノーズ(12)と隣り合う側の開口エツジを、操作
工具受け止め用の第1凸状チヤンネル壁(17)として
金属帯板材料(M)の一定厚み(T)とほぼ等しい寸法
だけ外向きに膨出させ、
【0085】上記固定爪受け入れ孔(16)における突
っ張りキー受け入れ孔(15)と隣り合う側の開口エツ
ジを、第2凸状チヤンネル壁(18)としてやはり金属
帯板材料(M)の一定厚み(T)とほぼ等しい寸法だけ
外向きに膨出させ、且つその第2凸状チヤンネル壁(1
8)の中央一部を喰い付き爪(18a)として、上記固
定爪受け入れ孔(16)の内部に向かって張り出し形成
する一方、
【0086】上記外側重合部分(11b)にはその切り
離し他端からクランプバンド(11)がオーバーラツプ
しない中間部分(11c)の存在方向に向かって、順次
に上記第2凸状チヤンネル壁(18)の受け入れ孔(1
9)と上記操作工具受け入れ孔(14)と連通する操作
工具受け入れ連通孔(20)並びに上記ノーズ(12)
の受け入れ孔(21)を開口分布させ、
【0087】その第2凸状チヤンネル壁受け入れ孔(1
9)における切り離し他端側の開口エツジを、上記第2
凸状チヤンネル壁(18)と向かい合う凹状チヤンネル
壁(22)として金属帯板材料(M)の一定厚み(T)
とほぼ等しい寸法だけ逆な内向きに膨出させ、且つその
凹状チヤンネル壁(22)の中央一部を上記喰い付き爪
(18a)と喰い付き係止し得る固定爪(22b)とし
て、上記第2凸状チヤンネル壁受け入れ孔(19)の内
部に向かい張り出し形成し、
【0088】同じく第2凸状チヤンネル壁受け入れ孔
(19)における上記操作工具受け入れ連通孔(20)
と隣り合う側の開口エツジからは、その第2凸状チヤン
ネル壁受け入れ孔(19)を通じて上記突っ張りキー受
け入れ孔(15)の内部へ没入し得る突っ張りキー(2
3)を張り出し屈曲させ、
【0089】上記操作工具受け入れ連通孔(20)にお
ける第2凸状チヤンネル壁受け入れ孔(19)と隣り合
う側の開口エツジを、上記第1凸状チヤンネル壁(1
7)と向かい合う操作工具受け止め用の第3凸状チヤン
ネル壁(24)として、やはり金属帯板材料(M)の一
定厚み(T)とほぼ等しい寸法だけ外向きに膨出させる
と共に、
【0090】上記操作工具受け入れ連通孔(20)とノ
ーズ受け入れ孔(21)との相互間には、クランプバン
ド(11)の円周方向に沿う伸縮バネ力を蓄積するため
の弾性瘤(25)を外向きに膨出させて、
【0091】上記内側重合部分(11a)に開口する操
作工具受け入れ孔(14)の第1凸状チヤンネル壁(1
7)と、上記外側重合部分(11b)に開口する操作工
具受け入れ連通孔(20)の第3凸状チヤンネル壁(2
4)との双方へ、押し開き式操作工具(P)の作用爪
(42)を各々係止させて、その一対の作用爪(42)
を押し開き操作することにより、上記クランプバンド
(11)の口径を強制的に収縮変形させた時、その内側
重合部分(11a)の喰い付き爪(18a)と外側重合
部分(11b)の固定爪(22b)とが、重合平面上に
おいて互いに喰い付き係止することとなり、
【0092】その固定爪(22b)と喰い付き爪(18
a)との相互間に解除力が作用した時、上記外側重合部
分(11b)の突っ張りキー(23)が内側重合部分
(11a)に開口する突っ張りキー受け入れ孔(15)
の開口エツジへ、一早く係止することとなるように関係
設定してあるため、冒頭に述べた諸目的を合理的に達成
できる効果がある。
【0093】即ち、本考案の上記構成によれば、そのク
ランプバンド(11)をステンレス鋼やその他の金属帯
板材料(M)から作成しつつも、その外側重合部分(1
1b)から弾性瘤(25)を外向きに膨出させて、これ
によりクランプバンド(11)の円周方向に沿う伸縮バ
ネ力を蓄積させてあるため、被固定物(10)が仮令弾
力性のない高硬度の合成樹脂材料から成る防塵用ベロー
ズや軸継手用ブーツなどであっても、又その被固定物
(10)が弾力性のあるゴム材料から成る流体給送用ホ
ースなどとして、その老化により弾力性の消失すること
が起っても、これらを各種機器(26)の接続円周面へ
常時確実に密着作用させることができ、その安定・確固
な緊締状態に維持し得るのである。
【0094】しかも、その弾性瘤(25)は従来の耳付
きクランプ金具における耳片と異なって、そのプライヤ
ーなどによる引き絞り力や圧潰力を受けず、その放任状
態のもとに引っ張りバネ要素として働くものであるか
ら、クランプバンド(11)の円周方向に沿う重量配分
も殊更に片寄らず、その締付け力を被固定物(10)の
円周面全体へ均等に働かせることができ、使用中に受け
る回転力や振動、衝撃なども自づと効果的に吸収し得る
こととなる。
【0095】又、上記弾性瘤(25)はクランプバンド
(11)の内側重合部分(11a)と、外側重合部分
(11b)との一定量(X)だけオーバーラツプする部
分に位置しつつ、その外側重合部分(11b)から外向
きに膨出されており、その開口下面が内側重合部分(1
1a)による遮蔽状態に保たれている。
【0096】そのため、内側重合部分(11a)の切り
離し一端に派出する狭幅なノーズ(12)が、外側重合
部分(11b)のノーズ受け入れ孔(21)へ逃し入れ
られることとも相俟って、上記クランプバンド(11)
の締付け作用面を段差や間隙なく、その全体として被固
定物(10)の円周面へ完全に密着作用させることがで
き、その意味からも締付け力の部分的な弱点を生じるお
それがない。
【0097】更に、クランプバンド(11)の内側重合
部分(11a)から第2凸状チヤンネル壁(18)が金
属帯板材料(M)の一定厚み(T)とほぼ等しい寸法だ
け外向きに膨出されている一方、同じく外側重合部分
(11b)から凹状チヤンネル壁(22)がやはり金属
帯板材料(M)の一定厚み(T)とほぼ等しい寸法だけ
逆な内向きに膨出されており、その凹状チヤンネル壁
(22)の中央一部をなす固定爪(22b)と、上記第
2凸状チヤンネル壁(18)の中央一部をなす喰い付き
爪(18a)との相互が、外側重合部分(11b)と内
側重合部分(11a)との重合平面上において、喰い付
き係止するように関係設定されているため、クランプバ
ンド(11)の全体を著しく扁平化できるばかりでな
く、上記喰い付き爪(18a)と固定爪(22b)との
解除方向に向かう反り起きも、効果的に防止し得るので
、高速な回転力や激しい振動、衝撃などに対する耐
久強度にも優れる。
【0098】又、クランプバンド(11)の外側重合部
分(11b)から張り出す突っ張りキー(23)が、そ
の外側重合部分(11b)の第2凸状チヤンネル壁受け
入れ孔(19)を通じて、内側重合部分(11a)に開
口する突っ張りキー受け入れ孔(15)の内部に没入さ
れており、上記固定爪(22b)と喰い付き爪(18
a)との相互間に不慮な解除力が作用した時には、上記
突っ張りキー(23)がその受け入れ孔(15)の開口
エツジへ一早く係止するようになっているため、その固
定爪(22b)と喰い付き爪(18a)との係止による
被固定物(10)の緊締状態が、使用中に弛緩したり、
まして解離してしまったりするおそれなく、常に安定・
確固なものとして維持される効果がある。
【0099】上記クランプバンド(11)はその口径の
収縮上、押し開き式操作工具(P)によって押し開かれ
る形態であるが、その操作工具(P)における左右一対
の作用爪(42)は、クランプバンド(11)の外側重
合部分(11b)に開口する操作工具受け入れ連通孔
(20)の第3凸状チヤンネル壁(24)と、内側重合
部分(11a)に開口する操作工具受け入れ孔(14)
の第1凸状チヤンネル壁(17)との向かい合う双方
へ、各々挿入係止されるようになっており、その第1、
3凸状チヤンネル壁(17)(24)の何れも外向きに
膨出形成されているため、これによって上記作用爪(4
2)を安定良く確実に受け止めることができ、その押し
開き操作力に対する対抗強度にも著しく優れる。
【0100】更に、請求項の構成を採用するならば、
クランプバンド(11)をそのスプリングバツク力の見
越された2重の密着状態として、その仕上がり製品より
も予じめ径小な捲き曲げ成形用芯金ロール(30)の円
周面へ、極めて容易に捲き付け作業することができ、そ
の目的とする口径の円形リング状として高精度に、且つ
安定良く量産し得る効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るクランプ金具の展開平板状態を示
す平面図である。
【図2】図1の一部を切り欠いて示す拡大平面図であ
る。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】クランプ金具を捲き曲げ立体化した製品として
の正面図である。
【図5】クランプ金具による被固定物の緊締使用状態を
示す半欠截断面図である。
【図6】図5の部分拡大平面図である。
【図7】図6の7−7線断面図である。
【図8】図6の8−8線に沿う拡大断面図である。
【図9】図7の一部を抽出して示す拡大断面図である。
【図10】金属帯板材料に対するクランプ金具の打抜き
加工状態を示す平面図である。
【図11】図10の一部を抽出して示す拡大平面図であ
る。
【図12】図11の12−12線断面図である。
【図13】図11に対応する曲げ起し加工状態を示す拡
大平面図である。
【図14】図13の14−14線断面図である。
【図15】クランプ金具の捲き曲げ成形用フオーミング
マシンを示す正面図である。
【図16】図15の側面図である。
【図17】フオーミングマシンの芯金ロールに対するク
ランプ金具の係止状態を示す平面図である。
【図18】図17の18−18線断面図である。
【図19】図18に対応するクランプ金具の捲き曲げ成
形作用を示す断面図である。
【図20】被固定物に対するクランプ金具の捲き掛け状
態と、その押し開き式操作工具の係止状態を示す正面図
である。
【図21】図20に対応するクランプ金具の押し開き操
作過程を示す正面図である。
【図22】同じく押し開き操作の完了によるクランプ金
具の緊締状態を示す正面図である。
【符号の説明】
(10)・被固定物 (11)・クランプバンド (11a)・内側重合部分 (11b)・外側重合部分 (11c)・中間部分 (12)・ノーズ (14)・操作工具受け入れ孔 (15)・突っ張りキー受け入れ孔 (16)・固定爪受け入れ孔 (17)・第1凸状チヤンネル壁 (18)・第2凸状チヤンネル壁 (18a)・喰い付き爪 (19)・第2凸状チヤンネル壁受け入れ孔 (20)・操作工具受け入れ連通孔 (21)・ノーズ受け入れ孔 (22)・凹状チヤンネル壁 (22b)・固定爪 (23)・突っ張りキー (24)・第3凸状チヤンネル壁 (25)・弾性瘤 (26)・各種機器 (27)・第1逃し孔 (28)・第2逃し孔 (29)・第3逃し孔 (30)・芯金ロール (31)・係止ピン (40)・押えロール (42)・作用爪 (M)・・金属帯板材料 (P)・・操作工具 (L)・・一定長さ (T)・・一定厚み (X)・・オーバーラツプ量 (W)・・一定幅 (W1)・一定幅

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定長さ(L)にカツトされた金属帯板材
    料(M)から成るクランプバンド(11)を、その捲き
    曲げ一端側となる内側重合部分(11a)と、同じく他
    端側となる外側重合部分(11b)とが一定量(X)だ
    け部分的にオーバーラツプする円形リング状に捲き曲げ
    立体化し、 そのクランプバンド(11)の口径を人為強制的に収縮
    変形させることにより、ゴムや合成樹脂などの可塑物か
    ら成る流体給送用ホースや防塵用ベローズ、軸継手用ブ
    ーツ、その他の被固定物(10)を、各種機器(26)
    の接続円周面へ固定使用するクランプ金具において、 上記内側重合部分(11a)の切り離し一端のみを金属
    帯板材料(M)の一定幅(W)よりも狭い一定幅(W
    1)のノーズ(12)として切り欠くと共に、 その内側重合部分(11a)にはノーズ(12)からク
    ランプバンド(11)がオーバーラツプしない中間部分
    (11c)の存在方向に向かって、順次に操作工具受け
    入れ孔(14)と突っ張りキー受け入れ孔(15)並び
    に固定爪受け入れ孔(16)を開口分布させ、 その操作工具受け入れ孔(14)における上記ノーズ
    (12)と隣り合う側の開口エツジを、操作工具受け止
    め用の第1凸状チヤンネル壁(17)として金属帯板材
    料(M)の一定厚み(T)とほぼ等しい寸法だけ外向き
    に膨出させ、 上記固定爪受け入れ孔(16)における突っ張りキー受
    け入れ孔(15)と隣り合う側の開口エツジを、第2凸
    状チヤンネル壁(18)としてやはり金属帯板材料
    (M)の一定厚み(T)とほぼ等しい寸法だけ外向きに
    膨出させ、且つその第2凸状チヤンネル壁(18)の中
    央一部を喰い付き爪(18a)として、上記固定爪受け
    入れ孔(16)の内部に向かって張り出し形成する一
    方、 上記外側重合部分(11b)にはその切り離し他端から
    クランプバンド(11)がオーバーラツプしない中間部
    分(11c)の存在方向に向かって、順次に上記第2凸
    状チヤンネル壁(18)の受け入れ孔(19)と上記操
    作工具受け入れ孔(14)と連通する操作工具受け入れ
    連通孔(20)並びに上記ノーズ(12)の受け入れ孔
    (21)を開口分布させ、 その第2凸状チヤンネル壁受け入れ孔(19)における
    切り離し他端側の開口エツジを、上記第2凸状チヤンネ
    ル壁(18)と向かい合う凹状チヤンネル壁(22)と
    して金属帯板材料(M)の一定厚み(T)とほぼ等しい
    寸法だけ逆な内向きに膨出させ、且つその凹状チヤンネ
    ル壁(22)の中央一部を上記喰い付き爪(18a)と
    喰い付き係止し得る固定爪(22b)として、上記第2
    凸状チヤンネル壁受け入れ孔(19)の内部に向かい張
    り出し形成し、 同じく第2凸状チヤンネル壁受け入れ孔(19)におけ
    る上記操作工具受け入れ連通孔(20)と隣り合う側の
    開口エツジからは、その第2凸状チヤンネル壁受け入れ
    孔(19)を通じて上記突っ張りキー受け入れ孔(1
    5)の内部へ没入し得る突っ張りキー(23)を張り出
    し屈曲させ、 上記操作工具受け入れ連通孔(20)における第2凸状
    チヤンネル壁受け入れ孔(19)と隣り合う側の開口エ
    ツジを、上記第1凸状チヤンネル壁(17)と向かい合
    う操作工具受け止め用の第3凸状チヤンネル壁(24)
    として、やはり金属帯板材料(M)の一定厚み(T)と
    ほぼ等しい寸法だけ外向きに膨出させると共に、 上記操作工具受け入れ連通孔(20)とノーズ受け入れ
    孔(21)との相互間には、クランプバンド(11)の
    円周方向に沿う伸縮バネ力を蓄積するための弾性瘤(2
    5)を外向きに膨出させて、 上記内側重合部分(11a)に開口する操作工具受け入
    れ孔(14)の第1凸状チヤンネル壁(17)と、上記
    外側重合部分(11b)に開口する操作工具受け入れ連
    通孔(20)の第3凸状チヤンネル壁(24)との双方
    へ、押し開き式操作工具(P)の作用爪(42)を各々
    係止させて、その一対の作用爪(42)を押し開き操作
    することにより、上記クランプバンド(11)の口径を
    強制的に収縮変形させた時、その内側重合部分(11
    a)の喰い付き爪(18a)と外側重合部分(11b)
    の固定爪(22b)とが、重合平面上において互いに喰
    い付き係止することとなり、 その固定爪(22b)と喰い付き爪(18a)との相互
    間に解除力が作用した時、上記外側重合部分(11b)
    の突っ張りキー(23)が内側重合部分(11a)に開
    口する突っ張りキー受け入れ孔(15)の開口エツジ
    へ、一早く係止することとなるように関係設定したこと
    を特徴とするクランプ金具。
  2. 【請求項2】クランプバンド(11)の内側重合部分
    (11a)におけるノーズ(12)と操作工具受け入れ
    孔(14)との相互間に、捲き曲げ成形用係止ピン受け
    入れ孔(13)を開口形成すると共に、 そのクランプバンド(11)がオーバーラツプしない中
    間部分(11c)に、同じく捲き曲げ成形用の第1〜3
    逃し孔(27)(28)(29)を開口分布させて、 上記係止ピン受け入れ孔(13)を予じめ径小な捲き曲
    げ成形用芯金ロール(30)の円周面から植立する係止
    ピン(31)へ係止させた上、その芯金ロール(30)
    の回転駆動によりクランプバンド(11)を引き廻す如
    く捲き曲げた時、上記第1逃し孔(27)へ芯金ロール
    (30)の係止ピン(31)が、上記第2、3逃し孔
    (28)(29)へクランプバンド(11)の第1、2
    凸状チヤンネル壁(17)(28)が各々逃し入れられ
    ることにより、そのクランプバンド(11)を2重の密
    着状態として上記芯金ロール(30)の円周面へ捲き付
    けることができるように関係設定した ことを特徴とする
    請求項1記載のクランプ金具。
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