JPH0755515B2 - 木目柄を有する成形品の製造方法 - Google Patents

木目柄を有する成形品の製造方法

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JPH0755515B2
JPH0755515B2 JP24338386A JP24338386A JPH0755515B2 JP H0755515 B2 JPH0755515 B2 JP H0755515B2 JP 24338386 A JP24338386 A JP 24338386A JP 24338386 A JP24338386 A JP 24338386A JP H0755515 B2 JPH0755515 B2 JP H0755515B2
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隆至 樽谷
暢 増淵
彦 関武
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14778Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the article consisting of a material with particular properties, e.g. porous, brittle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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    • B29K2711/00Use of natural products or their composites, not provided for in groups B29K2601/00 - B29K2709/00, for preformed parts, e.g. for inserts
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
発明の目的
【産業上の利用分野】
本発明は、木目柄を有する合成樹脂成形品の製造方法の
改良に関する。
【従来の技術】
自動車の内装品、家具類、電気器具などに、木目柄を有
する合成樹脂成形品が好んで使用されている。 この木目柄を有する成形品のうち高級なものは、「突
板」とよばれる木材の薄片またはこれに裏打ちシートを
貼り合わせたものを射出成形金型内に配置して射出成形
を行なうことにより製造されている。 この製造方法により得られる木目柄を有する成形品は、
意匠性が高いが、成形品の形状が複雑になると、製造時
に成形品表面が突板が割れた不良品が発生しやすい。も
ともと突板は木材をごく薄くしたものであるから、わず
かな引張応力によって裂けることはいたしかたなく、裏
打ちシートを貼り合わせても、決定的に改善できるもの
ではない。 別の対策として突板または突板に裏打ちシートを貼り合
わせたものを、真空成形などの手段により予備成形して
使用することも試みられている。 しかし、この予備成形の段階で突板が割れることがあ
り、あまり効果ある対策とはいえない。
【発明が解決しようとする問題点】
本発明の目的は上記の従来技術の欠点を改善し形状の複
雑な成形品てあっても、その表面に割れが生じない、意
匠性の高い木目柄を有する合成樹脂成形品を製造する方
法を提供することにある。 発明の構成
【問題点を解決するための手段】
本発明の木目柄を有する成形品の製造方法の第一の態様
は、突板に熱可塑性樹脂を含浸させるか、またはアルカ
リ処理を施した突板シートを射出成形金型内に配置して
射出成形を行なうことにより、表面に上記の突板が一体
化された成形品を得ることからなる。 本発明の木目柄を有する成形品の製造方法の第二の態様
は、突板に裏打ちシートを貼り合わせたのち、熱可塑性
樹脂を含浸させるかもしくはアルカリ処理を施すか、ま
たは突板に熱可塑性樹脂を含浸さるかもしくはアルカリ
処理を施したのち裏打ちシートを貼り合わせるかして得
た突板積層シートを射出成形金型内に配置して射出成形
を行なうことにより、表面に上記の裏打ちシートを伴う
突板が一体化された成形品を得ることからなる。 突板としては、常用の厚さ20μ〜1.0mm、好ましくは30
〜100μ程度のものを使用する。 裏打ちシートを使用する場合は、ABS、ポリ塩化ビニ
ル、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ナイロン、アクリル樹脂などの厚さ
30〜50μ程度の熱可塑性樹脂のシート、ポリエステル、
ナイロン、アクリル樹脂、和紙などの坪量25〜100g/m2
程度の織布または不織布を適宜選択して使用する。 突板と裏打ちシートとの積層は、常用の接着剤を用いて
貼り合わせればよい。 突板に、または突板に裏打ちシートを貼り合わせた後、
熱可塑性樹脂を含浸させるには、アクリル樹脂、ポリ塩
化ビニル、酢酸ビニル、エチレン−酢共重合体およびポ
リウレタンから選んだ樹脂の溶液またはエマルジョンを
浸漬または塗布により適用して、乾燥すればよい。 突板に、または突板に裏打ちシートを貼り合わせた後、
アルカリ処理を施すには、たとえば、濃度10%前後のカ
セイソーダ水溶液のようなカセイアルカリ水溶液に24時
間ほど浸漬する。ついで稀薄な酸たとえば酢酸で中和
し、水洗して乾燥したのち使用する。これにより、突板
のセルロース成分が変化して柔軟になる。 成形品の材料は、射出成形可能な任意の熱可塑性樹脂お
よび熱硬化性樹脂が使用できる。これらの樹脂に発泡剤
や木粉を添加して使用してもよい。 突板シートまたは突板積層シートと成形品との接着性を
高めるには、突板シートまたは突板積層シートにプライ
マーを施して使用するとよい。 複雑な形状の成形品を製造するには、突板シートまたは
突板積層シートを予備成形して使用するとよい。予備成
形の手段としては、真空成形、圧空成形、真空圧空成形
およびプレス成形などが利用できる。また、金型形状に
応じた展開形状に打ち抜いて使用してもよい。このよう
にすると、深絞り形状に対応しやすくなる。 突板シートまたは突板積層シートを部分的に打ち抜いた
ものを使用すると、シートの端が成形品に埋め込まれて
見えない製品から得られ、これは外観上好ましい。 成形品の表面を保護し、意匠性を向上させるには、塗装
を施した突板シートまたは突板積層シートを使用すると
よい。塗料としては、常用のポリウレタン、アクリル樹
脂、ポリエステル、メラミン、紫外性硬化性樹脂などを
使用する。塗装に代えて無色の、または着色した透明な
フィルムを貼ってもよい。 意匠性を向上せさるため、突板上に補助的な木目印刷を
施したのを使用するとよい。突板はごく薄いものである
から裏打ちシートの表面に木目印刷を施した突板積層シ
ートをつくり、突板を通して印刷が見えるようにしても
よい。あるいは、上記の突板の表面に貼る透明なフィル
ムの裏面に木目印刷を施してもよい。
【作用】
突板は不均質な木材を薄片にしたものであるから、部分
によって強度が大きく異なり成形の際、強度の弱いとこ
ろが裂けてしまう。本発明に従って、突板または突板に
裏打ちシートを貼た合わせたものに、熱可塑性樹脂を含
浸させて使用することにより、シート全体が補強されて
強度が向上するとともに、部分による強度の差が小さく
なる。 一方、アルカリ処理を施すと、突板の成分の約半分をし
めるセルロースが変化してシート全体が柔軟になり、少
々の応力に対しては直ちに裂けないようになる。 従って、成形に際して、弱いところから優先的に裂ける
ということがなくなり、全体が少しずつ伸ばされるの
で、表面に割れが生じなくなる。
【実施例1】 良い板目形状を有するものが少ないウォールナット材の
よいものが入手できたので、それをスライスして厚さ30
μの突板にした。この突板をアクリル樹脂のエマルジョ
ンに含浸し、乾燥して突板シートとし、幅300mm×長さ1
00mの巻取りにした。 射出成形器「100c」(東芝)を使用し、上記の突板シー
トを射出成形金型内に配置して、アクリル樹脂「アクリ
ルペット♯30」(旭化成)を射出成形後、必要部分を打
ち抜いて、木目柄の自動車用部品を得た。
【実施例2】 サーモジェクト装置付き射出成形器「FS100」(松田製
作所)を使用し、実施例1と同じ突板シートを、真空成
形金型兼用の射出成形金型内で真空成形により予備成形
した。予備成形体にABS樹脂(日本合成ゴム)を射出成
形後、必要部分を打ち抜いて、木目柄の自動車用部品を
得た。
【実施例3】 実施例1と同じ突板の表面に、シルクスクリーン印刷法
により計器パネルの印刷を施した以外は実施例2と同様
にし、成形後、必要部分を打ち抜いて、木目柄の計器パ
ネルを得た。
【実施例4】 実施例1と同じ突板シートを射出成形金型に応じた展開
形状に打ち抜いて使用した以外は、実施例1と同様にし
て、木目柄の自動車用部品を得た。
【実施例5】 実施例1と同じ突板を、濃度10%のカセイソーダ溶液に
24時間浸漬してから、稀薄な酢酸で中和後、洗浄し、乾
燥して突板シートとし、幅300mm×長さ100mの巻取にし
た。これ以外は実施例1と同様にして、木目柄の自動車
用部品を得た。
【実施例6】 実施例1と同じ突板の裏面に、坪量100g/m2の着色ポリ
エステル不織布を接着剤を用いて貼り合わせたのち、ア
クリル樹脂のエマルジョンに含浸し、乾燥して突板積層
シートとし、幅300mm×長さ100mの巻取にした。 射出成形器「100c」を使用し、上記の突板積層シートの
突板の面が射出成形金型内面に接触するように配置し
て、アクリル樹脂「アクリペット♯30」を射出成形後、
必要部分を打ち抜いて、木目柄の自動車用部品を得た。
【実施例7】 実施例6と同じ突板積層シートを使用した以外は実施例
2と同様にして、木目柄の自動車用部品を得た。
【実施例8】 実施例1と同じ突板の表面に、シルクスクリーン印刷法
により計器パネルの印刷を施した後、実施例6と同様に
して突板積層シートを形成した。 これ以外は実施例2と同様にして成形後、必要部分を打
ち抜いて、木目柄の計器パネルを得た。
【実施例9】 実施例6と同じ突板積層シートを射出成形金型に応じた
展開形状に打ち抜いて使用した以外は、実施例6と同様
にして、木目柄の自動車用部品を得た。
【実施例10】 実施例1と同じ突板の裏面に、坪量100g/m2の着色ポリ
エステル不織布を接着剤を用いて貼り合わせたのち、濃
度10%のカセイソーダ溶液に24時間浸漬してから、稀薄
な酢酸で中和後、洗浄し、乾燥して突板積層シートと
し、幅300mm×長さ100mの巻取にした。これ以外は、実
施例6と同様にして、木目柄の自動車用部品を得た。
【実施例11】 実施例1と同じ突板を、アクリル樹脂のエマルジョンに
含浸し、乾燥後、この裏面に、坪量100g/m2の着色ポリ
エステル不織布を接着剤を用いて貼り合わせて、突板積
層シートとし、幅300mm×長さ100mの巻取にした。これ
以外は、実施例6と同様にして、木目柄の自動車用部品
を得た。
【実施例12】 実施例1と同じ突板を、濃度10%のカセイソーダ溶液に
24時間浸漬してから、稀薄な酢酸で中和後、洗浄し、乾
燥後、この裏面に、坪量100g/m2の着色ポリエステル不
織布を接着剤を用いて貼り合わせて、突板積層シートと
し、幅300mm×長さ100mの巻取にした。これ以外は、実
施例6と同様にして、木目柄の自動車用部品を得た。 発明の効果 本発明の木目柄を有する成形品の製造方法によれば、形
状の複雑て成形品であっても、その表面の突板に割れが
生じることを防止して、意匠性の高い木目柄を有する成
形品が得られる。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】突板に熱可塑性樹脂を含浸させるか、また
    はアルカリ処理を施した突板シートを射出成形金型内に
    配置して射出成形を行なうことにより、表面に上記の突
    板が一体化された成形品を得ることからなる木目柄を有
    する成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】含浸させる熱可塑性樹脂として、アクリル
    樹脂、ポリ塩化ビニル、酢酸ビニル、エチレン−酢ビ共
    重合体およびポリウレタンからえらんだものを使用する
    特許請求の範囲第1項に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】アルカリ処理を、濃度10%前後のカセイア
    ルカリ水溶液に突板を浸漬することにより行ない、つい
    で稀薄な酸で中和し、洗浄して乾燥して得た突板シート
    を使用して実施する特許請求の範囲第1項に記載の製造
    方法。
  4. 【請求項4】突板シートにプライマーを施して使用する
    特許請求の範囲第1項に記載の製造方法。
  5. 【請求項5】突板シートを予備成形して使用する特許請
    求の範囲第1項に記載の製造方法。
  6. 【請求項6】突板シートを金型形状に応じた展開形状に
    打ち抜いて使用する特許請求の範囲第1項に記載の製造
    方法。
  7. 【請求項7】突板に裏打ちシートを貼り合わせたのち、
    熱可塑性樹脂を含浸させるかもしくはアルカリ処理を施
    すか、または突板に熱可塑性樹脂を含浸させるかもしく
    はアルカリ処理を施したのち裏打ちシートを貼り合わせ
    るかして得た突板積層シートを射出成形金型に配置して
    射出成形を行なうことにより、表面に上記の裏打ちシー
    トを伴う突板が一体化された成形品を得ることからなる
    木目柄を有する成形品の製造方法。
  8. 【請求項8】含浸させる熱可塑性樹脂として、アクリル
    樹脂、ポリ塩化ビニル、酢酸ビニル、エチレン−酢ビ共
    重合体およびポリウレタンから選んだものを使用する特
    許請求の範囲第7項に記載の製造方法。
  9. 【請求項9】アルカリ処理を、濃度10%前後のカセイア
    ルカリ水溶液に、突板または突板に裏打ちシートを貼り
    合わせてたものを浸漬することにより行ない、ついで稀
    薄な酸で中和し、洗浄して乾燥した後、突板だけを処理
    した場合はさらに裏打ちシートを貼り合わせて得た突板
    積層シートを使用して実施する特許請求の範囲第7項に
    記載の製造方法。
  10. 【請求項10】突板積層シートにプライマーを施して使
    用する特許請求の範囲第7項に記載の製造方法。
  11. 【請求項11】突板積層シートを予備成形して使用する
    特許請求の範囲第7項に記載の製造方法。
  12. 【請求項12】突板積層シートを金型形状に応じた展開
    形状に打ち抜いて使用する特許請求の範囲第7項に記載
    の製造方法。
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